JP3778059B2 - 挟み込み防止機構付き昇降窓 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のドアの昇降窓、特に、窓ガラスのガラス上縁とガラスランの下縁との間に異物を挟み込んだ場合に窓ガラスの上昇を停止し下降せしめる挟み込み防止機構付き昇降窓に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5ないし図7に示すように、窓開口を形成するドアフレーム1は、ドア本体部Dのウエストラインの前端から上方へ延出する前縁フレーム1bと、ドア本体部Dのウエストラインの後端から上方へ延出する後縁フレーム1cと、前縁フレーム1bと後縁フレーム1cの上端を連結し、前端部よりも後端部側が高くなるように傾斜し、かつ前端部から後端部に向けて傾斜角度が緩やかになるように湾曲する傾斜湾曲状の上縁フレーム1aからなる。ドアフレーム1には、前縁フレーム1bから上縁フレーム1aおよび後縁フレーム1cにかけて両端がドア本体内に延出する断面ほぼコ字形のチャンネル部材11が設けられ、チャンネル部材11には、ガラスラン4a,4b,4cが一連に嵌め込まれている。ガラスラン4aの底部内面43と下縁41との距離(底部内面43と下縁41の直交方向での距離)はガラスラン4aの全長にわたって一定である。尚、上縁フレーム1aおよび後縁フレーム1cの外周にはドアウェザストリップ6が取付けられている。
【0003】
窓開口を開閉する窓ガラス2は、電動モーター30の回転駆動でリフトアーム31とイコライザアーム32とを一体に上下動せしめるXアーム式ウィンドウレギュレータ(以下、レギュレータという)3によりガラスラン4b,4cに沿って昇降する。図6中、33はレギュレータ3のリフトアーム31とイコライザアーム32との先端を窓ガラス2の下縁に移動可能に連結するリフトアームブラケットであり、34はイコライザアーム32の基端をドア本体Dに移動可能に連結するイコライザアームブラケットである。
【0004】
窓ガラス2は、ガラス上縁20が、上縁フレーム1aとほぼ同じ傾斜湾曲形状としてある。そして窓ガラス2上昇時、ガラス上縁20がガラスラン4a内にその開口縁両側のリップ42を押し分けつつ進入し、ガラス上縁20全体がガラスラン4aの底部内面43に当接して窓開口を閉じきる。
【0005】
昇降窓は、運転者のワンタッチ操作により自動的に窓開口を閉じきるようにしたものが一般的である。この種の昇降窓には、上昇中に、ガラス上縁20とガラスラン4aの下縁41との間への異物の挟み込みを防止するために、挟み込み防止機構を設けたものがある。挟み込み防止機構は、挟み込みにより電動モーター30に所定値以上の負荷がかかると、窓ガラス2の上昇を停止し下降せしめるように作動する。
【0006】
ところで挟み込み防止機構に関し、国によっては、上縁フレーム1aの全域において、厚さT以上のものを挟み込んだとき作動しなければならないことが法規制されている。また挟み込み防止機構は、窓ガラス2上昇時に、電動モーター30にかかる負荷が所定値以上になったときこれを検知して作動するものであるため、ガラス上縁20がガラスラン4aのリップ42に当接したとき作動可能な状態(以下、作動可状態という)にあると、ガラス上縁20がガラスラン4aのリップ42に当接したときモーター30の負荷が所定値以上となり、これを検知して誤作動してしまう。そこで図5および図7に示すように、ガラスラン4aの下縁41から、下縁41と直交する方向に距離Tを離れた位置までの範囲をXとすると、窓ガラス2上昇時、ガラス上縁20全体が範囲Xに到達してから、ガラス上縁20のいずれかの部位がガラスラン4aの下縁41に到達するまでの範囲X1内に、作動可状態と挟み込み防止機構が作動しない状態(以下、作動不可状態という)とを切り替える切替位置Aを設定し、ガラス上縁20が切替位置Aの下方の所定範囲Yにあるときは作動可状態とし、切替位置Aからガラスラン4aの底部内面43までの範囲Zにあるときは作動不可状態としていた。尚、図7はガラスラン4aおよびガラス上縁20の形状を模式的に示した図である。
【0007】
またガラス上縁20の位置は、位置検出装置35(特開平11−166352号)を用いて、ガラス上縁20全体がガラスラン4aの底部内面43に当接した閉じきり位置を基準とする電動モーター30の出力軸の回転角度から検出している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来構造では、図7に示すように、ガラスラン4aと直交する方向では、ガラスラン4aの前端部と後端部におけるガラスラン4aの底部内面43と下縁41の距離U、およびガラスラン4aの底部内面43と範囲Xの下縁の距離U+Tは一定であるが、窓ガラス2の昇降方向では、ガラスラン4aの前端部と後端部における底部内面43と下縁41の間隔V1,V2は、V1>V2の関係で、ガラスラン4aの底部内面43と範囲Xの下縁の間隔V3,V4は、V3>V4の関係である。またガラス上縁20は、ガラスラン4aの底部内面43とほぼ同一形状で、ガラスラン4aの底部内面43に対して平行な関係を保って上下移動するため、ガラス上縁20が任意の位置、例えば位置A0に到達したとき、窓ガラス2の昇降方向では、窓ガラス2の前端部と後端部におけるガラス上縁20とガラスラン4aの底部内面43との間隔Wは一定である。即ち、窓ガラス2の前端部と後端部におけるガラス上縁20と範囲Xの下縁との間隔W−V3,W−V4は、W−V3<W−V4の関係となるから、窓ガラス2上昇時は、ガラス上縁20の前端部の方が後端部よりも先に範囲Xの下縁に到達する。同様に窓ガラス2の前端部と後端部におけるガラス上縁20とガラスラン4aの下縁41との間隔W−V1,W−V2は、W−V1<W−V2の関係となるから、窓ガラス2上昇時は、ガラス上縁20の前端部の方が後端部よりも先にガラスラン4aの下縁41に到達する。従って、切替位置Aは、範囲X内のうち、ガラス上縁20の後端部が範囲Xの下縁に到達した位置A1と、ガラス上縁20の前端部がガラスラン4aの下縁41に到達した位置A2の間の範囲X1内に収まるように設定しなければならない。
【0009】
しかし範囲X1は範囲Xに対して比較的狭くなるため、切替位置Aがバラツキにより範囲Xから外れるものが生じるおそれがあり、切替位置Aが範囲Xよりも上方へ外れた場合、ガラス上縁20がガラスラン4aのリップ42に当接して電動モーター30の負荷が所定値以上になったときこれを検知して誤作動してしまい、切替位置Aが範囲Xよりも下方へずれた場合、窓ガラス2の後端部で例えば厚さTの異物を挟み込んだとしても、挟み込み防止機構がすでに作動不可状態に切り替わっており作動しないという事態になる。
【0010】
また、窓ガラス2の前後の縦縁と、これらを摺動案内するガラスラン4b,4cとの間には、窓ガラス2の昇降を円滑にするため若干のクリアランス(ガタ)があり、また、図8に示すように、窓ガラス2を押し上げるレギュレータ3の作用力は、窓ガラス2が上昇するほどガラス前側に作用するので、例えばガラス上縁20が図7の位置A1にあるときに、ガラス上縁20の後端で異物Sを挟み込んだ場合、図9に示すように、窓ガラス2は前端が持ち上げられるように位置A1’まで回転し(矢印方向)、その分、電動モーター30は余分に回転する。従って、電動モーター30の出力軸が切替位置Aに対応する回転角度を超えて回転し、挟み込み防止機構が作動不可状態になるものが発生するおそれがある。尚、図9はガラスラン4aおよびガラス上縁20の形状を模式的に示した図である。
【0011】
そこで本発明は、異物の挟み込みが発生したときに確実に挟み込み防止機構を作動させ、かつ異物の挟み込みがないときに挟み込み防止機構が誤作動することのない挟み込み防止機構付き昇降窓を実現することを課題としてなされたものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ドアフレームにより囲まれた自動車ドアの窓開口を、モーター駆動により自動的に昇降する窓ガラスで開閉せしめる昇降窓であって、
上記ドアフレームの上縁フレームはその前端部より後端部が高く、かつ前端部の傾斜角度よりも後端部の傾斜角度が緩やかな形状で、上記ドアフレームには該ドアフレームに沿ってガラスランが装着されており、少なくとも上記上縁フレームのガラスランはその底部内面と下縁の直交方向での距離がガラスラン全長にわたりほぼ一定であり、上記上縁フレームのガラスランの底部内面にガラス上縁を当接せしめて窓開口を閉じきる一方、窓ガラス上昇時に上記モーターの負荷が所定値以上になったとき窓ガラスを停止または下降せしめる挟み込み防止機構を有し、ガラス上縁が上記ガラスラン内へ進入する手前の切替位置で上記挟み込み防止機構が作動しない作動不可状態に切り替わる挟み込み防止機構付き昇降窓において、
上記ガラス上縁を、窓ガラスの上昇時に該ガラス上縁全体がほぼ同時に上記ガラスラン内へ進入するように、上記上縁フレームのガラスランの下縁と合致する形状とする(請求項1)。
【0014】
【発明の実施の形態】
自動車のフロントドアのドア窓に本発明を適用した実施形態を説明する。尚、従来技術で説明した部分に対応する説明は、従来技術と同一符号を用いて説明する。図1に示すように、ドアフレーム1は、ドア本体部Dのウエストラインの前端から上方へ延出する前縁フレーム1bと、ドア本体部Dのウエストラインの後端から上方へ延出する後縁フレーム1cと、前縁フレーム1bと後縁フレーム1cの上端を連結し、前端部よりも後端部側が高くなるように傾斜し、かつ前端部から後端部に向けて傾斜角度が緩やかになるように湾曲する傾斜湾曲状の上縁フレーム1aからなる。ドアフレーム1の内周にはチャンネル部材11が設けてある。チャンネル部材11の前後端はドア本体D内に延びている。
【0015】
図1および図5に示すように、ドアフレーム1に設けたチャンネル部材11には、断面ほぼコ字形のガラスラン4a,4b,4cが一連に嵌め込まれている。ガラスラン4a,4b,4cはほぼ全長にわたって同一断面形状で、図4に示すように、ガラスラン4aの底部内面43と下縁41との距離Uはガラスラン4aの全長にわたって一定である。ガラスラン4aの開口内には窓ガラス2の外周部を両面から挟むリップ42が延出している。
【0016】
図1に示すように、ドア本体D内には、窓ガラス2を昇降せしめるレギュレータ3が設けてある。レギュレータ3は、電動モーター30の回転駆動で上下に揺動可能なリフトアーム31と、これに交差させて回動自在に連結せしめたイコライザアーム32とを有するXアーム式レギュレータである。レギュレータ3は、リフトアーム31およびイコライザアーム32の先端がリフトアームブラケット33を介して窓ガラス2の下縁を支持し、窓ガラス2を前縁フレーム1bのガラスラン4bおよび後縁フレーム1cのガラスラン4cに沿って昇降させて窓開口を開閉する。モーター30のモーター出力軸にはガラス上縁20の位置を検出する位置検出装置35が付設してある。位置検出装置35は、ガラス上縁20全体がガラスラン4aの底部内面43に当接した閉じきり位置を基準とするモーター30の出力軸の回転角度からガラス上縁20の位置を検出している。図1の34はイコライザアームブラケットである。
【0017】
またドアは、窓ガラス2上昇時、ガラス上縁20とガラスラン4aの下縁41との間に異物を挟み込むのを防止する挟み込み防止機構を備えている。挟み込み防止機構は、挟み込みにより電動モーター30に所定値以上の負荷がかかると、窓ガラス2の上昇を停止し下降せしめるように作動する。また図4に示すように、ガラス上縁20全体が従来技術で説明した範囲Xの下縁を越えてから、ガラス上縁20のいずれかの部分がガラスラン4aの下縁41に到達するまでの範囲に切替位置Aが設定されており、ガラス上縁20が切替位置Aに到達したとき、挟み込み防止機構が作動可能な作動可状態と、挟み込み防止機構が作動しない作動不可状態とが切り替わり、ガラス上縁20が、切替位置Aから下方の所定範囲Yにあるときは作動可状態となり、ガラス上縁20が、切替位置Aからガラスラン4aの底部内面43に当接するまでの範囲Zにあるときは作動不可状態となる。尚、図4はガラスラン4aおよびガラス上縁20の形状を模式的にしめした図である。
【0018】
さて、本発明の構造は、窓ガラス2の形状が図6および図9に示す従来構造の窓ガラス2と相違する。即ち従来構造における窓ガラス2のガラス上縁20は、先に述べたように、ガラスラン4a内に進入してさらに上昇端に至ると前後全体が同時にガラスラン4aの底部内面43に当接する形状とされていた。これに対し、本発明の構造における窓ガラス2のガラス上縁20は、窓ガラス2が上昇する過程でガラスラン4a内に進入するときに前後全体が同時にガラスラン4a内に進入するように、ガラスラン4aの下縁41と合致する形状に形成してある。
【0019】
図2の破線は従来構造におけるガラス上縁20を示すもので、本発明の構造におけるガラス上縁20は、その後端部が、窓ガラス2の上昇方向にhだけ従来よりも高くなっている。尚、ガラス上縁20は前端側が上記h分だけ従来構造よりも低くなる形状としてもよい。
【0020】
そして図3に示すように、ガラス上縁20がガラスラン内に進入して上昇すると、先ずガラス上縁20の後端がガラスランの後端の底部内面43に当接することになる(2点鎖線)。このとき更にモーター30が作動を続け、窓ガラス2をその前端側が上昇するように回転させ、ガラス上縁20の前後全体をガラスラン4aの底部内面43に当接させて閉じきり状態とする構成としてある。
【0021】
窓ガラス2のガラス上縁20をガラスラン4aの下縁41と合致する形状としたから、窓ガラス2のガラス上縁20がガラスラン4aの下縁41に近い位置にあるときは、窓ガラス2の昇降方向での両者の間隔は前端部と後端部でほぼ同じである。即ち、図4に示すように、ガラス上縁20の前端部と後端部は、ほぼ同時に範囲Xの下縁を越え(位置A1)、かつ同時にガラスラン4aの下縁41に到達する(位置A2)。従って、ガラス上縁20全体が範囲Xの下縁を越えてから、ガラス上縁20のいずれかの部分がガラスラン4aの下縁41に到達するまでの範囲X1が従来構造と比較して広くなるため、切替位置Aにバラツキがあっても切替位置Aが範囲X1を越えることがない。従って、切替位置Aのバラツキにより、挟み込み防止機構が異物を挟み込んだ時に作動しなかったり、誤作動したりすることがない。
【0022】
また、ガラス上縁20が切替位置Aにあるとき、ガラス上縁20の前端部が従来構造と同じ位置にあるならば、ガラス上縁20の後端部が任意の位置、例えば位置A0を通過してから切替位置Aに到達するまでの範囲は従来と比較して広くなり、この間のモーターの回転角度は大きくなる。従って、ガラス上縁20の後端部で異物Sを挟み込んだとき、窓ガラス2が回転して、その分、電動モーター30が余分に回転したとしても、切替位置Aに対応する電動モーター30の出力軸の回転角度を越えることはない。従って、窓ガラス2のガタツキにより、異物を挟み込んだときに挟み込み防止機構が作動しないということがない。
【0023】
【発明の効果】
本発明によれば、異物の挟み込みが発生したときに確実に挟み込み防止機構が作動し、かつ、異物の挟み込みがないときに挟み込み防止機構が誤作動することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の昇降窓の正面図である。
【図2】本発明の昇降窓の窓ガラスの形状を従来の昇降窓の窓ガラスの形状と比較して示す図である。
【図3】本発明の昇降窓の窓ガラスの閉じきりを示す図である。
【図4】本発明の昇降窓の窓ガラスのガラス上縁およびガラスランの形状と、挟み込み防止機構の作動範囲を説明する図である。
【図5】ドアフレームの上縁フレームの断面を示し、かつ挟み込み防止機構の作動範囲を説明する図である。
【図6】従来の昇降窓の正面図である。
【図7】従来の昇降窓の窓ガラスのガラス上縁およびガラスランの形状と、挟み込み防止機構の作動範囲を説明する図である。
【図8】異物を挟み込んだときの窓ガラスの動きを説明する図である。
【図9】従来の昇降窓の異物を挟み込んだときのガラス上縁の動きを説明する図である。
【符号の説明】
1 ドアフレーム
1a 上縁フレーム
1b 前縁フレーム
1c 後縁フレーム
2 窓ガラス
20 ガラス上縁
3 ウィンドレギュレータ
30 モーター
4a,4b,4c ガラスラン
41 下縁
43 底部内面
S 異物

Claims (1)

  1. ドアフレームにより囲まれた自動車ドアの窓開口を、モーター駆動により自動的に昇降する窓ガラスで開閉せしめる昇降窓であって、
    上記ドアフレームの上縁フレームはその前端部より後端部が高く、かつ前端部の傾斜角度よりも後端部の傾斜角度が緩やかな形状で、上記ドアフレームには該ドアフレームに沿ってガラスランが装着されており、少なくとも上記上縁フレームのガラスランはその底部内面と下縁の直交方向での距離がガラスラン全長にわたりほぼ一定であり、上記上縁フレームのガラスランの底部内面にガラス上縁を当接せしめて窓開口を閉じきる一方、窓ガラス上昇時に上記モーターの負荷が所定値以上になったとき窓ガラスを停止または下降せしめる挟み込み防止機構を有し、ガラス上縁が上記ガラスラン内へ進入する手前の切替位置で上記挟み込み防止機構が作動しない作動不可状態に切り替わる挟み込み防止機構付き昇降窓において、
    上記ガラス上縁を、窓ガラスの上昇時に該ガラス上縁全体がほぼ同時に上記ガラスラン内へ進入するように、上記上縁フレームのガラスランの下縁と合致する形状としたことを特徴とする挟み込み防止機構付き昇降窓。
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