JP3777497B2 - 学習システム及び学習方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータを利用した学習システム及び学習方法に係り、特に、生徒毎に設定した基準の到達度に応じて次の設問を自動的に選択・出題できる学習システム及び学習方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、学習者の弱点を解析し、その弱点を克服するため、その弱点に対応する問題を自動選定する学習システムとして、第2880326号特許公報に示す学習問題の作成及び学習成績の処理システムがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記の学習問題の作成及び学習成績の処理システムは、生徒毎に合格とする点数の基準が設定できないため、生徒によっては簡単過ぎたり、あるいは、なかなか次の単元に進めなかったりするため、学習意欲を損なってしまうという問題があった。
【0004】
また、弱点に応じて問題を作成するだけで、後のテスト結果に応じて前に学習した問題に戻って復習させるように構成されていないため、生徒に効果的な復習をさせることができなかった。
【0005】
また、教室が複数ある場合に生徒が教室や時限を変更すると、どの生徒がどの教室・時限に出席するかのスケジュール情報を教師間で連絡することが必要となるため、教師の負担が大きく、教室の変更等に迅速に対処することは困難であった。
【0006】
さらに、教師は生徒が学習を開始する際の教材の準備や、生徒が現在どの教材を学習中かといった進捗状況の把握が必要であるが、生徒数が多い場合や生徒毎の進度が異なる場合には、それらが教師の大きな負担となっていた。特に、生徒が教室や時限を変更すると、教材の準備や進捗状況の把握のため、教師間の連絡や教材の送付等が必要となるので、教室の変更等に迅速かつ柔軟に対処することは困難であった。
【0007】
また、生徒数が多くなると、教師の採点や点数の入力に時間がかかるので、生徒に待ち時間が生じてしまい、効率的な学習の妨げとなっていた。
【0008】
この発明は、上述した問題を解決するものであり、生徒毎にきめ細かく基準を設定でき、その基準の到達度に応じて次の設問を選択可能とすることにより、生徒のレベルに合わせることができ、生徒の意欲を損なうことなく学習を進めることができる学習システム及び学習方法を提供することを目的とする。
【0009】
また、生徒に効果的な復習をさせることができる学習システム及び学習方法を提供することを目的とする。
【0010】
さらに、生徒のスケジュール管理、教材の準備、及び進捗管理を可能とすることにより、スケジュールの変更に迅速かつ柔軟に対処できるとともに、教師の負担を軽減できる学習システム及び学習方法を提供することを目的とする。
【0011】
また、生徒の待ち時間をなくし、効率的な学習ができる学習システム及び学習方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明の学習システムは、サーバ側記憶装置を有して、生徒に学習させる複数の設問を格納した設問データベースが前記サーバ側記憶装置に記憶されたサーバコンピュータと、チュータ側記憶装置を有して、前記サーバコンピュータに通信回線を介して接続された複数のチュータ用端末と、を有する学習システムであって、前記サーバコンピュータが、前記チュータ用端末または前記サーバコンピュータにおいて入力された生徒毎の基準を、前記サーバ側記憶装置内に設けられたファイルに記憶する基準設定手段と、前記チュータ用端末または前記サーバコンピュータにおいて入力された教室識別情報と日及び時限情報とを含む生徒毎のスケジュールを、前記サーバ側記憶装置内に設けられたファイルに格納する手段と、前記チュータ用端末に、前記設問データベース内の設問を送信する設問送信手段と、前記サーバ側記憶装置内の前記各ファイルを参照して、前日の時限終了から当日の時限開始までの所定の時間に、各教室の前記チュータ用端末に、その日にその教室で学習予定がある生徒の基準を配信する基準配信手段と、を有し、前記チュータ用端末が、前記サーバコンピュータから前記設問データベース内の設問を受信して、前記チュータ側記憶装置内に設けられた設問ローカルデータベースに記憶する設問受信手段と、前記サーバコンピュータから前記基準配信手段により配信された基準を受信して、前記チュータ側記憶装置に記憶する基準受信手段と、設問に対し生徒が獲得した点数を、生徒特定情報と共に入力するための点数入力手段と、前記点数入力手段により入力された点数及び生徒特定情報と、前記チュータ側記憶装置に記憶されている基準とに基づき、基準到達か未到達かを判定し、その判定結果により次の設問を選択する設問選択手段と、前記設問選択手段により選択された次の設問を、前記設問ローカルデータベースに記憶しておいた設問から検索して、出力する設問出力手段と、を有することを特徴とする。
【0015】
また、サーバ側記憶装置を有して、生徒に学習させる複数の設問を格納した設問データベースが前記サーバ側記憶装置に記憶されたサーバコンピュータと、チュータ側記憶装置を有して、前記サーバコンピュータに通信回線を介して接続された複数のチュータ用端末と、を有する学習システムであって、前記サーバコンピュータが、前記チュータ用端末または前記サーバコンピュータにおいて入力された生徒毎の基準を、前記サーバ側記憶装置内に設けられたファイルに記憶する基準設定手段と、前記チュータ用端末または前記サーバコンピュータにおいて入力された教室識別情報と日及び時限情報とを含む生徒毎のスケジュールを、前記サーバ側記憶装置内に設けられたファイルに格納する手段と、前記チュータ用端末からの要求に応じて、前記設問データベース内の設問を検索して前記チュータ用端末に送信する設問送信手段と、前記サーバ側記憶装置内の前記各ファイルを参照して、前日の時限終了から当日の時限開始までの所定の時間に、各教室の前記チュータ用端末に、その日にその教室で学習予定がある生徒の基準を配信する基準配信手段と、を有し、前記チュータ用端末が、前記サーバコンピュータに設問の送信を要求し、前記サーバコンピュータから前記設問データベース内の設問を受信する設問受信手段と、前記サーバコンピュータから前記基準配信手段により配信された基準を受信して、前記チュータ側記憶装置に記憶する基準受信手段と、設問に対し生徒が獲得した点数を、生徒特定情報と共に入力するための点数入力手段と、前記点数入力手段により入力された点数及び生徒特定情報と、前記チュータ側記憶装置に記憶されている基準とに基づき、基準到達か未到達かを判定し、その判定結果により次の設問を選択する設問選択手段と、前記設問選択手段により選択された次の設問を、前記設問受信手段により前記サーバコンピュータから受信して、出力する設問出力手段と、を有することを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0028】
本実施形態のハードウェア構成は、図1に示すように、サーバコンピュータ1と、サーバコンピュータ1と通信回線を介して接続された複数の教室用端末21、22、…、2n(以下、教室用端末2とも言う。)とから構成される。
【0029】
サーバコンピュータ(以下、サーバとも言う。)1は、中央処理装置(CPU)11と、ディスプレイ12とキーボード13とプリンタ14等の入出力装置15と、記憶装置19等とから構成される。
【0030】
各教室用端末2は、チュータ用端末3と、生徒用端末4とから構成され、チュータ用端末3及び生徒用端末4は相互にデータを送受信できるように接続されている。ここで、チュータとは生徒の管理や採点を行う者を言う。
【0031】
チュータ用端末3は、一般的なパーソナルコンピュータであり、CPU31と、ディスプレイ32と、キーボード33と、プリンタ34と、記憶装置35と、採点ペン36と、マウス37等から構成される。
【0032】
生徒用端末4は、一般的なパーソナルコンピュータであり、CPU41と、ディスプレイ42と、キーボード43と、プリンタ44と、記憶装置45等から構成される。キーボード43には、生徒が操作し易いように、「はい」ボタンと「いいえ」ボタンが設けられている。
【0033】
サーバ1の記憶装置19には、生徒に学習させるための設問が格納された設問データベース5(図3参照)が構築され、設問データベース5には、段階的に構成された複数の設問が格納されている。段階的とは、例えば、簡単な問題から難しい問題まで、あるいは、基本問題から応用問題まで、順にレベルアップされるように構成されていることを言う。そして、前の段階の設問とは、レベルがより下の設問を言う。各設問には解答が付されている。
【0034】
生徒が学習するコースが図2に示す基本コースである場合、設問データベース5には、例えば図3に示すように設問が格納されている。この例では、1つの教科の1年間の学習内容を複数の大単元に分け、大単元を更に小単元に分け、小単元毎に、複数の基本問題とその解答、1番目の確認テスト(確認テストA)とその解答、及び、2番目の確認テスト(確認テストB)とその解答が格納されている。また、基本問題に対し、それぞれ弱点補強問題とその解答が対応するように格納されている。設問の難度は、弱点補強問題、基本問題、確認テストの順に難しくなる。したがって、この例では、ある単元の確認テストに対してその単元の基本問題は前の段階の設問となる。
【0035】
基本問題は、図4に示すように、一つの小単元を複数の範囲に分け、その範囲毎に作成されている。また、確認テストは、図4に示すように、小単元毎に作成されたものであり、一つの確認テストは、その小単元の各範囲に対応する大問で構成されている。すなわち、範囲毎に、基本問題と大問が対応している。弱点補強問題は、図4に示すように、各基本問題に対応して作成されている。各設問には、設問コードと設問内容を表すタイトルが付されている。これらの問題と解答の印刷例を図5〜図10に示す。
【0036】
この設問データベース5は教室用端末2の記憶装置35にも複製されるが、以下の説明においては、サーバ1の設問データベース5と区別するために、教室用端末2が有する設問データベースを設問ローカルデータベースと言う。
【0037】
また、記憶装置19には、図11に示すように生徒情報ファイル、成績ファイル、基本スケジュールファイル、教室スケジュールファイル、予約進捗ファイル、生徒正答率ファイル等が構成され、以下のようなデータが格納される。
【0038】
生徒情報ファイルには、生徒毎に、生徒ID、学籍コード、氏名、学校、学年等の情報が格納される。ここで、生徒IDは、各生徒に付された識別番号であって、生徒毎に決められる不変の番号である。また、学籍コードは、各生徒に付されたコードであって学年等の情報を含むものであり、学年等が変わる度に変更される可変のコードである。そして、教室用端末2における入出力には学籍コードが用いられるが、ファイルの管理には生徒IDが用いられ、生徒IDと学籍コードは生徒情報ファイルによって対応付けられる。したがって、生徒の学年等が変わって学籍コードが変わっても生徒IDは不変であるため、ファイルの管理が容易である。
【0039】
成績ファイルには、生徒毎に、生徒ID、学習した設問の設問コード、出題日時、正答率、合格か否かの判定結果等が格納される。
【0040】
基本スケジュールファイルには、生徒毎に、生徒ID、スケジュールの適用年月日、スケジュールされた教室の教室コード及び曜日・時限等が格納される。
【0041】
教室スケジュールファイルには、教室毎に、所定期間(例えば2か月)内における、日付け・時限毎の学習予定の生徒の人数及び生徒ID等が格納される。
【0042】
予約進捗ファイルには、教室毎に、日付け・時限毎の学習予定の生徒の生徒ID、解答中の設問の設問コード、予約された設問の設問コードとその設問が印刷済か否かの情報等が格納される。
【0043】
生徒正答率ファイルには、生徒毎に、生徒IDや教科毎及び設問の種類毎の基準正答率等が格納される。
【0044】
なお、これらのファイルは複数のキー項目で検索できるようなテーブル形式に構成されている。例えば、基本スケジュールファイルは、生徒ID及び適用年月日で検索可能であり、教室スケジュールファイルは、教室コード、日付け、及び時限で検索可能であり、予約進捗ファイルは、教室コード、日付け、時限、及び生徒IDで検索可能であるように構成されている。
【0045】
また、チュータ用端末3の記憶装置35には、生徒情報ローカルファイル、成績ローカルファイル、教室スケジュールローカルファイル、予約進捗ローカルファイル、生徒正答率ローカルファイル、設問ローカルデータベース等が構成される。各ファイルの内容は対応するサーバ1のファイルと同様であるが、営業日毎に必要な情報(例えば、その日その教室に学習予定のある生徒についての情報)のみがサーバ1から送信され格納される。
【0046】
また、記憶装置35には学習履歴ファイルが構成され、採点入力の結果、その教室における生徒の生徒ID、学習した設問の設問コード、出題日時、正答率、合格か否かの判定結果等が格納される。ただし、未採点のものについては、未採点の旨の情報が格納される。
【0047】
さらに、記憶装置35には、新規登録された生徒の情報を格納する登録用ファイル、変更された生徒の情報を格納する変更用ファイル等が構成されている。
【0048】
次に本実施形態の有する手段について概説する。
【0049】
点数入力手段は、教室用端末2のキーボード33又は43、マウス37、あるいは採点ペン36を用いて点数を入力するように構成されている。
【0050】
基準設定手段は、新規の生徒について基準を登録する基準登録手段と、登録された基準を変更する基準変更手段とを有し、時限終了後に登録又は変更された基準を生徒正答率ファイルに格納し、時限開始前にその基準を必要とする教室に送信し、生徒正答率ローカルファイルに格納するように構成されている。
【0051】
設問選択出題手段は、入力された点数が基準に到達しているか否かを判定し、その結果により次の設問を選択する設問選択手段と、選択された設問を出力する設問出力手段とを有する。ここで、設問出力手段は、教室用端末2が設問ローカルデータベースを設問コードにより検索し、得られた設問をプリンタ34又は44で印刷出力するように構成されている。なお、設問ローカルデータベースを各教室に設けるのは、印刷出力を迅速化し生徒の待ち時間を減少させるためであるが、この点を考慮しなければ、設問ローカルデータベースを設けず、教室用端末2が通信回線を介してサーバ1に設問コードを送信し、サーバ1が設問データベース5を検索して得られた設問を通信回線を介して教室用端末2に送信し、教室用端末2がその設問をプリンタ34又は44で印刷出力するものであってもよい。
【0052】
スケジュール管理手段は、生徒毎のスケジュールを管理すると共に、教室毎のスケジュールをチュータ用端末3に表示するものである。生徒毎のスケジュールとは、生徒毎にその生徒が何曜日の何時限目にどの教室に出席するかの情報を含むものであり、以下の説明においては基本スケジュールとも言う。教室毎のスケジュールとは教室毎にその教室の何曜日の何時限目にどの生徒が出席するかの情報を含むものであり、以下の説明においては教室スケジュールとも言う。
【0053】
このスケジュール管理手段は、新規の生徒について基本スケジュールを登録する基本スケジュール登録手段と、登録された基本スケジュールを変更する基本スケジュール変更手段と、一時限単位で臨時に基本スケジュールを変更する個別スケジュール変更手段とを有し、登録又は変更される度にその基本スケジュールを基本スケジュールファイルに格納し、必要に応じてその基本スケジュールを教室に送信して表示するように構成されている。さらに、スケジュール管理手段は、所定期間内の教室スケジュールを作成して教室スケジュールファイルに格納し、時限開始前にその教室スケジュールを必要とする教室に送信して教室スケジュールローカルファイルに格納し、必要に応じて表示するように構成されている。
【0054】
設問予約出題手段は、生徒毎に、次回出席する時限において最初に出力する設問(予約設問)を指定する指定予約手段と、前回出席した時限の最後に設問選択手段により選択された設問を自動的に予約設問とする自動予約手段と、予約された設問を出力する予約設問出力手段とを有し、時限終了後に生徒の生徒ID、予約設問の設問コード等を予約進捗ファイルに格納し、時限開始前にそのコード等を必要とする教室に送信して予約進捗ローカルファイルに格納し、必要に応じて表示するように構成されている。
【0055】
進捗状況管理手段は、時限終了後に生徒が解答中の設問の設問コードを予約進捗ファイルに格納し、時限開始前にそのコード等を必要とする教室に送信して予約進捗ローカルファイルに格納し、生徒毎に解答中の設問のタイトル等をチュータ用端末3に表示すると共に、設問が出力される度にその表示を更新するように構成されている。
【0056】
以下、本実施形態の学習システムによる生徒情報登録処理、生徒情報変更処理、営業日処理、及び成績記録出力処理について説明しつつ、上記手段について詳細に説明する。
【0057】
ここで、生徒情報登録処理は新規の生徒についての情報を登録する処理であり、生徒情報変更処理は既に登録された情報を変更する処理であり、いずれも必要な時にいつでも行われる。
【0058】
また、営業日処理は、図12に示すように、時限前処理(S01)、時限内処理(S02)、及び時限後処理(S03)からなり、時限前処理(S01)は営業日毎に全時限に先立ち行われる処理であり、時限内処理(S02)は営業日毎に毎時限行われる処理であり、時限後処理(S03)は営業日毎に全時限終了後行われる処理である。
【0059】
また、成績記録出力処理は、例えば営業月毎に、各生徒についての成績記録を出力する処理である。
1.生徒情報登録処理
生徒情報登録処理は、図13に示すように、学籍登録処理(S04)、基準登録処理(S05)、基本スケジュール登録処理(S06)、及び初回設問予約処理(S07)からなる。これらの処理において格納された登録用ファイルの情報は、後述する時限後処理(S03)でサーバ1に送信される。なお、生徒情報登録処理は、初めに学籍登録処理(S04)が行われれば、図13のフローチャートの順でなくてもよい。
【0060】
(1) 学籍登録処理(S04)
まず、チュータがチュ−タ用端末3のメイン画面(図19参照)の新規登録ボタン191をクリックすると、チュータ用端末3は新規登録画面(図20参照)を表示する。チュータは、生徒の氏名、学校、学年等を入力する。
【0061】
生徒の学籍コードが既に与えられている場合は、そのコードを入力し検索ボタン202をクリックすると、チュータ用端末3はサーバ1に生徒情報ファイルの検索を依頼し、既に生徒情報ファイルに格納されている情報を表示する。学籍コードが既に与えられているが不明の場合は、電話番号・氏名等を入力して検索ボタン202をクリックすることにより、チュータ用端末3はサーバ1に生徒情報ファイルの検索を依頼し、検索された学籍コード等を表示する。学籍コードが与えられていない場合は、チュータ用端末3で仮学籍コードを付与する操作を選択することができる。
【0062】
情報入力後、チュータが登録ボタン201をクリックすると、チュータ用端末3は入力された情報を登録用ファイルに格納し、生徒情報登録画面(図21参照)を表示する。
【0063】
(2) 基準登録処理(S05)
基準登録処理(S05)は、以下のような基準登録手段を用いて行われる。
【0064】
チュータがメイン画面において生徒を選択し基準正答率ボタン193をクリックすると、チュータ用端末3は基準正答率設定画面(図26参照)を表示する。チュータは、この画面において、科目毎に合格とする基準(本実施形態では正答率)を入力する。この基準は、問題の種別毎に入力することができる。例えば、英語の基準正答率について、基本問題は80%、確認問題の基準Aは60%、基準Bは40%というように入力できる。ここで、確認問題は基準A以上であれば合格とされ、基準B以上基準A未満であれば「あと一息」とされ、基準B未満であれば不合格とされる。
【0065】
基準正答率入力後、チュータが、閉ボタン261をクリックしてメイン画面に戻ると、チュータ用端末3はこれらの情報を登録用ファイルに格納する。
【0066】
なお、生徒毎の基準正答率が設定されない場合には、システム標準の正答率が利用される。この標準正答率は、科目・種別毎のみならず、特定の大単元毎、小単元毎にも設定できる。
【0067】
(3) 基本スケジュール登録処理(S06)
基本スケジュール登録処理(S06)は、以下のような基本スケジュール登録手段を用いて行われる。
【0068】
チュータが生徒情報登録画面の基本スケジュール新規ボタン213をクリックすると、チュータ用端末3は基本スケジュール新規登録画面(図23参照)を表示する。
【0069】
チュータは、基本スケジュール新規登録画面において、そのスケジュールが適用される開始年月日を適用年月日欄231に入力する。そして、複数の教室の中から生徒が学習する予定の教室名を上部教室欄232で指定し、スケジュール表233の学習する予定の曜日及び時限に対応する欄をクリックすることにより、教室名をスケジュール表233に入力する。このとき、上部教室欄232での教室名の指定を変えてスケジュール表233をクリックすることにより、曜日又は時限によって異なる教室名を入力することもできる。
【0070】
また、チュータ用端末3は、教室スケジュールファイル等を参照し、下部教室欄234で指定されている教室において既に登録されている人数を曜日及び時限別に画面の下部に表示するので、チュータはこれを見ながら定員を越えないようにスケジュールを組むことができる。
【0071】
チュータがスケジュール情報を入力後、決定ボタン235をクリックすると、チュータ用端末3はそれらの情報をサーバ1の基本スケジュールファイルに格納する。そして、チュータ用端末3は、生徒情報登録画面を表示し、さらに、チュータが登録ボタン211をクリックすると、チュータ用端末3はメイン画面を表示する。
【0072】
(4) 初回設問予約処理(S07)
初回設問予約処理(S07)は、以下のような指定予約手段を用いて行われる。
【0073】
チュータがメイン画面で生徒を選択し、予約ボタン196をクリックすると、チュータ用端末3は、予約画面(図24参照)を表示する。チュータは、予約画面において、生徒が初回出席したときに学習する予定の設問の設問コードを予約設問コード欄242に入力する。この入力は、直接コードを入力することもできるし、以下のように単元選択画面(図25参照)から選択して入力することもできる。
【0074】
すなわち、チュータが予約画面の単元選択ボタン243をクリックすると、チュータ用端末3は単元選択画面を表示する。この単元選択画面において、教科、教科書、大単元名称を選択すると、その大単元に含まれる小単元が一覧表示されるので、その中から学習予定の小単元を選択し、コースとして基本コースを選択し、開始ボタン251をクリックする。すると、予約画面において、その小単元及びコースに含まれる最初の設問のコードが予約設問コードとして表示される。
【0075】
予約情報入力後、チュータが予約画面の決定ボタン244をクリックすると、チュータ用端末3は生徒の生徒IDと予約設問コードを予約進捗ローカルファイルに格納する。そして、チュータ用端末3は前画面であるメイン画面を表示する。
2.生徒情報変更処理
生徒情報変更処理は、図14のフローチャートに示すように、基準変更処理(S09)、基本スケジュール変更処理(S10)、及び個別スケジュール変更処理(S11)からなる。これらの処理において格納された変更用ファイルの情報は、後述する時限後処理(S03)でサーバ1に送信される。
【0076】
(1) 基準変更処理(S09)
基準変更処理(S09)は、以下のような基準変更手段を用いて行われる。
【0077】
チュータは、メイン画面の生徒情報表示欄192から変更を行う生徒を選択し、基準正答率ボタン193をクリックすると、チュータ用端末3は基準正答率画面(図26参照)を表示する。チュータが変更したい教科及び問題の種類の基準正答率を入力し、閉ボタン261をクリックすると、チュータ用端末3は変更された基準を変更用ファイルに格納する。
【0078】
(2) 基本スケジュール変更処理(S10)
基本スケジュール変更処理(S10)は、以下のような基本スケジュール変更手段を用いて行われる。
【0079】
チュータは、メイン画面の生徒情報表示欄192から変更を行う生徒を選択し、生徒情報ボタン194をクリックする。すると、チュータ用端末3は生徒情報登録画面(図21参照)を表示する。チュータが生徒情報登録画面の基本スケジュール変更ボタン214をクリックすると、チュータ用端末3は基本スケジュール変更画面(図29参照)を表示する。
【0080】
チュータは、基本スケジュール変更画面において、適用年月日欄291から変更する基本スケジュールの適用年月日を選択する。すると、チュータ用端末3は該当する基本スケジュールを表示するので、チュータは、変更する曜日及び時限に対応するスケジュール表292の欄をクリックし、基本スケジュール登録手段と同様にして、教室名を入力する。チュータがスケジュールを変更後、変更ボタン293をクリックすると、チュータ用端末3は変更されたスケジュール情報をサーバ1の基本スケジュールファイルに格納する。そして、チュータ用端末3は、生徒情報登録画面を表示する。
【0081】
(3) 個別スケジュール変更処理(S11)
個別スケジュール変更処理(S11)は、以下のような個別スケジュール変更手段を用いて行われる。
【0082】
個別スケジュール変更とは、既に予定されている時限又は欠席した時限を、1時限単位で他の日・時限・教室に変更することをいう。この場合、チュータはメイン画面の生徒情報表示欄192から変更を行う生徒を選択し、個別スケジュール変更ボタン195をクリックする。すると、チュータ用端末3は個別スケジュール変更画面(図30参照)を表示する。
【0083】
個別スケジュール変更画面には、変更元日付けに指定できる個別スケジュール、即ち、その生徒が欠席したスケジュール及び当日以降出席予定のスケジュールの日付け、時限、及び教室名が変更元欄303に一覧表示されるので、その中から、チュータは変更元日付けにしたい個別スケジュールを選択する。すると、チュータ用端末3は変更元日付け欄301に選択された日付け及び時限を表示する。次に、チュータが、変更先日付け欄302に、変更先の日付け、時限、県、及び学区を入力すると、チュータ用端末3は学習実施予定のある教室を変更先欄304に一覧表示するので、その中から、チュータは変更先を選択し決定ボタン305をクリックする。すると、チュータ用端末3は変更されたスケジュール情報を変更用ファイルに格納する。
【0084】
なお、以上の処理において、メイン画面から情報を入力する代わりに、生徒一覧画面(図22参照)を用いて情報を入力することができる。すなわち、メイン画面の生徒一覧ボタン190をクリックすると、チュータ用端末3は生徒一覧画面を表示する。この画面には、その教室を使用する生徒(基本スケジュールに予定がある生徒)がどの時限に使用するかにかかわらず一覧表示されるので、その中から処理を行いたい生徒を選択し、メイン画面を用いる場合と同様にして情報を入力すればよい。
3.時限前処理
時限前処理は、図15に示すように、予約一覧表出力処理(S13)と、予約設問出力処理(S14)とからなる。
【0085】
(1) 予約一覧表出力処理(S13)
チュータがメイン画面の予約出力ボタン197をクリックすると、チュータ用端末3は予約出力画面(図31参照)を表示する。
【0086】
チュータが、予約出力画面において「予約一覧表」を指定して印刷開始ボタン311をクリックすると、チュータ用端末は、図32に示すような教室スケジュール情報と予約設問情報とを含む予約一覧表を印刷出力する。
【0087】
この予約一覧表には、メイン画面に表示された生徒、即ち、指定された時限にその教室で学習する予定の生徒の整理番号、学籍コード、氏名、予約設問の設問コードとタイトル、及びその予約設問が印刷済か否か等が印刷される。ここで、整理番号とは、その教室で学習する予定の生徒に割り当てられた番号であり、後述する点数入力手段において利用される。また、予約設問とは、後述する指定予約手段で予約された設問がある場合にはその設問、そうでない場合は、後述する設問選択手段により前の時限の最後に選択された設問が予約設問となる。
【0088】
(2) 予約設問出力処理(S14)
また、チュータは、以下のような予約設問出力手段を用いて、予約設問を出力する。すなわち、チュータが予約出力画面において「予約設問」を指定して印刷開始ボタン311をクリックすると、チュータ用端末3は予約設問の設問コードにより設問ローカルデータベースを検索し、得られた設問を印刷出力する。このとき、予約出力画面において「すべて」を指定しておけば、その日のその教室で学習予定の生徒の予約設問をすべて印刷し、「時限選択」及び時限を指定しておけば、選択された時限で学習予定の生徒の予約設問のみを印刷する。ただし、いずれの場合も、印刷済のものは印刷されない。
【0089】
印刷された設問は、図5〜図10に示すように問題と解答とからなる。
【0090】
なお、チュータは予約画面において一覧表示ボタン245をクリックすることにより、予約一覧画面(図27参照)を表示させ、予約状況を確認することができる。予約一覧画面に表示される生徒は、生徒一覧画面(図22参照)に表示される生徒と同じく、その教室を使用する生徒である。この画面において続きの設問とは解答中の設問を言う。
4.時限内処理
時限内処理は、図16に示すように、入室処理(S15)、採点出題処理(S16)、及び退室処理(S17)とからなる。
【0091】
(1) 入室処理(S15)
まず、チュータは、これから生徒が学習する時限を指定して、メイン画面を表示する。すると、チュータ用端末3は、教室スケジュールローカルファイル等を参照し、教室スケジュール情報として、指定された時限にその教室で学習する予定の生徒の学籍コード、氏名、学校名等を、図19に示すように生徒情報表示欄192に表示出力する。
【0092】
また、チュータ用端末3は、図19に示すように、進捗状況として解答中の設問の設問コード及びタイトルを解答中設問欄198に表示する。このとき、チュータ用端末3は、予約進捗ローカルファイルの予約設問コードを参照してその設問を解答中とするが、予約設問がない場合には、予約進捗ローカルファイルの解答中設問コードを参照してその設問を解答中とする。また、予約進捗ローカルファイルに解答中なし及び予約なしの旨の情報が格納されている場合には、該当する生徒の解答中設問欄198には何も表示しない。
【0093】
チュータは、学習予定がない生徒(スケジュールされていない生徒)が入室した場合、チュータ用端末3により以下の個別入室処理を行う。
【0094】
すなわち、チュータはメイン画面の入室ボタン199をクリックする。すると、チュータ用端末3は入室用生徒一覧画面(図33参照)を表示する。チュータが、その生徒の使用している教室、すなわちその生徒の基本スケジュールに組まれている教室を教室欄331に指定すると、チュータ用端末3は、指定された教室を使用している生徒の一覧を表示するので、チュータはその中からその生徒を選択し、入室ボタン332をクリックする。すると、チュータ用端末3はその生徒についての生徒情報をメイン画面の生徒情報表示欄192に表示すると共に、入室時刻も表示する。このとき、必要な情報がダウン・ロード処理により送信されていない場合には、サーバ1に送信を要求して情報を獲得する。
【0095】
なお、この個別入室処理は、スケジュールされてない生徒が入室する度に行われるので、他の生徒の採点出題処理の最中にも行われることがある。
【0096】
学習予定がある生徒(スケジュールされている生徒、即ち、メイン画面に初めから表示されている生徒)については、最初の点数入力時が入室時刻とされる。
【0097】
(2) 採点出題処理(S16)
チュータが生徒に予約設問を配布し、生徒がその設問に解答した後、基本コースの場合は図17に示すように採点出題処理(S16)を行う。この処理には、生徒用端末4で行う場合(基本問題の場合)と、チュータ用端末3で行う場合(確認テストの場合)とがある。
【0098】
▲1▼生徒用端末4で行う場合
一つの小単元の設問は基本問題から始まる。基本問題の場合、生徒は解答を見て自己採点し、その結果を生徒用端末4から入力する。以下、生徒用端末4における点数入力手段について説明する。
【0099】
生徒は、生徒用端末4の整理番号入力画面(図34参照)に自分の整理番号を入力し、キーボード43の「はい」ボタンを押す。すると、氏名が表示されるので、確認後再度「はい」ボタンを押すと、生徒用端末4は正答数入力画面(図35参照)を表示する。この正答数入力画面は、その生徒が解答中の設問のタイトルを表示すると共に、その設問の問題数のうち何問正解したかを入力できるように構成されている。生徒が正答数を入力し「はい」ボタンを押すと(S18)、生徒用端末4は合格(基準到達)か不合格(基準未到達)かを判定して、次の設問を選択し出題する。以下、生徒用端末4における設問選択手段について説明する。
【0100】
生徒用端末4は、その設問の問題数と入力された正答数とから正答率を計算し、チュータ用端末3に格納されている基準正答率を参照して、その設問の正答率がその生徒の基準正答率以上であれば合格と判定し、そうでなければ不合格と判定する(S19)。そして合格であれば、生徒用端末4は、次の基本問題があればその基本問題を(S22、S23)、次の基本問題がなければ確認テストAを選択する(S22、S24)。また、不合格であれば、生徒用端末4は、その基本問題に対する弱点補強問題を選択する(S20)。
【0101】
生徒は、弱点補強問題の場合も上記と同様に生徒用端末4から点数を入力するが、このとき、生徒用端末4は合格不合格を判定せず、次の基本問題があればその基本問題を(S22、S23)、次の基本問題がなければ確認テストAを選択する(S22、S24)。もちろん、このとき一つの基本問題に複数の弱点補強問題を対応させておくと共に、弱点補強問題についても基準正答率を設定しておき、合格不合格を判定して、不合格の場合には次の弱点補強問題を選択するようにしてもよい。
【0102】
次に生徒は設問出力手段により設問を出力する。即ち、生徒が次問題出題確認画面(図36参照)において「はい」ボタンを押すと、生徒用端末4は、選択された設問の設問コードにより設問ローカルデータベースを検索し、得られた設問を印刷出力する(S20、S23、S24)。なお、キーボード43の「いいえ」ボタンを押すと、選択された設問の印刷出力は行われない。
【0103】
▲2▼チュータ用端末3が行う場合
確認テストの場合には生徒は自己採点せず、以下のようにチュータが採点する(S25)。以下、チュータ用端末3の点数入力手段について説明する。
【0104】
チュータは、メイン画面の生徒情報表示欄192から採点を行う生徒を選択し、採点ボタン181をクリックする。すると、チュータ用端末3は、その生徒が解答中の設問の解答が表示された採点画面(図37参照)を表示する。チュータは、その解答を見ながら、採点ペン36で問題用紙の解答欄に○/を記入する。すると、チュータ用端末3は採点画面の採点結果欄371に採点結果を○/で表示し、○の数を正答数として加算していくと共に正答率を計算し、それらも表示する。採点ペン36は公知のものであり、チュータが○/を記入する際の振動の強さと時間とによって、○か/かを認識するものである。なお、採点画面の正答数入力ボタン372をクリックすることにより、採点ペン36によらずに、正答数を手入力することもできる。
【0105】
チュータが採点を終了してメイン画面復帰ボタン373をクリックすると、チュータ用端末3は、正答率がその生徒の基準正答率以上か否かを判定し(S26、S30)、次の設問を選択し出題する。以下、チュータ用端末3における設問選択手段と設問出力手段について説明する。
【0106】
(i) 合格でない場合
確認テストAが合格(正答率が基準A以上)でない場合には、チュータ用端末3は、「あと一息」か、すなわち、正答率が基準B以上か否かを判定する(S27)。そして、基準B以上であれば類題(すなわち同じ段階)である確認テストBを選択し(S29)、基準B未満であれば不合格として基本問題を選択する(S28)。
【0107】
また、確認テストBが不合格(正答率が基準B未満)の場合には、基本問題を選択する(S31)。
【0108】
基本問題を選択する際は、基準到達度が低い範囲についての基本問題を選択する。この選択方法については、確認テストの大問毎に正答率を計算し、例えば正答率が基準正答率より低い大問について、その大問に対応する基本問題を選択したり、正答率が最低の大問に対応する基本問題のみ選択する等、種々の方法を取り得る。
【0109】
このように、確認テストが不合格のときは、確認テストより前の段階の設問である基本問題が選択されることになる。
【0110】
上記選択の後、チュータ用端末3は、選択された設問の設問コードにより設問ローカルデータベースを検索し、得られた設問を印刷出力する(S28、S29、S31)。
【0111】
なお、本実施形態においては、確認テストが不合格の場合に出題される基本問題は生徒が前に学習した基本問題と同じものになるが、別の基本問題を確認テストにリンクしておき、その基本問題を出題するようにしてもよい。また、本実施形態においては、確認テストが不合格で基本問題が出題され、その基本問題が不合格の場合にも弱点補強問題が出題されるが、この場合、弱点補強問題を出題せず次の基本問題等に進む等してもよい。さらに、本実施形態においては、小単元毎に2つの確認テストがリンクされているが、確認テストは1つでもよいし3つ以上でもよい。そして、次の確認テストがある場合には、上記確認テストAと同様に「あと一息」のときに次の確認テストを出題するようにしてもよい。すなわち、本発明の設問選択出題手段は種々の実施形態を取り得る。
【0112】
(ii)合格の場合
確認テストが合格と判定された場合には、以下の単元選択処理(S32)を行う。すなわち、チュータ用端末3は、次出題選択画面(図38参照)を表示するので、チュータは、この画面から生徒が次に学習する単元を選択する。
【0113】
ここで、生徒が学習中の大単元の中に、生徒が学習した小単元に続く次の小単元があれば、次小単元選択ボタン381をクリックすることにより、チュータ用端末3は、次の小単元の最初の基本問題を選択し出力する。
【0114】
また、続きの小単元がない場合や別の小単元を学習したい場合には、単元選択ボタン382をクリックすることにより、チュータ用端末3は単元選択画面(図25参照)を表示する。この単元選択画面において、教科、教科書、大単元名称を選択すると、その大単元に含まれる小単元が一覧表示されるので、その中から学習したい小単元を選択し、コースとして基本コースを選択し、開始ボタン251をクリックする。すると、チュータ用端末3は、選択された単元の最初の設問を印刷出力する。
【0115】
また、単元選択画面において、前回続きボタン252、教科続きボタン253、又は、大単元続きボタン254をクリックした場合には、チュータ用端末3は成績ローカルファイル等を参照し、それぞれ、前回の続きの設問、選択された教科の前回の続きの設問、又は、選択された大単元の前回の続きの設問を選択し印刷出力する。なお、単元選択画面において、出題抑止チェックボックスをチェックしておくことにより、その生徒に対して一度出題した問題を印刷しないようにできる。
【0116】
チュータ用端末3は、選択された設問を印刷出力する場合、設問コードにより設問ローカルデータベースを検索する。なお、選択された設問が設問ローカルデータベースにない場合は、チュータ用端末3は、警告メッセージを表示する。
【0117】
なお、次に学習する単元を選択する際、選択された設問を次回(次に出席する営業日)の最初に行う設問(予約設問)にしたい場合には、上述した初回設問予約処理と同様に指定予約手段により設問を予約する。
【0118】
以上の採点出題処理において、チュータ用端末3は、以下のように生徒がどの設問を解答中かという進捗状況を表示する(S21)。すなわち、チュータ用端末3は、チュータ用端末3又は生徒用端末4において設問が出力される度に、その設問の設問コード及びタイトルを記憶しておき、採点画面又は単元選択画面からメイン画面に戻る度、又は、リフレッシュボタン182がクリックされる度に、解答中設問欄198に表示する。なお、解答中設問欄198を更新するタイミングを上記のように限定したのは、画面の見易さを損なわないためである。
【0119】
なお、チュータ用端末3又は生徒用端末4において設問が出力される度に解答中設問欄198を更新してもよく、この場合には、リアルタイムに進捗状況が表示できる。
【0120】
また、生徒の情報の詳細を表示したい場合には、生徒情報表示欄192の該当する生徒の欄をダブルクリックすると、生徒詳細画面(図28参照)が表示される。この画面には、解答中の設問の情報も表示される。チュータは、この画面において出席・欠席の変更と、コメントの書き換えができる。
【0121】
各生徒の、学習した設問の設問コード、出題日時、正答率、合格か否かの判定結果等の学習履歴及び成績は、学習履歴ファイルに格納される。
【0122】
(3) 退室処理(S17)
チュータは、早退等により個別に生徒が退室する場合、チュータ用端末3により以下の個別退室処理を行う。すなわち、チュータは退室する生徒を生徒情報表示欄192から選択し、退室ボタン183をクリックする。すると、チュータ用端末3は退室したことが分かり易いようにその生徒の欄を色を変えて表示すると共に、退室時刻を表示する。この個別退室処理は生徒が個別に退室する度に行われるので、他の生徒の採点出題処理の最中にも行われる。
【0123】
その時限の終了時刻になったら、チュータは生徒の入れ替えを行うと共に、メイン画面の時限指定を次の時限に切り替える。
【0124】
すると、チュータ用端末3は、生徒毎に最後に解答中であった設問(印刷済で点数未入力の設問)の設問コードを、解答中設問コードとして予約進捗ローカルファイルに格納すると共に、その設問について学習履歴ファイルに未採点と記録する。なお、解答中の設問がない(すなわち印刷済の設問はすべて点数が入力されている)場合には、解答中なしの旨の情報を予約進捗ローカルファイルに格納する。
【0125】
また、チュータ用端末3は、指定予約手段で予約された設問がある場合にはその設問を予約設問とし、そうでない場合は、自動予約手段として、上記設問選択手段によりその時限の最後に選択された設問を予約設問とし、予約設問コードとしてその設問コードを予約進捗ローカルファイルに格納し、その設問が印刷済か否かの情報も予約進捗ローカルファイルに格納する。なお、一つの単元が終わったが次の単元選択が行われてない場合等、予約された設問も選択された設問もない場合には、予約なしの旨の情報を予約進捗ローカルファイルに格納する。
5.時限後処理
時限後処理は、図18に示すように、アップ・ロード処理(S33)と、サーバファイル更新処理(S34)と、ダウン・ロード処理(S35)とからなる。
【0126】
(1) アップ・ロード処理(S33)
サーバ1は、前日の時限終了から当日の時限開始までの所定の時間に、各チュータ用端末3から学習履歴ファイル、予約進捗ローカルファイル、登録用ファイル、及び変更用ファイル等を集信する。
【0127】
不要になった教室用端末2内のファイルは削除される。
【0128】
(2) サーバファイル更新処理(S34)
サーバ1は、登録用ファイル及び変更用ファイル等を参照し、生徒情報ファイル、生徒正答率ファイル等を更新する。その後、仮学籍コードが与えられた生徒については、正規の学籍コードを決定する。
【0129】
また、サーバ1は、学習履歴ファイル及び予約進捗ローカルファイルを参照し、それぞれ成績ファイル及び予約進捗ファイルを更新する。
【0130】
さらに、サーバ1は、基本スケジュールファイル及び変更用ファイルを参照し、教室スケジュールファイルを更新する。
【0131】
(3) ダウン・ロード処理(S35)
サーバ1は、営業日毎に、その日の全時限に先立ち、各教室の教室用端末2にその教室で必要とされる情報を送信する。
【0132】
すなわち、サーバ1は、前日の時限終了から当日の時限開始までの所定の時間に、各ファイルを参照し、各教室に、その教室で学習予定がある生徒の学籍コード・氏名・予約された時限・解答中の設問の設問コード及びタイトル・予約設問の設問コード及びタイトル・基準正答率・成績等をチュータ用端末3に送信し、各ローカルファイルに格納する。
【0133】
また、サーバ1は、教室の新規開設時等、設問ローカルデータベースにまだデータが格納されていない場合や、設問データベース5のデータに変更があった場合は、各教室の設問ローカルデータベースに設問データベース5のデータを格納する。すなわち、各チュータ用端末3には、サーバ1の設問データベース5と同じ内容の設問ローカルデータベースが設けられる。
6.成績記録出力処理
サーバ1は、例えば月一回、生徒情報ファイル、成績ファイル等を参照し、図39に示すような成績記録を印刷出力する。これにより、生徒や保護者が学力を知ることができると共に、次の学習計画に役立てることができる。
【0134】
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の学習システムを実施するためのハードウェア構成は上記実施形態に限られるものではなく、種々の構成を取り得る。例えば、上記実施形態においては、教室用端末2をチュータ用端末3と生徒用端末4とから構成したが、教室用端末2はチュータ用端末3のみから構成し、採点出題処理をすべてチュータ用端末3で行ってもよい。ただし、生徒用端末4を設けることにより、生徒の待ち時間を少なくし、効率的な学習を可能とすることができる。また、生徒の待ち時間をより少なくするために、一つの教室に生徒用端末4を複数設けてもよい。
【0135】
また、生徒用端末4を生徒毎に設け、設問を印刷出力することなく画面上に表示し、生徒に画面上で解答させることもできる。ただし、設問を印刷出力することにより、少ない設備で教室の運営が可能となり、また、生徒は設問プリントを自宅に持ち帰って学習することができる等、生徒用端末4の設置場所に捕らわれない学習が可能となる。
【0136】
また、教室用端末2を生徒用端末4のみから構成し、チュータ用端末3で行う処理を生徒用端末4で行うことにより、チュータの不要なシステムにすることができる。この場合、生徒用端末4を各生徒の自宅に設置することにより、自宅学習を可能とすることもできる。
【0137】
また、生徒情報登録処理や生徒情報変更処理は、上記実施形態のようにチュータ用端末3から行うのみならず、サーバ1からも行えるように構成してもよい。
【0138】
さらに、ファイル構成は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、サーバ1中の教室スケジュールファイルと予約進捗ファイルを別にせず、一つのファイルとすることもできる。また、例えば、教室用端末2中の学習履歴ファイルと成績ローカルファイルを別に設けず、成績ローカルファイルのみ設けてこれに学習履歴を追加するものであってもよい。すなわち、ファイル構成も種々のものを取り得る。
【0139】
また、上記実施形態では、設問ローカルデータベースをチュータ用端末3の記憶装置35に設けたが、生徒用端末4の記憶装置45に設けてもよいし、さらに記憶装置35及び45の両方に設ける形態も取り得る。なお、上述したように設問ローカルデータベースを設けない形態も取り得るが、設問ローカルデータベースを設けることにより、印刷出力を迅速化して生徒の待ち時間を減少させることができる。
【0140】
また、本実施形態は基本コースの場合を示したが、図40に示すようなアドバンスコースも取り得る。このコースは基本コースよりも難度の高いコースであり、小単元毎に確認テストから始まり、合格の場合はより難度の高いハイレベルテストに進み、不合格の場合は、より難度の低い(すなわち、アドバンスコースの前の段階である)基本コースに戻る。このように、本発明の学習システムを実施するための設問の構成及び判定結果により選択される次の設問も、上記実施形態に限られるものではない。
【0141】
さらに、合否判定の基準も正答率に限るものではなく、点数や正答数等種々の基準を取り得る。
【0142】
【発明の効果】
本発明の学習システム又は学習方法によれば、生徒毎にきめ細かく合否の基準を設定できるので、生徒のレベルに合わせることができ、生徒の意欲を損なうことなく学習を進めることができる。
【0143】
また、生徒が基準に到達できない場合に、生徒に基準未到達の部分について復習させることができる。
【0144】
さらに、生徒毎のスケジュールを管理すると共に、教室毎のスケジュールを出力できるので、生徒が教室や時限を変更しても迅速に対処できる。
【0145】
また、設問の予約とその出力ができるので、教材の準備が容易に行える。特に、この予約出力機能とスケジュール管理機能により、教室や時限の変更があっても教材の準備を容易に行えるので、教室の変更等に、より迅速かつ柔軟に対処できる。
【0146】
さらに、生徒の進捗管理ができるので、教師の負担を軽減できる。また、生徒が教室や時限を変更しても、その生徒のそれまでの進捗状況を知ることができるので、教師間の連絡等が不要となり教師の負担をより軽減できる。
【0147】
また、生徒の待ち時間を少なくできるので、生徒に効率的な学習をさせることができる。
【0148】
本発明のコンピュータ読み取り可能な記録媒体によれば、一般に使用されているコンピュータにその記録媒体を読み込ませることにより、容易に本発明の学習システムを構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のハードウェア構成図である。
【図2】基本コースの説明図である。
【図3】設問データベース中の設問構成図である。
【図4】設問どうしの対応の説明図である。
【図5】基本問題の印刷例である。
【図6】図5の例における解答の印刷例である。
【図7】確認テストの印刷例である。
【図8】図7の例における解答の印刷例である。
【図9】弱点補強問題の印刷例である。
【図10】図9の例における解答の印刷例である。
【図11】サーバ中のファイルの構成図である。
【図12】営業日処理のフローチャートである。
【図13】生徒情報登録処理のフローチャートである。
【図14】生徒情報変更処理のフローチャートである。
【図15】時限前処理のフローチャートである。
【図16】時限内処理のフローチャートである。
【図17】採点出題処理のフローチャートである。
【図18】時限後処理のフローチャートである。
【図19】メイン画面の図である。
【図20】新規登録画面の図である。
【図21】生徒情報登録画面の図である。
【図22】生徒一覧画面の図である。
【図23】基本スケジュール新規登録画面の図である。
【図24】予約画面の図である。
【図25】単元選択画面の図である。
【図26】基準正答率画面の図である。
【図27】予約一覧画面の図である。
【図28】生徒詳細画面の図である。
【図29】基本スケジュール変更画面の図である。
【図30】個別スケジュール変更画面の図である。
【図31】予約出力画面の図である。
【図32】予約一覧表の例である。
【図33】入室用生徒一覧画面の図である。
【図34】整理番号入力画面の図である。
【図35】正答数入力画面の図である。
【図36】次問題出題確認画面の図である。
【図37】採点画面の図である。
【図38】次出題選択画面の図である。
【図39】個人学習記録表の例である。
【図40】アドバンスコースの説明図である。
【符号の説明】
1…サーバコンピュータ
2…教室用端末
3…チュータ用端末
4…生徒用端末
5…設問データベース
Claims (2)
- 記憶装置(以下、「サーバ側記憶装置」という。)を有して、生徒に学習させる複数の設問を格納した設問データベースが前記サーバ側記憶装置に記憶されたサーバコンピュータと、
記憶装置(以下、「チュータ側記憶装置」という。)を有して、前記サーバコンピュータに通信回線を介して接続された複数のチュータ用端末と、
を有する学習システムであって、
前記サーバコンピュータが、
前記チュータ用端末または前記サーバコンピュータにおいて入力された生徒毎の基準を、前記サーバ側記憶装置内に設けられたファイルに記憶する基準設定手段と、
前記チュータ用端末または前記サーバコンピュータにおいて入力された教室識別情報と日及び時限情報とを含む生徒毎のスケジュールを、前記サーバ側記憶装置内に設けられたファイルに格納する手段と、
前記チュータ用端末に、前記設問データベース内の設問を送信する設問送信手段と、
前記サーバ側記憶装置内の前記各ファイルを参照して、前日の時限終了から当日の時限開始までの所定の時間に、各教室の前記チュータ用端末に、その日にその教室で学習予定がある生徒の基準を配信する基準配信手段と、
を有し、
前記チュータ用端末が、
前記サーバコンピュータから前記設問データベース内の設問を受信して、前記チュータ側記憶装置内に設けられた設問ローカルデータベースに記憶する設問受信手段と、
前記サーバコンピュータから前記基準配信手段により配信された基準を受信して、前記チュータ側記憶装置に記憶する基準受信手段と、
設問に対し生徒が獲得した点数を、生徒特定情報と共に入力するための点数入力手段と、
前記点数入力手段により入力された点数及び生徒特定情報と、前記チュータ側記憶装置に記憶されている基準とに基づき、基準到達か未到達かを判定し、その判定結果により次の設問を選択する設問選択手段と、
前記設問選択手段により選択された次の設問を、前記設問ローカルデータベースに記憶しておいた設問から検索して、出力する設問出力手段と、
を有する
ことを特徴とする学習システム。 - サーバ側記憶装置を有して、生徒に学習させる複数の設問を格納した設問データベースが前記サーバ側記憶装置に記憶されたサーバコンピュータと、
チュータ側記憶装置を有して、前記サーバコンピュータに通信回線を介して接続された複数のチュータ用端末と、
を有する学習システムであって、
前記サーバコンピュータが、
前記チュータ用端末または前記サーバコンピュータにおいて入力された生徒毎の基準を、前記サーバ側記憶装置内に設けられたファイルに記憶する基準設定手段と、
前記チュータ用端末または前記サーバコンピュータにおいて入力された教室識別情報と日及び時限情報とを含む生徒毎のスケジュールを、前記サーバ側記憶装置内に設けられたファイルに格納する手段と、
前記チュータ用端末からの要求に応じて、前記設問データベース内の設問を検索して前記チュータ用端末に送信する設問送信手段と、
前記サーバ側記憶装置内の前記各ファイルを参照して、前日の時限終了から当日の時限開始までの所定の時間に、各教室の前記チュータ用端末に、その日にその教室で学習予定がある生徒の基準を配信する基準配信手段と、
を有し、
前記チュータ用端末が、
前記サーバコンピュータに設問の送信を要求し、前記サーバコンピュータから前記設問データベース内の設問を受信する設問受信手段と、
前記サーバコンピュータから前記基準配信手段により配信された基準を受信して、前記チュータ側記憶装置に記憶する基準受信手段と、
設問に対し生徒が獲得した点数を、生徒特定情報と共に入力するための点数入力手段と、
前記点数入力手段により入力された点数及び生徒特定情報と、前記チュータ側記憶装置に記憶されている基準とに基づき、基準到達か未到達かを判定し、その判定結果により次の設問を選択する設問選択手段と、
前記設問選択手段により選択された次の設問を、前記設問受信手段により前記サーバコンピュータから受信して、出力する設問出力手段と、
を有する
ことを特徴とする学習システム。
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