JP3777101B2 - 連結装置 - Google Patents

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Description

【0001】
本発明は、部材間を解除可能に連結する連結装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の連結装置は、例えば机の天板と脚板とを解除可能に連結し、例えば実開昭60−77805号公報に記載の構成が知られている。
【0003】
この実開昭60−77805号公報に記載の連結装置は、机の脚板の上面板の前側上面に設けられた嵌合孔に嵌入された前向フック収納ケースを備えている。また、この脚板の後側上面には、後向きに突出した係合爪を備えた後向フックが固着されている。
【0004】
また、前向フック収納ケース内には、前向フックが回動可能に配設されている。この前向フックは、垂直片と水平片とにより構成されており、この垂直片の上部前端に係合爪が形成され、垂直片と水平片との交点近傍が左右方向の枢軸により回動可能に軸支されている。
【0005】
さらに、水平片の下方の前向フック収納ケース内には、偏心カムが左右方向に回転可能に配設されている。この偏心カムは、先端にキー溝が形成された枢軸により左右方向に回転可能に軸支されている。さらに、この偏心カムは、枢軸に対する最遠周面の一部円弧が切り欠かれており、外周面が前向フックの水平片の下方に当接している。
【0006】
また、天板の下面には、前部補強杆および後部補強杆が互いに相対する左右方向を向いて平行に取り付けられている。この前部補強杆の後側板面には、前向フックの係合爪が係合する係合孔が設けられている。また、後部補強杆の前側板面には、後向フックの係合爪が係合する係合孔が設けられている。
【0007】
そして、キー溝を用いて枢軸を回転させて前向フックの係合爪を後方に向けて回動させた状態で、脚板の上方から天板を降下させ、後向フックの係合爪を、後部補強杆の係合孔に係合させる。
【0008】
この状態で、キー溝を用いて枢軸を回動させることにより前向フックの係合爪を前方に向けて回動させ、この前向フックの係合爪を前部補強杆の係合孔に係合させて、天板を脚板に連結させる。
【0009】
また、キー溝を用いて枢軸を回動させて、前部補強杆の係合孔に対する前向フックの係合爪の係合を解除させた後、天板をわずかに後退させながら持ち上げることにより、脚板から天板が分離される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の実開昭60−77805号公報に記載の連結装置では、前向フックおよび後向フックと、これら前向フックおよび後向フックそれぞれの係止爪に係合する係止孔とを設けることにより連結装置を構成しているため、この連結装置全体の構成要件が多く、各構成要件の位置関係の取り付け精度を高く設定しなければならない。
【0011】
また、前向フックおよび後向フックそれぞれの係合爪を係合孔に係合させて連結した際における左右方向の遊び防止がされていないので、連結時に左右方向の遊びが生じてしまう。このため、連結時の遊び防止として係止孔の幅と係止爪の幅とを隙間なく設定して製造すれば良いが、これら係止爪と係止孔との連結が困難となり、より一層取り付け精度を高くしなければならないという問題を有している。
【0012】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、容易に連結でき、連結時の遊びを防止できる連結装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の連結装置は、部材間を解除可能に連結する連結装置であって、前記一方の部材に設けられた係合部材と、前記他方の部材に設けられ、摺動により前記係合部材に係合し、前記係合部材に係合させた際にこの係合部材を締め込み固定する締込手段を備えた摺動部材と、前記他方の部材に設けられ、操作により前記摺動部材を摺動させてこの摺動部材を前記係合部材に締め込み固定させる操作部材とを具備し、前記係合部材は、環状の縮径凹部を備え、前記摺動部材は、摺動により前記係合部材の縮径凹部に係合する保持溝部を備えているものである。
【0014】
そして、この構成では、一方の部材に設けた係合部材に、他方の部材に設けた摺動部材を係合させる。この状態で、他方の部材に設けた操作部材を操作することにより摺動部材を摺動させて、この摺動部材に設けた締込手段で、係合部材の縮径凹部摺動部材の保持溝部にて固定させる。また、操作部材の操作で摺動部材を摺動させて、この摺動部材の締込手段による係合部材の締め込み固定を解除させることにより、係合部材に対する摺動部材の係合が解除可能になる。この結果、操作部材の操作で摺動部材を摺動させることにより、係合部材に係合させた摺動部材を締込手段で締め込み固定できるとともに、この締込手段による係合部材に対する摺動部材の係合が解除可能となるので、部材間の連結が容易になる。また、締込手段で係合部材を締め込み固定するので、部材間の連結時の遊びが防止される。
【0015】
請求項2記載の連結装置は、請求項1記載の連結装置において、摺動部材は、保持溝部の先端側に設けられ摺動方向と直交する方向に開口し係合部材の縮径凹部が挿入される挿入開口部を備えたものである。
【0016】
そして、この構成では、摺動部材の挿入開口部は、保持溝部の先端側に設けられており、摺動方向と直交する方向に開口して、係合部材の縮径凹部が挿入される。
【0017】
請求項記載の連結装置は、請求項1または2記載の連結装置において、他方の部材に設けられ、前記係合部材の当接によりこの係合部材を解除可能に位置決め固定する仮固定部材を具備しているものである。
【0018】
そして、この構成では、係合部材に摺動部材を係合させる際に、この係合部材が他方の部材に設けた仮固定部材に当接することにより、この仮固定部材が係合部材を解除可能に位置決め固定する。この結果、係合部材に摺動部材を係合させた際に、これら係合部材および摺動部材間の係合を押さえ付ける等して保持する必要がなくなる。よって、係合部材に係合させた摺動部材を操作部材の操作で摺動させる動作が容易になるから、部材間の連結がより容易になる。
【0019】
請求項記載の連結装置は、請求項1ないし3いずれか記載の連結装置において、操作部材は、回動により摺動部材を押動して、この摺動部材を摺動させる操作レバーであるものである。
【0020】
そして、この構成では、他方の部材に設けた操作レバーを回動で、係合部材に係合させた摺動部材が操作レバーに押動されて摺動する。この結果、係合部材に係合させた摺動部材でこの係合部材を締め込み固定する際の操作が容易になるとともに、係合部材を締め込み固定した摺動部材による係合部材の係合を解除可能にするための操作が容易になる。よって、部材間の連結がより容易になる。
【0021】
請求項記載の連結装置は、請求項ないしいずれか記載の連結装置において、締込手段は、摺動部材が係合部材に係合する摺動方向に向かうに連れて、前記摺動方向および挿入開口部開口方向それぞれ直交する方向へと傾斜した傾斜面であるものである。
【0022】
そして、この構成では、摺動部材が係合部材に係合する摺動方向に向かうに連れて、この摺動方向および挿入開口部開口方向それぞれ直交する方向へと傾斜した傾斜面締込手段したので、係合部材に係合させた摺動部材を操作部材の操作で摺動させることにより、この摺動部材の傾斜面の傾斜が係合部材を締め込み固定する。よって、締込手段の構成が簡略であるので、締込手段を別部材で構成する場合に比べ製造性が向上する。
【0023】
請求項6記載の連結装置は、請求項1ないし5いずれか記載の連結装置において、係合部材は、縮径凹部の先端および基端のそれぞれに設けられ対向する方向に向けて拡径した 傾斜面部を備え、摺動部材の締込手段は、保持溝部の上下方向それぞれの開口外縁面に形成された傾斜面であるものである。
【0024】
そして、係合部材の傾斜面部は、縮径凹部の先端および基端のそれぞれに設けられており、これら傾斜面部が対向する方向に向けて拡径している。また、摺動部材の締込手段は傾斜面で、この傾斜面は保持溝部の上下方向それぞれの開口外縁面に形成されている。
【0025】
請求項7記載の連結装置は、請求項2ないし6いずれか記載の連結装置において、摺動部材が摺動可能な収容空間、およびこの摺動部材の摺動方向と直交する方向に切り欠かれた切欠凹部を備え、他方の部材に設けられたケース体を具備し、このケース体の切欠凹部と前記摺動部材の挿入開口部とが連通して前記係合部材を係合する開口部が形成されるものである。
【0026】
そして、この構成では、他方の部材に設けられたケース体は、摺動部材が摺動可能な収容空間と、この摺動部材の摺動方向と直交する方向に切り欠かれた切欠凹部とを備えており、このケース体の切欠凹部と摺動部材の挿入開口部とが連通して係合部材を係合する開口部を形成する。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の連結装置の一実施の形態の構成を図1ないし図7を参照して説明する。
【0028】
図1ないし図7において、1は机体で、この机体1は折り畳み可能な机である。また、この机体1は、上面が作業面となる矩形平板状の一方の部材としての天板2を備えている。この天板2の裏面の長手方向の一側には、矩形平板状の背板3が複数、例えば2つの蝶番4,5を介して内方に折り畳み可能に取り付けられている。この背板3の長手方向における幅寸法は、天板2の長手方向における幅寸法に等しい。
【0029】
さらに、この背板3は、この背板3を天板2に対して組み立てた際に、この背板3の長手方向の一側面が天板2の裏面に当接し、この背板3の表面が天板2の長手方向における一側面に面一になる。また、蝶番4,5それぞれは、天板2の裏面に接続されている側の側片が、これら蝶番4,5それぞれの回動軸10から後述する側板6,7の厚さ寸法程度離間した位置で内方に約90°屈曲されている。
【0030】
そして、背板3の裏面の長手方向における両端縁には、矩形平板状の他方の部材としての側板6,7が、複数、例えば2つの蝶番8,9を介して折り畳み可能にそれぞれ取り付けられている。これら側板6,7は、背板3の高さ寸法からこれら側板6,7の厚さ寸法を引いた高さ寸法を有し、背板3の長手方向における幅寸法の1/2からこれら側板6,7の厚さ寸法を引いた幅寸法を有している。
【0031】
さらに、これら側板6,7は、これら側板6,7を背板3に対して組み立てた際に、これら側板6,7の幅方向の一側面が背板3の裏面に当接し、これら側板6,7の表面が背板3の長手方向における一側面に面一になる。また、これら側板6,7の高さ方向における一側は、天板2に接続されていない側の背板3の高さ方向における一側にそれぞれ一致している。また、これら側板6,7は、背板3の幅方向における上端からこれら側板6,7の厚さ寸法分下方に向けて離間した位置にそれぞれ取り付けられている。
【0032】
そして、これら側板6,7の高さ方向における上方側の一側面には、略円柱状の係合部材11がそれぞれ上方に向けて突設されている。これら係合部材11は、各側板6,7それぞれの蝶番8,9を取り付けた側と対向する側に取り付けられている。また、この係合部材11の基端には、外周面にねじ溝が螺刻された略円柱状のねじ部12が形成されている。このねじ部12の先端側には、このねじ部12の外径寸法より径大な外径寸法を有する円柱状の軸部13が設けられている。ここで、ねじ部12を除く係合部材11の軸方向における長さ寸法は、背板3の高さ寸法から側板6,7の高さ寸法を引いた値より小さい。
【0033】
さらに、この軸部13の先端側には、この軸部13より縮径した係合部としての環状の縮径凹部14が設けられている。この縮径凹部14の先端および基端には、互いに対向する方向に向けて拡径した被締込手段としての傾斜面部15,16が設けられている。そして、この傾斜面部15の先端には、縮径凹部14の外径寸法より径大な外径寸法を有する略円柱状の頭部17が設けられている。この頭部17の先端面には、例えばマイナスドライバなどの治具で係合部材11のねじ部12を、側板6,7に設けた図示しないねじ孔に螺合させる断面凹溝状のキー溝部18が設けられている。
【0034】
また、天板2の裏面の長手方向における一側両縁には、側板6,7を天板2に位置決め固定させて連結する連結装置21がそれぞれ取り付けられている。これら連結装置21は、互いに相対する方向に向けて天板2の裏面に取り付けられている。また、この連結部材21は、天板2と側板6,7とを解除可能に連結する。さらに、この連結装置21は、係合部材11と、1枚の金属板を折り曲げて形成した略コの字状のケース体22とを備えている。
【0035】
このケース体22には、天板2の裏面への取り付け面となる底面部23の一側を上方に向けて略垂直に折り曲げて側面部24を設けた後、この側面部24の先端を底面部23と同方向に略平行に折り曲げて支持面部25を設け、さらに、側面部24の幅方向の一側を底面部23および支持面部25がそれぞれ位置する側に略垂直に折り曲げて端面部26が形成されている。
【0036】
そして、このケース体22の側面部24の高さ寸法は、背板3の高さ寸法から側板6,7の高さ寸法を引いた値より小さい。また、支持面部25の長手方向に対する両側間の距離は、側板6,7の厚さに略等しい。さらに、ケース体22の底面部23には、複数、例えば4個のねじ挿通孔27が穿設されている。そして、支持面部25の先端縁の略中央には、略凹弧状に切り欠かれた切欠凹部28が形成されている。また、この切欠凹部28の基端である支持面部25の基端縁には、幅方向に長手方向を有する長溝状の係合溝部29が穿設されている。
【0037】
さらに、支持面部25の幅方向における切欠凹部28の両側には、この支持面部25の幅方向に長手方向を有する長穴状の軸支孔31,32がそれぞれ穿設されている。また、底面部23には、支持面部25の軸支孔31,32に連通する長穴状の軸支孔33,34がそれぞれ穿設されている。これら軸支孔33,34は、底面部23の幅方向に長手方向を有している。
【0038】
そして、端面部26と対向する側の支持面部25の幅方向における一端近傍には、後述する回転軸62を回転可能に支持する円形の支持孔35が穿設されている。また、底面部23には、支持面部25の支持孔35に連通する支持孔36が穿設されている。
【0039】
さらに、ケース体22は、底面部23、側面部24、支持面部25および端面部26により収容空間37を形成している。この収容空間37内には、天板2に対して背板3を組み立て、さらに、この背板3に対して側板6,7を組み立てた状態で、係合部材11の縮径凹部14に解除可能に係合する摺動部材41が、ケース体22の幅方向に向けて進退可能に取り付けられている。この摺動部材41は、係合部材11の係合経路を閉塞する方向に向けて摺動する。
【0040】
そして、この摺動部材41の先端には、バネ体42の軸方向における一端が嵌合するバネ嵌合部43が突設されている。このバネ嵌合部43に嵌合させたバネ体42の軸方向における他端は、ケース体22の端面部26の内面に当接する。このため、摺動部材41は、この摺動部材41の基端側に向けてこのバネ体42の復元力により付勢されている。
【0041】
また、摺動部材41の先端近傍および基端近傍それぞれには、上下方向に貫通した軸孔44,45がそれぞれ穿設されている。これら軸孔44,45には、摺動軸46,47が挿通されており、これら摺動軸46,47の両端は、ケース体22の支持面部25の軸支孔31,32および底面部23の軸支孔33,34にそれぞれ摺動可能に係合している。このため、摺動部材41は、ケース体22の幅方向に向けて、このケース体22の収容空間37内で進退可能であり、摺動可能である。
【0042】
さらに、ケース体22の収容空間37に摺動部材41を収容した際に、このケース体22の側面部24に対向する側の摺動部材41の一側面には、この摺動部材41の摺動方向に沿って両側縁が切り欠かれた形状の嵌合突部48が設けられている。また、摺動部材41の摺動方向における嵌合突部48の略中間には、上下方向に貫通した略凹弧状の挿入開口部としての切欠溝部49が切り欠き形成されている。
【0043】
そして、この切欠溝部49の摺動部材41における基端側には、係合部材11の縮径凹部14に係合して、この係合部材11を位置決め固定する凹部である保持溝部50が、摺動部材41の上下方向に貫通して切り欠き形成されている。この保持溝部50は、摺動部材41の先端側への摺動により係合部材11の縮径凹部14に係合する。
【0044】
ここで、摺動部材41を先端側に向けて摺動させることにより、ケース体22の切欠凹部28と摺動部材41の切欠溝部49との連通により形成された開口部53が、摺動部材41の保持溝部50の一方の開口外縁により閉塞される。
【0045】
また、この保持溝部50の上下方向における開口外縁面には、この保持溝部50に係合した係合部材11の傾斜面部15 16を締め込み固定する締め込み手段としての傾斜面51,52がそれぞれ形成されている。これら傾斜面51,52は、摺動部材41が係合部材11に係合する際の摺動方向に向かうに連れて、この摺動方向および係合部材11が係合する方向それぞれに直交する方向へと傾斜している。
【0046】
そして、ケース体22の収容空間37の基端側には、操作により摺動部材41を摺動させてこの摺動部材41で係合部材11を締め込み固定させる操作部材としての操作レバー61が回動可能に取り付けられている。この操作レバー61の基端側には、上下方向に回転軸62が摺動可能に貫通する貫通孔63が穿設されている。また、回転軸62の両端は、操作レバー61の貫通孔63に貫通させた状態で、ケース体22の支持面部25の支持孔35および底面部23の支持孔36のそれぞれに回転可能に支持されている。
【0047】
さらに、操作レバー61の貫通孔63の外周面は、この貫通孔63の軸芯に対して偏心されてカム部としての押動面部64が形成されている。この押動面部64は、ケース体22の収容空間37を閉塞する方向に向けて操作レバー61を回動させることにより、摺動部材41を押動させて、この摺動部材41をケース体22の端面部26へと向かう方向へ摺動させる。
【0048】
また、この押動面部64には、この押動面部64の径方向に向けて突出した細長略矩形平板状の操作部としてのレバー部65が設けられている。このレバー部65の内側面には、このレバー部65でケース体22の収容空間37を閉塞した際に、摺動部材41の嵌合突部48に嵌合する横断面凹溝状の嵌合凹部66が設けられている。また、この嵌合凹部66の長手方向における略中間の両縁には、レバー部65でケース体22の収容空間37を閉塞した際に、摺動部材41の係合溝部29に係合させた係合部材11の頭部17および軸部13に嵌合して、この係合部材11を位置決め固定する嵌合溝部67が設けられている。
【0049】
さらに、レバー部65の先端内縁には、このレバー部65でケース体22の収容空間37を閉塞した際に、このケース体22の端面部26の外縁に嵌合する嵌合段部68が設けられている。また、この嵌合段部68の基端側であるレバー部65の嵌合凹部66の長手方向における一端縁には、このレバー部65でケース体22の収容空間37を閉塞した際に、この収容空間37に収容したバネ体42との当接を避けるための切欠部69が設けられている。
【0050】
また、ケース体22の収容空間37には、係合部材11の縮径凹部14との当接により、この係合部材を解除可能に位置決め固定する仮固定部材71が配設されている。この仮固定部材71は、弾性変形可能な合成樹脂などで略Uの字平板状に成形されている。この仮固定部材71の先端に形成されている略凹溝状の仮固定凹部72の開口内縁には、互いに相対する方向に向けて突出した係止爪部73,74がそれぞれ設けられている。これら係合爪部73,74間は、係合部材11の軸部13の外径寸法より若干狭く形成されている。
【0051】
さらに、仮固定部材71の一主面の基端縁には、この基端縁に沿って垂直に突出する係合凸部75が設けられている。そして、この係合凸部75をケース体22の支持面部25の係合溝部29に係合させることにより、仮固定部材71がケース体22に取り付けられ、この仮固定部材71の仮固定凹部72がケース体22の切欠凹部28に略連通する。
【0052】
次に、上記一実施の形態の作用を説明する。
【0053】
まず、図2に示すように、机体1を組み立てた状態から、この机体1を折り畳む場合には、図5に示すように、連結装置21の操作レバー61がケース体22の収容空間37を閉塞している。
【0054】
このため、机体1の天板2に取り付けた各連結装置21の操作レバー61のレバー部65を回動させて、このレバー部65を、図6に示す状態へと回動させた後、図7に示す状態へと回動させる。
【0055】
このとき、操作レバー61の押動面部64が回動することにより、バネ体42の復元力で摺動部材41が基端側に向けて摺動する。この結果、この摺動部材41の保持溝部50による係合部材11の縮径凹部14の位置決め固定が解除されるとともに、この摺動部材41の傾斜面51,52による係合部材11の傾斜面部15,16の締め込み固定が解除されて、この係合部材11が摺動部材41の切欠溝部49から解除可能となる。
【0056】
次いで、仮固定部材71を弾性変形させて摺動部材41の切欠溝部49に係合した係合部材41を解除させる。この後、図2および図3に示すように、机体1の各側板6,7を折り畳み、これら各側板6,7を机体1の背板3の裏面に当接させる。
【0057】
さらに、天板2を折り畳み、図4に示すように、この天板2の裏面を各側板6,7の表面に当接させる。
【0058】
また、図4に示す状態から机体1を組み立てる場合には、まず、図3に示すように、背板3および側板6,7に対して天板2を回動させる。
【0059】
次いで、図2に示すように、この状態から各側板6,7を背板3に対して回動させる。
【0060】
この後、連結装置21の仮固定部材71の仮固定凹部72を弾性変形させて、各側板6,7の係合部材11を各連結装置21の摺動部材41の切欠溝部49に嵌合させる。
【0061】
この状態で、図7に示す状態から、各連結装置21の操作レバー61を回動させて、図6に示すように、この操作レバー61の押動面部64で摺動部材41を摺動させて、この摺動部材41の保持溝部50で係合部材11の縮径凹部14を位置決め固定するとともに、この摺動部材41の傾斜面51,52で係合部材11の傾斜面部15,16を締め込み固定して、図5に示すように、この操作レバー61のレバー部65の嵌合凹部66を摺動部材41の嵌合突部48に嵌合させて、このレバー部65でケース体22の収容空間37を閉塞する。
【0062】
このとき、操作レバー61の嵌合溝部67が係合部材11の軸部13および頭部17それぞれに嵌合してこの係合部材11を位置決め固定するとともに、この操作レバー61の切欠部69がケース体22の端面部26の外縁に嵌合する。
【0063】
上述したように、上記一実施の形態によれば、机体1の背板3に対して天板2を組み立てた状態で、各側板6,7に取り付けた係合部材11の縮径凹部14を、天板2に取り付けた摺動部材41の切欠溝部49に係合させた後、この天板2に取り付けた操作レバー61を回動させて、摺動部材41を摺動させることにより、この摺動部材41の切欠溝部49に係合した係合部材11の傾斜面部15,16を、この摺動部材41の傾斜面51,52で締め込み固定できる。
【0064】
また、この状態で操作レバー61を回動させて摺動部材41を基端側に向けて摺動させ、この摺動部材41の傾斜面51,52による係合部材11の傾斜面部15,16に対する締め込み固定を解除させることにより、この摺動部材41の切欠溝部49に係合させた係合部材11の縮径凹部14を解除できる。
【0065】
この結果、操作レバー61を回動させて摺動部材41を摺動させることにより、摺動部材41に係合させた係合部材11を、この摺動部材41の保持溝部50で位置決め固定でき、かつこの摺動部材41の傾斜面51,52で締め込み固定できるとともに、この摺動部材41による係合部材11の位置決め固定および締め込み固定が解除可能となるので、天板2と各側板6,7との確実な連結および解除を容易にできるとともに、これら天板2および側板6,7間の組み立て誤差や、製造誤差などを吸収できるから、これら天板2と各側板6,7とを連結した際の遊びを防止できる。
【0066】
さらに、仮固定部材71の仮固定凹部72を弾性変形させて、摺動部材41の切欠溝部49に係合部材11を係合させることにより、この切欠溝部49に対する係合部材11の係合を仮固定凹部72が位置決め固定する。よって、天板2に対して各側板6,7を組み立てる際に、摺動部材41の切欠溝部49に対する係合部材11の係合を手などで押さえ付けて保持しつつ、操作レバー61を回動させる必要がなくなる。このため、摺動部材41の切欠溝部49に係合部材11を係合させた状態での操作レバー61の回動操作が容易になるから、天板2と各側板6,7との連結をより容易にできる。
【0067】
そして、摺動部材41のバネ嵌合部43にバネ体42を取り付けたので、ケース体22の収容空間37に収容した摺動部材41が、このケース体22の端面部26により基端側に向けて付勢される。この結果、ケース体22の収容空間37を操作レバー61の回動で開口することにより、摺動部材41がバネ体42の復元力により基端側へと摺動する。よって、摺動部材41の切欠溝部49に係合させた係合部材11の解除を容易にできる。
【0068】
また、操作レバー61の回転軸62に対して、この操作レバー61の外周面を偏心させて押動面部64を設けたので、この操作レバー61を回動させるだけで、摺動部材41を摺動できる。よって、操作レバー61の構成が簡略であるので、製造コストおよび破損を防止できる。
【0069】
さらに、操作レバー61の回動で、この操作レバー61のレバー部65でケース体22の収容空間37を閉塞できる。よって、この収容空間37に収容した摺動部材41、バネ体42および仮固定部材71などの破損を防止できるので、使い勝手を向上できる。
【0070】
また、操作レバー61を回動させて、この操作レバー61のレバー部65でケース体22の収容空間37を閉塞した際に、このレバー部65に設けた嵌合溝部67が、摺動部材41の切欠溝部49に係合した係合部材11の軸部13および頭部17それぞれに嵌合するので、この操作レバー61の嵌合溝部67で係合部材11を位置決め固定できる。よって、摺動部材41に係合させた係合部材11の位置決め固定がより確実になるので、摺動部材41に係合部材11を係合させた際における天板2と各側板6,7との連結時における遊びをより防止できる。
【0071】
そして、天板2と背板3とを折り畳み可能に接続する蝶番4,5の天板2に接続されている側の側片が、これら蝶番4,5それぞれの回動軸10から側板6,7の厚さ寸法程度離間した位置で内方に約90°屈曲している。このため、この背板3に対して天板2および側板6,7を折り畳むことにより、図4に示すように、背板3に側板6,7および天板2を重ねた状態に折り畳むことができる。よって、折り畳んだ机体1の体積を極力小さくできるから、この机体1の収納スペースを低減できるので、使い勝手を向上できる。
【0072】
また、背板3の高さ寸法から側板6,7の厚さ寸法を引いた高さ寸法を有する側板6,7にしたので、机体1を組み立てた際に、天板2と側板6,7との間に間隙81を形成できる。このため、この間隙81に手などを掛けることにより、組み立てた机体1の移動が容易にできる。
【0073】
さらに、係合部材11の係合経路を閉塞する方向に向けて摺動部材41が摺動するので、摺動部材41の切欠溝部49の開口幅および仮固定部材71の仮固定凹部72の開口幅のそれぞれをより拡開できる。よって、これら摺動部材41の切欠溝部49および仮固定部材71の仮固定凹部72のそれぞれに対する係合部材11の連結をより容易にできる。
【0074】
なお、上記一実施の形態では、机体1の天板2と側板6,7とを連結する連結装置21について説明したが、机以外のキャビネットタイプの家具などでも、この連結装置21を用いることができる。
【0075】
【発明の効果】
請求項1記載の連結装置によれば、操作部材の操作による摺動部材の摺動で、係合部材に係合した摺動部材を締込手段で締め込み固定でき、この締込手段による係合部材に対する摺動部材の係合が解除可能となるので、部材間の連結を容易にでき、これら部材間の連結時の遊びを防止できる。
【0076】
請求項2記載の連結装置によれば、請求項1記載の連結装置の効果に加え、摺動部材の保持溝部の先端側に設けられた挿入開口部が摺動方向と直交する方向に開口しているので、この挿入開口部に係合部材の縮径凹部を挿入できる。
【0077】
請求項記載の連結装置によれば、請求項1または2記載の連結装置の効果に加え、係合部材に摺動部材を係合させる際における係合部材と仮固定部材との当接で、この仮固定部材が係合部材を解除可能に位置決め固定するから、係合部材および摺動部材間の係合を保持する必要がなくなり、係合部材に係合させた摺動部材を操作部材の操作で容易に摺動できるので、部材間の連結をより容易にできる。
【0078】
請求項記載の連結装置によれば、請求項1ないし3いずれか記載の連結装置の効果に加え、操作レバーの回動で、係合部材に係合させた摺動部材が操作レバーに押動されて摺動するので、係合部材に係合させた摺動部材でこの係合部材を締め込み固定する際の操作を容易でき、係合部材を締め込み固定した摺動部材による係合部材の係合を容易に解除可能にできるから、部材間の連結をより容易できる。
【0079】
請求項記載の連結装置によれば、請求項ないしいずれか記載の連結装置の効果に加え、係合部材に係合させた摺動部材を操作部材の操作で摺動させることにより、摺動部材の傾斜面の傾斜が係合部材を締め込み固定するので、締込手段の構成を簡略化でき、製造性を向上できる。
【0080】
請求項6記載の連結装置によれば、請求項1ないし5いずれか記載の連結装置の効果に加え、縮径凹部の先端および基端のそれぞれに設けられた傾斜面部が、対向する方向に向けて拡径しており、保持溝部の上下方向それぞれの開口外縁面に形成された傾斜面が締込手段とされている。
【0081】
請求項7記載の連結装置によれば、請求項2ないし6いずれか記載の連結装置の効果に加え、他方の部材に設けたケース体が、摺動部材が摺動可能な収容空間と、この摺動部材の摺動方向と直交する方向に切り欠かれた切欠凹部とを備え、このケース体の切欠凹部と摺動部材の挿入開口部とが連通して係合部材を係合する開口部を形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の連結装置の第1実施の形態を示す分解斜視図である。
【図2】 同上連結装置を取り付けた机体の組み立て状態を示す斜視図である。
【図3】 同上机体の側板を折り畳んだ状態を示す斜視図である。
【図4】 同上机体の折り畳んだ状態を示す斜視図である。
【図5】 同上連結装置の閉塞状態を示す図である。
(a) 連結装置の斜視図
(b) 連結装置の上面図
【図6】 同上連結装置の操作レバーの回動状態を示す図である。
(a) 連結装置の斜視図
(b) 連結装置の上面図
【図7】 同上連結装置の開口状態を示す図である。
(a) 連結装置の斜視図
(b) 連結装置の上面図
【符号の説明】
2 他方の部材としての天板
6,7 一方の部材としての側板
11 係合部材
14 縮径凹部
15 16 傾斜面部
21 連結装置
28 切欠凹部
37 収容空間
41 摺動部材
49 挿入開口部としての切欠溝部
50 保持溝部
51,52 締込手段としての傾斜面
53 開口部
61 操作部材としての操作レバー
71 仮固定部材

Claims (7)

  1. 部材間を解除可能に連結する連結装置であって、
    前記一方の部材に設けられた係合部材と、
    前記他方の部材に設けられ、摺動により前記係合部材に係合し、前記係合部材に係合させた際にこの係合部材を締め込み固定する締込手段を備えた摺動部材と、
    前記他方の部材に設けられ、操作により前記摺動部材を摺動させてこの摺動部材を前記係合部材に締め込み固定させる操作部材と
    を具備し
    前記係合部材は、環状の縮径凹部を備え、
    前記摺動部材は、摺動により前記係合部材の縮径凹部に係合する保持溝部を備えている
    ことを特徴とした連結装置。
  2. 摺動部材は、保持溝部の先端側に設けられ摺動方向と直交する方向に開口し係合部材の縮径凹部が挿入される挿入開口部を備えた
    ことを特徴とした請求項1記載の連結装置。
  3. 他方の部材に設けられ、前記係合部材の当接によりこの係合部材を解除可能に位置決め固定する仮固定部材を具備している
    ことを特徴とした請求項1または2記載の連結装置。
  4. 操作部材は、回動により摺動部材を押動して、この摺動部材を摺動させる操作レバーである
    ことを特徴とした請求項1ないし3いずれか記載の連結装置。
  5. 締込手段は、摺動部材が係合部材に係合する摺動方向に向かうに連れて、前記摺動方向および挿入開口部開口方向それぞれ直交する方向へと傾斜した傾斜面である
    ことを特徴とした請求項ないしいずれか記載の連結装置。
  6. 係合部材は、縮径凹部の先端および基端のそれぞれに設けられ対向する方向に向けて拡径した傾斜面部を備え、
    摺動部材の締込手段は、保持溝部の上下方向それぞれの開口外縁面に形成された傾斜面である
    ことを特徴とした請求項1ないし5いずれか記載の連結装置。
  7. 摺動部材が摺動可能な収容空間、およびこの摺動部材の摺動方向と直交する方向に切り欠かれた切欠凹部を備え、他方の部材に設けられたケース体を具備し、
    このケース体の切欠凹部と前記摺動部材の挿入開口部とが連通して前記係合部材を係合する開口部が形成される
    ことを特徴とした請求項2ないし6いずれか記載の連結装置。
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