JP3776877B2 - 移動通信システム、無線基地局制御装置及びそれに用いる上り受信同期判定方法 - Google Patents

移動通信システム、無線基地局制御装置及びそれに用いる上り受信同期判定方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は移動通信システム、無線基地局制御装置及びそれに用いる上り受信同期判定方法に関し、特に上り受信Compressed Mode時における同期判定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
IMT−2000(International Mobile Telecommunications−2000)の規格における無線基地局装置では、他システム、例えばFDD(Frequency Division Duplex),TDD(Time Division Duplex),GSM(Global System for Mobile communications)等の異周波数のハンドオーバにおける測定を行うために、上位装置からCompressed Modeの設定がなされている(例えば、非特許文献1参照)。
【0003】
Compressed Modeは、異周波数のハンドオーバを行うために、異周波数のセルの測定を可能とするための機能である。シングルレシーバの移動局では、下りCompressed Modeのサポートは必須となる。
【0004】
Compressed Mode移行の決定はUTRAN(Universal Terrestrial Radio Access Network:無線アクセスネットワーク)が行い、UTRANは移動局に対してCompressed Modeで必要となるパラメータを通知する。
【0005】
Compressed Modeにおいて、送信ギャップと呼ばれるスロットでは、データ送信が行われない。Compressed Modeのフレームでは、送信停止におけるゲイン低下による品質[BER(Bit Error Rate),BLER(BLock Error Rate)]劣化を防ぐために、一時的に送信電力を増加させる。
【0006】
Compressed Modeでは、上記の送信ギャップを繰り返すことができ、送信ギャップのスロット数、送信ギャップ間の間隔、送信ギャップの繰り返し数等のCompressed Modeのタイプは測定要求等によって変更することができる(例えば、非特許文献2参照)。
【0007】
【非特許文献1】
3GPP TS25.133の「8項 UE Measurement Procedures」
【非特許文献2】
「W−CDMA移動通信方式、3章 無線システム、3−3 無線アクセスインタフェース標準規格、m.コンプレストモード」(立川敬二監修、丸善株式会社刊、平成14年3月15日、第140頁)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の無線基地局装置では、上りCompressed Modeが設定されると、図6に示すように、物理レイヤの上りDPCCH(Dedicated Physical Control Channel)スロットフォーマットがフレーム単位毎に大きく変化し、安定した上り受信同期判定を行うことが困難である。そのため、それに対応した処理を施すことが求められている。
【0009】
特に、無線基地局装置では、上り受信同期判定において、既知シンボルであるPilotシンボルを用いているが、Compressed Mode設定によってCompressされたフレームのスロットフォーマットは、Pilotシンボル数が減少し、なおかつ送信されているスロット数がCompressされているために、1フレーム当たりの既知Pilotシンボル数が大きく減少する。
【0010】
また、通常フレーム時とコンプレスフレーム時との既知Pilotシンボルも異なってしまう。そのため、Compressed Mode設定がなされた場合には、上り受信同期判定が困難なものになり、安定した上り受信同期判定を行うことが難しい。無線基地局装置は、同期状態時に最適な電力制御を施すためにSIR(Signal to Interference power Ratio)閉ループ電力制御に移行する。すなわち、上り受信同期判定は電力制御に影響するため、他のユーザに対する干渉や通信品質等に大きな影響を及ぼすことになる。
【0011】
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、同期検出の精度を向上させることができ、誤同期判定をなくして安定した受信同期判定を行うことができる移動通信システム、無線基地局制御装置及びそれに用いる上り受信同期判定方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明による移動通信システムは、移動局からのDPCCH(Dedicated Physical Control Channel)のPilotシンボルを用いて上り受信同期判定を行う無線基地局装置を含む移動通信システムであって、
前記上り受信同期判定において一度復号したTFCI(Transport Format Combination Indicator)値を再度、TFCI符号化させて前記移動局から受信したTFCIシンボルと比較する手段と、その比較結果であるTFCI誤りビット数を用いて前記上り受信同期判定を行う手段とを備え
前記上り受信同期判定において前記TFCI値を復号する際に利用する特性指標値をアダマール変換後の復号特性から算出する手段を具備し、
その算出された情報を用いて前記上り受信同期判定を受信同期判定を行っている。
【0013】
本発明による無線基地局制御装置は、移動局からのDPCCH(Dedicated Physical Control Channel)のPilotシンボルを用いて上り受信同期判定を行う無線基地局装置であって、
前記上り受信同期判定において一度復号したTFCI(Transport Format Combination Indicator)値を再度、TFCI符号化させて前記移動局から受信したTFCIシンボルと比較する手段と、その比較結果であるTFCI誤りビット数を用いて前記上り受信同期判定を行う手段とを備え
前記上り受信同期判定において前記TFCI値を復号する際に利用する特性指標値をアダマール変換後の復号特性から算出する手段を具備し、
その算出された情報を用いて前記上り受信同期判定を受信同期判定を行っている。
【0014】
本発明による上り受信同期判定方法は、移動局からのDPCCH(Dedicated Physical Control Channel)のPilotシンボルを用いて上り受信同期判定を行う無線基地局装置を含む移動通信システムの上り受信同期判定方法であって、
前記無線基地局装置側で、前記上り受信同期判定において一度復号したTFCI(Transport Format Combination Indicator)値を再度、TFCI符号化させて前記移動局から受信したTFCIシンボルと比較し、その比較結果であるTFCI誤りビット数を用いて前記上り受信同期判定を行い、
前記上り受信同期判定において前記TFCI値を復号する際に利用する特性指標値をアダマール変換後の復号特性から算出し、その算出した情報を用いて前記上り受信同期判定を受信同期判定を行っている。
【0015】
すなわち、本発明の移動通信システムは、標準機構である3GPP(3rd Generation Partnership Project) TS25.215 Measurement for UTRA FDDに記載されているCompressed Mode時におけるの上り受信同期方法に関するものである。
【0016】
本発明の移動通信システムでは、上記の問題を解決するために、従来、用いられているDPCCH(Dedicated Physical ControlChannel)のPilotシンボルを用いる受信同期判定方法だけでなく、TFCI(Transport Format Combination Indicator)シンボルも利用した上り受信同期判定方法を実現している。
【0017】
TFCIシンボルはウォルシュ(Walsh)直交コードで符号化されているシンボルである。したがって、TFCI復号化するためにアダマール(Hadamard)変換して得られたウォルシュ符号系列はリファレンスシンボルとして用い、受信同期判定に利用する。さらに、アダマール変換で得られたTFCI復号特性の指標値を算出し、これも受信同期判定に利用することで、Compressed Mode設定時においても安定した同期判定を行うことが可能となる。
【0018】
これは、TFCIシンボルがPilotシンボルと異なり、Compressed Frameとなっても、フレーム当たりのシンボル数が大きく変化することがないためである。よって、本発明の移動通信システムでは、上りCompressed Mode設定時において既知シンボルであるPilotシンボルが減少してしまっても、安定した上り受信同期判定を行うことが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例による無線基地局装置の構成を示すブロック図である。図1において、本発明の一実施例による無線基地局装置は逆拡散処理部1と、CompressedFrame判定部2と、シンボル判定部3と、下り送信電力制御部4と、受信SIR(Signal to Interference power Ratio)判定部5と、送信TPC(Transmit Power Control)ビット判定部6と、Pilotビット数誤り判定部7と、軟判定TFCI(Transport Format Combination Indicator)復号部8と、TFCIビット誤り判定部9と、TFCI復号特性部10と、上り無線同期状態判定部11とから構成されている。
【0020】
図5は上りDPCCH(Dedicated Physical Control Channel)スロットのフォーマットを示す図であり、図6は上りDPCCHスロットのフォーマットの構成表を示す図である。これら図1と図5と図6とを参照して上記の各部の動作について説明する。
【0021】
逆拡散処理部1は符号化によって拡散された上り個別制御CH(UplinkDPCCH)の逆拡散信号処理を行う。Compressed Frame判定部2は図示せぬ上位装置から通知されたCompressed Modeパラメータから、図5に示すNormal Frame32、CompressedFrame(Slot Format A)33、Compressed Frame(Slot Format B)34といった物理チャネルのフレーム状態を判定する。
【0022】
シンボル判定部3は図5に示すUplink DPCCHスロットフォーマット31からPilotシンボルと、TFCIシンボルと、FBI(Feedback Information)シンボルと、TPC(Transmit Power control)シンボルとを分離する。下り送信電力制御部4は上りDPCCHに送信されてきたTPCビットで下り送信電力の制御を行う。受信SIR判定部5は既知Pilotシンボルで受信SIRを計算する。
【0023】
Pilotビット数誤り判定部7は受信したPilotシンボルの硬判定シンボルと既知Pilotシンボルとの相違を計算する。軟判定TFCI復号部8は受信TFCIコードシンボルからTFCI値を算出する。TFCIビット誤り判定部9は復号されたTFCI値から、再度、TFCI符号化したシンボルと受信TFCIシンボルの硬判定シンボルとの相違を計算する。
【0024】
TFCI復号特性部10は軟判定TFCI復号部8で使用する高速アダマール(Hadamard)変換の相関結果から特性指標値を算出する。上り無線同期状態判定部11は同期状態判定パラメータと、受信SIR判定部5から算出した受信SIR値と、Pilotビット数誤り判定部7から算出したPilot誤りビット数と、TFCIビット誤り判定部9から算出される誤りTFCIビット数と、TFCI復号特性判定部10から算出されるTFCI復号特性指標値とを用いて上り同期状態の状態遷移を判定する。
【0025】
本実施例では、上り無線同期状態判定部11にTFCIビット誤り判定部9とTFCI復号特性判定部10とを追加することで、Compressed Mode設定によって、図6に示すようなpilotシンボル数が減少してしまっても、安定した上り受信同期判定を行うことができる。
【0026】
図7は上りCompressed Frame設定を説明するための図である。これら図6と図7とを参照して、Compressed Mode設定によってフレーム構成が変化し、フレーム当たりのPilotシンボルが減少することについて具体的なパラメータ値を用いて説明する。
【0027】
上位装置からは以下のパラメータが設定される。TGCFN(Transmission Gap Connection Frame Number)は、物理フレームにCompressed Modeを開始するCFNで、TGCFNで指定されたフレームからTGSN(Transmission Gap Starting Slot Number)(slot)で指定されたスロット分オフセットがかかって送信ギャップが形成される。
【0028】
TGSN(slot)分オフセットがかかったスロット位置からは長さTGL1(Transmission Gap Pattern Length 1)(slot)の送信ギャップが形成される。TGSN(slot)からはさらにTGD(Transmission Gap start Distance)(slot)後に、次の送信ギャップがTGL2(Transmission Gap Pattern Length 2)で形成される。
【0029】
TGPL1(Transmission Gap Pattern Length)は、上記のパラメータで形成されるCompressed Frameのパターンをフレーム単位で示したパラメータである。
【0030】
ここで、上記の各パラメータは、TGCFN=M(frame):0〜255、TGSN=10(slot)、TGL1=7(slot)、TGD=24(slot)、TGL2=7(slot)、TGPL1=4(frame)、TGPL2=8(frame)である。
【0031】
以下、この具体的なパラメータを用いてCompressed Frameについて説明する。TGCFN=M(frame)、TGSN=10(slot)、TGL1=7(slot)であるので、送信ギャップはCFN=Mと、CFN=M+1を跨ぐこととなる。
【0032】
CFN=Mでの送信ギャップ数は5(slot)となるので、このフレームで送信されるスロット数は10(slot)となり、図6に示すTransmitted slot per ratio frameからスロットフォーマットはAに移行する。
【0033】
例えば、通常フレームがスロットフォーマットが2の場合には、スロットフォーマットが2Aとなり、通常フレーム当たりのPilotシンボル数が、5×15=75シンボルに対し、この場合のCompressed Frame 2Aでは、4×10=40シンボルとなる。
【0034】
さらに、TGD=24(slot)であるので、CFN=M+2フレームの5スロット目から送信ギャップがTGL2=7(slot)で形成される。すなわち、このフレーム当たりでの送信スロット数は8(slot)となるので、スロットフォーマットはBに移行し、フレーム当たりのPilotシンボル数は24シンボルとなり、Compressed Mode設定によってフレーム当りのPilotシンボル数が減少する。
【0035】
図2は図1の軟判定TFCI復号部8、TFCIビット誤り判定部9、TFCI復号特性部10各々の構成を示すブロック図である。図2において、軟判定TFCI復号部8はデータビット入れ替え部81と、高速アダマール変換部82とから構成され、TFCIビット誤り判定部9はTFCIコード発生器91と、硬判定TFCIコード比較部92とから構成され、TFCI復号特性部10は相関値特性記憶部101と、ピーク相関値判定部102と、TFCI判定部103とから構成されている。
【0036】
図4は図1の上り無線同期状態判定部11における状態遷移判定を示す図である。これら図1と図2と図4とを参照して、TFCIビット誤り判定部9及びTFCI復号特性判定部10の動作、TFCIビット誤り判定部9及びTFCI復号特性判定部10から得られた硬判定TFCI誤りビット数とTFCI復号特性指標値とを用いた上り無線同期状態判定部11の動作についてそれぞれ説明する。
【0037】
シンボル判定部3で分離された軟判定TFCIシンボルはフレーム分集めたら、軟判定TFCI復号部8のデータビット入れ替え部81に挿入される。これは、3GPP TS 25.212 4.3.3 Coding of Transport−Foramt Combination IndicatorのTable8 Bases Sequence for (32,10) TFCI codeを、i=30ビット目をi=0ビット目の前に挿入、i=31ビット目をi=15ビット目の前に挿入することで、ウォルシ直交系列とし、高速アダマール変換部82に入力する軟判定データを挿入する。
【0038】
高速アダマール変換部82はウォルシュ直交符号ベクトルとの相関を算出し、TFCI復号特性判定部10のピーク相関判定部102は最も尤度が高い相関をとったアダマール変換後インデックスを得るとともに、TFCI判定部103は受信TFCI値を決定する。このTFCI値は、送信部にあるのと同じTFCIコード発生器91でTFCIコード符号化され、硬判定TFCIコード比較部92に入力される。
【0039】
硬判定TFCIコード比較部92は軟判定TFCI受信シンボルと、硬判定したTFCIコードとのビット比較を行う。その結果、硬判定TFCIコード比較部92は硬判定TFCI誤りビット数を出力し、その情報が同期判定の情報として上り無線同期状態判定部11に入力される。
【0040】
さらに、軟判定TFCI復号部8の高速アダマール変換部82で相関算出された結果はTFCI復号特性判定部10の相関値特性記憶部13に保持され、TFCI復号特性指標値が算出され、それが同期判定の情報として上り無線同期状態判定部11に入力される。
【0041】
図8はアダマール変換前の基準値入力レベル32に雑音レベル±4を加算した場合のTFCI符号化特性を示す図であり、図9はアダマール変換前の基準値入力レベル32に雑音レベル±32を加算した場合のTFCI符号化特性を示す図であり、図10はアダマール変換前の基準値入力レベル32に雑音レベル±64を加算した場合のTFCI符号化特性を示す図であり、図11は雑音レベルに対するTFCI復号特性指標値を示す図である。これら図8〜が11を参照してTFCI復号特性指標値を数値的にどのように算出するかについて説明する。
【0042】
図8(a),図9(a),図10(a)はそれぞれアダマール変換前入力基準レベル32に対して雑音レベル±N(N=4,32,64)を加算した場合のアダマール変換後の相関値出力を示したものである。ここで、雑音レベルとは±Nの範囲のランダム値である。
【0043】
図8(a),図9(a),図10(a)を参照すると、雑音レベルNが大きくなるにつれ、アダマール変換後の相関値において、他のインデックス(他のウォルシュ直交ベクトル)との相関値が大きくなっていることがわかる。以下に、TFCI復号特性指標値Aの求め方について説明する。
【0044】
アダマール変換後の相関値の絶対値の総和をBとし、アダマール変換後の相関値の絶対値のピーク値をCとすると、雑音成分の平均Dは、
Figure 0003776877
となり、絶対値のピーク値Cと雑音成分の平均Dとの相対値を特性指標値Aとすると、
Figure 0003776877
で算出される。この入力基準レベル32に対する雑音レベル±N(N=4,8,16,32,48,64,80,96)の場合のそれぞれの算出結果を図11に示す。
【0045】
図3は図1の上り無線同期状態判定部11におけるPilotシンボルのみを用いた場合の状態遷移判定を示す図である。呼設定がなされた直後、無線基地局装置は初期状態21となっている。
【0046】
ここで、初期状態21から同期状態22に遷移する条件24は、Pilotビット数誤り判定部7で算出されたPilot誤りビット数が後方保護用Pilot誤り許容ビット数よりも少ない状態がフレーム同期後方保護段数連続して発生し、かつ受信SIR判定部5で算出された受信SIRが後方保護用受信SIR閾値よりも高い状態がフレーム同期後方保護段数連続発生した場合である。Pilot誤り許容ビット数用及び受信SIR閾値用のフレーム同期後方保護段数は別のパラメータとして制御できるようにしておく。
【0047】
同期状態22から同期外れ状態23に遷移する条件25は、Pilotビット数誤り判定部7で算出されたPilot誤りビット数が前方保護用Pilot誤り許容ビット数よりも多い状態がフレーム同期前方保護段数連続して発生し、かつ受信SIR判定部5で算出された受信SIRが前方保護用受信SIR閾値よりも低い状態がフレーム同期前方保護段数連続発生した場合である。この場合もPilot誤り許容ビット数用及び受信SIR閾値用のフレーム同期前方保護段数は別のパラメータとして制御できるようにしておく。
【0048】
同期外れ状態23から同期状態22に遷移する条件26は、上述した初期状態21から同期状態22に遷移する条件と同じである。
【0049】
この動作にTFCIシンボルをも利用した場合の上り無線同期状態判定部11の状態遷移を図4に示す。初期状態21から同期状態22に遷移する条件27のパラメータとして、後方保護用Pilot+TFCI誤り許容ビット数と後方保護用TFCI特性指標閾値とが追加され、それらの情報はTFCIビット誤り判定部9及びTFCI復号特性判定部10から入力される。
【0050】
同様に、同期状態22から同期外れ状態23に遷移する条件28のパラメータとして、前方保護用Pilot+TFCI誤り許容ビット数と前方保護用TFCI特性指標値閾値とが追加され、それらの情報はTFCIビット誤り判定部9及びTFCI復号特性判定部10から入力される。
【0051】
このように、本実施例では、TFCIシンボルがウォルシュ直交コードで符号化されているシンボルであるので、TFCI復号化するためにアダマール変換して得られたウォルシュ符号系列を、リファレンスシンボルとして用いて受信同期判定に利用している。
【0052】
これによって、本実施例では、上りCompressed Mode設定時において、フレーム単位毎に既知Pilotシンボルの数に相違があるが、TFCIシンボルも利用した上り受信同期判定方法を行うことで、従来の受信同期判定方法と比べて、同期検出の精度を向上させることができ、誤同期判定をなくし、安定した受信同期判定を行うことができる。
【0053】
また、従来の受信同期判定方法のように、既知Pilotシンボルのみを利用する方法では、Pilotシンボルが減少することで、受信SIR値を誤って見積もってしまう場合があるのに対し、本実施例では、Compressed Frameとなってもフレーム当りのシンボル数が大きく変化せずかつウォルシュ直交コードで符号化されたTFCIシンボルを用いて無線特性の判定を行っている。
【0054】
これによって、本実施例では、TFCIを復号する際に得られるアダマール変換後の特性を用いることで、従来の受信同期判定方法と比べて、さらに同期検出の精度を向上させることができ、安定した受信同期判定を行うことができる。
【0055】
さらに、本実施例では、精度のよい受信同期判定を行うことができるので、Compressed Mode設定時においても、閉ループ送信電力制御を最適に行うことができ、他のユーザに対する干渉をできる限り小さくすることができる。
【0056】
尚、本発明は、上述したように、上りCompressed Mode設定時に大きな効力を発揮するが、上りCompressed Modeが設定されていない時にも適用可能である。
【0057】
また、本発明では、上り無線同期状態判定部11に、無線環境状態に応じて、受信SIR判定部5とPilotビット数誤り判定部7とTFCIビット誤り判定部9とTFCI復号特性判定部10とからの入力情報を使用するか否かの制御を行う手段を設けることも考えられる。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、移動局からのDPCCHのPilotシンボルを用いて上り受信同期判定を行う無線基地局装置において、上り受信同期判定において一度復号したTFCI値を再度、TFCI符号化させて移動局から受信したTFCIシンボルと比較し、その比較結果であるTFCI誤りビット数を用いて上り受信同期判定を行うことによって、同期検出の精度を向上させることができ、誤同期判定をなくして安定した受信同期判定を行うことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による無線基地局装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の軟判定TFCI復号部、TFCIビット誤り判定部、TFCI復号特性部10各々の構成を示すブロック図である。
【図3】図1の上り無線同期状態判定部におけるPilotシンボルのみを用いた場合の状態遷移判定を示す図である。
【図4】図1の上り無線同期状態判定部における状態遷移判定を示す図である。
【図5】上りDPCCHスロットのフォーマットを示す図である。
【図6】上りDPCCHスロットのフォーマットの構成表を示す図である。
【図7】上りCompressed Frame設定を説明するための図である。
【図8】(a),(b)はアダマール変換前の基準値入力レベル32に雑音レベル±4を加算した場合のTFCI符号化特性を示す図である。
【図9】(a),(b)はアダマール変換前の基準値入力レベル32に雑音レベル±32を加算した場合のTFCI符号化特性を示す図である。
【図10】(a),(b)はアダマール変換前の基準値入力レベル32に雑音レベル±64を加算した場合のTFCI符号化特性を示す図である。
【図11】雑音レベルに対するTFCI復号特性指標値を示す図である。
【符号の説明】
1 逆拡散処理部
2 Compressed Frame判定部
3 シンボル判定部
4 下り送信電力制御部
5 受信SIR判定部
6 送信TPCビット判定部
7 Pilotビット数誤り判定部
8 軟判定TFCI復号部
9 TFCIビット誤り判定部
10 TFCI復号特性部
11 上り無線同期状態判定部
81 データビット入れ替え部
82 高速アダマール変換部
91 TFCIコード発生器
92 硬判定TFCIコード比較部
101 相関値特性記憶部
102 ピーク相関値判定部
103 TFCI判定部

Claims (6)

  1. 移動局からのDPCCH(Dedicated Physical Control Channel)のPilotシンボルを用いて上り受信同期判定を行う無線基地局装置を含む移動通信システムであって、
    前記上り受信同期判定において一度復号したTFCI(Transport Format Combination Indicator)値を再度、TFCI符号化させて前記移動局から受信したTFCIシンボルと比較する手段と、その比較結果であるTFCI誤りビット数を用いて前記上り受信同期判定を行う手段とを有し、
    前記上り受信同期判定において前記TFCI値を復号する際に利用する特性指標値をアダマール変換後の復号特性から算出する手段を含み、
    その算出された情報を用いて前記上り受信同期判定を受信同期判定を行うことを特徴とする移動通信システム。
  2. 無線環境に応じて、前記Pilotシンボルで計算される受信SIR(Signal to Interference power Ratio)値と、前記PilotシンボルのPilot誤りビット数と、前記TFCI誤りビット数と、前記特性指標値とを使用するか否かの制御を行うことを特徴とする請求項1記載の移動通信システム。
  3. 移動局からのDPCCH(Dedicated Physical Control Channel)のPilotシンボルを用いて上り受信同期判定を行う無線基地局装置であって、
    前記上り受信同期判定において一度復号したTFCI(Transport Format Combination Indicator)値を再度、TFCI符号化させて前記移動局から受信したTFCIシンボルと比較する手段と、その比較結果であるTFCI誤りビット数を用いて前記上り受信同期判定を行う手段とを有し、
    前記上り受信同期判定において前記TFCI値を復号する際に利用する特性指標値をアダマール変換後の復号特性から算出する手段を含み、
    その算出された情報を用いて前記上り受信同期判定を受信同期判定を行うことを特徴とする無線基地局装置。
  4. 無線環境に応じて、前記Pilotシンボルで計算される受信SIR(Signal to Interference power Ratio)値と、前記PilotシンボルのPilot誤りビット数と、前記TFCI誤りビット数と、前記特性指標値とを使用するか否かの制御を行うことを特徴とする請求項3記載の無線基地局装置。
  5. 移動局からのDPCCH(Dedicated Physical Control Channel)のPilotシンボルを用いて上り受信同期判定を行う無線基地局装置を含む移動通信システムの上り受信同期判定方法であって、
    前記無線基地局装置側で、前記上り受信同期判定において一度復号したTFCI(Transport Format Combination Indicator)値を再度、TFCI符号化させて前記移動局から受信したTFCIシンボルと比較し、その比較結果であるTFCI誤りビット数を用いて前記上り受信同期判定を行い、
    前記上り受信同期判定において前記TFCI値を復号する際に利用する特性指標値をアダマール変換後の復号特性から算出し、その算出した情報を用いて前記上り受信同期判定を受信同期判定を行うことを特徴とする上り受信同期判定方法。
  6. 無線環境に応じて、前記Pilotシンボルで計算される受信SIR(Signal to Interference power Ratio)値と、前記PilotシンボルのPilot誤りビット数と、前記TFCI誤りビット数と、前記特性指標値とを使用するか否かの制御を行うことを特徴とする請求項5記載の上り受信同期判定方法。
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