JP2003143058A - Cdma受信システムおよびcdma受信方法 - Google Patents

Cdma受信システムおよびcdma受信方法

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JP2003143058A
JP2003143058A JP2001340146A JP2001340146A JP2003143058A JP 2003143058 A JP2003143058 A JP 2003143058A JP 2001340146 A JP2001340146 A JP 2001340146A JP 2001340146 A JP2001340146 A JP 2001340146A JP 2003143058 A JP2003143058 A JP 2003143058A
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Daisuke Yamada
大輔 山田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セル間ダイバーシチハンドオーバ(DH
O)後の基地局を正確に決定すること。 【解決手段】 受信データ変換回路115は、復調され
た受信データに対してCRC符号による誤り検出を行っ
てCRC検出結果(OKまたはNG)を出力する。TF
CI復調回路116は、復調された受信データから得ら
れるトランスポートフォーマット情報(TFCI信号)
を抽出し、抽出したTFCI信号の相関値を算出して出
力する。制御局103は、CRC検出結果が両方ともN
Gである場合、2つの基地局101、102から送られ
てきたTFCI信号の相関値を比較して、2つの基地局
101、102のうち相関値の大きい基地局を選択し、
選択した基地局との通信を継続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、符号分割多元接続
(CDMA:Code Division Multiple Access)方式に
おいてセル間のダイバーシチハンドオーバ(DHO:Di
versity Hand-Over)を行う際のCDMA受信システム
およびCDMA受信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、通信サービスエリアを複数のセル
に分割して構成されたCDMA方式の移動通信システム
においては、現在接続中の基地局または移動機の受信品
質が劣化した場合、周辺セルの基地局との間でDHOを
行うことにより、受信品質を向上させる手法が採られて
いる。
【0003】ここで、CDMA方式とは、伝送情報に拡
散コードを掛け合わせてフレーム単位で伝送し、受信側
で同一の拡散コードを受信信号に掛け合わせることによ
って元の伝送情報を取り出す方式である。また、DHO
とは、移動機が、あるセルの基地局と通信中に他の基地
局のセル内に移動したとき、移動前と移動後の両方のセ
ルの基地局と通信を行うことである。
【0004】次に、従来のセル間DHOを行う移動通信
システムについて、図5および図6を用いて説明する。
図5は、CDMA方式の移動通信システムの一例を示す
構成図、図6は、従来の移動通信システムにおけるCR
C(Cyclic Redundancy Check)を用いたセル間DHO
の動作例を示す図である。
【0005】図5に示す移動通信システムは、制御局5
00と、この制御局500にそれぞれ有線で接続された
第1基地局501および第2基地局502を有する。第
1基地局501は、電波で第1セル503を形成し、第
2基地局502は、電波で第2セル504を形成してい
る。ここで、移動機505は、第1セル503と第2セ
ル504のほぼ中間に沿って移動しているものとする。
【0006】この場合、各セル503、504を管理す
る基地局501、502は、セル間DHO状態となって
移動機505と接続され、この接続によって得られた移
動機505からの情報信号および制御信号を制御局50
0に送信する。制御局500は、各基地局501、50
2からの制御信号に基づいてDHO後の基地局を決定
し、決定した基地局から情報信号を得るようにしてい
る。
【0007】図6は、第1基地局(BS1)501およ
び第2基地局(BS2)502から制御局500へ送信
される制御信号ならびにDHO後の情報信号の一例を示
している。制御局500は、各基地局501、502か
らの制御信号に含まれる誤り検出用のCRC(Cyclic R
edundancy Check)符号に基づいてセル間DHOを行
う。
【0008】たとえば、フレーム番号FRN#1および
#2のように、2つの基地局501、502のいずれか
一方はCRCの誤り検出結果がOKであり、いずれか他
方はCRCの誤り検出結果がNGである場合、制御局5
00は、DHO後の基地局を一義的に決定することがで
きる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
移動通信システムにおいては、たとえば、フレーム番号
FRN#3および#9のように、両方の基地局501、
502におけるCRCの誤り検出結果が共にNGである
場合、制御局500は、DHO後の基地局を正確に決定
することができない。すなわち、制御局500は、制御
信号に含まれるCRC符号に基づいてセル間DHOを行
ったとしても、DHO後の基地局を正確に決定すること
ができないという問題がある。
【0010】なお、DHO後の基地局を正確に決定する
方法として、たとえば、受信レベルやフレームエラー
率、ビットエラー率などの情報を用いる方法が実施され
ている。たとえば、受信レベルを用いる方法において
は、受信レベルの高い基地局がDHO後の基地局として
選択される。しかし、この方法においては、受信レベル
が低いときでも正確に情報信号を得ることができる場合
があるので、必ずしも常にDHO後の基地局を正確に決
定できるとは限らないという問題がある。これは、フレ
ームエラー率やビットエラー率などの情報を用いる方法
においても同様に当てはまる。
【0011】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、セル間DHO後の基地局を正確に決定すること
ができるCDMA受信システムおよびCDMA受信方法
を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】(1)本発明のCDMA
受信システムは、受信信号の誤りを検出する誤り検出手
段と、受信信号の信頼度を検出する信頼度検出手段と、
前記誤り検出手段の検出結果および前記信頼度検出手段
の検出結果に基づいて通信に最適な受信信号を選択する
選択手段と、を有する構成を採る。
【0013】この構成によれば、受信信号(具体的に
は、たとえば、基地局で受信した移動局からの信号)の
誤りの有無に加えて当該受信信号の信頼度をも考慮して
通信に最適な受信信号を選択するため、セル間DHO後
の基地局を正確に決定することができる。
【0014】(2)本発明のCDMA受信システムは、
上記構成において、前記選択手段は、複数の受信信号の
すべてに誤りが存在する場合、信頼度が最も高い受信信
号を選択する構成を採る。
【0015】この構成によれば、複数の受信信号のすべ
てに誤りが存在する場合、信頼度が最も高い受信信号を
選択するため、複数の受信信号のすべてに誤りが存在す
る場合であっても、セル間DHO後の基地局を正確に決
定することができる。
【0016】(3)本発明のCDMA受信システムは、
上記構成において、前記信頼度は、受信信号に含まれる
TFCI(Transport Format Combination Indicator)
信号の相関値である構成を採る。
【0017】この構成によれば、受信信号の信頼度とし
て、受信信号に含まれるTFCI信号の相関値を用いる
ため、常に、セル間DHO後の基地局を正確に決定する
ことができる。
【0018】(4)本発明のCDMA受信システムは、
上記構成において、前記信頼度は、受信信号に含まれる
TFCI信号の相関値の所定区間における平均値である
構成を採る。
【0019】この構成によれば、受信信号の信頼度とし
て、受信信号に含まれるTFCI信号の相関値の所定区
間における平均値を用いるため、常に、セル間DHO後
の基地局を正確に決定することができる。
【0020】(5)本発明のCDMA受信システムは、
上記構成において、受信信号の受信品質を検出する受信
品質検出手段と、前記受信品質検出手段の検出結果が所
定値以上であるか否かを判断する判断手段と、をさらに
有し、前記信頼度検出手段は、前記受信品質検出手段の
検出結果が所定値以上である場合、信頼度の検出結果を
出力する、構成を採る。
【0021】この構成によれば、受信品質が所定値以上
の場合に信頼度の検出結果を出力するため、信頼度の検
出結果それ自体の正確さが担保され、セル間DHO後の
基地局を正確に決定することができる。
【0022】(6)本発明のCDMA受信システムは、
上記構成において、前記誤り検出手段および前記信頼度
検出手段は、複数の基地局装置のおのおのに搭載され、
前記選択手段は、前記複数の基地局装置と接続された制
御局装置に搭載されている構成を採る。
【0023】この構成によれば、複数の基地局装置のお
のおのには誤り検出手段および信頼度検出手段が搭載さ
れ、制御局装置には選択手段が搭載されているため、部
品の追加を最小限に抑えて既存の装置を有効に利用しつ
つ、セル間DHO後の基地局を正確に決定することがで
きる。
【0024】(7)本発明のCDMA受信方法は、受信
信号の誤りを検出する誤り検出ステップと、受信信号の
信頼度を検出する信頼度検出ステップと、前記誤り検出
ステップでの検出結果および前記信頼度検出ステップで
の検出結果に基づいて通信に最適な受信信号を選択する
選択ステップと、を有するようにした。
【0025】この方法によれば、受信信号(具体的に
は、たとえば、基地局で受信した移動局からの信号)の
誤りの有無に加えて当該受信信号の信頼度をも考慮して
通信に最適な受信信号を選択するため、セル間DHO後
の基地局を正確に決定することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0027】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1に係るCDMA受信システムの構成を示すブロッ
ク図である。図2は、本発明の実施の形態1に係るCD
MA受信システムに用いられる制御局の構成を示すブロ
ック図である。
【0028】本発明のCDMA受信システムは、複数
(ここでは2つ)の基地局101、102と、これらの
基地局101、102に有線で接続されている制御局1
03とを有する。各基地局101、102は、複数のセ
ルに分割された通信サービスエリアの各セルに配置され
ている。各基地局101、102は、対応するセル内の
移動機104と通信を行う。制御局103は、複数のセ
ルから構成される無線ゾーンを統括し、無線回線に関す
る制御を行うとともに、ハンドオーバ等のセル間の移動
に伴う制御を行う。本発明の受信システムは、現在接続
中の基地局または移動機の受信品質が劣化した場合、周
辺セルの基地局との間でダイバーシチハンドオーバ(H
DO)を行うことにより、受信品質を向上させるもので
ある。
【0029】ここで、本発明が適用される受信システム
の一例として、3GPP仕様に基づくW−CDMA(Wi
deband-Code Division Multiple Access)方式の移動通
信システムについて説明する。
【0030】W−CDMA方式では、音声データ、パケ
ットデータ、ファックスデータ等の各種サービスのデー
タが、それぞれトランスポートチャネルに送られる。こ
れらのトランスポートチャネルのデータレートや誤り訂
正方法は、通常、それぞれ異なる方法で行われ、必要に
応じて多重化されてから、1または複数の物理チャネル
上で伝送される。
【0031】高いデータレートのサービスや、低いデー
タレートのサービスのトランスポートチャネルを組み合
わせたものを、複数の物理チャネルに多重化することも
でき、この柔軟性により、データレートが様々に異なる
多数のトランスポートチャネル(サービス)を物理チャ
ネルに効率的に割り当てることができる。
【0032】送信した複数のトランスポートチャネルの
1ブロック当たりのビット数や、1ブロックの送信周期
(TTI:Transmission Time Interval)(TTIはフ
レームの整数倍の時間長である)、誤り検出用CRCビ
ット数、誤り訂正方法またはレートマッチパラメータ等
のトランスポートフォーマット情報は、TFCI(Tran
sport Format Combination Indicator)を用いて受信側
に伝える。このTFCIは、最大10ビットで表される
トランスポートフォーマット情報を30ビットに符号化
したデータであり、通常、各スロットに2ビットごとフ
レーム送信される。
【0033】ここで、複数のトランスポートチャネルの
最小TTI内ではトランスポートフォーマット情報は同
一となるため、TTI内の各フレームのTFCIも同一
となる。最小TTI内の2フレーム目以降は、直前のフ
レームで復号したTFCI情報10ビットを復号化し、
再び符号化したTFCI再符号化データをパイロットシ
ンボルと同様に既知ビットとして用いて伝搬路特性の推
定処理等の受信処理を行う。
【0034】図1に示すように、基地局101は、イン
タフェース回路105、送信データ変換回路106、変
調回路107、拡散回路108、送信回路109、送信
アンテナ110、受信アンテナ111、受信回路11
2、逆拡散回路113、復調回路114、受信データ変
換回路115、およびTFCI復調回路116を有す
る。基地局101の上記各部の全タイミングおよびシー
ケンスの制御は、図示しない制御回路によって行われ
る。なお、基地局102は、基地局101と同様に構成
されている。
【0035】送信データ変換回路106は、インタフェ
ース回路105に接続されている。変調回路107は、
送信データ変換回路106に接続されている。拡散回路
108は、変調回路107に接続されている。送信回路
109は、拡散回路108に接続されている。送信アン
テナ110は、送信回路109に接続されている。受信
アンテナ111は、受信回路112に接続されている。
受信回路112は、逆拡散回路113に接続されてい
る。逆拡散回路113は、復調回路114に接続されて
いる。受信データ変換回路115は、復調回路114と
インタフェース回路105の間に設けられている。ま
た、TFCI復調回路116も、復調回路114とイン
タフェース回路105の間に設けられている。インタフ
ェース回路105は、制御局103と接続されている。
【0036】インタフェース回路105は、制御局10
3との間で音声やデータの受け渡しを行う。
【0037】送信データ変換回路106は、インタフェ
ース回路105を介して入力された信号をフレームに構
成し、このフレーム信号に対してCRC符号化および誤
り訂正符号化を行って送信データを変調回路107に与
える。
【0038】変調回路107は、送信データを変調して
拡散回路108に与える。
【0039】拡散回路108は、変調された送信データ
に対して符号拡散処理を行って送信データを送信回路1
09に与える。
【0040】送信回路109は、符号拡散された送信デ
ータを送信アンテナ110を介して移動機104に送信
する。
【0041】受信回路112は、受信アンテナ111を
介して受信された移動機104からの受信データをベー
スバンド信号に変換し、このベースバンド信号を逆拡散
回路113に与える。
【0042】逆拡散回路113は、ベースバンド信号に
対して相関検出による逆拡散処理を行って受信データを
復調回路114に与える。
【0043】復調回路114は、逆拡散された受信デー
タを復調して受信データ変換回路115およびTFCI
復調回路116に与える。
【0044】受信データ変換回路115は、復調された
受信データに対してCRC符号による誤り検出および誤
り訂正を行って、誤り訂正後の受信データおよびCRC
検出結果(誤り検出結果:OKまたはNG)をインタフ
ェース回路105に出力する。
【0045】TFCI復調回路116は、復調回路11
4で復調された受信データから得られるトランスポート
フォーマット情報(TFCI信号)を抽出するとともに
そのTFCI信号の相関検出を行ってTFCI信号の相
関値を算出して、TFCI信号およびその相関値をイン
タフェース回路105に出力する。
【0046】制御局103は、図2に示すように、CR
C比較回路201、TFCI比較回路202、および情
報選択回路203を有する。制御局103は、図1に示
す上記構成を有する各基地局101、102のインタフ
ェース回路105から送られてきた信号を情報信号と制
御信号に分離し、この分離した信号をそれぞれCRC比
較回路201、TFCI比較回路202、および情報選
択回路203に与える。
【0047】次いで、上記構成を有するCDMA受信シ
ステムの制御局103の動作について、図3のフローチ
ャートを用いて説明する。
【0048】まず、CRC比較回路201は、2つの基
地局101、102から送られてきたCRC検出結果
(OKまたはNG)を受け取り(ステップST30
1)、受け取ったCRC検出結果を比較して、CRC検
出結果が同一か否かを判断する(ステップST30
2)。この判断結果は、TFCI比較回路202および
情報選択回路203に与えられる。
【0049】情報選択回路203は、ステップST30
2の判断結果としてCRC検出結果が同一でない、つま
り、一方がOKであり他方がNGである場合(ST30
2:NO)、2つの基地局101、102のうちCRC
検出結果がOKである情報信号を出力する基地局を選択
して(ステップST303)、ステップST306に進
む。これに対し、CRC検出結果が同一である、つま
り、両方ともNGである場合(ST302:YES)
は、ステップST304に進み、CRC検出結果に基づ
く基地局の選択を停止し、TFCI比較回路202での
判定結果に応じて基地局を選択する。
【0050】すなわち、TFCI比較回路202は、C
RC検出結果が両方ともNGである場合(ST302:
YES)、2つの基地局101、102から送られてき
たTFCI信号の相関値を比較して(ステップST30
4)、2つの基地局101、102のうち相関値の大き
い基地局を選択し、選択した基地局を情報選択回路20
3に知らせる(ステップST305)。
【0051】情報選択回路203は、ステップST30
3の選択結果またはステップST305の選択結果に応
じて、選択した基地局との通信を継続する(ステップS
T306)。
【0052】このように、本実施の形態によれば、CR
C検出結果がすべてNGである場合、TFCI信号の相
関値が大きい基地局を選択するため、セル間DHO後の
基地局を正確に決定することができる。
【0053】なお、本実施の形態では、受信信号の信頼
度としてTFCI信号の相関値を用いているが、これに
限定されるわけではなく、TFCI信号の相関値の所定
区間における平均値を用いるようにしてもよい。この場
合、TFCI信号の相関値の所定区間における平均値
は、TFCI復調回路で算出されることができる。
【0054】(実施の形態2)図4は、本発明の実施の
形態2に係るCDMA受信システムの構成を示すブロッ
ク図である。なお、このCDMA受信システムは、図1
に示すCDMA受信システムと同様の基本的構成を有し
ており、同一の構成要素には同一の符号を付し、その説
明を省略する。
【0055】本実施の形態の特徴は、受信品質を検出
し、検出した受信品質が所定値以上の場合にTFCI信
号の相関値(またはその区間平均値)をインタフェース
回路105に出力することである。そのため、本実施の
形態の各基地局101、102は、受信品質検出回路4
01を有する。受信品質検出回路401は、TFCI復
調回路116とインタフェース回路105との間に設け
られ、また、復調回路114に接続されている。
【0056】受信品質検出回路401は、復調された受
信信号の受信品質(たとえば、BER(Bit Error Rat
e)など)を検出し、検出した受信品質があらかじめ設
定されたしきい値以上である場合は、TFCI復調回路
116からインタフェース回路105へのTFCI信号
の相関値(またはその区間平均値)の出力を許可し、検
出した受信品質がしきい値未満である場合は、TFCI
復調回路116からインタフェース回路105へのTF
CI信号の相関値(またはその区間平均値)の出力を禁
止する。
【0057】このように、本実施の形態によれば、各基
地局101、102は受信品質がしきい値以上の場合に
のみTFCI信号の相関値(またはその区間平均値)を
制御局103に送るため、TFCI比較回路202で比
較されるTFCI信号の相関値(またはその区間平均
値)それ自体の正確さが担保され、セル間DHO後の基
地局をより正確に決定することができる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
セル間DHO後の基地局を正確に決定することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るCDMA受信シス
テムの構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1に係るCDMA受信シス
テムに用いられる制御局の構成を示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態1に係るCDMA受信シス
テムの制御局の動作を示すフローチャート
【図4】本発明の実施の形態2に係るCDMA受信シス
テムの構成を示すブロック図
【図5】CDMA方式の移動通信システムの一例を示す
構成図
【図6】従来の移動通信システムにおけるCRCを用い
たセル間DHOの動作例を示す図
【符号の説明】
101、102 基地局 103 制御局 104 移動機 105 インタフェース回路 111 受信アンテナ 112 受信回路 113 逆拡散回路 114 復調回路 115 受信データ変換回路 116 TFCI復調回路 401 受信品質検出回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信信号の誤りを検出する誤り検出手段
    と、 受信信号の信頼度を検出する信頼度検出手段と、 前記誤り検出手段の検出結果および前記信頼度検出手段
    の検出結果に基づいて通信に最適な受信信号を選択する
    選択手段と、 を有することを特徴とするCDMA受信システム。
  2. 【請求項2】 前記選択手段は、複数の受信信号のすべ
    てに誤りが存在する場合、信頼度が最も高い受信信号を
    選択することを特徴とする請求項1記載のCDMA受信
    システム。
  3. 【請求項3】 前記信頼度は、受信信号に含まれるTF
    CI信号の相関値であることを特徴とする請求項1記載
    のCDMA受信システム。
  4. 【請求項4】 前記信頼度は、受信信号に含まれるTF
    CI信号の相関値の所定区間における平均値であること
    を特徴とする請求項1記載のCDMA受信システム。
  5. 【請求項5】 受信信号の受信品質を検出する受信品質
    検出手段と、 前記受信品質検出手段の検出結果が所定値以上であるか
    否かを判断する判断手段と、をさらに有し、 前記信頼度検出手段は、 前記受信品質検出手段の検出結果が所定値以上である場
    合、信頼度の検出結果を出力する、 ことを特徴とする請求項1記載のCDMA受信システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記誤り検出手段および前記信頼度検出
    手段は、複数の基地局装置のおのおのに搭載され、前記
    選択手段は、前記複数の基地局装置と接続された制御局
    装置に搭載されていることを特徴とする請求項1記載の
    CDMA受信システム。
  7. 【請求項7】 受信信号の誤りを検出する誤り検出ステ
    ップと、 受信信号の信頼度を検出する信頼度検出ステップと、 前記誤り検出ステップでの検出結果および前記信頼度検
    出ステップでの検出結果に基づいて通信に最適な受信信
    号を選択する選択ステップと、を有することを特徴とす
    るCDMA受信方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005057551A (ja) * 2003-08-06 2005-03-03 Nec Corp 移動通信システム及びそれに用いるハンドオーバ方法

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JP2005057551A (ja) * 2003-08-06 2005-03-03 Nec Corp 移動通信システム及びそれに用いるハンドオーバ方法
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