JP3776361B2 - 鉛フリーはんだ及びはんだ継手 - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
本発明は鉛フリーはんだに関するものであり、さらに詳しく述べるならばボールグリッドアレイ(Ball Grid Array)ボールなどに適した鉛フリーはんだに関するものである。さらに、本発明は熱疲労性に優れたはんだ継手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
鉛フリーはんだ用合金として使用されているSn−Ag二元系合金は、共晶点がAg=3.5質量%、温度が221℃である。共晶組成を有するSn−Ag二元系合金の組織はSn初晶粒界にSn-Ag3Sn共晶が分散している。
【0003】
Sn−Ag系合金としては、Sn-3.5%Ag合金に0.7%Cuを添加したSn-3.5%Ag-0.7%Cuが知られている。この合金の融点はSn−Ag二元系共晶合金より低い217〜219℃であると言われている。
米国特許第5527628号によるとSn-4.7%Ag-1.7%Cu組成は約217℃の共晶となり、融点が共晶温度を15℃より高くならない範囲でSn,Ag,Cu含有量を共晶組成からずらしたはんだが提案されている。この組織はβSn相中に少なくとも2種の金属間化合物、例えばCu リッチCu6Sn5 及び Agリッチ Ag3Snが均一に分散しており、これによって強度及び疲労強度が高められると説明されている。
【0004】
本出願人と株式会社豊田中央研究所は高信頼性Sn−2.5Ag−3.0Bi−1.0In−0.2Cu合金を開発した(5th Symposium on "Microjoining and Assembly Technology in Electronics" February 4-5, 1999, pages 403 〜 408)。この合金の融点は202〜216℃であり、耐熱耐疲労性が優れている。
【0005】
BiはSn-Ag系合金の融点を低下させ、強度を高める作用が顕著であるので、PbフリーSn-Ag系はんだ合金には添加されているものが多い(特許第2805595号、特開平8−132277号、特開平8−187590号、特開平8−206874号、特開平10−34376号など)。
【0006】
ところではんだ接合部の熱疲労においては各構成部品の熱膨張係数の際に起因したひずみが繰り返して接合部に加えられる。熱疲労特性をひずみ速度変化引張試験法を用いて評価する研究が「まてりあ」第38巻第12号(1999)第942〜946頁に発表されており、この研究によると、上記したSn-Ag-Bi-Cu系合金とほぼ同じ組成を有する合金の耐熱疲労性が優れていると評価されている。
【0007】
特表2001−504760(WO98/34755,1998.8.13)によると、三元共晶Sn−4.7%Ag−1.7%Cuには金属間化合物層成長の欠点があるから、Ni,Co,Feなどを添加する。Cu系導体を、Ni,Co,Feなどを添加したSn系はんだではんだ付するとCu6Sn5などの金属間化合物層が薄くなる。この公報で提案されている理論によると、Niなどの添加により金属間化合物凝固層は薄くなり、Niなどは金属間化合物層の形態をその成長を抑制するように変える。
【0008】
電子部品の電気的接合において、BGAボールと呼ばれる0.1〜1.2mmの微小球を用いる接合方式は多ピン化に有効な接合方式であるために、近年適用が増加している。BGA接合用はんだでも鉛フリー化が進んでおり、Sn-Ag系はんだが使用されている。この接合方式では構成部品の線膨張係数の違いによるひずみがはんだボールとNiもしくはCuランド部との接合領域で起こる。
【0009】
はんだの熱疲労性破壊はバルクで起こるものと接合界面で起こるものがある。例えば前掲「まてりあ」の解説はバルクについて考察している。一方、Sn-3.5Ag-5BiはんだではバルクはBi添加により強化されているために、接合界面の金属間化合物で疲労破壊が起こるとの研究も発表されている(表面実装ポケットブック、鉛フリーはんだ技術、須賀唯知著、2000年4月28日、初版第2刷、第90〜91行)。本発明者らはBGAボールの熱疲労は、接合領域でははんだ接合の際に、はんだとランドとの間で反応が起こって金属間化合物が生成し、これが成長する過程と関連していることを究明した。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
BGA接合では、はんだ球の先端部の狭い接合領域に水平方向のひずみが加えられるために初期熱疲労が非常に起こり易い。すなわち、はんだ接合部で接合時に生成した接合領域に高濃度で含まれるNiもしくはCuのバルクへの拡散をひずみが加速するために、接合時に生成した厚さ以上に金属間化合物が成長し、この結果金属間化合物の生成領域で疲労破壊が起こる。したがって、本発明はPbを含まないはんだ合金において、接合界面からのNi,Cuのバルクへの拡散を押さえることにより耐熱疲労性を向上させた鉛フリーはんだ、耐熱疲労性が優れたはんだ継手を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るBGA 用鉛フリーはんだは、質量百分率で、1.0〜3.5%のAg、0.1〜0.7%のCu、及び0.1〜2.0%Inを含有し、さらに 0.03 〜 0.15% の Ni 、 0.01 〜 0.1 %の Co 、及び 0.01 〜 0.1 %の Fe の少なくとも 1 種を含有し、残部 Sn と不可避的不純物からなることを特徴とする。本発明に係るはんだ継手は、Ni系導体を接合してなるはんだ継手において、はんだ接合金属が前記Ni系導体との界面に存在するNi-Sn系金属間化合物層と、バルク部分とからなり、該バルク部分が請求項1記載の組成を有し、かつAg-Sn系金属間化合物が分散したSn-Ag共晶組織とCuを固溶したSnマトリックスから実質的になり、また第2はCu系導体を接合してなるはんだ継手において、はんだ接合金属が前記Cu系導体との界面に存在するCu-Sn系金属間化合物層とバルク部分とからなり、該バルク部分が請求項1記載の組成を有し、かつAg-Sn系金属間化合物が分散したSn-Ag共晶組織とCuを固溶したSnマトリックスから実質的になる。以下本発明を詳しく説明する。
【0012】
本発明は、熱疲労特性がSn-Pb共晶はんだより優れたSn−Ag共晶及び亜共晶組成を基本として、バルクとしての機械的特性及び濡れ性がSn−Ag共晶より悪化せず、かつ界面反応を抑えるように、選択された添加元素を量を特定して添加した。以下の説明において組成の百分率は質量%である。
【0013】
本発明において、Agは濡れ性向上と融点低下のために添加される。Ag含有量は1.0%未満であると融点が上昇し、一方3.5%を超えるとAg3Sn初晶が生成するので好ましくない。したがって、Agの含有量は1.0〜3.5%であり、より好ましくは1.0〜3.0%である。
【0014】
Cuは融点低下効果を有し、またSn中に固溶する。驚くべきことにBGAの凝固速度は速いので多量のCuが固溶するために、ランド部のCu,Niとの相互拡散が抑制される。この結果、ランド部の金属がはんだバルク中に拡散することが防止される。Cu含有量は0.1%未満であるとこれらの効果が少なく、一方0.7%を超えるとCu6Sn5が初晶として析出して、強度や疲労特性を劣化する。したがってCu含有量は0.1〜0.7%であり、好ましくは0.2〜0.5%である。
【0015】
Ag及びCu並びに後述のNi,Co及びFeは延びの低下を招く。Inはこれらの添加元素による伸びと濡れ性の低下を抑える作用がある。Inの含有量が0.1%未満であると、これらの効果が少なく2.0%を超えると、Inの酸化物が増えて逆に濡れ性が低下する。したがって、Inの含有量は0.1〜2.0%であり、より好ましくは0.1〜1.0%である。
はんだの延びが高いと、疲労破壊による亀裂の伝播が阻止され耐熱疲労性が改良される。なお上述のとおり疲労破壊は金属間化合物層の成長に起因する。
【0016】
上記成分の残部は実質的にSnである。この組成をもつはんだ合金は、室温での引張強さが約42〜44Mpa、 室温での伸びが約38〜40%、広がり率が約76〜79%、融点が210〜220℃である。本出願人らが先に開発したSn−2.5Ag−3.0Bi−1.0In−0.2Cu合金(以下「開発品」と言う)は室温での引張強度が約62MPa、室温での伸びが約25%であり、融点は202〜216℃、広がり率は約84%である。これら二つの合金を対比すると、本発明はBiを除くことにより強度が低下し、伸びが増大していることが分かる。
開発品で耐熱疲労性を評価している冷熱サイクル試験ではBi添加はバルクの疲労強度を高める効果が認められるが、はんだボールを用いた本発明の冷熱サイクル試験法ではBi添加は接合界面の疲労強度を損なう結果が得られる。
【0017】
上記成分に対して、Ni,Co及び/又はFeを添加する。Ni,Co及び/又はFeは部分的に又は完全にSnマトリックスに固溶しそして耐熱性を高める。この固溶しない Ni,Co 及び / 又は Fe と、共晶組織及び Sn マトリックスが本発明の組織を構成する。
【0018】
Ni:NiはSn中に固溶して、ランドのNi,Cuとの相互拡散を抑制し、Ni,Cuがはんだバルクに拡散することを防止する効果をもっている。Niの含有量が0.03%未満であると、これらの効果が少なく、一方0.15%を超えるとNi3Sn4が初晶として晶出するためにバルクの機械的性質が大幅に変化し、さらに濡れ性も低下する。したがったNiの含有量は0.03〜0.15%であり、好ましくは0.03〜0.1%である。この範囲内ではNiはSnマトリックス中に一部固溶すると考えられる。
【0019】
Co:CoはSn中に固溶して、ランドのNi,Cuとの相互拡散を抑制し、Ni,Cuがはんだバルクに拡散することを防止する効果をもっている。Coの含有量が0.01%未満ではこれらの効果が少なく、一方0.1%を超えると融点が急激に上昇するために、Co含有量は0.01〜0.1%であり、より好ましくは0.01〜0.05%である。この範囲内ではCoはSnマトリックス中に全体があるいはほぼ全体が固溶すると考えられる。
【0020】
Fe:FeはSn中に固溶して、ランドのNi,Cuとの相互拡散を抑制し、Ni,Cuがはんだバルクに拡散することを防止する効果をもっている。Feの含有量が0.01%未満ではこれらの効果が少なく、一方0.1%を超えると融点が急激に上昇するために、Feの含有量は0.01〜0.1%であり、より好ましくは0.01〜0.05%である。この範囲内ではFeはSnマトリックス中に一部固溶すると考えられる。
【0021】
上記したはんだはBGAボールに限らず、表面実装において接合界面のひずみが大きくなる箇所には有効に使用することができる。
【0022】
続いて、本発明に係る継手について説明する。本発明に係る第1のはんだ継手は、Ni系導体を接合してなるはんだ継手に関するものである。Ni-Sn系金属間化合物層がNi系導体との界面に存在する。このNi-Sn系金属間化合物層はボールのNi系導体との接合部に存在し、かつボールの周縁表面に存在する。はんだのバルクはCu-Sn系金属間化合物及びAg-Sn系金属間化合物が分散したSn-Ag共晶組織を有する。はんだのバルクでは Cu 及び Fe,Ni,Co のうち添加されているものがSnマトリックス中に固溶する。
【0023】
これらの継手構造を順に説明する。Ni系導体との界面に存在するNi-Sn系金属間化合物層はNiランドと本発明のはんだが反応することにより生成したNi3Sn4などの金属間化合物層から主としてなる。この金属間化合物は熱サイクルにより成長する。
【0024】
次に、バルク層は上記したはんだ組成を有している。その組織は凝固の過程で生成したものである。すなわちまずCu,Inなどを固溶しながらSnマトリックスが結晶化し、その後共晶反応が起こってSnとAg-Sn系金属間化合物の共晶組織が生成し、同様に分散する。共晶点は3.5%Ag、残部Snである。共晶反応後もしくは同時にさらに晶出反応が起こってCu-Sn 系金属間化合物が生成する。凝固後のSnマトリックスには、Cu,Fe,Ni,Co,Agは少量固溶する。固溶したCu,Fe,Ni,Coははんだマトリックス中のSnが上記金属間化合物層のNiまたはCuと相互拡散するのを遅らせ、その結果バルク層に金属間化合物が発生することを防止する。上記した金属間化合物は上記した生成過程を反映した分布を呈しており、微細であるので、バルク層と金属間化合物層は光学顕微鏡で識別できる。
【0025】
本発明に係る第2のはんだ継手は、Cu系導体を接合してなるはんだ継手に関するものであり、はんだ接合金属はCu系導体との界面に存在するCu-Sn系金属間化合物層と、バルク部とから構成される。はんだのバルクはSn-Ag共晶組織を有し、かつCu-Sn系金属間化合物又はAg-Sn系金属間化合物が分散している。Cu が Sn マトリックス中に固溶し、さらに Fe,Ni,Co のうち添加されているものがSnマトリックス中に固溶する。この継手においてはバルク部に固溶したCu,Fe,Ni,Coがランド部からのCuの拡散を阻止し、金属間化合物層の成長を抑える。その他の点は第1の継手と同じである。以下実施例により本発明を詳しく説明する。
【0026】
【実施例】
表1に組成を示すはんだ合金を溶解し、強度試験片に鋳造し、また通常の方法で直径0.3mmのはんだボール(BGAボール)として成形した。
【0027】
広がり率評価方法
広がり率測定は、銅板を研磨紙(#1500)で研磨した後イソプロピルアルコールで洗浄し、150℃×1時間酸化処理したものにフラックスを塗布し、はんだ供試材を250℃で溶融させ、30秒保持後高さ変化から求めた。結果を表1に示す。
【0028】
強度試験方法
円筒形試験片(平行部長さ:30mm、平行部直径:2mm)にはんだ合金を鋳造し、組織安定化のために100℃×24時間の処理を行った。引張試験については、ひずみ速度1×10-3/sec、試験温度25℃で行い、n数は3とした。結果を表1に示す。
【0029】
熱疲労特性
熱疲労特性は熱衝撃試験により評価した。27個のBGAボールをフラックスを用いて接合しさらに、SnAg共晶はんだペーストを用いて評価基板(FR−4,Cuランド+Niメッキ)に実装したものを用いた。試験条件は−40℃(20min)←→125℃(5min)で1000サイクルまで行った。評価については、熱衝撃試験による応力が大きい5個のBGAボールについて断面観察を行い、ランドと接合面長さに対するクラックの進行率と接合界面における金属間化合物層の厚さで行った。結果を表2に示す。クラック進行率については5個中最も高いものを示す。金属間化合物の厚さは5個のBGAボールの平均値を示す。
【0030】
【表1】
【0031】
【表2】
【0032】
【発明の効果】
表1,2により本発明実施例の引張強度、伸び及び広がり率は従来のSn-AgもしくはSn-Ag-Cu系はんだと同程度であり、一方耐熱疲労特性は著しく改善されていることが分かる。
Claims (11)
- 質量百分率で、1.0〜3.5%のAg, 0.1〜0.7%のCu及び0.1〜2.0%のInを含有し、さらに0.03 〜0.15%のNi, 0.01〜0.1%のCo, 及び 0.01〜0.1%のFeのうち少なくとも1種を含有し、残部Sn及び不可避的不純物からなる鉛フリーはんだ。
- ボールグリッドアレイ(B G A)用はんだボールである請求項1記載の鉛フリーはんだ。
- ボールの直径が0.1から1.2mmである請求項2記載の鉛フリーはんだ。
- Ni系導体を接合してなるはんだ継手において、はんだ接合金属が前記Ni系導体との界面に存在するNi-Sn系金属間化合物層とバルク部分からなり、該バルク部分が、質量百分率で、1.0〜 3.5%のAg、0.1〜0.7%の Cu及び 0.1〜2.0 %のInを含有し、さらに0.03〜 0.15%のNi、0.01〜 0.1%のCo、及び0.01〜 0.1% のFeのうち少なくとも1種を含有し、残部Sn及び不可避的不純物からなる組成を有し、かつAg-Sn系金属間化合物が分散したSn-Ag共晶組織と、 Cu ならびに Ni,Co 及び Fe の少なくとも 1 種を部分的又は完全に固溶したSnマトリックスとから実質的になるはんだ継手。
- 前記バルク部分がボールグリッドアレイ(BGA)のボール状である請求項4記載のはんだ継手。
- 前記ボールの直径が0.1〜1.2mmである請求項4記載のはんだ継手。
- 前記Ni-Sn系金属間化合物層がボールのNi系導体との接合面周縁であってボール先端面に形成されている請求項5記載のはんだ継手。
- Cu系導体を接合してなるはんだ継手において、はんだ接合金属が前記Cu系導体との界面に存在するCu-Sn系金属間化合物層とバルク部分からなり、該バルク部分が、質量百分率で、1.0〜 3.5%のAg、0.1〜0.7%の Cu及び 0.1〜2.0 %のInを含有し、さらに0.03〜 0.15%のNi、0.01〜 0.1%のCo、及び0.01〜 0.1% のFeのうち少なくとも1種を含有し、残部Sn及び不可避的不純物からなる組成を有し、かつAg-Sn系金属間化合物が分散したSn-Ag共晶組織と、 Cu ならびに Ni,Co 及び Fe の少なくとも 1 種を部分的又は完全に固溶したSnマトリックスとから実質的になるはんだ継手。
- 前記バルク部分がボールグリッドアレイ(BGA)がボール状である請求項6記載のはんだ継手。
- 前記ボールの直径が0.1〜1.2mmである請求項9記載のはんだ継手。
- 前記Cu-Sn 系金属間化合物層がボールのCu系導体との接合面周縁であるボール先端面に形成されている請求項10記載のはんだ継手。
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