JP3775290B2 - モーター制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はモーター制御装置に関し、特に、3相交流モーターに流れる高調波電流を低減するものである。
【0002】
【従来の技術】
モーター回転と同期して回転するdq軸座標系で基本波電流を制御する基本波電流制御系を備えたモーター制御装置が知られている(例えば特開平09−215397号公報参照)。この装置では、3相同期モーターの回転子位置すなわち磁極位置の位相θを検出し、検出位相θに基づいて3相交流電流検出値iu、iv、iwをdq軸電流id、iqに座標変換(3相/dq軸座標変換)し、dq軸電流id、iqとdq軸電流指令値id*、iq*との偏差に電流制御を施してdq軸電圧指令値vd*、vq*を演算している。そして、dq軸電圧指令値vd*、vq*を3相交流電圧指令値vu*、vv*、vw*に座標変換(dq軸/3相座標変換)して3相同期モーターに印加する3相交流電圧を決定している。
【0003】
ここで、dq軸座標系の位相θを検出した時点から、この検出位相θに基づいて3相交流電流検出値iu、iv、iwをdq軸電流id、iqに3相/dq軸座標変換するまでの時間はごくわずかであるが、上述したdq軸における電流制御演算に時間がかかり、基本波電流制御出力のdq軸電圧指令値vd*、vq*から3相交流電圧指令値vu*、vv*、vw*へのdq軸/3相座標変換を開始する時点では、すでに位相θを検出した時点からモーターが回転しており、位相のずれが生じている。
【0004】
そこで、上述したモーター制御装置では、dq軸座標系の位相θを検出した時点からdq軸から3相への座標変換を開始する時点までの遅延時間Δtによる検出位相θのずれを補正するために、モーターの角速度ωと上述した遅延時間Δtとに基づいて、検出位相θを(θ+ω・Δt)に補正している。
【0005】
一方、本出願人は、特願2000−356117号により、3相交流モーターに流れる高調波電流を低減するモーター制御装置を提案している。このモーター制御装置では、モーター回転と同期して回転するdq軸座標系で基本波電流を制御する基本波電流制御系と、基本波電流の周波数の整数倍の周波数で回転するdhqh軸座標系で高調波電流を制御する高調波電流制御系とを備え、3相交流モーターに流れる電流を制御する。基本波電流制御系では、実際のdq軸電流をそれらの指令値に一致させるためのdq軸基本波電圧指令値を演算する。一方、高調波電流制御系では、実際のdhqh軸電流をそれらの指令値に一致させるためのdhqh軸電圧指令値を演算し、さらにdq軸高調波電圧指令値に変換して出力する。そして、基本波電流制御出力のdq軸基本波電圧指令値と高調波電流制御出力のdq軸高調波電圧指令値とを加算して3相交流電圧指令値に変換し、3相交流モーターに印加する3相交流電圧を決定する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した前者のモーター制御装置における検出位相θの補正方法は、モーターの基本波電流制御系においてdq軸座標系から3相交流座標系への座標変換を行う場合の位相補正方法であり、基本波電流制御系と高調波電流制御系とを備える後者のモーター制御装置に対して適用すると次のような問題がある。つまり、基本波電流制御系では位相補正が行われ、高調波電流制御系では位相補正が行われないので、高調波電流制御出力のdhqh軸電圧指令値の位相が基本波電流制御出力のdq軸電圧指令値の位相の整数倍にならず、位相のずれが発生する。このdhqh軸電圧指令値の位相のずれはモーター回転速度の増加にともなって大きくなり、高調波電流を安定に制御することができなくなる上に、制御対象以外の次数の高調波電流を増加させてしまう。
【0007】
本発明の目的は、高調波電流座標系の正確な位相を検出して高調波電流制御を行い、モーター電流に含まれる高調波成分を低減することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
(1) 第1の実施の形態の構成を示す図1に対応づけて請求項1および2の発明を説明すると、請求項1の発明は、3相交流モーターMに流れる電流iu、ivを検出する電流検出手段5,6と、3相交流モーターMの回転角度を検出する回転検出手段PSと、3相交流モーターMの回転角度検出値θmに基づいて、3相交流モーターMの回転に同期して回転するdq軸座標系の位相θeと、3相交流モーターMに流れる基本波電流の周波数の整数n倍の周波数で回転するdhqh軸座標系の位相θehとを検出する位相検出手段17と、3相交流モーターMの電流検出値iu、ivをdq軸座標系の基本波電流検出値id、iqとdhqh軸座標系の高調波電流検出値idh、iqhとに変換する電流変換手段7,13,14と、基本波電流検出値id、iqを基本波電流指令値id*、iq*に一致させるためのdq軸基本波電圧指令値vd*、vq*を演算する基本波電流制御手段2と、高調波電流検出値idh、iqhを高調波電流指令値idh*、iqh*に一致させるためのdhqh軸高調波電圧指令値vdh*、vqh*を演算する高調波電流制御手段11と、dhqh軸座標系の位相θehを、dhqh軸高調波電圧指令値vdh*、vqh*からdq軸座標系の高調波電圧指令値vd'、vq'へ座標変換するときの位相に補正するdhqh軸位相補正手段18,20,21と、dhqh軸座標系の位相補正値を用いてdhqh軸高調波電圧指令値vdh*、vqh*をdq軸座標系の高調波電圧指令値vd'、vq'へ座標変換するdhqh/dq座標変換手段12と、dq軸座標系の位相θeを、dq軸基本波電圧指令値vd*、vq*とdq軸高調波電圧指令値vd'、vq'との加算値から3相交流電圧指令値vu*、vv*、vw*へ座標変換するときの位相に補正するdq軸位相補正手段18,19と、dq軸座標系の位相補正値を用いてdq軸基本波電圧指令値vd*、vq*とdq軸高調波電圧指令値vd'、vq'との加算値を3相交流電圧指令値vu*、vv*、vw*へ座標変換するdq/3相座標変換手段と、直流電力を前記3相交流電圧指令値vu*、vv*、vw*に応じた3相交流電力へ変換し、3相交流モーターMへ印加する電力変換手段4とを備えたものである。
(2) 請求項2のモーター制御装置は、dhqh軸位相補正手段18,20,21は、dq軸位相補正手段18,19によるdq軸座標系の位相補正分を整数(n−1)倍し、dhqh軸座標系の位相に加算して補正するようにしたものである。
(3) 第2の実施の形態の構成を示す図2および第3の実施の形態の構成を示す図3に対応づけて請求項3および4の発明を説明すると、3相交流モーターMに流れる電流を検出する電流検出手段5,6,と、3相交流モーターMの回転角度θmを検出する回転検出手段PSと、3相交流モーターMの回転角度検出値θmに基づいて、3相交流モーターMの回転に同期して回転するdq軸座標系の位相θeと、3相交流モーターMに流れる基本波電流の周波数の整数n倍の周波数で回転するdhqh軸座標系の位相θehとを検出する位相検出手段17と、3相交流モーターMの電流検出値iu、ivをdq軸座標系の基本波電流検出値id、iqとdhqh軸座標系の高調波電流検出値idh、iqhとに変換する電流変換手段7,13,14と、基本波電流検出値id、iqを基本波電流指令値id*、iq*に一致させるためのdq軸基本波電圧指令値vd*、vq*を演算する基本波電流制御手段2と、dq軸座標系の位相θeを、dq軸基本波電圧指令値vd*、vq*から3相交流座標系または2相交流座標系の基本波電圧指令値(vu*、vv*、vw*)、(vα*、vβ*)へ座標変換するときの位相に補正するdq軸位相補正手段18,19と、dq軸座標系の位相補正値を用いてdq軸基本波電圧指令値vd*、vq*を3相交流座標系または2相交流座標系の基本波電圧指令値(vu*、vv*、vw*)、(vα*、vβ*)へ座標変換する基本波座標変換手段22,3Bと、高調波電流検出値idh、iqhを高調波電流指令値idh*、iqh*に一致させるためのdhqh軸高調波電圧指令値vdh*、vqh*を演算する高調波電流制御手段11と、dhqh軸座標系の位相θehを、dhqh軸高調波電圧指令値vdh*、vqh*から3相交流座標系または2相交流座標系の高調波電圧指令値(vu'、vv'、vw')、(vα'、vβ')へ座標変換するときの位相に補正するdhqh軸位相補正手段18,20A、21と、dhqh軸座標系の位相補正値を用いてdhqh軸高調波電圧指令値vdh*、vqh*を3相交流座標系または2相交流座標系の高調波電圧指令値(vu'、vv'、vw')、(vα'、vβ')へ座標変換する高調波座標変換手段12A、12Bと、3相交流座標系または2相交流座標系の基本波電圧指令値(vu*、vv*、vw*)、(vα*、vβ*)と高調波電圧指令値(vu'、vv'、vw')、(vα'、vβ')とに基づいて、3相交流モーターMに印加する3相交流電圧指令値vu*、vv*、vw*を決定する印加電圧決定手段15A、16A、3A、23、24,25と、直流電力を3相交流電圧指令値vu*、vv*、vw*に応じた3相交流電力へ変換し、3相交流モーターMへ印加する電力変換手段4とを備えたものである。
(4) 請求項4のモーター制御装置は、dhqh軸位相補正手段18,20A,21は、dq軸位相補正手段18,19によるdq軸座標系の位相補正分を整数n倍し、dhqh軸座標系の位相に加算して補正するようにしたものである。
なお、上述した課題を解決するための手段の欄では、発明の一実施の形態の図面を用いて説明したが、これにより本願発明が一実施の形態に限定されることはない。
【0009】
【発明の効果】
(1) 請求項1および2の発明によれば、dhqh軸座標系で座標変換を行う時点のdhqh軸座標系の正確な位相に基づいてdhqh軸座標系からdq軸座標系への座標変換を行い、さらにdq軸座標系で座標変換を行う時点のdq軸座標系の正確な位相に基づいてdq軸座標系から3相交流電流座標系への座標変換を行うことができ、基本波電流制御精度のみならず高調波電流制御精度を向上させることができ、3相交流モーター電流に含まれる高調波電流を低減することができる。さらに、高調波電流を安定に制御することができ、従来のように制御対象以外の次数の高調波電流を増加させることがない。
(2) 請求項3および4の発明によれば、dq軸座標系で座標変換を行う時点のdq軸座標系の正確な位相に基づいてdq軸座標系から3相交流座標系または2相交流座標系(αβ軸座標系)への座標変換を行い、さらにdhqh軸座標系で座標変換を行う時点のdhqh軸座標系の正確な位相に基づいてdhqh軸座標系から3相交流座標系または2相交流座標系への座標変換を行うことができ、基本波電流制御精度のみならず高調波電流制御精度を向上させることができ、3相交流モーター電流に含まれる高調波成分を低減することができる。さらに、高調波電流を安定に制御することができ、従来のように制御対象以外の次数の高調波電流を増加させることがない。
【0010】
【発明の実施の形態】
《発明の第1の実施の形態》
図1は第1の実施の形態の構成を示す制御ブロック図である。第1の実施の形態のモーター制御装置は、基本波電流制御系と高調波電流制御系とを備えている。基本波電流制御系は、モーター回転に同期して回転するdq軸座標系でモーター電流iu、iv、iwの基本波成分を制御する回路である。一方、高調波電流制御系は、基本波電流制御系のみでモーター電流iu、iv、iwを制御した場合に発生する所定次数の高調波成分の周波数で回転する直交座標系(以下、dhqh軸座標系という)、換言すれば、モーター電流iu、iv、iwの基本波成分の周波数の整数倍の周波数で回転するdhqh軸座標系でモーター電流iu、iv、iwに含まれる高調波成分を制御する回路である。
【0011】
基本波電流制御系は、トルク制御器1、dq軸電流制御器2、dq/3相変換器3、電力変換器4、電流センサー5,6および3相/dq変換器7から構成される。トルク制御器1は、トルク指令値Te*およびモーター角速度ωeに基づいて電流指令値テーブル(不図示)からd軸電流指令値id*とq軸電流指令値iq*とを表引き演算する。dq軸電流制御器2は、dq軸電流指令値id*、iq*と実電流id、iqとの電流偏差にそれぞれ例えばPI(比例積分)制御を施し、実電流id、iqを電流指令値id*、iq*に一致させるためのdq軸の基本波電圧指令値vd*、vq*を演算する。
【0012】
dq/3相変換器3は、dq軸座標系の位相(後述)に基づいて、基本波電流制御出力のdq軸基本波電圧指令値vd*、vq*と、高調波電流制御出力のdq軸高調波電圧指令値vd'、vq'(後述)との加算値(vd*+vd')、(vq*+vq')を3相交流電圧指令値vu*、vv*、vw*に座標変換する。電力変換器4は、バッテリー(不図示)などの直流電源の電力をIGBTなどのスイッチング素子により交流電力に変換するインバーターであり、3相交流電圧指令値vu*、vv*、vw*に応じた3相交流電圧を発生してモーターMに印加する。なお、モーターMには3相永久磁石同期モーターを用いた例を示す。
【0013】
電流センサー5,6は、3相交流モーターMに流れるU相交流電流iuとV相交流電流ivを検出する。なお、W相交流電流iwはU相交流電流iuとV相交流電流ivによりiw(=−iu−iv)として求められる。3相/dq変換器7は、dq軸座標系の位相θeに基づいて、電流センサー5,6により検出した3相交流電流iu、iv、iw(=−iu−iv)をdq軸実電流id、iqに座標変換する。
【0014】
次に、高調波電流制御系は、dhqh軸電流制御器11、dhqh/dq変換器12、dq/3相変換器3、電力変換器4、電流センサー5,6、3相/dq変換器7、ハイパスフィルター13およびdq/dhqh変換器14から構成される。なお、dq/3相変換器3、電力変換器4、電流センサー5,6および3相/dq変換器7は基本波電流制御系と共用である。dhqh軸電流制御器11は、dhqh軸の電流指令値idh*、iqh*と実電流idh、iqhとの電流偏差にそれぞれ例えばPI制御を施し、実電流idh、iqhを電流指令値idh*、iqh*に一致させるためのdhqh軸の高調波電圧指令値vdh*、vqh*を演算する。なお、高調波電流指令値idh*、iqh*は通常、0である。
【0015】
dhqh/dq変換器12は、dhqh軸座標系の位相(後述)に基づいてdhqh軸電圧指令値vdh*、vqh*をdq軸高調波電圧指令値vd'、vq'に座標変換する。ハイパスフィルター13は、dq軸実電流id、iqに含まれている基本波成分の周波数の整数倍の周波数の高調波成分を抽出する。dq/dhqh変換器14は、dhqh軸座標系の位相θehに基づいて、dq軸座標系における高調波電流をdhqh軸座標系の高調波電流idh、iqhに座標変換する。
【0016】
加算器15は、基本波電流制御出力のd軸基本波電圧指令値vd*と高調波電流制御出力のd軸高調波電圧指令値vd'とを加算し、加算器16は、基本波電流制御出力のq軸基本波電圧指令値vq*と高調波電流制御出力のq軸高調波電圧指令値vq'とを加算する。
【0017】
パルスエンコーダーPSは3相交流モーターMに連結され、モーターMの回転に応じたパルス信号を出力する。位相速度演算器17は、パルスエンコーダーPSからのパルス信号に基づいてモーターMの角速度ωeを演算するとともに、3相交流座標系から見たdq軸座標系(基本波電流座標系)の位相θeと、このdq軸座標系から見たdhqh軸座標系(高調波座標系)の位相θehを検出する。例えば、dq軸座標系における電流id、iqに含まれるn次高調波をdhqh軸座標系で制御する場合には、dhqh軸座標系の位相をθeh=n・θeとして求める。
【0018】
dq軸位相補正値演算器18は、位相速度演算器17によりdq軸座標系の位相θeを検出した時点から、dq/3相変換器3でdq軸電圧指令値(vd*+vd')、(vq*+vq')から3相交流電圧指令値vu*、vv*、vw*への座標変換を開始するまでの遅延時間における、モーターMの回転による位相θeのずれを求める。具体的には、位相θeの検出時点(このときdhqh軸座標系の位相θehも同時に検出される)からdq/3相変換前までの遅延時間をTsとすると、モーターMの角速度ωeに遅延時間Tsを乗じて補正値(ωe・Ts)を求める。
【0019】
なお、位相速度演算器17により検出したdq軸座標系の位相θeは、直ちに3相/dq変換器7で行われる3相交流電流iu、iv、iwからdq軸電流id、iqへの座標変換に用いられる。したがって、3相/dq変換器7による3相交流電流iu、iv、iwからdq軸電流id、iqへの座標変換時点では、モーターMが高速回転していても位相θeのずれは微小であり、無視しても問題はない。
【0020】
加算器19は、遅延時間Tsの位相ずれ補正値(ωe・Ts)をdq軸座標系の位相θeに加算して位相ずれを補正する。そして、dq/3相変換器3は、dq軸座標系の位相補正値(θe+ωe・Ts)に基づいてdq軸電圧指令値(vd*+vd')、(vq*+vq')を3相交流電圧指令値vu*、vv*、vw*へ座標変換する。
【0021】
一方、dhqh軸位相補正値演算器20は、位相θe、θhの検出時点からdq/3相変換前までの遅延時間Tsによる位相ずれ補正値(ωe・Ts)に整数n’を乗じてdhqh軸座標系の位相θhのずれ補正値(n’・ωe・Ts)を求める。ここに、n’は、dhqh軸座標系の位相θehとdq軸座標系の位相θeとの関係を定義づける整数であり、θeh=n’・θeなる関係にある。また、dhqh軸座標系の回転周波数と基本波電流の周波数とを定義づけるnを用いると、n’=(n−1)の関係になる。加算器21は、遅延時間Tsの位相ずれ補正値(n’・ωe・Ts)をdhqh軸座標系の位相θhに加算して位相ずれを補正する。そして、dhqh/dq変換器12は、dhqh軸座標系の補正後の位相(θeh+n’・ωe・Ts)に基づいてdhqh軸電圧指令値vdh*、vqh*をdq軸高調波電圧指令値vd'、vq'へ座標変換する。
【0022】
このように第1の実施の形態によれば、dhqh軸座標系の位相θehの検出時点からdq/3相変換前までの遅延時間Tsの間の位相のずれを(θeh+n’・ωe・Ts)に補正し、補正後の位相(θeh+n’・ωe・Ts)に基づいて高調波電流制御出力のdhqh軸電圧指令値vdh*、vqh*をdq軸高調波電圧指令値vd'、vq'へ座標変換し、基本波電流制御出力のdq軸基本波電圧指令値vd*、vq*と加算する。そして、dq軸座標系の位相θeの検出時点からdq/3相変換前までの遅延時間Tsの間の位相のずれを(θe+ωe・Ts)に補正し、補正後の位相(θe+ωe・Ts)に基づいてdq軸電圧指令値(vd*+vd')、(vq*+vq')を3相交流電圧指令値vu*、vv*、vw*へ座標変換するようにした。これにより、dhqh軸座標系で座標変換を行う時点のdhqh軸座標系の正確な位相に基づいてdhqh軸座標系からdq軸座標系への座標変換を行い、さらにdq軸座標系で座標変換を行う時点のdq軸座標系の正確な位相に基づいてdq軸座標系から3相交流電流座標系への座標変換を行うことができ、基本波電流制御精度のみならず高調波電流制御精度を向上させることができ、3相交流モーター電流に含まれる高調波電流を低減することができる。
【0023】
《発明の第2の実施の形態》
上述した第1の実施の形態では、高調波電流制御出力のdhqh軸電圧指令値vdh*、vqh*をdq軸高調波電圧指令値vd'、vq'に変換した後、基本波電流制御出力のdq軸電圧指令値vd*、vq*に加算し、dq軸電圧指令値(vd*+vd')、(vq*+vq')を3相交流電圧指令値vu*、vv*、vw*に変換する例を示した。これに対しこの第2の実施の形態では、基本波電流制御出力のdq軸電圧指令値vd*、vq*を2相交流座標系(以下、αβ軸座標系という)における基本波電圧指令値vα*、vβ*に変換するとともに、高調波電流制御出力のdhqh軸電圧指令値vdh*、vqh*をαβ軸座標系における高調波電圧指令値vα'、vβ'に変換し、両者の加算値(vα*+vα')、(vβ*+vβ')を3相交流電圧指令値vu*、vv*、vw*に変換する例を示す。
【0024】
図2は第2の実施の形態の構成を示す制御ブロック図である。なお、図1に示す制御ブロックと同様な制御ブロックに対しては同一の符号を付して相違点を中心に説明する。dq/αβ変換器22は、dq軸座標系の位相θeの検出時点からdq/αβ変換(後述)前までの遅延時間Tsの間の位相のずれを補正した補正後の位相(θe+ωe・Ts)に基づいて、基本波電流制御出力のdq軸電圧指令値vd*、vq*をαβ軸基本波電圧指令値vα*、vβ*へ座標変換する。
【0025】
dhqh軸位相補正値演算器20Aは、位相θe、θehの検出時点からdq/αβ変換前までの遅延時間Tsによる位相ずれ補正値(ωe・Ts)に整数nを乗じてdhqh軸座標系の位相θehのずれ補正値(n・ωe・Ts)を求める。ここに、nは、dhqh軸座標系の回転周波数と基本波電流の周波数とを定義づける整数である。加算器21は、遅延時間Tsの位相ずれ補正値(n・ωe・Ts)を位相(θh+θe)に加算して位相ずれを補正する。そして、dhqh/αβ変換器12Aは、dhqh軸座標系の補正後の位相(θeh+θe+n・ωe・Ts)に基づいて、dhqh軸電圧指令値vdh*、vqh*をαβ軸高調波電圧指令値vα'、vβ'へ座標変換する。
【0026】
加算器15Aは、基本波電流制御出力のα軸基本波電圧指令値vα*と高調波電流制御出力のα軸高調波電圧指令値vα'とを加算し、加算器16Aは、基本波電流制御出力のβ軸基本波電圧指令値vβ*と高調波電流制御出力のβ軸高調波電圧指令値vβ'とを加算する。αβ/3相変換器3Aは、αβ軸電圧指令値(vα*+vα')、(vβ*+vβ')を3相交流電圧指令値vu*、vv*、vw*に変換する。
【0027】
この第2の実施の形態によれば、dq軸座標系の位相θeの検出時点からdq/αβ変換前までの遅延時間Tsの間の位相のずれを(θe+ωe・Ts)に補正し、補正後の位相(θe+ωe・Ts)に基づいてdq軸電圧指令値vd*、vq*をαβ軸電圧指令値vα*、vβ*へ座標変換するとともに、dhqh軸座標系の位相θehの検出時点からdhqh/αβ変換前までの遅延時間Tsの間の位相のずれを(θeh+θe+n・ωe・Ts)に補正し、補正後の位相(θeh+θe+n・ωe・Ts)に基づいてdhqh軸電圧指令値vdh*、vqh*をαβ軸高調波電圧指令値vα'、vβ'へ座標変換する。そして、αβ軸基本波電圧指令値vα*、vβ*とαβ軸高調波電圧指令値vα'、vβ'とを加算し、加算値(vα*+vα')、(vβ*+vβ')を3相交流電圧指令値vu*、vv*、vw*に変換するようにした。これにより、dq軸座標系で座標変換を行う時点のdq軸座標系の正確な位相に基づいてdq軸座標系から2相交流座標系(αβ軸座標系)への座標変換を行い、さらにdhqh軸座標系で座標変換を行う時点のdhqh軸座標系の正確な位相に基づいてdhqh軸座標系から2相交流座標系への座標変換を行うことができ、基本波電流制御精度のみならず高調波電流制御精度を向上させることができる。その結果、3相交流モーター電流に含まれる高調波成分を低減することができる。
【0028】
《発明の第3の実施の形態》
上述した第1の実施の形態では基本波電流制御出力と高調波電流制御出力をdq軸座標系において加算し、dq軸座標系から3相交流座標系へ座標変換する例を示した。また、第2の実施の形態では基本波電流制御出力と高調波電流制御出力とを2相交流座標系において加算し、2相交流座標系から3相交流座標系へ座標変換する例を示した。これに対しこの第3の実施の形態では、基本波電流制御出力と高調波電流制御出力をともに3相交流座標系に座標変換し、両者を加算して3相交流電圧指令値を決定する例を示す。
【0029】
図3は第3の実施の形態の構成を示す制御ブロック図である。なお、図1および図2に示す制御ブロックと同様な制御ブロックに対しては同一の符号を付して相違点を中心に説明する。dq/3相変換器3Bは、dq軸座標系の位相θeの検出時点からdq/3相変換前までの遅延時間Tsの間の位相のずれを補正した補正後の位相(θe+ωe・Ts)に基づいて、基本波電流制御出力のdq軸電圧指令値vd*、vq*を3相交流基本波電圧指令値vu*、vv*、vw*へ変換する。
【0030】
dhqh/3相変換器12Bは、dhqh軸座標系の補正後の位相(θeh+θe+n・ωe・Ts)に基づいて、dhqh軸電圧指令値vdh*、vqh*を3相交流高調波電圧指令値vu'、vv'、vw'へ座標変換する。加算器23〜25は、3相交流基本波電圧指令値vu*、vv*、vw*と3相交流高調波電圧指令値vu'、vv'、vw'とを加算し、3相交流電圧指令値(vu*+vu')、(vv*+vv')、(vw*+vw')を算出する。
【0031】
この第3の実施の形態によれば、dq軸座標系の位相θeの検出時点からdq/3相変換前までの遅延時間Tsの間の位相のずれを(θe+ωe・Ts)に補正し、補正後の位相(θe+ωe・Ts)に基づいてdq軸電圧指令値vd*、vq*を3相交流基本波電圧指令値vu*、vv*、vw*へ座標変換するとともに、dhqh軸座標系の位相(θeh+θe)の検出時点からdhqh/3相変換前までの遅延時間の間の位相のずれを(θeh+θe+n・ωe・Ts)に補正し、補正後の位相(θeh+θe+n・ωe・Ts)に基づいてdhqh軸電圧指令値vdh*、vqh*を3相交流高調波電圧指令値vu'、vv'、vw'へ座標変換する。そして、3相交流基本波電圧指令値vu*、vv*、vw*と3相交流高調波電圧指令値vu'、vv'、vw'とを加算して3相交流電圧指令値(vu*+vu')、(vv*+vv')、(vw*+vw')を決定するようにした。これにより、dq軸座標系で座標変換を行う時点のdq軸座標系の正確な位相に基づいてdq軸座標系から3相交流座標系への座標変換を行い、さらにdhqh軸座標系で座標変換を行う時点のdhq軸座標系の正確な位相に基づいてdhqh軸座標系から3相交流座標系への座標変換を行うことができ、基本波電流制御精度のみならず高調波電流制御精度を向上させることができ、3相交流モーター電流に含まれる高調波成分を低減することができる。
【0032】
図4は、一般的なベクトル制御による3相交流モーターのU相電流波形(破線)と、高調波電流制御系における座標変換時点の位相ずれ補正を行わない場合の3相交流モーターのU相電流波形(二点鎖線)と、上述した第3の実施の形態による3相交流モーターのU相電流波形(実線)のシミュレーション結果を示す。図から明らかなように、基本波電流制御系と高調波電流制御系における座標変換時点の座標系の位相ずれを補正する第3の実施の形態によれば、高調波電流を最もよく低減することができ、高調波電流が重畳していない正弦波に近い電流波形を得ることができる。なお、図4には、第3の実施の形態によるシミュレーション結果のみ示すが、上述した第1の実施の形態および第2の実施の形態によっても同様なシミュレーション結果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態の構成を示す制御ブロック図である。
【図2】 第2の実施の形態の構成を示す制御ブロック図である。
【図3】 第3の実施の形態の構成を示す制御ブロック図である。
【図4】 従来のモーター制御装置と本願発明に係わる一実施の形態のモーター制御装置との電流波形のシミュレーション結果を比較した図である。
【符号の説明】
1 トルク制御器
2 dq軸電流制御器
3 dq/3相変換器
3A αβ/3相変換器
3B dq/3相変換器
4 電力変換器
5,6 電流センサー
7 3相/dq変換器
11 dhqh軸電流制御器
12 dhqh/dq変換器
12A dhqh/αβ変換器
12B dhqh/3相変換器
13 ハイパスフィルター
14 dq/dhqh変換器
15,15A,16,16A 加算器
17 位相速度演算器
18 dq軸位相補正値演算器
19 加算器
20、20A dhqh軸位相補正値演算器
21 加算器
22 dq/αβ変換器
23〜25 加算器
Claims (4)
- 3相交流モーターに流れる電流を検出する電流検出手段と、
前記3相交流モーターの回転角度を検出する回転検出手段と、
前記3相交流モーターの回転角度検出値に基づいて、前記3相交流モーターの回転に同期して回転するdq軸座標系の位相と、前記3相交流モーターに流れる基本波電流の周波数の整数n倍の周波数で回転するdhqh軸座標系の位相とを検出する位相検出手段と、
前記3相交流モーターの電流検出値をdq軸座標系の基本波電流検出値とdhqh軸座標系の高調波電流検出値とに変換する電流変換手段と、
前記基本波電流検出値を基本波電流指令値に一致させるためのdq軸基本波電圧指令値を演算する基本波電流制御手段と、
前記高調波電流検出値を高調波電流指令値に一致させるためのdhqh軸高調波電圧指令値を演算する高調波電流制御手段と、
前記dhqh軸座標系の位相を、前記dhqh軸高調波電圧指令値からdq軸座標系の高調波電圧指令値へ座標変換するときの位相に補正するdhqh軸位相補正手段と、
前記dhqh軸座標系の位相補正値を用いて前記dhqh軸高調波電圧指令値をdq軸座標系の高調波電圧指令値へ座標変換するdhqh/dq座標変換手段と、
前記dq軸座標系の位相を、前記dq軸基本波電圧指令値と前記dq軸高調波電圧指令値との加算値から3相交流電圧指令値へ座標変換するときの位相に補正するdq軸位相補正手段と、
前記dq軸座標系の位相補正値を用いて前記dq軸基本波電圧指令値と前記dq軸高調波電圧指令値との加算値を3相交流電圧指令値へ座標変換するdq/3相座標変換手段と、
直流電力を前記3相交流電圧指令値に応じた3相交流電力へ変換し、前記3相交流モーターへ印加する電力変換手段とを備えることを特徴とするモーター制御装置。 - 請求項1に記載のモーター制御装置において、
前記dhqh軸位相補正手段は、前記dq軸位相補正手段による前記dq軸座標系の位相補正分を前記整数(n−1)倍し、前記dhqh軸座標系の位相に加算して補正することを特徴とするモーター制御装置。 - 3相交流モーターに流れる電流を検出する電流検出手段と、
前記3相交流モーターの回転角度を検出する回転検出手段と、
前記3相交流モーターの回転角度検出値に基づいて、前記3相交流モーターの回転に同期して回転するdq軸座標系の位相と、前記3相交流モーターに流れる基本波電流の周波数の整数n倍の周波数で回転するdhqh軸座標系の位相とを検出する位相検出手段と、
前記3相交流モーターの電流検出値をdq軸座標系の基本波電流検出値とdhqh軸座標系の高調波電流検出値とに変換する電流変換手段と、
前記基本波電流検出値を基本波電流指令値に一致させるためのdq軸基本波電圧指令値を演算する基本波電流制御手段と、
前記dq軸座標系の位相を、前記dq軸基本波電圧指令値から3相交流座標系または2相交流座標系の基本波電圧指令値へ座標変換するときの位相に補正するdq軸位相補正手段と、
前記dq軸座標系の位相補正値を用いて前記dq軸基本波電圧指令値を3相交流座標系または2相交流座標系の基本波電圧指令値へ座標変換する基本波座標変換手段と、
前記高調波電流検出値を高調波電流指令値に一致させるためのdhqh軸高調波電圧指令値を演算する高調波電流制御手段と、
前記dhqh軸座標系の位相を、前記dhqh軸高調波電圧指令値から3相交流座標系または2相交流座標系の高調波電圧指令値へ座標変換するときの位相に補正するdhqh軸位相補正手段と、
前記dhqh軸座標系の位相補正値を用いて前記dhqh軸高調波電圧指令値を3相交流座標系または2相交流座標系の高調波電圧指令値へ座標変換する高調波座標変換手段と、
3相交流座標系または2相交流座標系の前記基本波電圧指令値と前記高調波電圧指令値とに基づいて、前記3相交流モーターに印加する3相交流電圧指令値を決定する印加電圧決定手段と、
直流電力を前記3相交流電圧指令値に応じた3相交流電力へ変換し、前記3相交流モーターへ印加する電力変換手段とを備えることを特徴とするモーター制御装置。 - 請求項3に記載のモーター制御装置において、
前記dhqh軸位相補正手段は、前記dq軸位相補正手段による前記dq軸座標系の位相補正分を前記整数n倍し、前記dhqh軸座標系の位相に加算して補正することを特徴とするモーター制御装置。
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