JP3774053B2 - 袋体内容物の殺菌装置及び殺菌方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、袋体に充填された内容物の殺菌装置及び殺菌方法に係り、特に透明な袋体に充填された透明な内容物の殺菌装置及び殺菌方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
樹脂製の袋体に飲料等の内容物を充填する場合、内容物の殺菌に際しては、袋体と内容物とを個別に殺菌した後、無菌状態下で袋体に内容物を充填する方法か、あるいは袋体に内容物を充填後、袋体ごと内容物を殺菌する方法が採用されている。また、内容物の殺菌方法としては加熱が一般的で、特に、内容物の充填前に袋体を殺菌する方法では、ガンマ線照射または過酸化水素による殺菌が多用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、内容物の充填前に袋体を殺菌する方法のうち、前者の方法では、ガンマ線照射により袋体の材質が一部変性し、その際に発生する異臭が内容物に移るという問題が生じ、一方、後者の方法では、袋体内に過酸化水素が残留する可能性があった。更に、無菌設備の形成や維持管理にコストを要するという問題もあった。
【0004】
また、内容物の充填後、袋体を殺菌する方法では、内容物の加熱や加熱後の冷却に時間がかかるという問題があった。特に、時間短縮のため、内容物の冷却が不十分なまま、袋体同士の積み重ねや箱詰を行うと、積み重ねられた袋体が蓄熱して内容物の品質が低下したり、袋体により暖められた箱の臭気が袋体を介して内容物に移るという問題が生じていた。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、袋体に充填された内容物を、非加熱で、異臭の発生や殺菌後の残留物等を伴うことなく、しかも低コストで殺菌可能な袋体内容物の殺菌装置及び殺菌方法の提供をその目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の袋体内容物の殺菌装置は、殺菌性の光パルスを発生する発光手段と、この発光手段を覆う、光透過性を有する内筒と、この内筒の周囲を所定幅の隙間を介して覆う外筒とを備え、透明な内容物が充填された帯状をなす透明な袋体を前記隙間に挟んで前記光パルスを発生し、前記内容物に前記光パルスを透過させて前記内容物を殺菌するものである。
【0007】
ここで、前記光パルスの殺菌効率向上のため、前記外筒の内周面を鏡面としてもよい。
【0008】
また、前記袋体を、前記内筒の軸方向に沿って移動させるとともに前記光パルスを発生することも可能である。この場合、前記袋体の移動を容易化するために、前記内筒を前記袋体の移動方向に沿って下方に傾斜させたり、前記内筒を、円筒状をなす枠体と、この枠体に張設されたネットとから構成してもよい。
【0009】
更に、前記袋体を前記内筒の軸方向に沿って延設された帯状とし、かつ前記袋体をその幅方向に沿って形成されたシールにより予め長手方向に沿って所定間隔で分画した場合には、殺菌済みの前記袋体を上下から挟んで前記内容物を前記袋体の移動方向後方側に集積し、前記内容物が集積された前記袋体の移動方向前方にて前記袋体を前記袋体の幅方向に沿ってシールしてもよい。
【0010】
一方、前記袋体の表面から内容物取り出し用の口部が突出している場合には、前記外筒に前記口部と係合する係合部を形成するとともに、前記口部を、外方から前記口部内に挿入されて前記口部内の前記内容物を前記袋体内に排除する蓋体により閉鎖する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき、本発明の実施形態について説明する。
本発明に係る袋体内容物の殺菌装置(以下、殺菌装置と略称する。)の例を図1及び図2に示す。殺菌装置1は、光透過性を有する内筒2と、内筒2の周囲を所定幅の隙間Sを介して覆う外筒3と、内筒2の内部に設置され、殺菌性の光パルスを発生するキセノンフラッシュランプ(発光手段。以下、ランプと略称する。)4とから概略構成されている。
【0012】
この殺菌装置1による袋体内容物の殺菌には、図1及び図2に示すような、複数枚のフィルムを重ね合わせ、その両側端をシールしてなる袋体10が用いられる。この袋体10は帯状をなし、かつ袋体10の幅方向中央部からは、内容物N注出用の口部11が突出している。口部11は、袋体10の長手方向に沿って等間隔で設けられ、かつ口部11の間隔は、袋体10を更にシール、切断して得られる袋体(袋体の完成品。図5中符号10a参照)の全長Lよりも長く設定されている。
【0013】
更に、袋体10は、口部11の近傍にて袋体10の幅方向に沿って形成されたシール部(図示せず。)により、口部11の間隔と等間隔で長手方向に沿って分画されている。また、袋体10には、ポリエチレン等透明な材質が使用される。
【0014】
殺菌装置1の細部について以下に説明する。殺菌装置1は、台座5上に、内筒2及び外筒3が、その一端側(図1中左側)を上として所定の角度θ(θ=35〜45°)で傾斜するよう、アーム6等を介して設置されている。また、本実施形態の場合、殺菌装置1の全長は、口部11の間隔、すなわち袋体10の幅方向に沿って形成されたシール部の間隔の約2倍に設定されている。
【0015】
内筒2は、袋体10の摺動性を向上させるため、図3に示すように、円筒状に形成された枠体2aの周囲を、樹脂製のネット2bで覆った構造とされている。因みに、本実施形態の場合、枠体2a及びネット2bの材質にはポリエチレンが用いられている。また、内筒2の周の長さは、袋体10の幅と略同一とされている。
【0016】
外筒3は、半円筒状をなし、内周面に鏡面加工が施された2枚のアルミニウム板を、下端にて軸方向に沿ってヒンジ結合してなり、かつ個々のアルミニウム板は、軸方向中央部にて2分割されている。その結果、外筒3は、一端側及び他端側にて、それぞれ図2中矢印Pで示すように、ヒンジ3aを支点に上方に開閉可能とされている。また、内筒2と外筒3間の隙間Sの間隔は、袋体10の厚みと略同一とされている。
【0017】
ここで、前記アルミニウム板の上端同士は所定幅だけ離間され、その結果、外筒3の上端には、軸方向に沿って空間3bが形成されている。この空間3bは、殺菌装置1による袋体10の殺菌に際し、袋体10の口部11が係合する係合部として作用する。
【0018】
ランプ4は、内筒2の軸方向中央部より他端側に、内筒2の軸線を挟んで対向するよう、内筒2の軸方向に沿って2本設置され、かつ個々のランプ4の全長は、口部11の間隔、すなわち袋体10の幅方向に沿って形成されたシール部の間隔と略同一とされている。また、これらランプ4の間には、アルミニウム製の反射板8が、その表面及び裏面が個々のランプ4と対向するよう設置されている。
【0019】
更に、殺菌装置1の他端側には、殺菌済みの袋体10を図5に示すような袋体10aに成形する成形装置7が設置されている。成形装置7は、一端側から、殺菌後の袋体10を上下から挟んで内容物Nを袋体10の移動方向後方側(一端側)に集積する集積手段と、内容物Nが集積された袋体10の移動方向前方(他端)にて袋体10を幅方向に沿ってシールするシール手段、並びに袋体10の幅方向に沿って形成されたシール部毎に袋体10を切断するカッタとから構成されている。
【0020】
次に、上記構成を有する殺菌装置1による袋体内容物の殺菌手順について以下に説明する。
殺菌に際しては、まず、口部11から袋体10内に内容物Nを充填した後、口部11を蓋体12で閉鎖する。ここで、内容物Nには、例えば水、紅茶や緑茶、麺つゆ、あるいは液卵(卵白)等、透明なものを使用する。また、蓋体12には、図4に示すような、外方から口部11内に挿入することにより、口部11内に存在する内容物Nが袋体10内に排除される構造のものを使用する。これは、口部11内に存在する内容物Nにより生じる袋体10内における内容物Nの厚みの差をなくし、均一な殺菌を可能とするためである。
【0021】
次いで、外筒3のうち一端側を開き、内筒2の一端部上に、袋体10の先端部を、口部11が袋体10の幅方向に沿って形成されたシール部の他端側に位置し、かつ上を向くよう載置する。更に、外筒3を閉じ、図2に示すように、口部11を係合部3bに介在させた状態で、袋体10を内筒2と外筒3間の隙間Sに挟む。この場合、隙間Sの間隔が袋体10の厚みと略同一とされているため、隙間Sに挟むことにより、袋体10の厚みが略均一に維持される。
【0022】
袋体10が隙間Sに挟まれたら、袋体10を、図1中矢印Fで示すように、殺菌装置1の軸方向に沿って他端側へと移動させる。ここで、袋体10の摺動性向上の目的で、内筒2が、枠体2aの周囲を樹脂製のネット2bで覆った構造とされ、かつ殺菌装置1が一端から他端に向け所定の角度θで傾斜しているため、袋体10の他端側への移動は容易である。また、袋体10の移動に際しては、最先端に位置する袋体10の移動時のみ、袋体10を手動または自動にて殺菌装置1の他端側に押し込むが、以降の移動には、殺菌装置1の他端側に設置され、殺菌装置1の他端から排出された袋体10を引っ張る引張装置(図示せず。)が用いられる。
【0023】
袋体10の先端が内筒2の他端近傍に到達したら、袋体10を停止させるとともに、ランプ4により、殺菌性の光パルスを発生させる。すると、発生した光パルスが内筒2及び袋体10を透過して内容物Nに照射され、更に内容物N及び袋体10を透過して殆ど減衰することなく外筒3に到達し、内容物N及び袋体10が殺菌される。
【0024】
また、本実施形態の場合、ランプ4の背面に反射板8が設置され、かつ外筒3の内周面に鏡面加工が施されているため、ランプ4からの光パルス及び外筒3に到達した光パルスがそれぞれ反射板8及び外筒3の内周面にて反射して内容物N及び袋体10を透過する。その結果、内容物N及び袋体10を透過する光パルスの光量が反射分だけ増加し、殺菌性能が向上する。
【0025】
殺菌後は、袋体10を、再度図1中矢印Fで示すように他端側へと移動し、口部11の間隔に相当する量だけ移動した時点で停止させるとともに、再度光パルスを照射する。ここで、ランプ4の全長が、口部11の間隔、すなわち袋体10の幅方向に沿って形成されたシール部の間隔と略同一とされているため、袋体10の移動及び光パルスの照射により、袋体10のうち、袋体10の幅方向に沿って形成されたシール部にて分画された範囲が、他端側から順次殺菌される。
【0026】
一方、袋体10のうち既に殺菌済みの部分は、袋体10の移動に伴い、殺菌装置1の他端から下方に排出される。この部分は、殺菌装置1への挿通に伴い円筒状に丸められているので、図1中符号Hで示すように幅方向に拡げた後、成形装置7に導入する。
【0027】
成形装置7では、まず集積手段が袋体10を上下から挟み、袋体10の移動に伴い、内容物Nを絞り込んで袋体10の一端側に集積する。次いで、光パルスの照射に伴う袋体10の停止毎に、シール手段が、内容物Nが集積された袋体10の他端を幅方向に沿ってシールする。更に、カッタが、袋体10の幅方向に沿って形成されたシール部にて袋体10を切断し、その結果、図5に示すような、周囲がシール部位13,14にて囲まれ、かつ開口11が蓋体12で閉鎖された袋体10aが形成される。
【0028】
そして、上記操作を連続的に繰り返すことにより、帯状をなす袋体10から、袋体10aが連続的に形成される。一方、袋体10のうち、集積手段により内容物Nが排除された部分(他端側)は、不要となるため廃棄される。
【0029】
本発明に係る殺菌装置1によれば、加熱や放射線の照射、あるいは薬剤処理等を行うことなく内容物Nが殺菌可能であるため、加熱による内容物Nの品質低下や、放射線の照射による袋体10からの異臭の発生がなく、かつ殺菌後の残留物もない。従って、内容物Nに何等品質的な悪影響を及ぼすことなく、内容物Nを殺菌できる。また、内容物Nの加熱や冷却が不要で、かつ内容物Nの殺菌が連続して行われるため、殺菌に要する時間が短縮される。
【0030】
更に、加熱設備や無菌設備等の高価な設備が不要で、かつランプ4の発光に要するコストも安価である。従って、本発明に係る殺菌装置1によれば、内容物Nの殺菌を、低コストで実施することができる。
【0031】
特に、本実施形態の場合、殺菌前の袋体10の幅方向に沿って形成されたシール部の間隔が、成形装置7による成形後の袋体10aの全長Lよりも長く設定されているため、殺菌時の袋体10の厚みが袋体10aよりも薄くなる。従って、上記シール部の間隔と全長Lとの差を適宜設定することにより、厚い袋体10aや色の濃い内容物Nが充填された袋体10aの場合であっても殺菌が可能である。一方、殺菌後、袋体10aの厚みを厚くする必要がない場合には、成形装置7における集積手段とシール手段は不要となる。
【0032】
なお、内筒2及び外筒3の形状やサイズ、ランプ4の位置、数、光パルスのパルス回数及び出力等は、袋体10の形状やサイズ、袋体10の材質、内容物Nの種類や性状、あるいは殺菌装置1の設置環境等により任意に設定可能である。一方、光パルスの波長も任意に設定可能であるが、袋体10の材質に、例えばポリエステルのように特定波長に対する吸収域を有するものを用いた場合には、光パルスの波長を上記吸収域と重ならないように設定する必要がある。
【0033】
また、本実施形態では、内筒2に、枠体2aの周囲を樹脂製のネット2bで覆った構造のものを用いたが、内筒2には、光透過性を有し、かつ袋体10の摺動が良好に行われるものであれば、他の構造のものも使用可能である。更に、外筒3の開閉及び内筒2上への袋体10の載置は、手動で行っても自動的に行ってもよい。一方、本実施形態では、袋体10を殺菌装置1内で停止させ、その都度光パルスを袋体10に照射して内容物Nを殺菌する場合について説明したが、光パルスに対する露光時間さえ確保されれば、袋体10を殺菌装置1内にて一端から他端へと移動させつつランプ4を点滅させることにより、光パルスを袋体10に照射し、殺菌を行ってもよい。
【0034】
また、袋体10として、幅方向に沿ったシール部に加え、長手方向に沿ってもシール部を形成することにより、長手方向及び幅方向に沿って複数の小空間が分割形成されたものを用意しておけば、これら分割形成された空間内にそれぞれ内容物Nを充填し、殺菌装置1にて殺菌後、袋体10を上記シール部に沿って長手方向及び幅方向に切断することにより、殺菌済みの内容物Nが充填された小型の袋体が得られる。
【0035】
更に、蓋体12の具体的形状は図4に示すものに限らずともよく、外方から口部11内に挿入することにより口部11を閉鎖した際に、口部11内の内容物Nを袋体10内に排除するものであれば、あらゆる形状のものが使用可能である。また、本実施形態では、開口部11を有する袋体10の内容物Nを殺菌する場合について説明したが、同様の殺菌装置1を用いて、開口部11のない袋体10の内容物Nを殺菌することももちろん可能である。
【0036】
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明に係る袋体内容物の殺菌装置によれば、以下のような優れた効果が得られる。
(1)加熱や放射線の照射、あるいは薬剤処理等を行うことなく内容物が殺菌可能であるため、加熱による内容物の品質低下や、放射線の照射による袋体からの異臭の発生がなく、かつ殺菌後の残留物もない。従って、内容物に何等品質的な悪影響を及ぼすことなく、内容物を殺菌できる。
(2)内容物の加熱や冷却が不要で、かつ内容物の殺菌が連続して行われるため、殺菌に要する時間が短縮される。
(3)加熱設備や無菌設備等の高価な設備が不要で、かつランプの発光に要するコストも安価である。従って、内容物の殺菌を、低コストで実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る袋体内容物の殺菌装置の構造の例を示す図である。
【図2】 本発明に係る袋体内容物の殺菌装置の構造の例を示す図1中II−II線に沿った断面図である。
【図3】 本発明に係る袋体内容物の殺菌装置に用いられる内筒の構造の例を示す図である。
【図4】 本発明に係る袋体内容物の殺菌装置に適用される袋体の口部及び蓋体の構造の例を示す断面図である。
【図5】 本発明に係る袋体内容物の殺菌装置により得られる袋体の構造の例を示す上方斜視図である。
【符号の説明】
1 袋体内容物の殺菌装置
2 内筒
3 外筒
3b 係合部
4 キセノンフラッシュランプ(発光手段)
7 シール装置(シール手段)
10,10a 袋体
11 口部
12 蓋体
N 内容物
Claims (7)
- 殺菌性の光パルスを発生する発光手段と、この発光手段を覆う、光透過性を有する内筒と、この内筒の周囲を所定幅の隙間を介して覆う外筒とを備え、透明な内容物が充填された帯状をなす透明な袋体を前記隙間に挟んで前記光パルスを発生し、前記内容物に前記光パルスを透過させて前記内容物を殺菌することを特徴とする袋体内容物の殺菌装置。
- 前記袋体が前記内筒の軸方向に沿って移動可能とされ、かつ前記内筒及び外筒が、前記袋体の移動方向に沿って下方に傾斜していることを特徴とする請求項1記載の袋体内容物の殺菌装置。
- 前記内筒が、円筒状をなす枠体と、この枠体に張設されたネットとから構成されていることを特徴とする請求項1または2記載の袋体内容物の殺菌装置。
- 前記外筒の内周面が鏡面とされていることを特徴とする請求項1,2または3記載の袋体内容物の殺菌装置。
- 請求項1,2,3または4記載の袋体内容物の殺菌装置を用いた袋体内容物の殺菌方法であって、前記袋体を前記内筒の軸方向に沿って移動させるとともに前記光パルスを発生することを特徴とする袋体内容物の殺菌方法。
- 前記袋体が前記内筒の軸方向に沿って延設された帯状をなし、かつ前記袋体がその幅方向に沿って形成されたシールにより予め長手方向に沿って所定間隔で分画されるとともに、殺菌済みの前記袋体を上下から挟んで前記内容物を前記袋体の移動方向後方側に集積し、前記内容物が集積された前記袋体の移動方向前方にて前記袋体を前記袋体の幅方向に沿ってシールすることを特徴とする請求項5記載の袋体内容物の殺菌方法。
- 前記袋体の表面から内容物取り出し用の口部が突出し、かつ前記外筒には前記口部と係合する係合部が形成されるとともに、前記口部が、外方から前記口部内に挿入されて前記口部内の前記内容物を前記袋体内に排除する蓋体により閉鎖されていることを特徴とする請求項5または6記載の袋体内容物の殺菌方法。
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