JP3773599B2 - バルコニー等の緑化構造 - Google Patents

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    • Y02B80/32Roof garden systems

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建物の屋上、バルコニー等を容易に緑化することができるバルコニー等の緑化構造に関するものである。
【0002】
【背景の技術】
建物の屋上、バルコニー等を緑化する場合、例えば、レンガ、ブロック、コンクリート等で枠組みをして、この枠組内に庭土を投入して均し、ここに植栽を施したり、あるいは、前記屋上やバルコニーに、単に、植物が植えられたプランタ等を適当に配置したりしている場合が多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前者の場合、庭土はそれが多量になると、庭土をバルコニー等にクレーン等を利用して搬入しなければならないので、かなり大掛かりなものとなり、また、庭土を入れた場合、そこに植栽を施したり、また、それを植替るのに手間がかかっていた。
一方、後者の場合、植物が植えられたプランタ等を適当に配置しているだけであり、しかもプランタ自体が見えるので、雑然としたイメージとなり易く、花壇のような景観の美しいものとするのは困難であった。
【0004】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、建物の屋上、バルコニー等を容易に緑化するとともに、景観の美しいものとすることができるバルコニー等の緑化構造を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1のバルコニー等の緑化構造は、例えば図1に示すように、バルコニーまたは屋上の床面1を防水処理し、この防水処理した床面上の一部に、植物2が植えられたプランタ3を載置し、このプランタ3が載置された載置部4と、その他の床面1aとの境界部に、前記プランタ3より高い仕切部5を設け、
前記仕切部5の上部に、この仕切部5と前記プランタ3との間の隙間を隠す突出部5aを形成したものである。
【0006】
前記バルコニーまたは床面1を防水処理するには、例えば、該床面1上に防水シート6を敷設することにより行う。
この防水シート6は、床面上に露出しておいてもよいが、該防水シート6上に、これを保護するための床材10を敷設してもよい。
前記プランタ3は、その中に用土を入れて植物を植え込むためのもので、上部が開口した容器状に形成されたものである。
【0007】
前記仕切部5は、前記プランタ3より高く、かつ、該プランタに植えられた植物2を隠さない程度の高さに形成されたもので、前記境界部に沿って延在するようにして設けられる。
また、前記仕切部5は、樹脂、金属、コンクリート、レンガ、セラミックス、陶磁器、木等、どのような材料で形成してもよいが、樹脂で形成した場合、押し出し成形法によって、長尺な仕切部を容易に形成することができる。
【0008】
請求項1のバルコニー等の緑化構造にあっては、バルコニーあるいは屋上の床面1の一部に設けられた載置部4に、植物2が植えられたプランタ3を載置することによって、該プランタ3自体は前記仕切部5によって隠され、一方、プランタ3に植えられた植物2は仕切部5から上方に突出しおり、しかも、該植物2は仕切部5によって、載置部4以外の床面1aから分離しているので、あたかも花壇に植えられた植物のように美しい景観となる。
【0009】
また、前記載置部4に、植物2が植えられたプランタ3を載置するだけで、バルコニーや屋上に容易に植栽が施され、また、プランタ3を取り替えるだけで、容易に植替が可能となる。
【0010】
請求項2のバルコニー等の緑化構造は、例えば、図2および図5に示すように、請求項1において、前記仕切部5を複数の仕切部ピース11a,11b,11c,11d,11eを連接することによって構成したものである。
前記仕切部ピースは、横断面が同形状になるように形成してもよいし、異なる形状になるように形成しもよい。
横断面が同形状になるように形成してた場合、それらを連接することによって、一定幅、一定高さの仕切部5を容易に形成することができ、また、横断面が異なる形状になるようにして形成した場合、それらを適宜連接することによって、所定の位置で、所望の幅、高さを有する仕切部を容易に形成することができる。
【0011】
また、前記仕切部ピースの端面は、図6および図7に示すように、側面に対して直角に形成したり、または、側面に対して所定の角度(例えば45°)で形成する。
仕切部ピース11a,11b,11cの端面を側面に対して直角に形成した場合、仕切部ピースどうしを、その端面どうしを接合することによって、直線状に連接することができる。また、仕切部ピース11b,11c,11d,11eの端面を側面に対して所定の角度で形成した場合、仕切部ピースどうしを、その端面どうしを接合することによって、所定の角度で連接することができる。
【0012】
請求項2のバルコニー等の緑化構造にあっては、仕切部5を複数の仕切部ピース11a,11b,11c,11d,11eを連接することによって、所望の長さ、幅、高さを有する仕切部5が容易に形成され、これによって、バルコニーあるいは屋上の床面の平面的な大きさや形状に対応した、仕切部を容易に形成することが可能となる。
【0013】
請求項3のバルコニー等の緑化構造は、例えば図2および図4に示すように、請求項1〜3のいずれかにおいて、前記プランタ3が載置された載置部4を、前記床面1の縁部側1b,1cに配置したものである。
前記載置部4を床面1の縁部側に配置する場合、該床面の縁部全てに配置してもよいし、縁部の一部に配置してもよい。
また、前記床面1の縁部には、建物側に位置する部位に、建物の外壁が位置しており、また、外側に位置する部位に、手摺り8や手摺り壁等が位置している。
【0014】
請求項3のバルコニー等の緑化構造にあっては、前記載置部4が床面1の縁部側に配置されているので、床面1の内側が活動や休息の場所として有効利用される。また、床面1の縁部に位置する建物の外壁や手摺り壁または手摺りの一部が、載置部4に載置されたプランタ3の植物2によって隠されるので、バルコニー等の緑化を効果的に図れる。
【0015】
請求項4のバルコニー等の緑化構造は、図2および図4に示すように、請求項1〜3のいずれかにおいて、前記プタンタ3が載置された載置部4を、前記床面1の縁部側のうち、外側に位置する縁部側1b,1cに配置したものである。
前記外側に位置する縁部側1b,1cとは、前記床面1が建物の外壁から突出しているバルコニーにおいて、手摺り8や、手摺り壁等が形成されている外側の縁部側をいう。
【0016】
請求項4のバルコニー等の緑化構造にあっては、前記プタンタ3が載置された載置部4が、前記床面1の縁部側のうち、外側に位置する縁部側に配置されているので、床面1の外側の縁部以外の床面が活動や休息の場所として広く利用される。
また、前記載置部4に載置されたプランタ3の植物2に、日光がよく当たるので、植物の育ちがよく、また、植物2を日光の当たった明るい雰囲気で観賞できる。
【0017】
請求項5のバルコニー等の緑化構造は、図1に示すように、請求項1〜4のいずれかにおいて、前記プランタ3が載置された載置部2以外の床面1a上に床材10を敷設したものである。
前記床材10は、例えば上面にタイル等が張られて仕上げ加工が施されているテラスボード(商品名)が好適に使用されるが、該テラスボードの他、ALC板、合板、鉄板等を使用してもよい。
【0018】
請求項5のバルコニー等の緑化構造にあっては、前記プランタ3が載置された載置部4以外の床面上、すなわち、人が活動したり休息したりする床面上に床材が敷設されているので、該床面1に施された防水処理層6が床材10によって覆われて、保護されることになる。したがって、前記防水処理層6が劣化し難く、また、人の出入りや物の搬入、搬出等の際に、傷付くこともない。
【0019】
請求項6のバルコニー等の緑化構造は、図2に示すように、請求項5において、前記床材10を、複数の床材ユニットピース10a…で構成したものである。
前記床材ユニットピース10aの平面的な形状は、例えば、正方形、長方形等が挙げられるが、この形状に限るものではない。
【0020】
請求項6のバルコニー等の緑化構造にあっては、前記プランタ3が載置された載置部4以外の床面上に、複数の床材ユニットピース10a…を敷き詰めることによって、床面の平面的な形状、大きさに対応した床材10を容易に敷設することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明のバルコニー等の緑化構造の実施の形態の一例について説明する。
本例のバルコニーの緑化構造は、図1に示すように、バルコニーの床面1が防水処理され、この防水処理された床面上の一部に、植物2が植えられたプランタ3…が載置され、このプランタ3が載置された載置部4と、その他の床面1aとの境界部に、仕切部5が設けられた構成となっている。
【0022】
前記床面1の防水処理は、該床面1上に防水シート6を敷設することによって行われており、この防水シート6は、前記載置部4を含む床面1全体に敷設されている。
前記プランタ3は、その中に用土を入れて植物3を植え込むためのもので、上部が開口した容器状に形成されている。
【0023】
前記載置部4は、図2に示すように、前記バルコニーの床面1の縁部側のうち、外側に位置する縁部側1b,1cに配置されている。この外側に位置する縁部側1b,1cには、図4に示すように、床面1の縁部から立ち上がる壁7が形成されており、この壁7には手摺り8が固定されている。この手摺り8は、ガラスや格子で形成されたもので、該手摺り8を通して植物2に日光が当たるようになっている。
上記のように載置部4を配置すれば、前記床面1の外側の縁部以外の床面1aを活動や休息の場所として広く利用することができ、また、前記載置部4に載置されたプランタ3の植物2に、日光がよく当たるので、植物の育ちがよく、また、植物2を日光の当たった明るい雰囲気で観賞することができる。
【0024】
前記仕切部5は、前記プランタ3より高く、かつ、該プランタ3に植えられた植物2を隠さない程度の高さに形成されたもので、前記境界部に沿って延在するようにして設けられている。
また、前記仕切部5は、図1に示すように、内部が中空に形成された樹脂製のもので、その上部には、前記載置部4側に突出する突出部5aが、仕切部5の長手方向に延在するようにして形成されており、この突出部5aによって、仕切部5と、前記載置部4に該仕切部5と隣接して配置されたプランタ3との隙間を隠すようになっている。
さらに、前記仕切部5の下面側には段部5bが形成されており、この段部5bには、前記床面1に敷設された床材10の縁部が挿入されて、該床材10の縁部の見切りが行われるとともに、段部5bを床材10に当接させることで、仕切部5が床面1上に、倒れることなく安定的に設けられている。
【0025】
また、前記仕切部5は、図2および図5に示すように、5種類の仕切部ピース11a,11b,11c,11d,11eを適宜連接することによって構成されている。
前記仕切部ピース11aは、図6に示すように、横断面形状を仕切部5の横断面形状に合わせて形成されたもので、その両端面は側面に対して直角に形成されている。
【0026】
前記仕切部ピース11bは、横断面形状が前記仕切部ピース11aと同形状のものであるが、図7に示すように、その一方の端面が側面に対して直角に形成され、他方の端面が側面に対して45°の角度で形成されたものである。
また、仕切部ピース11cは、一方の端面が側面に対して直角に形成され、他方の端面が側面に対して、前記仕切部ピース11bの場合と逆方向に45°の角度で形成されたものである。
さらに、前記仕切部ピース11dは、該仕切部ピース11dを平面視した際に平行四辺形となるように、両端面が側面に対して45°の角度で形成されたものであり、仕切部ピース11eは、両端面が側面に対して、前記仕切部ピース11dの場合と逆方向に45°の角度で形成されたものである。
【0027】
そして、両端面または一方の端面を側面に対して直角に形成した前記仕切部ピース11a,11b,11cは、それらの直角な端面どうしを接合することによって、仕切部ピースどうしを直線状に連接することができ、また、両端面または一方の端面を側面に対して傾斜させた前記仕切部ピース11b,11c,11d,11eは、それらの傾斜し、かつ逆方向に傾く端面どうしを接合することによって、仕切部ピースどうしを直角に連接することができるようになっている。
【0028】
上記のように、複数の仕切部ピース11a,11b,11c,11d,11eを連接することによって仕切部5を構成すれば、所望の長さ、所望の位置で直角に曲がっている前記仕切部5を容易に形成することができる。したがって、バルコニーの床面の平面的な大きさや形状に対応した、仕切部5を容易に形成することができる。
なお、図3に示すように、バルコニーの床面1の外側の縁部1bに沿って一直線状に載置部4を配置する場合、前記仕切部ピース11a…と仕切部ピース11bを使用して、仕切部5を形成すればよい。
【0029】
前記床材10は、前記プランタ3が載置された載置部4以外の床面1aに、前記防水シート6上から敷設されたもので、多数の床材ユニットピース10a…を前記床面1a上に敷き詰めることによって構成されている。
前記床材ユニットピース10aは、上面にタイル等が張られて仕上げ加工が施されたテラスボード(商品名)と称されるもので、平面視長方形に形成されている。また、前記床材ユニットピース10aの底面には、図1に示すように凹溝10b…が所定間隔で形成されており、床材ユニットピース10a,10aどうしの継ぎ目から流入した雨水等の水が、これら凹溝10b…を流れるようになっている。
【0030】
このように、前記床面1aに床材10を敷設すれば、床面1aに敷設された防水シート6が床材10によって覆われて保護されるので、該防水シート6の劣化を防止することができ、また、人の出入りや物の搬入、搬出等の際における防水シートの損傷を防止することができる。
また、前記床材10は多数の床材ユニットピース10a…で構成されているので、これら床材ユニットピース10aを所定枚数敷き詰めることによって、床面1aの平面的な形状、大きさに対応した床材10を容易に敷設することができる。
【0031】
上述したように、本例のバルコニー等の緑化構造によれば、バルコニーの床面の一部に設けられた載置部4に、植物2が植えられたプランタ3を載置することによって、図8に示すように、該プランタ3自体は前記仕切部5によって隠され、一方、プランタ3に植えられた植物2は仕切部5から上方に突出しているので、該植物2を観賞することができ、しかも、該植物2は仕切部5によって、載置部以外の床面1aから分離しているので、あたかも花壇に植えられた植物2のように観え、美しい景観を造りだすことができる。
また、前記載置部4に、植物2が植えられたプランタ3を載置するだけでバルコニー容易に植栽を施すことができ、また、プランタ3を取り替えるだけで、植栽を容易に植替ることができる。
【0032】
なお、上記の例では、プランタ3を載置する載置部4は、バルコニーの床1の外側に位置する縁部側1b,1cに配置したが、外壁側に位置する縁部側に配置してもよく、さらには、建物の屋上等の広い場所に、載置部4を配置する場合、屋上の床面の縁部側に配置してもよいし、屋上の床面の内側に配置してもよい。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の請求項1のバルコニー等の緑化構造は、バルコニーまたは屋上の床面を防水処理し、この防水処理した床面上の一部に、植物が植えられたプランタを載置し、このプランタが載置された載置部と、その他の前記床面との境界部に、前記プランタより高い仕切部を設けたものであるから、プランタ自体は前記仕切部によって隠され、一方、プランタに植えられた植物は仕切部から上方に突出しているので、観賞することができ、しかも、該植物は仕切部によって、載置部以外の床面から分離しているので、あたかも花壇に植えられた植物のように観え、美しい景観を造りだすことができる。
また、前記載置部に、植物が植えられたプランタを載置するだけで、容易に植栽を施すことができ、また、プランタを取り替えるだけで、植栽を容易に植替ることができる。
【0034】
請求項2のバルコニー等の緑化構造は、請求項1において、前記仕切部を複数の仕切部ピースを連接することによって構成したものであるから、所望の長さ、幅、高さを有する仕切部を容易に形成することができ、よって、バルコニーあるいは屋上の床面の平面的な大きさや形状に対応した仕切部を容易に形成することができる。
【0035】
請求項3のバルコニー等の緑化構造は、請求項1〜3のいずれかにおいて、前記プランタが載置された載置部を、前記床面の縁部側に配置したものであるから、床面の内側を活動や休息の場所として有効に利用することができる。
また、床面の縁部に位置する建物の外壁や手摺り壁または手摺りの一部が、載置部に載置されたプランタの植物によって隠されるので、バルコニー等の緑化を効果的に図ることができる。
【0036】
請求項4のバルコニー等の緑化構造は、請求項1〜3のいずれかにおいて、前記プタンタが載置された載置部を、前記床面の縁部側のうち、外側に位置する縁部側に配置したものであるから、床面の外側の縁部以外の床面を活動や休息の場所として広く利用することができる。
また、前記載置部に載置されたプランタの植物に、日光がよく当たるので、植物の育ちがよく、また、植物を日光の当たった明るい雰囲気で観賞することができる。
【0037】
請求項5のバルコニー等の緑化構造は、請求項1〜4のいずれかにおいて、前記プランタが載置された載置部以外の床面上に床材を敷設したものであるから、該床面に施された防水処理層が床材によって覆われて保護されるので、該防水処理層の劣化を防止することができ、また、人の出入りや物の搬入、搬出等の際における防水処理層の損傷を防止することができる。
【0038】
請求項6のバルコニー等の緑化構造は、請求項5において、前記床材を、複数の床材ユニットピースで構成したものであるから、前記プランタが載置された載置部以外の床面上に、複数の床材ユニットピースを敷き詰めることによって、床面の平面的な形状、大きさに対応した床材を容易に敷設することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバルコニー等の緑化構造の一例を示すもので、該緑化構造の要部の断面図である。
【図2】同、緑化構造を示す平面図である。
【図3】同、緑化構造における載置部の他の配置例を示す平面図である。
【図4】同、緑化構造をバルコニーとともに示す断面図である。
【図5】同、仕切部ピースによって、仕切部を形成している状態を示す斜視図である。
【図6】同、仕切部ピースの一例を示す斜視図である。
【図7】同、仕切部ピースの他の例を示す平面図である。
【図8】同、屋内側から観たバルコニーの緑化構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 バルコニーの床面
2 植物
3 プランタ
4 載置部
5 仕切部
6 防水シート
10 床材
10a 床材ユニットピース
11a,11b,11c,11d,11e 仕切部ピース

Claims (6)

  1. バルコニーまたは屋上の床面が防水処理され、この防水処理された床面上の一部に、植物が植えられたプランタが載置され、このプランタが載置された載置部と、その他の前記床面との境界部に、前記プランタより高い仕切部が設けられており、
    前記仕切部の上部には、この仕切部と前記プランタとの間の隙間を隠す突出部が形成されていることを特徴とするバルコニー等の緑化構造。
  2. 請求項1記載のバルコニー等の緑化構造において、
    前記仕切部が複数の仕切部ピースを連接することによって構成されていることを特徴とするバルコニー等の緑化構造。
  3. 請求項1〜3のいずれかに記載のバルコニー等の緑化構造において、
    前記プランタが載置された載置部は、前記床面の縁部側に配置されていることを特徴とするバルコニー等の緑化構造。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のバルコニー等の緑化構造において、
    前記プタンタが載置された載置部は、前記床面の縁部側のうち、外側に位置する縁部側に配置されていることを特徴とするバルコニー等の緑化構造。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載のバルコニー等の緑化構造において、
    前記プランタが載置された載置部以外の床面上には、床材が敷設されていることを特徴とするバルコニー等の緑化構造。
  6. 請求項5記載のバルコニー等の緑化構造において、
    前記床材が、複数の床材ユニットピースで構成されていることを特徴とするバルコニー等の緑化構造。
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