JP3773485B2 - 原稿供給装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は例えば電子写真複写機等の画像形成装置に関し、特に、同画像形成装置に複数枚の原稿を自動的に供給する原稿供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、電子写真複写機等の画像形成装置においては、複数枚の原稿を自動的に供給するため、所謂ADF(オート・ドキュメント・フィーダ)と称される原稿供給装置が用いられることがあるが、このような目的の最近の原稿供給装置では、両面に原稿が描かれた原稿を処理できる構造であることが望まれることが多い。
【0003】
このため、本出願人は、平成6年11月8日に出願された特願平6−298816号・発明の名称「画像形成装置のシート搬送装置」によって、両面原稿をも処理できる原稿供給装置を提案した。即ち、この原稿供給装置は、複数枚の両面原稿を堆積状態におくことができる給紙スタッカに対して同原稿を一枚ずつ繰り出す供給ローラを付設し、画像読取り部に臨ませた循環部パスに同供給ローラから原稿を供給する。そして、前記給紙スタッカの下方には原稿を排出される排紙スタッカが位置され、同排紙スタッカの入口部に排紙ローラを兼ねたスイッチバックローラが位置され、原稿の裏面処理時に同スイッチバックローラの逆転運動により表面画像の処理を終えた原稿を前記循環部パスに再度供給する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述したような画像形成装置のシート搬送装置によると、所謂ページものの両面原稿の処理の場合、排紙スタッカに排出される原稿は表面を上に向けた状態で排出されることになる。つまり、両面原稿は、下から2ページ、1ページ、4ページ、3ページ、6ページ、5ページ、8ページ、・・・といった状態で排紙スタッカに排出されることになるから、オペレータは排出された両面原稿をページ順に整え直す必要があり、処理済の原稿の整理のための作業がやっかいであった。
【0005】
勿論、このような問題を解決するためには、両面原稿の搬送系統に原稿の表裏を反転させる反転処理部を設ければ解決できるけれども、このような反転処理部の付設により、製造原価が割高となるばかりでなく、反転処理部の増設により装置全体が大型化し、反転処理のために原稿の処理時間が長くなり、能率よく両面原稿を処理できなくなる。
【0006】
本発明の目的は、以上に述べたような従来の両面原稿を取り扱う原稿供給装置の問題に鑑み、装置全体が小型で、両面原稿を能率よく処理できる画像形成装置の原稿供給装置を得るにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本発明は、原稿を積載する給紙スタッカと、この給紙スタッカ上の原稿を供給するための供給パスと、該供給パスに連接され、原稿読取部を介して再び前記供給パスとの連接部に原稿を案内させるための循環パスと、前記給紙スタッカの下方に配置されて前記原稿読取部にて読み取られた原稿を収納する排紙スタッカと、前記循環パスの前記原稿読取部下流側で分岐され、前記原稿読取部にて読み取られた原稿を前記排紙スタッカに排出するための排出パスと、前記循環パスの前記原稿読取部上流側で分岐され、前記循環パスからの原稿をスイッチバックして再び前記循環パスに合流させるためのスイッチバックパスと、前記循環パスと前記スイッチバックパスとの分岐位置に設けられ、前記原稿読取部を通過する前の前記給紙スタッカからの原稿を前記循環パスに沿って案内させる位置と前記スイッチバックパスに案内させる位置に移動する第1の切換部材と、前記循環パスと前記排紙パスとの分岐位置に設けられ、前記原稿読取部を通過した原稿を前記排出パスに案内させる位置と前記循環パスに沿って案内させる位置に移動する第2の切換部材と、を備えたものである。
【0008】
【実施例】
以下、図面について本発明の実施例の詳細を説明する。
【0009】
図示実施例は画像形成装置のひとつである電子写真複写機に施された例であり、同電子写真複写機の機体1の上部には原稿台ガラス即ちプラテン2が配置され、このプラテン2の一側には図示を省略するCCD素子による原稿読取り部Xが設けられる。
【0010】
前記プラテン2上には本発明による原稿供給装置の装置ハウジング3が位置されるが、同装置ハウジング3には前記プラテン2の上方に位置される給紙スタッカ4が設けられ、同給紙スタッカ4上には複数枚の原稿Gを堆積状態におくことができる。
【0011】
そして、前述した原稿読取り部Xに臨んでは大径のフィードローラ5の外周面5aに形成される循環部パスaが形成され、この循環部パスaに対しては原稿Gを一枚ずつ搬送する供給部パスbを介して前記給紙スタッカ4から原稿Gが供給され、前記循環部パスaで画像処理を終了した原稿Gは排出ローラ6を有する排出部パスcを通って前記給紙スタッカ4の直下に位置される硬質の排紙スタッカ7に捕集されることになる。
【0012】
この排紙スタッカ7は、図2から理解されるように、前記プラテン2の表面に手差し原稿を密着させるプラテン圧板の硬質の樹脂製支持板8と一体に構成してある。即ち、前記装置ハウジング3の底面を構成するプラテン圧板の支持板8の下面には弾性変形可能な厚みのある多孔質層9が積層され、同多孔質層9を柔軟な表面レイヤー10で覆ってある。
【0013】
また、原稿Gが両面原稿である場合、表面原稿を処理される以前の原稿Gは、前記循環部パスaを挟んだ状態として前記排紙スタッカ7の反対側に形成するスイッチバックパスdに取り込まれて、再び、前記循環部パスaに戻され、前記原稿原稿読取り部Xで表面原稿を処理されることになる。そして、表面原稿を処理された同原稿Gは、循環部パスaに沿って1回転して、再度、スイッチバックパスdに取り込まれた後、循環部パスaにスイッチバックされるから、この再度の反転送り運動の際に、同原稿Gの裏面原稿が画像読取り部Xで画像処理され、排出部パスcを通って排紙スタッカ7に捕集されることになる。
【0014】
これらの処理目的のため、前記循環部パスaと前記スイッチバックパスdとの接続部には第1方向切換部材11が配置され、また、前記循環部パスaと排出部パスcとの接続部には第2方向切換部材12がそれぞれ配置される。つまり、図1に示すように、前記第1方向切換部材11は、実線示の切り換え位置にあるとき、循環部パスaで搬送される原稿Gの先端をスイッチバックパスdの可逆転ローラ10に誘導しかつ同スイッチバックパスdでスイッチバックされる原稿Gの後端を前記循環部パスaに向かって誘導する。また、同第1方向切換部材11は、2点鎖線示の位置にあるとき、片面原稿の先端をスイッチバックパスdの入口を締め切って循環部パスaに沿って誘導する。
【0015】
実線示の切り換え位置にある前記第2方向切換部材12は排出部パスcの入口を締め切って循環部パスaに沿って送られる原稿Gの先端をフィードローラ5の外周面5aに沿って誘導するから、両面原稿の裏面原稿の処理が可能になる。また、第2方向切換部材12が2点鎖線示の位置にあるとき、循環部パスaに沿って送られる原稿Gの先端を排出部パスcに指向させるので、画像処理を終了した片面原稿G及び両面の処理を終えた両面原稿Gが排紙スタッカ7に排出される。
【0016】
図2について、前述した供給部パスb、循環部パスa、スイッチバックパスd、排出部パスcの機構部の詳細を説明すると、前記供給部パスbの入口にはキックローラ13、供給ローラ14、分離部材15で構成する繰出し機構が配置され、同繰出し機構の働きにより、給紙スタッカ4上に表面原稿を上向きにした状態の片面原稿Gまたは前記給紙スタッカ4上に裏面原稿を上向きとした両面原稿Gが、最上位のものから順に一枚ずつ供給部パスbに取り出される。
【0017】
また、前記供給部パスbには、原稿Gの送り方向に隣り合ったレジストローラ16が配置され、これらのレジストローラ16の回転運動により原稿Gが前記循環部パスaに向かって送られることになる。同供給ローラ14及びレジストローラ16は、駆動モータM1 により一方向の回転運動のみを伝えるワンウエイ・クラッチOWを介して一方向のみに回転駆動される。
【0018】
前記循環部パスaの大径のフィードローラ5は矢印方向に回転駆動されるもので、その外周面5aには2個の転接ローラ17,18が転接されて原稿Gは同外周面5aに密着した状態で原稿読取り部Xに向かって送られるが、同原稿読取り部Xでは、押圧部材19により原稿Gの表面がプラテン2の表面に密着状態におかれることになる。
【0019】
なお、前述した排出ローラ6及びフィードローラ5はクラッチCLをそれぞれ介して駆動モータM2 により駆動される。
【0020】
図2及び図3に示すように、前記スイッチバックパスdには逆転可能な可逆転ローラ10が配置され、同可逆転ローラ10の正転運動により両面原稿Gはスイッチバックパスdに取り込まれるけれども、装置ハウジング3の同スイッチバックパスdに臨む位置には取り込まれた両面原稿を装置ハウジング3の外部に垂下状態におくことができる開口20が形成してある。
【0021】
さらに、前記可逆転ローラ10の周面には圧接ばね21で押圧された従動ローラ22が転接してあり、電磁ソレノイドSOLの励磁により前記可逆転ローラ10から離間される同従動ローラ22の転接・離間及び可逆転ローラ10の正逆転によりスイッチバックパスdに取り込まれる両面原稿の搬送タイミングが制御される。
【0022】
前記原稿読取り部Xに対する両面原稿の搬送タイミングを決定するため、前記原稿読取り部Xと前記スイッチバックパスdとの間には、両面原稿の先端及び後端が待機できるレジスト手段即ち、原稿溜り23が形成され、同原稿溜り23に両面原稿が一時的に待機状態におかれる。
【0023】
なお、前記供給部パスb、循環部パスa、スイッチバックパスd、排出部パスcには、図2に示す原稿検知センサS1 〜S6 が配置され、これらの原稿検知センサS1 〜S6 により原稿Gの先端及び後端が検出されることになる。
【0024】
図示実施例による画像形成装置の原稿供給装置は、以上のような構成であるから、給紙スタッカ4から供給された原稿Gは、片面原稿G1 である場合、図4(a)に示すように、給紙スタッカ4に表面を上向きとした状態で堆積状態に置かれ、表面を下向きとした状態で排紙スタッカ7上に排紙され、また、両面原稿G2
である場合、図4(b)に示すように、給紙スタッカ4に裏面を上向きとした状態で堆積状態に置かれ、表面を下向きとした状態で排紙スタッカ7上に排紙されることになる。
【0025】
まず、片面原稿G1 の処理の場合は、原稿面を上に向けて給紙スタッカ4上に堆積状態におかれた原稿は循環部パスaを通る間に原稿面を下に向けた状態になるから、循環部パスaから直接に排出部パスcを通って排紙スタッカ7上に排出されることになる。つまり、所謂ページものの原稿Gの処理の場合、処理された原稿は、原稿面を下に向けた状態として順に排紙スタッカ7上に捕集されるため、これらの処理済原稿Gを排紙スタッカ7から取り上げるだけで、再整理の必要はなくなる。
【0026】
また、処理すべき原稿Gが両面原稿G2 である場合は、両面原稿G2 は裏面原稿を面を上に向けて給紙スタッカ4上に堆積状態におかれるが、同両面原稿G2は、図4(b)に示すように、一旦、先端g1 からスイッチバックパスdに取り込まれ、同スイッチバックパスdでスイッチバック操作されて、後端g2 から循環部パスaに戻され、原稿読取り部Xで表面原稿の処理が行われる。
【0027】
この後、同両面原稿G2 は後端g2 から再度スイッチバックパスdに取り込まれ、同スイッチバックパスdでスイッチバックされるため、先端g1
から循環部パスaに戻されて反転され、裏面原稿の処理後に排出部パスcから排出されることになる。したがって、この両面原稿G2 の場合も、処理された原稿は、原稿面を下に向けた状態として順に排紙スタッカ7上に捕集されることになるから、これらの処理済原稿Gを排紙スタッカ7から取り上げるだけで、再整理の必要はなくなる。
【0028】
次に、図5のタイムシーケンスを用いて両面原稿G2 の処理の詳細を説明すると、オペレータにより両面処理モードが選択された場合、第1方向切換部材11は2点鎖線示の位置に、第2方向切換部材12は実線示の位置にそれぞれ切り換えられる。
【0029】
この後、給紙スタッカ4上に位置された両面原稿G2 がキックローラ13及び給紙ローラ14の駆動により供給部パスbに一枚ずつ取り出されるが、原稿検知センサS1
で両面原稿G2 の先端g1 が検出され、一定時間の後、キックローラ13及び給紙ローラが回転を停止し、次いでレジストローラ16が回転を初めて両面原稿G2 が供給部パスb内を進行する。次に、原稿検知センサS2
で両面原稿G2 の先端g1 が検知されると、一定時間の経過後に、フィードローラ5、可逆転ローラ10、排出ローラ6が回転を初めて循環部パスa、スイッチバックパスd、排出部パスcに残存する原稿の排出が促されるけれども、原稿検知センサS3
により両面原稿G2 の先端g1 が検出された時点で、レジストローラ16が停止され、可逆転ローラ10の働きにより両面原稿G2 がスイッチバックパスd中に取り込まれ、同原稿検知センサS3
により両面原稿G2 の後端g2 が検知された直後に、フィードローラ5及び排出ローラ6が停止され、可逆転ローラ10が逆転される。
【0030】
したがって、可逆転ローラ10の逆転により両面原稿G2 が循環部パスa中を進行するが、同両面原稿G2
の後端g2 が原稿検知センサS4 で検出されると、フィードローラ5が一時的に回転され、原稿読取り部Xの直前の原稿検知センサS5 で両面原稿G2 の後端g2 が検知された後の一定時間後に可逆転ローラ10
、フィードローラ5、排出ローラ6が一旦停止される。これらの可逆転ローラ10、フィードローラ5、排出ローラ6再度の起動により原稿Gの表面原稿が原稿読取り部Xに副走査され、表面原稿の読取りが行われる。この場合、原稿Gの後端g2 は可逆転ローラ10の正転によりスイッチバックパスd中へ取り込まれるが、従動ローラ22は電磁ソレノイドSOLの励磁で可逆転ローラ10から離間した状態にあるから、両面原稿G2
の後端g2 と先端g1 とは、図3に示すようなすれ違い状態となり、開口21を出た同後端g2 は装置ハウジング3外に垂下した状態になる。
【0031】
そして、表面原稿の読取りが終了し、原稿検知センサS5 により両面原稿G2 の先端g1
が検出されると、この検出から一定時間後に、電磁ソレノイドSOLが消磁され、従動ローラ22が可逆転ローラ10に接触され、フィードローラ5及び可逆転ローラ10が停止された後、可逆転ローラ10が逆転を開始し、両面原稿G2の先端g1 が原稿検知センサS4 で検知されるまで、循環部パスa中へ戻される。
【0032】
次に、原稿検知センサS4 の検知によりフィードローラ5が回転を開始するけれども、両面原稿G2
の先端g1 が原稿検知センサS5 で検知されると、第2方向切換部材12が2点鎖線示の位置に切り換えられると共に、原稿読取り部Xで両面原稿G2 の裏面原稿の処理が行われる。
【0033】
また、裏面原稿の読取りが終了した両面原稿G2 の先端g1 は排出部パスcに向かい、排出ローラ6の回転駆動により排紙スタッカ7上に排出され、両面原稿G2
の先端g1 が原稿検知センサS4 で検出された信号の一定時間後に排出ローラ6が停止することになるけれども、原稿検知センサS6 で両面原稿G2 の最後の原稿の後端g2
が検知され、排紙スタッカ7上に最後の両面原稿G2 が捕集されて全ての工程が終了する。
【0034】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、両面原稿の場合であっても、処理済の原稿がページ順を揃えた状態で排紙スタッカに捕集されるから、オペレータは処理済両面原稿をページ順に整え直す必要がなくなり、処理済の原稿の整理のための作業を省略できる。
【0035】
また、本発明の画像形成装置の原稿供給装置においては、循環部パスに原稿の供給タイミングを調整するレジスト手段を設けるので、画像読取り部における原稿の読取りタイミングを正確なものにすることができ、スイッチバックパスに可逆転ローラに転接・離間運動できる従動ローラを付設する構造では、同スイッチバックパスに両面原稿の先端と後端をすれ違い状態にすることができるため、循環部パスの経路長を短縮してフィードローラの外径を小型化できる。
【0036】
そして、本発明の画像形成装置の原稿供給装置によると、スイッチバックパスに位置する両面原稿は装置ハウジングの開口から外部に垂下状態におかれるため、装置の全体長さ寸法を小型化できる。
【0037】
【図面の簡単な説明】
【図1】一部を省略して示す本発明による原稿供給装置の全体断面図である。
【図2】同原稿供給装置の一部拡大断面図である。
【図3】同原稿供給装置のスイッチバックローラ廻りの拡大図である。
【図4】(a),(b)は原稿の捕集状態の模式的説明図である。
【図5】同原稿供給装置のタイムシーケンス線図である。
【符号の説明】
G 原稿
X 原稿読取り部
a 循環部パス
b 供給部パス
c 排出部パス
d スイッチバックパス
2 プラテン
4 給紙スタッカ
5 フィードローラ
5a 外周面
6 排出ローラ
7 排紙スタッカ
8 支持板
10 可逆転ローラ
11 第1方向切換部材
12 第2方向切換部材
16 レジストローラ
20 開口
22 従動ローラ
23 原稿溜り(レジスト手段)
Claims (1)
- 原稿を積載する給紙スタッカと、この給紙スタッカ上の原稿を供給するための供給パスと、該供給パスに連接され、原稿読取部を介して再び前記供給パスとの連接部に原稿を案内させるための循環パスと、前記給紙スタッカの下方に配置されて前記原稿読取部にて読み取られた原稿を収納する排紙スタッカと、前記循環パスの前記原稿読取部下流側で分岐され、前記原稿読取部にて読み取られた原稿を前記排紙スタッカに排出するための排出パスと、前記循環パスの前記原稿読取部上流側で分岐され、前記循環パスからの原稿をスイッチバックして再び前記循環パスに合流させるためのスイッチバックパスと、前記循環パスと前記スイッチバックパスとの分岐位置に設けられ、前記原稿読取部を通過する前の前記給紙スタッカからの原稿を前記循環パスに沿って案内させる位置と前記スイッチバックパスに案内させる位置に移動する第1の切換部材と、前記循環パスと前記排紙パスとの分岐位置に設けられ、前記原稿読取部を通過した原稿を前記排出パスに案内させる位置と前記循環パスに沿って案内させる位置に移動する第2の切換部材と、を備えたことを特徴とする原稿供給装置。
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