JP3772259B2 - エネルギー吸収部材を有する柱継手部 - Google Patents

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【0001】
【発明に属する分野】
この発明は、建物が地震や風により水平方向の力を受けた際に柱継手部に生じる圧縮応力、せん断応力に耐えて、引張応力はエネルギー吸収部材で吸収し応答を低減させる柱継手部の技術分野に属する。
【0002】
【従来技術】
従来、建築物の柱継手部は、図1に示すように、建築物の柱脚部近傍や3層程毎に配置されている(図1中の符号A〜C)。柱継手には、溶接接合や高力ボルト摩擦接合等の剛接合が広く採用されている。
【0003】
例えば、特許第2702882号公報には、角形鋼管柱相互の剛接合構法として、当て板を上下の角形鋼管柱にわたり接合部の表面および裏面の各々に設け、ワンサイドボルトによって接合した構成が開示されている。
【0004】
特公平7−81314号公報には、上下の鉄骨柱を接合する場合に、上下の柱間に接合金物を介在させ、上下の柱と接合金物とを溶接や高力ボルトで強固に接合した構成が開示されている。
【0005】
柱継手には、一般的にフランジ継手と呼ばれる技術も広く採用されている。例えば、特開平8−144384号公報に、柱として接続される上下の管体の端部に予めフランジを設け、その外周面を半割金物で挟み、スリーブによって強固に締め付けるフランジ継手の構成が開示されている。
【0006】
建物の主要構造部材にエネルギー吸収部材を取り付けた例としては、例えば特開平2000−273971公報に、H型鋼梁端のフランジにカバープレートを付けた構成が開示されている。H形鋼梁のフランジの左右両面に、三角形板状の極低降伏点鋼材(エネルギー吸収部材)からなるパンチプレート又はカバープレートを水平に添設して柱に溶接することにより、H形鋼梁との接合部が補強され、地震時おけるH形鋼梁の柱に対する変形追随性能が向上し、H形鋼梁がパンチプレート又はカバープレートと共に地震時の履歴エネルギーを吸収する構造である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記の特許第2702882号公報、特公平7−81314号公報に開示された溶接接合や高力ボルト摩擦接合等による剛接継手および特開平8−144384号公報のフランジ継手は、柱相互間を強固に緊結することはできる。しかし、地震や風等で柱継手部に生じる応力に関しては殆どそのエネルギーを低減できないという問題がある。
【0008】
特開平2000−273971公報記載の継手は、エネルギー吸収部材をH形鋼梁に取付けた構成であり、柱継手部に生じる応力は低減できない。
【0009】
本発明の目的は、鋼構造またはこれに類する建築物の柱継手部にエネルギー吸収部材を取付けること、そして、柱継手部に凸部、凹部のダボ構造を設けることにより、地震時に柱継手部に生じる圧縮応力、せん断応力に耐えると共に、引張応力は柱端部の浮き上がり効果及びエネルギー吸収部材によってそのエネルギーを吸収させ地震応答を低減することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するための手段として、請求項1に記載した発明に係るエネルギー吸収部材を有する柱継手部は、建築物の柱継手部において、
上下に接合される柱6、7のいずれか一方の柱6の端中央に軸方向の凸部6aが設けられ、他方の柱7の端面部中央に軸方向の凹部7aが設けられ、上下の柱6、7は端面部の凸部6aと凹部7aをはめ合わせて水平力に抵抗するダボ構造とし上位の柱6の下端面が下位の柱7の上端面へ浮き上がり可能な当接状態に接続されていること、
上下の柱6、7の前記端部は、上下方向の引張り力に対して塑性変形する複数のエネルギー吸収部材8で連結されていることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施形態及び実施例】
先ず、柱継手部の参考的な実施形態を図2、図3に基づいて説明する。
2a〜cと図3a〜cは、上下に接合される柱1、2のうち、下位の柱2の上端部に、柱継手部に作用するせん断力に耐える強度及び剛性のタイバンド3を同柱2の外周を取り巻くように環状に設けた状態を示す。
【0014】
図2aは角形鋼管柱の例であり、図2bは円形鋼管柱の例であり、図2cはH形鋼柱にそれぞれタイバンド3を取付けた例を示している。タイバンド3も鋼製であり、通例、溶接で下方の柱2と一体化(固定)させる。
【0015】
上位の柱1の下端部は、前記タイバンド3の内側へ差入れられ、下の柱2の上端面へ浮き上がり可能な当接状態(メタルタッチ)に接続され(符号1a、2aが当接位置を示す)、圧縮応力は柱断面間で伝達し、引張応力は浮き上がりによってそのエネルギーを吸収可能に構成されている。水平力(せん断力)にはタイバンド3の強度、剛性によって抵抗する。
【0016】
図3a〜cには、上記のように当接状態に接続した上下の柱1、2の端部を上下方向の引張り力に対して塑性変形する複数のエネルギー吸収部材4で接続した状態を示す。図3a、bはエネルギー吸収部材4の上端部4aは上方の柱1へ直接溶接で接合し、同下端部4bはタイバンド3へ溶接で接合されている。図3cは、上位の柱1の下端に固定したタイバンド3と、柱頭を前記タイバンド3の中へ差し入れた下位の柱2の上端部とをエネルギー吸収部材4で接続した例を示す。
【0017】
従って、地震時の水平力(せん断力)は、タイバンド3の強度及び剛性により抵抗し、上下の柱1、2の接続状態は安定に保持される。引張り力が作用した場合には、上位の柱1の浮上がりと、それに伴うエネルギー吸収部材4の塑性変形とにより、地震エネルギーを吸収して過大な変形を抑制する。したがって、上位の柱1の復元時に衝撃的な騒音を発生する虞はない。
【0018】
なお、図3aは柱中間部における柱継手部の実施形態を示す。図3bは柱脚部における柱継手部の実施形態を示し、図3cは柱頭部における柱継手部の実施形態を示している。大梁の上にはスラブ5が施工されている。図3bと図3cは、上下方向に見て対称的な構成である。
【0019】
次に、請求項に記載した発明に係るエネルギー吸収部材を有する柱継手部の実施形態を、図4a、bと図5a〜cに基づいて説明する。
【0020】
図4a、bは、上下に接合される柱6、7のうち、上位の柱6の下端部に軸方向下向きの凸部6aが設けられ、下位の柱7の上端面部中央に軸方向上向きに開口する凹部7aが孔として設けられた状態を示している。
【0021】
図4aは角形鋼管柱の例であり、図4bは円形鋼管柱の例である。
【0022】
上位の柱6は、その凸部6aを、下位の柱7の凹部7aへはめ合わされ、下の柱7の上端面へ浮き上がり可能な当接状態(メタルタッチ)に接続され(符号6b、7bが当接位置を示す)、圧縮応力は柱断面間で伝達し、引張応力は浮き上がりによってそのエネルギーを吸収可能に構成されている。水平力(せん断力)には、はめ合わせた凸部6aと凹部7aとの所謂ダボ効果(支圧効果)によって抵抗する。
【0023】
図5a〜cには、上記のように当接状態に接続した上下の柱6、7の端部を上下方向の引張り力に対して塑性変形する複数のエネルギー吸収部材8で接続した状態を示す。図5aは、エネルギー吸収部材8の上端部8a上位の柱6の側面へ直接溶接で接合されている。同下端部8bは前記当接部位を跨いで下位の柱7の上端部側面と溶接で接合されている。図5bは、下位の柱7の上端に位置する所謂ダイアフラム上の柱脚部へ、上位の柱6の下端が当接状態に接続され、同ダイアフラムと上位の柱6の下部側面とがエネルギー吸収部材8で接続された例を示す。図5cは逆に、上位の柱6の下端に位置するダイアフラムの下面に設けた柱頭部の下端へ、下位の柱7の上端が当接状態に接続され、同ダイアフラムと下位の柱7の上部側面とがエネルギー吸収部材8で接続された例を示す。
【0024】
従って、地震時の水平力(せん断力)は、上下の柱の凸部6a、凹部7aのダボ構造により抵抗し、柱相互の接続状態は安定に保持される。引張り力が作用した場合には、上位の柱6の浮上がりと、それに伴うエネルギー吸収部材8の塑性変形とにより地震エネルギーを吸収して過大な変形を抑制する。したがって、上位の柱6の復元時に衝撃的な騒音を発生する虞はない。
【0025】
図5aは柱中間部における柱継手部の実施形態を示す。図5bは柱脚部における柱継手部の実施形態を示し、図5cは柱頭部における柱継手部の実施形態を示している。大梁の上にはスラブ9が施工されている。図5bと図5cは、上下方向に対称的に構成されている。
【0026】
各柱端部相互に設ける凸部、凹部は、嵌合してダボ効果を発揮する構成ならば、本実施形態に限らないし、上下の柱のどちらに設けてもよい。
【0027】
エネルギー吸収部材には、極低降伏点鋼や低降伏点鋼等の履歴ダンパーを用いる。勿論、普通の鋼材を使用して、溶接施工の簡略化や工期の短縮を図ることも可能である。
【0028】
なお、エネルギー吸収部材に極低降伏点鋼を使用する際に、溶接による降伏応力度の上昇が懸念される場合には、溶接熱の影響のない領域を変形長さとすると共に、座屈による性能劣化しない長さに設計する。
【0029】
以上に実施形態を図面に基づいて説明したが、本発明は、図示例の実施形態の限りではなく、その技術的思想を逸脱しない範囲において、当業者が通常行う設計変更、応用のバリエーションの範囲を含むことを念のため申し添える。例えば、柱端面部の凸部、凹部の設計には、用途に応じて様々な形状が考えられる。又、柱継手部分は3層程度毎に一箇所設けても良いし、1本の柱に複数箇所設けても良い。
【0030】
【発明の奏する効果】
請求項に記載した発明に係るエネルギー吸収部材を有する柱継手部によれば、鋼構造またはこれに類する構造の柱継手部を、上下の柱は当接状態で接続し、且つエネルギー吸収部材を取付けると共に、柱部に凸部、凹部を設けたので、地震時に柱継手部に生じる圧縮応力、せん断応力に良く耐えるし、引張応力は柱端部の浮き上がりとそれに伴うエネルギー吸収部材の塑性変形によってそのエネルギーを吸収させるので、地震応答を低減する効果に優れるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 継手部の設置場所を示した概念図である。
【図2】 aはタイバンドを角形鋼管柱に取付けた参考例である。bはタイバンドを円形鋼管柱に取付けた参考例である。cはタイバンドをH形鋼柱に取付けた参考例である。
【図3】 aは柱中間部に実施した側面図である。bは柱脚部に実施した側面図である。cは柱頭部に実施した側面図である。
【図4】 本発明の実施例を示すもので、aは角形鋼管柱の上下の端面部に凸部・凹部を設けた実施例である。bは円形鋼管柱の上下の端面部に凸部・凹部を設けた実施例である
【図5】 本発明の実施例を示すもので、は柱中間部について実施した例を一部破断して示す側面図である。bは柱脚部について実施した例を一部破断して示す側面図である。cは柱脚部について実施した例を一部破断して示す側面図である。
【符号の説明】
1、2、6、7 上下の柱
3 タイバンド
4、8 エネルギー吸収部材
6a 凸部
7a 凹部

Claims (1)

  1. 建築物の柱継手部において、上下に接合される柱のいずれか一方の柱の端中央に軸方向の凸部が設けられ、他方の柱の端中央に軸方向の凹部が設けられ、上下の柱は端部の凸部と凹部をはめ合わせて水平力に抵抗するダボ構造とし上位の柱の下端が下位の柱の上端面へ浮き上がり可能な当接状態に接続されていること、
    上下の柱の前記端部は、上下方向の引張り力に対して塑性変形する複数のエネルギー吸収部材で連結されていることを特徴とする、エネルギー吸収部材を有する柱継手部。
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