JP3772050B2 - 冊子用記録装置および冊子用記録方法 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は冊子用記録装置および冊子用記録方法に係り、特に、冊子の閉じ部を挟んで隣位する任意の両頁に対して所望の記録を行うのに好適な冊子用記録装置および冊子用記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、パスポート等の中央に閉じ部を有する冊子の所望の見開き頁に対して文字や画像を記録する記録装置として、冊子用記録装置1が使用されていた。
【0003】
前記冊子用記録装置1は、図示しない装置本体の所望の位置に、図6に示すように長尺平板状のプラテン2を有している。前記プラテン2の近傍位置には、図示しない長尺なキャリッジシャフトが、前記プラテン2に対して平行に配設されており、このキャリッジシャフトには、サーマルヘッド4を搭載したキャリッジ5が、前記プラテン2に沿って往復動自在に支持されている。
【0004】
前記プラテン2の前方には、ほぼ中央に閉じ部を有する冊子を、前記閉じ部を挟んで隣位する任意の両頁が開いた見開き状態でプラテン2とサーマルヘッド4との間に搬送するための搬送ローラ8が、図示しない紙送りモータによって回転可能に配設されている。前記搬送ローラ8の外周には、この搬送ローラ8とともに冊子を狭持しつつ搬送するための圧接ローラ9が圧接されている。
【0005】
前記搬送ローラ8の後方には、この搬送ローラ8と前記圧接ローラ9との狭持位置に見開き状態の冊子10を側端部12側から先に供給するための給紙ローラ7が配設されており、この給紙ローラ7は、前記紙送りモータによって回転駆動されるようになっている。
【0006】
そして、前記冊子用記録装置1によって前記冊子の見開き状態の両頁に記録を行う場合は、まず、図7に示すように、前記冊子10を、前記閉じ部11を挟んで隣位する任意の両頁が開かれた見開き状態にして、この見開き状態の冊子10を閉じ部11に対して平行な側端部12側から先に装置内部に挿入した後、前記給紙ローラ7を駆動して前記冊子10を搬送ローラ8と圧接ローラ9との狭持位置まで供給する。そして、前記冊子10の先端が搬送ローラ8と圧接ローラ9との狭持位置に供給された後、前記搬送ローラ8を駆動して、前記冊子10をサーマルヘッド4前方の給紙方向下流側に搬送しつつ前記プラテン2とサーマルヘッド4との間に給紙方向下流側の頁の側端部12側から順次搬送される見開き状態の両頁に対して前記サーマルヘッド4によって順次所望の記録を行うようにされていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の冊子用記録装置1は、サーマルヘッド4によって冊子10の見開き状態の両頁に記録を行う際に、プラテン2とサーマルヘッド4との間に、前記冊子10を給紙方向下流側の頁の側端部12側から先に搬送していた。このため、図8に示すように、給紙方向下流側の頁が、搬送ローラ8と圧接する圧接ローラ9との摩擦によって撓んでしまっていた。
【0008】
このため、前記給紙方向下流側の頁に対して記録を行う場合に、この頁の撓みによってサーマルヘッド4がプラテン2へ圧接する際の所望の圧接位置と実際の圧接位置とにズレが生じてしまっていた。さらに、頁が撓んだ状態で冊子10を搬送すると、撓みを引き込むだけで冊子10全体が搬送されない場合が生じていたため、実際の紙送りモータのステップ分の紙送り、すなわち冊子10の搬送を行うことができず、紙送り精度を良好に保持することができなかった。
【0009】
このため、冊子10の両頁に対して前記サーマルヘッド4によって適正な記録を行うことができないといった問題が生じていた。
【0010】
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、冊子の搬送の際に記録が行われる両頁に撓みを生じさせず、両頁へのサーマルヘッドの圧接位置を適正に保持し、搬送ローラによる紙送り精度を向上させることよって、冊子の見開き状態の両頁に対して適正な記録を行うことができる冊子用記録装置および冊子用記録方法を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため本発明の請求項1に係る冊子用記録装置の特徴は、冊子を装置内部に挿入するための給紙口と記録後の冊子を装置外部に排出するための排出口とが同一とされ、前記冊子の両頁のうちいずれの頁に対して記録を行う場合であっても、前記搬送ローラによって閉じ部側から側端部側の方向に冊子を搬送させつつ前記サーマルヘッドによって記録を行わせるように制御する制御部を設け、前記制御部が、前記搬送ローラを正回転させて前記冊子を給紙方向下流側に搬送させつつ前記サーマルヘッドによって前記見開き状態の両頁のうち給紙方向上流側の頁に対して閉じ部側から順次記録を行わせた後、前記搬送ローラを逆回転させて前記冊子を給紙方向上流側に搬送させつつ前記サーマルヘッドによって前記両頁のうち給紙方向下流側の頁に対して閉じ部側から順次記録を行わせ、その後、前記搬送ローラを逆回転させたまま記録後の冊子を前記排出口から排出するように制御する点にある。
【0012】
そして、このような構成を採用したことにより、見開き状態の両頁のうちいずれの頁に対して記録を行う際にも、記録が行われる頁の閉じ部側から側端部側の方向に冊子を搬送することができるため、記録が行われる両頁に撓みを生じさせずにサーマルヘッドの圧接位置および搬送ローラによる紙送り精度を良好に保持することができる。さらに、作業効率を向上させつつ冊子の搬送の際に記録が行われる両頁に撓みを生じさせずにサーマルヘッドの圧接位置および搬送ローラによる紙送り精度を良好に保持することができる。
【0017】
請求項2に係る冊子用記録方法の特徴は、冊子の両頁に対して記録を行う際に、前記搬送ローラを正回転させて前記冊子を給紙方向下流側に搬送させつつ前記サーマルヘッドによって前記見開き状態の両頁のうち給紙方向上流側の頁に対して閉じ部側から順次記録を行わせた後、前記搬送ローラを逆回転させて前記冊子を給紙方向上流側に搬送させつつ前記サーマルヘッドによって前記両頁のうち給紙方向下流側の頁に対して閉じ部側から順次記録を行わせ、その後、前記搬送ローラを逆回転させたまま記録後の冊子を前記排出口から排出するように制御する点にある。
【0018】
そして、このような方法を採用したことにより、見開き状態の両頁のうちいずれの頁に対して記録を行う際にも、記録が行われる頁の閉じ部側から側端部側の方向に冊子を搬送することができるため、記録が行われる両頁に撓みを生じさせずにサーマルヘッドの圧接位置および搬送ローラによる紙送り精度を良好に保持することができる。さらに、作業効率を向上させつつ冊子の搬送の際に記録が行われる両頁に撓みを生じさせずにサーマルヘッドの圧接位置および搬送ローラによる紙送り精度を良好に保持することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る冊子用記録装置の実施形態を図1を参照して説明する。
【0024】
なお、従来と基本的構成が異ならない部分は、同一の符号を用いて説明する。
【0025】
図1に示すように、本実施形態における冊子用記録装置13は、図示しない装置本体の所望の位置に、記録面が上側を向いた長尺平板状のプラテン2を有している。前記プラテン2の上方には、図示しない長尺平板状のキャリッジシャフトが前記プラテン2に対して平行に配設されており、このキャリッジシャフトには、サーマルヘッド4を搭載したキャリッジ5が、前記プラテン2に沿って往復動自在に支持されている。
【0026】
前記プラテン2の前方には、このプラテン2とサーマルヘッド4との間に中央に閉じ部11を有する冊子10を前記閉じ部11を挟んで隣位する両頁が開かれた見開き状態で搬送するための搬送ローラ8が、図示しない紙送りモータによって回転自在に搬送されている。
【0027】
前記搬送ローラ8の外周には、この搬送ローラ8とともに見開き状態の冊子10を狭持しつつ搬送するための圧接ローラ9が圧接されている。
【0028】
前記搬送ローラ8の後方には、この搬送ローラ8と前記圧接ローラ9との狭持位置に見開き状態の冊子10を側端部12側から先に供給するための給紙ローラ7が配設されており、この給紙ローラ7は、前記紙送りモータによって回転駆動されるようになっている。
【0029】
さらに、前記給紙ローラ7の後方には、見開き状態の冊子10を側端部12側から先に装置13内部に挿入するための図示しない給紙口が配設されている。なお、前記給紙口は、記録完了後の冊子10を装置10外部に排出するための排出口にもなっている。
【0030】
そして、本実施形態における冊子用記録装置13は、搬送ローラ8による冊子10の搬送、サーマルヘッド4による記録等の際に種々の制御を行う制御部14を有している。
【0031】
前記制御部14は、前記冊子10の前記閉じ部11を挟んだ見開き状態の両頁のうちいずれの頁に対して記録を行う場合であっても、前記搬送ローラ8によって閉じ部11側から側端部12側の方向に冊子10を搬送させつつ前記サーマルヘッド4によって記録を行わせるように制御するようになっている。
【0032】
従って、両頁がそれぞれ記録の際に撓みを引き伸ばす方向に搬送されることとなるため、前記両頁に撓みが生じないようになっている。
【0033】
次に、前記冊子用記録装置13を適用した本発明に係る冊子用記録方法について図2乃至図6を参照して説明する。
【0034】
なお、本実施形態において、前記制御部14は、制御の一例として、まず、前記搬送ローラ8を正回転させて前記冊子10を給紙方向下流側に搬送させつつ前記サーマルヘッド4によって前記見開き状態の両頁のうち給紙方向上流側の頁に対して閉じ部11側から順次記録を行わせた後、前記搬送ローラ8を逆回転させて前記冊子10を給紙方向上流側に搬送させつつ前記サーマルヘッド4によって前記両頁のうち給紙方向下流側の頁に対して閉じ部11側から順次記録を行わせるように制御するようになっている。
【0035】
まず、図2に示すように、前記冊子10を、前記閉じ部11を挟んで隣位する任意の両頁が見開いた状態で給紙口から装置13内部に挿入し、前記給紙ローラ7によって前記見開き状態の冊子10を側端部12側から先に前記搬送ローラ8と前記圧接ローラ9との狭持位置に供給する。
【0036】
そして、前記冊子10の先端部が前記搬送ローラ8と前記圧接ローラ9との狭持位置に供給された後、前記搬送ローラ8を正方向に回転駆動して、前記冊子10を側端部12側から先に給紙方向下流側に搬送する。そして、図3に示すように、給紙方向上流側の頁がプラテン2とサーマルヘッド4の間に搬送されると、前記サーマルヘッド4を圧接させて前記給紙方向上流側の頁に対して閉じ部11側から順次記録を行う。
【0037】
次に、前記給紙方向上流側への記録が完了すると、前記制御部14の制御によって前記搬送ローラ8を逆回転させ、図4に示すように、前記冊子10を給紙方向上流側に搬送する。このとき、前記プラテン2と前記サーマルヘッド4との間には、前記給紙方向下流側の頁が閉じ部11側から順に搬送されることになる。
【0038】
そして、図5に示すように前記プラテン2と前記サーマルヘッド4との間に前記給紙方向下流側の頁を閉じ部11側から順次搬送しつつ前記サーマルヘッド4をインクリボンを介して圧接させて順次記録を行う。
【0039】
このとき、前記給紙方向下流側の頁は、従来のように頁の側端部12側から先にプラテン2とサーマルヘッド4との間に搬送されるわけではなく、閉じ部11側から先にプラテン2とサーマルヘッド4との間に搬送されることとなる。すなわち、従来のように頁の撓みを引き込む方向に冊子10を搬送するのではなく、頁の撓みを引き伸ばす方向に冊子10を搬送するため、記録が行われる頁に撓みが生じることはない。
【0040】
そして、前記搬送ローラ8によって給紙方向上流側に搬送されつつ給紙方向下流側の頁に記録を行われた冊子10は、前記搬送ローラ8によってそのまま給紙方向上流側に搬送され、前記給紙口と同一の排出口を通って装置13外部に排出される。このとき、冊子10の装置13内部への挿入から装置13外部への排出までに搬送ローラ8が要する搬送量は、冊子10の約4頁分に相当する搬送量となっている。これは、両頁への記録の際に冊子10を閉じ部11側から側端部12側の方向に搬送する制御を行う場合に可能な最小限の搬送量である。
【0041】
従って、本実施形態によれば、冊子10の搬送の際に記録が行われる頁に撓みを生じさせないため、前記プラテン2とサーマルヘッド4との間に搬送される頁に対するサーマルヘッド4の圧接位置を適正に保持することができ、また、前記搬送ローラ8の紙送り精度を向上させることができ、冊子10に対して適正な記録を行うことができる。
【0042】
さらに、冊子10を記録が行われる頁の閉じ部11側から先に搬送する制御を行いつつ冊子の搬送量を最小限に押さえることができるため、作業効率を向上さえることができる。
【0043】
なお、本発明は前記実施形態のものに限定されるものではなく、必要に応じて種々変更することが可能である。
【0044】
例えば、前記実施形態においては、まず、冊子10を給紙方向下流側に搬送させつつ給紙方向上流側の頁に対して記録を行わせた後、前記冊子を給紙方向上流側に搬送させつつ給紙方向下流側の頁に対して記録を行わせるように制御するようになっているが、これに限る必要はなく、まず、前記冊子10を、前記閉じ部11が搬送ローラ8と圧接ローラ9との狭持位置を越えるまで給紙方向下流側に搬送させた後、前記搬送ローラ8を逆回転させて前記冊子10を給紙方向上流側に搬送させつつ給紙方向下流側の頁に対して記録を行わせ、次に、前記搬送ローラ8を正回転させて前記冊子10を給紙方向下流側に搬送させつつ給紙方向上流側の頁に対して記録を行なわせるように制御するようにしてもよい。
【0045】
この場合においても、冊子10を閉じ部11側から側端部12側の方向に搬送することができるため、頁に撓みを生じさせずに良好な記録を行うことができる。さらに、この場合において、冊子10の前記排出口を、前記給紙口とは別体として給紙方向下流側に設けるようにすれば、冊子10の装置13内部への挿入から装置13外部への排出までに要する搬送量を前記実施形態と同じにすることができ、作業効率を向上させることができる。
【0046】
さらに、両頁に記録を行う操作を異なる色のインクリボンごとに順次繰り返すことによって両頁にフルカラーの記録を行う場合は、前記搬送ローラ8によって記録が行われる頁の閉じ部11側から側端部12側の方向に冊子10を搬送させつつ前記サーマルヘッド4によって記録を行わせる制御を異なるインクリボンごとに順次繰り返せばよい。
【0047】
また、前記実施形態では、冊子10の搬送方向に対してサーマルヘッド4による記録が直交する方向に行われるようになっているが、これに限る必要はなく、例えば、キャリッジ5の移動方向と冊子10の搬送方向とが平行になるように装置13を構成することによって、冊子10の搬送方向とサーマルヘッド4による記録方向とが平行になるようにしてもよい。
【0048】
【発明の効果】
以上述べたように本発明の請求項1に係る冊子用記録装置および請求項2に係る冊子用記録方法によれば、見開き状態の両頁に撓みが生じない方向に冊子を搬送しつつ前記両頁に記録を行うことができるため、記録が行われる頁に対するサーマルヘッドの圧接位置を適正に保持することができ、搬送ローラによる紙送りの精度を向上させることができ、サーマルヘッドによる冊子への記録を適正に行うことができる。さらに、冊子の搬送量を可能な限り低減させることができるため、作業効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る冊子用記録装置の実施形態を示す図
【図2】本発明に係る冊子用記録方法の実施形態において、プラテンとサーマルヘッドとの間への冊子の供給状態を示す図
【図3】本発明に係る冊子用記録方法の実施形態において、給紙方向上流側の頁への記録状態を示す図
【図4】本発明に係る冊子用記録方法の実施形態において、冊子の給紙方向上流側への搬送状態を示す図
【図5】本発明に係る冊子用記録方法の実施形態において、給紙方向下流側の頁への記録状態を示す図
【図6】従来の冊子用記録装置を示す図
【図7】従来の冊子用記録方法において、冊子の搬送状態を示す図
【図8】従来の冊子用記録装置の問題点を示す図
【符号の説明】
2 プラテン
4 サーマルヘッド
5 キャリッジ
7 配設
8 搬送ローラ
9 圧接ローラ
10 冊子
11 閉じ部
12 側端部
13 冊子用記録装置
14 制御部
Claims (2)
- サーマルヘッドを搭載したキャリッジをプラテンに沿って往復動自在に支持し、閉じ部を有する冊子を前記閉じ部を挟んで隣位する任意の両頁が開かれた見開き状態で前記プラテンとサーマルヘッドとの間に搬送する搬送ローラを回転自在に配設し、この搬送ローラとともに前記冊子を狭持しつつ搬送する圧接ローラを回転自在に配設し、前記冊子を見開き状態でその側端部側から先に挿入して前記搬送ローラと前記圧接ローラとによって搬送しつつその両頁に前記サーマルヘッドによって所望の記録を行う冊子用記録装置であって、
前記冊子を装置内部に挿入するための給紙口と記録後の冊子を装置外部に排出するための排出口とが同一とされ、
前記冊子の両頁のうちいずれの頁に対して記録を行う場合であっても、前記搬送ローラによって閉じ部側から側端部側の方向に冊子を搬送させつつ前記サーマルヘッドによって記録を行わせるように制御する制御部を設け、
前記制御部は、前記搬送ローラを正回転させて前記冊子を給紙方向下流側に搬送させつつ前記サーマルヘッドによって前記見開き状態の両頁のうち給紙方向上流側の頁に対して閉じ部側から順次記録を行わせた後、前記搬送ローラを逆回転させて前記冊子を給紙方向上流側に搬送させつつ前記サーマルヘッドによって前記両頁のうち給紙方向下流側の頁に対して閉じ部側から順次記録を行わせ、その後、前記搬送ローラを逆回転させたまま記録後の冊子を前記排出口から排出するように制御することを特徴とする冊子用記録装置。 - 冊子を装置内部に挿入する給紙口と記録後の冊子を装置外部に排出する排出口とを同一とした冊子用記録装置に、閉じ部を有する冊子を前記閉じ部を挟んで隣位する任意の両頁が開かれた見開き状態でその側端部側から挿入し、搬送ローラおよび圧接ローラに狭持させてプラテンとサーマルヘッドとの間に搬送するとともに前記サーマルヘッドを搭載したキャリッジを前記プラテンに沿って往復動させつつ前記冊子の見開き状態の両頁に前記サーマルヘッドによって所望の記録を行う冊子用記録方法であって、
前記冊子の両頁に対して記録を行う際に、前記搬送ローラを正回転させて前記冊子を給紙方向下流側に搬送させつつ前記サーマルヘッドによって前記見開き状態の両頁のうち給紙方向上流側の頁に対して閉じ部側から順次記録を行わせた後、前記搬送ローラを逆回転させて前記冊子を給紙方向上流側に搬送させつつ前記サーマルヘッドによって前記両頁のうち給紙方向下流側の頁に対して閉じ部側から順次記録を行わせ、その後、前記搬送ローラを逆回転させたまま記録後の冊子を前記排出口から排出するように制御することを特徴とする冊子用記録方法。
Priority Applications (1)
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JP18925099A JP3772050B2 (ja) | 1999-07-02 | 1999-07-02 | 冊子用記録装置および冊子用記録方法 |
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JP18925099A JP3772050B2 (ja) | 1999-07-02 | 1999-07-02 | 冊子用記録装置および冊子用記録方法 |
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