JP3771759B2 - 印刷サーバ装置及びプログラム記録媒体 - Google Patents
印刷サーバ装置及びプログラム記録媒体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3771759B2 JP3771759B2 JP30507399A JP30507399A JP3771759B2 JP 3771759 B2 JP3771759 B2 JP 3771759B2 JP 30507399 A JP30507399 A JP 30507399A JP 30507399 A JP30507399 A JP 30507399A JP 3771759 B2 JP3771759 B2 JP 3771759B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- request
- printer
- authority
- user
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のプリンタに対して発行された印刷要求を制御する印刷サーバ装置と、その装置の実現に用いられるプログラムが記録されるプログラム記録媒体とに関し、特に、セキュリティを保持しつつ、ユーザが必要な印刷要求に対して必要な操作を実行できるようにし、また、システムの共有資源という性質を損なうことなく、ユーザが必要なプリンタに対して必要な操作を実行できるようにする印刷サーバ装置と、その装置の実現に用いられるプログラムが記録されるプログラム記録媒体とに関する。
【0002】
OSの提供するスプールシステムで構成される印刷システムが普及しつつある。このスプールシステムで構成される印刷システムでは、印刷データを一旦ハードディスクに保存し、スケジューリングを行って、印刷処理を実行するという構成を採っている。
【0003】
最近、社内業務などのトータルソリーションを実現する一環として、このスプールシステムで構成される印刷システムを使って印刷サーバを構築して、アプリケーションプログラムの発行する印刷要求をプリンタに印刷していくことが行われるようになってきた。
【0004】
このような印刷サーバを構築する場合、セキュリティを保持しつつ、ユーザが必要な印刷要求に対して必要な操作を実行できるようにするとともに、システムの共有資源という性質を損なうことなく、ユーザが必要なプリンタに対して必要な操作を実行できるようにする技術を構築していく必要がある。
【0005】
【従来の技術】
OSの提供するスプールシステムで構成される印刷システムでは、一般ユーザと管理者とを区別して、セキュリティの観点から、一般ユーザには、そのユーザ以外のユーザが発行した印刷要求に対する操作(その印刷要求の削除・保留・保留解除などの操作)を許さないようにするとともに、システムの共有資源としての観点から、システムの共有資源となるプリンタに対する操作(そのプリンタに対する印刷要求の出力処理を一時的に停止するなどの操作)を許さないようにする構成を採っている。
【0006】
すなわち、管理者には、そのような制限は加えないものの、一般ユーザには、そのユーザ以外のユーザが発行した印刷要求に対する操作を許さないようにするとともに、システムの共有資源となるプリンタに対する操作を許さないようにする構成を採っているのである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
スプールシステムで構成される印刷システムを使って印刷サーバを構築して、アプリケーションプログラムの発行する印刷要求をプリンタに印刷していく構成を採る場合、プリンタを制御する端末を操作するユーザは、プリンタが故障することなどにより、印刷サーバに対して、そのプリンタを印刷先とする印刷要求を保留にしてもらいたいとか、そのプリンタに対する印刷要求の出力処理を一時的に停止してもらいたいというようなことが起こる。
【0008】
しかるに、このような構成を採る場合、通常、プリンタを制御する端末を操作するユーザと、印刷要求を発行したアプリケーションプログラムのユーザとは異なるのが普通である。
【0009】
これから、従来技術に従っていると、プリンタを制御する端末を操作するユーザは、印刷要求を保留にしてもらいたいというような印刷要求に対する操作が必要となる場合には、印刷要求発行元のアプリケーションプログラムのユーザ名を取得して、それを指定して印刷サーバに対して印刷要求の操作要求を発行しなければならず、煩雑な手続きを強いられるという問題点がある。
【0010】
また、従来技術に従っていると、プリンタを制御する端末を操作するユーザは、プリンタに対する印刷要求の出力処理を一時的に停止してもらいたいというようなプリンタに対する操作が必要となる場合には、管理者に依頼してその操作を行ってもらわなくてはならず、煩雑な手続きを強いられるという問題点がある。
【0011】
このように、従来技術に従っていると、スプールシステムで構成される印刷システムを使って印刷サーバを構築して、アプリケーションプログラムの発行する印刷要求をプリンタに印刷していく場合に、プリンタを制御する端末を操作するユーザは、自分で必要な印刷要求に対して必要な操作を実行できないという問題点や、自分で必要なプリンタに対して必要な操作を実行できないという問題点がある。
【0012】
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、複数のプリンタに対して発行された印刷要求を制御する構成を採るときにあって、セキュリティを保持しつつ、ユーザが必要な印刷要求に対して必要な操作を実行できるようにし、また、システムの共有資源という性質を損なうことなく、ユーザが必要なプリンタに対して必要な操作を実行できるようにする新たな印刷サーバ装置の提供と、その装置の実現に用いられるプログラムが記録されるプログラム記録媒体とに関する。
【0013】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本発明の印刷サーバ装置は、複数のプリンタに接続され、印刷要求発行端末が発行するそれらのプリンタの全て又は一部を印刷先として指定する印刷要求を蓄積して、それらの印刷要求を制御する構成を採るときにあって、(1)操作権限を管理者権限に変更してよいのか否かを示す情報を記憶する第1の記憶手段と、(2)ユーザ名とそのユーザに割り付けられるプリンタ名との対応関係を記憶する第2の記憶手段と、(3)プリンタ制御端末から、蓄積している印刷要求に対しての表示要求が発行される場合に、第2の記憶手段の記憶する対応関係に従って、その表示要求で指定されるユーザ名に割り付けられるプリンタを特定する特定手段と、(4)蓄積している印刷要求の中から、特定手段の特定したプリンタを印刷先とする印刷要求を抽出する抽出手段と、(5)抽出手段の抽出した印刷要求のみを表示要求の発行元のプリンタ制御端末に掲示する掲示手段と、(6)表示要求の発行元のプリンタ制御端末から、掲示手段の掲示した印刷要求に対しての操作要求が発行される場合に、第1の記憶手段の記憶する情報に従って、その操作要求で指定される操作権限を管理者権限に変更してよいのか否かを判断する判断手段と、(7)判断手段が管理者権限への変更許可を判断する場合に、その操作要求で指定される操作権限を管理者権限に変更する変更手段とを備えるように構成する。
【0014】
このように構成される本発明の印刷サーバ装置では、特定手段は、プリンタ制御端末から、蓄積している印刷要求に対しての表示要求が発行されると、第2の記憶手段の記憶データに従って、その表示要求で指定されるユーザ名に割り付けられるプリンタを特定する。
【0015】
これを受けて、抽出手段は、蓄積している印刷要求の中から、特定手段の特定したプリンタを印刷先とする印刷要求を抽出し、掲示手段は、その抽出された印刷要求のみを表示要求発行元のユーザに掲示する。
【0016】
このようにして、ユーザに対して、そのユーザに掲示が許される印刷要求のみの情報を掲示しているときに、そのユーザから、その掲示している印刷要求に対する操作要求が発行されると、判断手段は、第1の記憶手段の記憶する情報に従って、その操作要求で指定される操作権限を管理者権限に変更してよいのか否かを判断し、変更手段は、判断手段が管理者権限への変更許可を判断したときに、その操作要求発行元の操作権限を管理者権限に変更する。この管理者権限への変更により、そのユーザは、掲示される印刷要求に対して、管理者レベルの操作を実行することができるようになる。
【0017】
また、この目的を達成するために、本発明の印刷サーバ装置は、複数のプリンタに接続され、印刷要求発行端末が発行するそれらのプリンタの全て又は一部を印刷先として指定する印刷要求を蓄積して、それらの印刷要求を制御する構成を採るときにあって、(1)操作権限を管理者権限に変更してよいのか否かを示す情報を記憶する第1の記憶手段と、(2)ユーザ名とそのユーザに割り付けられるプリンタ名との対応関係を記憶する第2の記憶手段と、(3)プリンタ制御端末から、プリンタに対しての表示要求が発行される場合に、第2の記憶手段の記憶する対応関係に従って、その表示要求で指定されるユーザ名に割り付けられるプリンタを特定する特定手段と、(4)特定手段の特定したプリンタの一覧を表示要求の発行元のプリンタ制御端末に掲示する掲示手段と、(5)表示要求の発行元のプリンタ制御端末から、掲示手段の掲示したプリンタに対しての操作要求が発行される場合に、第1の記憶手段の記憶する情報に従って、その操作要求で指定される操作権限を管理者権限に変更してよいのか否かを判断する判断手段と、(6)判断手段が管理者権限への変更許可を判断する場合に、その操作要求で指定される操作権限を管理者権限に変更する変更手段とを備えるように構成する。
【0018】
このように構成される本発明の印刷サーバ装置では、特定手段は、プリンタ制御端末から、プリンタに対しての表示要求が発行されると、第2の記憶手段の記憶データに従って、その表示要求で指定されるユーザ名に割り付けられるプリンタを特定する。これを受けて、掲示手段は、その特定されたプリンタの一覧を表示要求発行元のユーザに掲示する。
【0019】
このようにして、ユーザに対して、そのユーザに掲示が許されるプリンタのみの情報を掲示しているときに、そのユーザから、その掲示しているプリンタに対する操作要求が発行されると、判断手段は、第1の記憶手段の記憶する情報に従って、その操作要求で指定される操作権限を管理者権限に変更してよいのか否かを判断し、変更手段は、判断手段が管理者権限への変更許可を判断したときに、その操作要求発行元の操作権限を管理者権限に変更する。この管理者権限への変更により、そのユーザは、掲示されるプリンタに対して、管理者レベルの操作を実行することができるようになる。
【0020】
このように、本発明の印刷サーバ装置では、複数のプリンタに対して発行された印刷要求を制御するときにあって、ユーザに対して、そのユーザが操作してもよい印刷要求のみを掲示する構成を採って、そのユーザが、その中の印刷要求に対して操作要求を発行するときには、操作権限を管理者権限に変更することで、その操作要求が可能になるようにする構成を採ることから、セキュリティを保持しつつ、ユーザが必要な印刷要求に対して必要な操作を実行できるようになる。
【0021】
そして、本発明の印刷サーバ装置では、複数のプリンタに対して発行された印刷要求を制御するときにあって、ユーザに対して、そのユーザが操作してもよいプリンタの一覧を掲示する構成を採って、そのユーザが、その中のプリンタに対して操作要求を発行するときには、操作権限を管理者権限に変更することで、その操作要求が可能になるようにする構成を採ることから、システムの共有資源という性質を損なうことなく、ユーザが必要なプリンタに対して必要な操作を実行できるようになる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態に従って本発明を詳細に説明する。
【0023】
図1に、本発明の適用されるシステムの一構成例を図示する。
【0024】
この図に示すシステムでは、本発明を具備する印刷サーバ1と、管理者権限を持つオペレータと対話することで印刷サーバ1の管理を実行する管理端末2と、アプリケーションプログラムを展開して、印刷サーバ1に対して、印刷要求を発行する印刷要求発行端末3と、各支店に配置されて、その支店に配置されるネットワークプリンタ5を制御する支店端末4と、印刷サーバ1と管理端末2と印刷要求発行端末3と支店端末4との間を接続するLANなどのようなネットワーク6とで構成されている。
【0025】
ここで、印刷要求発行端末3に展開されるアプリケーションプログラムは、印刷対象となる印刷ドキュメントと、その印刷ドキュメントの印刷先となる1つ又は複数のネットワークプリンタ5とを指定して、印刷要求を発行する処理を行う。このとき、印刷要求を発行するアプリケーションプログラムのユーザのユーザ名は、印刷要求のコマンドに対応付けて生成されるプロセスに埋め込まれることになる。
【0026】
図2に、本発明を具備する印刷サーバ1の一実施例を図示する。
【0027】
この実施例に従う本発明の印刷サーバ1は、スプールシステム10と、スプールファイル11と、データ変換フィルタ12と、装置制御フィルタ13と、I/Fプログラム14と、プリントマネージャ15と、印刷要求テーブル16と、管理者権限許可ファイル17と、プリンタ設定ファイル18とを備える。
【0028】
このスプールシステム10は、UNIX系のオペレーティングシステムにより提供されて、印刷要求発行端末3に展開されるアプリケーションプログラムから印刷要求を受け取ると、その印刷要求で指定される印刷ドキュメントを一旦ハードディスクで構成されるスプールファイル11に格納してから、スケジューリングを行ってネットワークプリンタ5に出力する処理を行う。
【0029】
スプールファイル11は、印刷要求で指定された印刷ドキュメントなどを格納する。
【0030】
データ変換フィルタ12は、スプールシステム10の配下で動作して、印刷要求で指定された印刷ドキュメントのデータ形式をネットワークプリンタ5のデータ形式に変換する処理を行う。
【0031】
装置制御フィルタ13は、スプールシステム10の配下で動作して、ネットワークプリンタ5への印刷出力や、ネットワークプリンタ5の状態監視などの処理を行う。
【0032】
I/Fプログラム14は、スプールシステム10の配下で動作して、スプールシステム10とデータ変換フィルタ12との間のインタフェース処理を行うとともに、スプールシステム10と装置制御フィルタ13との間のインタフェース処理を行う。
【0033】
プリントマネージャ15は、スプールシステム10の機能強化のために用意され、フロッピィディスクやサーバからインストールされてメモリ上で動作して、発行された印刷要求の一覧を管理端末2に表示するなどの処理を行うとともに、以下に説明する本発明に特徴的な処理を行う。
【0034】
印刷要求テーブル16は、プリントマネージャ15に展開され、プリントマネージャ15が収集するスプールシステム10に対して発行された印刷要求についての情報(印刷ドキュメントは除く)を管理する。
【0035】
管理者権限許可ファイル17は、本発明を実現すべく新たに備えられるものであり、図3に示すように、操作権限を管理者権限に変更してよいのか否かを示す許可フラグを管理する。なお、このような許可フラグを管理しなくても、管理者権限許可ファイル17の有無に従って、操作権限を管理者権限に変更してよいのか否かを管理する構成を採ることもある。
【0036】
プリンタ設定ファイル18は、本発明を実現すべく新たに備えられるものであり、印刷要求で印刷先となるネットワークプリンタ5が指定されることに対応して、図4に示すように、支店端末4を操作するユーザのユーザ名と、そのユーザに割り付けられるネットワークプリンタ5のプリンタ名との対応関係を管理することで、そのユーザに表示する印刷要求(そのユーザに表示してもよい印刷要求)がどれであるのかということを管理する。
【0037】
例えば、“支店001”というユーザ(このユーザのユーザ名は、このユーザがコマンドが発行するときに、そのコマンドに対応付けて生成されるプロセスに埋め込まれることになる)には、“NP001”と“NP002”というネットワークプリンタ5を印刷先とする印刷要求を表示し、“支店002”というユーザには、“NP002”というネットワークプリンタ5を印刷先とする印刷要求を表示するということを管理するのである。
【0038】
ここで、図4中に示す“#”は、それの付加されるデータがコメント行であることを表しており、この図の例で説明するならば、“支店003”というユーザには、コメント行であることによりプリンタ名が割り付けられていないことで、全ての印刷要求が表示されることになる。
【0039】
図5及び図6に、プリントマネージャ15の実行する処理フローの一実施例を図示する。次に、これらの処理フローに従って、このように構成される実施例の動作処理について詳細に説明する。
【0040】
プリントマネージャ15は、支店端末4を操作するユーザから、印刷操作画面の表示要求が発行されると、図5の処理フローに示すように、先ず最初に、ステップ1で、印刷要求テーブル16を参照することで、スプールシステム10に対して発行された印刷要求情報を取得する。
【0041】
続いて、ステップ2で、表示要求のコマンドに対応付けて生成されるプロセス(ユーザ名が埋め込まれている)に従って、表示要求を発行したユーザのユーザ名を取得する。続いて、ステップ3で、その取得したユーザ名を検索キーにして、プリンタ設定ファイル18を参照することで、そのユーザに割り付けられるプリンタ名を取得する。
【0042】
続いて、ステップ4で、プリンタ設定ファイル18からプリンタ名を取得できたのか否かを判断して、プリンタ名を取得できたことを判断するときは、ステップ5に進んで、ステップ1で取得した印刷要求情報の中から、その取得したプリンタ名の指すネットワークプリンタ5を印刷先とする印刷要求情報を抽出する。続いて、ステップ6で、ステップ3で取得したプリンタ名の一覧と、ステップ5で抽出した印刷要求情報の一覧とを、印刷要求発行元の支店端末4のディスプレイ画面に表示する。
【0043】
一方、ステップ4で、プリンタ設定ファイル18からプリンタ名を取得できないことを判断するとき、すなわち、プリンタ設定ファイル18にプリンタ名が登録されていないことを判断するときには、ステップ7に進んで、システムの用意するプリンタ名の一覧と、ステップ1で取得した印刷要求情報の一覧とを、印刷要求発行元の支店端末4のディスプレイ画面に表示する。
【0044】
このようにして、プリントマネージャ15は、支店端末4を操作するユーザから印刷操作画面の表示要求が発行されるときにあって、プリンタ設定ファイル18に、表示要求を発行したユーザ名に対応付けてプリンタ名が登録されているときには、そのプリンタ名の一覧と、そのプリンタ名の指すネットワークプリンタ5を印刷先とする印刷要求情報の一覧とを表示する図7に示すような印刷操作画面を作成して、それを支店端末4のディスプレイ画面に表示するのである。
【0045】
そして、プリンタ設定ファイル18に、表示要求を発行したユーザ名に対応付けてプリンタ名が登録されていないときには、システムの用意するプリンタ名の一覧と、発行された全ての印刷要求情報の一覧とを表示する図8に示すような印刷操作画面を作成して、それを支店端末4のディスプレイ画面に表示していくように処理するのである。
【0046】
ここで、図8では、左側の画面部分で、用意されている10台のネットワークプリンタ5のプリンタ名の一覧を表示するとともに、右側の画面部分で、その中から選択された“NP003”というネットワークプリンタ5を印刷先とする印刷要求情報の一覧を表示するという例を示している。
【0047】
図6の処理フローで後述するように、管理者権限許可ファイル17に管理される許可フラグが操作権限を管理者権限に変更してよいことを示しているときには、支店端末4を操作するユーザは、管理者の権限レベルに従って、ネットワークプリンタ5に対する操作を実行できるようになるとともに、アプリケーションプログラムの発行した印刷要求に対して、管理者の権限レベルに従って、その印刷要求に対する操作を実行できるようになる。
【0048】
これから、管理者権限許可ファイル17に管理される許可フラグが操作権限を管理者権限に変更してよいことを示しているときには、プリントマネージャ15は、図5の処理フローで説明したように、プリンタ設定ファイル18のファイルデータを使って、ユーザにより操作されても構わないプリンタ及び印刷要求だけを、そのユーザが操作する支店端末4のディスプレイ画面に掲示していくように処理することになる。
【0049】
そうすれば、ユーザは、操作の許されているプリンタ及び印刷要求しか見ることができないので、管理者の権限レベルを与えられても、操作の許されていないプリンタ及び印刷要求に対しては操作を行うことはできず、従って、本来の権限を超えた操作が行われることは起こらず、何ら不都合なことは起こらない。
【0050】
次に、図6の処理フローについて説明する。
【0051】
支店端末4を操作するユーザは、自端末に接続されるネットワークプリンタ5が故障したことなどにより、自端末に接続されるネットワークプリンタ5を印刷先とする印刷要求を保留にしたいなどの操作や、そのネットワークプリンタ5に対する印刷要求の出力処理を一時的に停止したいなどの操作を行いたいことが起こる。
【0052】
本来、このような印刷要求に対する操作は、管理端末2を操作する管理者か、印刷要求を発行したアプリケーションプログラムのユーザのみに許されている権限である。しかしながら、この原則を貫くと、支店端末4を操作するユーザは、何らかの方法を使って、印刷要求を発行したアプリケーションプログラムのユーザのユーザ名を取得していかなくてはならず、極めて不便である。
【0053】
また、本来、このようなネットワークプリンタ5に対する操作は、システムの共有資源としての観点から、管理端末2を操作する管理者のみに許されている権限である。しかしながら、この原則を貫くと、支店端末4を操作するユーザは、管理端末2を操作する管理者に対して操作依頼を行わなくてはならず、極めて不便である。
【0054】
そこで、プリントマネージャ15は、プリンタ設定ファイル18のファイルデータを使って、支店端末4のディスプレイ画面に、その支店端末4を操作するユーザが操作してもよいプリンタ名及び印刷要求の一覧を掲示する構成を採るときにあって、図6の処理フローを実行することで、そのユーザに対して、掲示している印刷要求に対する操作や、掲示しているネットワークプリンタ5に対する操作を許していくように処理している。
【0055】
すなわち、プリントマネージャ15は、支店端末4のディスプレイ画面に、その支店端末4を操作するユーザが操作してもよいプリンタ名及び印刷要求の一覧を掲示するときにあって、そのユーザから、プリンタ名や印刷要求を指定して印刷要求に対する操作要求が発行されると、図6の処理フローに示すように、先ず最初に、ステップ1で、操作要求のコマンドに対応付けて生成されるプロセス(ユーザ名が埋め込まれている)に従って、操作要求を発行したユーザのユーザ名を取得する。
【0056】
続いて、ステップ2で、管理者権限許可ファイル17に管理される許可フラグを参照し、続くステップ3で、この参照した許可フラグが操作権限を管理者権限に変更してよいことを示しているのか否かを判断する。
【0057】
このステップ3の判断処理により、許可フラグが操作権限を管理者権限に変更してよいことを示していることを判断するときには、ステップ4に進んで、操作権限を管理者権限に変更し、続くステップ5で、その操作要求の実行をスプールシステム10に依頼することで、ユーザの要求する操作を実行する。
【0058】
すなわち、スプールシステム10は、プリントマネージャ15から渡される操作要求の発行元が管理者となっているので、管理者の権限レベルに従って、その操作(印刷要求に対する操作や、ネットワークプリンタ5に対する操作)を実行するのである。
【0059】
一方、ステップ3の判断処理により、許可フラグが操作権限を管理者権限に変更してはならないことを示していることを判断するときには、ステップ4の処理を行うことなく、ステップ5に進んで、その操作要求の実行をスプールシステム10に依頼することで、ユーザ権限が許されるならば、ユーザの要求する操作を実行する。
【0060】
すなわち、スプールシステム10は、プリントマネージャ15から渡される操作要求が印刷要求に対しての操作要求である場合には、印刷操作要求の発行元がユーザとなっているので、このユーザが操作先の印刷要求を発行したアプリケーションプログラムのユーザと一致するのか否かを判断して、一致することを判断するときには、このユーザの権限レベルに従って、その操作を実行し、一致しないことを判断するときには、その操作を実行しないように処理する。そして、プリントマネージャ15から渡される操作要求がネットワークプリンタ5に対する操作である場合には、プリンタ操作要求の発行元がユーザとなっているので、その操作を実行しないように処理するのである。
【0061】
このようにして、プリントマネージャ15が操作権限を管理者権限に変更して操作要求をスプールシステム10に渡してくれるので、ユーザは、自分の発行した以外の印刷要求に対して印刷操作を実行できるようになるとともに、ネットワークプリンタ5に対して所定の操作を実行できるようになる。
【0062】
このとき、プリントマネージャ15は、操作要求を発行するユーザに対して、そのユーザが操作することの許される印刷要求のみを掲示していくので、そのユーザが操作してはならない印刷要求に対するセキュリティについては従来通り保持できるようになる。そして、そのユーザが操作することの許されるプリンタ名のみを掲示していくので、そのユーザが操作できるネットワークプリンタ5を必要最小限のものに抑えることができるようになる。
【0063】
図3に示した実施例に従う場合、管理者権限許可ファイル17は、操作権限を管理者権限に変更してよいのか否かを示す許可フラグを管理する構成を採ったが、図9に示すように、この許可フラグをユーザ別に定義することも可能である。このようにすると、このユーザについては、操作権限を管理者権限に変更してもよいが、このユーザについては、操作権限を管理者権限に変更しないといった細かな制御を実行できるようになる。
【0064】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の印刷サーバ装置では、複数のプリンタに対して発行された印刷要求を制御するときにあって、ユーザに対して、そのユーザが操作してもよい印刷要求のみを掲示する構成を採って、そのユーザが、その中の印刷要求に対して操作要求を発行するときには、操作権限を管理者権限に変更することで、その操作要求が可能になるようにする構成を採ることから、セキュリティを保持しつつ、ユーザが必要な印刷要求に対して必要な操作を実行できるようになる。
【0065】
そして、本発明の印刷サーバ装置では、複数のプリンタに対して発行された印刷要求を制御するときにあって、ユーザに対して、そのユーザが操作してもよいプリンタの一覧を掲示する構成を採って、そのユーザが、その中のプリンタに対して操作要求を発行するときには、操作権限を管理者権限に変更することで、その操作要求が可能になるようにする構成を採ることから、システムの共有資源という性質を損なうことなく、ユーザが必要なプリンタに対して必要な操作を実行できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用されるシステムの説明図である。
【図2】印刷サーバの一実施例である。
【図3】管理者権限許可ファイルのファイルデータの一実施例である。
【図4】プリンタ設定ファイルのファイルデータの一実施例である。
【図5】プリントマネージャの実行する処理フローである。
【図6】プリントマネージャの実行する処理フローである。
【図7】印刷操作画面の説明図である。
【図8】印刷操作画面の説明図である。
【図9】管理者権限許可ファイルのファイルデータの他の実施例である。
【符号の説明】
1 印刷サーバ
2 管理端末
3 印刷要求発行端末
4 支店端末
5 ネットワークプリンタ
6 ネットワーク
10 スプールシステム
11 スプールファイル
12 データ変換フィルタ
13 装置制御フィルタ
14 I/Fプログラム
15 プリントマネージャ
16 印刷要求テーブル
17 管理者権限許可ファイル
18 プリンタ設定ファイル
Claims (5)
- 複数のプリンタに接続され、印刷要求発行端末が発行するそれらのプリンタの全て又は一部を印刷先として指定する印刷要求を蓄積して、それらの印刷要求を制御する印刷サーバ装置において、
操作権限を管理者権限に変更してよいのか否かを示す情報を記憶する第1の記憶手段と、
ユーザ名とそのユーザに割り付けられるプリンタ名との対応関係を記憶する第2の記憶手段と、
プリンタ制御端末から、蓄積している印刷要求に対しての表示要求が発行される場合に、上記第2の記憶手段の記憶する対応関係に従って、その表示要求で指定されるユーザ名に割り付けられるプリンタを特定する特定手段と、
蓄積している印刷要求の中から、上記特定手段の特定したプリンタを印刷先とする印刷要求を抽出する抽出手段と、
上記抽出手段の抽出した印刷要求のみを上記表示要求の発行元のプリンタ制御端末に掲示する掲示手段と、
上記表示要求の発行元のプリンタ制御端末から、上記掲示手段の掲示した印刷要求に対しての操作要求が発行される場合に、上記第1の記憶手段の記憶する情報に従って、その操作要求で指定される操作権限を管理者権限に変更してよいのか否かを判断する判断手段と、
上記判断手段が管理者権限への変更許可を判断する場合に、上記操作要求で指定される操作権限を管理者権限に変更する変更手段とを備えることを、
特徴とする印刷サーバ装置。 - 複数のプリンタに接続され、印刷要求発行端末が発行するそれらのプリンタの全て又は一部を印刷先として指定する印刷要求を蓄積して、それらの印刷要求を制御する印刷サーバ装置において、
操作権限を管理者権限に変更してよいのか否かを示す情報を記憶する第1の記憶手段と、
ユーザ名とそのユーザに割り付けられるプリンタ名との対応関係を記憶する第2の記憶手段と、
プリンタ制御端末から、プリンタに対しての表示要求が発行される場合に、上記第2の記憶手段の記憶する対応関係に従って、その表示要求で指定されるユーザ名に割り付けられるプリンタを特定する特定手段と、
上記特定手段の特定したプリンタの一覧を上記表示要求の発行元のプリンタ制御端末に掲示する掲示手段と、
上記表示要求の発行元のプリンタ制御端末から、上記掲示手段の掲示したプリンタに対しての操作要求が発行される場合に、上記第1の記憶手段の記憶する情報に従って、その操作要求で指定される操作権限を管理者権限に変更してよいのか否かを判断する判断手段と、
上記判断手段が管理者権限への変更許可を判断する場合に、上記操作要求で指定される操作権限を管理者権限に変更する変更手段とを備えることを、
特徴とする印刷サーバ装置。 - 請求項1又は2に記載の印刷サーバ装置において、
上記第1の記憶手段は、ユーザごとに、操作権限を管理者権限に変更してよいのか否かを示す情報を記憶することを、
特徴とする印刷サーバ装置。 - 複数のプリンタに接続され、印刷要求発行端末が発行するそれらのプリンタの全て又は一部を印刷先として指定する印刷要求を蓄積して、それらの印刷要求を制御する印刷サーバ装置の実現に用いられるプログラムが記録されるプログラム記録媒体であって、
操作権限を管理者権限に変更してよいのか否かを示す情報を記憶する第1の記憶手段にアクセスするアクセス処理と、
ユーザ名とそのユーザに割り付けられるプリンタ名との対応関係を記憶する第2の記憶手段にアクセスするアクセス処理と、
プリンタ制御端末から、蓄積している印刷要求に対しての表示要求が発行される場合に、上記第2の記憶手段の記憶する対応関係に従って、その表示要求で指定されるユーザ名に割り付けられるプリンタを特定する特定処理と、
蓄積している印刷要求の中から、上記特定処理で特定したプリンタを印刷先とする印刷要求を抽出する抽出処理と、
上記抽出処理で抽出した印刷要求のみを上記表示要求の発行元のプリンタ制御端末に掲示する掲示処理と、
上記表示要求の発行元のプリンタ制御端末から、上記掲示処理で掲示した印刷要求に対しての操作要求が発行される場合に、上記第1の記憶手段の記憶する情報に従って、その操作要求で指定される操作権限を管理者権限に変更してよいのか否かを判断する判断処理と、
上記判断処理で管理者権限への変更許可を判断する場合に、上記操作要求で指定される操作権限を管理者権限に変更する変更処理とをコンピュータに実行させるプログラムが記録されることを、
特徴とするプログラム記録媒体。 - 複数のプリンタに接続され、印刷要求発行端末が発行するそれらのプリンタの全て又は一部を印刷先として指定する印刷要求を蓄積して、それらの印刷要求を制御する印刷サーバ装置の実現に用いられるプログラムが記録されるプログラム記録媒体であって、
操作権限を管理者権限に変更してよいのか否かを示す情報を記憶する第1の記憶手段にアクセスするアクセス処理と、
ユーザ名とそのユーザに割り付けられるプリンタ名との対応関係を記憶する第2の記憶手段にアクセスするアクセス処理と、
プリンタ制御端末から、プリンタに対しての表示要求が発行される場合に、上記第2の記憶手段の記憶する対応関係に従って、その表示要求で指定されるユーザ名に割り付けられるプリンタを特定する特定処理と、
上記特定処理で特定したプリンタの一覧を上記表示要求の発行元のプリンタ制御端末に掲示する掲示処理と、
上記表示要求の発行元のプリンタ制御端末から、上記掲示処理で掲示したプリンタに対しての操作要求が発行される場合に、上記第1の記憶手段の記憶する情報に従って、その操作要求で指定される操作権限を管理者権限に変更してよいのか否かを判断する判断処理と、
上記判断処理で管理者権限への変更許可を判断する場合に、上記操作要求で指定される操作権限を管理者権限に変更する変更処理とをコンピュータに実行させるプログラムが記録されることを、
特徴とするプログラム記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30507399A JP3771759B2 (ja) | 1999-10-27 | 1999-10-27 | 印刷サーバ装置及びプログラム記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30507399A JP3771759B2 (ja) | 1999-10-27 | 1999-10-27 | 印刷サーバ装置及びプログラム記録媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001125764A JP2001125764A (ja) | 2001-05-11 |
JP3771759B2 true JP3771759B2 (ja) | 2006-04-26 |
Family
ID=17940799
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30507399A Expired - Fee Related JP3771759B2 (ja) | 1999-10-27 | 1999-10-27 | 印刷サーバ装置及びプログラム記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3771759B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100396046C (zh) * | 2003-07-10 | 2008-06-18 | 华为技术有限公司 | 一种实现授权验证的方法及其授权验证处理模块 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06175794A (ja) * | 1992-12-09 | 1994-06-24 | Fuji Xerox Co Ltd | 印刷処理システム |
JPH10154051A (ja) * | 1996-11-25 | 1998-06-09 | Ricoh Co Ltd | ネットワークプリンタ |
JPH11353558A (ja) * | 1998-06-05 | 1999-12-24 | Canon Inc | 情報処理システム、装置及び方法、並びに記憶媒体 |
JPH11353363A (ja) * | 1998-06-05 | 1999-12-24 | Canon Inc | 情報処理システム、装置及び方法、並びに記憶媒体 |
JP2000250730A (ja) * | 1999-03-03 | 2000-09-14 | Canon Inc | 画像処理装置及びその制御方法ならびにプログラムを格納した記憶媒体 |
-
1999
- 1999-10-27 JP JP30507399A patent/JP3771759B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001125764A (ja) | 2001-05-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3720740B2 (ja) | 分散印刷システム、分散印刷制御方法、記憶媒体、及びプログラム | |
EP1433614B1 (en) | A server, a terminal apparatus and an image management method | |
JP2007148854A (ja) | セキュリティ印刷システムとセキュリティ印刷プログラムと記録媒体とセキュリティ印刷方法 | |
US20050088680A1 (en) | Network-based image forming device and print secure method thereof | |
JPH0664547B2 (ja) | 対話型情報取扱いシステムにおける電子文書管理方法 | |
JP2008027007A (ja) | コンテンツ管理システム及びその制御方法 | |
JP5573357B2 (ja) | 画像処理装置、印刷制御装置、印刷制御システム、印刷制御方法、印刷制御プログラム、及びそのプログラムを記録した記録媒体 | |
JP6981292B2 (ja) | プリントシステム、ジョブリスト提供方法、プリントサーバ装置及びプログラム | |
JP2017090997A (ja) | 情報処理装置、プログラム、情報処理システムおよび情報処理方法 | |
US20090287709A1 (en) | Information processing apparatus for editing document having access right settings, method of information processing, and program | |
JP4488427B2 (ja) | 印刷システム、印刷管理サーバ、印刷制御方法、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 | |
JP2017049811A (ja) | 電子情報管理制御装置、電子情報管理制御プログラム | |
JP2007110298A (ja) | 情報処理装置、印刷システム、印刷ジョブ作成方法およびプログラム | |
JP3771759B2 (ja) | 印刷サーバ装置及びプログラム記録媒体 | |
JP3904408B2 (ja) | 情報管理システム、情報管理方法および情報管理プログラム | |
JP2008234120A (ja) | 情報処理装置 | |
JP4191239B2 (ja) | アクセス権限制御システム | |
JP2007087257A (ja) | 印刷システム、印刷方法およびプログラム | |
JP2002236679A (ja) | 文書処理装置 | |
JP4665950B2 (ja) | ネットワークプリンタ | |
JP4881171B2 (ja) | ホスト出力処理システム、ホスト出力処理方法、ホスト出力処理プログラム及び記録媒体 | |
JP2001306286A (ja) | ネットワーク上のプリントジョブ管理システムおよびプリントジョブ管理方法 | |
US7552259B2 (en) | Document management system, document management method, program and storage medium | |
JP4946726B2 (ja) | 文書操作システムおよび管理装置およびプログラム | |
JPH07200477A (ja) | 電子ファイリング装置およびそのファイル処理方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050428 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050712 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050912 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060207 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060210 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 3771759 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090217 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120217 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120217 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150217 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |