JP3767662B2 - ジャーナル情報を記憶する印刷装置、その制御方法、および、情報記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷装置(プリンタ)、制御方法、情報記録媒体に関し、特に、ジャーナル情報を記憶する印刷装置(プリンタ)、その制御方法、およびその制御を実行するプログラムを記録した情報記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
小売業などのレジスター装置、領収書発行装置などの会計装置では、小売業者が商品などを購入した顧客に渡す価格計算書、会計票、領収書などのレシートを印刷する。このため、これらの装置は印刷装置を備えている。一方、会計や税法上の制約から、これら価格計算書、会計票、領収書などのレシートの控えを小売業者側で保存する必要があることが多い。このような会計装置における小売業者用の控えをジャーナルという。
【0003】
このような必要に応えるため、従来、これらの会計装置が備える印刷装置として2組の文字図形印刷装置(印字ヘッド、プラテン、用紙送り装置などの組み合わせ)を備える2シートプリンタを使用する手法や、レシートとジャーナルを印刷する用紙としてカーボンなどを使用した2枚重ね用紙を使用する手法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、2シートプリンタを使用する手法では2組の文字図形印刷装置を備えるため、全体のサイズが大きくなり、小売業者の店舗面積によっては設置できないという問題があった。また、2組の文字図形印刷装置を備えるため、製造コストや保守コストが上昇してしまうという問題があった。
【0005】
2枚重ね用紙を使用する手法では、印刷できる用紙が限定されるため、用紙のコストが上昇するという問題があった。また、文字図形印刷装置の印字ヘッドとしてはインクリボンを用紙に押圧することにより印刷を行うワイヤドット駆動方式のものしか使用できないため、印刷の際に騒音が発生するという問題があった。
【0006】
カーボン紙の廃棄や騒音公害などの環境上の問題に対応するために、サーマル駆動方式やインクジェット駆動方式の印字ヘッドを使用できるようにしたいという要望は大きい。
【0007】
また、ジャーナルを用紙に印刷された情報として保存するのみならず、これをさらにコンピュータなどの情報処理装置で処理できるような形式で保存したいという要望も大きい。
【0008】
さらに、このような形式でジャーナル情報を保存することにより、貴重な紙資源を節約し、ごみの量を減らして環境問題に対応したいという要望も大きい。
【0009】
本発明は、以上のような問題を解決するためになされたもので、1組の文字図形印刷装置を駆動してレシートやジャーナルを様々な用紙に印刷し、ジャーナルをコンピュータなどの情報処理装置で処理できる形式で記憶する印刷装置、当該印刷装置の制御方法、当該印刷装置を制御するプログラムを記録した情報記録媒体を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
以上の目的を達成するための発明は下記の発明である。
【0011】
第1の発明は、文字又は図形を印刷する文字図形印刷手段と、ジャーナル情報を記憶する不揮発性記憶装置と、ホストコンピュータから送信される印刷指令を受信する印刷指令受信手段と、受信された印刷指令からレシートを印刷する印刷指令又はジャーナルを印刷する印刷指令を取り出す印刷指令取り出し手段と、取り出されたレシートを印刷する印刷指令又はジャーナルを印刷する印刷指令からジャーナル情報を抽出して不揮発性記憶装置に記憶させるジャーナル情報抽出記憶手段と、取り出されたレシートを印刷する印刷指令に従って文字図形印刷手段に当該レシートを印刷させるレシート印刷手段とを備える印刷装置であって、さらに、取り出されたレシートを印刷する印刷指令からジャーナル情報を抽出するか否かを設定するジャーナル情報抽出設定手段を備え、ジャーナル情報抽出記憶手段は、ジャーナル情報抽出設定手段によりレシートを印刷する印刷指令からジャーナル情報を抽出することが設定された場合は、取り出されたレシートを印刷する印刷指令からジャーナル情報を抽出して不揮発性記憶装置に記憶させ、レシートを印刷する印刷指令からジャーナル情報を抽出しないことが設定された場合は、取り出されたジャーナルを印刷する印刷指令からジャーナル情報を抽出して不揮発性記憶装置に記憶させることを特徴とする印刷装置である。
【0012】
本発明により、ホストコンピュータから送信される印刷指令からジャーナル情報を抽出してコンピュータなどの情報処理装置で処理できる形式で記憶するとともに、文字図形印刷装置を駆動してレシートを様々な用紙に印刷する印刷装置を提供することができるだけでなく、ジャーナル情報抽出設定手段は、レシートを印刷する印刷指令からジャーナル情報を抽出するか否かを設定するので、たとえば、ホストコンピュータがレシートを印刷する印刷指令とジャーナルを印刷する印刷指令を送信する場合に、レシートを印刷する印刷指令を受信すればこれにしたがってレシートを印刷すると共に、このレシートを印刷する印刷指令からジャーナル情報を抽出して不揮発性記憶装置に記憶し、また、ジャーナルを印刷する印刷指令を受信すれば当該印刷指令からジャーナル情報を抽出して不揮発性記憶装置に記憶する印刷装置を提供することができる。
【0013】
第2の発明は、第1の発明において、受信手段は、さらに、ホストコンピュータからジャーナル情報として抽出するか否かを区別するための基準を設定する判別指令を受信し、ジャーナル情報抽出記憶手段は、受信された判別指令の設定に基づいて取り出されたレシートを印刷する印刷指令又はジャーナルを印刷する印刷指令をジャーナル情報として抽出するか否かを判断することを特徴とする印刷装置である。
【0014】
本発明により、たとえば、あらかじめジャーナル情報として抽出しない印刷指令をホストコンピュータから登録してジャーナル情報の抽出処理を自由に設定できる印刷装置を提供することができる。
【0015】
第3の発明は、第1又は2の発明において、さらに、不揮発性記憶装置に記憶されたジャーナル情報をホストコンピュータに送信するジャーナル情報送信手段を備えることを特徴とする印刷装置である。
【0016】
本発明により、不揮発性記憶装置に記憶されたジャーナル情報をホストコンピュータで処理するためにホストコンピュータに送信することができる印刷装置を提供することができる。
【0017】
第4の発明は、第1〜3の発明において、さらに、不揮発性記憶装置に記憶されたジャーナル情報を文字図形印刷手段に印刷させるジャーナル情報印刷手段を備えることを特徴とする印刷装置である。
【0018】
本発明により、抽出の結果記憶されたジャーナル情報を、レシートを印刷する文字図形印刷手段と共通の文字図形印刷手段によって印刷することができる印刷装置を提供することができる。
【0019】
第5の発明は、第1〜4の発明において、不揮発性記憶装置は印刷装置と着脱可能であることを特徴とする印刷装置である。
【0020】
本発明により、ジャーナル情報が記憶された不揮発性記憶装置を印刷装置から取り外してほかの情報処理装置にジャーナル情報を容易に移行することができる印刷装置を提供することができる。
【0021】
第6の発明は、ホストコンピュータから送信される印刷指令を受信する印刷指令受信ステップと、受信された印刷指令からレシートを印刷する印刷指令又はジャーナルを印刷する印刷指令を取り出す印刷指令取り出しステップと、取り出されたレシートを印刷する印刷指令に従って文字図形印刷手段に当該レシートを印刷させるレシート印刷ステップと、取り出されたレシートを印刷する印刷指令又はジャーナルを印刷する印刷指令からジャーナル情報を抽出して不揮発性記憶装置に記憶させるジャーナル情報抽出記憶ステップとを備える印刷装置の制御方法であって、さらに、取り出されたレシートを印刷する印刷指令からジャーナル情報を抽出するか否かを設定するジャーナル情報抽出設定ステップを備え、ジャーナル情報抽出記憶ステップは、ジャーナル情報設定ステップによりレシートを印刷する印刷指令からジャーナル情報を抽出することが設定された場合には、取り出されたレシートを印刷する印刷指令からジャーナル情報を抽出して不揮発性記憶装置に記憶させ、レシートを印刷する印刷指令からジャーナル情報を抽出しないことが設定された場合は、取り出されたジャーナルを印刷する印刷指令からジャーナル情報を抽出して不揮発性記憶装置に記憶させることを特徴とする印刷装置の制御方法である。
【0022】
第7の発明は、第6の発明において、さらに、ホストコンピュータからジャーナル情報として抽出するか否かを区別するための基準を設定する判別指令を受信する判別指令受信ステップを備え、ジャーナル情報抽出記憶ステップは、受信された判別指令の設定に基づいて取り出されたレシートを印刷する印刷指令又はジャーナルを印刷する印刷指令をジャーナル情報として抽出するか否かを判断することを特徴とする印刷装置の制御方法である。
【0023】
第8の発明は、第6又は7の発明において、さらに、不揮発性記憶装置に記憶されたジャーナル情報をホストコンピュータに送信するジャーナル情報送信ステップを備えることを特徴とする印刷装置の制御方法である。
【0024】
第9の発明は、第6〜8の発明において、さらに、不揮発性記憶装置に記憶されたジャーナル情報を文字図形印刷手段に印刷させるジャーナル情報印刷ステップを備えることを特徴とする印刷装置の制御方法である。
【0025】
第10の発明は、第6〜9の発明の印刷装置の制御方法における各ステップを当該印刷装置のコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な情報記録媒体である。
【0026】
第10の発明により、プログラムを記録した情報記録媒体をソフトウェア商品として、印刷装置と独立して容易に配布したり販売したりすることができるようになる。本発明の情報記録媒体に記録されたプログラムを印刷装置で実行すれば、上記の発明に係る印刷装置および印刷装置の制御方法が実現できる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の一実施形態を説明する。なお、以下に説明する実施形態は説明のためのものであり、本願発明の範囲を制限するものではない。したがって、当業者であればこれらの各要素もしくは全要素をこれと均等なものに置換した実施形態を採用することが可能であるが、これらの実施形態も本願発明の範囲に含まれる。
【0028】
図1には、本発明の印刷装置の実施形態の一例のブロック構成図を示す。印刷装置101は、インターフェース103を介して、ホストコンピュータ102から送信された印刷指令を受信し、印刷装置101からホストコンピュータ102に現在の印刷状況や印刷指令の再送要求などの情報を送信する。印刷装置101とホストコンピュータ102とを別の装置として構成してその間を有線もしくは無線の通信網で接続することもできるし、一体のレジスター装置などの会計装置として構成してもよい。後者の場合、本発明に係る印刷装置は会計装置内部に組み込まれることになる。
【0029】
フロッピーディスク、ハードディスク、PCカード(PersonalComputerCard)標準、もしくは、PCMCIA(PersonalComputerMemoryCardInternationalAssociation)標準にしたがったメモリカード、フラッシュEEPROM(ElectricallyErasableProgrammableReadOnlyMemory)などにより構成される不揮発性記憶装置104は、ホストコンピュータ102から送信された印刷指令に含まれるジャーナル情報を記憶する。
【0030】
不揮発性記憶装置104としてフロッピーディスクや、PCカード標準、もしくは、PCMCIA標準にしたがったメモリカードなどを使用した場合には、当該不揮発性記憶装置104を印刷装置101と着脱可能とすることができ、記憶されたジャーナル情報を容易に他のコンピュータなどの情報処理装置に運搬したり複写したりして処理させることができる。
【0031】
一方、不揮発性記憶装置104としてハードディスクやフラッシュEEPROMのチップなど、印刷装置101の組み込みの記憶装置を使用した場合には、インターフェース103を介してホストコンピュータ102にジャーナル情報を送信することができる。
【0032】
RAM(RandomAccessMemory:ランダムアクセスメモリ)106は、インターフェース103が受信した印刷指令やホストコンピュータ102に送信しようとする各種情報、文字図形印刷装置が使用する印刷イメージ情報などを一時的に記憶する。このほか、外字やロゴ、行数、文字数、印字幅などの印刷設定情報を記憶することができる。印刷設定は、ホストコンピュータ102から送信される設定をRAM106に記憶する手法によるほか、ディップスイッチ(図示せず)などによってあらかじめ設定しておくことが可能である。
【0033】
CPU(CentralProcessingUnit:中央演算ユニット)107は、印刷装置101を制御する。たとえば、インターフェース103が受信してRAM106に記憶された印刷指令を解釈して印刷する印刷処理、印刷指令からジャーナル情報を抽出して不揮発性記憶装置104に記憶させる抽出記憶処理、ホストコンピュータ102に対して情報を送信する送信処理などを行う。
【0034】
ROM(ReadOnlyMemomy:読み出し専用メモリ)108は、CPU107が実行する処理を実現するためのプログラムを記憶する。印刷装置の電源が投入された場合や、ホストコンピュータ102からリセット指令が送信された場合、CPU107は、ROM108に記憶されたプログラムを直接、もしくはRAM106にロードして、このプログラムを実行する。
【0035】
ROM108は印刷装置を制御するプログラムを記録した情報記録媒体であるが、これをEEPROMとして実現しておけば、新しい版のプログラムを再度記憶させることが可能である。また、印刷装置を制御するプログラムは、フロッピーディスク、CD−ROM(CompactDiskReadOnlyMemory:コンパクトディスク読み出し専用メモリ)、ハードディスクなどの情報記録媒体に記憶することができ、これらを直接、もしくはコンピュータ通信を介して運搬、販売、提供することができる。
【0036】
文字図形印刷装置109は、印字ヘッド、プラテン、用紙送り装置などから構成される。文字図形印刷装置109は、CPU107の制御に従って動作し、用紙をロードして用紙に文字や図形を印刷する。印字ヘッドとしては、ワイヤドット駆動方式のほか、インクジェット駆動方式、サーマル駆動方式、レーザー駆動方式など、任意のものを使用することができる。用紙としては、通常のコピー用紙や上質紙などを使用することができ、コストの高い2枚重ね用紙などを必要としない。このため、ワイヤドット駆動方式に限定された従来手法に比較して、紙資源の節約、騒音の防止、印刷の高速化を図ることができる。
【0037】
文字図形印刷装置109は、CPU107の制御にしたがって、通常はレシートを印刷する。また、必要に応じて不揮発性記憶装置104に記憶されたジャーナル情報を印刷することができる。
【0038】
バス110は、インターフェース103、不揮発性記憶装置104、RAM106、CPU107、ROM108、文字図形印刷装置109などを接続し、これらの間の情報のやりとりの経路となる。
【0039】
図2は、本発明の印刷装置の制御方法の実施形態の一例の一部の概要について示すフローチャートである。以下の説明では、ホストコンピュータ102は印刷装置101に対して、レシートを印刷する印刷指令を送信するものとする。たとえば、従来カーボン2枚重ね用紙を使用していた会計装置のプリンタの代替機として本発明の印刷装置を使用する場合である。
【0040】
まず、CPU107は、ホストコンピュータ102が送信し、インターフェース103が受信してRAM106内の受信バッファに記憶した印刷指令を取り出す(ステップS201)。受信バッファが空の場合には、受信バッファに印刷指令が記憶されるまで待機する。この待機の際には、ほかの処理に制御を渡すことができる。
【0041】
次に、CPU107は、取り出した印刷指令に従って、文字図形印刷装置109を駆動し、レシートを印刷する(ステップS202)。
【0042】
さらに、CPU107は、取り出した印刷指令の種類を調べ、ジャーナル情報として抽出すべきか否かを判断する(ステップS203)。どのような基準で抽出すべきか否かを判断するかについては、後述する。
【0043】
ジャーナル情報として抽出すべき印刷指令であった場合(ステップS203:Yes)、その印刷指令をCPU107は、不揮発性記憶装置104に記憶させ(ステップS204)、ステップS201に戻る。一方、ジャーナル情報として抽出すべき印刷指令でなかった場合(ステップS203:No)は、ステップS201に戻る。
【0044】
本発明の印刷装置では、レシートの印刷指令からジャーナル情報を抽出して、コンピュータ処理可能な情報として不揮発性記憶装置104に記憶する。したがって、ホストコンピュータ102で使用されている会計ソフトウェアを変更せずに、従来カーボン2枚重ね用紙を使用していた会計装置のプリンタの代替機として本発明の印刷装置を使用することができる。
【0045】
レシートを印刷する印刷指令をすべて不揮発性記憶装置104に記憶すれば2枚重ね用紙に印刷することによりレシートとジャーナルを同時に作成する手法と同様の情報を印刷装置101内に蓄積することができる。しかし、レシートには印刷する必要があるが、ジャーナルには印刷する必要がない情報がある。たとえば、小売業者の店名、電話番号、商標、ロゴなどである。これらの情報を不揮発性記憶装置104に記憶すると、必要なジャーナル情報を記憶できる容量が少なくなってしまう。本発明では、不要な情報を排除し、必要な情報のみをジャーナル情報として抽出して記憶するため、不揮発性記憶装置104の記憶容量を十分に活用することができる。
【0046】
なお、不揮発性記憶装置104の記憶容量が十分である場合や、レシートとジャーナルの一致が必要とされる場合には、すべての印刷指令をジャーナル情報として抽出して不揮発性記憶装置104に記憶させることができる。
【0047】
ここで説明した実施形態の一部では、簡単のため、ホストコンピュータ102が送信し、印刷装置101が受信する印刷指令の種類を限定して説明したが、実際には、ホストコンピュータ102が送信し、印刷装置101が受信する印刷指令のコードには、以下のようなものがある。なお、以下の説明では、十六進数はその先頭に「0x」を付けて表記する。たとえば、十進数表記の「255」は、十六進数表記では「0xff」である。
【0048】
・印刷位置、行数、桁数、改行量などの体裁を指定する指令。たとえば「0x1b0x33n」である。ただし、nは本指令のパラメータを示す。
【0049】
・外字、ロゴなどを指定する指令。印刷する画像イメージを毎回送信したり、印刷装置101のRAM106に記憶させて再利用することができる。
【0050】
・文字を印刷する指令。通常は、当該文字のASCIIコード(0x20から0x7eなど)やJIS(JapanIndustrialStandard:日本工業規格)コードなどを送信する。
【0051】
・復帰や改行をする指令。通常は、復帰や改行を意味するASCIIコード(0x0aや0x0d)を送信する。
【0052】
印刷装置101が受信した印刷指令から不揮発性記憶装置104に記憶するジャーナル情報を抽出する際に、CPU107は、文字を印刷する指令と改行する指令のみを選択し、印刷位置、行数、桁数、改行量などの印刷の体裁を指定する指令を無視してジャーナル情報を抽出する。
【0053】
文字情報を記憶する形式としてテキストファイル形式が広く採用されているが、この抽出の方法ではテキストファイル形式で使用されるコードのみを選択して抽出するため、必要な情報を処理しやすい形式で抽出することができる。
【0054】
また、小売業者の商標やロゴなどの図形を印刷する指令を無視して抽出することにより、ジャーナルに必要な情報だけを不揮発性記憶装置104の記憶領域を節約して使用することができる。
【0055】
また、どのような印刷指令を無視し、どのような印刷指令を選択してジャーナル情報を抽出するかについてを、ホストコンピュータ102から設定する指令を採用することができる。ジャーナル情報として抽出するか否かを判別するための基準を指定する判別指令は、たとえば、以下のような指令である。
【0056】
0x1b0x410x030x1b0x33
この判別指令は、3バイト長の指令「0x1b0x33n」がホストから送信されても、これをジャーナル情報としては抽出しないことを意味する。
【0057】
CPU107は、ホスト102から判別指令を受信すると、判別指令中に含まれる「ジャーナル情報としては抽出しない指令」をRAM106に記憶させ、それ以降の抽出作業においてRAM106の内容を参照してホストコンピュータ102から送信された印刷指令をジャーナル情報として抽出するか否かを判別する。
【0058】
なお、本実施形態の一部では、判別指令によって「ジャーナル情報として抽出しない印刷指令」を設定しているが、「ジャーナル情報として抽出すべき印刷指令」を設定する実施形態を採用することもできる。
【0059】
図3は、本発明の印刷装置の制御方法の実施形態の一例の他の部の概要について示すフローチャートである。
【0060】
以下の説明では、ホストコンピュータ102は、印刷装置101に対して、レシートを印刷する印刷指令、もしくは、ジャーナルを印刷する印刷指令を送信するものとする。たとえば、従来2シートプリンタを使用していた会計装置の2シートプリンタの代替機として本発明の印刷装置を使用する場合である。
【0061】
この実施形態の他の部では、ホストコンピュータ102が送信し、印刷装置101が受信する印刷指令のコードには、上述したもののほか、以下のようなコードが含まれる。
【0062】
・以降に送信する印刷指令はレシートの印刷指令であることを示すレシートモード指令。たとえば「0x1b0x630x300x02」である。
【0063】
・以降に送信する印刷指令はジャーナルの印刷指令であることを示すジャーナルモード指令。たとえば「0x1b0x630x300x01」である。
【0064】
本発明は、このような印刷指令を利用する会計装置に対しても適用することができ、ホストコンピュータ102で使用されている会計ソフトウェアを一切変更せずに本発明の印刷装置を2シートプリンタの代替機として使用することができる。この場合の印刷装置101の制御について説明する。
【0065】
まず、CPU107は、ホストコンピュータ102が送信し、インターフェース103が受信してRAM106内の受信バッファに記憶した印刷指令を取り出す(ステップS301)。受信バッファが空の場合には、受信バッファに印刷指令が記憶されるまで待機する。この待機の際には、ほかの処理に制御を渡すことができる。
【0066】
CPU107は、取り出した印刷指令の種類を調べる(ステップS302)。
【0067】
取り出した印刷指令がレシートモード指令であった場合(ステップS302:レシートモード指令)、CPU107は、現在の印刷装置のモードをレシートモードに変更して(ステップS303)ステップS301に戻る。取り出した印刷指令がジャーナルモード指令であった場合(ステップS302:ジャーナルモード指令)、CPU107は、現在の印刷装置のモードをジャーナルモードに変更して(ステップS304)ステップS301に戻る。現在の印刷装置のモードは、CPU107がRAM106に記憶させる。
【0068】
取り出した印刷指令が通常の印刷指令であった場合(ステップS302:その他の指令)、CPU107は、現在の印刷装置のモードを調べる(ステップS305)。モードがレシートモードの場合(ステップS305:レシートモード)、取り出した印刷指令にしたがって文字図形印刷装置109を駆動してレシートを印刷し(ステップS306)、ステップS301に戻る。
【0069】
モードがジャーナルモードの場合(ステップS305:ジャーナルモード)、CPU107は、取り出した印刷指令の種類を調べ、ジャーナル情報として抽出すべきか否かを判断する(ステップS307)。どのような基準で抽出すべきか否かを判断するかについては、前述した実施形態の一部と同様である。
【0070】
ジャーナル情報として抽出すべき印刷指令であった場合(ステップS307:Yes)、その印刷指令をCPU107は、不揮発性記憶装置104に記憶させ(ステップS308)、ステップS301に戻る。一方、ジャーナル情報として抽出すべき印刷指令でなかった場合(ステップS307:No)は、ステップS301に戻る。
【0071】
本発明は、図2に示す印刷装置の制御方法と図3に示す印刷装置の制御方法とを切り替える指令を採用するものである。たとえば、以下のような指令である。ただしnは本指令のパラメータである。
【0072】
0x1c0x6a0x300x15n
また、この切り替えを、印刷装置が備えるディップスイッチの設定によって行うことができる。ディップスイッチの設定によれば、以下のいずれの会計装置に対しても、会計装置のホストコンピュータが実行する会計計算ソフトウェアの変更をせずに、互換性を保持してプリンタのみを容易に交換することができる。このため、コストの上昇を抑えることができる。
【0073】
・2シートプリンタを使用し、ホストコンピュータがレシート印刷指令とジャーナル印刷指令の両方をプリンタに送信する会計装置。
【0074】
・カーボン2枚重ね用紙とワイヤドット駆動方式の印字ヘッドを使用したプリンタを使用し、ホストコンピュータはプリンタに対してレシート印刷指令を送信するがジャーナル印刷指令は送信しない会計装置。
【0075】
以下では、不揮発性記憶装置104に記憶されたジャーナル情報を利用する手法について説明する。
【0076】
不揮発性記憶装置104に記憶されたジャーナル情報を紙に印刷する必要がある場合には、レシートを印刷する際に使用した文字図形印刷装置109を利用して、ジャーナルを印刷することが可能である。この場合には、小売業者が顧客と相対しているときはレシートのみを印刷する。営業時間終了後や不揮発性記憶装置104の容量の空きが少なくなったときに、印刷装置101が備えるスイッチを押下するか、あるいは、ホストコンピュータ102が送信し印刷装置101が受信する指令によって指定すると、ジャーナル印刷処理を開始する。以下、ジャーナル印刷処理について、図4を参照して説明する。
【0077】
まず、CPU107は、不揮発性記憶装置104に記憶されたジャーナル情報に対する処理をすべて行ったか調べる(ステップS401)。処理をすべて行った場合(ステップS401:Yes)は、ジャーナル印刷処理を終了する。
【0078】
そうでない場合(ステップS401:No)は、CPU107が不揮発性記憶装置104に記憶されたジャーナル情報を取り出す(ステップS402)。ジャーナル情報は、一般的にはテキストファイルに使用されるASCIIコードやJISコードなどで構成されている。
【0079】
次に、取り出したASCIIコードやJISコードにしたがって基づいて文字図形印刷装置109を駆動しジャーナルを印刷し(ステップS403)、ステップS401に戻る。
【0080】
不揮発性記憶装置104に記憶されたジャーナル情報を、インターフェース103を介してホストコンピュータ102に送信する実施形態をとることもできる。このジャーナル情報送信処理は、ホストコンピュータ102がジャーナル情報送信指令、たとえば0x1c0x6a0x300x0fを送信し、印刷装置101がこれを受信したことにより開始される。ジャーナル情報送信処理の制御の流れについて、図5を参照して説明する。
【0081】
まず、CPU107は、不揮発性記憶装置104に記憶されたジャーナル情報に対する処理をすべて行ったか調べる(ステップS501)。処理をすべて行った場合(ステップS501:Yes)は、不揮発性記憶装置104のジャーナル情報を消去して(ステップS502)ジャーナル情報送信処理を終了する。
【0082】
そうでない場合(ステップS501:No)は、CPU107が不揮発性記憶装置104に記憶されたジャーナル情報を取り出す(ステップS503)。ジャーナル情報は、前述の通り、一般的にはテキストファイルに使用されるASCIIコードやJISコードなどで構成されている。
【0083】
次に、CPU107は、取り出したASCIIコードやJISコードなどの文字情報で構成されるジャーナル情報を、インターフェース103を介してホストコンピュータ102に送信する(ステップS504)。この場合、インターフェース103は、印刷指令を受信する手段としての役割のほか、ジャーナル情報を送信する手段としての役割も果たす。
【0084】
さらに、必要に応じて、ホストコンピュータ102が送信する「ジャーナル情報を受信したアクノリッジ(確認)信号」をインターフェース103を介して受信する。CPU107は、アクノリッジ信号が受信できるまで待機する(ステップS505)。この際に、ほかの処理に制御を渡すこともできる。アクノリッジ信号が受信できたら、ステップS501に戻る。
【0085】
本実施形態の他の部では、ジャーナル情報送信処理の最後に不揮発性記憶装置104のジャーナル情報を消去するステップS502を設けたが、ここで消去は行わず、ジャーナル情報の消去は別の指令を送信することによって行う実施形態を採用することもできる。
【0086】
また、不揮発性記憶装置104がフロッピーディスクやPCカード標準、あるいは、PCMCIA標準にしたがったメモリカードである場合には、印刷装置101から不揮発性記憶装置を取り出して、ほかのコンピュータに記憶されたジャーナル情報を容易に移行することができる。この場合、ジャーナル情報を抽出する処理において印刷の体裁を整えるための印刷指令などは除去され、ジャーナル情報はASCIIコードやJISコードなどの文字情報から構成されるテキストファイルとして作成されるので、広く使用されている会計ソフトウェアや表計算ソフトウェアなどで容易に使用することができる。
【0087】
また、不揮発性記憶装置104に記憶されたジャーナル情報をホストコンピュータでまとめて処理することにより、たとえば複数の会計装置で作成されたジャーナル情報を一括して処理し、必要な部分だけをまとめて印刷することにより、紙資源の節約や印刷時間の削減を図ることができる。
【0088】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、以下の効果を奏する。
【0089】
第1に、本発明により、ホストコンピュータから送信される印刷指令からジャーナル情報を抽出してコンピュータなどの情報処理装置で処理できる形式で記憶するとともに、文字図形印刷装置を駆動してレシートを様々な用紙に印刷する印刷装置を提供することができるだけでなく、ジャーナル情報抽出設定手段は、レシートを印刷する印刷指令からジャーナル情報を抽出するか否かを設定するので、たとえば、ホストコンピュータがレシートを印刷する印刷指令とジャーナルを印刷する印刷指令を送信する場合に、レシートを印刷する印刷指令を受信すればこれにしたがってレシートを印刷すると共に、このレシートを印刷する印刷指令からジャーナル情報を抽出して不揮発性記憶装置に記憶し、また、ジャーナルを印刷する印刷指令を受信すれば当該印刷指令からジャーナル情報を抽出して不揮発性記憶装置に記憶する印刷装置、および、その制御方法を提供することができる。言い換えれば、従来使用されていた2シートプリンタやカーボン2枚重ね用紙を使用したレシートを印刷するプリンタにかえて、ホストコンピュータで使用される会計ソフトウェアなどの設定を一切変更せずに本発明に係る印刷装置を使用することができるので、これにより、会計装置のコストを低減するとともに、騒音の発生と用紙の消費量を減少させ、環境問題の解決に対応することができる。
【0090】
第2に、本発明により、たとえば、あらかじめジャーナル情報として抽出しない印刷指令をホストコンピュータから登録してジャーナル情報の抽出処理を自由に設定できる印刷装置、および、その制御方法を提供することができる。
【0091】
第3に、本発明により、不揮発性記憶装置に記憶されたジャーナル情報をホストコンピュータで処理するためにホストコンピュータに送信することができる印刷装置、および、その制御方法を提供することができる。
【0092】
第4に、本発明により、抽出した結果不揮発性記憶装置に記憶されたジャーナル情報を、レシートを印刷する文字図形印刷手段と共通の文字図形印刷手段によって印刷することができる印刷装置、および、その制御方法を提供することができる。
【0093】
第5に、本発明により、ジャーナル情報が記憶された不揮発性記憶装置を印刷装置から取り外してほかの情報処理装置にジャーナル情報を容易に移行することができる印刷装置を提供することができる。
【0094】
第6に、本発明により、プログラムを記録した情報記録媒体をソフトウェア商品として、印刷装置と独立して容易に配布したり販売したりすることができるようになる。本発明の情報記録媒体に記録されたプログラムを印刷装置で実行すれば、上記の発明に係る印刷装置および印刷装置の制御方法が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の印刷装置の実施形態の一例の概要を示すブロック構成図である。
【図2】 本発明の印刷装置の制御方法の実施形態の一例の一部の概要について示すフローチャートである。
【図3】 本発明の印刷装置の制御方法の実施形態の一例の他の部の概要について示すフローチャートである。
【図4】 本発明の印刷装置が実行するジャーナル印刷処理の概要について示すフローチャートである。
【図5】 本発明の印刷装置が実行するジャーナル情報送信処理の概要について示すフローチャートである。
【符号の説明】
101 印刷装置
102 ホストコンピュータ
103 インターフェース
104 不揮発性記憶装置
106 RAM
107 CPU
108 ROM
109 文字図形印刷装置
110 バス
Claims (10)
- 文字又は図形を印刷する文字図形印刷手段と、
ジャーナル情報を記憶する不揮発性記憶装置と、
ホストコンピュータから送信される印刷指令を受信する印刷指令受信手段と、
前記受信された印刷指令からレシートを印刷する印刷指令又はジャーナルを印刷する印刷指令を取り出す印刷指令取り出し手段と、
前記取り出されたレシートを印刷する印刷指令又はジャーナルを印刷する印刷指令からジャーナル情報を抽出して前記不揮発性記憶装置に記憶させるジャーナル情報抽出記憶手段と、
前記取り出されたレシートを印刷する印刷指令に従って前記文字図形印刷手段に当該レシートを印刷させるレシート印刷手段とを備える印刷装置であって、
さらに、前記取り出されたレシートを印刷する印刷指令からジャーナル情報を抽出するか否かを設定するジャーナル情報抽出設定手段を備え、
前記ジャーナル情報抽出記憶手段は、前記ジャーナル情報抽出設定手段によりレシートを印刷する印刷指令からジャーナル情報を抽出することが設定された場合は、前記取り出されたレシートを印刷する印刷指令からジャーナル情報を抽出して前記不揮発性記憶装置に記憶させ、レシートを印刷する印刷指令からジャーナル情報を抽出しないことが設定された場合は、前記取り出されたジャーナルを印刷する印刷指令からジャーナル情報を抽出して前記不揮発性記憶装置に記憶させることを特徴とする印刷装置。 - 前記受信手段は、さらに、前記ホストコンピュータからジャーナル情報として抽出するか否かを区別するための基準を設定する判別指令を受信し、
前記ジャーナル情報抽出記憶手段は、前記受信された判別指令の設定に基づいて前記取り出されたレシートを印刷する印刷指令又はジャーナルを印刷する印刷指令をジャーナル情報として抽出するか否かを判断することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。 - さらに、前記不揮発性記憶装置に記憶されたジャーナル情報を前記ホストコンピュータに送信するジャーナル情報送信手段を備えることを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載の印刷装置。
- さらに、前記不揮発性記憶装置に記憶されたジャーナル情報を前記文字図形印刷手段に印刷させるジャーナル情報印刷手段を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の印刷装置。
- 前記不揮発性記憶装置は前記印刷装置と着脱可能であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の印刷装置。
- ホストコンピュータから送信される印刷指令を受信する印刷指令受信ステップと、
前記受信された印刷指令からレシートを印刷する印刷指令又はジャーナルを印刷する印刷指令を取り出す印刷指令取り出しステップと、
前記取り出されたレシートを印刷する印刷指令に従って文字図形印刷手段に当該レシートを印刷させるレシート印刷ステップと、
前記取り出されたレシートを印刷する印刷指令又はジャーナルを印刷する印刷指令からジャーナル情報を抽出して不揮発性記憶装置に記憶させるジャーナル情報抽出記憶ステップとを備える印刷装置の制御方法であって、
さらに、前記取り出されたレシートを印刷する印刷指令からジャーナル情報を抽出するか否かを設定するジャーナル情報抽出設定ステップを備え、
前記ジャーナル情報抽出記憶ステップは、前記ジャーナル情報設定ステップによりレシートを印刷する印刷指令からジャーナル情報を抽出することが設定された場合には、前記取り出されたレシートを印刷する印刷指令からジャーナル情報を抽出して前記不揮発性記憶装置に記憶させ、レシートを印刷する印刷指令からジャーナル情報を抽出しないことが設定された場合は、前記取り出されたジャーナルを印刷する印刷指令からジャーナル情報を抽出して前記不揮発性記憶装置に記憶させることを特徴とする印刷装置の制御方法。 - さらに、前記ホストコンピュータからジャーナル情報として抽出するか否かを区別するための基準を設定する判別指令を受信する判別指令受信ステップを備え、
前記ジャーナル情報抽出記憶ステップは、前記受信された判別指令の設定に基づいて前記取り出されたレシートを印刷する印刷指令又はジャーナルを印刷する印刷指令をジャーナル情報として抽出するか否かを判断することを特徴とする請求項6に記載の印刷装置の制御方法。 - さらに、前記不揮発性記憶装置に記憶されたジャーナル情報を前記ホストコンピュータに送信するジャーナル情報送信ステップを備えることを特徴とする請求項6又は7のいずれか1項に記載の印刷装置の制御方法。
- さらに、前記不揮発性記憶装置に記憶されたジャーナル情報を前記文字図形印刷手段に印刷させるジャーナル情報印刷ステップを備えることを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の印刷装置の制御方法。
- 請求項6〜9のいずれか1項に記載の印刷装置の制御方法の各ステップを当該印刷装置のコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な情報記録媒体。
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