JP3766602B2 - 片持ち状又は門型状構造物の疲労診断方法及び診断システム並びに該診断に用いる振幅計測器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、振動環境下に設置された片持ち状又は門型状の構造物(例えば高速道路の標識柱や照明柱など)の疲労診断を行う方法及び診断するシステム並びに該診断に用いる振幅計測器に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば高速道路に設置された標識柱は、走行車両からの応力振動や風によって繰返し荷重を受け、疲労損傷を起こす場合がある。これにより、突然倒壊した事例も報告されており、保守点検の重要な課題となっている。最近、疲労試験データや構造設計手法による疲労設計を行うことも検討されているが、車両の走行量や風の強さなどは設置場所によって異なり、すべての疲労要因を網羅する設計基準の確立には至っていない。そこで、実際の現場では、標識柱において疲労損傷が予想される危険断面部にひずみゲージを貼付し、このひずみゲージに動ひずみ計測器を接続し、その計測結果に基づいてレインフローなどによる応力頻度分布解析を行い、疲労破壊までの残存寿命を推定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、ひずみゲージを貼付するには標識柱にグラインダーをかけなければならない。また、動ひずみ計測器の設置場所を確保したり、計測器用の電源を準備したりする必要があり、現場計測のために多大な労力と費用がかかっている。したがって、計測は道路の限られた箇所の限られた本数にならざるを得ず、高速道路などの多数の標識柱を全てチェックするのは困難である。また、計測対象の決定には学識経験者などの判断が必要なため、汎用性や簡易性に欠ける。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、標識柱などのように、振動環境下に設置された片持ち状又は門型状の構造物の疲労を簡易な手段によって診断できるようにすることであり、ひいては同時に多数(複数)の構造物を簡易かつ安価に疲労診断できるようにすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、本発明の第1の特徴は、振動環境下に設置された片持ち状又は門型状の構造物の疲労診断方法に係る。まず、上記構造物の所定部位に振幅計測器を設ける。この振幅計測器により上記所定部位の振動時の変位振幅の大きさと発生数を一定期間にわたって計測する。この計測結果に基づいて上記構造物の疲労診断を行う。
この第1の特徴での「疲労診断」には、後述する「疲労度」の診断だけでなく、構造物が疲労し易い箇所に設置されているかどうかを診断する場合をも含む。
【0005】
本発明の第2の特徴では、上記第1の特徴と同様にして行った振幅計測器による計測結果に基づいて、上記構造物の危険断面部に上記一定期間中に作用した応力振幅の大きさと発生数を算出し、ひいては上記危険断面部の疲労度を診断する。
ここで、「疲労度」とは、構造物の疲労損傷の進行の程度が、疲労破断に至る損傷度に対してどのくらいの割合に相当するかを示したものであり、「疲労度を診断する」とは、構造物の供用開始から上記疲労破断に至るまでの疲労寿命、及び疲労寿命から供用期間を差し引いた残存寿命を求めることを含む。
【0006】
本発明の第3の特徴は、振動環境下に設置された片持ち状又は門型状の構造物の疲労診断を行うシステムに係る。この診断システムは、振幅計測器と、解析装置とを備えている。振幅計測器は、上記構造物の所定部位に設けられ、この所定部位の振動時の変位振幅の大きさと発生数を計測する。解析装置は、振幅計測器の一定期間にわたる計測結果に基づいて当該期間中に上記構造物の危険断面部に作用した応力振幅の大きさと発生数を算出し、ひいては上記危険断面部の疲労寿命を推定する。
【0007】
本発明の第4の特徴では、上記第1〜第3の特徴における振幅計測器が、上記所定部位の実際の変位振幅を予め設定した複数の変位振幅のうちの何れかとして感知する感知部と、感知した回数を上記設定変位振幅ごとにカウントするカウント手段とを備えている。
【0008】
本発明の第5の特徴では、上記第1〜第3の特徴における振幅計測器が、互いに異なる設定以上の変位振幅を感知する複数の感知部と、各感知部の感知回数をカウントするカウント手段とを備えている。
第4、第5の特徴において、上記振幅計測器が、上記構造物に着脱自在な取付部を有しているのが望ましい(本発明の第6の特徴)。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
図1において、符号1は、高速道路用の高架橋である。その欄干2には、鋼製の標識柱3(片持ち状長尺構造物)が立設されている。標識柱3は、柱本体3Xを備え、この柱本体3Xの上端部からアーム5が水平に延び、このアーム5に標識板4が吊り下げられている。
【0010】
標識柱3は、走行車両や風など、設置箇所固有の要因によって疲労していく。図2は、この疲労度を診断するための疲労診断システムSを示したものである。疲労診断システムSは、振幅計測器10とデータ解析装置20とを備えている。
【0011】
振幅計測器10は、例えば5つ(複数)の計測部11A〜11Eを一列に連ねた構造になっている。これら計測部11A〜11Eの裏面に、永久磁石製の取付板19(取付部)が設けられており、この取付板19が、鋼製(磁性体)の標識柱3に磁力で着脱できるようになっている。
【0012】
各計測部11A〜11Eは、ケース12を有している。ケース12の内部に、ばね(図示せず)で支持された振動子13(本発明の第5の特徴の「感知部」)と、カウント回路14(カウント手段)が収容されている。ケース12に入力された振動は、ばねを介して振動子13に伝わり、振動子13が振動する。この振動子13が、一往復するごとにカウント回路14の接点に接触して、カウントアップ信号が出力され、カウント回路14のカウント値が1ずつ加算されるようになっている。カウント値は、ケース12の表板に設けられた液晶ディスプレイ15に表示される。
【0013】
計測部11A〜11Eが感応する変位振幅のしきい値(レベル)δ1〜δ5は、互いに異なっている。すなわち、計測部11Aの振動子13は、ケース12の変位振幅がδ1(レベル1)以上のときカウントアップ信号を出力させるようになっている。同様にして、計測部11Bの振動子13は、δ2(レベル2)以上、計測部11Cの振動子13は、δ3(レベル3)以上、計測部11Dの振動子13は、δ4(レベル4)以上、計測部11Eの振動子13は、δ5(レベル5)以上の変位振幅に対してそれぞれカウントアップ信号を出力させる。そして、δ1<δ2<δ3<δ4<δ5になっている。これら5つの振動子13の感応の有無及び回数を総合することによって、ケース12に入力された変位振幅の大きさとその変位振幅の発生数を計測することができる。
【0014】
データ解析装置20は、例えばパーソナルコンピュータで構成され、上記振幅センサ10の計測結果などを入力する入力部21と、入力データに基づいて疲労解析を行う処理部22と、記憶部23と、解析結果を表示するCRT24(表示部)とを有している。記憶部23には、標識柱3を構成する鋼材のS−N(応力−繰返し)線図データなどの疲労解析に必要な材料データが予め記憶されている。
【0015】
上記のように構成された疲労診断システムを用いて標識柱3の疲労診断を行う方法を説明する。
標識柱3において疲労破壊が予想されるのは、主に柱本体3Xの基端(固定端)の危険断面部3a(図1)である。この危険断面部3aから上に距離Hだけ離れた被計測部位3b(所定部位)に、振幅計測器10を取り付ける。このとき、取付板19を標識柱3に当てがうだけで、両者が磁力でくっ付き、取付作業を極めて簡単かつ迅速に行うことができる。
【0016】
走行車両や風で標識柱3が振動すると、それと一緒に振幅計測器10も振動する。そして、被計測部位3bの変位振幅が例えばδ5以上であれば、5つすべての計測部11A〜11Eの振動子13が感応し、これら計測部11A〜11Eのカウント値が振動の一往復ごとに1つカウントアップされる。変位振幅がδ4以上であれば、計測部11A〜11Dがカウントアップされる。変位振幅がδ3以上であれば、計測部11A〜11Cがカウントアップされる。変位振幅がδ2以上であれば、計測部11A,11Bがカウントアップされる。変位振幅がδ1以上であれば、1つの計測部11Aだけがカウントアップされる。そして、各計測部11A〜11Eの液晶ディスプレイ15に、その計測部11A〜11Eがカウントした変位振幅の累積数が表示される。
なお、被計測部位3bの変位振幅がδ1未満のときは、5つの計測部11A〜11Eの何れも感応しないが、このδ1未満の変位振幅時に危険断面部3aに作用する応力振幅は、疲労限未満であり、疲労診断に影響を与えることはない。
【0017】
こうして、例えば2ヶ月間にわたって計測を行う。2ヶ月経過時の計測部11A〜11Eの累積カウント値は、例えば、計測部11AがN1、計測部11BがN2、計測部11CがN3、計測部11DがN4、計測部11EがN5であるものとする。
【0018】
この計測期間終了後、振幅計測器10を標識柱3から取り外す。そして、5つの計測部11A〜11Eの液晶ディスプレイ15に表示されたカウント値N1〜N5や、計測部11A〜11Eのしきい値δ1〜δ5や、危険断面部3aと被計測部位3bとの間の距離Hや、計測期間T=2ヶ月などの計測データをデータ解析装置20の入力部21に入力する。また、標識柱3が高架橋1に設定されてから現在までの供用期間なども入力する。
【0019】
データ入力を受けた処理部22は、標識柱3の疲労度の診断を行う。すなわち、計測期間T中に被計測部3bの変位振幅がδ1になった回数Nδ1は、
Nδ1=N1−(N2+N3+N4+N5)
として求めることができる。同様にして、変位振幅δ2の回数Nδ2は、
Nδ2=N2−(N3+N4+N5)、
として求めることができ、変位振幅δ3の回数Nδ3は、
Nδ3=N3−(N4+N5)、
として求めることができ、変位振幅δ4の回数Nδ4は、
Nδ4=N4−N5、
として求めることができ、変位振幅δ5の回数Nδ5は、
Nδ5=N5
として求めることができる。標識柱3が振動して被計測部位3bが変位するたびに、危険断面部3aには、応力が作用するので、上記の変位振幅δ1〜δ5の発生回数Nδ1〜Nδ5は、危険断面部3aでの応力振幅σ1〜σ5の発生回数にもなる。
【0020】
そして、被計測部位3bの変位振幅がδ1のときの危険断面部3aに作用する応力振幅σ1、変位振幅δ2のときの応力振幅σ2、変位振幅δ3のときの応力振幅σ3、変位振幅δ4のときの応力振幅σ4、変位振幅δ5のときの応力振幅σ5を、有限要素法などによる応力解析手法を用いて求めることができる。
【0021】
このようにして、計測期間T中に危険断面部3aに発生した応力振幅の大きさσ1〜σ5と発生回数Nδ1〜Nδ5とを算出できる。図3に示すように、この算出結果は、CRT24に応力頻度分布図として表示することができる。
【0022】
その後、公知の解析手法を使うことにより、上記算出結果と、上記記憶部23に格納されたS−N線図などの材料データとに基づいて、計測期間T中に危険断面部3aが疲労した度合いを推定でき、ひいては、危険断面部3aの疲労寿命を推定することができる。そして、疲労寿命から標識柱3の供用期間を差し引くことにより、疲労破壊に至るまでの残存寿命を求めることができる。得られた疲労寿命や残存寿命は、CRT24に表示される。これにより、標識柱3の寿命が尽きて倒壊する前に、補強、補修したり、新たなものに設置し直したりするなどの対策をとることができる。
【0023】
次に、本発明の他の実施形態を説明する。
図4に示すように、この実施形態では、振幅計測器10’が、上記第1実施形態における複数の振動子13と複数のカウンタ回路14とに代えて、例えば1つの圧電素子16と1つの処理回路17とを有している。圧電素子16は、ケース12ひいては標識柱3の変位振幅を感知して電圧に変換する。処理回路17は、感知回路部17aとカウント回路部17b(カウント手段)とを有している。感知回路部17aは、圧電素子16と協働して本発明の第4の特徴の「感知部」を構成している。この感知回路部17aは、上記変換された電圧を、その大きさに応じて、予め設定した複数の電圧のうちの何れかに補正し(感知部が、実際の変位振幅を予め設定した複数の変位振幅のうちの何れかとして感知し)、カウント回路部17bに入力する。カウント回路部17bは、この電圧の入力回数(すなわち変位振幅の回数)を、入力電圧の大きさ(すなわち設定変位振幅)ごとにカウントする。カウント結果は、設定変位振幅ごとに液晶ディスプレイ15に表示される。この実施形態によれば、計測器10’をよりコンパクトにすることができる。また、設定変位振幅の数を多くすることができ、より細かい疲労診断を行うことができる。
【0024】
本発明は、上記実施形態に限定されず、種々の改変が可能である。
例えば、疲労診断の対象となる構造物は、標識柱のほか、照明柱や背高のポールなどのように垂直に延びる片持ち柱状のものは勿論、水平に延びる片持ち梁状のものや斜めに延びる片持ち状にものにも適用できる。
また、片持ち状ではなく、2つの柱部とそれらの先端部間に架け渡された梁部とからなる門型状の構造物にも適用できる。この場合、例えば柱部の中間部に本発明に係る振幅計測器を設けることによって、この柱部の基端部(危険断面部)の疲労診断を行うことができ、梁部の中間部に本発明に係る振幅計測器を設けることによって、この梁部の両端部(危険断面部)の疲労診断を行うことができる。
図1の標識柱3において、アーム5の所定部位に振幅計測器10,10’を設け、このアーム5の危険断面部である基端部(柱本体3Xとの連結部)の疲労診断を行うこともできる。
【0025】
危険断面部は、片持ち状又は門型状構造物の固定端付近の一箇所だけとは限らない。1つの構造物に複数の危険断面部が存在する場合もある。各危険断面部について本発明の疲労診断を行うことができる。
【0026】
振幅計測器10,10’にメモリカードなどの記憶手段を格納し、この記憶手段に変位振幅のカウント値を記憶させ、記憶した情報をデータ解析装置20で読み取ることができるようにしてもよい。記憶手段の記憶容量は、小さくても十分である。また、振幅計測器10,10’に疲労診断のための解析機能を内蔵してもよい。
【0027】
振幅計測器を構造物に着脱自在に取り付けるための取付部は、周方向の一箇所が切欠された環状をなし、この環状体を構造物の外周に嵌めた後、ねじなどで切欠部を狭めることにより、構造物に取り付けられるようになっていてもよい。また、構造物に巻き付けられるバンドであってもよい。
【0028】
多数の片持ち状又は門型状構造物(例えば1つの橋梁に設置された全ての標識柱や照明柱)にそれぞれ振幅計測器を取り付け、その計測結果から各構造物が疲労し易い(例えば大きな変位振幅の発生数が多い)箇所に設置されているかどうかを判断(疲労診断)することにより、特に疲労し易く危険であると考えられる数個(例えば2、3個)の構造物を特定し、その特定された構造物についてのみ従来のひずみゲージによる詳細な測定を行うことにしてもよい。危険と考えられるものの特定は、例えば大きな変位振幅の発生数が多いものを選べばよいので、ひずみ計測の専門家でなくても容易に行うことができる。この場合、本発明の振幅計測器による疲労診断は、粗診断として位置付けられる。この粗診断によって、工数のかかるひずみ計測(精密診断)の対象を多数の中から僅かな数に絞り込むことができる。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の第1〜3の特徴によれば、振動環境下に設置された片持ち状又は門型状構造物の疲労診断を簡単に行うことができ、計測のための費用や作業工数を大幅に低減できる。
本発明の第4の特徴によれば、振幅計測器をコンパクトにすることができる。
本発明の第5の特徴によれば、振幅計測器を簡単な構成にすることができる。
本発明の第6の特徴によれば、振幅計測器を診断対象の構造物に簡単に取り付けたり取り外したりすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】高架橋の標識柱に振幅計測器を取り付けた状態における本発明の一実施形態に係る正面図である。
【図2】上記一実施形態に係る疲労診断システムの概略構成図である。
【図3】疲労度の解析途中で得られる応力振幅の大きさと発生回数の関係を示す応力頻度分布図である。
【図4】本発明の他の実施形態に係る振幅計測器の正面図である。
【符号の説明】
3 標識柱
3a 危険断面部
3b 被計測部位(所定部位)
10,10’ 振幅計測器
13 振動子(感知部)
14 カウンタ回路(カウント手段)
19 取付板(取付部)
20 データ解析装置
Claims (6)
- 振動環境下に設置された片持ち状又は門型状の構造物の危険断面部から離れた所定部位に振幅計測器を設ける工程と、この振幅計測器により上記所定部位の振動時の変位振幅の大きさごとの発生数を一定期間にわたって計測する工程と、上記所定部位の変位振幅の大きさと上記危険断面部の応力振幅の大きさとの関係を解析する工程と、上記振幅計測器による計測結果と上記関係とに基づいて上記危険断面部の疲労度を推定する工程と、を実行することを特徴とする片持ち状又は門型状構造物の疲労診断方法。
- 上記関係を、有限要素法によって求めることを特徴とする請求項1に記載の片持ち状又は門型状構造物の疲労診断方法。
- 振動環境下に設置された片持ち状又は門型状の構造物の疲労診断を行うシステムであって、上記構造物の危険断面部から離れた所定部位に設けられ、この所定部位の振動時の変位振幅の大きさごとの発生数を計測する振幅計測器と、この振幅計測器の一定期間にわたる計測結果と、上記所定部位の変位振幅の大きさと上記危険断面部の応力振幅の大きさとの関係とに基づいて上記一定期間中に上記危険断面部に作用した応力振幅の大きさと発生数を算出し、ひいては上記危険断面部の疲労寿命を推定する解析装置とを備えたことを特徴とする片持ち状又は門型状構造物の疲労診断システム。
- 請求項1若しくは2に記載の疲労診断方法又は請求項3に記載の疲労診断システムにおける振幅計測器であって、上記所定部位の実際の変位振幅を予め設定した複数の設定変位振幅のうちの何れかとして感知する感知部と、感知した回数を上記設定変位振幅ごとにカウントするカウント手段とを備えたことを特徴とする疲労診断用振幅計測器。
- 請求項1若しくは2に記載の疲労診断方法又は請求項3に記載の疲労診断システムにおける振幅計測器であって、互いに異なる設定以上の変位振幅を感知する複数の感知部と、各感知部の感知回数をカウントするカウント手段とを備えたことを特徴とする疲労診断用振幅計測器。
- 上記構造物に着脱自在な取付部を有していることを特徴とする請求項4又は5に記載の疲労診断用振幅計測器。
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