JP3766582B2 - 運搬用容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カード差しが保持可能な運搬容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、カード差しの上端部に形成された係止爪を、運搬用容器のフランジに形成された係止孔に係合させて、カード差しを吊り下げるように保持した運搬用容器が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の運搬用容器は、カード差しの上端部に形成された係止爪を、運搬用容器のフランジに形成された係止孔に係合させて、カード差しを吊り下げるように保持したものであり、カード差しの両脇部分は、運搬用容器に保持されていないので、カード差しの下端部が揺れ動きやすく、運搬用容器の運搬途中で、カード差しが、他の物に引っ掛かり、運搬用容器の搬送が阻害されたり、カード差しが、運搬用容器から外れる等の問題がある。
【0004】
また、上に位置する運搬用容器が、下に位置する運搬用容器に嵌め込まれる、所謂、ネスティングされるように構成されている場合には、上に位置する運搬用容器の側壁から離れたカード差しの下端部が、下に位置する運搬用容器のフランジに当接し、ネスティングができないという問題がある。
【0005】
本発明の目的は、上述した従来の運搬用容器が有する課題を解決することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述した目的を達成するために、大きな門形状部と該大きな門形状部の上端縁に連接された小さな門形状部と該小さな門形状部の上端縁から略水平方向に延在する水平部と該水平部の上面の両端部付近に形成された係止部と上部係止片とを有する裏板部と,額縁状の枠部と下部係止片とを有する表板部と,前記大きな門形状部の垂直部の下端縁と前記表板部の上部水平部の両端部の上端縁とを連結する薄肉状のヒンジ部とからなる合成樹脂で一体成形されたカード差しを構成する前記表板部を,前記ヒンジ部を折り曲げて、前記裏板部に重ねるとともに,前記表板部の下部係止片の自由端部を,前記裏板部に形成された上部係止片を越えて移動させて、前記表板部の下部係止片と前記裏板部の上部係止片との一部を重ねることによりカード差しが組み立てられ,また,前記組み立てられたカード差しの前記裏板部の水平部に形成された係止部を、容器のフランジに穿設された透孔に挿入するとともに、前記係止部の突起を、前記係止部が前記容器のフランジの上面から突出しないように、前記容器の側壁の外壁面に形成された係止突起に係止させることにより、前記カード差しの上端部を吊り下げ、更に、前記カード差しを構成する裏板部の相対する垂直部に形成された薄肉部を、前記容器の側壁の外壁面に形成された一対の略L状の係止片の凹部に挿入することにより、前記カード差しの両脇が保持されており、更にまた、前記組み立てられたカード差しの表板部が、前記裏板部から離れる方向に回動した際には、前記裏板部の上部係止片と前記表板部の下部係止片との重なりが解除されないように構成したものである。
【0007】
【実施例】
以下に、運搬用容器がネスティング可能な容器である場合を例に、本発明の実施例について説明するが、本発明の趣旨を越えない限り何ら、本実施例に限定されるものではない。
【0008】
先ず最初に、図1及び図2を用いて、一例としてのネスティング可能な運搬用容器(以下、単に、容器とも言う。)Tについて説明する。
【0009】
容器Tは、底部1、外側にやや傾斜した相対する長辺側の側壁2a、2b(以下、単に、「長側壁」という。)、及び、外側にやや傾斜した相対する短辺側の側壁2c、2d(以下、単に、「短側壁」という。)とから構成されている。3は、容器Tの開口部を取り囲むように、長側壁2a、2b及び短側壁2c、2dの上端から外側水平方向に延設されたフランジ3である。4aは、フランジ3の下方で、フランジ3付近に形成された上部水平リブである、4bは、フランジ3と上部水平リブ4aを、適宜、連結する垂直リブである。
【0010】
p1は、フランジ3から底部1に向かって、長側壁2a、2bの一方の相対する隅部寄りの内壁に形成された縦長の凹部からなるポケットであり、容器Tの略半分の深さを有している。h1は、ポケットp1と適当な間隙を置いて或いはポケットp1に隣接して、ポケットp1より、容器Tの中央部寄りの長側壁2a、2bの外壁に形成された支脚であり、支脚h1は、上部水平リブ4aから底部1付近まで延びるように形成されている。上記のポケットp1の内幅は、上記の支脚h1の外幅より広く形成されている。以下、このような、幅広のポケットp1と幅狭の支脚h1との組み合わせを幅広ポケット・支脚部S1と称する。
【0011】
h2は、長側壁2a、2bのもう一方の相対する隅部寄りの外壁に形成された、上述した支脚h1より、幅広の支脚であり、支脚h2も、上部水平リブ4aから底部1付近まで延びるように形成されている。p2は、支脚h2と適当な間隙を置いて或いは支脚h2に隣接して、支脚h2より、容器Tの中央部寄りの長側壁2a、2bの内壁に形成された縦長の凹部からなるポケットであり、容器Tの略半分の深さを有している。該ポケットp2は、幅広ポケット・支脚部S1のポケットp1の内幅より狭い内幅を有しており、支脚h2の外幅は、幅広ポケット・支脚部S1の支脚h1の外幅より広く形成されている。以下、このような、幅広の支脚h2と幅狭のポケットp2との組み合わせを幅広支脚・ポケット部S2と称する。なお、支脚h1、h2の下面には、突起h1’、h2’が延設されており、この突起h1’、h2’は、スタッキングの際に、下に位置する容器T内に挿入され、上に位置する容器Tの横移動を少なくするような機能を有するものであり、一般に、寄せリブと称せられている。
【0012】
幅広ポケット・支脚部S1の幅狭の支脚h1の外幅は、幅広支脚・ポケット部S2の幅狭のポケットp2の内幅より狭く形成されており、従って、ネスティングの際には、幅広ポケット・支脚部S1の幅狭の支脚h1が、幅広支脚・ポケット部S2の幅狭のポケットp2に挿入できるように構成されている。また、幅広支脚・ポケット部S2の幅広の支脚h2の外幅は、幅広ポケット・支脚部S1の幅広ポケットp1の内幅より狭く形成されており、従って、ネスティングの際には、幅広支脚・ポケット部S2の幅広の支脚h2が、幅広ポケット・支脚部S1の幅広のポケットp1に挿入できるように構成されている。
【0013】
相対する短側壁2c、2dのうち一方の短側壁2cの外壁の隅部付近には、一対の支脚h3が、上部水平リブ4aから底部1付近まで延びるように形成されており、また、支脚h3と適当な間隙を置いて或いは支脚h3に隣接して、支脚h3より、容器Tの中央部寄りの短側壁2cの内壁には、容器Tの略半分の深さを有するポケットp3が形成されている。同様に、相対する短側壁2c、2dのうちもう一方の短側壁2dの内壁の隅部付近には、容器Tの略半分の深さを有する一対の上記ポケットp3と同じポケットp3が形成されており、また、ポケットp3と適当な間隙を置いて或いはポケットp3に隣接して、ポケットp3より、容器Tの中央部寄りの短側壁2dの外壁には、一対の上記支脚h3と同じ支脚h3が、上部水平リブ4aから底部1付近まで延びるように形成されている。そして、支脚h3の外幅は、ポケットp3の内幅より狭く構成されている。なお、支脚h3にも、上述した支脚h1、h2と同様に、寄せリブh3’が形成されている。一方の短側壁2cの外壁に形成された支脚h3は、もう一方の短側壁2dの内壁に形成されたポケットp3と、互いに対向するように配置されており、また、一方の短側壁2cの内壁に形成されたポケットp3は、もう一方の短側壁2dの外壁に形成された支脚c3と、互いに対向するように配置されている。
【0014】
そして、下に位置する容器Tと上に位置する容器Tとが、同じ向きになるように、即ち、下に位置する容器Tの幅広ポケット・支脚部S1の上方に、上に位置する容器Tの幅広ポケット・支脚部S1が位置し、また、下に位置する容器Tの幅広支脚・ポケット部S2の上方に、上に位置する容器Tの幅広支脚・ポケット部S2が位置するように、容器Tを積み重ねると、上に位置する容器Tの合計8本の支脚h1、h2、h3が、下に位置する容器Tのフランジ3に載置されるので、下に位置する容器Tの上に、上に位置する容器Tがスタッキングされることになる。
【0015】
また、スタッキング状態から、上に位置する容器Tを、平面的に、180度回転させて、下に位置する容器Tと上に位置する容器Tとが、異なる向きになるように、即ち、下に位置する容器Tの幅広ポケット・支脚部S1の上方に、上に位置する容器Tの幅広支脚・ポケット部S2が位置し、また、下に位置する容器Tの幅広支脚・ポケット部S2の上方に、上に位置する容器Tの幅広ポケット・支脚部S1が位置するように配置すると、下に位置する容器Tの幅広ポケット・支脚部S1の幅広のポケットp1に、上に位置する容器Tの幅広支脚・ポケット部S2の幅広の支脚h2が、また、下に位置する容器Tの幅広支脚・ポケット部S2の幅狭のポケットp2に、上に位置する容器Tの幅広ポケット・支脚部S1の幅狭の支脚h1が、それぞれ挿入されることになり、更に、下に位置する容器Tの短側壁2cのポケットp3に、上に位置する容器Tの短側壁2dの支脚h3が、更にまた、下に位置する容器Tの短側壁2dのポケットp3に、上に位置する容器Tの短側壁2cの支脚h3が、それぞれ挿入されることになり、従って、上に位置する容器Tの略半分が、下に位置する容器Tの内部に嵌め込まれてネスティングされることになる。このようなネスティング状態においては、上に位置する容器Tのポケットp1、p2、p3の下端面が、下に位置する容器Tのフランジ3上に載置されるように構成されている。
【0016】
なお、上述した、長側壁2a、2bに配設された幅広ポケット・支脚部S1及び幅広支脚・ポケット部S2の配置、更には、短側壁2c、2dに配設されたポケットp3と支脚h3の配置は、上述した配置に限定されるものではなく、下に位置する容器Tと上に位置する容器Tとが、同じ向きに積み重ねられた際には、下に位置する容器Tの開口部に形成されたフランジ上に、上に位置する容器Tの支脚が載置されて、上に位置する容器Tが、下に位置する容器Tに嵌め込まれないように積み重ねられる、所謂、スタッキングされ、また、スタッキング状態から、上に位置する容器Tを、平面的に、180度回転させることにより、上に位置する容器Tの支脚が、下に位置する容器Tのポケットに挿入されて、上に位置する容器Tが、下に位置する容器Tに嵌め込まれる、所謂、ネスティングされるような配置であればどのような配置でもよい。
【0017】
次に、図3〜図5を用いて、一例としての合成樹脂で一体に成形されたカード差しCについて説明する。
【0018】
5は、大きな門形状部5aと、大きな門形状部5aの上端縁に連接された小さな門形状部5bと、大きな門形状部5aの水平部5a’の下端縁に連接された上部係止片5cとを有する裏板部である。6は、額縁状の枠部6aと、枠部6aの上部水平部6a’の下端縁に連接された下部係止片6bとを有する表板部である。そして、裏板部5を構成する大きな門形状部5aの垂直部5a”の下端縁と、表板部6を構成する上部水平部6a’の両端部の上端縁とは、薄肉状のヒンジ部7により連結されている。小さな門形状部5bの上端縁からは、略水平方向に延在する水平部5dが形成されており、また、水平部5dの上面の両端部付近には、水平部5dと反対方向に、水平部5dを越えて延在する突起5e’を有する係止部5eが形成されている。
【0019】
裏板部5に形成された上部係止片5cの自由端部には、水平凸条5fが突設されており、また、表板部6に形成された下部係止片6bの自由端部にも、水平凸条6cが突設されている。なお、表板部6に形成された下部係止片6bの裏面には、下部係止片6bの剛性を高めるために、垂直凸条6dが適当数形成されている。5gは、裏板部5を構成する大きな門形状部5aの垂直部5a”の中程で、且つ、外側垂直縁部に形成された薄肉部であり、6eは、表板部6を構成する枠部6aの垂直部6a”の外側垂直縁部に形成された凹部である。
【0020】
表板部6を、ヒンジ部7を折り曲げるようにして、裏板部5に重なる方向に接近させるとともに、表板部6の下部係止片6bの自由端部を、裏板部5に形成された上部係止片5cの自由端部を越えて移動させ、図3及び図5に示されているように、表板部6の下部係止片6bの自由端部と、裏板部5に形成された上部係止片5cの自由端部との一部が重なるようにすることにより、表板部6の下部係止片6bが、裏板部5に形成された上部係止片5cに係止されて、カード差しCが組み立てられる。組み立てられたカード差しCの表板部6が、裏板部5から離れる方向に、ヒンジ部7を中心に回動した場合には、裏板部5に形成された上部係止片5cの水平凸条5fと、表板部6に形成された下部係止片6bの水平凸条6cとが当接し、表板部6の下部係止片6bの自由端部と、裏板部5に形成された上部係止片5cの自由端部との重なりが、簡単には、解除されないように構成されている。
【0021】
また、カード差しCが組み立てられた際には、図3に示されているように、表板部6を構成する枠部6aの垂直部6a”の外側垂直縁部に形成された凹部6e内に、裏板部5を構成する大きな門形状部5aの垂直部5a”の外側垂直縁部に形成された薄肉部5gが位置するように構成されている。更に、カード差しCが組み立てられた際には、図5に示されているように、表板部6の上辺部6fの一部が、裏板部5の水平部5a’に当接するとともに、裏板部5の水平部5a’との間に、カードが挿入し易いように、楔状のスリット8が形成されるように構成されている。
【0022】
3aは、容器Tの一方の長辺側2b側に位置するフランジ3に穿設された一対の透孔であり、透孔3aには、カード差しCを構成する裏板部5の水平部5dに形成された係止部5eが挿入できるように構成されている。また、透孔3a内に位置する長側壁2bの外壁面には、上部に水平面9aを有する係止突起9が形成されている。また、長側壁2bには、長側壁2bの外壁面に対して垂直な垂直部10aと該垂直部10aの先端部から水平方向に延在する水平部10bとからなる、平面形状が略L状の係止片10が、所定の間隔を置いて一対形成されており、水平部10bは、互いに接近する方向に延在している。
【0023】
カード差しCを、容器Tに取り付けるには、先ず最初に、容器Tのフランジ3に穿設された一対の透孔3aに、フランジ3の下面側から、カード差しCを構成する裏板部5の水平部5dに形成された係止部5eを挿入するとともに、係止部5eの突起5e’を、長側壁2bの外壁面に形成された係止突起9の水平面9aに係止させる。次いで、カード差しCを、長側壁2b方向に移動させて、カード差しCを構成する裏板部5の大きな門形状部5aの垂直部5a”に形成された薄肉部5gを、長側壁2bの外壁面に形成された略L状の係止片10の水平部10bを越えて長側壁2bに接近させて、カード差しCの薄肉部5gを、係止片10の凹部10cに挿入することにより、カード差しCを、容器Tに取り付ける。
【0024】
上述したように、本発明においては、カード差しCの上端部に形成された係止部5eを、容器Tの透孔3aに挿入するとともに、係止部5eの突起5e’を、長側壁2bの外壁面に形成された係止突起9の水平面9aに係止させることにより、カード差しCの上端部を、容器Tに保持させるとともに、更に、カード差しCの中間部の両脇に形成された薄肉部5gを、長側壁2bの外壁面に形成された略L状の係止片10に係止させるように構成したので、カード差しCの下端部の揺動が防止されるので、容器Tの運搬途中で、カード差しCが、他の物に引っ掛かり、容器Tの搬送が阻害されたり、カード差しCが、容器Tから外れるようなことがない。
【0025】
なお、カード差しCを容器Tに取り付けた際に、図7に示されているように、容器Tの透孔3aに挿入されたカード差しCの係止部5eが、容器Tのフランジ3の上面から突出しないように、長側壁2bの外壁面に形成された係止突起9の位置及びフランジ3の下面に当接するカード差しCの水平部5dの位置が、適宜、設定されている。このように、容器Tの透孔3aに挿入されたカード差しCの係止部5eが、容器Tのフランジ3の上面から突出しないように構成することにより、容器Tをスタッキングした時やネスティングした時等に、上に位置する容器Tが、容器Tのフランジ3の上面から突出した係止部5eに引っ掛かるようなことが防止できる。
【0026】
なお、11は、カード差しCが取り付けられる長側壁2bと相対する長側壁2aの内壁面に形成されたカード差し用凹部であり、このようなカード差し用凹部11を形成することにより、図8に示されているように、容器Tがネスティングされた際に、上に位置する容器Tに保持されているカード差しCが、下に位置する容器Tのカード差し用凹部11に、その一部が挿入されるので、容器Tをネスティングする際に、上に位置する容器Tに保持されているカード差しCが、下に位置する容器Tの長側壁2aやフランジ3に当接し、カード差しCが、ネスティングの障害になるようなことがない。
【0027】
なお、本発明を、ネスティング可能な容器Tを例に説明したが、本発明を、当然のことながら、ネスティングすることができないボックス容器に適用することもできる。
【0028】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような構成を有するので、以下に記載する効果を奏するものである。
【0029】
カード差しの上端部を、運搬用容器に保持することにより、カード差しを吊り下げるとともに、カード差しの両脇を、運搬用容器に保持するようにしたので、カード差しの下端部の揺動が防止され、従って、運搬用容器の運搬途中で、カード差しが、他の物に引っ掛かり、運搬用容器の搬送が阻害されたり、カード差しが、運搬用容器から外れるようなことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は一例としての本発明の運搬用容器の斜視図である。
【図2】図2は図1の運搬用容器の平面図である。
【図3】図3は本発明の運搬用容器に取り付けられる組み立てられた状態のカード差しの斜視図である。
【図4】図4は図3に示されているカード差しの組立前の正面図である。
【図5】図5は図3に示されている組み立てられた状態のカード差しの垂直側断面図である。
【図6】図6は本発明の運搬用容器に取り付けられた組み立てられた状態のカード差し等の部分斜視図である。
【図7】図7は本発明の運搬用容器に取り付けられた組み立てられた状態のカード差し等の垂直側断面図である。
【図8】図8は本発明の運搬用容器がネスティングされた状態の斜視図である。
【符号の説明】
C・・・・・・・・・・カード差し
S1・・・・・・・・・幅広ポケット・支脚部
S2・・・・・・・・・幅広支脚・ポケット部
T・・・・・・・・・・運搬用容器
h1、h2、h3・・・支脚
p1、p2、p3・・・ポケット
1・・・・・・・・・・底部
2a、2b・・・・・・長側壁
2c、2d・・・・・・短側壁
3・・・・・・・・・・フランジ

Claims (1)

  1. 大きな門形状部と該大きな門形状部の上端縁に連接された小さな門形状部と該小さな門形状部の上端縁から略水平方向に延在する水平部と該水平部の上面の両端部付近に形成された係止部と上部係止片とを有する裏板部と,額縁状の枠部と下部係止片とを有する表板部と,前記大きな門形状部の垂直部の下端縁と前記表板部の上部水平部の両端部の上端縁とを連結する薄肉状のヒンジ部とからなる合成樹脂で一体成形されたカード差しを構成する前記表板部を,前記ヒンジ部を折り曲げて、前記裏板部に重ねるとともに,前記表板部の下部係止片の自由端部を,前記裏板部に形成された上部係止片を越えて移動させて、前記表板部の下部係止片と前記裏板部の上部係止片との一部を重ねることによりカード差しが組み立てられ,また,前記組み立てられたカード差しの前記裏板部の水平部に形成された係止部を、容器のフランジに穿設された透孔に挿入するとともに、前記係止部の突起を、前記係止部が前記容器のフランジの上面から突出しないように、前記容器の側壁の外壁面に形成された係止突起に係止させることにより、前記カード差しの上端部を吊り下げ、更に、前記カード差しを構成する裏板部の相対する垂直部に形成された薄肉部を、前記容器の側壁の外壁面に形成された一対の略L状の係止片の凹部に挿入することにより、前記カード差しの両脇が保持されており、更にまた、前記組み立てられたカード差しの表板部が、前記裏板部から離れる方向に回動した際には、前記裏板部の上部係止片と前記表板部の下部係止片との重なりが解除されないように構成されていることを特徴とする運搬用容器。
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