JP3766374B2 - ウエハケースゲートのラッチ機構 - Google Patents

ウエハケースゲートのラッチ機構 Download PDF

Info

Publication number
JP3766374B2
JP3766374B2 JP2002336357A JP2002336357A JP3766374B2 JP 3766374 B2 JP3766374 B2 JP 3766374B2 JP 2002336357 A JP2002336357 A JP 2002336357A JP 2002336357 A JP2002336357 A JP 2002336357A JP 3766374 B2 JP3766374 B2 JP 3766374B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer case
guide
gate
connecting rod
push plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002336357A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004104062A (ja
Inventor
維銘 白
達仁 陳
宗明 呉
志中 李
清格 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Industrial Technology Research Institute ITRI
Original Assignee
Industrial Technology Research Institute ITRI
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Industrial Technology Research Institute ITRI filed Critical Industrial Technology Research Institute ITRI
Publication of JP2004104062A publication Critical patent/JP2004104062A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3766374B2 publication Critical patent/JP3766374B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/67Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/673Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere using specially adapted carriers or holders; Fixing the workpieces on such carriers or holders
    • H01L21/6735Closed carriers
    • H01L21/67373Closed carriers characterised by locking systems
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S206/00Special receptacle or package
    • Y10S206/832Semiconductor wafer boat

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Packaging Frangible Articles (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は一種の低摩擦、微粒粉塵が少なく、気密性が良好で信頼度の高いラッチ機構に係り、特にウエハケースゲートをウエハケース本体にラッチ固定するラッチ機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のウエハケース本体にウエハケースゲートをラッチするラッチ機構は、いずれも回転盤により駆動され、ラッチボルトをスライドさせて伸出させてラッチ固定を完成する(例えば特許文献1、2、3参照。)。
【0003】
上述の周知の技術は使用する棒部品の数が少なく、動作が簡単であるが、下圧密封動作がないため、ウエハケース内部に気密効果を達成させることはできず、且つ作動時に摩擦により微粒粉塵を発生する欠点がある。
【0004】
別に、ゲートをウエハケース本体にラッチするラッチ機構があり、それはゲート中央或いは両側にカムが設けられ、各ラッチ機構がカムにおいて二つのカム溝を具え、それぞれ上下に平行設置された2本の長い連接棒を駆動し、且つこの2本の長い連接棒の相互の対応位置にそれぞれ接触可能な斜面が設けられている。2本の長い連接棒が二つのカム溝によりそれぞれ駆動されてそれぞれ軸方向に移動する時、2本の長い連接棒の相対運動により二つの斜面が相互に当接して2本の長い連接棒間の距離が拡大され、これによりゲートを制圧してウエハケース内部に向けて移動させ、その気密性を増加するように形成されている(例えば特許文献4参照)。
【0005】
しかしこのようなラッチ構造は二つのカム溝と2本の長い連接棒を使用し、棒部品の数量が多く構造が複雑である。このほか、2本の長い連接棒の相対スライエド接触摩擦距離が長く、摩擦による粉塵を発生してウエハケースを汚染しやすく、理想的でない。
【0006】
【特許文献1】
米国特許第5586585号明細書
【特許文献2】
米国特許第5752796号明細書
【特許文献3】
米国特許第5988392号明細書
【特許文献4】
米国特許第5915562号明細書
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の主要な目的は、一種のウエハケースゲートのラッチ機構を提供することにあり、それは、水平移動、回転下圧のツーステップ式のラッチ下圧気密動作を行い作動時に押し板とウエハケース本体の接触を防止でき、ウエハケース内部の気密性とラッチ固定力を高める機構であるものとする。
【0008】
本発明のもう一つの目的は、ウエハケースゲートのラッチ機構を提供することにあり、それは、連接棒間の摩擦点数と接触面積を減少でき、粉塵微粒子が発生してウエハケース内部を汚染するのを防止できる機構であるものとする。
【0009】
本発明のさらにもう一つの目的は、ウエハケースゲートのラッチ機構を提供することにあり、それは、機構の運動棒部品数量と構造を簡易化し、連接棒材料コストを節約し、並びに機構の運動の信頼度を高めた機構であるものとする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、 ウエハケースゲートのラッチ機構において、該ラッチ機構はウエハケースゲートに組み付けられて、ウエハケースゲートをウエハケース本体にラッチ固定するのに用いられ、該ラッチ機構は、
中央軸心がウエハケースゲートに枢設され、並びに周縁に少なくとも一つの第1カム溝が形成された少なくとも一つのカムと、
一端に第1短軸が凸設され、この第1短軸が該カムの第1カム溝内に挿入され、もう一端に第1枢転部が形成された少なくとも一つの連接棒と、
ウエハケースゲートに固定されると共に第1ガイド構造を具えた少なくとも一つのガイドブロックと、
少なくとも一つの押し板とされ、各押し板に該連接棒の第1枢転部と枢接される第2枢転部が設けられ、並びに第2ガイド構造が設けられてガイドブロックの第1ガイド構造に対してスライドし、第2ガイド構造が第1ガイド構造に沿ってスライドする時に該押し板を先にウエハケース本体の側縁部分にスライドさせて挿入させ、さらに第2枢転部が回転して押し板の前端を上昇させてウエハケース本体の側縁部分に圧接させて、ウエハケースゲートをウエハケース本体内部に向けて制圧し移動させてラッチして気密を形成する、上記少なくとも一つの押し板と、
を具え、ガイドブロックの第1ガイド構造が水平移動ガイド溝と曲線経路ガイド溝を具え、第2ガイド構造が第1ガイド構造に沿って移動する時、押し板が先に水平移動ガイド溝に沿ってスライドしてウエハケース本体の側縁部分に挿入され、更に曲線経路ガイド溝に沿ってスライドし第2枢転部で回転して押し板の前端が上昇してウエハケース本体の側縁に圧接されることを特徴とする、ウエハケースゲートのラッチ機構としている。
請求項2の発明は、請求項1に記載のウエハケースゲートのラッチ機構において、ウエハケース本体の開口側縁に少なくとも一つの挿入溝が形成され、押し板の前端が上昇してウエハケース本体の該挿入溝の側縁に圧接されることを特徴とする、ウエハケースゲートのラッチ機構としている
求項の発明は、請求項1に記載のウエハケースゲートのラッチ機構において、連接棒の第1枢転部が凸棒とされ、押し棒の第2枢転部が凹溝とされたことを特徴とする、ウエハケースゲートのラッチ機構としている。
請求項の発明は、請求項1に記載のウエハケースゲートのラッチ機構において、ガイドブロックの第1ガイド構造がガイド溝とされ、押し板の第2ガイド構造が案内ブロックとされたことを特徴とする、ウエハケースゲートのラッチ機構としている。
請求項5の発明は、請求項1に記載のウエハケースゲートのラッチ機構において、連接棒がさらに二つのガイド柱を具え、連接棒がウエハケースゲートをスライドして直線運動を行うことを特徴とする、ウエハケースゲートのラッチ機構としている。
請求項6の発明は、 ウエハケースゲートのラッチ機構において、該ラッチ機構はウエハケースゲートに組み付けられて、ウエハケースゲートをウエハケース本体にラッチ固定するのに用いられ、該ラッチ機構は、
中央軸心がウエハケースゲートに枢設され、並びに周縁に少なくとも一つの第1カム溝が形成された少なくとも一つのカムと、
一端に第1短軸が凸設され、この第1短軸が該カムの第1カム溝内に挿入され、もう一端に第1枢転部が形成された少なくとも一つの連接棒と、
ウエハケースゲートに固定されると共に第1ガイド構造を具えた少なくとも一つのガイドブロックと、
少なくとも一つの押し板とされ、各押し板に該連接棒の第1枢転部と枢接される第2枢転部が設けられ、並びに第2ガイド構造が設けられてガイドブロックの第1ガイド構造に対してスライドし、第2ガイド構造が第1ガイド構造に沿ってスライドする時に該押し板を先にウエハケース本体の側縁部分にスライドさせて挿入させ、さらに第2枢転部が回転して押し板の前端を上昇させてウエハケース本体の側縁部分に圧接させて、ウエハケース ゲートをウエハケース本体内部に向けて制圧し移動させてラッチして気密を形成する、上記少なくとも一つの押し板と、
を具え、連接棒にさらに斜向溝が形成され、且つさらに、
少なくとも一つの第1横連接棒とされ、各第1横連接棒の一端に第2短軸が凸設され、該第2短軸にブシュが套設されて並びに連接棒の斜向溝内に挿入され、第1横連接棒のもう一端に凸棒が形成された、上記少なくとも一つの第1横連接棒と、
少なくとも一つの第1側ガイドブロックとされ、各第1側ガイドブロックがフックでウエハケースゲートに固定され、並びにガイド溝が設けられ、該ガイド溝がもう一つの水平移動ガイド溝ともう一つの曲線経路ガイド溝を具えた、上記少なくとも一つの第1側ガイドブロックと、
少なくとも一つの第1側押し板とされ、各第1側押し板に凹溝が設けられて第1横連接棒の凸棒と枢接され、並びに第1側ガイドブロックのガイド溝をスライドする案内ブロックが設けられた、上記少なくとも一つの第1側押し板と、
を具え、以上の構造により、側方向よりウエハケースゲートをウエハケース本体にラッチ固定することを特徴とする、ウエハケースゲートのラッチ機構としている。
請求項7の発明は、請求項6に記載のウエハケースゲートのラッチ機構において、ウエハケース本体の開口側縁に少なくとも一つの挿入溝が形成され、押し板の前端が上昇してウエハケース本体の該挿入溝の側縁に圧接されることを特徴とする、ウエハケースゲートのラッチ機構としている。
請求項8の発明は、請求項6に記載のウエハケースゲートのラッチ機構において、連接棒の第1枢転部が凸棒とされ、押し棒の第2枢転部が凹溝とされたことを特徴とする、ウエハケースゲートのラッチ機構としている。
請求項9の発明は、請求項6に記載のウエハケースゲートのラッチ機構において、ガイドブロックの第1ガイド構造がガイド溝とされ、押し板の第2ガイド構造が案内ブロックとされたことを特徴とする、ウエハケースゲートのラッチ機構としている。
請求項10の発明は、請求項6に記載のウエハケースゲートのラッチ機構において、連接棒がさらに二つのガイド柱を具え、連接棒がウエハケースゲートをスライドして直線運動を行うことを特徴とする、ウエハケースゲートのラッチ機構としている。
請求項11の発明は、 ウエハケースゲートのラッチ機構において、該ラッチ機構はウエハケースゲートに組み付けられて、ウエハケースゲートをウエハケース本体にラッチ固定するのに用いられ、該ラッチ機構は、
中央軸心がウエハケースゲートに枢設され、並びに周縁に少なくとも一つの第1カム溝が形成された少なくとも一つのカムと、
一端に第1短軸が凸設され、この第1短軸が該カムの第1カム溝内に挿入され、もう一端に第1枢転部が形成された少なくとも一つの連接棒と、
ウエハケースゲートに固定されると共に第1ガイド構造を具えた少なくとも一つのガイドブロックと、
少なくとも一つの押し板とされ、各押し板に該連接棒の第1枢転部と枢接される第2枢転部が設けられ、並びに第2ガイド構造が設けられてガイドブロックの第1ガイド構造に対してスライドし、第2ガイド構造が第1ガイド構造に沿ってスライドする時に該押し板を先にウエハケース本体の側縁部分にスライドさせて挿入させ、さらに第2枢転部が回転して押し板の前端を上昇させてウエハケース本体の側縁部分に圧接させて、ウエハケースゲートをウエハケース本体内部に向けて制圧し移動させてラッチして気密を形成する、上記少なくとも一つの押し板と、
を具え、カムに少なくとも一つの第2カム溝が形成され、且つさらに、
少なくとも一つの第2横連接棒とされ、各第2横連接棒の一端に第3短軸が凸設され、該第3短軸にブシュが套設されて並びに連接棒の第2カム溝内に挿入され、第2横連接棒のもう一端に凸棒が形成された、上記少なくとも一つの第2横連接棒と、
少なくとも一つの第2側ガイドブロックとされ、各第2側ガイドブロックがフックでウエハケースゲートに固定され、並びにガイド溝が設けられ、該ガイド溝が一つの水平移動 ガイド溝と一つの曲線経路ガイド溝を具えた、上記少なくとも一つの第2側ガイドブロックと、
少なくとも一つの第2側押し板とされ、各第2側押し板に凹溝が設けられて第2横連接棒の凸棒と枢接され、並びに第2側ガイドブロックのガイド溝をスライドする案内ブロックが設けられた、上記少なくとも一つの第2側押し板と、
を具え、側方向よりウエハケースゲートをウエハケース本体にラッチ固定することを特徴とする、ウエハケースゲートのラッチ機構としている。
請求項12の発明は、請求項11に記載のウエハケースゲートのラッチ機構において、ウエハケース本体の開口側縁に少なくとも一つの挿入溝が形成され、押し板の前端が上昇してウエハケース本体の該挿入溝の側縁に圧接されることを特徴とする、ウエハケースゲートのラッチ機構としている。
請求項13の発明は、請求項11に記載のウエハケースゲートのラッチ機構において、連接棒の第1枢転部が凸棒とされ、押し棒の第2枢転部が凹溝とされたことを特徴とする、ウエハケースゲートのラッチ機構としている。
請求項14の発明は、請求項11に記載のウエハケースゲートのラッチ機構において、ガイドブロックの第1ガイド構造がガイド溝とされ、押し板の第2ガイド構造が案内ブロックとされたことを特徴とする、ウエハケースゲートのラッチ機構としている。
請求項15の発明は、請求項11に記載のウエハケースゲートのラッチ機構において、連接棒がさらに二つのガイド柱を具え、連接棒がウエハケースゲートをスライドして直線運動を行うことを特徴とする、ウエハケースゲートのラッチ機構としている。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明のラッチ機構は、ウエハケースゲートに組み付けられ、それは、少なくとも一つのカム、少なくとも一つの連接棒、少なくとも一つのガイドブロック、及び少なくとも一つの押し板を具えている。そのうち、カムはその中央の軸がゲートに枢設され、並びに周縁に少なくとも一つの第1カム溝が形成され、該第1カム溝が軸心との距離が比較的接近する近端と、軸心との距離が比較的遠い遠端とを具えている。各連接棒に斜向溝が設けられ、且つ連接棒の一端に第1短軸が凸設され、この第1短軸に第1回転部が套設され、並びにカムの第1カム溝内に挿入され、また各連接棒のもう一端に第1枢転部が形成されている。各ガイドブロックはゲートのウエハケース本体側縁の挿入溝に対応する位置に固定され、並びに第1ガイド構造が設けられ、この第1ガイド構造が、水平移動ガイド溝と曲線経路ガイド溝を具えている。各押し板に第2枢転部が設けられて、連接棒の第1枢転部と枢接され、並びに第2ガイド構造が設けられてガイドブロックの第1ガイド構造に対してスライドし、第2ガイド構造が第1ガイド構造に沿ってスライドする時、押し板を先に水平移動ガイド溝によりスライドさせてウエハケース本体の挿入溝内に挿入させ、さらに曲線経路ガイド溝によりスライドさせて第2枢転部の回転により押し板の前端を上昇させてウエハケース本体の挿入溝側縁に当接させ、ゲートを制圧してウエハケース本体内部に移動させてラッチ固定し並びに気密を形成する。
【0012】
本発明は連接棒末端に直接押し板が枢設され、連接棒がカムの駆動を受けて前進する時、押し板が先に水平移動ガイド溝によりスライドしてウエハケース本体の挿入溝内に挿入され、続いて押し板が曲線経路ガイド溝に沿ってスライドし回転し、押し板前端が上昇してウエハケース本体の挿入溝側縁に当接し、ウエハケースゲートを制圧して気密を形成する。これにより、本発明は作動時に水平移動、回転下圧のツーステップ式のラッチ下圧気密動作を行い、押し板とウエハケース本体の接触を防止でき、ウエハケース内部の気密性とラッチ固定を高め、且つ連接棒間の摩擦点数と接触面積を減少し、発生する粉塵によるウエハケース内部の汚染を防止し、並びに、機構の運動する連接棒数と構造を簡易化し、連接棒材料コストを減らし、機構の運動の信頼性を高めることができる。
【0013】
ゆえに本発明は新規性を有し、産業上の利用を提供でき、且つ確実にその機能は増進されており、特許の要件に符合する。
【0014】
【実施例】
図1は本発明の実施例がウエハケースゲート6に組み付けられた実施状態表示図である。本実施例では一つのカム1の中央軸心10がウエハケースゲート6の右側に枢設され(左側も同様)、この軸心10が外界より自動化開放機構或いは手動方式で回されて該ウエハケースゲート6が開閉される。実際の応用時には、左右の二つのカムは同期に回転して併せて開放されるか或いは併せて閉じ合わされる。しかし、観察比較に便利であるように、図1の右側のカムはラッチ位置に反転され、左側のカムは開放位置に回転させられている。
【0015】
本実施例中、カム1の周縁に二つのカム溝11、11’が形成されてそれぞれ連接棒2、2’を駆動し、別に二つのガイドブロック3、3’がウエハケースゲート6に固定され、且つ連接棒2、2’の末端に押し板4、4’が枢設されている。
【0016】
本実施例の細部構造は図2の立体分解図に示されるようであり、連接棒2の一端に短軸21が凸設され並びに回転部210(ブシュ210)が活動式にカム1のカム溝11内に挿入され、連接棒2の別の一端に枢転部22(二つの同軸の凸棒22)が形成されている。カム1のカム溝11は軸心10との距離が比較的近い近端111と、軸心10との距離が比較的遠い遠端112を具えている。
【0017】
ガイドブロック3はフック32でウエハケースゲート6の、ウエハケース本体7(図5参照)の側縁71の挿入溝72に対応する位置に係合固定される。ガイドブロック3の固定方式は熱溶着、ロック、嵌め止め、或いはその他の固定方式が採用されうるが、当然、ウエハケースゲート6と一体成形で形成されてもよい。ガイドブロック3の二側内縁に二つの平行な第1ガイド構造31(ガイド溝31)が凹設され、各ガイド溝31が水平移動ガイド溝311と曲線経路ガイド溝312を具えている(図3参照)。
【0018】
押し板4の中段が二つの同軸の第2枢転部41(凹溝41)で連接棒2の二つの凸棒22と枢接を形成し、図4に示されるように、本実施例の凹溝41は開放式凹溝とされ且つ開口幅が凸棒22の直径よりやや小さく形成されて、凸棒22が開口より凹溝41内に圧入されて組立完成する。且つ該開口は押し板4回転時に脱落しない位置に開設されるのが好ましい。押し板4の後段に第2ガイド構造42(二つの同軸の案内ブロック42)が凸設されて、それぞれガイドブロック3の二つのガイド溝31内に対応し挿入される。
【0019】
図5に示されるように、本実施例のカム1が未回転の時、連接棒2の短軸21がちょうどカム溝11の近端111部分に位置し、この時、連接棒2の前端に枢設された押し板4がウエハケース本体7の挿入溝72内に未挿入である。
【0020】
図6に示されるように、本実施例のカム1が回転する時、カム溝11が連接棒2を駆動して押し板4を押動して前方に行進させ、このとき連接棒2が二つのガイド柱27、28によりウエハケースゲート6の滑り溝(図示せず)をスライドし並びに直線運動する。図示されるように、押し板4の案内ブロック42が水平移動ガイド溝311に沿って前方に移動することにより、押し板4の前端40が先にウエハケース本体7の挿入溝72内に挿入される。
【0021】
図7に示されるように、本実施例のカム1が続いて回転し連接棒2の短軸21がカム溝11の遠端112部分に接近する時、押し板4の案内ブロック42が曲線経路ガイド溝312に沿ってスライドし、これにより押し板4がその凹溝41を軸心として回転し、ゆえに押し板4前端40が上昇し並びにウエハケース本体7の挿入溝72側縁に圧接され、こうしてウエハケースゲート6がウエハケース本体7内部に向けて移動して、ウエハケースゲート6がウエハケース本体7にラッチ固定され、また気密パッキング8が圧力を受けて気密を形成し、且つ下圧過程中に押し板4とウエハケース本体7の挿入溝72間が相対運動の摩擦を発生しないものとされている。
【0022】
以上述べたように、本発明は作動時に水平移動、回転下圧のツーステップ式のラッチ下圧気密動作を有し、押し板4とウエハケース本体7の接触を防止でき、ウエハケース内部の気密性とラッチ固定を高めることができる。このほか、本発明は単一の連接棒2の末端の押し板4の枢設を利用し、その使用する棒部品数量が減らされ、且つ連接棒間に相互の摩擦が発生せず、ゆえに摩擦により微粒子の発生する機会が減らされ、微粒子によるウエハケース内部の汚染を防止でき、並びに棒部品数量と構造を簡易化でき、連接棒材料コストを節約でき、機構の運動の信頼度を高め、これらは周知の技術に較べて増進された機能である。
【0023】
このほか、上述の実施例中の凸棒22と凹溝41の対応枢転構造はこれに限定されるわけではなく、凹凸枢接構造が反対とされてもよく、或いはその他の同じ効果を有する枢転構造とされうる。また、上の実施例中の案内ブロック42とガイド溝31の対応ガイド構造も上述したものに限定されるわけではなく、その凹凸ガイド構造が反対に設けられてもよく、またその他の同じ効果を達成するガイド構造とされることもできる。
【0024】
また、図2に示されるように、連接棒2には更に斜向溝23が形成され、これは回転部240(ブシュ240)を通して横連接棒24を案内して側方向に前進後退させるのに用いられ、横連接棒24の前端に側押し板25が枢設され、その構造と作動方式は前述の押し板4と同じであり、ガイドブロック26により側方向よりウエハケースゲート6がウエハケース本体7にラッチ固定され、側方向の気密効果が強化されている。
【0025】
図8に示される実施例では、もう一種の横連接棒24’が、カム1’のもう一つのカム溝12の案内により、側押し板25’を駆動して側方向よりウエハケースゲート6をウエハケース本体7にラッチ固定する。
【0026】
図9に示される実施例では、上述の二種類の横連接棒24、24’の構造が総合され、横連接棒24が連接棒2の斜向溝23の案内を受け、もう一つの横連接棒24’がカム1’のもう一つのカム溝12の案内を受け、三つの側押し板25、25’が側方向よりウエハケースゲートをウエハケース本体にラッチ固定する。
【0027】
【発明の効果】
総合すると、本発明はその目的、手段、機能のいずれにおいても周知の技術の特徴とは異なっており、ウエハケースゲートのラッチ機構の一大突破である。なお、以上の実施例は本発明の実施範囲を限定するものではなく、本発明に基づきなしうる細部の修飾或いは改変は、いずれも本発明の請求範囲に属するものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例をウエハケースゲートに組み付けた実施状態表示図である。
【図2】本発明の実施例の立体分解図である。
【図3】本発明の実施例のガイドブロックの拡大断面図である。
【図4】本発明の実施例の押し板と連接棒の枢接表示図である。
【図5】本発明の実施例の連続動作図である。
【図6】本発明の実施例の連続動作図である。
【図7】本発明の実施例の連続動作図である。
【図8】本発明の別の実施例の側押し板組み付け表示図である。
【図9】本発明のさらに別の実施例の側押し板組み付け表示図である。
【符号の説明】
1、1’ カム 10 軸心
11、11’、12 カム溝 111 近端
112 遠端 23 斜向溝
2、2’ 連接棒 21 短軸
210、240 ブシュ 22 凸棒
24、24’ 横連接棒 25、25’ 側押し板
26 ガイドブロック 27、28 ガイド柱
3、3’ ガイドブロック 31 ガイド溝
311 水平移動ガイド溝 312 曲線経路ガイド溝
32 フック 42 案内ブロック
4、4’ 押し板 40 前端
41 凹溝 6 ウエハケースゲート
7 ウエハケース本体 71 側縁
72 挿入溝 8 気密パッキング

Claims (15)

  1. ウエハケースゲートのラッチ機構において、該ラッチ機構はウエハケースゲートに組み付けられて、ウエハケースゲートをウエハケース本体にラッチ固定するのに用いられ、該ラッチ機構は、
    中央軸心がウエハケースゲートに枢設され、並びに周縁に少なくとも一つの第1カム溝が形成された少なくとも一つのカムと、
    一端に第1短軸が凸設され、この第1短軸が該カムの第1カム溝内に挿入され、もう一端に第1枢転部が形成された少なくとも一つの連接棒と、
    ウエハケースゲートに固定されると共に第1ガイド構造を具えた少なくとも一つのガイドブロックと、
    少なくとも一つの押し板とされ、各押し板に該連接棒の第1枢転部と枢接される第2枢転部が設けられ、並びに第2ガイド構造が設けられてガイドブロックの第1ガイド構造に対してスライドし、第2ガイド構造が第1ガイド構造に沿ってスライドする時に該押し板を先にウエハケース本体の側縁部分にスライドさせて挿入させ、さらに第2枢転部が回転して押し板の前端を上昇させてウエハケース本体の側縁部分に圧接させて、ウエハケースゲートをウエハケース本体内部に向けて制圧し移動させてラッチして気密を形成する、上記少なくとも一つの押し板と、
    を具え、ガイドブロックの第1ガイド構造が水平移動ガイド溝と曲線経路ガイド溝を具え、第2ガイド構造が第1ガイド構造に沿って移動する時、押し板が先に水平移動ガイド溝に沿ってスライドしてウエハケース本体の側縁部分に挿入され、更に曲線経路ガイド溝に沿ってスライドし第2枢転部で回転して押し板の前端が上昇してウエハケース本体の側縁に圧接されることを特徴とする、ウエハケースゲートのラッチ機構。
  2. 請求項1に記載のウエハケースゲートのラッチ機構において、ウエハケース本体の開口側縁に少なくとも一つの挿入溝が形成され、押し板の前端が上昇してウエハケース本体の該挿入溝の側縁に圧接されることを特徴とする、ウエハケースゲートのラッチ機構。
  3. 請求項1に記載のウエハケースゲートのラッチ機構において、連接棒の第1枢転部が凸棒とされ、押し棒の第2枢転部が凹溝とされたことを特徴とする、ウエハケースゲートのラッチ機構。
  4. 請求項1に記載のウエハケースゲートのラッチ機構において、ガイドブロックの第1ガイド構造がガイド溝とされ、押し板の第2ガイド構造が案内ブロックとされたことを特徴とする、ウエハケースゲートのラッチ機構。
  5. 請求項1に記載のウエハケースゲートのラッチ機構において、連接棒がさらに二つのガイド柱を具え、連接棒がウエハケースゲートをスライドして直線運動を行うことを特徴とする、ウエハケースゲートのラッチ機構。
  6. ウエハケースゲートのラッチ機構において、該ラッチ機構はウエハケースゲートに組み付けられて、ウエハケースゲートをウエハケース本体にラッチ固定するのに用いられ、該ラッチ機構は、
    中央軸心がウエハケースゲートに枢設され、並びに周縁に少なくとも一つの第1カム溝が形成された少なくとも一つのカムと、
    一端に第1短軸が凸設され、この第1短軸が該カムの第1カム溝内に挿入され、もう一端に第1枢転部が形成された少なくとも一つの連接棒と、
    ウエハケースゲートに固定されると共に第1ガイド構造を具えた少なくとも一つのガイドブロックと、
    少なくとも一つの押し板とされ、各押し板に該連接棒の第1枢転部と枢接される第2枢転部が設けられ、並びに第2ガイド構造が設けられてガイドブロックの第1ガイド構造に対してスライドし、第2ガイド構造が第1ガイド構造に沿ってスライドする時に該押し板を先にウエハケース本体の側縁部分にスライドさせて挿入させ、さらに第2枢転部が回転して押し板の前端を上昇させてウエハケース本体の側縁部分に圧接させて、ウエハケースゲートをウエハケース本体内部に向けて制圧し移動させてラッチして気密を形成する、上 記少なくとも一つの押し板と、
    を具え、連接棒にさらに斜向溝が形成され、且つさらに、
    少なくとも一つの第1横連接棒とされ、各第1横連接棒の一端に第2短軸が凸設され、該第2短軸にブシュが套設されて並びに連接棒の斜向溝内に挿入され、第1横連接棒のもう一端に凸棒が形成された、上記少なくとも一つの第1横連接棒と、
    少なくとも一つの第1側ガイドブロックとされ、各第1側ガイドブロックがフックでウエハケースゲートに固定され、並びにガイド溝が設けられ、該ガイド溝がもう一つの水平移動ガイド溝ともう一つの曲線経路ガイド溝を具えた、上記少なくとも一つの第1側ガイドブロックと、
    少なくとも一つの第1側押し板とされ、各第1側押し板に凹溝が設けられて第1横連接棒の凸棒と枢接され、並びに第1側ガイドブロックのガイド溝をスライドする案内ブロックが設けられた、上記少なくとも一つの第1側押し板と、
    を具え、以上の構造により、側方向よりウエハケースゲートをウエハケース本体にラッチ固定することを特徴とする、ウエハケースゲートのラッチ機構。
  7. 請求項6に記載のウエハケースゲートのラッチ機構において、ウエハケース本体の開口側縁に少なくとも一つの挿入溝が形成され、押し板の前端が上昇してウエハケース本体の該挿入溝の側縁に圧接されることを特徴とする、ウエハケースゲートのラッチ機構。
  8. 請求項6に記載のウエハケースゲートのラッチ機構において、連接棒の第1枢転部が凸棒とされ、押し棒の第2枢転部が凹溝とされたことを特徴とする、ウエハケースゲートのラッチ機構。
  9. 請求項6に記載のウエハケースゲートのラッチ機構において、ガイドブロックの第1ガイド構造がガイド溝とされ、押し板の第2ガイド構造が案内ブロックとされたことを特徴とする、ウエハケースゲートのラッチ機構。
  10. 請求項6に記載のウエハケースゲートのラッチ機構において、連接棒がさらに二つのガイド柱を具え、連接棒がウエハケースゲートをスライドして直線運動を行うことを特徴とする、ウエハケースゲートのラッチ機構。
  11. ウエハケースゲートのラッチ機構において、該ラッチ機構はウエハケースゲートに組み付けられて、ウエハケースゲートをウエハケース本体にラッチ固定するのに用いられ、該ラッチ機構は、
    中央軸心がウエハケースゲートに枢設され、並びに周縁に少なくとも一つの第1カム溝が形成された少なくとも一つのカムと、
    一端に第1短軸が凸設され、この第1短軸が該カムの第1カム溝内に挿入され、もう一端に第1枢転部が形成された少なくとも一つの連接棒と、
    ウエハケースゲートに固定されると共に第1ガイド構造を具えた少なくとも一つのガイドブロックと、
    少なくとも一つの押し板とされ、各押し板に該連接棒の第1枢転部と枢接される第2枢転部が設けられ、並びに第2ガイド構造が設けられてガイドブロックの第1ガイド構造に対してスライドし、第2ガイド構造が第1ガイド構造に沿ってスライドする時に該押し板を先にウエハケース本体の側縁部分にスライドさせて挿入させ、さらに第2枢転部が回転して押し板の前端を上昇させてウエハケース本体の側縁部分に圧接させて、ウエハケースゲートをウエハケース本体内部に向けて制圧し移動させてラッチして気密を形成する、上記少なくとも一つの押し板と、
    を具え、カムに少なくとも一つの第2カム溝が形成され、且つさらに、
    少なくとも一つの第2横連接棒とされ、各第2横連接棒の一端に第3短軸が凸設され、該第3短軸にブシュが套設されて並びに連接棒の第2カム溝内に挿入され、第2横連接棒のもう一端に凸棒が形成された、上記少なくとも一つの第2横連接棒と、
    少なくとも一つの第2側ガイドブロックとされ、各第2側ガイドブロックがフックでウエハケースゲートに固定され、並びにガイド溝が設けられ、該ガイド溝が一つの水平移動ガイド溝と一つの曲線経路ガイド溝を具えた、上記少なくとも一つの第2側ガイドブロッ クと、
    少なくとも一つの第2側押し板とされ、各第2側押し板に凹溝が設けられて第2横連接棒の凸棒と枢接され、並びに第2側ガイドブロックのガイド溝をスライドする案内ブロックが設けられた、上記少なくとも一つの第2側押し板と、
    を具え、側方向よりウエハケースゲートをウエハケース本体にラッチ固定することを特徴とする、ウエハケースゲートのラッチ機構。
  12. 請求項11に記載のウエハケースゲートのラッチ機構において、ウエハケース本体の開口側縁に少なくとも一つの挿入溝が形成され、押し板の前端が上昇してウエハケース本体の該挿入溝の側縁に圧接されることを特徴とする、ウエハケースゲートのラッチ機構。
  13. 請求項11に記載のウエハケースゲートのラッチ機構において、連接棒の第1枢転部が凸棒とされ、押し棒の第2枢転部が凹溝とされたことを特徴とする、ウエハケースゲートのラッチ機構。
  14. 請求項11に記載のウエハケースゲートのラッチ機構において、ガイドブロックの第1ガイド構造がガイド溝とされ、押し板の第2ガイド構造が案内ブロックとされたことを特徴とする、ウエハケースゲートのラッチ機構。
  15. 請求項11に記載のウエハケースゲートのラッチ機構において、連接棒がさらに二つのガイド柱を具え、連接棒がウエハケースゲートをスライドして直線運動を行うことを特徴とする、ウエハケースゲートのラッチ機構。
JP2002336357A 2002-09-04 2002-11-20 ウエハケースゲートのラッチ機構 Expired - Fee Related JP3766374B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
TW091213903U TW534165U (en) 2002-09-04 2002-09-04 Latch locking mechanism used in doors of wafer boxes

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004104062A JP2004104062A (ja) 2004-04-02
JP3766374B2 true JP3766374B2 (ja) 2006-04-12

Family

ID=29213909

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002336357A Expired - Fee Related JP3766374B2 (ja) 2002-09-04 2002-11-20 ウエハケースゲートのラッチ機構

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6902063B2 (ja)
JP (1) JP3766374B2 (ja)
TW (1) TW534165U (ja)

Families Citing this family (38)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8083272B1 (en) * 1998-06-29 2011-12-27 Industrial Technology Research Institute Mechanically actuated air tight device for wafer carrier
KR100567507B1 (ko) * 2001-07-23 2006-04-03 미라이얼 가부시키가이샤 박판 지지 용기용 덮개, 박판 지지 용기 및 간이 착탈 기구
US7077270B2 (en) * 2004-03-10 2006-07-18 Miraial Co., Ltd. Thin plate storage container with seal and cover fixing means
JP4540529B2 (ja) * 2005-04-18 2010-09-08 信越ポリマー株式会社 収納容器
JP4851445B2 (ja) * 2005-05-31 2012-01-11 三甲株式会社 薄板搬送容器の開閉構造
JP4841383B2 (ja) * 2006-10-06 2011-12-21 信越ポリマー株式会社 蓋体及び基板収納容器
EP1983131B1 (de) * 2007-04-17 2012-10-17 Sell Gmbh Vorrichtung zum Verriegeln einer Tür eines Aufwärmgerätes in Küchen von Flugzeugen
TWI562940B (en) 2008-01-13 2016-12-21 Entegris Inc Wafer container and method of manufacture
US7909166B2 (en) * 2008-08-14 2011-03-22 Gudeng Precision Industrial Co, Ltd Front opening unified pod with latch structure
TWI341816B (en) * 2008-08-14 2011-05-11 Gudeng Prec Industral Co Ltd A wafer container having the latch and inflatable seal element
TWI358379B (en) * 2008-08-14 2012-02-21 Gudeng Prec Industral Co Ltd A wafer container with at least one latch
US8276758B2 (en) * 2008-08-14 2012-10-02 Gudeng Precision Industrial Co, Ltd Wafer container with at least one oval latch
US8528947B2 (en) * 2008-09-08 2013-09-10 Tdk Corporation Closed container and lid opening/closing system therefor
TW201010916A (en) * 2008-09-12 2010-03-16 Gudeng Prec Industral Co Ltd Wafer container with roller
TWI373295B (en) * 2008-10-29 2012-09-21 Asustek Comp Inc Electronic-device casing and electrical apparatus
JP4624458B2 (ja) * 2008-11-11 2011-02-02 Tdk株式会社 密閉容器及び該密閉容器の蓋開閉システム
TWI485796B (zh) * 2008-11-21 2015-05-21 Gudeng Prec Industral Co Ltd 容置薄板之容器
TWI365030B (en) * 2009-06-25 2012-05-21 Wistron Corp Covering mechanism for covering an opening of a housing
JP4919123B2 (ja) * 2010-03-08 2012-04-18 Tdk株式会社 処理基板収納ポッド及び処理基板収納ポッドの蓋開閉システム
TW201138002A (en) * 2010-04-29 2011-11-01 Gudeng Prec Industral Co Ltd A wafer container with oval latch
TWI394695B (zh) 2010-04-29 2013-05-01 Gudeng Prec Industral Co Ltd 一種具有橢圓門閂結構之前開式晶圓盒
TW201200699A (en) * 2010-06-17 2012-01-01 Univ Nat Taiwan Latching mechanism for airtight container
KR101264285B1 (ko) 2011-04-07 2013-05-22 주식회사 삼에스코리아 웨이퍼 캐리어 덮개 잠금 장치
TWI473752B (zh) * 2011-12-13 2015-02-21 Gudeng Prec Ind Co Ltd 大型前開式晶圓盒之門閂結構
KR101437351B1 (ko) * 2012-09-27 2014-11-03 주식회사 삼에스코리아 박판수납용기용 도어
US9711385B2 (en) * 2012-11-28 2017-07-18 Shin-Etsu Polymer Co., Ltd. Substrate storage container
CN105993067B (zh) 2013-04-26 2019-04-16 恩特格里斯公司 用于大直径晶片的具有锁止机构的晶片容器
US9184077B2 (en) 2013-09-30 2015-11-10 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd Wafer pod and wafer positioning mechanism thereof
US8857619B1 (en) * 2013-09-30 2014-10-14 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd Mechanisms for wafer pod and pod door
TWI593612B (zh) * 2014-11-25 2017-08-01 家登精密工業股份有限公司 晶圓盒及其門閂定向裝置
TWM528296U (zh) * 2016-05-02 2016-09-11 Chung King Entpr Co Ltd 閂鎖機構及具有該閂鎖機構的晶圓盒
CN109463006B (zh) * 2016-05-26 2023-07-04 恩特格里斯公司 用于衬底容器的闩锁机构
WO2018112055A2 (en) * 2016-12-16 2018-06-21 Entegris, Inc. 76substrate container with latching mechansim having two cam profiles
US11501990B2 (en) * 2018-06-12 2022-11-15 Miraial Co., Ltd. Substrate storing container
CN111968934B (zh) * 2020-08-21 2024-05-17 北京北方华创微电子装备有限公司 半导体加工设备
TWI822366B (zh) * 2022-09-28 2023-11-11 家登精密工業股份有限公司 鎖附導正結構
CN116646286B (zh) * 2023-05-04 2024-01-30 北京鑫跃微半导体技术有限公司 晶圆盒闩锁机构及晶圆盒
CN116825689A (zh) * 2023-08-29 2023-09-29 芯岛新材料(浙江)有限公司 一种盒盖及具有其的晶圆盒

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4534192A (en) * 1983-01-19 1985-08-13 Jgr Enterprises, Inc. Security door
US5915562A (en) * 1996-07-12 1999-06-29 Fluoroware, Inc. Transport module with latching door
US5957292A (en) * 1997-08-01 1999-09-28 Fluoroware, Inc. Wafer enclosure with door
TW433258U (en) * 2000-06-23 2001-05-01 Ind Tech Res Inst Improved door body structure for a pod
US6457598B1 (en) * 2001-03-20 2002-10-01 Prosys Technology Integration, Inc. Module cover assembly with door latch transmission mechanism for wafer transport module

Also Published As

Publication number Publication date
TW534165U (en) 2003-05-21
US6902063B2 (en) 2005-06-07
JP2004104062A (ja) 2004-04-02
US20040040884A1 (en) 2004-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3766374B2 (ja) ウエハケースゲートのラッチ機構
JP2958267B2 (ja) 無摺動真空ゲートバルブ
JP5511677B2 (ja) 真空バルブ
CN104129280B (zh) 用于车辆盖子的调节机构
KR102219534B1 (ko) 큰 지름의 웨이퍼용 래칭 메카니즘을 가지는 웨이퍼 용기
US20080148301A1 (en) Disk Apparatus
JP2007145424A (ja) 密閉容器とこれを備える食品機械および蒸気滅菌機
US20100117018A1 (en) Valve Having a Sealing Member
CN117449733B (zh) 一种侧压密封推拉门
CN219587964U (zh) 柔性屏转轴结构
TW201200699A (en) Latching mechanism for airtight container
KR100797431B1 (ko) 자동 닫음 기능을 갖는 숨김 힌지
CN211766692U (zh) 一种夹袋机构
ES2932752T3 (es) Unidad de cerradero eléctrico
US5029809A (en) Valve-control device and valve having such a control device
JP2009221825A (ja) フラットドアの開閉機構
JP4236985B2 (ja) ゲートバルブ
JP3643395B2 (ja) カメラ用シャッタ装置
KR102154506B1 (ko) Ssd 테스트 범용 젠더
JP2016160990A (ja) リンク付きゲート弁
CN214165852U (zh) 一种新型气动开盖装置
JP5823071B1 (ja) ゲートバルブ
US2347467A (en) Door latch
CN220474499U (zh) 动触头
CN209864743U (zh) 一种消毒柜

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050803

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050809

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051109

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060117

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060126

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3766374

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100203

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100203

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110203

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120203

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130203

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140203

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees