JP3765842B2 - 伸縮自在のジョイントボックス - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本願は分岐配線における複数の電線相互を結線してなる結線束を絶縁カバーするジョイントボックス(以下単にボックスとも言う)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来周知のボックスは、それぞれのサイズでもって大きさが固定しており、現場においてはそのボックスに収納可能な大きさに結線束を結束成形していた。
さらにボックスの保管、運搬、携帯においても大きな容積のボックスをそのまま保管、運搬、携帯していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のボツクスを用いる場合は、ボックスの容積が一定しているため、結線束の外形をボックスの容積に合わせて成形する必要があった。例えば、電線の本数が多く、結線束が大嵩になる場合には、結線束を圧縮するなどして危険を冒して押し縮め、ボックス内に押し込む問題点があった。
一種類のボックスで大小夫々の大きさの異なる結線束をカバーすることは不可能であるとともに、さらにボックスは嵩張るため保管、運搬、携帯に不便であり、そのため保管、運搬費が高コストとなるなど経済性に問題が多くあった。
【0004】
本願発明は、上記の従来技術の問題点を解決するためのもので、
二分割成型したものを、組み合わせて一体のボックスと成し、使用前後を問わず必要に応じて長さを伸縮させて、保管、運搬、携帯し易いように小さくしたり、結線束の大きさに合わせて結線束を収納する空間の大小を自在に伸縮できるようにしたボックスを提供しようとするものである。
また一方の面では、ボックス本体を伸縮自在に成し、結線束の大きさにボックス自体を容易に調整し合わせ得るように成したことにより結線束の結束作業を容易にすると共に、大束の結線束に対しても、ボックスの内容を対応させ、大きくして、ボックスの中に結線束を無理に押し込み結線を損傷させるようなことをなくし、電気的に安定し、分岐配線の信頼性を高めるとともに、縮小して保管、運搬、携帯に便利なボックスを提供することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本願発明におけるボックスは、分岐配線における複数の電線の先端相互を結束して成る結線束を絶縁カバーする為に結線束の周囲に位置させる周壁部材と、結線束の頭部側に位置させる後方の端面部材と、上記周壁部材で囲まれる結線束の存置空間に上記結線束を端面部材の方向に向けて挿入する為の前方の開口部を有するジョイントボックスにおいて、
上記ジョイントボツクスは、結線束の周囲に位置させる周壁部材と上記前方の開口部とを備える前半ボックス要素と、結線束の周囲に位置させる周壁部材と結線束の頭部側に位置させる後方の端面部材とを備える後半ボックス要素との2部材から構成され、これらのボックス要素は上記両者の周壁部材を同心的な二重筒状に組み合わせて一体のジョイントボックスと成し、上記開口部から上記存置空間に挿入される結線束の大きさに対応させて上記開口部と端面部材との間の長さを伸縮させて上記存置空間の長さを結線束の大きさに対応させて調整し得るように、上記両周壁部材の二重筒状部は手で押し引きすると軸心方向に向けての伸縮が可能となるように相互に接触させたものである。
【0006】
このような構成によれば、保管、運搬、携帯し易くするため、縮小してあるボックスを、現場においては、結線束を開口部の側から存置予定の空間に向けて押し込む。結線束は開口部の弁を押し開いて挿入される。結線束に対してボックスの存置空間が小さい場合は、結線束は端面部材(底部)を押し上げ、存置させる空間を対応する広さに広げ、結線束をすき間なく軽く包み、安定いた状態で絶縁カバーをする。
【0007】
【実施例】
以下、本願の実施例を示す図面について説明すると、Aは分岐配線における複数の電線を結線してなる結線束を絶縁カバーする為のジョイントボックスを示し、前半ボックス要素1-Aと後半ボックス要素1-Bとの2部材から構成され、全体は樹脂材等絶縁材で成型されている。1-Aは前半ボックス要素であり、図示のように結線束の周囲に位置させる周壁部材と、上記周壁部材で囲まれる結線束の存置空間に上記結線束を端面部材の方向に向けて挿入する為の開口部を有する。上記周壁部材の先端周囲には外に向けて止め段2-Aを成型具備させる。1-Bは後半ボックス要素であり、結線束の周囲に位置させる周壁部材と、結線束の頭部側に位置させる端面部材とを備える。上記周壁部材の先端周囲には内部に向けて止め段2-Bを成型具備させる。
前半ボックス要素1-Aと後半ボックス要素1-Bとの組み合わせは、図2のようになるように上記周壁部材の先端と、上記周壁部材の先端とを合わせて図面上の上下から強圧すると、相対的に両者は挿入され、相互に組み合わされ、止め段2−Aと2−Bが係合して通常の引き抜き力では抜けなくなり、離脱しない。後半ボックス要素1-Bを図面上の下方向に軽く押すと図1に示すように縮小し、反対に軽くひっぱれば図2のように伸びる。このように二つボックス要1-A、素1-Bは図1のように両者の周壁部材を同心的な二重筒状に組み合わせて軸心方向に向けての伸縮を自在に一体状のジョイントボックスAとしている。
【0008】
3は、図1に示されるように開口部の内側に前半ボックス要素1-Aと一体材でもって突設せられた弁であり、例えば造営材に、周知のように金具で電線が固定されている場合において結線束に対して上方向からボックスを被せる場合には結線束の挿通着脱が柔らかく容易であり、弁3はボックス内の空間内に挿入された結線束の下部に位置するように設けられている。先端の鉤部4は結線束における電線及び接続端子に係合してボックスが抜け脱することを必要な抜け止め力で防止する。しかしボックスを結線束に対して上方向に強く引けば結線束は開口部から抜け出し、再使用を繰り返すことができる。5は止め部であり、弁3の抜け止めを更に強固にする必要を感じた場合に造営材に打ち止める孔6を利用して固定する。7は突起であり、内部に排水穴8を設け、ボックスAを逆さに使用する場合に限り切除しておくとボックスに入った汚水、塵等が排出される。9は支持部であり、両側で弁4を安定的に作動させる。10は空間であり、弁3の付け根から柔らかく開閉作用し得るよう支持部9の巾を小さくしたものである。11は退避部であり、大束の結線束からボックスAを上方向に抜き取る場合、支持部9及び弁3が下方向に押し開かれ、この部分に退避し無理なく容易に抜けるよう弁3の後部に空間を設けたものである。12は押圧段であり、結線束にボックスをかぶせる場合、ボックスを握った手の指先がこの段により止まり挿入し易くするとともに、握った手が後半ボックス要素1−Bに圧力がかからないようにし伸びる作用を可能とし、結線束が低い場合は握ったその手で容易に押し圧し縮小することができる。
【0009】
本願図面に示すように、内側に弁3を設けたボックスに限らず、結線束からの様々の抜け止め装置を設けたボックス又は抜け止め装置を設けず空洞のままのボック等においても本願による伸縮自在の作用をなすことにした効果は変わらない。
【0010】
止め段2−Aと2−Bの形状は、1−A及び1−Bの各先端全周に形成するに限らず、複数の位置に止め段及び鉤等を設けて係合させるなど、様々の従来技術を用い抜け止め装置を設ければよく、要は最高に引き延ばした場合に限り抜けず、軽く伸縮すれば本願の効果は変化無く得られる。
【0011】
ボックスの形状においては、それぞれの方向から見た場合においても、円形に限らず、複数の角形、一部平面形、楕円形等様々の形状を成すものにおいても何ら変化無く本願の効果が得られる。
【0012】
【発明の効果】
以上のように、本願発明にあっては、前半ボックス要素1-Aと後半ボックス要素1-Bとを二分割成型し、これら両者の周壁部材を同心的な二重筒状に組み合わせ、両周壁部材の二重筒状部は手で押し引きすると軸心方向に向けての伸縮が可能となるように相互に接触させて、軽く伸縮自在の作用をなす一体のボックスAと成すことにより、縮小して保管、運搬、携帯をし易くし、その保管、運搬、携帯に伴うコストを下げる効果を発揮させことのできる効果がある。しかも同時に、使用時においては、結線束が大束の場合には、結線束大束の先端により後半ボックス要素の後方の端面部材を突き上げて、内部寸法を結線束大束の大きさに合わせるように押し伸ばし、その大きさに対応させることができる効果があり、
結線束が小束の場合には、存置空間に挿入された小さな結線束の小束形状に合わせるように、後半ボックス要素の後方の端面部材を外部から手で押し縮めることにより縮小させ、例えば天井裏などの狭く低い設置場所等においても小さな嵩にして設置可能な大きさに調節して使用できる効果がある。
このようにすることにより、結線束は、自体の大きさに対応した適度の大きさのボックスの内に内包され、電気的に安定させうる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】圧縮状態を示すA−A切断端面図。
【図2】伸びきった状態を示すA−A切断端面図。
【図3】複数の弁3を示す底面図。
【図4】一体にした状態のボックスを示す斜視図。
【符号の説明】
A・・・ ボックス、1−A・・・ 前半ボックス要素、1−B・・・ 後半ボックス要素、2−A ・・・前部止め段、2−B ・・・後部止め段、3・・・ 弁、4・・・ 鉤部、5・・・ 止め部、6・・・ 止め孔、7・・・ 突起、8・・・ 排出穴、9・・・ 支持部。
【産業上の利用分野】
本願は分岐配線における複数の電線相互を結線してなる結線束を絶縁カバーするジョイントボックス(以下単にボックスとも言う)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来周知のボックスは、それぞれのサイズでもって大きさが固定しており、現場においてはそのボックスに収納可能な大きさに結線束を結束成形していた。
さらにボックスの保管、運搬、携帯においても大きな容積のボックスをそのまま保管、運搬、携帯していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のボツクスを用いる場合は、ボックスの容積が一定しているため、結線束の外形をボックスの容積に合わせて成形する必要があった。例えば、電線の本数が多く、結線束が大嵩になる場合には、結線束を圧縮するなどして危険を冒して押し縮め、ボックス内に押し込む問題点があった。
一種類のボックスで大小夫々の大きさの異なる結線束をカバーすることは不可能であるとともに、さらにボックスは嵩張るため保管、運搬、携帯に不便であり、そのため保管、運搬費が高コストとなるなど経済性に問題が多くあった。
【0004】
本願発明は、上記の従来技術の問題点を解決するためのもので、
二分割成型したものを、組み合わせて一体のボックスと成し、使用前後を問わず必要に応じて長さを伸縮させて、保管、運搬、携帯し易いように小さくしたり、結線束の大きさに合わせて結線束を収納する空間の大小を自在に伸縮できるようにしたボックスを提供しようとするものである。
また一方の面では、ボックス本体を伸縮自在に成し、結線束の大きさにボックス自体を容易に調整し合わせ得るように成したことにより結線束の結束作業を容易にすると共に、大束の結線束に対しても、ボックスの内容を対応させ、大きくして、ボックスの中に結線束を無理に押し込み結線を損傷させるようなことをなくし、電気的に安定し、分岐配線の信頼性を高めるとともに、縮小して保管、運搬、携帯に便利なボックスを提供することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本願発明におけるボックスは、分岐配線における複数の電線の先端相互を結束して成る結線束を絶縁カバーする為に結線束の周囲に位置させる周壁部材と、結線束の頭部側に位置させる後方の端面部材と、上記周壁部材で囲まれる結線束の存置空間に上記結線束を端面部材の方向に向けて挿入する為の前方の開口部を有するジョイントボックスにおいて、
上記ジョイントボツクスは、結線束の周囲に位置させる周壁部材と上記前方の開口部とを備える前半ボックス要素と、結線束の周囲に位置させる周壁部材と結線束の頭部側に位置させる後方の端面部材とを備える後半ボックス要素との2部材から構成され、これらのボックス要素は上記両者の周壁部材を同心的な二重筒状に組み合わせて一体のジョイントボックスと成し、上記開口部から上記存置空間に挿入される結線束の大きさに対応させて上記開口部と端面部材との間の長さを伸縮させて上記存置空間の長さを結線束の大きさに対応させて調整し得るように、上記両周壁部材の二重筒状部は手で押し引きすると軸心方向に向けての伸縮が可能となるように相互に接触させたものである。
【0006】
このような構成によれば、保管、運搬、携帯し易くするため、縮小してあるボックスを、現場においては、結線束を開口部の側から存置予定の空間に向けて押し込む。結線束は開口部の弁を押し開いて挿入される。結線束に対してボックスの存置空間が小さい場合は、結線束は端面部材(底部)を押し上げ、存置させる空間を対応する広さに広げ、結線束をすき間なく軽く包み、安定いた状態で絶縁カバーをする。
【0007】
【実施例】
以下、本願の実施例を示す図面について説明すると、Aは分岐配線における複数の電線を結線してなる結線束を絶縁カバーする為のジョイントボックスを示し、前半ボックス要素1-Aと後半ボックス要素1-Bとの2部材から構成され、全体は樹脂材等絶縁材で成型されている。1-Aは前半ボックス要素であり、図示のように結線束の周囲に位置させる周壁部材と、上記周壁部材で囲まれる結線束の存置空間に上記結線束を端面部材の方向に向けて挿入する為の開口部を有する。上記周壁部材の先端周囲には外に向けて止め段2-Aを成型具備させる。1-Bは後半ボックス要素であり、結線束の周囲に位置させる周壁部材と、結線束の頭部側に位置させる端面部材とを備える。上記周壁部材の先端周囲には内部に向けて止め段2-Bを成型具備させる。
前半ボックス要素1-Aと後半ボックス要素1-Bとの組み合わせは、図2のようになるように上記周壁部材の先端と、上記周壁部材の先端とを合わせて図面上の上下から強圧すると、相対的に両者は挿入され、相互に組み合わされ、止め段2−Aと2−Bが係合して通常の引き抜き力では抜けなくなり、離脱しない。後半ボックス要素1-Bを図面上の下方向に軽く押すと図1に示すように縮小し、反対に軽くひっぱれば図2のように伸びる。このように二つボックス要1-A、素1-Bは図1のように両者の周壁部材を同心的な二重筒状に組み合わせて軸心方向に向けての伸縮を自在に一体状のジョイントボックスAとしている。
【0008】
3は、図1に示されるように開口部の内側に前半ボックス要素1-Aと一体材でもって突設せられた弁であり、例えば造営材に、周知のように金具で電線が固定されている場合において結線束に対して上方向からボックスを被せる場合には結線束の挿通着脱が柔らかく容易であり、弁3はボックス内の空間内に挿入された結線束の下部に位置するように設けられている。先端の鉤部4は結線束における電線及び接続端子に係合してボックスが抜け脱することを必要な抜け止め力で防止する。しかしボックスを結線束に対して上方向に強く引けば結線束は開口部から抜け出し、再使用を繰り返すことができる。5は止め部であり、弁3の抜け止めを更に強固にする必要を感じた場合に造営材に打ち止める孔6を利用して固定する。7は突起であり、内部に排水穴8を設け、ボックスAを逆さに使用する場合に限り切除しておくとボックスに入った汚水、塵等が排出される。9は支持部であり、両側で弁4を安定的に作動させる。10は空間であり、弁3の付け根から柔らかく開閉作用し得るよう支持部9の巾を小さくしたものである。11は退避部であり、大束の結線束からボックスAを上方向に抜き取る場合、支持部9及び弁3が下方向に押し開かれ、この部分に退避し無理なく容易に抜けるよう弁3の後部に空間を設けたものである。12は押圧段であり、結線束にボックスをかぶせる場合、ボックスを握った手の指先がこの段により止まり挿入し易くするとともに、握った手が後半ボックス要素1−Bに圧力がかからないようにし伸びる作用を可能とし、結線束が低い場合は握ったその手で容易に押し圧し縮小することができる。
【0009】
本願図面に示すように、内側に弁3を設けたボックスに限らず、結線束からの様々の抜け止め装置を設けたボックス又は抜け止め装置を設けず空洞のままのボック等においても本願による伸縮自在の作用をなすことにした効果は変わらない。
【0010】
止め段2−Aと2−Bの形状は、1−A及び1−Bの各先端全周に形成するに限らず、複数の位置に止め段及び鉤等を設けて係合させるなど、様々の従来技術を用い抜け止め装置を設ければよく、要は最高に引き延ばした場合に限り抜けず、軽く伸縮すれば本願の効果は変化無く得られる。
【0011】
ボックスの形状においては、それぞれの方向から見た場合においても、円形に限らず、複数の角形、一部平面形、楕円形等様々の形状を成すものにおいても何ら変化無く本願の効果が得られる。
【0012】
【発明の効果】
以上のように、本願発明にあっては、前半ボックス要素1-Aと後半ボックス要素1-Bとを二分割成型し、これら両者の周壁部材を同心的な二重筒状に組み合わせ、両周壁部材の二重筒状部は手で押し引きすると軸心方向に向けての伸縮が可能となるように相互に接触させて、軽く伸縮自在の作用をなす一体のボックスAと成すことにより、縮小して保管、運搬、携帯をし易くし、その保管、運搬、携帯に伴うコストを下げる効果を発揮させことのできる効果がある。しかも同時に、使用時においては、結線束が大束の場合には、結線束大束の先端により後半ボックス要素の後方の端面部材を突き上げて、内部寸法を結線束大束の大きさに合わせるように押し伸ばし、その大きさに対応させることができる効果があり、
結線束が小束の場合には、存置空間に挿入された小さな結線束の小束形状に合わせるように、後半ボックス要素の後方の端面部材を外部から手で押し縮めることにより縮小させ、例えば天井裏などの狭く低い設置場所等においても小さな嵩にして設置可能な大きさに調節して使用できる効果がある。
このようにすることにより、結線束は、自体の大きさに対応した適度の大きさのボックスの内に内包され、電気的に安定させうる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】圧縮状態を示すA−A切断端面図。
【図2】伸びきった状態を示すA−A切断端面図。
【図3】複数の弁3を示す底面図。
【図4】一体にした状態のボックスを示す斜視図。
【符号の説明】
A・・・ ボックス、1−A・・・ 前半ボックス要素、1−B・・・ 後半ボックス要素、2−A ・・・前部止め段、2−B ・・・後部止め段、3・・・ 弁、4・・・ 鉤部、5・・・ 止め部、6・・・ 止め孔、7・・・ 突起、8・・・ 排出穴、9・・・ 支持部。
Claims (1)
- 分岐配線における複数の電線の先端相互を結束して成る結線束を絶縁カバーする為に結線束の周囲に位置させる周壁部材と、結線束の頭部側に位置させる後方の端面部材と、上記周壁部材で囲まれる結線束の存置空間に上記結線束を端面部材の方向に向けて挿入する為の前方の開口部を有するジョイントボックスにおいて、
上記ジョイントボツクスは、
結線束の周囲に位置させる周壁部材と上記前方の開口部とを備える前半ボックス要素と、
結線束の周囲に位置させる周壁部材と結線束の頭部側に位置させる後方の端面部材とを備える後半ボックス要素との2部材から構成され、
これらのボックス要素は上記両者の周壁部材を同心的な二重筒状に組み合わせて一体のジョイントボックスと成し、
上記開口部から上記存置空間に挿入される結線束の大きさに対応させて上記開口部と端面部材との間の長さを伸縮させて上記存置空間の長さを結線束の大きさに対応させて調整し得るように、上記両周壁部材の二重筒状部は手で押し引きすると軸心方向に向けての伸縮が可能となるように相互に接触させてある
ことを特徴とする伸縮自在のジョイントボックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28114094A JP3765842B2 (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | 伸縮自在のジョイントボックス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28114094A JP3765842B2 (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | 伸縮自在のジョイントボックス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08111925A JPH08111925A (ja) | 1996-04-30 |
JP3765842B2 true JP3765842B2 (ja) | 2006-04-12 |
Family
ID=17634928
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28114094A Expired - Lifetime JP3765842B2 (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | 伸縮自在のジョイントボックス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3765842B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008017544A (ja) * | 2006-07-03 | 2008-01-24 | Hatsumei Techno Kk | 伸縮自在のジョイントボックス |
JP2009017699A (ja) * | 2007-07-05 | 2009-01-22 | Hatsumei Techno Kk | 伸縮自在のジョイントボックス |
-
1994
- 1994-10-07 JP JP28114094A patent/JP3765842B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008017544A (ja) * | 2006-07-03 | 2008-01-24 | Hatsumei Techno Kk | 伸縮自在のジョイントボックス |
JP2009017699A (ja) * | 2007-07-05 | 2009-01-22 | Hatsumei Techno Kk | 伸縮自在のジョイントボックス |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08111925A (ja) | 1996-04-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060125 |
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R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
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