JP2009017699A - 伸縮自在のジョイントボックス - Google Patents

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Abstract

【課題】 ジョイントボックス1における筒状の周壁部材を蛇腹状に構成し、結線束の大きさに対応させて開口部の縁部と端面部材との間の長さを手で押し引きすると軸心方向に向けて伸縮して、大きな結線束に対しても、また小さな結線束に対しても、1つのジョイントボックスで対応できるようにする。
【解決手段】 結線束13の周囲に位置させ、内側には結線束存置空間5を構成する筒状の周壁部材2と、結線束13の頭部側に位置させる端面部材3と、上記周壁部材2で囲まれる結線束存置空間5に上記結線束13を端面部材の方向に向けて挿入する為の開口部4を備え、上記開口部4から上記存置空間5に挿入される結線束13の大きさに対応させて上記開口部の縁部4bと端面部材3との間を手で押し引きすると軸心方向に向けての伸縮が可能となるように、上記筒状の周壁部材3は蛇腹状に構成してある。
【選択図】 図2

Description

本発明は、複数の電線相互を接続した場合に造られる結線束を保護する為の筒状のジョイントボックスに関し、詳しくは、筒心方向に伸縮変形できるようにしてあるジョイントボックスに関する。
従来より、分岐配線における複数の電線の先端相互を結束して成る結線束を絶縁カバーする為のジョイントボックスは、広く知られている(特許文献1参照)。
このジョイントボックスは、結線束の周囲に位置させ、内側には結線束存置空間を構成する周壁部材と、結線束の頭部側に位置させる後方の端面部材と、周壁部材で囲まれる結線束存置空間に結線束を端面部材の方向に向けて挿入する為の開口部を備えている。さらに上記周壁部材は、結線束の周囲に位置させる周壁部材と上記前方の開口部とを備える前半ボックス要素(第1ボックス要素ともいう)と、結線束の周囲に位置させる周壁部材と結線束の頭部側に位置させる端面部材とを備える後半ボックス要素(第2ボックス要素ともいう)との2部材から構成されている。これらのボックス要素は、上記両者の周壁部材を同心的な二重筒状に組み合わせて一体のジョイントボックスと成し、上記開口部から上記存置空間に挿入される結線束の大きさに対応させて上記開口部の縁部と端面部材との間の長さを伸縮させて上記存置空間の長さを結線束の大きさに対応させて調整し得るように、上記両周壁部材の二重筒状部は手で押し引きすると軸心方向に向けての伸縮が可能となるように相互に接触させてある。
特許第3765842号公報
この従来のジョイントボックスでは、第1ボックス要素と第2ボックス要素の2部材で構成されているので、第1ボックス要素と第2ボックス要素の2部材を夫々成型した後、両者を適切に組み合わせる作業が必要となり、人手が嵩み、コストが高まる問題点があった。
本件出願の目的は、結線束に被せて絶縁カバーできるのは勿論、内側の存置空間の長さを伸縮調整して、大嵩な結線束でも小嵩な結線束に対してでも、一種類のジョイントボックスで対応して被せることができる伸縮自在のジョイントボックスを提供しようとするものである。
他の目的は、内側の存置空間の長さを伸縮調整して、大嵩な結線束でも小嵩な結線束に対してでも、一種類のジョイントボックスで対応できるように構成したものであっても、成形にあたっては1つのジョイントボックスとして成形できるようにした伸縮自在のジョイントボックスを提供しようとするものである。
他の目的及び利点は図面及びそれに関連した以下の説明により容易に明らかになるであろう。
本発明におけるジョイントボックスは、分岐配線における複数の電線11の先端相互を結束して成る結線束13を絶縁カバーする為のジョイントボックス1であって、結線束13の周囲に位置させ、内側には結線束存置空間5を構成する筒状の周壁部材2と、結線束13の頭部側に位置させる端面部材3と、上記周壁部材2で囲まれる結線束存置空間5に上記結線束13を端面部材の方向に向けて挿入する為の開口部4を備え、上記開口部4から上記存置空間5に挿入される結線束13の大きさに対応させて上記開口部の縁部4bと端面部材3との間を手で押し引きすると軸心方向に向けての伸縮が可能となるように、上記筒状の周壁部材3は蛇腹状に構成したものである。
また好ましくは、分岐配線における複数の電線11の先端相互を結束して成る結線束13を絶縁カバーする為のジョイントボックス1であって、結線束13の周囲に位置させ、内側には結線束存置空間5を構成する筒状の周壁部材2と、結線束13の頭部側に位置させる端面部材3と、上記周壁部材2で囲まれる結線束存置空間5に上記結線束13を端面部材の方向に向けて挿入する為の開口部4を備え、上記開口部4から上記存置空間5に挿入される結線束13の大きさに対応させて上記開口部の縁部4bと端面部材3との間を手で押し引きすると軸心方向に向けての伸縮が可能となるように、上記筒状の周壁部材3は蛇腹状に構成してある。上記蛇腹状の筒体2の構成は、夫々弾力性のある材料で形成されている複数の垂れ勾配環状板21aと裏勾配環状板21bとを備え、それらの垂れ勾配環状板21aと裏勾配環状板21bとは、垂れ勾配環状板21aと裏勾配環状板21bとが軸心方向に向けて同心状態で交互に重合され、かつ、隣接する垂れ勾配環状板21aと裏勾配環状板21bとの外径縁22aが折り曲げ自在に連結され、隣接する垂れ勾配環状板21aと裏勾配環状板21bとの内径縁22bが折り曲げ自在に連結されて蛇腹状の筒体2は構成され、それら蛇腹状の筒体2を構成する複数の垂れ勾配環状板21aと裏勾配環状板21bとは、軸心方向に加圧することにより少なくとも1カ所以上において、1つの垂れ勾配環状板21a(又は裏勾配環状板21b)の外径縁22aが死点を越えて折れ曲がり、隣接する裏勾配環状板21b(又は垂れ勾配環状板21a)に対してセルフロックの状態で添えつくことにより折り畳み状態となり、軸心方向の寸法が縮小された状態で維持されるようにしてある。
以上のように本発明は、筒状の周壁部材は蛇腹状に構成してあるので、結線束の大きさに対応させて開口部の縁部と端面部材との間の長さを手で押し引きすると軸心方向に向けて伸縮して、大きな結線束に対してでも、また小さな結線束に対してでも、1つのジョイントボックスで対応できる作業上の至便性がある。
その上、大、小任意の大きさの結線束に対して対応できるようにしたものであっても、成型工程においては全体を一工程で成形できるので、製造コストを安くすることのできる効果もある。
更に、このように全体を一工程で成形できるので、ジョイントボックスに接続部がなく、全体の防滴効果が優れており、結線束の絶縁保護に優れた効果を発揮することもできる。
更に大、小任意の大きさの結線束に対して対応させるために、ジョイントボックスの胴部を縮めた場合、縮めた状態を維持させ、ジョイントボックスの大きさ形状を固定するようにすることもできるので、ジョイントボックスが不用意に大きくなったり、小さくなったりすることを防止できる利用上の効果もある。
以下本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
図1は、ジョイントボックスの縦断面図を示す。図2における(A)(B)(C)は、順にジョイントボックスを最も縮めた状態と、中間にした状態と、最も大きくした状態を説明する為の1部破断正面図であって、(D)(E)(F)は順に小、中、大の結線束と、夫々の結線束に対して、上記(A)(B)(C)の対応する大きさのジョイントボックスを被せ付けた状態を説明するための正面図。図3は、周壁部材2の蛇腹状に形成された筒状部分2aの異なる例を示すものであり、蛇腹部分2dを伸張させた状態における拡大部分断面図を示す。図4は、図3の蛇腹部分2dを縮小させるために一部の垂れ勾配環状板21aと裏勾配環状板21bとを折り畳んだ状態を説明するための図で、(A)は部分正面図、(B)は一部破断図。図5は必要に応じてジョイントボックスの開口部の内側に備えさせる弁体を説明するための図面で、(A)はジョイントボックスの底面側から見た図、(B)はVーV線断面図。
図示のジョイントボックス1は、
分岐配線における複数の電線11の先端相互を結束して成る結線束13を絶縁カバーする為のジョイントボックスであって、結線束13の周囲に位置させ、内側には結線束存置空間5を構成する筒状の周壁部材2と、結線束13の頭部側に位置させる端面部材3と、上記周壁部材2で囲まれる結線束存置空間5に上記結線束13を端面部材の方向に向けて挿入する為の開口部4を備え、上記開口部4から上記存置空間5に挿入される結線束13の大きさに対応させて上記開口部の縁部4bと端面部材3との間を手で押し引きすると軸心方向に向けての伸縮が可能となるように、上記筒状の周壁部材3は蛇腹状に構成してある。
この点を以下具体的に説明する。
結線束13を絶縁カバーする為のジョイントボックス1において、2は結線束13の周囲に位置させる周壁部材を示し、内側には結線束存置空間5が構成される。3は、結線束13の頭部側に位置させる端面部材、4は周壁部材2で囲まれる結線束存置空間5に対して結線束13を端面部材3の方向に向けて挿入する為の開口部を示す。ジョイントボックス1は、周知のように合成樹脂材等の弾力を備える絶縁材、例えば塩化ビニ−ルを用いて成形される。
周壁部材2において、2aは蛇腹状に形成された筒状部分で、開口部の縁部4bと端面部材3との間を手で持って押し引きすると軸心7方向に向けての伸縮が可能となるように形成してある。
例えば、筒状部分2aの蛇腹状に形成されている部分の肉厚と、材料の弾力性を適当に選定することにより可塑性を備えさせ、図2におけるH2〜H4ように高さ寸法の伸縮が可能になると共に、その高さ寸法で外形形状を維持できるようにしてある。
3aは蛇腹状2aの部分と端面部材3との連結部分、2bは開口部4の周辺を構成するスカート部材を示し、蛇腹状2aの部分に夫々連結される。6は必要により一体的に付設される造営材固着用の舌片を示す。上記構成のジョイントボックス1は図から明らかなように周知のブロア−成型法により一体成形できるように構成されている。
図において13は、分岐配線における複数の絶縁被覆電線11、11・・11における夫々の外装絶縁被覆を剥いて内装絶縁被覆が残された電線15の先端相互をコネクタ16で結束して成る結線束を示す。10は周知の造営材(例えば家屋、駅舎、タワー等の建造物を含む)を示し、複数の絶縁被覆電線11はこれらに止具12を用いて図示のように配設されている。
次に上記蛇腹状の筒体2における異なる構成は、
夫々弾力性のある材料で形成されている複数の垂れ勾配環状板21aと裏勾配環状板21bとを備え、それらの垂れ勾配環状板21aと裏勾配環状板21bとは、垂れ勾配環状板21aと裏勾配環状板21bとが軸心方向に向けて同心状態で交互に重合され、かつ、隣接する垂れ勾配環状板21aと裏勾配環状板21bとの外径縁22aが折り曲げ自在に連結され、隣接する垂れ勾配環状板21aと裏勾配環状板21bとの内径縁22bが折り曲げ自在に連結されて蛇腹状の筒体2は構成され、それら蛇腹状の筒体2を構成する複数の垂れ勾配環状板21aと裏勾配環状板21bとは、軸心方向に加圧することにより少なくとも1カ所以上において1つの垂れ勾配環状板21a(又は裏勾配環状板21b)の外径縁22aが死点を越えて折れ曲がり、隣接する裏勾配環状板21b(又は垂れ勾配環状板21a)に対してセルフロックの状態で添えつくことにより折り畳み状態となり、軸心方向の寸法が縮小された状態で維持されるようにしてある。
この点を以下具体的に説明する。図3、図4に表れている筒体2の蛇腹状の部分2dにおいてにおいて、21aと、21bは、夫々図1における端面部材3を上側として見た場合、斜め上方から見れる垂れ勾配の環状板と、斜め上方からは陰になって見れない裏勾配の環状板とを示す。これらの垂れ勾配環状板21aと、裏勾配環状板21bとは図面から明らかなように交互に連結して筒体2の蛇腹状の部分2dを構成している。22a と、22bとは、垂れ勾配環状板21aと、裏勾配環状板21bとを夫々折れ曲がり自在に連結した折り目部分を示し、外周折り目と、内周折り目を示す(P1・P2・P3は夫々折れ曲がりポイントを示す)。これら筒体2の蛇腹状の部分2dを含むジョイントボックス1の全体は、合成樹脂材で形成されるのであるが、比較的硬質樹脂材料で形成される。
即ち、図3の伸張状態H5から、図4の折り畳み状態H6に移行する場合、更にはその逆に移行する場合、図示のように外周折り目22aと、内周折り目22bとは夫々折り畳み自在になるが、垂れ勾配環状板21aと、裏勾配環状板21bとは弾力的には撓むが、塑性的には曲がらないような厚みにしてある。
図3、図4に表れている筒体2の蛇腹状の部分2dに係わる全体を表す図を描くと、図1、図2に描いたジョイントボックス1と同様になる。しかし、蛇腹状の部分2dにおいては、その1部、または全域の蛇腹状部の全部を符号H6で示すように折り畳むことができる。さらに折り畳んだ状態では、図4に表れている折り畳み部分H6の状態から明らかなように夫々(多数)の折り畳み部分H6は夫々セルフロックの状態(図4の折り畳み状態で固定され、大きな引き延ばし方向の力が加えられないと図3のように伸張しない状態)に折り畳まれる。
図1に示される構成のものを用いて、結線束13に対して被せる作業について説明する。例えば中嵩な結線束(例えば図2(E)に示される結線束13b)に対して被せる場合は、次の通りである。
作業者は、高所にある造営材に梯子をかけて結線束13bに対する作業ができる高さまで上る。次に、縮小状態(図2(A)の状態)にあるジョイントボックス1の結線束存置空間5の大きさを中嵩な結線束13bに対応する大きさに引き延ばして調整する。次に図2(E)に示されるように結線束13bにジョイントボックス1bを被せる。必要に応じて止め片6を利用して造営材に釘止めする。
以上のような要領で、結線束13の大小(1a、1b、1c)に係わらず、1種類のジョイントボックス1の大きさを対応伸縮させていずれの結線束13にでも被せ付ける(例えば大嵩な結線束13a、中嵩な結線束13b又は小嵩な結線束13cに対しては、夫々図2に表れているようにジョイントボックス1を、対応させて大嵩1aにし、あるいは中嵩1bにし、又は小嵩1cにして被せ付ける)。
更に図1に示されるジョイントボックス1の筒体2の蛇腹状の部分2dが図3、図4に表れているように構成されている場合は、上記現場における作業において作業者がジョイントボックス1の大きさを、対応する結線束13の大小に対応するように引き延ばした場合、ジョイントボックス1の外形形状は、作業者が設定した大きさを維持し、結線束13に対する被せ付け作業が極めて容易になる。
即ち、筒体2の蛇腹状の部分2dの折畳部H6と、伸張部H5とは明確に区分された状態でその形状を維持する特長がある。繰り返すと折畳部H6は前述したようにセルフロックされた状態となっているからである。
この点を次に説明する。図3、図4において伸張部H5の軸心方向に圧縮力26が加わると複数の外周折り目22aと、複数の内周折り目22bの夫々に対しては隣接の折り目に相互に近付く方向に力が掛かる。斯かる場合、垂れ勾配環状板21aと、裏勾配環状板21bとの板状部分が夫々弾力的には撓むが、塑性的には曲がらない状態にあると、図3の折れ曲がりポイントP1とP2、P2とP3の間には夫々内向きの圧縮力が加わる。この状態で複数の内周折り目22bの相互が接近すると、やがて垂れ勾配環状板21aと、裏勾配環状板21bとの軸心7に対する方向(角度)は、直行する方向25になる(垂れ勾配環状板21aと、裏勾配環状板21bの両方、又はその内の一方が軸心7に対して直行する方向25に至った場合は、力学的には丁度「死点」に至ったことになる)。従って一方の環状板がこの死点を越えた場合は、反力の方向が逆になり、瞬間的に垂れ勾配環状板21aと、裏勾配環状板21bとのいずれかの一方が他方に向けて急激に移動し、図4の折畳部H6に示されるように折り畳み状態になる。
この折り畳み状態になった場合、垂れ勾配環状板21aと、裏勾配環状板21bとは上記のように大きな力が加えられることによって死点を超えたのであるから逆向きの大きな力が加えられないかぎり元に戻る(伸張部H5の状態)ことはない。なお上記垂れ勾配環状板21aと、裏勾配環状板21bとの外形寸法の大きさが、いずれか一方が小さいと両者の傾斜角が相違することになり、上記の伸張部H5の状態を折畳部H6の状態にする場合、死点を越えるために必要とする操作力を比較的小さくすることができる。
次に30は、図1に示されるジョイントボックス1のスカート部2bに内側面2dの内側(二点鎖線で示す位置)に対して必要に応じて付設具備させる合成樹脂製の弁体を示す。この弁体30は、ジョイントボックス1のスカート部2bに内側面2dに対してリング体31の外周面を接合させることによってジョイントボックス1に一体化させる。リング体31の内側にあっては特許文献1に開示されている弁体の場合と同様の機能を備えさせるために、弾力性を備える多数の弁片32を図示のように備えさせてある。33は各弁片32とリング体31との連結部、34は抜き孔、35は軸心方向に向けて弾力的に可動する自由端、36は結線束13に係合させるための掛かり合い爪を示す。
ジョイントボックスの縦断面図。 (A)(B)(C)は、順にジョイントボックスを最も縮めた状態と、中間にした状態と、最も大きくした状態を説明する為の1部破断正面図。(D)(E)(F)は順に小、中、大の結線束と、夫々の結線束に対して、上記(A)(B)(C)のジョイントボックスを被せ付けた状態を説明するための正面図。 図1における周壁部材2の蛇腹状に形成された筒状部分2aの異なる例を示すもので、蛇腹部分2dを伸張させた状態における拡大部分断面図。 図3の蛇腹部分2dを縮小させる場合に、一部の垂れ勾配環状板21aと裏勾配環状板21bとを折り畳んだ状態を説明するための図で、(A)は正面図、(B)は一部破断図。 ジョイントボックスの開口部の内側に備えさせる弁体を説明するための図面で、(A)は図1のジョイントボックスの下側から見た図、(B)はVーV線断面図。
符号の説明
1・・・ジョイントボックス、
2・・・周壁部材(蛇腹状・筒状)
3・・・端面部材、
4・・・開口部、
5・・・結線束存置空間、
10・・・造営材、
11・・・絶縁被覆電線、
12・・・止具、
13・・・結線束、
15・・・内装絶縁被覆が残された電線、
16・・・コネクタ、
21a・・・垂れ勾配環状板
21b・・・裏勾配環状板
22a ・・・ 外周折り目
22b ・・・ 内周折り目
P1・P2・・・折れ曲がりポイント、
23a・・・伸張部
23b・・・折畳部(セルフロック部)
25・・・半径方向矢印、
26・・・軸心方向矢印、
H5・・・伸張寸法
H6・・・折り畳み寸法、
30・・・弁体。

Claims (2)

  1. 分岐配線における複数の電線の先端相互を結束して成る結線束を絶縁カバーする為のジョイントボックスであって、
    結線束の周囲に位置させ、内側には結線束存置空間を構成する筒状の周壁部材と、
    結線束の頭部側に位置させる端面部材と、
    上記周壁部材で囲まれる結線束存置空間に上記結線束を端面部材の方向に向けて挿入する為の開口部を備え、
    上記開口部から上記存置空間に挿入される結線束の大きさに対応させて上記開口部の縁部と端面部材との間を手で押し引きすると軸心方向に向けての伸縮が可能となるように、上記筒状の周壁部材は蛇腹状に構成してあることを特徴とする伸縮自在のジョイントボックス。
  2. 分岐配線における複数の電線の先端相互を結束して成る結線束を絶縁カバーする為のジョイントボックスであって、
    結線束の周囲に位置させ、内側には結線束存置空間を構成する筒状の周壁部材と、
    結線束の頭部側に位置させる端面部材と、
    上記周壁部材で囲まれる結線束存置空間に上記結線束を端面部材の方向に向けて挿入する為の開口部を備え、
    上記開口部から上記存置空間に挿入される結線束の大きさに対応させて上記開口部の縁部と端面部材との間を手で押し引きすると軸心方向に向けての伸縮が可能となるように、上記筒状の周壁部材は蛇腹状に構成してあり、
    上記蛇腹状の筒体の構成は、
    夫々弾力性のある材料で形成されている複数の垂れ勾配環状板と裏勾配環状板とを備え、
    それらの垂れ勾配環状板と裏勾配環状板とは、
    垂れ勾配環状板と裏勾配環状板とが軸心方向に向けて同心状態で交互に重合され、かつ、
    隣接する垂れ勾配環状板と裏勾配環状板との外径縁が折り曲げ自在に連結され、
    隣接する垂れ勾配環状板と裏勾配環状板との内径縁が折り曲げ自在に連結されて蛇腹状の筒体は構成され、
    それら蛇腹状の筒体を構成する複数の垂れ勾配環状板と裏勾配環状板とは、軸心方向に加圧することにより少なくとも1カ所以上において
    1つの垂れ勾配環状板(又は裏勾配環状板)の外径縁が死点を越えて折れ曲がり、隣接する裏勾配環状板(又は垂れ勾配環状板)に対してセルフロックの状態で添えつくことにより折り畳み状態となり、軸心方向の寸法が縮小された状態で維持されるようにしてあることを特徴とする伸縮自在のジョイントボックス。
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