JP3765523B2 - フォークリフトの操舵制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フォークリフトの操舵制御装置に関し、特にハンドルと操舵輪とが機械的に連結されていない操舵制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、フォークリフト等の車両の操舵装置として、運転者がハンドルを操作する際のハンドルが回転する角速度を検出し、この角速度に基づいて操舵モータ(以下、モータ15と言う)を駆動して操舵輪を操舵する電気式パワーステアリング装置が知られている。このような電気式パワーステアリング装置のうち、ハンドルと操舵輪とが機械的に連結されていないタイプのものを、以下フリーEPS装置と呼ぶ。
図6に、従来技術によるフリーEPS装置の構成図を示す。同図においてフリーEPS装置は、運転者が操作するハンドル9と、このハンドル9を操作する際の角速度ω(以下、ハンドル角速度ωと言う)を検出するハンドル操作角速度検出器14とを備えている。また、フリーEPS装置は、操舵輪5(以下、タイヤ5と言う)と、タイヤ5を操舵するモータ15とを備えている。
【0003】
フリーEPS装置を制御するコントローラ1は、ハンドル操作角速度検出器14と接続されており、ハンドル操作角速度検出器14の検出信号に基づいて、ハンドル角速度ωを算出する。そしてコントローラ1は、モータ15を駆動する駆動回路2に、このハンドル角速度ωと正の相関を有するトルク指令値Vを出力し、モータ15を指定したトルクで回転させてタイヤ5の操舵を行なう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術には、次に述べるような問題点がある。
従来技術によれば、直進走行したり一定の曲率でカーブを走行したりするように、走行中にハンドルを操作しない走行(以下、ハンドル固定走行と言う)の最中には、モータ15にトルク指令値Vが出力されないために電流が流れない。そのためモータ15が回転自在な状態となり、走行中にタイヤ5が路面の凹凸に乗り上げたりして外部からの力を受けるとタイヤ5が回転して、車両の進行方向が曲げられてしまう。
しかも、フリーEPS装置ではハンドル9とタイヤ5とが機械的に連結されていないために、ハンドル9によってタイヤ5が回転するのを阻止することができない。
その結果、タイヤ5が左右にふらついてフォークリフトが蛇行したり、意図したコースから外れてしまったりするという問題がある。
【0005】
本発明は、上記の問題点に着目してなされたものであり、ハンドルを操作しない場合にもタイヤが自由に回転することなく安定に走行可能な操舵制御装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】
上記の目的を達成するために、第1発明は、
フォークリフトの操舵を行なうハンドルと、
ハンドルと機械的に連結されない操舵輪と、
ハンドルの操作角速度を検出するハンドル操作角速度検出器と、
操舵輪を操舵する直流の操舵モータと
入力するトルク指令値に応じて各スイッチをオンオフ制御することによって、回転方向を含めた操舵モータの駆動制御を行なうスイッチング回路を備えた駆動回路と、
ハンドルの操作角速度に応じてトルク指令値を演算し、駆動回路に出力して操舵輪の制御を行なうコントローラとを備えたフォークリフトの操舵制御装置において、
操舵輪が外力によって回転したときに、操舵モータの電機子端子間に生じる起電圧を検出する電圧検出器を備え、
コントローラは、ハンドル操作が略停止してハンドルの操作角速度に変化がない間、電圧検出器の検出した起電圧と逆符号の電流をモータの電機子端子間に流している。
【0007】
第1発明によれば、モータの電機子端子間の両端電圧を検出し、ハンドルが操作されていない時にこの電機子端子間に電圧が発生した場合には、この発生した電圧を打ち消すようにモータの電機子端子間に電流を流すようにしている。
即ち、外力がかかってタイヤが動いた場合には、モータの起電力により、モータに電流を入力する電機子端子間に電圧が発生する。このときハンドルが操作されていなければ、コントローラは、タイヤが外力によって回転させられたと判断する。そして、この起電圧を打ち消すような方向に、モータの電機子端子間に電流を流すことにより、タイヤが回転しようとする動きを抑制することができる。そして、強い外力によってタイヤが回転してしまっても、回転したタイヤを逆向きに回転させるようにモータの電機子端子間に電流を流すことにより、元の角度に戻すことができる。これにより、ハンドルを操作しないときにも、タイヤが外力によって回転することなく走行を継続できるので、安定な走行が可能となる。
【0008】
また、第2発明は、第1発明記載のフォークリフトの操舵制御装置において、モータの電機子端子間に流す電流の大きさを、前記起電圧に略比例させている。
【0009】
第2発明によれば、起電圧に略比例した電流をモータの電機子端子間に流している。即ち、電機子端子間に発生した起電圧は、外力によって回転させられたタイヤの角速度(即ちモータの角速度)に略比例している。従って、この起電圧の大きさに略比例した電流をモータに逆向きに流すことにより、タイヤの外力による回転の強さに対して同程度の抵抗力を発生させ、タイヤの回転を好適な強さで止めることができる。
また、強い外力によってタイヤが回転してしまっても、タイヤの回転した角度は起電圧に略比例するので、この起電圧に比例した電流をモータに流すことにより、タイヤを元の角度に正確に戻すことが可能となる。これにより、ハンドルを操作しないときにも、タイヤが外力によって回転することなく走行を継続できるので、安定な走行が可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照しながら、本発明による実施形態を詳細に説明する。尚、各実施形態において、前記従来技術の説明に使用した図と同一の要素には同一符号を付し、重複説明は省略する。
【0011】
図1は、実施形態によるフリーEPS装置の構成図を示している。同図において、フリーEPS装置は、運転者が操作するハンドル9と、運転者がこのハンドル9を操作した際のハンドル角速度ωを検出するハンドル操作角速度検出器14とを備えている。
ハンドル9の中心からはハンドル軸10が延設され、その軸端に固着された第1スプロケット11と、第1スプロケット11の近傍に設けられた第2スプロケット12との間にはチェーン13が巻装されている。第2スプロケット12の中心には、ハンドル操作角速度検出器14が取着されている。
また、タイヤ5を操舵するモータ15の軸端部には第1ギア16が固着され、第2ギア17が第1ギア16に噛み合っている。第2ギア17には、その回転をタイヤ5に伝動するブラケット20が固着され、ブラケット20の端部にはタイヤ5が回転自在に取着されている。
フリーEPS装置を制御するコントローラ1には、ハンドル操作角速度検出器14から、検出信号としてハンドル角速度ωが入力される。
コントローラ1は、ハンドル角速度ωに基づいて所定の演算を行なってモータ15を駆動するトルク指令値Vを算出し、このトルク指令値Vをモータ15を駆動する駆動回路2に出力する。このとき、コントローラ1は、トルク指令値Vがハンドル角速度ωに正の相関を有するようにしているが、両者を略比例させるのが特に好適である。
【0012】
図2に、本実施形態における駆動回路2の一例を示す。同図に示すように駆動回路2は、直流電源6と、例えば第1〜第4のスイッチQ1〜Q4を有するH型ブリッジ構造のスイッチング回路21とを備えている。このスイッチQ1〜Q4は、例えばトランジスタ等の半導体スイッチング素子からなっており、その内部に逆バイアスされたダイオードD1〜D4を並列に有している。
また、駆動回路2は、コントローラ1から受信したトルク指令値Vにデューティを略比例させたPWM信号を発生するPWM発生回路7を備えている。このPWM信号を各スイッチQ1〜Q4に印加して各スイッチQ1〜Q4をオン/オフさせることにより、モータ15がPWM信号のデューティに略比例したトルクで回転し、タイヤ5を操舵する。
同図において、スイッチQ1,Q4がオン、スイッチQ2,Q3がオフのときには、モータ15に対して図中左向きに電流が流れ、モータ15は例えば時計回りに回転する。また、逆にスイッチQ2,Q3がオン、スイッチQ1,Q4がオフのときには、モータ15に対して図中左向きに電流が流れ、モータ15は反時計回りに回転する。
【0013】
このとき、モータ15に電流を流すための電機子端子22A,22B間には、電機子端子22A,22B間に生じる電圧(以下、起電圧Eと言う)を測定するための電圧検出器23が接続されている。この電圧検出器は、例えば入出力絶縁型の差動アンプが好適であり、測定したモータ15の起電圧Eをコントローラ1に出力している。
コントローラ1からの操舵指令によってモータ15が回転したときは、モータ15の入力電機子端子22A,22B間に上記PWM信号に基づく電流が流れ、起電圧Eが発生する。一方、外力によってタイヤ5が回転させられたときには、モータ15の電機子端子22A,22B間に、その回転角速度に略比例する起電力が生まれ、起電圧Eが発生する。即ち、モータ15が回転するときには、常にその電機子端子22A,22B間に起電圧Eが発生する。
従って、この起電圧Eを電圧検出器23によって検出することにより、コントローラ1はモータ15が回転していることを検知することが可能である。
【0014】
図3に、ハンドル9が操作されない「ハンドル角速度ω=0」の場合に、タイヤ5が外部からの力によって動かされないようにモータ15の回転を抑えるためのフローチャートを示す。また、図4に、電機子端子間電圧Eと、コントローラ1が出力するトルク指令値Vとの関係を示す。尚、以下のフローチャートでは各ステップ番号にSを付して表す。また、起電圧Eが正の場合についてのみ説明するが、負の場合についても同様である。
【0015】
前述したようにコントローラ1は、走行中に、電圧検出器23の出力に基づいてモータ15が回転したことを検知可能である。コントローラ1は、この検知に基づき、モータ15の回転がタイヤ5が外力によって動かされたことによるものか否かを判断する(S1)。例えば、ハンドル9が操作されておらず、「ハンドル角速度ω≒0」にも拘らずモータ15が回転したならば、これはタイヤ5が外力によって動かされたために起電圧Eが生じたものと判断できる。
S1において、タイヤ5が外力によって動かされたのでない(通常の操舵による回転である)場合は、コントローラ1は通常の操舵制御を行ない(S2)、S1に戻る。
また、S1でタイヤ5が外力によって動かされたと判断した場合には、コントローラ1は、この起電圧Eの大きさを所定の閾値E1と比較し(S3)、起電圧Eが閾値E1未満の場合には、勾配mを有する所定の直線Lに基づいて、起電圧Eに略比例するトルク指令値V1を出力する(S4)。
また、S3で起電圧が閾値E以上の場合には、トルク指令値V=Vmax(一定値)」を出力する(S5)。
そして、駆動回路2のPWM発生回路7は、入力されたトルク指令値Vに略比例するデューティのPWM信号を出力して各スイッチQ1〜Q4をオンオフし、モータ15を駆動して(S6)、S1に戻る。
【0016】
このときの、スイッチング回路21の動作の一例を、図5に示す。
同図に示すように、例えばモータ15の左側電機子端子22A側をゼロ電位とした場合に右側電機子端子22B側にプラスの起電圧Eが発生したとすると、モータ15はタイヤ5からの力によって反時計回りに回転している。これに伴い、コントローラ1は、モータ15が時計回りに回転するように、図中右向きに電流が流れるような符号のトルク指令値Vを出力する。
例えばこのとき、スイッチQ1をオン、スイッチQ2,Q3をオフとし、スイッチQ4に上記手順で決定したデューティのPWM信号を印加する。これにより、モータ15に時計回りに回転する力が発生し、タイヤ5によってもたらされた回転を抑制する。
そして、このモータ15に指示されたトルク指令値Vはモータ15の電機子端子22A,22B間に発生した起電圧Eに略比例し、この起電圧Eはタイヤ5が回転させられた際の角速度に略比例している。従って、モータ15には、タイヤを回転させる力と常に略比例する抵抗力が働くことになる。このときの回転力と抵抗力とが同等になるように、起電圧Eとトルク指令値Vとの間の直線Lの傾きmを定めることにより、タイヤ5を回転させる力とほぼ同等の抵抗力を発生させることが可能となる。
【0017】
以上説明したように、本実施形態によれば、タイヤ5が外力によって回転したときに、モータ15の電機子端子22A,22B間に生じる起電圧Eを検出する電圧検出器23を備えている。これにより、コントローラ1は、モータ15が回転していることを検知することができる。そして、コントローラ1が駆動回路2に所定のトルク指令値Vを出力したにも拘らずモータ15が回転していないような故障が起きても、その故障を検知可能である。従って、故障状態で車両を走行させるようなことが少なく、操舵制御装置の信頼性が向上する。
【0018】
また、タイヤ5が外力によって回転を始めると、そのことを検知してモータ15の電機子端子22A,22B間に回転方向と逆方向の電流を流している。これにより、モータ15が回転力に抗する抵抗となり、タイヤ5が外力によって回転する角度が非常に小さくなる。従って、走行中にタイヤ5が動いてフォークリフトが蛇行したりコースから外れるといったことが少なくなる。
またこのとき、電機子端子22A,22B間に流す電流の大きさを、電機子端子間電圧Eに略比例させている。電機子端子22A,22B間に発生する起電圧Eは、外力によって回転させられたタイヤ5の角速度、即ちモータ15の角速度に略比例している。従って、この起電圧Eの大きさに略比例した電流をモータ15に逆向きに流すことにより、タイヤ5の外力による回転の強さに対して同程度の抵抗力をモータ15に発生させ、タイヤ5の回転を好適な強さで止めることができる。
従って、ハンドル9を操作しないハンドル固定走行の場合にも、タイヤ5が外力によって自在に回転してしまうことが少なく、フリーEPS装置であっても安定した操舵及び走行が可能となる。
【0019】
さらに、モータ15による抵抗にも拘らず、タイヤ5に強い外力がかかって回転させられてしまうことがある。そのような場合にも、発生した起電圧Eはこのタイヤ5の回転した角度に略比例しているので、コントローラ1は起電圧Eの強さと起電圧Eが印加された時間とに基づいて、タイヤ5がどれだけ回転したかを検出することができる。そして、このタイヤ5の回転した角度に基づいて駆動回路2に指令を出力し、モータ15を所定角度だけ回転させてタイヤ5の角度を回転前とほぼ同位置に戻すことが可能である。
またこのとき、モータ15に流す電流を、起電圧Eの強さに略比例させることにより、タイヤ5を、より正確に元の角度に戻すことが可能である。
しかもこのとき、タイヤ5の回転角度を検出するのに機械的な検出装置を使用するのではなく、電圧検出器23のように電気的な装置で検知している。従って、機械的な可動部がないので、検出装置の故障が少ない。また、検出装置の大きさも、小さなものとすることができる。
【0020】
尚、実施形態において、ハンドル操作角速度検出器14でハンドル操作角速度ωを検出するように説明したが、これに限られるものではない。例えばハンドル操作角速度検出器14の代わりにポテンショメータを備えてハンドルが操作された角度を検出し、これをコントローラ1内部で微分演算を行なって、ハンドル操作角速度ωを算出してもよい。
【0021】
また、駆動回路2内のスイッチング回路21における第1〜第4のスイッチQ1〜Q4として、半導体スイッチング素子と説明したが、例えば動作速度が充分速ければ機械式のスイッチでもよい。さらに、スイッチング回路21は、第1〜第4のスイッチQ1〜Q4を備えたH型ブリッジ回路と説明したが、これに限られるものではなく、スイッチングによってモータ15の制御を行なうスイッチング回路21であればよい。例えば図2において直流電源6を除き、スイッチQ1,Q2の位置にそれぞれ直流電源6,6を配置し、スイッチQ3,Q4をスイッチングしてモータ15を制御するようなスイッチング回路21でもよい。
また、PWM発生回路7が駆動回路2内にあるように説明したが、コントローラ1の内部にあってもよい。
【0022】
また実施形態では、「起電圧E=0」の近傍からトルク指令値Vが起電圧Eに比例するように説明したが、これに限られるものではない。例えば図4に示すように第2の閾値E2(E2≒0)を設け、起電圧Eが−E2<E<E2の範囲にある間は、「トルク指令値V=0」を出力するようにし、E≧E2又はE≦−E2の場合にのみ、起電圧Eとトルク指令値Vを略比例させるようにしてもよい。このようにすれば、例えばタイヤの微少な振動によって起電圧Eがゼロ値近傍で変動したときに、トルク指令値Vが小刻みに出力して持続振動を行なうようなことがなく、さらに安定に運転を続けることが可能である。
【0023】
また、実施形態では、「起電圧E≦E1」においてはトルク指令値Vを起電圧Eに略比例させ、「起電圧E>E1」においては「トルク指令値V=Vmax」として、閾値E1の前後で明確に場合分けしたが、これに限られるものではない。例えば、起電圧Eが閾値E1よりも遥かに小さい間は、トルク指令値Vを起電圧Vに略比例させ、起電圧Eが閾値E1に近づくにつれて、トルク指令値VがVmaxに緩やかに飽和して近づくようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態によるフリーEPS装置の構成図。
【図2】駆動回路の一例を示す回路図。
【図3】モータの回転を抑えるためのフローチャート
【図4】起電圧とトルク指令値との関係を示すグラフ。
【図5】スイッチング回路の動作を示す回路図。
【図6】従来技術によるフリーEPS装置の構成図
【符号の説明】
1:コントローラ、2:駆動回路、5:タイヤ、6:直流電源、7:PWM発生回路、9:ハンドル、10:ハンドル軸、11:第1スプロケット、12:第2スプロケット、13:チェーン、14:ハンドル角検出器、15:モータ、16:第1ギア、17:第2ギア、20:ブラケット、21:スイッチング回路、22:電機子端子、23:電圧検出器。

Claims (2)

  1. フォークリフトの操舵を行なうハンドル(9)と、
    ハンドル(9)と機械的に連結されない操舵輪(5)と、
    ハンドル(9)の操作角速度(ω)を検出するハンドル操作角速度検出器(14)と、
    操舵輪(5)を操舵する直流の操舵モータ(15)と
    入力するトルク指令値(V)に応じて各スイッチ(Q1〜Q4)をオンオフ制御することによって、回転方向を含めた操舵モータ(15)の駆動制御を行なうスイッチング回路(21)を備えた駆動回路(2)と、
    ハンドル(9)の操作角速度(ω)に応じてトルク指令値(V)を演算し、駆動回路(2)に出力して操舵輪(5)の制御を行なうコントローラ(1)とを備えたフォークリフトの操舵制御装置において、
    操舵モータ(15)の電機子端子(22A,22B)間に生じる起電圧(E)を検出する電圧検出器(23)を備え、
    コントローラ(1)は、ハンドル操作が略停止してハンドル(9)の操作角速度(ω)に変化がない間、電圧検出器(23)の検出した起電圧(E)と逆符号の電流を、モータ(15)の電機子端子(22A,22B)間に流すことを特徴とするフォークリフトの操舵制御装置。
  2. 請求項1記載のフォークリフトの操舵制御装置において、
    モータ(15)の電機子端子(22A,22B)間に流す電流の大きさを、前記起電圧(E)に略比例させたことを特徴とするフォークリフトの操舵制御装置。
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