JP3764121B2 - 枝、木片等の結束装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、果樹農園や庭園における樹木の枝剪定、あるいは山林における枝木の剪定作業で排出される枝、木片等を省力化を図り、効率よく束ねる枝、木片等の結束装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば果樹や庭木を剪定することで大量の枝が排出されるが、剪定後のこれら大量の枝等をかき集めてまとめ、紐で束ねる作業が必要となる。かかる枝等を束ねて紐で結束する作業は、人手により行われていた。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような結束作業は、排出される枝等が量が少ない場合は良いが、剪定する樹木が多い場合には大量の枝等が排出されることとなり、それだけ結束作業に要する労力が膨大となるばかりか、人手を多く必要とし、ひいては作業者に与える疲労感が大きくなり、さらには剪定作業の効率を低下させるといった問題があった。
【0003】
本発明は、上記問題点に鑑みて工夫されたもので、果樹、庭木等を剪定した後で排出される枝、木片等を効率よく束ね、作業者に疲労感が少なく、剪定作業の効率を向上しうる枝、木片等の結束装置に関する。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、次の構成を有する。すなわち、請求項1の発明に係る枝、木片等の結束装置は、剪定されて方向が不揃い状態にある枝、木片等の被結束物を、第1の紐部材で取り回して結束作業台に載せ、前記第1の紐部材を巻き取り手段で巻き取ることによりたぐり寄せた一時的な結束状態を保持し、係る一時的な結束状態にある前記被結束物を第2の紐部材で本締め付けして枝、木片等を結束する結束装置であって、前記巻き取り手段を、前記結束作業台にその長手方向に沿う軸線周りに回転するように設けた回転軸部材と、この回転軸部材を回転させる駆動部と、前記回転軸部材の回転により一端を前記結束作業台に結んで固定した前記第1の紐部材の他端が巻き取られるように形成した巻き取り係止部と、前記結束作業台と前記回転軸部材との間に設けられ、前記回転軸部材が逆回転するのを阻止して前記一時的な結束状態を保持する逆回転阻止部材とで形成し、前記駆動部により前記回転軸部材が回転操作されるとき、前記第1の紐部材が前記巻き取り係止部の回転に応じて巻き取られ、前記逆回転阻止部材により前記一時的な結束状態を保持するように構成したことを特徴とする。この請求項1の発明によれば、結束作業台に載せられた不揃いの被結束物は、巻き取り手段の回転軸部材を駆動部で回転するだけで、被結束物の外側に取り回された第1の紐部材が、巻き取り手段の巻き取り係止部によりたぐり寄せられて巻き取られ、結束していく。こうして被結束物は、逆回転阻止部材により一時的な結束状態が保持されるが、かかる状態において第2の紐部材を取り回して本締めすることで、被結束物が簡単かつ容易に結束することが可能となる。
また、請求項2の発明は、請求項1記載の枝、木片等の結束装置に係り、前記逆回転阻止部材は、前記回転軸部材に設けたラチェット部材と、前記結束作業台にばね部材を介して設けられ、常時前記ばね部材のばね反力により前記ラチェット部材に係合するように付勢される爪部材とで形成し、前記ばね部材のばね反力に抗して強制的に前記爪部材を前記ラチェット部材の係合から解除することにより、前記第1の紐部材による前記一時的な結束状態を解放することを特徴とする。
この請求項2の発明によれば、爪部材がラチェット部材に係合することで、回転軸部材の逆回転を阻止でき、これにより駆動部が回転軸部材の回転駆動を停止した後でも、被結束物が一時的に結束された状態を第1の紐部材によりそのまま保持でき、このため第2の紐部材を被結束物に取り回して本締めして束ねることが可能となる。
また、請求項3の発明は、請求項1または2記載の枝、木片等の結束装置に係り、前記巻き取り係止部は、前記回転軸部材に設けた突起部を有することを特徴とする。
この請求項3の発明によれば、回転軸部材に設けた巻き取り係止部を、突起部で形成したため、第1の紐部材の他端をこの突起部に引っかけるだけで回転軸部材側に取り付けることができる。これにより回転軸部材が回転されるだけで、第1の紐部材が回転軸部材の回転に応じて巻き取られていくので、第1の紐部材の巻き取り準備作業を容易に行える。
また、請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれか一に記載の枝、木片等の結束装置に係り、前記駆動部は、前記回転軸部材に設けた手動ハンドルで形成したことを特徴とする。
この請求項4の発明によれば、手動で手動ハンドルを回転操作するだけで、回転軸部材を回転することができ、被結束物の一時的な結束作業を簡便に行え、また電動モータといった駆動装置を必要とすることがなく、それだけコスト安価な枝、木片等の結束装置を得られる。
また、請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれか一に記載の枝、木片等の結束装置に係り、前記枝、木片等の結束装置を、搬送車両に搭載して移動するように形成したことを特徴とする。
この請求項5の発明によれば、枝、木片等の結束装置が搬送車両に搭載されるので、所望の場所に枝、木片等の結束装置を移動することができ、例えば果樹園といった剪定作業現場で集中的に結束作業を容易に行え、それだけ剪定作業の効率が大幅に向上する。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用いて具体的に行う。図1は本発明の一実施例である枝、木片等の結束装置を搬送車両に搭載した状態を示す外観斜視図、図2は図1を反対側から視た外観斜視図、図3は枝、木片等の結束装置のフレーム構造を示す外観斜視図、図4は図3の矢印IVの要部拡大外観斜視図、図5は図4の矢印Vから視たフレームの外観斜視図、図6は図5の矢印VIから視た腰部拡大外観斜視図、図7は図5の矢印VIIから視た腰部拡大外観斜視図、図8は枝の結束作業における結束前の状態を示す作業説明外観斜視図、図9は枝を一時的に結束した状態を示す作業説明外観斜視図である。なお、本実施例は、葡萄、梨、りんご等の果樹園で剪定された枝を束ねる作業に適用した場合を例に挙げて説明する。
図に示されるように、本実施例に係る枝、木片等の結束装置1は、被結束物である剪定後の枝を寄せ集めた枝の束2(以下「枝群」という。図8,図9参照)を結束する装置で、4個の車輪3で移動する搬送車両4に搭載されている。この結束装置1は、上面と一側面とを開口させた略箱形状の結束作業台5を有する。結束作業台5は、アングル材を溶接等により組み立てたフレーム構造体6、このフレーム構造体6に組み込まれるボード7を具備していて、枝群2を載置して結束作業を行うように形成される。
【0006】
次に、本実施例の主要構成要素であるフレーム構造体6の詳細を説明する。このフレーム構造体6は、底フレーム体6aと、この底フレーム体6aの両側に設けた第1側フレーム体6bと、第2側フレーム体6cとからなる。第1側フレーム体6bには、長手方向に沿って4カ所の三角フレーム部6b1、6b2,6b3,6b4が設けられ、強度を高めている。
ここで、巻き取り手段の構成を説明する。巻き取り手段は、回転軸部材8と、この回転軸部材8に回転を与える駆動部たるクランクハンドル9と、枝群2をたぐり寄せて第1の紐部材W1の一時的な結束状態を保持する巻き取り係止部10と、逆回転阻止部材11とでなる。
回転軸部材8は、第1側フレーム体6bの両端に位置する三角フレーム部6b1と6b4に設けた軸受け部8a,8bの間で、かつ第1側フレーム体6bの長手方向に沿って回転自在に支持される。そして、クランクハンドル9が手操作で回転されることにより回転駆動する。
巻き取り係止部10は、第1側フレーム体6bの央部における2つの三角フレーム部6b2,6b3の間に設けた固定バー10a、およびこの固定バー10aに対応する位置にある回転軸部材8に設けた巻き取り係止部としての突起部10bでなる。固定バー10aには、不揃いの枝群2を取り回すことができる程度の長さを有する第1の紐部材W1の一端W11を結わえて係止され、突起部10bにはリング状他端W12が係脱自在に係止される。こうして、回転軸部材8が巻き取り方向に回転することで、第1の紐部材W1が突起部10bの回転により回転軸部材8の外側に巻き取られていく。
また、逆転阻止部材11は、回転軸部材8の軸端に設けたラチェット部材11aと、そのラチェット部材11aに係合可能な爪部材11bとで形成される。ラチェット部材11aの外周には、歯溝11cが刻まれていて、これに爪部材11bの自由端11d(図6参照)が係脱する。そして、爪部材11bは第1側フレーム体6bの三角フレーム部6b4近傍に取り付けた軸部材11eに揺動自在となるように設けられる一方で、爪部材11bとボード7との間に設けたスプリング11fのばね反力で常時爪部材11bの自由端11dがラチェット部材11aの歯溝11cに係合するように付勢される。こうして、逆回転阻止部材11は、回転軸部材8を枝群2を結束する方向への回転は許容されるが、第1の紐部材W1の巻き取り方向と反対方向への回転は拘束されるように形成している。
また、図1に示される符号W2は、枝群2を本格的に締め付けて束ねるのに使用される第2の紐部材を示し、第1の紐部材W1と同様に、例えば藁をよじった縄紐、麻、綿等の植物性、あるいはビニール等の合成樹脂製の繊維素材を原料とする紐等である。結束作業の準備段階で第2の紐部材W2の一端W21は、第1側フレーム体6bにくくりつけられる。なお、図1における符号13は第2の紐部材W2を通して位置決めガイドするガイド部で、搬送車両4の下部に設置したボックス14内の図示されない紐玉から引き出された第2の紐部材W2の一端W21は、ガイド部13を通過した後、第1フレーム体6bにくくりつけられる。さらに、搬送車両4であるが、これは例えば手押し式の車両であって、手押し部4aを押したり引いたりすることで、結束装置1と共に移動することができる。
【0007】
こうして、フレーム構造体6に、ボード7を装着することにより結束作業台5を有する結束装置1が形成され、図1に示されるように第1の紐部材W1の一端W11を固定バー10aにくくりつけ、また第2の紐部材W2が第1フレーム体6bにくくりつけられて固定されることで、枝群2の結束作業が準備可能となる。
【0008】
本実施例に係る結束装置1による結束作業について説明する。すなわち、図1に示すように第1の紐部材W1の一端W11を突起部10bに引っかけ、第2の紐部材W2の一端W21を第1側フレーム体6bの所定箇所に結わえて下準備をする。図8のように、結束作業台5に剪定された枝群2を運び込んで積み込んでいき、所定量積み込んだとき、クランクハンドル9を図5、図6に示す矢印A方向に回転操作し、回転軸部材8を回転させる。すると、図7のように突起部10bに係合する第1の紐部材W1は、回転軸部材8によって巻き取られて行く。こうして枝群2の外側をゆったりと取り巻いていた第1の紐部材W1は、実線に示す状態から二点鎖線に示す状態に巻かれていく。このため、図9に示されるように枝群2は第1の紐部材W1によりたぐり寄せられていくと、爪部材11bがラチェット部材11aの歯溝11cに係合しているので、回転軸部材8の逆回転が拘束されるので、一時的に結束状態を保持したままとなる。次いで、第2の紐部材W2の一端W21を第1側フレーム体6bから解き、その一端W21を使って結束状態を保持している枝群2を本締めして緊締することで枝群2を結束する。この後、第1の紐部材W1の他端W12を突起部10bから外して拘束を解き、枝群2を作業台5から取り出すことで結束作業が終了する。かかる結束作業を繰り返すことで、大量の枝群を順次結束してまとめていくことができる。
【0009】
このように、本実施例によれば、枝を結束装置1の結束作業台5に積み込ん後、クランクハンドル9で回転軸部材8を回転操作するだけで、第1の紐部材W1が枝をたぐり寄せながら一時的に結束した状態を保持するので、その間に第2の紐部材W2で本締めすることにより枝を結束することができる。このため、結束作業がきわめて簡単かつ容易に行え、労力を大幅に低減でき、ひいては果樹等の剪定作業自体をも効率良く行え、作業者に与える疲労感の軽減等に優れた効果を発揮することができる。
【0010】
以上、この発明の実施例を詳述してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更等があっても本発明に含まれる。
例えば、上記実施例では、駆動部を人力による操作力でクランクハンドル9を回転する構成としたが、この代わりに、電動モータで回転軸部材8を回転駆動する方式であっても可能である。これにより、一層の省力化、疲労の軽減に効果的となる。
また、上記実施例では回転軸部材8に突起部10bを形成したが、この代わりに回転軸部材8に同心円的に設けたドラムを設け、このドラムに第1の紐部材W1を巻き付ける態様にすることもできる。これにより、巻き取り速度が速められ、作業効率をより向上させることが可能となる。
また、実施例では搬送車両4は手押し方式であったが、適宜電動モータや原動機による駆動力で自走する態様であってもよい。
また、上記実施例では、被結束物として枝群2を束ねる場合について説明したが、枝以外に木片、あるいは窓用サッシュ材、建材等の長尺物を結束する場合にも適宜応用されることは言うまでもない。
また、上記実施例では、スプリング11fを使用したが、軸部材11eに巻き付けるように設けるコイルばねの態様であってもよい。
さらには、爪部材11bをスプリング11fのばね反力で常時係合するように付勢する構造にしたが、この代わりに爪部材11bの自重によりラチェット部材11aの歯溝11cに係合する構造にすることも可能である。
【0011】
【発明の効果】
請求項1の発明に係る枝、木片等の結束装置によれば、巻き取り手段を、結束作業台にその長手方向に沿う軸線周りに回転するように設けた回転軸部材を駆動部で回転させ、回転する回転軸部材により巻き取り係止部に係合する第1の紐部材を巻き取り、逆回転阻止部材により回転軸部材が逆回転するのを阻止して一時的な結束状態を保持し、この状態で第2の紐部材で本締め付けして枝、木片等を結束して構成を有するので、結束作業台に載せられた不揃いの被結束物は、巻き取り手段の回転軸部材を駆動部で回転するだけで、被結束物の外側に取り回された第1の紐部材が、巻き取り手段の巻き取り係止部によりたぐり寄せられて巻き取られ、結束していく。このため、被結束物は、逆回転阻止部材により一時的な結束状態が保持され、かかる状態において第2の紐部材を取り回して本締めすることで、被結束物が簡単かつ容易に結束することができ、結束作業を効率的に行え、作業者の疲労を低減でき、また果樹園、庭園、山林における枝木の剪定作業の能率を向上でき効果を奏する。
また、請求項2の発明は、逆回転阻止部材を、回転軸部材に設けたラチェット部材と、結束作業台にばね部材を介して設けられ、常時ばね部材のばね反力によりラチェット部材に係合するように付勢される爪部材とで形成し、ばね部材のばね反力に抗して強制的に爪部材をラチェット部材の係合から解除することにより、第1の紐部材による一時的な結束状態を解放する構成にしたので、爪部材がラチェット部材に係合することで、回転軸部材の逆回転を阻止でき、これにより駆動部が回転軸部材の回転駆動を停止した後でも、被結束物が一時的に結束された状態を第1の紐部材によりそのまま確実に保持できるので、かかる簡単な構成により第2の紐部材を被結束物に取り回して本締めして束ねる作業を円滑に行え、またコストの安価な結束装置を得ることができる効果を奏する。
また、請求項3の発明は、巻き取り係止部を、回転軸部材に設けた突起部を有する構成であるため、第1の紐部材の他端をこの突起部に引っかけるだけで回転軸部材側に取り付け、回転軸部材を回転するだけで、第1の紐部材が回転軸部材の回転に応じて巻き取られていくので、第1の紐部材の巻き取り準備作業を容易に行える効果を奏する。
また、請求項4の発明は、駆動部を回転軸部材に設けた手動ハンドルで形成する構成としたので、手動で手動ハンドルを回転操作するだけで、回転軸部材を回転することができ、被結束物の一時的な結束作業を簡便に行え、また電動モータといった駆動装置を必要とすることがなく、それだけコスト安価な枝、木片等の結束装置が得られる効果を奏する。
また、請求項5の発明は、枝、木片等の結束装置を、搬送車両に搭載して移動する構成としているので、所望の場所に枝、木片等の結束装置を移動することができ、例えば果樹園といった剪定作業現場で集中的に結束作業を容易に行え、それだけ剪定作業の効率が大幅に向上できる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係おける枝、木片等の結束装置を搬送車両に搭載した状態を示す外観斜視図である。
【図2】 図1を反対側から視た外観斜視図である。
【図3】 枝、木片等の結束装置のフレーム構造を示す外観斜視図である。
【図4】 図3の矢印IVの要部拡大外観斜視図である。
【図5】 図4の矢印Vから視たフレームの外観斜視図である。
【図6】 図5の矢印VIから視た腰部拡大外観斜視図である。
【図7】 図5の矢印VIIから視た腰部拡大外観斜視図である。
【図8】 枝の結束作業における結束前の状態を示す作業説明外観斜視図である。
【図9】 枝を一時的に結束した状態を示す作業説明外観斜視図である。
【符号の説明】
1…結束装置、2…枝群、4…搬送車両、5…結束作業台、6…フレーム構造体、6a…底フレーム体、6b…第1側フレーム体、6c…第2側フレーム体、7…ボード、8…回転軸部材、9…クランクハンドル、10…巻き取り係止部、10a…固定バー、10b…突起部、11…逆回転阻止部材、11a…ラチェット部材、11b…爪部材、11f…スプリング、W1…第1の紐部材、W11…第1の紐部材の一端、W12…第1の紐部材の他端、W2…第2の紐部材、W21…第2の紐部材の一端

Claims (5)

  1. 剪定されて方向が不揃い状態にある枝、木片等の被結束物を、第1の紐部材で取り回して結束作業台に載せ、前記第1の紐部材を巻き取り手段で巻き取ることによりたぐり寄せた一時的な結束状態を保持し、係る一時的な結束状態にある前記被結束物を第2の紐部材で本締め付けして枝、木片等を結束する結束装置であって、前記巻き取り手段を、前記結束作業台にその長手方向に沿う軸線周りに回転するように設けた回転軸部材と、この回転軸部材を回転させる駆動部と、前記回転軸部材の回転により一端を前記結束作業台に結んで固定した前記第1の紐部材の他端が巻き取られるように形成した巻き取り係止部と、前記結束作業台と前記回転軸部材との間に設けられ、前記回転軸部材が逆回転するのを阻止して前記一時的な結束状態を保持する逆回転阻止部材とで形成し、前記駆動部により前記回転軸部材が回転操作されるとき、前記第1の紐部材が前記巻き取り係止部の回転に応じて巻き取られ、前記逆回転阻止部材により前記一時的な結束状態を保持するように構成したことを特徴とする枝、木片等の結束装置。
  2. 前記逆回転阻止部材は、前記回転軸部材に設けたラチェット部材と、前記結束作業台にばね部材を介して設けられ、常時前記ばね部材のばね反力により前記ラチェット部材に係合するように付勢される爪部材とで形成し、前記ばね部材のばね反力に抗して強制的に前記爪部材を前記ラチェット部材の係合から解除することにより、前記第1の紐部材による前記一時的な結束状態を解放することを特徴とする請求項1記載の枝、木片等の結束装置。
  3. 前記巻き取り係止部は、前記回転軸部材に設けた突起部を有することを特徴とする請求項1または2記載の枝、木片等の結束装置。
  4. 前記駆動部は、前記回転軸部材に設けた手動ハンドルで形成したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一に記載の枝、木片等の結束装置。
  5. 前記枝、木片等の結束装置を、搬送車両に搭載して移動するように形成したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に記載の枝、木片等の結束装置。
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