JP3763505B2 - 薄膜磁気ヘッドの製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、薄膜磁気ヘッドの製造方法に関し、更に詳しくは、コイル絶縁膜の上に形成される第2の磁性膜(上部磁性膜)の形成工程に係る。
【0002】
【従来の技術】
薄膜磁気ヘッドの製造方法において、通常、上部磁性膜となる第2の磁性膜は、ウエハー上に第1の磁性膜(下部磁性膜)、ギャップ膜、及び、コイル膜を支持するコイル絶縁膜を形成した後に形成される。第2の磁性膜を形成するに当たっては、コイル絶縁膜を含むウエハーの全面に、第2の磁性膜のためのメッキ下地膜を、例えば、スパッタ等の手段によって形成する。次に、メッキ下地膜の表面にフォトレジストを塗布し、塗布されたフォトレジストにフォトリソグラフィ工程を施して、第2の磁性膜のためのレジストフレームを作成する。次に、レジストフレームによって囲まれた領域内に、第2の磁性膜を電気メッキ等の手段によって形成する。レジストフレームの外部にもメッキ膜が析出するが、このメッキ膜は除去される。
【0003】
第2の磁性膜形成工程において生じる問題点の一つは、レジストフレームを形成するためのフォトリソグラフィ工程において、露光光がコイル絶縁膜の表面で反射し、その反射光のために、フォトマスクで画定されるべき領域外まで、フォトレジストが露光されてしまい、レジストフレームのパターン精度、延ては第2の磁性膜のパターン精度が低下してしまうことである。
【0004】
この問題は、特に、ポール部において、顕著になる。ポール部では、第2の磁性膜は、ギャップ膜を介して、第1の磁性膜に対向している。ポール部の後方にはコイル絶縁膜が位置しており、コイル絶縁膜はギャップ膜の面からある角度で傾斜しながら立ち上がっている。立ち上がり開始点がスロートハイト(Throat Hight)零点に対応し、立ち上がり角度がエイペックス角(Apex Angle)に対応する。
【0005】
第2の磁性膜は、スロートハイト零点まではギャップ膜及び第1の磁性膜と平行なポール部を構成し、スロートハイト零点からコイル絶縁膜の上面に向かって、エイペックス角で傾斜するように形成される。
【0006】
従って、第2の磁性膜のためのレジストフレームをフォトリソグラフィによって形成する場合、スロートハイト零点からコイル絶縁膜の上面に向かってエイペックス角で傾斜する傾斜部分に付着したフォトレジストをも露光しなければならない。
【0007】
このとき、傾斜部分には、既に、メッキ下地膜が付着しているから、露光光がメッキ下地膜によって反射される。反射された露光光の一部は、ポール部の方向に反射される。このため、ポール部の露光パターンが、フォトマスクによる露光パターンとは異なる結果となり、ポール部に対応するレジストフレームに、パターン崩れを生じる。
【0008】
ポール部におけるレジストフレームのパターン崩れは、記録トラック幅を、例えば1.0μm以下まで超狭小化して高密度記録を図ろうとする場合に極めて大きな障害となる。
【0009】
特開平9ー180127号公報は、上部磁性膜用マスクとなるフォトレジストを塗布する前に、反射防止膜を形成しておき、この反射防止膜上にフォトレジストを塗布し、このフォトレジストを露光、現像することにより、第2の磁性膜用マスクとなるレジストフレームを形成する技術を開示している。レジストフレームを形成した後、反射防止膜を、アッシング等の手段によって除去し、次に、第2の磁性膜をメッキ等の手段によって形成する。
【0010】
上述した従来技術の場合、反射防止膜は、レジストフレームによって囲まれた内部パターンの全面に存在する。レジストフレームの内部パターンには、上部磁性膜のポール部に対応するポール部領域と、ヨーク部に対応するヨーク部領域とが存在する。従って、反射防止膜は、ポール部領域と、ヨーク部領域との両領域において除去する必要がある。
【0011】
ところが、レジストフレームにおいて、ポール部領域と、ヨーク部領域とでは、開口面積が著しく異なる。しかも、高密度記録に対応するため、ポール部領域の開口面積は、例えば、1μm以下の微小寸法に狭小化される傾向にある。このため、レジストフレームによって囲まれた内部パターンに付着している反射防止膜を除去する場合、ヨーク部領域と、ポール部領域とでは、エッチングレートが著しく異なり、ポール部領域では、ヨーク部領域よりも、長時間のエッチング時間を必要とする。この結果、ポール部領域において、反射防止膜を除去する間に、レジストフレームが大きくエッチングされてしまい、レジストフレーム間隔が広がると共に、レジストフレーム高さが低くなってしまう。このような現象が生じると、第2の磁性膜のパターン精度が低下するとともに、所定の膜厚を有する磁性膜を形成するのが困難になる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、コイル絶縁膜の上に形成される磁性膜を、高精度のパターンで形成し得る薄膜磁気ヘッドの製造方法を提供することである。
【0013】
本発明のもう一つの課題は、コイル絶縁膜の上に形成される磁性膜のポール部を高精度のパターンで形成し得る薄膜磁気ヘッドの製造方法を提供することである。
【0014】
本発明の更にもう一つの課題は、コイル絶縁膜の上に形成される磁性膜のヨーク部を高精度のパターンで形成し得る薄膜磁気ヘッドの製造方法を提供することである。
【0015】
本発明の更にもう一つの課題は、狭小化された記録トラック幅を有する薄膜磁気ヘッドを製造するのに適した製造方法を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上述した課題解決のため、本発明に係る製造方法の適用される薄膜磁気ヘッドは、第1の磁性膜、第2の磁性膜、コイル膜、コイル絶縁膜及びギャップ膜を含む。前記第1の磁性膜及び前記第2の磁性膜は、媒体対向面側となる端部が前記ギャップ膜を介して互いに対向し、対向領域がポール部を構成する。前記コイル絶縁膜は、コイル膜を支持し、媒体対向面側となる前記端部の後方において、前記ポール部から立ち上がる傾斜部を有する。前記第2の磁性膜は、前記ポール部の後方において、前記コイル絶縁膜の前記傾斜部に沿って立ち上がっている。
【0017】
上述した薄膜磁気ヘッドを製造するに当たり、本発明に係る製造方法は、次の工程を含む。まず、第1の磁性膜、ギャップ膜、コイル膜及びコイル絶縁膜を形成した後、第2の磁性膜を形成する前、前記コイル絶縁膜の表面のうち、前記ポール部に対応する領域を除いて、少なくとも前記傾斜部に反射防止膜を形成する。
【0018】
次に、前記反射防止膜及び前記絶縁膜を覆うフォトレジストを塗布し、このフォトレジストに対して前記第2の磁性膜のためのフォトリソグラフィ工程を実行して、レジストフレームを形成する。
【0019】
次に、前記レジストフレームによって囲まれたパターン内に存在する前記反射防止膜を除去する。次に、前記反射防止膜の除去された前記パターン内に、前記第2の磁性膜を形成する。次に、前記レジストフレーム及び残存している前記反射防止膜を除去する。
【0020】
上述したように、第2の磁性膜を形成する前、コイル絶縁膜の表面のうち、少なくとも、傾斜部を含む表面に反射防止膜を形成してあるので、第2の磁性膜のためのフォトリソグラフィ工程を実行してレジストフレームを形成する工程において、露光光が、コイル絶縁膜の傾斜部分で反射される割合が、著しく小さくなる。このため、特に、ポール部を覆うフォトレジストの露光パターンが、フォトマスクによる露光パターンによってほぼ定まるようになり、ポール部に対応するレジストフレームのパターンを高精度で設定できるようになる。従って、本発明によれば、高精度のパターンを有するポール部を形成することができる。また、ポール部に対応するレジストフレームのパターンを高精度で設定できるので、例えば、1.0μm以下の狭小化された記録トラック幅を有する薄膜磁気ヘッドを製造することができる。
【0021】
また、レジストフレームによって囲まれたパターン内に存在する反射防止膜を除去したあと、反射防止膜の除去されたパターン内に、第2の磁性膜を形成するので、第2の磁性膜の磁気的特性が反射防止膜の影響を受けることがない。
【0022】
しかも、反射防止膜は、ポール部に対応する領域には形成されていないので、第2の磁性膜を形成するに当たって、ポール部に対応する領域では反射防止膜を除去する必要はない。ヨーク部領域となるレジストフレームのパターン内に存在する反射防止膜だけを除去すればよい。このため、ヨーク部領域と、ポール部領域におけるエッチングレートの相違に起因するレジストフレームのパターン精度の低下、及び、レジストフレームの高さ低下等の問題を生じる余地がない。従って、ポール部及びヨーク部を高精度のパターンで形成することができる。
【0023】
更に、第2の磁性膜を形成した後、反射防止膜は、レジストフレームと共に除去されるので、最終製品としての薄膜磁気ヘッドが反射防止膜による影響を受けることがない。
【0024】
反射防止膜は、好ましくは、ポリサルフォンポリマーの誘導体またはマレイミドビニルコポリマーの誘導体から選択された一種でなる。このような材料は、反射率が低いほか、アッシング等のドライエッチングによって容易に除去できる。
【0025】
本発明の他の目的、構成及び利点は、実施例である添付図面を参照して、更に詳しく説明する。
【0026】
【発明の実施の形態】
図1は本発明に係る製造方法によって得ようとする薄膜磁気ヘッドの斜視図、図2は図1に図示された薄膜磁気ヘッドの断面図である。これらの図において、寸法は誇張されている。図示された薄膜磁気ヘッドは、スライダ1と、少なくとも1つの誘導型薄膜磁気変換素子2とを含む。
【0027】
スライダ1は媒体対向面側にレール部11、12を有し、レール部11、12の基体表面がABS13、14として用いられる。レール部11、12は2本に限らない。例えば、1〜3本のレール部を有することがあり、レール部を持たない平面となることもある。また、浮上特性改善等のために、媒体対向面に種々の幾何学的形状が付されることもある。何れのタイプであっても、本発明の適用が可能である。スライダ1は、AlTiC等のセラミック材料によって構成される。
【0028】
薄膜磁気変換素子2は、第1の磁性膜21と、ギャップ膜24と、第2の磁性膜22と、コイル膜23と、コイル絶縁膜25と、保護膜26とを含み、スライダ1上に設けられている。第1の磁性膜21は、第1のポール部210を有する。コイル膜23はコイル絶縁膜25によって支持されている。第1の磁性膜21、ギャップ膜24、第2の磁性膜22、コイル膜23、コイル絶縁膜25及び保護膜26は、当業者に周知の組成材料、厚み及びパターンを有し、通常の手段に従って製造することができる。その好ましい具体例を挙げると次の通りである。
【0029】
まず、第1の磁性膜21はNiFe、CoFe、CoFeNi等の軟磁性材料を用いて、0.5〜4μm程度の膜厚となるように形成する。形成手段として、メッキ法やスパッタ法等を用いることができる。
【0030】
第2の磁性膜22はNiFe、CoFe、CoFeNi等の軟磁性材料を用いて、3〜5μm程度の膜厚となるように形成する。形成手段としては、フレームメッキ法等を用いることができる。その詳細については、本発明に係る製造方法において更に具体的に説明する。
【0031】
コイル膜23はCu等の導電性材料から構成される。コイル膜23の膜厚は2〜5μm程度が好ましい。コイル膜23の形成には、フレームメッキ法等を用いることが好ましい。
【0032】
ギャップ膜24はAl2O3、SiO2等の非磁性絶縁材料、または、非磁性金属材料によって構成することができる。Al2O3、SiO2等の非磁性絶縁材料で構成する場合は、スパッタ法等を用いることができる。非磁性金属材料によって構成する場合は、メッキ法またはスパッタ法を用いることができる。膜厚は0.01〜0.5μm程度が好ましい。
【0033】
コイル絶縁膜25はフォトレジスト材料を硬化させて形成することが好ましい。コイル絶縁膜25は、コイル膜23の層数、及び、コイル支持構造に応じて、その層数が変化し、膜厚もそれに伴って変化する。一般には、3〜20μm程度の膜厚を有する。
【0034】
保護膜26はAl2O3、SiO2等の絶縁材料によって構成することができる。膜厚は5〜50μm程度が好ましい。保護膜26はスパッタ法等によって形成することが好ましい。
【0035】
コイル膜23は、第1の磁性膜21、第2の磁性膜22及びギャップ膜24とともに薄膜磁気回路を構成する。コイル膜23は、コイル絶縁膜25によって支持され、ヨーク部の結合部のまわりを渦巻状にまわるように形成されている。コイル膜23の両端は、取り出し電極27、28に導通されている(図1参照)。コイル膜23の巻数および層数は任意である。この実施例では、2層構造を持つコイル膜23を示してある。
【0036】
図示された薄膜磁気ヘッドにおいて、スライダ1は、媒体対向面側にABS13、14を有し、薄膜磁気変換素子2はスライダ1上に設けられているから、磁気ディスク等の磁気記録媒体と組み合わせて用いられる浮上型の薄膜磁気ヘッドとして用いることができる。
【0037】
第2の磁性膜22のヨーク部221は、後方側が第1の磁性膜21と磁気的に結合されているから、コイル膜23に書き込み電流を流すことによって発生した磁界を、ヨーク部221によって、第1のポール部210及び第2のポール部220に効率良く伝送することができる。
【0038】
図1及び図2に示した薄膜磁気ヘッドは、誘導型磁気変換素子2を書き込み専用とし、読み出し用としてMR素子3を有する複合型である。薄膜磁気変換素子2、3は、レール部11、12の一方または両者の媒体移動方向a1の端部に設けられている。媒体移動方向a1は、媒体が高速移動した時の空気の流出方向と一致する。スライダ1の媒体移動方向a1の端面には、薄膜磁気変換素子2に接続された取り出し電極27、28及び薄膜磁気変換素子3に接続された取り出し電極33、34が設けられている。
【0039】
MR素子3は、これまで、種々の膜構造のものが提案され、実用に供されている。例えばパーマロイ等による異方性磁気抵抗効果素子を用いたもの、巨大磁気抵抗(GMR)効果膜を用いたもの等がある。本発明において、何れのタイプであってもよい。MR素子3は、第1のシールド膜31と、第2のシールド膜を兼ねている第1の磁性膜21との間において、絶縁膜32の内部に配置されている。絶縁膜32はアルミナ等によって構成されている。MR素子3は、リード導体35(図2参照)により、取り出し電極33、34に接続されている(図1参照)。
【0040】
次に、図1、2に示した薄膜磁気ヘッドに、本発明に係る製造方法を適用した例を説明する。図3〜図32は本発明に係る製造方法に含まれる工程を示す図である。図3〜図32において、図1、2に示された構成部分と同一の構成部分については、同一の参照符号を付してある。本発明に係る製造方法はウエハー上で実行されるが、図はウエハー上の一素子のみを示してある。
【0041】
まず、図3〜5を参照して説明する。図3はある工程における薄膜磁気ヘッドの磁気変換素子部分の正面断面図、図4は図3の4ー4線に沿った断面図、図5は図3、図5に示した磁気変換素子部分の平面図である。図3〜図5は図示上の都合から寸法は必ずしも一致していない。また、寸法は誇張されている。図示するように、スライダとなる基体1上に第1の磁性膜21、ギャップ膜24、及び、コイル膜23を支持するコイル絶縁膜25がすでに形成されている。コイル絶縁膜25を含む全面には、第2の磁性膜をメッキによって形成するためのメッキ下地膜(シード膜)が形成されている。MR素子3、第1のシールド膜31、絶縁膜32及びリード導体35等も既に形成されている。これらの構成部分は当業者に周知のプロセスに従って形成する。
【0042】
コイル絶縁膜25はギャップ膜24の面から、ある角度θで傾斜しながら立ち上がる傾斜部250を有する。傾斜部250の立ち上がり開始点がスロートハイトゼロ点TH0に対応し、立ち上がり角度θがエイペックス角に対応する。
【0043】
次に、図6〜8に示すように、反射防止膜4を形成する。反射防止膜4は、コイル絶縁膜25の表面のうち、少なくとも、傾斜部250を含む表面に形成する。図示では、反射防止膜4は、コイル絶縁膜25の全表面を含む領域を覆うように形成されている。反射防止膜4は、好ましくは、ポリサルフォンポリマーの誘導体
Figure 0003763505
またはマレイミドビニルコポリマーの誘導体
Figure 0003763505
から選択された一種でなる。これらは、スピンコート等の手段によって形成することができる。
【0044】
次に、少なくとも、傾斜部250に反射防止膜4が残るように、反射防止膜4をパターンニングする。反射防止膜4のパターンニングに当たっては、まず、反射防止膜4の全面にフォトレジストを塗布する。次に、フォトリソグラフィ工程により、必要な領域にのみ、反射防止膜4のためのマスクとなるフォトレジストが残るように、フォトレジストをパターンニングする。図9〜図11はこのようにしてパターンニングされたフォトレジストによるマスクパターン5を示している。マスクパターン5は、コイル絶縁膜25の傾斜部250、特に、ポール部領域P0に連なる傾斜部250を覆い、ポール部領域P0は覆わない形状とする。
【0045】
この後、図12〜図14に示すように、マスクパターン5によって覆われていないポール部領域P0からは、反射防止膜4を除去する。反射防止膜4が、ポリサルフォンポリマーの誘導体またはマレイミドビニルコポリマーの誘導体から選択された一種でなる場合、アッシング等のドライエッチングによって除去できる。これにより、マスクパターン5によって覆われていなかったポール部領域P0には、反射防止膜がなくなる。このように、必要な箇所に限って反射防止膜4を残すので、他の工程、または他の部分を構成する材料組成等に対する反射防止膜4の悪影響を回避することができる。
【0046】
次に、図15〜図17に示すように、マスクパターン5を除去した後、図18〜図20に示すように、反射防止膜4及びコイル絶縁膜25を覆うフォトレジスト6を塗布する。フォトレジスト6はスピンコート法によって塗布することができる。このフォトレジスト6に対してフォトマスクPHMを当て、第2の磁性膜のためのフォトリソグラフィ工程を実行する。これにより、図21〜23に示すように、レジストフレーム60を形成する。ここで、ポール部領域P0に連なる傾斜部250に反射防止膜4が存在するので、フォトレジスト6に対して第2の磁性膜のためのフォトリソグラフィ工程を実行する際、露光光が、コイル絶縁膜25の傾斜部250に形成されたメッキ下地膜で反射される割合が、著しく小さくなる。このため、特に、ポール部領域P0の露光パターンが、フォトマスクPHMによる露光パターンによってほぼ定まるようになり、レジストフレーム60によって囲まれた内側のパターン61のうち、ポール部領域P0に対応するパターンをも、フォトリソグラフィ工程精度によって定まる高精度の形状に設定できるようになる。反射防止膜4が、ポリサルフォンポリマーの誘導体またはマレイミドビニルコポリマーの誘導体から選択された一種でなる場合、これらの反射防止材料は、反射率が低いので、ポール部領域P0に対応するレジストフレーム60のパターンを、より高精度で設定できる。
【0047】
図33は反射防止膜4を持たない従来例を示す。反射防止膜を持たない場合、傾斜部250に、既に形成されているメッキ下地膜によって、露光光Dp1が反射される。反射された露光光Dp1の一部は、ポール部領域P0の方向にも反射される。このため、ポール部領域P0の露光パターンが、フォトマスクPHMによる露光パターンとは異なる結果となり、ポール部領域P0に対応するレジストフレーム60にパターン崩れを生じる。
【0048】
次に、図24〜26に示すように、レジストフレーム60によって囲まれたパターン61の内部に存在する反射防止膜4(図21〜23参照)を除去する。反射防止膜4はアッシング等のドライエッチング法の適用によって除去することができる。ここで、ポール部領域P0には反射防止膜が残らないように、反射防止膜4をパターンニングしてある(図12〜図17参照)ので、レジストフレーム60によって囲まれたパターン61内に存在する反射防止膜4だけを除去すればよい。このため、ヨーク部領域と、ポール部領域P0におけるエッチングレートの相違に起因するレジストフレーム60のパターン精度の低下、及び、レジストフレーム60の高さ低下等の問題を生じる余地がない。
【0049】
次に、図27〜29に示すように、レジストフレーム60によって囲まれたパターン61の内部に、第2の磁性膜22を形成する。第2の磁性膜22は、スロートハイト零点TH0まではギャップ膜24及び第1の磁性膜21と平行な第2のポール部220を構成し、スロートハイト零点TH0からコイル絶縁膜25の上面に向かって、エイペックス角θで傾斜するように形成される。
【0050】
ここで、第2のポール部220のを画定するレジストフレーム60のパターンが、フォトマスクの露光パターンによってほぼ定まる高精度の寸法、形状に設定されているから、高精度のパターンを有する第2のポール部220を形成することができる。また、第2のポール部220に対応するレジストフレーム60のパターン61を高精度で設定できるので、例えば、1.0μm以下の狭小化された記録トラック幅を有する薄膜磁気ヘッドを製造することができる。しかも、レジストフレーム60によって囲まれたパターン61内に存在する反射防止膜4を除去した後、レジストフレーム60の内部に第2の磁性膜22を形成する(図24〜図26参照)ので、第2の磁性膜22の磁気的特性が反射防止膜4の影響を受けることがない。
【0051】
更に、図12〜図17を参照して説明したように、ヨーク部領域と、ポール部領域P0におけるエッチングレートの相違に起因するレジストフレーム60のパターン精度の低下、及び、レジストフレーム60の高さ低下等の問題を生じる余地がないので、第2の磁性膜22のポール部220及びヨーク部221を高精度のパターンで形成することができる。
【0052】
次に、図30〜32に示すように、レジストフレーム60及びその下等に残存している反射防止膜4を除去する。レジストフレーム60及び反射防止膜4は、有機溶剤による溶解法、もしくは、アッシング等のドライエッチング法の適用によって除去することができる。このように、第2の磁性膜22を形成した後、反射防止膜4は、レジストフレーム60と共に除去されるので、最終製品としての薄膜磁気ヘッド(図1、図2参照)が反射防止膜4による影響を受けることがない。
【0053】
しかも、傾斜部250には反射防止膜4が残るが、ポール部領域P0には反射防止膜が残らないように、反射防止膜4をパターンニングしてある(図12〜図17参照)ので、第2の磁性膜22を形成するに当たって、レジストフレーム60によって囲まれたパターン61内に存在する反射防止膜4だけを除去すればよい。このため、ヨーク部領域と、ポール部領域P0におけるエッチングレートの相違に起因するレジストフレーム60のパターン精度の低下、及び、レジストフレーム60の高さ低下等の問題を生じる余地がない。このため、第2の磁性膜22のポール部220及びヨーク部221を高精度のパターンで形成することができる。
【0054】
本発明に係る製造方法は、ポール部領域に反射防止膜を形成しなければよいのであって、このような状態は、例えば、ポール部領域に、予め、ある種の膜を形成しておき、その上に付着された反射防止膜を、前記膜とともに除去することによっても実現することができる。
【0055】
第1の磁性膜21、ギャップ膜24及び第2の磁性膜22によって構成されるポール部は、例えば、高密度記録を達成する等のために、種々の構造、態様を取ることがある。本発明は、ポール部の構造または態様が変化した場合にも、幅広く対応できる。
【0056】
また、実施例は、誘導型磁気変換素子2を書き込み専用とし、読み出し用としてMR素子3を有する複合型薄膜磁気ヘッドの製造方法を示しているので、MR素子3を形成する工程も含んでいる。MR素子3は、誘導型磁気変換素子2よりも前に形成される。
【0057】
更に、図示は省略するが、図30〜32に図示された工程の後も、図1、2に図示された薄膜磁気ヘッドを得るために必要な工程が実行されることは言うまでもない。これらの工程には、従来より周知の工程を採用することができる。
【0058】
以上、好適な具体的実施例を参照して本発明を詳説したが、本発明の本質及び範囲から離れることなく、その形態と細部において、種々の変形がなされ得ることは、当業者にとって明らかである。
【0059】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、次のような効果が得られる。
(a)コイル絶縁膜の上に形成される磁性膜を、高精度のパターンで形成し得る薄膜磁気ヘッドの製造方法を提供することができる。
(b)コイル絶縁膜の上に形成される磁性膜のポール部を高精度のパターンで形成し得る薄膜磁気ヘッドの製造方法を提供することができる。
(c)コイル絶縁膜の上に形成される磁性膜のヨーク部を高精度のパターンで形成し得る薄膜磁気ヘッドの製造方法を提供することができる。
(d)狭小化された記録トラック幅を有する薄膜磁気ヘッドを製造するのに適した製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る薄膜磁気ヘッドの斜視図である。
【図2】図1に図示された薄膜磁気ヘッドの断面図である。
【図3】図1、2に示した薄膜磁気ヘッドの製造工程の一つを示す断面図である。
【図4】図3の4ー4線に沿って切断したときの端面図である。
【図5】図3、4に示した薄膜磁気ヘッド部分の平面図である。
【図6】図3〜5に示した製造工程の後の工程を示す断面図である。
【図7】図6の7ー7線に沿って切断したときの端面図である。
【図8】図6、7に示した薄膜磁気ヘッド部分の平面図である。
【図9】図6〜8に示した製造工程の後の工程を示す断面図である。
【図10】図9の10ー10線に沿って切断したときの端面図である。
【図11】図9、10に示した薄膜磁気ヘッド部分の平面図である。
【図12】図9〜11に示した製造工程の後の工程を示す断面図である。
【図13】図12の13ー13線に沿って切断したときの端面図である。
【図14】図12、13に示した薄膜磁気ヘッド部分の平面図である。
【図15】図12〜14に示した製造工程の後の工程を示す断面図である。
【図16】図15の16ー16線に沿って切断したときの端面図である。
【図17】図15、16に示した薄膜磁気ヘッド部分の平面図である。
【図18】図15〜17に示した製造工程の後の工程を示す断面図である。
【図19】図18の19ー19線に沿って切断したときの端面図である。
【図20】図18、19に示した薄膜磁気ヘッド部分の平面図である。
【図21】図18〜20に示した製造工程の後の工程を示す断面図である。
【図22】図21の22ー22線に沿って切断したときの端面図である。
【図23】図21、22に示した薄膜磁気ヘッド部分の平面図である。
【図24】図21〜23に示した製造工程の後の工程を示す断面図である。
【図25】図24の25ー25線に沿って切断したときの端面図である。
【図26】図24、25に示した薄膜磁気ヘッド部分の平面図である。
【図27】図24〜26に示した製造工程の後の工程を示す断面図である。
【図28】図27の28ー28線に沿って切断したときの端面図である。
【図29】図27、28に示した薄膜磁気ヘッド部分の平面図である。
【図30】図27〜29に示した製造工程の後の工程を示す断面図である。
【図31】図30の31ー31線に沿って切断したときの端面図である。
【図32】図30、31に示した薄膜磁気ヘッド部分の平面図である。
【図33】従来製造方法の問題点を説明する断面図である。
【符号の説明】
2 薄膜磁気変換素子
21 第1の磁性膜
22 第2の磁性膜
210 第1のポール部
220 第2のポール部
23 コイル膜
24 ギャップ膜
25 コイル絶縁膜
250 傾斜部
4 反射防止膜

Claims (4)

  1. 薄膜磁気ヘッドの製造方法であって、
    前記薄膜磁気ヘッドは、第1の磁性膜、第2の磁性膜、コイル膜、コイル絶縁膜及びギャップ膜を含み、
    前記第1の磁性膜及び前記第2の磁性膜は、媒体対向面側となる端部が前記ギャップ膜を介して互いに対向し、対向領域がポール部を構成し、
    前記コイル絶縁膜は、前記コイル膜を支持し、媒体対向面側となる前記端部の後方において、前記ポール部から立ち上がる傾斜部を有しており、
    前記第2の磁性膜は、前記ポール部の後方において、前記コイル絶縁膜の前記傾斜部に沿って立ち上がっており、
    前記薄膜磁気ヘッドの製造に当たり、前記第1の磁性膜、前記ギャップ膜及び前記コイル絶縁膜を形成した後、前記第2の磁性膜を形成する前、前記ポール部に対応する領域を除き、前記コイル絶縁膜の表面のうち少なくとも前記傾斜部に反射防止膜を形成し、
    次に、前記反射防止膜及び前記コイル絶縁膜を覆うフォトレジストを塗布し、このフォトレジストに対して前記第2の磁性膜のためのフォトリソグラフィ工程を実行して、レジストフレームを形成し、
    次に、前記レジストフレームによって囲まれたパターン内に存在する前記反射防止膜を除去し、
    次に、前記レジストフレームによって囲まれた前記パターン内に、前記第2の磁性膜を形成し、前記レジストフレーム及び残存している前記反射防止膜を除去する、
    工程を含む薄膜磁気ヘッドの製造方法。
  2. 薄膜磁気ヘッドの製造方法であって、
    前記薄膜磁気ヘッドは、第1の磁性膜、第2の磁性膜、コイル膜、コイル絶縁膜及びギャップ膜を含み、
    前記第1の磁性膜及び前記第2の磁性膜は、媒体対向面側となる端部が前記ギャップ膜を介して互いに対向し、対向領域がポール部を構成し、
    前記コイル絶縁膜は、前記コイル膜を支持し、媒体対向面側となる前記端部の後方において、前記ポール部から立ち上がる傾斜部を有しており、
    前記第2の磁性膜は、前記ポール部の後方において、前記コイル絶縁膜の前記傾斜部に沿って立ち上がっており、
    前記薄膜磁気ヘッドの製造に当たり、前記第1の磁性膜、前記ギャップ膜及び前記コイル絶縁膜を形成した後、前記第2の磁性膜を形成する前、前記コイル絶縁膜の表面のうちの少なくとも前記傾斜部を含む表面と、前記ポール部に対応する領域とに、反射防止膜を形成し、
    次に、少なくとも前記傾斜部に反射防止膜が残り、前記ポール部に対応する領域に反射防止膜が残らないように、前記反射防止膜をパターンニングし、
    次に、前記反射防止膜及び前記コイル絶縁膜を覆うフォトレジストを塗布し、このフォトレジストに対して前記第2の磁性膜のためのフォトリソグラフィ工程を実行して、レジストフレームを形成し、
    次に、前記レジストフレームによって囲まれたパターン内に存在する前記反射防止膜を除去し、
    次に、前記レジストフレームによって囲まれた前記パターン内に、前記第2の磁性膜を形成し、
    次に、前記レジストフレーム及び残存している前記反射防止膜を除去する、
    工程を含む薄膜磁気ヘッドの製造方法。
  3. 請求項1または2の何れかに記載された製造方法であって、前記反射防止膜は、ポリサルフォンポリマーの誘導体またはマレイミドビニルコポリマーの誘導体から選択された一種でなる
    薄膜磁気ヘッドの製造方法。
  4. 請求項1、2または3のの何れかに記載された製造方法であって、
    磁気抵抗効果素子を形成する工程を含む
    薄膜磁気ヘッドの製造方法。
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