JP3762962B2 - 乗用豆刈機 - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
この発明は、圃場の畝に条植えされた小豆等の作物を、駆動車を走行させながら、刈取装置により刈取自在に構成した乗用豆刈機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来におけるこの種の豆刈機としては実開昭60−127714号公報で公開された「大豆、小豆等の刈取機」(以下従来豆刈機という)が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来豆刈機は、フレームの左右に配された側フレーム先端の取付脚に、案内輪及び刈取刃体が設けられており、刈取刃体前方にはデバイダガイドが地表に接触しないよう一定の高さに張り出して設けられている。
【0004】
しかし、デバイダガイドは地表の作物を引き起こすための装置であり、機体が直進するときは問題ないが、機体が方向転換するときは圃場の凸凹にデバイダガイドの先端が接触して容易に方向転換できないという問題があった。
【0005】
また従来刈取機では、刈取刃体が側フレーム先端の取付脚に設けられているため、駆動車の操縦席から見え難いという問題があった。
【0006】
【問題を解決するための手段】
この発明は上記問題を解決することを目的としており、操縦席でレバー(図示せず)を引くだけで刈取装置が上昇して刈取作業が止むと共に、それに連動して前方に張り出している前輪デバイダーが上昇回転し、地表の作物上方に先端を跳ね上げることのできる乗用豆刈機を提供せんとするものである。
【0007】
またこの発明は前輪、後輪の前後中央に昇降自在に刈取装置を設けた乗用豆刈機を提供せんとするものである。
【0008】
即ちこの発明は、前輪及び後輪に走行自在に支持された駆動車の機体に対し、操縦者のレバー操作で昇降自在に刈取装置を設ける一方、上記前輪の前方に張り出して設ける前輪デバイダーを上下回動自在に前輪で支持せしめ、該前輪デバイダーを前記刈取装置の昇降作動と連動して上下回動させるレバーを含む連動手段を設け、該刈取装置の上昇時に刈取作業を停止させると共に上記前輪デバイダーを上方に撥ね上げる構成としていることを特徴とするものである。
【0009】
またこの発明は、上記駆動車の機体を前輪1輪、後輪2輪で支持せしめ、該機体上に設けた操縦者席の操縦者によりレバー操作される並行リンク機構を介して上記刈取装置のフレームを連結し、該刈取装置に回転鋸刃を取り付けている一方、該刈取装置と前輪デバイダーとの上記連動手段は、刈取装置のフレームの上面に突設した台座と、該台座上方に配置されて台座の昇降に応じて回転される後部レバーと、該後部レバーとワイヤを介して接続される前部レバーと、該前部レバーと前記前輪デバイダーと連結するロッドとから構成したことを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
この発明を図示実施例により説明すると、機体1は前輪2及び後輪3に走行自在に支持され、機体1の後部には操縦席4が前向きに設けられている。
また、前輪2と後輪3の前後中央には刈取装置5が、操縦席4から直視自在なよう並行リンク機構6を介し機体1に対し昇降自在に支持されている。
【0011】
刈取装置5は平行リンク機構6の先端に水平支持されているフレーム7と、そのフレーム7の左右にアーム8を介して回転自在に支持されている回転鋸刃9と、回転鋸刃9の前方に設けられている接地板10からなっている。
この接地板10は回転鋸刃9の地表深さを規定するためのもので、回転鋸刃9の高位置に高さ調整自在に設けられている。
【0012】
前輪2には前輪デバイダー11が前方に大きく張り出して設けられており、回転鋸刃9の前方には、刈刃デバイダー12が設けられている。
これら前輪デバイダー11と刈刃デバイダー12は、圃場に条植えされている作物を起こしながら、前進してくる回転鋸刃9に対して供給するための案内である。
【0013】
機体1には、刈取装置5と前輪デバイダー11との連動手段とし、「へ」の字型に湾曲した前部レバー13と後部レバー14が前後に配されており、前部レバー13の後端と後部レバー14の前端はワイヤ15を介し連動自在に連結している。また前部レバー13の前端はロッド16を介し前輪デバイダー11と連結している。
【0014】
後部レバー14の下方には、平行リンク機構6先端に支持されている刈取装置5が昇降自在に設けられており、刈取装置5のフレーム7の上面には後部レバー14に対向して台座17が突出して設けられている。
【0015】
この発明は上記のように構成されているので、操縦者がレバー操作して刈取装置5を上昇させると、フレーム7上面の台座17が上方の後部レバー14の後端に当たってこれを跳ね上げ、ワイヤ15を介し前部レバー13を後方回転させることになるが、前部レバー13が後方回転すると、ロッド16を介し前輪デバイダー11の先端が上方に跳ね上げられる。
【0016】
前輪デバイダー11の先端が上方に跳ね上げられると、前輪デバイダー11が圃場の凸凹に接触しなくなるので、機体1は左右に容易に方向転換できるようになる。
【0017】
【発明の効果】
このように本願発明によるときは刈取作業を止めようと、操縦者がレバー操作により刈取装置を上昇させると、それに連動して前輪デバイダーの先端が跳ね上げられ、前輪デバイダーが圃場の凸凹に接触しなくなるので、刈取作業の終了に伴ない機体の方向転換が容易にできるようになった。
【0018】
またこの発明によるときは操縦席から刈取装置が直視し易く、刈取作業の管理が極めて容易になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の斜視図である。
【符号の説明】
1 機体
2 前輪
3 後輪
4 操縦席
5 刈取装置
6 平行リンク機構
7 フレーム
8 アーム
9 回転鋸刃
10 接地板
11 前輪デバイダー
12 刈刃デバイダー
13 前部レバー
14 後部レバー
15 ワイヤ
16 ロッド
17 台座
Claims (2)
- 前輪及び後輪に走行自在に支持された駆動車の機体に対し、操縦者のレバー操作で昇降自在に刈取装置を設ける一方、上記前輪の前方に張り出して設ける前輪デバイダーを上下回動自在に前輪で支持せしめ、該前輪デバイダーを前記刈取装置の昇降作動と連動して上下回動させるレバーを含む連動手段を設け、該刈取装置の上昇時に刈取作業を停止させると共に上記前輪デバイダーを上方に撥ね上げる構成としていることを特徴とする乗用豆刈機。
- 上記駆動車の機体を前輪1輪、後輪2輪で支持せしめ、該機体上に設けた操縦者席の操縦者によりレバー操作される並行リンク機構を介して上記刈取装置のフレームを連結し、該刈取装置に回転鋸刃を取り付けている一方、該刈取装置と前輪デバイダーとの上記連動手段は、刈取装置のフレームの上面に突設した台座と、該台座上方に配置されて台座の昇降に応じて回転される後部レバーと、該後部レバーとワイヤを介して接続される前部レバーと、該前部レバーと前記前輪デバイダーと連結するロッドとから構成している請求項1に記載の乗用豆刈機。
Priority Applications (1)
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JP2000020756A JP3762962B2 (ja) | 2000-01-28 | 2000-01-28 | 乗用豆刈機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000020756A JP3762962B2 (ja) | 2000-01-28 | 2000-01-28 | 乗用豆刈機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP3762962B2 true JP3762962B2 (ja) | 2006-04-05 |
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ID=18547269
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2000020756A Expired - Fee Related JP3762962B2 (ja) | 2000-01-28 | 2000-01-28 | 乗用豆刈機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Families Citing this family (1)
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-
2000
- 2000-01-28 JP JP2000020756A patent/JP3762962B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JP2001204222A (ja) | 2001-07-31 |
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