JP3762910B2 - 制御システム - Google Patents
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Description
本発明は、例えば遠隔地にある被制御装置を制御するための制御システムに関する。
背景技術
従来、機器が故障した場合の最も普及している対策は、サポートセンターへ電話で症状を説明し、障害の重度に応じてユーザが修復したり、サービスマンを派遣して修理をしたりするという、主に人手に頼る方法である。これに対し、通信装置に対しては、遠隔地から装置の状態を見たり、設定を変更したりするといった、保守、管理を行う遠隔制御システムが構築されている。
例えば、特開2000−115393号公報に示されるようなシステムが提案されている。この公報に開示されたシステムでは、マシンから通知されるエラー情報に合せて、コントロールセンターで修復データまたはプログラムを送信することにより障害の復旧、症状の軽減を行う。また、コントロールセンターで収集したエラー履歴によりエラー発生を予測し、対策プログラムを予め送信することにより、障害発生を未然に防いでいる。
第19図にそのシステム構成を示す。コントロールセンター167と各地に存在するアクセスポイント(以下「AP」と称する。)164〜166が、通信ネットワーク1611で接続されている。被制御装置であるマシンA161、マシンB162、マシンC163は、AP164と接続されている。コントロールセンター167は、各AP164〜166を介して、被制御装置であるマシン161〜163と接続されている。そして、コントロールセンター167は、データベース(DB)168に格納されたマシン161〜163の操作テーブルデータやプログラムをマシン161〜163へ送付することで保守、管理を行い、さらに必要に応じて、対策機関1610から情報を受けたり、サービスセンター169からサービスマンを派遣し不具合に対処したりするようにしている。
コントロールセンターと被制御装置が異なるネットワークに属しているために直接アクセスできない場合、例えば装置がプライベートネットワークに属し、コントロールセンターがグローバルネットワークに属している場合は、何らかの中継機能が必要となる。現在主流として用いられているネットワークプロトコルであるIPv4(Internet Protocol version 4)体系を例に説明すると、アドレス数が不足するため、家庭内や企業内はローカルなネットワーク(Local Area Network:以後「LAN」と記す。)を構築する。このとき、LANからグローバルネットワークへアクセスする場合には、例えばNAT(Network Address Translator)などのアドレス変換技術を用いる。NATはヘッダに含まれるプライベートアドレスをグローバルアドレスに変換するが、データに含まれるプライベートアドレスの変換は行わない。従って、コントロールセンターがデータに含まれているプライベートアドレスを用いてアクセスを試みる場合には、NATでは中継を行うことができない。
これを解決する方法としては、コントロールセンターと被制御装置の間に中継装置を配置し、中継装置が被制御装置アドレスとコマンド一覧とをテーブルとして管理する方法がある。コントロールセンターは中継装置に対してコマンドを送信し、中継装置は受けたコマンドを解決し、コマンド一覧テーブルを参照して、適切な被制御装置へコマンドを発する。
しかし、この場合、中継装置においてコマンド一覧テーブルを保持する必要があるため、新しい被制御装置が追加されコマンドが変更になった場合にはその都度テーブルを更新する必要があり操作が煩雑であった。
また、一旦、中継装置が全てのコマンドを受け、解釈を行わなくてはならないため、被制御装置やコマンドが増加するとコマンド一覧テーブルのデータ量が膨大になり、中継装置が大型化するという問題があった。
尚、特開2000−115393号公報では、コントロールセンター167とマシン161〜163は直接通信せず、他の機器が中継を行ってもよいとしている。しかしながら、その中継方法については言及されておらず、制御データが装置アドレスを含んでいる場合の課題は残されたままである。
また、コントロールセンターから遠隔制御を行える環境にあった場合でも、従来は予め決まった装置に対して決まった操作のみを行うことしかできず、また、メーカや装置により遠隔制御の操作方法や制御に必要なデータが異なり、遠隔制御を行うオペレータにも被制御装置にも多大な負担を与える。このため、複数のメーカや異なる装置が混在するネットワークの統合的な管理、制御は困難であった。
さらに、コントロールセンターでは、装置制御のために必要な情報を常に保持している必要があり、バージョンアップや制御対象装置が追加されるたびに、制御情報を追加更新するなど、データベース管理に多大な労力を費やしていた。また、エラーには個体差があり、その対策方法も個体別に異なる場合がある。その場合、個体毎の修理ノウハウをデータベースに蓄積するには、膨大な維持コストがかかってしまうという問題があった。
また、特開2000−115393号公報では、装置で発生したエラーに対する対策プログラムがある程度特定できることを想定しており、例えばエラーの原因をコントロールセンターから操作して特定することについては言及していない。
本発明では、例えば、遠隔地にあるオペレーションセンターのオペレータが、異なるネットワークに属している装置を簡単に遠隔制御できるようにすることを目的とする。
発明の開示
本発明の一観点によれば、制御装置を含む第1のネットワークと、少なくとも1以上の被制御装置を含む第2のネットワークと、前記第1のネットワークと前記第2のネットワークとに関連付けされた変換装置とを含む制御システムであって、前記被制御装置は、該被制御装置に関する被制御装置情報を管理する被制御装置情報管理部と、前記被制御装置情報を適切なタイミングで送信する被制御装置情報通信部とを有し、前記変換装置は、前記被制御装置より取得した前記被制御装置情報に基づき被制御装置情報プロキシを作成する被制御装置情報プロキシ作成手段と、前記被制御装置情報及び前記被制御装置情報プロキシを登録管理する情報管理手段とを有し、前記制御装置は、前記変換装置から前記被制御装置情報プロキシを取得し前記被制御装置を操作する操作命令を発行する手段を有している制御システムが提供される。
第1のネットワークに属する制御装置から第2のネットワークに属する被制御装置を制御可能となり、制御に必要な情報管理を簡便化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施の形態による制御システムの全体構成を示す図である。第2図は、本発明の一実施の形態による制御システムにおける変換装置の構成を示す図である。第3図は、Lookupサービスシステムの構成を示す図である。第4図(A)から(C)までは、Lookupサービスシステムの基本的な原理を示す図である。第5図は、本発明の一実施の形態による制御システムにおける被制御装置の構成を示す図である。第6図は、本発明の一実施の形態による制御システムにおける制御装置の構成を示す図である。第7図は、本発明の一実施の形態による制御システムにおける被制御装置IAオブジェクトの構成例を示した図である。第8図は、本発明の一実施の形態による制御システムにおいて、制御装置から被制御装置の制御を行うシーケンスを示した図である。第10図は、本発明の一実施の形態による制御システムにおける被制御装置IAオブジェクトに含まれる情報例を示した図であり、冷蔵庫を例にした図である。第11図は、本発明の一実施の形態に係る制御システムにおける被制御装置IAオブジェクトに含まれる情報例を示した図であり、エアコンを例にして図である。第12図は、本発明の一実施の形態による制御システムにおける自己診断機能を持つ被制御装置情報管理部の構成を示す図である。第13図は、本発明の一実施の形態による制御システムにおける自己診断機能の処理フロー図である。第14図は、本発明の一実施の形態による制御システムにおいて被制御装置から制御装置へ自己診断要請があった場合のシーケンスを示した図である。第15図は、本発明の一実施の形態による制御システムにおけるフレームワーク処理機能を有する制御装置通信部の構成を示す図である。第16図は、本発明の一実施の形態による制御システムにおけるフレームワーク例を示す図である。第17図は、本発明の一実施の形態による制御システムにおける制御装置通信部でのフレームワーク処理シーケンスを示す図である。第18図は、本発明の一実施の形態による制御システムにおいて、制御装置OpSから被制御装置IAへのオブジェクトダウンロードのシーケンスを示す図である。第19図は、従来技術による制御システムの構成を示す図である。
発明の実施の形態
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。尚、以下の実施形態は、本発明を限定するものではない。
第1図は、本発明の一実施形態による制御システム(遠隔制御システム)の構成を示す図である。本明細書において、制御装置とは、例えば遠隔地のオペレーションセンターにある操作端末や顧客情報のデータベースなどの装置群を指し、この制御装置を以降、制御装置OpSと記述する。変換装置とは、例えば異なるネットワーク間に存在するゲートウェイの役割を果たすものを指し、この変換装置を以降変換装置HGWと記述する。被制御装置とは、例えば遠隔地からの操作対象となる通信機能を持った各種機器で、制御されるだけでなく単独で機能も果たす機器を指し、この被制御機器を以降被制御装置IAと記述する。
制御装置OpSを含んで第1のネットワークが構成され、1台以上の被制御装置IAとを含んで第2のネットワークが構成されている。第1のネットワークと第2のネットワークとに関連付けされ変換装置HGWが設けられている。
第1図に示すように、制御装置OpS1と公衆網7とを含んで第1のネットワークが構成されている。また、複数の被制御装置IA3、4、5、6を含んで第2のネットワークが構成されている。第1のネットワークと第2のネットワークは、変換装置HGW2を中継点として接続されている。制御装置OpS1と変換装置HGW2とは公衆網7により接続されている。
第1のネットワークは、例えばグローバルネットワークであり、第2のネットワークは、例えば家庭内LANである。例えば制御装置OpS1は、インターネットと関連付けされており、変換装置HGWは家庭内LANとインターネットとの両方に関連付けされており、家庭内LANは、様々なメーカ、機種、バージョンの被制御装置IAと関連付けされている。関連付けされているとは、有線・無線などの方法を問わず、直接又は間接的に接続されている状態を含む。
制御装置OpSは、例えば被制御装置IAメーカが自社の被制御装置IA専用の制御装置OpSを運営したり、複数メーカに対応したサービス会社が一括して運営したり、制御データDBをメーカが運営し、サービス会社がメーカが運営する制御データDBを活用するなど、様々な運営方法がある。また、制御装置OpSはインターネット上に複数存在してもよい。
尚、本明細書において、被制御装置IAが持つ被制御情報を被制御装置情報、変換装置HGWが持つ被制御情報プロキシを被制御装置情報プロキシを記述する。被制御装置に関する制御情報(被制御装置情報)は第2のネットワーク(被制御装置を含むネットワーク)において実行可能な操作命令を含んでおり、被制御装置情報プロキシは、第1のネットワークで実行可能な操作命令を含む情報である。
第2図は、変換装置HGW2の構成例を示す図である。変換装置HGW2は第1のネットワークと第2のネットワークとの間に位置するため、グローバルアドレスとプライベートアドレスの両方を有している。
変換装置HGW2には、さまざまな情報を登録・管理する情報管理機能が稼動している。例えばミドルウェアJiniが提供するLookupサービスなどの情報管理機能に対して問合せを行うと、登録されている情報を取得することができる。情報管理機能を、以降Lookupサービス31と記述する。Lookupサービス31には、被制御装置情報プロキシ35と被制御装置情報36とを含む情報が登録されている。
プロキシ機能部32は、被制御装置情報36から、対応する被制御装置情報プロキシ35を生成し、Lookupサービス31に登録する機能と、被制御装置情報プロキシ35と被制御装置情報36の中継機能とを有する。
ここで、Lookupサービスの仕組みについて第3図及び第4図を参照して説明する。第3図は、Lookupサービスの基本的なシステム構成を示す図である。第4図は、Lookupサービスの基本的な処理手順を示す図である。
第3図に示すように、Lookupサービスシステム200は、サービス管理者(Lookupサービス)201と、サービス提供者(IA)203と、サービス利用者(OpS)205とを含んで構成される。
サービス管理者201は、サービス提供者203のサービスを管理し、サービス利用者205に管理情報を提供する。サービス提供者203は、サービス管理者201に提供サービス情報を登録し、サービス利用者205にサービスを行う。サービス利用者205は、サービス管理者201から、サービス提供者203を検索し、サービス提供者203からサービスを受ける。
第2図に示す例では、サービス管理者201がLookupサービスに相当し、サービス提供者203が被制御装置IAに相当し、サービス利用者205が制御装置OpSに相当する。
第4図(A)から(C)までは、Lookupサービスの基本的な利用手順を示す図である。新たな機器がネットワークに接続された場合(サービスを追加する場合)には、第4図(A)にL11で示されるように、サービス提供者203である被制御装置IAは、その存在をネットワークにブロードキャストする。被制御装置IA内に格納されているサービス207をサービス管理者201であるLookupサービスに登録する。提供可能なサービス207がLookupサービスに読み込まれる。
サービス管理者(Lookupサービス)201に登録されているサービス207を利用する際には、第4図(B)に示すように、まず、サービス利用者(制御装置OpS)205が、サービス管理者201のLookupサービスに、サービス207の提供を要求する(L12)。
第4図(C)に示すように、サービス管理者(Lookupサービス)201は、要求されたサービス207のコピーをクライアントであるサービス利用者(制御装置OpS)205に転送する(L13)。クライアントであるサービス利用者(制御装置OpS)205は、サービス207のコピーを用いて、目的のサービス提供者203である被制御装置IAと通信を行う。
例えば、パーソナルコンピュータ(PC)の画像データを、Lookupサービスを介してプリンタで印刷する場合を想定する。
まず、プリンタが印刷サービスをLookupサービスに登録しておく。次いで、PCから画像を印刷したい場合、Lookupサービスに「印刷サービス」を要求する。PCに「印刷サービス」を利用するために必要な情報が送られてくる。PCで「印刷サービス」を実行する。PC内の「印刷サービス」がプリンタに画像データを渡し、印刷を開始する。以上により印刷処理が行われる。
上記のLookupサービスが、本実施の形態による制御システムに利用される。
また、変換装置HGW2は、第1のネットワーク(OpS)と通信を行う第1通信機能部33と第2のネットワーク(IA)と通信を行う第2通信機能部34とを有する。Lookupサービス31とプロキシ機能部32は、ともに第1通信機能部33と第2通信機能部34と接続されており、変換装置HGW2は第1のネットワークに存在する制御装置OpS1と第2のネットワークに存在する被制御装置IA(3〜6)と通信を行うことができる。
第5図は、被制御装置IAの構成例を示す図である。以下、便宜的に被制御装置IAを代表して被制御装置IA3のみを示すが、存在するn個の被制御装置IAは基本的に第5図と同様の構成を有している。従って、以下、「被制御装置IA3」と記した場合は、被制御装置IA3〜被制御装置IA6までについて説明しているものとする。
被制御装置IA3は、通常の被制御装置IA特有の機能を有する被制御装置(IA)機能部21と、被制御装置(IA)機能部21を制御する被制御装置(IA)ファームウェア22と、被制御装置情報管理部23と、被制御装置(IA)通信機能部24とを具備している。被制御装置情報管理部23は、被制御装置IA3が保持している被制御装置情報の管理機能と、変換装置HGW2上で稼動している情報管理機能に被制御装置情報を登録する機能とを有する。
被制御装置IAが保持している被制御装置情報とは、被制御装置IA自身が持つ第2のネットワークアドレス情報や被制御装置IAを操作するための被制御装置(IA)操作メソッド、被制御装置(IA)操作メソッドを利用するための被制御装置(IA)操作メソッド情報、被制御装置IAのプロパティ情報といった情報を含んでいる。また、被制御装置情報管理部23は、被制御装置情報内にある被制御装置IAのメソッドを被制御装置(IA)ファームウェア22に伝達し、被制御装置IAの制御を行う機能も有する。被制御装置(IA)通信機能部24は、被制御装置IA3と変換装置HGW2の通信や、他の被制御装置IA4〜6との通信を行う機能を有する。
第6図は、制御装置OpS1の構成例を示す図である。制御装置OpS1は、変換装置HGW2を介して被制御装置IA3の制御を行うことができる。
制御装置OpS1は、さまざまな情報を表示する表示部41と、制御装置OpS1から発する制御命令などを入力するための入力部42と、通信を行う制御装置(OpS)通信部43とを具備する。表示部41は、制御装置(OpS)オペレータが操作を行うためのGUI(Graphical User Interface)44を備えている。制御装置OpSのオペレータは、GUI44を用いて各種操作を行うことができる。制御装置(OpS)通信部43により、通信機能の他に、GUI44からの要求に応じて変換装置HGW2(第2図)のLookupサービス31に対して問い合わせを行い、Lookupサービス31に登録されている被制御装置情報プロキシを取得することができる。
また、制御装置(OpS)通信部43は、GUI44からの要求に応じて、被制御装置(IA)情報プロキシが保持するメソッド情報に基づいたメソッド実行命令を発行することができる。
尚、本実施の形態においては、制御装置OpS1は表示部41を備えたものとしたが、表示部41以外の装備、例えば音声入出力装置等を有していても良い。
次に、被制御装置(IA)情報登録と、操作メソッド中継の流れを説明する。
まず、被制御装置情報登録の流れを第2図を参照して説明する。被制御装置情報登録の流れを点線で、操作メソッド中継の流れを直線で示す。被制御装置IA3は、被制御装置IA3自身が保持している被制御装置(IA)情報37をLookupサービス31に登録する(L1)。Lookupサービス31に登録された被制御装置(IA)情報36は、遠隔から制御するために必要な操作メソッドや第2のネットワークにおける被制御装置(IA)識別情報、例えばプライベートアドレスなどを含む。
尚、ここで、制御装置OpS1から被制御装置IA3を制御しようとした場合に、Lookupサービス31から被制御装置(IA)情報36を取得したとしても、制御装置OpS1は第1のネットワークに、被制御装置IA3は第2のネットワークに属しているため、制御装置OpS1からは被制御装置IA3のプライベートアドレス宛に制御のための通信を行っても、制御命令は被制御装置IA3まで到達しない。
そこで、変換装置HGW2のプロキシ機能部32が、Lookupサービス31から被制御装置情報登録検知信号(L2)を受け取ると、対応する被制御装置(IA)情報プロキシ35を生成し、被制御装置(IA)情報プロキシ35をLookupサービス31へ登録する(L3)。被制御装置情報(IA)プロキシ35は、例えば、被制御装置情報36に対応する被制御装置IA3の第2のネットワークにおける識別情報と、被制御装置情報36に含まれる操作メソッドを中継するために必要な情報と、変換装置HGW2の第1のネットワークにおける識別情報(グローバルアドレス)とを含んでいる。
次に、制御装置OpS1からの操作メソッド中継の流れを説明する。制御装置OpS1が、被制御装置IA3を制御する場合には、まず変換装置HGW2のLookupサービス31から被制御装置(IA)情報プロキシ35を取得する(L4)。制御装置OpS1は、取得した被制御装置(IA)プロキシ情報38を利用し、変換装置HGW2に対して被制御装置(IA)操作メソッド中継命令を発する(L5)。
被制御装置(IA)操作メソッド中継命令を受けた被制御装置(IA)情報プロキシ35は、プロキシ機能部32に送られる(L6)。プロキシ機能部32では、被制御装置(IA)情報プロキシ35に含まれている情報をもとに、対応する被制御装置(IA)情報及び実行すべき操作メソッドを調べる。次に、調べた被制御装置(IA)情報36の操作メソッドを実行し、被制御装置IA3に操作メソッドを送る(L7,L8)。
以上の手順により、変換装置HGW2は、制御装置OpS1から被制御装置IA3への操作メソッドの中継を行うことができる。被制御装置(IA)情報プロキシ35自身が、対応する被制御装置情報36と、どの操作メソッドを実行するべきかの情報を有している。従って、変換装置HGW2では、被制御装置(IA)情報36と被制御装置(IA)情報プロキシ35との対応をテーブルなどで管理する必要がなく、制御装置OpS1からある被制御装置(IA)情報プロキシ35が実行されたとき、どの被制御装置(IA)情報36の操作メソッドを実行するかは、被制御装置(IA)情報プロキシ35自身を調べるだけで知ることができる。
また、被制御装置IA3や被制御装置IA3が持つ被制御装置(IA)情報36が増えたとしても、換言すればLookupサービス31に登録される被制御装置(IA)36が増えたとしても、被制御装置(IA)情報36と被制御装置(IA)情報プロキシ35は対応しているため、Lookupサービス31に登録される被制御装置(IA)情報プロキシ35の数は増加するが、対応情報は被制御装置(IA)情報プロキシ35自身が保持しているため、その対応を管理する手間が増えない。
また、被制御装置情報プロキシ35は自動的に生成され、被制御装置(IA)情報プロキシ35は、変換装置HGW2の中継機能を実行させる機能を有するため、人手を必要とせずに被制御装置IA3と制御装置OpSとの中継を自動的に行うこともできる。
次に、本実施の形態の制御システムにおける被制御装置(IA)情報登録シーケンスを、第2図を参照して説明する。
被制御装置IA3は、任意のタイミングで、被制御装置IA3自身が保持している被制御装置(IA)情報をLookupサービス31に登録する(51)。例えば、被制御装置(IA)情報の登録タイミングを、ネットワーク接続又は被制御装置IA3の電源投入時といった所定のイベントが開始されるタイミングで自動的に行われるように設計しておけば、被制御装置情報のLookupサービス31への登録作業を自動的に行うことができ、ユーザの手を煩わすことなく被制御装置情報のシステムへ登録を行うこともできる。
Lookupサービス31においては、被制御装置(IA)情報登録要求(51)を受けると、被制御装置(IA)情報の登録処理を行い(52)、プロキシ機能部32へ被制御装置(IA)情報登録検知信号を発する(53)。登録検知信号(53)を受けたプロキシ機能部では、被制御装置情報36に対応して、変換装置HGW2と関連付けされる第1のネットワークにおける識別情報(例えばグローバルアドレス)、どの被制御装置(IA)情報36(例えばプライベートアドレス)のいずれの操作メソッドを実行するかの中継情報などを含む被制御装置(IA)情報プロキシ35を生成する(55)。さらに、生成した被制御装置(IA)情報プロキシ35をLookupサービス31に登録する(56)。
以上のシーケンスにより、被制御装置IAを制御するために必要な情報を、制御装置OpS1に提供することができる。また、以上の被制御装置(IA)情報登録シーケンスを完了した被制御装置IAは、制御装置OpS1から制御することができるようになる。
尚、第2のネットワークに新しい被制御装置IAを接続すると、新しく接続された被制御装置IAと変換装置HGW2とは、上記の処理手順51から56までを繰返し、被制御装置(IA)情報登録処理を行う。
次に、本実施の形態の制御システムにおける制御装置OpS1からの操作シーケンスを、第8図を参照して説明する。尚、制御装置OpS1からは、第2図に示したような被制御装置情報登録シーケンスが終了した被制御装置IAに対して制御を行うことができる。
まず、制御装置OpS1では、制御装置OpS1のオペレータがGUI44を利用し、制御装置OpS通信部43へ、被制御装置IA3が属するネットワークに関連付けされている変換装置HGW2への接続要求を出す(601)。この際、制御装置OpS1からの操作トリガは、例えば被制御装置IA3ユーザからの操作要請イベントでも良く、或いは、所定のタイミングに従って制御装置OpSオペレータが行う接続イベントでもよい。
制御装置(OpS)通信部43では、変換装置HGW2へ接続し(602)、Lookupサービス31へ登録情報取得要求を送る(603)。登録情報取得要求(603)を受けたLookupサービス31は、自身に登録されている情報の中から、制御装置OpS1の要求条件に合致する集合情報を送る。ここでは、制御装置OpS1は、第1のネットワークに属しているので、第1のネットワークの識別情報を含んでいる登録情報、つまり被制御装置情報プロキシ35を全て制御装置OpS1へ渡す(604)。
制御装置OpS通信部43は、取得した被制御装置(IA)情報プロキシ35の集合情報に基づき、被制御装置IAの操作画面を構築し、表示させる(605)。ここまでの処理を経て、制御装置OpS1の画面には第2のネットワークに属し、Lookupサービス31に登録されている全ての被制御装置IAについての操作メソッドを表示することが可能になる。
次に、オペレータがGUI44に表示されている被制御装置(IA)操作メソッドの中から、実行したい操作メソッドを選択する。制御装置(OpS)通信部43へメソッド実行要求が発行され(610)、制御装置(OpS)通信部43から被制御装置(IA)情報プロキシ35に対して、被制御装置(IA)操作メソッド中継命令を発する。被制御装置(IA)情報プロキシ35には、変換装置HGW2の第1のネットワークに対する識別情報(グローバルアドレス)が付与されている。従って、制御装置OpS通信部43では、変換装置HGW2のアドレスへ向けて被制御装置IA3の操作メソッド中継命令を発行することができる。
また、被制御装置(IA)操作メソッド中継命令には、被制御装置IA3のプライベートアドレスと、実行するべき操作メソッドを指定する情報が含まれている。プロキシ機能部32は、被制御装置IA操作メソッド中継命令で指定された被制御装置IA3と操作メソッド情報とに基づき、被制御装置IA3の操作メソッドを実行する(611)。
被制御装置情報管理部23は操作メソッドを実行し、必要であれば被制御装置(IA)ファームウェア22に働きかけ、被制御装置IA3自身の制御を行う。また、操作メソッドの実行結果に関する情報を、被制御装置(IA)ファームウェア22から取得し(612)、プロキシ機能部32を経由して制御装置OpS通信部43へ返す(613)。メソッド実行結果を受け取った制御装置OpS通信部43は、メソッド実行結果をGUI44に反映し、被制御装置IAの制御結果を制御装置OpSオペレータに知らせる(614)。
以上の処理を行うことにより、制御装置OpS1と被制御装置IA3が異なるネットワークに接続している場合でも、オペレータがLookupサービス31に登録されている任意の被制御装置IAの制御を簡単に行うことができる。被制御装置情報プロキシ35自体が、対応する被制御装置情報36と操作メソッド情報とを保持しているため、変換装置HGW2では、被制御装置情報プロキシ35と被制御装置情報36との対応関係を管理する必要がない。
また、汎用的な中継機能を用いても良いため、全てのコマンド解釈をする手間が省ける。被制御装置IA3の持つ操作メソッドが変更になった場合でも、変換装置HGW2における変更を行わずに新しい操作メソッドを中継することができる。
また、ここでは、被制御装置IA3の有する被制御装置(IA)情報を、全てLookupサービス31に登録する例について示したが、例えば被制御装置IA3に、被制御装置(IA)情報の持つ全ての操作メソッドを収集する機能を持たせることにより、Lookupサービス31は、全操作メソッド収集機能用の被制御装置情報のみを登録し、制御装置OpS1では全操作メソッド収集機能を実行することで、被制御装置IA3の持つ全ての被制御装置情報を取得することも可能である(606〜609)。この場合には、Lookupサービス31が被制御装置(IA)情報36を一つの被制御装置(IA)に関し、ただ一つの被制御装置(IA)情報36を保持するだけでよい。加えて、被制御装置IA3の機能の変更毎に被制御装置情報を登録し直す必要もなくなる。
次に、被制御装置IAの持つ制御情報(被制御装置情報)について説明する。被制御装置(IA)情報は、Javaなどのオブジェクト指向型言語で記述されたオブジェクトである。オブジェクトとは、ある機能に関して、その機能の状態と振舞いに関する情報をまとめて有しており、クラスと呼ばれる雛型からオブジェクトの実体が生成される。つまり、例えば、冷蔵庫の持つ機能については冷蔵庫クラスで定義され、冷蔵庫クラスを所定の処理(コンパイル等)を行うことにより、冷蔵庫の機能を持つ冷蔵庫オブジェクトを作成することができる。
第7図に、基本的な被制御装置情報オブジェクト構造と、各オブジェクトに含まれる情報例を示す。被制御装置IA3は、被制御装置IA3そのものを表す情報を格納した1つの被制御装置IA説明オブジェクト71と、被制御装置IA3の有する機能をオブジェクトであらわした機能ユニットオブジェクト74とを含む。機能ユニットオブジェクト74は、被制御装置IAS3が提供する機能単位にオブジェクト化されており、例えば、冷蔵庫であれば、冷蔵室オブジェクトと冷凍室オブジェクトなどを有する。
被制御装置IA3は、1つの被制御装置IA説明オブジェクト71と、1つ以上の機能ユニットオブジェクト74とを備えている。被制御装置(IA)説明オブジェクト71には、例えば被制御装置IA3の品種名、メーカ名、型番などの個別情報が格納されている。制御装置OpS1が制御を行う際に被制御装置IA説明オブジェクト71を参照することにより、例えば形式的な被制御装置情報を知ることができる。
機能ユニットオブジェクト74は、機能ユニット説明オブジェクト74aと、機能ユニットオブジェクト74b、74cとの集合として表すこともできる。機能ユニット説明オブジェクト74は、ある機能を遠隔から制御するために必要な操作メソッド情報を含んでいる。機能ユニットオブジェクト74は、機能ユニットをあらわす情報を格納した機能ユニット説明オブジェクト74a、74b−1と、機能ユニットオブジェクト74bに含まれる操作メソッドを使用するために必要な情報を格納したリモート操作説明オブジェクト74b−2とを有している。
機能ユニットオブジェクト74bは、複数の操作メソッドが含まれており、操作メソッドの数だけのリモート操作説明オブジェクト74−2を有している。
機能ユニット説明オブジェクト74b−1には、メーカ名、機能名など、そのユニットがどんな機能を有しているかを示す情報が格納されている。リモート操作説明オブジェクト74b−2には、操作メソッドを遠隔から実行するために必要な引数情報や戻り値情報などが格納されている。
例えば、setRSetTempという操作メソッドに関するリモート操作情報オブジェクト74b-2には、「メソッド引数情報:温度(℃)、-1〜-7」、「メソッド説明:冷蔵室の設定温度をセットする」、「メソッド名:setRSetTemp」、「戻り値の型:void」、「戻り値の一覧表:NULL」といった情報がセットされている。
制御装置OpS1は、これら説明オブジェクトを取得し参照することにより、被制御装置IA3または機能ユニット、操作メソッドなどを知り、適切に被制御装置IA3を制御することができる。
第7図の被制御装置情報オブジェクト構造を冷蔵庫とエアコンとに適用した例を、第10図および第11図にそれぞれ示す。
第10図を参照して、冷蔵庫についての被制御装置情報オブジェクトの構造例について説明する。冷蔵庫に関するオブジェクトとしては、冷蔵庫説明オブジェクト71と、冷蔵庫の基本的な機能オブジェクトである電源オブジェクト73と、冷蔵室オブジェクト74と、冷凍室オブジェクト75とを有している。さらに、基本的に全ての被制御装置IAが共通に有する機能である共通オブジェクトとして主制御オブジェクト72を有している。
各オブジェクトには、遠隔端末(制御装置OpS1、変換装置HGW2)から実行することのできる操作メソッドと、操作メソッドを使用するために必要な情報と、操作メソッドを使用するための支援情報とが含まれている。
例えば、電源オブジェクト73は、電源をオンオフするための操作メソッドsetPowerStatusを含んでいる。さらに、電源状態を取得する操作メソッドgetPowerStatusを有していても良い。電源をオンオフするための操作メソッドはfridge.Power. setPowerStatus()と表し、[fridge.]は、Powerオブジェクトが冷蔵庫に属するオブジェクトであることを、[Power.]は、電源オブジェクト73に関する操作メソッドであることを、それぞれ示している。
冷蔵室オブジェクト74は、さらに、冷蔵室説明オブジェクト74aと、温度オブジェクト74bと、ドアオブジェクト74cとを有している。冷蔵室説明オブジェクト74aは、冷蔵室に関する説明情報(メーカ名等)を有している。温度オブジェクト74bは、冷蔵室の温度管理に関わる操作メソッドを有している。温度オブジェクト74bは、例えば、現在の冷蔵室内温度を取得するgetRCurrentTemp()、室内温度を設定するsetRsetTemp()などを有している。
ドアオブジェクト74cは、冷蔵室のドアに関する操作メソッドである、ドア状態を取得するgetRDoorStatus()と、ドア状態を設定するsetRDoorStatus()とを含んでいる。制御装置OpS1では、上記の操作メソッドが含まれるオブジェクトを取得し、希望する操作メソッドを実行することにより、遠隔制御を実現することができる。
例えば、冷蔵室の温度を−1℃に設定したい場合は、制御装置OpS1からfridge.Refrig.RTemp.setRSetTemp(−1)を実行すればよい。また、この制御を行った結果として現在の状態を取得したい場合は、制御装置OpS1からfridge.Refrige.RTemp.getRCurrentTemp()を実行すると、現在の冷蔵室温を取得することが出来る。
第11図に示すように、エアコンのオブジェクトとしてエアコン説明オブジェクト76と、エアコンの基本的な機能としての主制御オブジェクト77と、電源オブジェクト78と、室内機オブジェクト79と、室外機オブジェクト80とを有している。室内機オブジェクト79と室外機オブジェクト80とは、さらに機能ユニットオブジェクト(80bから80fまで、81bから81cまで)を有している。機能ユニットごとに機能ユニット説明オブジェクトとリモート操作説明オブジェクトとを有している。
ここで、第11図に示すオブジェクトの構成例は、実際の製品である部品構成と一致させている。このため、ある部品を実際に変更した場合に、関連する機能オブジェクト及び前記機能オブジェクトに属する説明オブジェクト、リモート操作情報オブジェクトを書き換えれば、交換部品および関連情報のバージョンアップを完了することができ、部品や機能の交換作業を簡略化することができ、また操作メソッドの使い方などを別途管理することも不要となる。
さらに、リモート操作情報オブジェクトに操作メソッドの支援情報を格納しておけば、例えば、制御装置OpS1から修理を行う場合などは、その支援情報を参照することにより、どんなときにその操作メソッドを利用したらよいかを知ることもできる。
さらに、例えば修理時に使用する操作メソッドである場合は、どんな現象のときにどの操作メソッドを使用したらよいのかなどの修理ノウハウを支援情報としてリモート操作情報オブジェクトに格納しておくことにより、制御装置OpS1のオペレータが、例えば修理マニュアルのような別のデータベースを参照する必要がなくなる。また、適宜、リモート操作情報オブジェクトを更新することにより、常に最新の修理ノウハウを被制御装置IAが保持することができる。
任意のオブジェクトを再構成することで新たな被制御装置IAの構成を定義することができる。例えば、テレビの持つオブジェクトとビデオの持つオブジェクトを組み合わせれば、テレビとビデオ両方の機能を持つテレビデオを構成することができる。この場合の操作メソッドは従来のテレビ及びビデオの場合と同様であるため、制御装置OpS1からの制御方法も同様であり、オペレータは、被制御装置IAを簡単に制御することができる。
尚、本実施の形態では、遠隔制御可能な操作メソッドを含むオブジェクトの構成を示したが、遠隔制御の可否にかかわらず、被制御装置IA自体が機能単位のオブジェクトで構成されていてもよい。
次に、本実施の形態における被制御装置IAにおけるダウンロード/アップロード機能について説明する。被制御装置IA3は、主制御オブジェクト72に任意の情報をダウンロード/アップロードするための操作メソッドを持つ。
例えば、被制御装置IA3の一部機能が変更になった場合、関連するオブジェクトなどを、公衆網7を介して制御装置OpS1から被制御装置IA3へ送りこむ。そのために、制御装置OpS1は、主制御オブジェクト72の被制御装置情報プロキシを取得する。次いでダウンロード操作メソッドを実行することで、制御装置OpS1から被制御装置IA3へ必要なオブジェクトやファイルを送る。
第18図は、制御装置OpS1から被制御装置IA3へ第7図に示すようなオブジェクトをダウンロードする場合のシーケンスを示す図である。ここで、制御装置OpS1で実行される操作メソッドは、第8図に示したシーケンスに従って取得した被制御装置(IA)情報プロキシに含まれるものとする。処理151において、制御装置OpS1から被制御装置ia.MainControl.unload()を実行し、被制御装置IA3で指定されたオブジェクトをアンロード処理する(T5)。次に、制御装置OpS1から被制御装置ia.MainControl.download()を実行し(152)、新しいオブジェクトに送信する。被制御装置IA3では、受信オブジェクトを展開し(T6)、制御装置OpS1から被制御装置ia.MainControl.load()(153)が実行されるのを待って、新しいオブジェクトをロードし(T7)、オブジェクトの入れ替えが完了する。
上記の例では、被制御装置IAオブジェクトの入れ替え手順を示したが、同様の仕組みを用いることにより、例えばファームウェアの入れ替え、設定ファイルの更新ができる。また被制御装置IA3から制御装置OpS1へのアップロードを用いることで、被制御装置IA3のファイルバックアップなどに使用することができる。
尚、被制御装置IA3から制御装置OpS1へのアップロードも、同様に、被制御装置(IA)情報にアップロード操作メソッドを含めることで実現することができる。
第12図は、第2図に示す被制御装置IA3の情報管理部23の内容を示したものである。情報管理部23には、被制御装置情報管理機能に加え、自己診断機能部91とスケジュール機能部92とが含まれる。自己診断機能部91は、被制御装置IA3の部品やハードウエアを含め各機能の動作をチェックする自己診断機能に関する働きをする。スケジュール機能部92は、タスクのスケジュール管理、例えば、設定時刻に指定タスクを起動する機能などを有する。スケジュール機能部92には、自己診断機能を実行する時刻が設定されている。
第13図に、第12図に示した被制御装置IA3の情報管理部23を用いて、自己診断を行うフローを示す。自己診断を実行する時刻になると、スケジュール機能部92から自己診断機能91へ自己診断を行う旨が伝えられ、自己診断が機能する(ステップS101)。自己診断処理が終了すると、ステップS102において、自己診断結果を制御装置OpS1へ送る。この機能を備えていれば、制御装置OpS1が常時監視を行っていなくても、被制御装置IA3の障害発生や状態変化を知ることができる。従って、通信回線の占有率を低減し、通信回線を効率的に使用することができる。
また、制御装置OpS1で被制御装置IA3の状態変化を蓄積することにより、常時監視を行わなくても障害発生予測ができ、迅速な対応をとることも可能である。
尚、本例では自己診断実行結果を制御装置OpS1に発信するフローを示したが、例えば被制御装置IA3が実行結果解析機能部を持ち、解析結果に応じて必要な情報を編集して送信するようにしても良い。或いは、被制御装置IA3から変換装置HGW2に自己診断実行結果を発信し、変換装置HGW2で必要な情報を編集して制御装置OpS1へ送信するようにしてもよい。
第14図は、被制御装置IA3から制御装置OpS1へ自己診断実行要請があり、制御装置OpS1が自己診断を実行する場合のシーケンスを示す図である。
第14図に示すように、まず、被制御装置IA3から制御装置OpS1へ自己診断実行の要請が発行される(111)。この要請には、被制御装置IA3を特定するために必要な端末情報(例えば端末ID、端末名、MACアドレスなど)が含まれている。次に、要請を受けた制御装置OpS1では、要請を発した被制御装置IA3が属する第2のネットワークに接続されている変換装置HGW2を調べる。まず変換装置HGW2へアクセスし、第2のネットワーク構成に関する情報を取得する(112、113)。
以下、第8図に示す手順に従って被制御装置IA3を特定し(T0)、ターゲット被制御装置IA3の自己診断機能を実行するために必要な被制御装置情報プロキシを取得する(114、115)。そして、制御装置OpS1から取得した被制御装置(IA)情報プロキシを用いて、ターゲットの被制御装置IA3の自己診断機能を実行する(116、117、T1)。自己診断実行結果をターゲット被制御装置IA3から制御装置OPS1へ送信し(118)、その結果を受けて制御装置OpS1は、ソフトウェア不具合の場合は修理を行う。
本手順により、常に制御装置OpS1から監視する必要がなく、例えば障害発生時など、特定の場合にのみ制御装置OpS1と被制御装置IA3間の通信を行えば良い。
尚、被制御装置IA3から制御装置OpS1への自己診断要請は、第1図に示したネットワークを介して行っても良いが、異なるネットワーク、例えば電話網などを利用して通信を行ってもよい。また、被制御装置IA3が制御装置OpS1以外の例えば障害受付窓口などに一旦通知し、窓口で通知を受けたオペレータが制御装置OpS1を利用して被制御装置IA3を制御する方法を用いても良い。
被制御装置IA3から制御装置OpS1への自己診断実行要請は、端末情報を含むものとしたが、例えば、現在の状態情報、操作ログ、状態ログなどを含んで要請を発行し、それを受けた制御装置OpS1がその情報に応じた対応をとることにより、より効率的な障害回復システムを実現することも可能である。
次に、第15図及び第16図を参照して、フレームワークの例について説明する。フレームワークは、制御装置OpS1内で処理され、オブジェクトを目的毎に組み合わせ、一連の作業手順を記載したものである。
以下、第10図に示す冷蔵庫の冷蔵室が冷えないという現象をチェックする場合を例に、そのフレームワークと、動きとについて説明する。尚、冷蔵庫が設定温度までに下がる時間を測定することにより、冷却コンプレッサの動作状態を判定することとする。
第15図に示すように、制御装置OpS通信部43は、どの被制御装置情報プロキシのどの操作メソッドで、フレームワークを実行したらよいかを解析するフレームワーク解析部121と、実際に操作メソッドの被制御装置情報プロキシを実行するためのプロキシ実行部122とを有する。プロキシ実行部122は、第6図には図示していないが、フレームワーク処理機能を持たない制御装置OpS1の場合でも必ず有している。
第16図に、冷蔵室冷却チェックのフレームワーク例を示す。第16図に示すように、フレームワークは、第15図に示した制御装置(OpS)通信部43の内部で処理される。フレームワークは制御装置OpS通信部43にて読み込まれ、フレームワーク解析部121とプロキシ実行部122とによりフレームワークが処理される。
第17図に、制御装置OpS通信部43におけるフレームワークの処理シーケンスを示す。前述のように、フレームワークは、フレームワーク解析部121にて解析され、プロキシ実行部122にて適切な被制御装置情報プロキシが実行される。変換装置HGW2へのアクセスから被制御装置情報プロキシの実行までの制御装置OpS1と変換装置HGW2と被制御装置IA3との間の処理は、第8図を参照して説明した例と同様であるため説明を省略する。
第16図及び第17図を参照して、処理手順について説明する。まず、制御装置OpS1は冷蔵室の温度が上昇しているという報告を受けると、冷蔵室温度チェックフレームワークを実行する。すなわち、まず、第16図に示すように、「Access TARGET_IA」(F1)をフレームワーク解析部121で解析し、プロキシ実行部122からターゲット冷蔵庫へアクセスする。ネットワーク構成を取得して、ターゲット冷蔵庫を特定する。「START Time_counter」(F2)は制御装置OpS1内の処理であるため、プロキシ実行部122での処理は不要でる。そこで、制御装置OpS1により時間計測用カウンタをスタートさせる。次に、「Set R.TEMP=-3℃)(F3)を解析し、冷蔵室の庫内温度を−3℃に設定する操作メソッドfridge.R.Temp.setRsetTemp(−3℃)を実行する。
これで、変換装置HGW2上において、第8図で図示した手順に従って実際のターゲット冷蔵庫のメソッドが実行される。実行後、「Check R_CURRENT TEMP:R_CURRENT_TEMP=XX℃」(F4)で現在の庫内温度を取得する操作メソッドfridge.R.Temp/getCurrentTemp()を実行し、その結果をR_CURRENT_TEMPに格納する。F5で、現在の庫内温度R_CURRENT_TEMPがF3で設定した−3℃と比較され、現在の庫内温度と設定温度とが一致している場合は、処理ループを抜けてF6へ進む。庫内温度と設定温度とが一致していない場合は、例えば3分間待ち、再度、現在の庫内温度を調べるためにfridge.R.Temp. getCurrentTemp()を実行する。庫内温度と設定温度とが一致すると、「STOP Time_counter」(F6)で時間計測用カウンタを停止し、「ECHO_ Time_counter」(F7)で時間計測用カウンタを出力し、フレームワークの処理を終了する。
以上の処理を行うことにより、冷蔵庫の冷蔵室が設定温度になるまでの時間を得ることができ、この時間から冷却コンプレッサの動作状態を推測することができる。制御装置OpS1を操作するオペレータは、フレームワークを1度実行するだけで、一連の処理の結果が出力されるまで並行して他の作業を行うことができ、オペレータ操作を効率化することができる。
また、上述の例では簡単なフレームワーク例を示したが、複数のオブジェクトや被制御装置IAが連携する場合などにおけるより複雑な処理の場合でも、フレームワークを定義することにより、簡単かつ正確に制御を行うことができる。フレームワークは、所定のフォーマットで記述されており、例えば被制御装置IA3を作成したメーカが提供したり、ユーザが定義したり、修理ノウハウの蓄積により制御装置OpS1を運営している修理センターなどで定義することにより、フレームワークは個々の被制御装置IAに依存することなく、被制御装置IA間で共通化することができる。
尚、フレームワークは、制御装置OpS1内で生成してもよいし、メーカから提供されるフロッピーディスク等の外部記憶メデイアから取得しても良い。或いは、公衆網7を通じて図示していないフレームワークデータベースから取得してもよい。
また、被制御装置IA3と制御装置OpS1とが異なるネットワークに属していない場合にも、被制御装置IA3が同じオブジェクト構成をしている場合には、変換装置HGW2のプロキシ機能部32がなくても制御装置OpS1から制御することができる。例えば、制御装置OpS1が据え置き型の端末ではなく、例えばサービスマンが訪問先で使用する携帯端末である場合、携帯端末を一時的に家庭内LANに接続することにより、被制御装置IA3の制御を行い、またデータベースなどの制御装置OpS1リソースを使用することができ、故障時のサービスマン訪問修理効率を向上することができる。
以上説明したように、本実施の形態による制御システムによれば、制御装置OpSと被制御装置IAが異なるネットワークに存在するため、制御装置OpSから直接アクセスできない被制御装置IAの制御が可能になる。
また、制御装置OpSは、被制御装置IAの情報を被制御装置IAから取得する際に、取得した被制御装置(IA)情報には被制御装置IAの操作情報が含まれている。制御装置OpSの操作画面は被制御装置IAから取得した被制御装置情報に基づき構築される。従って、制御装置OpSは、被制御装置IAを制御するための膨大な制御データや制御情報を保持する必要がない。さらに、新しい被制御装置IAが登録された際には、新規登録された被制御装置IAから操作情報を取得するため、新規登録された被制御装置IAの制御装置OpSによる制御が可能となる。
さらに、被制御装置IAを制御するための情報は、変換装置HGW2に登録されている被制御装置IA3から取得可能であるため、異なる制御装置OpSにメンテナンス業務を引き継ぐ場合には、引き継いだ制御装置OPSのシステムが異なっていてもメソッドの呼び出し手続きが保証されていれば、変換装置HGW2に対する接続に必要な情報(アドレス、アクセス権限など)を引き渡すだけで、第8図に示した手順をそのまま適応し、被制御装置IA制御を行うことが可能である。
また、変換装置HGWでは自動で被制御装置情報プロキシを生成する機能を有しているため、新しい機能や新しい被制御装置IAの追加対応時の手間を軽減することができる。
また、被制御装置IAをオブジェクトで構成し、オブジェクトをオブジェクトの持つ機能で分類、整理すると、被制御装置IAすべてに共通なオブジェクト、機種により共通なオブジェクトと、製品固有のオブジェクトとに分類することができる。従って、例えば被制御装置IAに共通なオブジェクトをすべての被制御装置IAに実装しておけば、制御装置OpSは、制御対象がどのメーカのどの製品であっても、常に決まったオペレーションを保証することができる。
また、同一機種であればメーカが異なっていても同じオブジェクトを実装することが可能となり、例えば、テレビという同一機種であれば、メーカが異なっていてもテレビに対しては同じオペレーションが可能となり、これまで製品やメーカ毎に異なっていた制御を共通化できる。オペレーションが共通化されることで、オペレータの負担を軽減するとともに、メンテナンスのノウハウといった情報も大幅に削減することができる。また、メーカ側も共通なオブジェクトを異なる機器に実装することができるようになり、これまで機器ごとに開発していた開発工数を削減することができる。
産業上の利用分野
以上のように、本発明によれば、異なるネットワークに存在するため、制御装置から直接アクセスできない被制御装置の制御が行うのに適している。
また、変換装置が自動的に被制御装置情報プロキシを生成する機能を有しているため、新しい機能や新しい被制御装置IAの追加対応時の手間を軽減するのに適している。製品やメーカ間で全く異なっていた制御が共通化できる。オペレーションが共通化されるため、オペレータの負担を軽減することができるとともに、メンテナンスのためのノウハウ蓄積といった作業も大幅に削減することができ、また、メーカ側も共通なオブジェクトを異なる機器に実装することができるようになり、これまで機器ごとに開発していた開発工数を削減するのに適している。
Claims (14)
- 制御装置を含む第1のネットワークと、少なくとも1以上の被制御装置を含む第2のネットワークと、前記第1のネットワークと前記第2のネットワークとに関連付けされた変換装置とを含む制御システムであって、
前記被制御装置は、該被制御装置に関するプライベートアドレスを含む被制御装置情報を管理する被制御装置情報管理部と、前記被制御装置情報を適切なタイミングで前記変換装置に送信する被制御装置情報通信部とを有し、
前記変換装置は、前記被制御装置より取得した前記被制御装置情報に基づき自己のグローバルアドレスを含む被制御装置情報プロキシを作成する被制御装置情報プロキシ作成手段と、前記被制御装置情報及び前記被制御装置情報プロキシを登録管理する情報管理手段とを有し、
前記制御装置は、前記変換装置から前記被制御装置情報プロキシを取得し、取得した前記被制御装置情報プロキシに含まれる前記変換装置に関するグローバルアドレスに基づいて特定される前記変換装置に前記被制御装置を操作する操作命令を発行する機能を有し、
前記変換装置は前記被制御装置情報に含まれる前記被制御装置に関するプライベートアドレスに基づいて特定される前記被制御装置を操作する操作命令を前記被制御装置に発行する手段を有している制御システム。 - 前記被制御装置情報は、前記第2のネットワークにおいて実行可能な操作命令を含んでおり、前記被制御装置情報プロキシは、前記第1のネットワークで実行可能な操作命令を含む情報である請求項1に記載の制御システム。
- 前記被制御装置情報は、前記被制御装置に関する操作命令と、該操作命令を使用するために必要な情報と、前記操作命令を使用する支援情報とを含み、
前記被制御装置情報プロキシは、前記被制御装置情報に対応して、前記制御装置により前記被制御装置を操作する操作命令を含み、
前記変換装置は、前記制御装置から前記被制御装置情報プロキシに含まれ前記被制御装置を制御する操作命令が送られると、該被制御装置情報プロキシに含まれる操作命令をそれに対応した前記被制御装置情報に含まれる操作命令に変換して前記被制御装置に送る手段を有している
請求項1に記載の制御システム。 - 前記被制御装置は、任意の情報をダウンロード/アップロードするダウンロード/アップロード機能を有しており、
前記被制御装置情報は、前記ダウンロード/アップロード機能を実行する操作命令を含む
請求項1から3までのいずれか1項に記載の制御システム。 - 前記被制御装置は、自己の状態を診断する自己診断機能と、該自己診断機能を実行する時刻の情報を管理するスケジュール機能と、前記自己診断機能により診断された自己診断結果を前記制御装置に対して送る機能と
を有する請求項1から4までのいずれか1項に記載の制御システム。 - 前記被制御装置は、自己の状態を診断する自己診断機能を有し、
前記制御装置又は前記変換装置は、任意のタイミングで前記被制御装置に対して前記自己診断機能の実行命令を送ることを特徴とする
請求項1から5までのいずれか1項に記載の制御システム。 - 前記制御装置は、任意の操作手順の組み合わせを所定のルールに従って記述されたフレームワークを読み込む機能と、
前記フレームワークを解釈し、該フレームワークに記述された操作手順に対応する操作命令を実行する機能とを有する
請求項1から6までのいずれか1項に記載の制御システム。 - 制御装置を含む第1のネットワークと、少なくとも1以上の被制御装置を含む第2のネットワークと、前記第1のネットワークと前記第2のネットワークとに関連付けされた変換装置とを含む制御システムであって、前記被制御装置は、該被制御装置に関するプライベートアドレスを含む被制御装置情報を管理する被制御装置情報管理部と、該被制御装置情報管理部が管理する被制御装置情報を適切なタイミングで前記変換装置に送信する被制御装置情報通信部とを有し、前記変換装置は、前記被制御装置より取得した前記被制御装置情報に基づき自己のグローバルアドレスを含む被制御装置情報プロキシを作成する被制御装置情報プロキシ手段と、前記被制御装置情報及び前記被制御装置情報プロキシを登録管理する情報管理手段とを有し、前記制御装置は、前記変換装置または前記被制御装置より、前記被制御装置情報プロキシを取得し、取得した前記被制御装置情報プロキシに含まれる前記変換装置に関するグローバルアドレスに基づいて特定される前記変換装置に前記被制御装置を操作する操作命令を発行する機能を有し、前記変換装置は前記被制御装置情報に含まれる前記被制御装置に関するプライベートアドレスに基づいて特定される前記被制御装置を操作する操作命令を発行する手段を有している制御システムに用いるのに適しており、
前記被制御装置を操作する被制御装置操作手段と、
前記変換装置から取得した情報に基づき、前記被制御装置の操作に必要な情報を被制御装置操作手段で利用できる形式に編集する編集手段と、
操作者の入力に応じて適切な被制御装置制御命令を発行する手段と
を有する制御装置。 - 制御装置を含む第1のネットワークと、少なくとも1以上の被制御装置を含む第2のネットワークと、前記第1のネットワークと前記第2のネットワークとに関連付けされた変換装置とを含む制御システムであって、前記被制御装置は、該被制御装置に関するプライベートアドレスを含む被制御装置情報を管理する被制御装置情報管理部と、該被制御装置情報管理部が管理する被制御装置情報を適切なタイミングで前記変換装置に送信する被制御装置情報通信部とを有し、前記変換装置は、前記被制御装置より取得した前記被制御装置情報に基づき被制御装置情報プロキシを作成する自己のグローバルアドレスを含む被制御装置情報プロキシ手段と、前記被制御装置情報及び前記被制御装置情報プロキシを登録管理する情報管理手段とを有し、前記制御装置は、前記変換装置または前記被制御装置より、前記被制御装置情報プロキシを取得し、取得した前記被制御装置情報プロキシに含まれる前記変換装置に関するグローバルアドレスに基づいて特定される前記変換装置に前記被制御装置を操作する操作命令を発効する機能を有し、前記変換装置は前記被制御装置情報に含まれる前記被制御装置に関するプライベートアドレスに基づいて特定される前記被制御装置を操作する操作命令を発行する手段を有している制御システムに用いるのに適しており、
前記被制御装置の前記被制御装置情報が前記情報管理手段に登録されたことを検知する手段と、
前記情報管理手段に登録された前記被制御装置情報から前記被制御装置情報プロキシを自動で生成する手段と、
生成した被制御装置情報プロキシを前記情報管理手段に登録する手段と
を有する変換装置。 - 制御装置を含む第1のネットワークと、少なくとも1以上の被制御装置を含む第2のネットワークと、前記第1のネットワークと前記第2のネットワークとを関連付ける変換装置とを含む制御システムであって、前記被制御装置は、該被制御装置に関するプライベートアドレスを含む被制御装置情報を管理する被制御装置情報管理部と、該被制御装置情報管理部が管理する被制御装置情報を適切なタイミングで送信する被制御装置情報通信部とを有し、前記変換装置は、前記被制御装置より取得した前記被制御装置情報に基づき自己のグローバルアドレスを含む被制御装置情報プロキシを作成する被制御装置情報プロキシ手段と、前記被制御装置情報及び前記被制御装置情報プロキシを登録管理する情報管理手段とを有し、前記制御装置は、前記変換装置または前記被制御装置より、前記被制御装置情報プロキシを取得し、取得した前記被制御装置情報プロキシに含まれる前記変換装置に関するグローバルアドレスに基づいて特定される前記変換装置に前記被制御装置を操作する操作命令を発効する機能を有し、前記変換装置は前記被制御装置情報に含まれる前記被制御装置に関するプライベートアドレスに基づいて特定される前記被制御装置を操作する操作命令を発行する手段を有している制御システムに用いるのに適しており、
被制御装置に関する操作命令と、該操作命令を使用するために必要な情報と、
前記操作命令を使用する支援情報との少なくともいずれかを含むオブジェクトとを有する被制御装置。 - 前記オブジェクトに含まれる操作命令及び情報は、機能単位で分類されている
請求項10に記載の被制御装置。 - 制御装置を含む第1のネットワークと、少なくとも1以上の被制御装置を含む第2のネットワークと、前記第1のネットワークと前記第2のネットワークとを関連付ける変換装置とを含む制御システムであって、前記被制御装置は、該被制御装置に関するプライベートアドレスを含む被制御装置情報を管理する被制御装置情報管理部と、該被制御装置情報管理部が管理する被制御装置情報を適切なタイミングで送信する被制御装置情報通信部とを有し、前記変換装置は、前記被制御装置より取得した前記被制御装置情報に基づき自己のグローバルアドレスを含む被制御装置情報プロキシを作成する被制御装置情報プロキシ手段と、前記被制御装置情報及び前記被制御装置情報プロキシを登録管理する情報管理手段とを有し、前記制御装置は、前記変換装置または前記被制御装置より、前記被制御装置情報プロキシを取得し、取得した前記被制御装置情報プロキシに含まれる前記変換装置に関するグローバルアドレスに基づいて特定される前記変換装置に前記被制御装置を操作する操作命令を発行する機能を有し、前記変換装置は前記被制御装置情報に含まれる前記被制御装置に関するプライベートアドレスに基づいて特定される前記被制御装置を操作する操作命令を発行する手段を有している制御システムに用いるのに適しており、
外部から制御される手段を持つ被制御装置であって、
前記被制御装置に関する制御情報として前記被制御装置における機能単位に分割されたオブジェクトを有し、
前記制御情報は、前記機能に関する操作命令と、該操作命令を使用するために必要な情報と、前記操作命令を使用する支援情報のうち少なくともいずれかを含む被制御装置。 - 前記制御情報オブジェクトは、前記被制御装置に関する情報のみを有する被制御装置説明オブジェクトと機能オブジェクトとにより構成されており、前記各機能オブジェクトは、機能を説明した機能説明オブジェクトと操作命令の使い方を記述した操作命令説明オブジェクトとを有する
請求項12に記載の被制御装置。 - 前記操作命令として、前記被制御装置を再起動させる機能と前記被制御装置の必要箇所を点検する自己診断機能と任意の情報をダウンロード/アップロードする機能とログを管理するログ管理機能との少なくともいずれかを含む制御情報オブジェクトを有する
請求項12に記載の被制御装置。
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