JP3761895B2 - 受信信号を復調する方法および受信機 - Google Patents
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Description
本発明は、一般に、通信の分野に関し、さらに詳しくは、受信信号を復調する方法および受信機に関する。
発明の背景
IS−95において記載されるような、直接シーケンス符号分割多元接続(DS/CDMA:Direct Sequence Code Division Multiple Access)セルラ通信システムは自己干渉システムである。このような通信システムでは、多数の移動局および携帯局は同一の地理的エリア内で同一スペクトルを利用する。加入者ユニットからの信号は、自局の拡散符号(すなわち、ユーザ・ロング・コードPNシーケンスと、IおよびQのPNシーケンス)に基づいて互いに区別される。このようなシステムの容量制限は、システム内の自己干渉の量に依存する。この点を説明するために用いられる類推として、カクテル・パーティの会話について説明する。カクテル・パーティの席上である人物がその隣の人物に話しかけ、部屋に他にだれもいない場合、わかってもらうために大きな声で話す必要はない。さらに人が部屋に入ってきて、会話を始めると、大きな声で話さないと聞こえなくなる。言い換えると、自己干渉が増加して、この干渉を克服するためには送信機パワーを増加しなければならない。さらに多くの人が部屋の中で話し始めると、さらに大きな声で話さなければならなくなり、他の人も大きな声で話さないと聞こえなくなる。最終的には、他人と区別して聞こえるためには無限大のパワーを必要とする。すなわち、これが容量制限である。
このカクテル・パーティの類推をさらに押し進めると、部屋の中の全員が難聴の場合、全員が通常の聴覚を有する場合に比べて、他の客からのより高い干渉レベルで会話を始める。従って、全員が聴覚がよい場合、同時に会話できる数は増加する、すなわち、システム容量は増加する。その結果、DS/CDMAシステムにおける受信機感度を向上させるという大きな効果が得られる。受信機感度の向上は、必要な送信機パワーの量を直接低減し、その結果、自己干渉の量も低減する。セルラ・システム容量を増加すると、オペレータの収益は増加し、加入者が享受するサービスも向上する。
DS/CDMAシステムにおける標準的な受信機は、送信信号を非コヒーレントに検出する。非コヒーレント検出は、2つの送信信号の間の位相差を考慮に入れない。標準的な非コヒーレント受信機は、まず受信信号を逆拡散(despread)し(すなわち、IおよびQのPNシーケンスと、ユーザのロング・コードPNシーケンスを除去する)、データのウォルシュ・シンボルを蓄積する。この逆拡散・蓄積されたデータに対して、高速アダマール変換(FHT:Fast Hadamard Transform)が実行される。FHTは、送信機によって送信された可能性のある64個の可能なウォルシュ・シンボルに対して、逆拡散信号を実質的に相関する。次に、受信機は、最大エネルギ(このエネルギは、IベクトルおよびQベクトルの二乗を加算することによって求められる)を有するウォルシュ・シンボルを選択する。非コヒーレント受信機はエネルギ検出器であり、送信信号の位相を利用しない。コヒーレント復調のビット誤り率(BER:bit error rate)性能は非コヒーレント復調よりも優れていることは周知である(Sklar, Digital Communications, ISBN 0-13-211939-0, Prentice Hall 1988, p. 161-164)。
従って、いくつかのシンボル上でチャネルまたは適応チャネルのコヒーレンスを利用するコヒーレント復調方式を採用することにより、受信機の感度を改善する方法および受信機が必要とされる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、送信機のブロック図である。
第2図は、受信機のブロック図である。
第3図は、ウォルシュ行列である。
第4図は、CDMAタイム・フレームのタイムチャートである。
第5図は、既約状態(reduced states)のアレイである。
第6図は、既約状態シーケンス推定器の一部のブロック図である。
図面の詳細な説明
要するに、本発明は、DS/CDMA受信信号における誤りの可能性を低減する方法および受信機を提供する。このように誤りの可能性を低減することにより、送信パワー条件が低くなり、それによりDS/CDMAセルラ電話システムにおけるシステム容量が増加する。このシステム性能の向上は、既約状態シーケンス推定器(RSSE:Reduced State Sequence Estimator)の効率的な構築によって得られる。
第1図は、DS/CDMAセルラ電話システムの逆方向リンク(移動局から基地局)で用いられる基地局送信器10を示す。音声信号またはデータ信号12は、符号化部14に入力され、符号化信号16が得られる。符号化信号16は、好ましくは一度に6シンボルで、固有の64相シンボルに64相直交変調器(64-ary orthogonal modulator)18によってマッピングされる。好適な実施例では、64相直交変調器は、第2図に示すウォルシュ行列である。この6個の符号化シンボルは、式C0+2C1+4C2+8C3+16C4+32C5=iによってマッピングされ、ここでC0〜5は符号化シンボルであり、iは出力ウォルシュ・シンボルのインデクスである。シンボルは1または0のいずれかなので、上式は6個のシンボルを64個のウォルシュ・シンボルのうちの1つに固有にマッピングする。64相変調器の出力はウォルシュ・シンボルであり、最大64個のウォルシュ・チップ(Walsh chip)(ウォルシュ行列における行)からなる。
この変調器に接続されるのは、ロング疑似ランダム・ノイズ(PN)シーケンス22をウォルシュ・チップと加算する加算器20である。加算器20の出力は、同相すなわちIチャネル22と、直交相すなわちQチャネル24とに分離される。Iチャネル22は、加算器20の出力をIPNシーケンス28と加算する加算器26を有する。Qチャネル24は、加算器20の出力をQ PNシーケンス40と加算する加算器38を有する。加算器38は、遅延素子42に接続される。次に、IデータおよびQデータは、帯域通過濾波30,44,混合32,45,加算34されて、搬送周波数信号となり、アンテナ36によって送信される。この結果、入力データ・ストリームのオフセットQPSK変調が行われる。
入力音声信号12は、フル・レート(9600bps)104,1/2レート(4800bps)106,1/4レート(2400bps)108または1/8レート(1200bps)110のいずれかである。第3図は、CDMAタイム・フレーム100における各レート・データの送信の例を示す。タイム・フレーム100は、16個のパワー制御グループ102からなる。パワー制御グループ102は、6個のウォルシュ・シンボル112からなり、各ウォルシュ・シンボル112は、64個のウォルシュ・チップ114によって定義される。最後に、各ウォルシュ・チップ114は、4つのPNチップ118を有する。着信データ・レート(フル,1/2,...)は、ユーザの音声アクティビティによって決定される。ユーザがあまり話さない期間は1/8レートで符号化され、連続的で速い会話はフル・レートで符号化される。タイム・フレーム100においてどのパワー制御グループがアクティブかは、ロング・コード22および音声アクティビティによって決定される。
基地局における受信機60(第4図参照)は、受信信号をデジタル化音声信号に変換する。アンテナ62に接続されるのはRFダウンコンバータ/サンプラ63であり、既知の方法で受信信号を処理して、受信信号のオーバサンプリングされた(例えば、8倍オーバサンプリング)ベースバンド表現を得る。このベースバンド表現は逆拡散器(despreader)64に入力され、ロング・コードPNシーケンスとIおよびQ PNシーケンスとを利用してオフセットQPSKプロセスの逆を行う。逆拡散された信号は、高速アダマール変換(FHT)66に入力され、64個の受信ウォルシュ・チップのうち適切なグループを、64個の可能なウォルシュ・シンボルのそれぞれと相関する。この相関の結果、I大きさ,Q大きさおよび各ウォルシュ・シンボルのインデクスが得られる。I大きさ,Q大きさおよび各ウォルシュ・シンボルのインデクスは、既約状態(reduced state)という。これらの既約状態は、そのエネルギによって分類され、このエネルギは、I大きさおよびQ大きさを二乗して、これらの二乗を加算することによって算出される。最も高いエネルギを有する所定の数の既約状態は、既約状態シーケンス推定器(RSSE:Reduced State Sequence Estimator)68に転送される。RSSE68がパワー制御グループ102を構成する6個すべてのウォルシュ・シンボル112の既約状態を収集すると、すべての既約状態の経路エネルギ(path energy)を算出し、最も高いエネルギを有する経路を選択する。この計算については、第5図および第6図を参照して以下でさらに詳しく説明する。最高エネルギ(最良の)経路は、パワー制御グループにおいて送信された6個のウォルシュ・シンボルのうち最良推定量を決定する。この情報から、送信ウォルシュ・シンボルのインデクスに対応する6個の符号化シンボルが判定され、復号器70に送られる。次に、復号器70は、第1図における入力音声信号12に対応するデジタル化音声またはデータ信号72を出力する。
RSSE68は、最も大きいコヒーレント・エネルギを有する経路を選択することによって、受信機60の感度を向上させる。従って、本発明により、受信機感度が0.7dB増加し、これはDS/CDMAセルラ通信システムのシステム容量を直接増加する。
第5図および第6図は、RSSE68における経路エネルギの計算方法を示す。上述のように、FHT66の出力は、RAM300に格納される所定の数の既約状態(RS)200である。好適な実施例では、最も高いエネルギを有する4個の既約状態200が各ウォルシュ・シンボル(WS)202について格納される。既約状態200のエネルギは、既約状態200のインデクスを有するウォルシュ・シンボル202が送信された可能性に関連する。第5図に示すように、パワー制御グループにおける各6個のウォルシュ・シンボル202について、4個の既約状態200がRAM300に格納される。各既約状態200は、I大きさ204,Q大きさ206およびインデクス208を収容する。経路210は、6個のウォルシュ・シンボル202のそれぞれについて一つの既約状態200を選択することによって決定される。例えば、一つの経路210{PATH(1,1,1,1,1,1)}は、RS11,RS21,RS31,RS41,RS51,RS61である。経路エネルギ212は、経路210におけるすべての既約状態200のI大きさ204を加算し、この和を二乗し、経路210におけるすべての既約状態のQ大きさ208の和の二乗を加算することによって算出される。RSSE68は、各経路210についてこのエネルギ212計算を行い、最も高いエネルギ212の経路210を選択する。
すべての経路エネルギ212を計算するかなり大きな演算タスクは、すべての経路210は他の経路210と一つの既約状態だけ異なることに注目することにより、低減できる。例えば、PATH(1,1,1,1,1,1)は、PATH(1,1,1,1,1,2)と、WS6における一つの既約状態200だけ異なる。具体的には、新たな既約状態RS62は、省略された既約状態RS61を置換する。これにより、新たな経路エネルギ{PATH(1,1,1,1,1,2)}は、RS62およびRS61におけるI大きさおよびQ大きさの差、すなわちIdifffおよびQdiffをとり、そしてこれらの差をPATH(1,1,1,1,1,1)のI大きさの和およびQ大きさの和に加算することにより求めることができる。その結果、新たなI和およびQ和は、5つの加算ではなく、一つの減算および一つの加算のみを必要とする。これは、RAM300における既約状態200のすべての経路エネルギ212の効率的な計算を可能にする。
第6図は、RSSE68の好適な実施例を示す。開始時に、レジスタ302は0で一定に維持され、RAM300からのRS11のI大きさ304{Imag(1,1)}は、減算器304においてそれから0だけ減算され、その結果はレジスタ306に格納される。次に、Imag(1,1)は、レジスタ308内の中間和、すなわちこの場合、0、と加算器310において加算され、その結果はレジスタ308に格納される。このプロセスは、すべて6個のI大きさ204が加算されるまで繰り返され、結果はレジスタ311に格納される。
次の経路{path(1,1,1,1,1,2)}210のI大きさを計算するため、RS61のI大きさがレジスタ302に格納され、I大きさRS61{Imag(6,1)}とRS2{Imag(6,2)}との間の差が減算器304において求められ、その結果はレジスタ306に格納される。さらに、{Imag(6,2)}はレジスタ302に格納される。次に、レジスタ306における差は、前回の経路{Path(1,1,1,1,1,1)}のI大きさに加算され、その結果はレジスタ308に格納される。新たな経路の和は、レジスタ311に格納される。この経路の全I大きさは、乗算器312において二乗され、経路の全Q大きさは、乗算器314において二乗され、それらの結果はレジスタ316,318に格納される。これらの二乗大きさは加算器320において加算され、その結果すなわち経路エネルギ212はレジスタ322に格納される。
レジスタ322における経路エネルギは、これまで算出された最高エネルギ経路326と減算器324において比較される。レジスタ322における新たな経路エネルギがレジスタ326における最高経路エネルギよりも高い場合、322におけるエネルギはレジスタ326にゲート入力される。322におけるエネルギ326におけるエネルギよりも小さい場合、処理は次の経路エネルギについて継続する。経路212の既約状態200のインデクスは、レジスタ328に保存される。この経路のエネルギに関する処理が継続するにつれて、経路インデクスはレジスタ330,332,334,336でシフトされる。経路のエネルギがレジスタ326に格納されたエネルギよりも大きい場合、関連経路のインデクスはレジスタ338にゲート入力される。すべての可能な経路についてこれを繰り返すことにより、最良経路エネルギが判定され、レジスタ326に格納され、この経路を構成する既約状態はレジスタ338に格納される。経路212のI大きさおよびQ大きさは、RAM300内にある。
レジスタ338におけるインデクスから、符号化シンボルを判定できる(符号器14からの符号化シンボルを用いて、固有ウォルシュ・シンボルを判定する、第1図の送信機100の説明を参照)。CDMAシステムの受信機60内のRSSE68を利用することにより、リンク・マージンにおいて0.7dBの利得が得られる。第6図に示すRSSE68の好適な実施は、RSSEをリアルタイムに実行することを可能にする。その結果、RSSEはDS/CDMAセルラ通信システムの基地局において実施できる。
本発明について特定の実施例とともに説明してきたが、多くの変更,修正および変形例は、上記の説明を鑑みて当業者に明白なことは明らかである。例えば、RSSE68は、汎用プロセッサにおいて実施でき、異なる数の既約状態またはウォルシュ・シンボルを用いて、経路エネルギを計算でき、また受信機は多重フィンガ(multiple fingers)を有するレーキ受信機(rake receiver)でもよい。従って、本発明は、請求の範囲の精神および広い範囲内に入るこのような一切の変更,修正および変形例を網羅するものとする。
Claims (8)
- 受信信号を復調する方法であって、
(a)前記受信信号における第1シンボルの第1群の既約状態それぞれのエネルギを判定するステツプと、
(b)前記第1群の既約状態それぞれのエネルギに基づいて、前記第1群の既約状態から第1サブセットの既約状態を選択するステップと、
(c)前記受信信号における第2シンボルの第2群の既約状態のエネルギを判定するステップと、
(d)前記第2シンボルの前記第2群の既約状態それぞれのエネルギに基づいて、第2サブセットの既約状態を選択するステップと、
(e)第1サブセットの既約状態から選択された第1既約状態と、第2サブセットの既約状態から選択された第2既約状態とからなる第1経路について、I値和と、Q値和とを求めるステップと、前記第1経路エネルギを算出するステップと、
(f)第1サブセットの既約状態から選択された前記第1既約状態と、第2サブセットの既約状態から選択された第3既約状態とからなる第2経路について、第2経路エネルギを算出するステップと、
(g)前記第1経路エネルギと前記第2経路エネルギとを比較するステップとによって構成されることを特徴とする方法。 - 前記第1経路エネルギおよび第2経路エネルギのうちから最も高いエネルギを有する経路を選択するステップをさらに備える請求項1記載の方法。
- ステップ(b)は、最も高いエネルギを有する既約状態を第1サブセットの既約状態として選択するステップをさらに備える請求項1記載の方法。
- 前記第2経路エネルギを求めるステップは、第2既約状態および第3既約状態に起因するI値和の差およびQ値和の差を判定することからなる請求項1記載の方法。
- 信号を復調する方法であって、
(a)受信信号を逆拡散するステップと、
(b)ウォルシュ・シンボルを構成する複数のウォルシュ・チップを収集するステップと、
(c)出力としての複数のウォルシュ・コード・インデクスのそれぞれについて対応するI大きさおよびQ大きさを有するウォルシュ・シンボルに対してFHTを実行するステップと、
(d)各対応するウォルシュ・コード・インデクスについてエネルギを判定するステップと、
(e)最も高いエネルギを有する所定の数のインデクスを選択し、IおよびQ大きさならびに対応するインデクスを既約状態として保存するステップと、
(f)所定の数のウォルシュ・シンボルについて、ステップ(b)ないし(e)を反復するステップと、
(g)第1経路における既約状態の複数のI大きさおよび複数のQ大きさを加算し、前記所定の数のウォルシュ・シンボルのそれぞれに関連する少なくとも一つの既約状態からなる前記第1経路について、エネルギを判定するステップと、
(h)現在の経路から一つの既約状態だけ異なる次の経路を選択するステップと、
(i)省略された既約状態から新たな既約状態のI大きさおよびQ大きさの差を判定して、I差およびQ差を得るステップと、
(j)前回の経路のI大きさをI差大きさに加算することにより次の経路のI大きさを算出し、また前回の経路のQ大きさをQ差大きさに加算することにより次の経路のQ大きさを算出するステップと、
(k)前記次の経路のエネルギを判定するステップと、
(l)前記次の経路のエネルギが前回算出されたどの経路のエネルギよりも大きい場合に、前記次の経路のエネルギをメモリに保存するステップと、
(m)すべての可能な経路について、ステップ(h)ないし(l)を反復するステップと
によって構成されることを特徴とする方法。 - 受信信号を復調する、CDMA通信システムにおける受信機であって、スペクトル拡散信号を受信するアンテナと、
前記アンテナに応答する逆拡散装置と、
前記逆拡散装置に応答して、それぞれが前記スペクトル拡散信号における第1シンボルに関連している第1群の既約状態を生成する手段と、
それぞれが前記スペクトル拡散信号における第2シンボルと関連している第2群の既約状態を生成する手段と、
前記第1群の既約状態から選択された第1既約状態と、前記第2群の既約状態から選択された第2既約状態とからなる第1経路の第1経路エネルギを算出する手段と、
前記第1群の既約状態から選択された前記第1既約状態と、前記第2群の既約状態から選択された第3既約状態とからなる第2経路の第2経路エネルギを、第2既約状態と第3既約状態との間におけるI大きさの差およびQ大きさの差によって算出する手段とを備える受信機。 - 受信信号を復調する、CDMA通信システムにおける受信機であって、
スペクトル拡散信号を受信するアンテナと、
前記アンテナに結合され、M相チップをその出力として有する逆拡散器と、
前記逆拡散器に結合され、複数の既約状態をその出力として有する変成器と、
前記変成器に結合され、既約状態のエネルギに基づいて所定の数の既約状態を選択する比較器と、
前記比較器に結合され、所定の数のシンボルについて選択された既約状態を保存し、また現在の経路から一つの既約状態だけ異なる次の経路を選択することにより複数の経路について既約状態の経路エネルギを算出するシーケンス推定器であって、前記経路におけるI大きさの和を判定し、かつ前記経路におけるQ大きさの和を判定することにより、各経路のエネルギを算出するシーケンス推定器と、前記次の経路のI大きさの和は、省略された既約状態と新たな既約状態との間のI差を判定し、前記I差を現在の経路のI大きさの和に加算することによって算出されることと、
前記シーケンス推定器に結合された復号器とを備える受信機。 - 信号を復調する方法であって、
それぞれが前記信号に関連する第1シンボルに基づく第1群の既約状態を形成するステップと、
それぞれが前記信号に関連する第2シンボルに基づく第2群の既約状態を形成するステップと、
前記第1群の既約状態から選択された第1既約状態と、前記第2群の既約状態から選択された第2既約状態とからなる第1経路の第1経路エネルギを算出するステップと、
前記第1群の既約状態から選択された前記第1既約状態と、前記第2群の既約状態から選択された第3既約状態とからなる第2経路の第2経路エネルギを、第2既約状態と第3既約状態との間におけるI大きさの差およびQ大きさの差によって算出するステップと
によって構成されることを特徴とする方法。
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