JP3761147B2 - 情報表示システム及びゲートウェイ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、広告等の情報を表示する情報表示システムに関し、特に広告等の情報を提供する情報提供用サーバと、情報提供用サーバから提供された広告情報を表示する情報表示装置との間にゲートウェイ装置を有する場合の情報表示システム及びゲートウェイ装置及び情報表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
テレビ放送に代表されるように、放送の分野では、広告主が広告を一方的にユーザに配信する代わりに、ユーザの視聴料を無料化するなどの広告サービスが行われている。
一方、広告サービスの他の例として、ユーザの電話の通話中に広告主が広告を流し、ユーザの通話料を広告主が肩代わりすることにより、ユーザの通話料を低額化或いは無料化するなどの広告サービスが検討されている。この種のビジネススキームにおいては、ユーザ端末である情報表示装置が広告などの情報を情報提供用サーバから取得したことを情報提供用サーバが検知することによってユーザの利用情報を収集し、収集した利用情報に応じてユーザに対する特典の付与を行うものである。このような広告サービスの提供は、ユーザにとっては料金の低額化或いは無料化などの利点があり、情報提供者にとっては宣伝効果が期待でき、両者にとって有効なサービスである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の広告サービスは不特定多数の人を対象にしたものであるため、サービス内容を一律のものにせざるを得ず、オフィス内や家庭内の複数のユーザに対し、よりきめ細かい広告サービスを提供できるものではなかった。こうしたオフイス内や家庭内の複数のユーザに対してきめ細かい広告サービスを実現するためには、情報提供者が意図した表示手順にしたがって主導的に広告をユーザ端末に表示することができ、かつ情報提供者側でユーザが広告サービスを利用した利用履歴を把握可能にする技術基盤が確立している必要がある。
【0004】
したがって、本発明は、広告などのように情報提供者が主導的に提供する情報をオフィス内や家庭内の複数のユーザ端末にきめ細かく提供して表示させるとともに、ユーザ端末である情報表示装置が広告などの情報を表示したか否かを情報提供者側が的確に把握可能にすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決するために本発明の情報表示システムは、広告を含む実体情報と実体情報の表示を制御するための表示用情報とを提供するサーバとネットワークを介して接続されるゲートウェイ装置と、ゲートウェイ装置と内線網を介して接続される複数の情報表示装置とからなる情報表示システムであって、情報表示装置には、サーバから提供される表示用情報に基づいて表示処理を実行する情報表示ビューワが予め搭載されているとともに、表示用情報は、情報表示ビューワにより表示処理が行われる情報単位毎に少なくとも、情報単位を一意に識別する情報IDと、複数のレベルに分割された実体情報に対する表示処理手順を規定する表示制御用情報と、対応するレベルの実体情報を取得するための取得用情報とから構成され、ゲートウェイ装置は、サーバから送信される実行モジュールと該実行モジュールの実行結果の正解情報とからなる認証用情報を受信し蓄積する手段と、情報表示装置から送信される認証用情報の取得要求に応答して、前記蓄積された実行モジュールを情報表示装置に送信する手段と、実行モジュールの実行に基づき算出された認証結果を情報表示装置から受信すると、前記蓄積された正解情報を読み出し、この正解情報と受信した認証結果とを比較して認証チェックを行い、少なくともこの認証チェックの完了時刻を、利用開始情報として収集する手段と、利用開始情報の収集後に、サーバから送信される表示用情報を受信すると受信した表示用情報を情報表示装置へ送信する手段と、情報表示装置への表示用情報の送信に対して、情報表示装置から返送され、実体情報のレベル毎に取得された利用履歴情報を収集する手段と、収集した実体情報のレベル毎の利用履歴情報を含む情報を統計情報としてサーバへ送信する手段とを有し、情報表示装置は、情報表示ビューワの利用開始を検知すると、ゲートウェイ装置から認証のための実行モジュールを受信し、該実行モジュールの実行により情報表示ビューワの認証を行って認証結果を算出し、算出した認証結果をゲートウェイ装置に送る手段と、認証結果の送出後に、ゲートウェイ装置から受信した表示用情報に基づいて情報表示ビューワを実行することにより実体情報の表示処理を行う手段と、情報表示ビューワの実行に基づく表示処理の際に表示される実体情報のレベル毎にこの実体情報の利用を示す情報を利用履歴情報として取得しゲートウェイ装置へ送信する手段とを有するものである。
【0006】
この場合、本発明の情報表示システムは、情報表示装置は、サーバにて生成された公開鍵暗号方式の公開鍵を用いて、利用者履歴情報を暗号化してゲートウェイ装置に送信し、ゲートウェイ装置は、暗号化された利用履歴情報を情報表示装置から受信すると、受信した利用履歴情報をサーバに送信し、サーバに対しこの利用履歴情報を前記公開鍵に対応する秘密鍵を用いて復号させるものである。
【0008】
また、本発明のゲートウェイ装置は、ネットワークを介して情報提供用サーバと接続し、内線網を介して複数の情報表示装置と接続するゲートウェイ装置であって、情報表示装置には、サーバから提供される表示用情報に基づいて表示処理を実行する情報表示ビューワが予め搭載されているとともに、表示用情報は、情報表示ビューワにより表示処理が行われる情報単位毎に少なくとも、情報単位を一意に識別する情報IDと、複数のレベルに分割された実体情報に対する表示処理手順を規定する表示制御用情報と、対応するレベルの実体情報を取得するための取得用情報とから構成され、ネットワークを介してサーバと情報の送受信を行う外線網インタフェース手段と、内線網を介して情報表示装置と情報の送受信を行う内線網インタフェース手段と、外線網インタフェース手段を介してサーバから送信される実行モジュールと該実行モジュールの実行結果の正解情報とからなる認証用情報を受信し蓄積する蓄積手段と、情報表示装置から送信される認証用情報の取得要求に応答すると、蓄積手段に蓄積された実行モジュールを読み出して情報表示装置に送信し、情報表示装置に該実行モジュールの実行による情報表示ビューワの認証を行わせ認証結果を算出させる手段と、実行モジュールの実行に基づき算出された認証結果を情報表示装置から受信すると、蓄積手段に蓄積された正解情報を読み出し、この正解情報と受信した認証結果とを比較して認証チェックを行い、少なくともこの認証チェックの完了時刻を、利用開始情報として収集する手段と、利用開始情報の収集後に、サーバから送信される前記表示用情報を受信すると受信した表示用情報を情報表示装置へ送信する手段と情報表示装置への表示用情報の送信に対して情報表示装置から返送される、表示用情報に基づき情報表示装置が情報表示ビューワの実行より実体情報表示するに実体情報のレベル毎に取得したこの実体情報の利用を示す利用履歴情報を収集する手段と、収集した実体情報のレベル毎の利用履歴情報を含む情報を統計情報としてサーバへ送信する手段とを有するものである。
【0009】
この場合、本発明のゲートウェイ装置は、サーバにて生成された公開鍵暗号方式の公開鍵を用いて暗号化された利用履歴情報を情報表示装置から受信すると、受信した利用履歴情報をサーバに送信し、サーバに対しこの利用履歴情報を前記公開鍵に対応する秘密鍵を用いて復号させるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る情報表示システムの構成を示すブロック図である。図1において、本システムは、ネットワーク1と、ネットワーク1に接続され情報の提供を行う情報提供用サーバ2と、ネットワーク1に接続され情報の蓄積機能及び中継機能を有するゲートウェイ装置3と、ゲートウェイ装置3とLAN等の内線網4を介して接続され情報提供用サーバ2から提供される情報の表示を行うユーザ端末である複数の情報表示装置5a〜5nとからなる。なお、ネットワークとしてはインターネットや電話網等、どのようなものでもよい。
【0013】
ゲートウェイ装置3は、ネットワーク1とのインタフェース機能を有する外線網インタフェース手段31と、LAN等の内線網4とのインタフェース機能を有する内線網インタフェース手段34と、情報提供用サーバ2から受信する情報を蓄積する蓄積手段33と、内線網4とネットワーク1の間の接続制御、統計情報の収集処理やゲートウェイ装置3全体の制御を行う制御手段32とから構成される。
【0014】
一方、情報表示装置5a〜5nはそれぞれ、内線網とのインタフェース機能を有するインタフェース手段51と、情報の表示を行う表示手段54と、ゲートウェイ装置3に対し情報の取得要求や通知を行う要求手段53と、表示制御、暗号処理、統計情報の取得処理や情報表示装置全体の制御を行う制御手段52とから構成される。
【0015】
情報表示装置5の制御手段52には、後述する図2の動作シーケンスのステップS1に示すように情報提供用サーバ側の情報提供者から提供される情報表示ビューワが予め搭載される。この情報表示ビューワは、情報提供用サーバ2が提供する広告等の情報を表示処理するためのソフトウェアであり、情報表示装置5は情報提供用サーバ2から提供される後述の表示用情報に基づき情報表示ビューワによる表示処理を行う。
前記表示用情報は、図5に示すように、情報表示ビューワにより表示処理が行われる情報単位毎に、その情報単位を一意に識別する情報IDと、情報単位の実体情報に対する表示処理手順を規定する表示制御用情報と、情報単位の実体情報を取得する実体情報取得情報により構成される。なお、表示制御用情報としては、表示開始時刻、表示期間、表示位置、表示範囲、メディア種別等がある。
【0016】
また、実際の表示対象情報である前記実体情報は概要的なものか、或いは詳細なものかなどの基準によりレベル分けされ、こうした実体情報のレベル毎に前記実体情報取得情報が設定される。図5の例では、第1の実体情報取得情報と第2の実体情報取得情報の2つのレベルの場合を示している。実体情報をこのようにレベル分けすることにより、ユーザが表示要求した実体情報のレベルに応じて情報提供者は特典を与えることが可能となる。例えば、詳細な実体情報まで表示要求したユーザに対しては、概要レベルの実体情報の表示要求しかしていないユーザよりも、より多くの特典を与えるなど、きめ細かいサービスが可能となる。
【0017】
ここで、実体情報取得情報としては、ネットワーク1がインターネットである場合には、実体情報のURL(Uniform Resource Locaters)が用いられる。
情報提供用サーバ2では、広告等のような情報提供者が主導的に提供する情報を、情報表示装置5における表示処理を制御する前記表示用情報と、提供する情報の実体である前記実体情報に分けて扱い、実体情報については情報提供用サーバ2内に格納しておく。このように提供する情報を表示用情報と実体情報に分けて扱うことにより、情報提供者は表示用情報を変更するだけで、簡単に実体情報を任意の形式で表示することが可能となる。また、データ量の大きい実体情報は情報提供用サーバ2に格納しておき、後述するように、ゲートウェイ装置3からの実体情報の取得要求によって、情報提供用サーバ2からゲートウェイ装置3経由で情報表示装置5へ送信することにより、情報表示装置5の記憶容量の削減が図れる。
【0018】
(第1の実施の形態)
図2〜図4は本情報表示システムの動作シーケンス例を示す図である。まず、図1のブロック図及び図2のシーケンス図を用いて本発明の第1の実施の形態の動作を説明する。
情報提供用サーバ2は、図5に示す表示用情報をネットワーク1を介してゲートウェイ装置3へ送信する(ステップS2)。図5では、表示用情報を構成する情報ID、表示制御用情報、第1の実体情報取得情報及び第2の実体情報取得情報の各情報については、一まとめにした構成としているが、情報提供用サーバ2からは必ずしも各情報を一まとめにしてゲートウェイ装置3へ送信する必要はなく、別々に送信してもよい。但し、別々に送信した場合には情報IDにより対応づける必要がある。
【0019】
情報提供用サーバ2からネットワーク1へ表示用情報が送信されると、ゲートウェイ装置3の制御手段32は外線網インタフェース手段31を介してその表示用情報を受信し、受信した表示用情報を蓄積手段33に蓄積する(ステップS3)。ここで、情報表示装置5a〜5nのいずれかにおいて、要求手段53が情報表示ビューワの利用開始を検知すると、制御手段52はインタフェース手段51を介してゲートウェイ装置3へ利用開始通知を送信する(ステップS4)。ゲートウェイ装置3の制御手段32は内線網インタフェース手段34を介して、その利用開始通知を受信すると、利用開始通知を受信した時刻など、利用開始に相応しい時刻を利用開始時刻として取得し、この利用開始時刻を少なくとも含んだ利用開始情報を接続管理情報として収集する(ステップS5)。
【0020】
情報表示装置5の制御手段52は、表示の最初の時点で表示される概要的な実体情報である第1の実体情報の表示要求を検知すると(ステップS6)、表示用情報の取得要求をインタフェース手段51を介してゲートウェイ装置3へ送信する(ステップS7)。この場合、ゲートウェイ装置3の制御手段32は蓄積手段33から表示用情報を読み出し、読み出した表示用情報を内線網インタフェース手段34を介して情報表示装置5へ送信する(ステップS8)。なお、この時に送信される表示用情報の実体情報取得情報としては、第1の実体情報を取得するための第1の実体情報取得情報が送信される。情報表示装置5の制御手段52では、インタフェース手段51を介して表示用情報を受信すると、情報表示ビューワを実行して、表示用情報の表示制御用情報の表示開始時刻を抽出し、現在の時刻が抽出した表示開始時刻になった時点で第1の実体情報取得情報をインタフェース手段51を介してゲートウェイ装置3へ送信する(ステップS9)。
【0021】
ゲートウェイ装置3の制御手段32は内線網インタフェース手段34を介して第1の実体情報取得情報を受信すると、第1の実体情報取得情報を外線網インタフェース手段31へ送出することにより外線網インタフェース手段31からネットワーク1を介して情報提供用サーバ2へ送信する(ステップS10)。これに対し、情報提供用サーバ2はこの第1の実体情報取得情報に対応する第1の実体情報をゲートウェイ装置3へ返送し(ステップS11)、返送された第1の実体情報は外線網インタフェース手段31を介してゲートウェイ装置3の制御手段32で受信される。制御手段32は、受信した第1の実体情報を内線網インタフェース手段34を介して情報表示装置5へ送信する(ステップS12)。
【0022】
情報表示装置5の制御手段52では、インタフェース手段51を介して第1の実体情報を受信すると、情報表示ビューワを実行して、第1の実体情報に対応する表示制御用情報に基づき第1の実体情報の表示処理を行う。具体的には、図5に示す表示制御用情報の表示期間、表示位置、表示範囲、メデイア種別に従い、実体情報を表示手段54の表示域に表示期間の間表示する。この際、必要に応じて、実体情報の拡大・縮小処理や、符号化されている場合には復号化処理等がなされる。なお、表示制御用情報に表示期間、表示位置、表示範囲が設定されていない場合には、情報表示ビューワで予め設定されている基準に従って表示処理が行われる。
【0023】
情報表示装置5の制御手段52は、第1の実体情報の取得要求がなされたとき、或いは第1の実体情報を取得したとき、或いは第1の実体情報の表示がなされたときなどのように、第1の実体情報の利用がなされたみなされるに相応しい時点の時刻情報と、第1の実体情報に対する情報IDとを少なくとも含んだ第1の利用履歴情報を取得し(ステップS13)、インタフェース手段51を介してゲートウェイ装置3へ送信する(ステップS14)。ゲートウェイ装置3の制御手段32は、内線網インタフェース手段34を介して第1の利用履歴情報を受信すると、第1の利用履歴情報の収集処理を行う(ステップS16)。また、制御手段32は第1の実体情報よりも詳細な実体情報である第2の実体情報を取得するための第2の実体情報取得情報を、内線網インタフェース手段34を介して情報表示装置へ送信する(ステップS15)。ここで、第2の実体情報取得情報を情報表示装置5へ送信するタイミングについては、上記のように第1の利用履歴情報を受信した時点である必要は必ずしもなく、情報表示装置5において第2の実体情報の取得要求がなされる前ならいつでもよい。
【0024】
情報表示装置5の制御手段52は、第2の実体情報の表示要求を検知すると(ステップS17)、第2の実体情報取得情報をインタフェース手段51を介してゲートウェイ装置3へ送信する(ステップS18)。そして、ゲートウェイ装置3からこの第2の実体情報取得情報を情報提供用サーバ2へ送信させて(ステップS19)、情報提供用サーバ2から対応する第2の実体情報をゲートウェイ装置3経由で受信する(ステップS20,S21)。この場合、制御手段52は情報表示ビューワを実行して、実体情報に対応する表示制御用情報に基づき実体情報の表示処理を行う。
【0025】
情報表示装置5の制御手段52は、第2の実体情報の取得要求がなされたとき、或いは第2の実体情報を取得したとき、或いは第2の実体情報の表示がなされたときなどのように、第2の実体情報の利用がなされたとみなされるに相応しい時点の時刻情報と、第2の実体情報に対する情報IDとを少なくとも含んだ第2の利用履歴情報として取得し(ステップS22)、インタフェース手段51を介してゲートウェイ装置3へ送信する(ステップS23)。ゲートウェイ装置3の制御手段32は、内線網インタフェース手段34を介して第2の利用履歴情報を受信すると、第2の利用履歴情報の収集処理を行う(ステップS24)。
【0026】
一方、情報表示装置5の制御手段52は、要求手段53が情報表示ビューワの利用終了を検知すると、利用終了通知をインタフェース手段51を介してゲートウェイ装置3へ送信する(ステップS25)。ゲートウェイ装置3の制御手段32は、内線網インタフェース手段34を介して利用終了通知を受信すると、利用終了通知を受信した時刻など、利用終了に相応しい時刻を利用終了時刻として取得し、利用終了時刻を少なくとも含んだ利用終了情報を接続管理情報として収集する(ステップS26)。ゲートウェイ装置3は、上記により収集した情報ID毎の第1の利用履歴情報及び第2の利用履歴情報や、接続管理情報を少なくとも含む統計情報を、その都度、或いは1日単位など適当な期間毎にまとめて収集し、情報提供用サーバ2へ送信する(ステップS27)。情報提供用サーバ2では受信した統計情報に基づきユーザに対し各種の特典を与えるなどのサービスを実施する(ステップS28)。
【0027】
以上の説明では、実体情報を、概要的な実体情報である第1の実体情報と詳細な実体情報である第2の実体情報の2つのレベルに分けて説明したが、必ずしも2つのレベルである必要はなく、より多いレベルに分けて利用履歴情報を収集してもよいし、1つのレベルであってもよい。また、レベル分けの基準としては、概要的なものか、または詳細なものかによったが、必ずしもこうした基準である必要はなく、表示する実体情報の違いにより、情報提供者がユーザヘの特典などのサービスを区別することができる基準ならどのようなものでもよい。
このように、第1の実施の形態では、表示する実体情報のレベル毎に利用履歴情報を収集することにより、情報提供者はユーザヘの特典の付与などのサービスに対し、きめ細かい対応が可能となる。
【0028】
(第2の実施の形態)
次に、図1のブロック図及び図3のシーケンス図を用いて第2の実施の形態の動作について説明する。第2の実施の形態と第1の実施の形態との相違点は、第1の利用履歴情報と第2の利用履歴情報を、情報表示装置5からゲートウェイ装置3を経由して情報提供用サーバ2へ送信する場合に暗号化して送信する点である。こうした暗号化により、利用履歴情報が通信途上で不正に改ざんされることを防止でき、したがってユーザが不当に特典を享受することを防止できる。
【0029】
情報提供用サーバ2は、暗号用の鍵を生成する鍵生成アルゴリズムと暗号用の鍵により暗号化及び復号化を行うための暗号アルゴリズムとを有し、鍵生成アルゴリズムにより公開鍵と秘密鍵のペアを生成する。図3では、第1の利用履歴情報の暗号処理用として、第1の公開鍵と第1の秘密鍵のペアを生成し、第2の利用履歴情報の暗号処理用として、第2の公開鍵と第2の秘密鍵のペアを生成する例を示しているが、実体情報のレベルに対応した利用履歴情報毎に異なった公開鍵と秘密鍵のペアを用いる必要はなく、レベルに関係なく同じ公開鍵と秘密鍵のペアを用いてもよい。
【0030】
図3において、情報提供用サーバ2は第1の公開鍵と第1の秘密鍵のペアを生成するとともに、第2の公開鍵と第2の秘密鍵のペアを生成し(ステップS32)、そのうちの第1及び第2の公開鍵と暗号アルゴリズムとをネットワーク1を介してゲートウェイ装置3へ送信する(ステップS33)。ここで、第1の公開鍵、第2の公開鍵、暗号アルゴリズムは、一度にゲートウェイ装置3へ送信する必要がなく、それぞれがゲートウェイ装置3や情報表示装置5において利用されるまでに、別々に送信してもよい。
【0031】
ゲートウェイ装置3の制御手段32は、外線網インタフェース手段31を介して、第1の公開鍵、第2の公開鍵及び暗号アルゴリズムを受信すると、受信した第1の公開鍵、第2の公開鍵及び暗号アルゴリズムを、内線網インタフェース手段34を介して情報表示装置5へ送信する(ステップS34)。ここで、ゲートウェイ装置3が第1の公開鍵、第2の公開鍵及び暗号アルゴリズムを情報表示装置5へ送信するタイミングについては、上記のように情報提供用サーバ2からこれらを受信した時点である必要はなく、情報表示装置5において第1の公開鍵、第2の公開鍵及び暗号アルゴリズムが使用される前ならいつでもよい。
【0032】
情報提供用サーバ2は、その後、表示用情報をネットワーク1を介してゲートウェイ装置3へ送信する(ステップS35)。情報提供用サーバ2から表示用情報が送信されると、ゲートウェイ装置3の制御手段32は外線網インタフェース手段31を介してこの表示用情報を受信し、受信した表示用情報を蓄積手段33に蓄積する(ステップS36)。情報表示装置5a〜5nのいずれかにおいて、要求手段53が情報表示ビューワの利用開始を検知すると、制御手段52はインタフェース手段51を介してゲートウェイ装置3に利用開始通知を送信する(ステップS37)。
【0033】
ゲートウェイ装置3の制御手段32は内線網インタフェース手段34を介して、利用開始通知を受信すると、利用開始通知を受信した時刻など、利用開始に相応しい時刻を利用開始時刻として取得し、利用開始時刻を少なくとも含んだ利用開始情報を接続管理情報として収集する(ステップS38)。情報表示装置5の制御手段52は、第1の実体情報の表示要求を検知すると(ステップS39)、表示用情報の取得要求をインタフェース手段51を介してゲートウェイ装置3へ送信する(ステップS40)。
【0034】
この場合、ゲートウェイ装置3の制御手段32は、蓄積手段33から表示用情報を読み出し、読み出した表示用情報を内線網インタフェース手段34を介して情報表示装置5へ送信する(ステップS41)。この時に送信される表示用情報の実体情報取得情報としては、第1の実体情報を取得するための第1の実体情報取得情報が送信される。情報表示装置の制御手段52は、インタフェース手段51を介してこの表示用情報を受信すると、情報表示ビューワを実行して、表示用情報の表示制御用情報の表示開始時刻を抽出し、現在の時刻が抽出した表示開始時刻になった時点で第1の実体情報取得情報をインタフェース手段51を介してゲートウェイ装置3へ送信する(ステップS42)。
【0035】
ゲートウェイ装置3の制御手段32は、内線網インタフェース手段34を介して第1の実体情報取得情報を受信すると、この第1の実体情報取得情報を外線網インタフェース手段31からネットワーク1を介して情報提供用サーバ2へ送信させる(ステップS43)。これにより、、情報提供用サーバ2から第1の実体情報取得情報に対応する第1の実体情報がゲートウェイ装置3へ返送され(ステップS44)、外線網インタフェース手段31を介して制御手段32で受信される。制御手段32は受信した第1の実体情報を内線網インタフェース手段34を介して情報表示装置5へ送信する(ステップS45)。情報表示装置5の制御手段52は、インタフェース手段51を介して第1の実体情報を受信すると、情報表示ビューワを実行して、第1の実体情報に対応する表示制御用情報に基づき第1の実体情報の表示処理を行う。
【0036】
情報表示装置5の制御手段52は、第1の実体情報の取得要求がなされたとき、或いは第1の実体情報を取得したとき、或いは第1の実体情報の表示がなされたときなどのように、第1の実体情報の利用がなされたとみなされるに相応しい時点の時刻情報と、第1の実体情報に対する情報IDとを少なくとも含んだ第1の利用履歴情報を取得し(ステップS46)、ゲートウェイ装置3から既に受信している第1の公開鍵と暗号アルゴリズムとにより第1の利用履歴情報を暗号化し(ステップS47)、インタフェース手段51を介してゲートウェイ装置3へ送信する(ステップS48)。ゲートウェイ装置3の制御手段32は、内線網インタフェース手段34を介して第1の利用履歴情報を受信すると、暗号化された第1の利用履歴情報の収集処理を行い(ステップS51)、また、第2の実体情報を取得するための第2の実体情報取得情報を内線網インタフェース手段34を介して情報表示装置へ送信する(ステップS49)。
【0037】
ここで、ゲートウェイ装置3が第2の実体情報取得情報を情報表示装置5へ送信するタイミングについては、必ずしも上記のように第1の利用履歴情報を受信した時点である必要はなく、情報表示装置5において第2の実体情報の取得要求がなされる前ならいつでもよい。
ここで、情報表示装置の制御手段52は第2の実体情報の表示要求を検知すると(ステップS50)、第2の実体情報取得情報をインタフェース手段51を介してゲートウェイ装置3へ送信する(ステップS52)。この第2の実体情報取得情報はゲートウェイ装置3から情報提供用サーバ3へ送信される(ステップS53)。これにより、情報提供用サーバ2から対応する第2の実体情報がゲートウェイ装置3へ返送され(ステップS54)、さらにゲートウェイ装置3から情報表示装置5へ送信されて(ステップS55)ゲートウェイ装置の制御手段52で受信される。この場合、制御手段52は情報表示ビューワを実行して、実体情報に対応する表示制御用情報に基づき実体情報の表示処理を行う。
【0038】
情報表示装置5の制御手段52は第2の実体情報の取得要求がなされたとき、或いは第2の実体情報を取得したとき、或いは第2の実体情報の表示がなされたときなどのように、第2の実体情報の利用がなされたとみなされるに相応しい時点の時刻情報と、第2の実体情報に対する情報IDとを少なくとも含んだ第2の利用履歴情報を取得し(ステップS56)、ゲートウェイ装置3から既に受信している第2の公開鍵と暗号アルゴリズムとにより第2の利用履歴情報を暗号化し(ステップS57)、インタフェース手段51を介してゲートウェイ装置3へ送信する(ステップS58)。ゲートウェイ装置3の制御手段32は、内線網インタフェース手段34を介して第2の利用履歴情報を受信すると、暗号化された第2の利用履歴情報の収集処理を行う(ステップS59)。
【0039】
ここで、情報表示装置5の制御手段52は、要求手段53が情報表示ビューワの利用終了を検知すると、利用終了通知をインタフェース手段51を介してゲートウェイ装置へ送信する(ステップS60)。ゲートウェイ装置3の制御手段32は、内線網インタフェース手段34を介して利用終了通知を受信すると、利用終了通知を受信した時刻など、利用終了に相応しい時刻を利用終了時刻として取得し、利用終了時刻を少なくとも含んだ利用終了情報を接続管理情報として収集する(ステップS61)。
【0040】
ゲートウェイ装置3は、上記により収集した情報ID毎の暗号化された第1の利用履歴情報及び第2の利用履歴情報や、接続管理情報を少なくとも含む統計情報を情報提供用サーバ2へ送信する(ステップS62)。情報提供用サーバ2では受信した統計情報のうち、暗号化された第1の利用履歴情報を第1の秘密鍵と暗号アルゴリズムにより、また暗号化された第2の利用履歴情報を第2の秘密鍵と暗号アルゴリズムによりそれぞれ復号化し(ステップS63)、復号化された統計情報に基づきユーザに対し各種の特典を与えるなどのサービスを実施する(ステップS64)。
【0041】
以上の説明では、実体情報のレベルが2つの場合において異なった公開鍵と秘密鍵のペアを用いた場合を説明したが、実体情報をより多くのレベルに分け、それぞれのレベルで異なった公開鍵と秘密鍵のペアを用いてもよく、また各レベルで同じ公開鍵と秘密鍵のペアを用いてもよい。
このように、第2の実施の形態では、情報表示装置5において取得した利用履歴情報を暗号化し、ゲートウェイ装置3経由で情報提供用サーバ2に暗号化された状態で送信し、情報提供用サーバ2で復号化することにより、情報表示装置5から情報提供用サーバ2に至る通信途上での不正な改ざんが防止でき、この結果、利用履歴情報に基づいて行われるユーザに対する各種の特典の付与などのサービスが不正になされることを防止できる。
【0042】
(第3の実施の形態)
次に、図1のブロック図及び図4のシーケンス図を用い第3の実施の形態の動作について説明する。第3の実施の形態は、第1及び第2の実施の形態において、接続管理情報や利用履歴情報の収集を情報表示装置5の認証チェックが正常であると確認された後に行うようにするものであり、第1及び第2の実施の形態に示す動作が行われる前に実行される動作である。
【0043】
情報表示装置5の認証は、情報処理装置5内に搭載された情報表示ビューワが不正に改ざんされ、利用履歴情報が真実と異なる値に書き換えられるのを防止するために必要な動作であり、情報表示装置5の認証チェック後に統計情報を収集することで、統計情報の信頼性が向上する。このため、情報提供用サーバ2は、情報表示装置5の認証を行うための認証用情報をネットワーク1を介してゲートウェイ装置3へ送信する(ステップS72)。この認証用情報は少なくとも、情報表示装置5の認証処理を実行する実行モジュールとこの実行モジュールによる実行結果の正解情報とを含む。
【0044】
ゲートウェイ装置3の制御手段32は、外線網インタフェース手段31を介して受信した認証用情報を蓄積手段33に蓄積する(ステップS73)。情報表示装置5では、要求手段53が情報表示ビューワの利用開始を検知すると、制御手段52は認証用情報取得要求をインタフェース手段51を介してゲートウェイ装置3へ送信する(ステップS74)。ゲートウェイ装置3の制御手段32は、この認証用情報取得要求を内線網インタフェース手段34を介して受信すると、認証用情報の実行モジュールを蓄積手段33から読み出し、内線網インタフェース手段34を介して情報表示装置5へ送信する(ステップS75)。
【0045】
情報表示装置5の制御手段52は、実行モジュールをインタフェース手段51を介して受信すると、実行モジュールを実行して情報表示装置5の認証を行う(ステップS76)。具体的には、実行モジュールとして、例えばハッシュ値を算出するためのハッシュ値算出モジュールを用い、このハッシュ値算出モジュールの実行に基づき情報表示ビューワのハッシュ値を算出することにより、情報表示装置5の認証を行うことが可能になる。この場合、情報提供用サーバ2から受信した認証用情報の正解情報は、情報提供用サーバ2において同じハッシュ値算出モジュールにより算出した情報表示ビューワのハッシュ値となる。制御手段52は、実行モジュールによる情報表示装置5の認証結果を認証チェック要求として、インタフェース手段51を介してゲートウェイ装置3へ送信する(ステップS77)。
【0046】
ゲートウェイ装置3の制御手段32は、情報表示装置5から内線網インタフェース手段34を介して認証チェック要求を受信すると、既に情報提供用サーバ2から受信し蓄積手段33に蓄積されている認証用情報の正解情報を読み出し、この正解情報と情報表示装置5からの認証チェック要求とを比較して認証チェックを行う。ここで、情報表示装置5による認証が情報表示ビューワのハッシュ値による場合は、認証チェック要求のハッシュ値と正解情報のハッシュ値が比較される。こうした認証チェックが正常に終了すると(ステップS78)、認証チェック要求を受信した時刻、或いは認証チェックが完了した時刻など、利用開始時刻に相応しい時刻を取得し、少なくとも利用開始時刻を含んだ利用開始情報を接続管理情報として収集する(ステップS79)。
【0047】
その後、既に説明した図2のステップS2〜S28の各処理が順次行われるか、或いは図3のステップS32〜S64の各処理が順次行われる。
このように、第3の実施の形態では、情報表示装置5の認証チェックが完了してから利用開始情報、利用履歴情報、利用終了情報などの統計情報を収集するようにしたものである。これにより、より信頼性のある統計情報の収集が可能となる。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、ユーザ端末である情報表示装置側で表示される実体情報をレベル分けすることにより、表示する実体情報のレベル毎に利用履歴情報などの統計情報の収集が可能になり、情報提供者はユーザが表示した実体情報のレベルに応じてユーザヘの特典の付与を変えるなど、きめ細かいサービスの提供が可能となるとともに、情報提供者側でユーザが広告などの情報(実体情報)を表示したか否かを的確に把握することができる。
また、情報表示装置において取得した利用履歴情報を暗号化し、ゲートウェイ装置経由で情報提供用サーバに暗号化された状態で送信し、情報提供用サーバで復号化することにより、情報表示装置から情報提供用サーバへ至る通信途上での不正な改ざんが防止でき、利用履歴情報に基づいて行われるユーザに対する各種の特典の付与などのサービスが不正になされることを防止することができる。さらに、利用開始時刻などの統計情報を情報表示装置の認証チェックが完了した後に収集することにより、より信頼性のある統計情報の収集が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る情報表示システムの構成を示すブロック図である。
【図2】 情報表示システムの第1の動作例を示すシーケンス図である。
【図3】 情報表示システムの第2の動作例を示すシーケンス図である。
【図4】 情報表示システムの第3の動作例を示すシーケンス図である。
【図5】 情報提供用サーバから提供される表示用情報の構成を示す図である。
【符号の説明】
1…ネットワーク、2…情報提供用サーバ、3…ゲートウェイ装置、4…内線網、5a〜5n…情報表示装置、31…外線網インタフェース手段、32,52…制御手段、33…蓄積手段、34…内線網インタフェース手段、51…インタフェース手段、53…要求手段、54…表示手段。

Claims (4)

  1. 広告を含む実体情報と前記実体情報の表示を制御するための表示用情報とを提供するサーバとネットワークを介して接続されるゲートウェイ装置と、前記ゲートウェイ装置と内線網を介して接続される複数の情報表示装置とからなる情報表示システムであって、
    前記情報表示装置には、サーバから提供される表示用情報に基づいて表示処理を実行する情報表示ビューワが予め搭載されているとともに、
    前記表示用情報は、前記情報表示ビューワにより表示処理が行われる情報単位毎に少なくとも、前記情報単位を一意に識別する情報IDと、複数のレベルに分割された前記実体情報に対する表示処理手順を規定する表示制御用情報と、対応するレベルの実体情報を取得するための取得用情報とから構成され
    記ゲートウェイ装置は、
    サーバから送信される実行モジュールと該実行モジュールの実行結果の正解情報とからなる認証用情報を受信し蓄積する手段と、
    情報表示装置から送信される認証用情報の取得要求に応答して、前記蓄積された実行モジュールを情報表示装置に送信する手段と、
    実行モジュールの実行に基づき算出された認証結果を情報表示装置から受信すると、前記蓄積された正解情報を読み出し、この正解情報と受信した認証結果とを比較して認証チェックを行い、少なくともこの認証チェックの完了時刻を、利用開始情報として収集する手段と、
    利用開始情報の収集後に、サーバから送信される前記表示用情報を受信すると受信した表示用情報を情報表示装置へ送信する手段と、
    情報表示装置への前記表示用情報の送信に対して、情報表示装置から返送され、前記実体情報のレベル毎に取得された利用履歴情報を収集する手段と、
    収集した実体情報のレベル毎の利用履歴情報を含む情報を統計情報としてサーバへ送信する手段とを有し、
    前記情報表示装置は、
    情報表示ビューワの利用開始を検知すると、ゲートウェイ装置から認証のための実行モジュールを受信し、該実行モジュールの実行により情報表示ビューワの認証を行って認証結果を算出し、算出した認証結果をゲートウェイ装置に送る手段と、
    認証結果の送出後に、ゲートウェイ装置から受信した表示用情報に基づいて前記情報表示ビューワを実行することにより前記実体情報の表示処理を行う手段と、
    前記情報表示ビューワの実行に基づく表示処理の際に表示される実体情報のレベル毎にこの実体情報の利用を示す情報を前記利用履歴情報として取得しゲートウェイ装置へ送信する手段と
    を有することを特徴とする情報表示システム。
  2. 請求項1において、
    情報表示装置は、サーバにて生成された公開鍵暗号方式の公開鍵を用いて、前記利用者履歴情報を暗号化してゲートウェイ装置に送信し、
    ゲートウェイ装置は、暗号化された利用履歴情報を情報表示装置から受信すると、受信した利用履歴情報をサーバに送信し、サーバに対しこの利用履歴情報を前記公開鍵に対応する秘密鍵を用いて復号させる
    ことを特徴とする情報表示システム。
  3. 広告を含む実体情報及び前記実体情報の表示を制御するための表示用情報を提供するサーバとネットワークを介して接続されるとともに、内線網を介して複数の情報表示装置と接続されるゲートウェイ装置であって、
    前記情報表示装置には、サーバから提供される表示用情報に基づいて表示処理を実行する情報表示ビューワが予め搭載されているとともに、
    前記表示用情報は、前記情報表示ビューワにより表示処理が行われる情報単位毎に少なくとも、前記情報単位を一意に識別する情報IDと、複数のレベルに分割された前記実体情報に対する表示処理手順を規定する表示制御用情報と、対応するレベルの実体情報を取得するための取得用情報とから構成され、
    前記ネットワークを介して前記サーバと情報の送受信を行う外線網インタフェース手段と
    記内線網を介して前記情報表示装置と情報の送受信を行う内線網インタフェース手段と、
    前記外線網インタフェース手段を介してサーバから送信される実行モジュールと該実行モジュールの実行結果の正解情報とからなる認証用情報を受信し蓄積する蓄積手段と、
    情報表示装置から送信される認証用情報の取得要求に応答すると、前記蓄積手段に蓄積された実行モジュールを読み出して情報表示装置に送信し、情報表示装置に該実行モジュールの実行による情報表示ビューワの認証を行わせ認証結果を算出させる手段と、
    実行モジュールの実行に基づき算出された認証結果を情報表示装置から受信すると、前記蓄積手段に蓄積された正解情報を読み出し、この正解情報と受信した認証結果とを比較して認証チェックを行い、少なくともこの認証チェックの完了時刻を、利用開始情報として収集する手段と、
    利用開始情報の収集後に、サーバから送信される前記表示用情報を受信すると受信した表示用情報を情報表示装置へ送信する手段と
    情報表示装置への前記表示用情報の送信に対して情報表示装置から返送される、前記表示用情報に基づき情報表示装置が情報表示ビューワの実行より前記実体情報表示する前記実体情報のレベル毎に取得したこの実体情報の利用を示す利用履歴情報を収集する手段と
    収集した実体情報のレベル毎の利用履歴情報を含む情報を統計情報としてサーバへ送信する手段と
    を有することを特徴とするゲートウェイ装置。
  4. 請求項3において、
    サーバにて生成された公開鍵暗号方式の公開鍵を用いて暗号化された利用履歴情報を情報表示装置から受信すると、受信した利用履歴情報をサーバに送信し、サーバに対しこの利用履歴情報を前記公開鍵に対応する秘密鍵を用いて復号させる
    ことを特徴とするゲートウェイ装置。
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