JPH0946678A - 画像伝送装置および画像伝送システム並びに通信装置 - Google Patents
画像伝送装置および画像伝送システム並びに通信装置Info
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- JPH0946678A JPH0946678A JP7189283A JP18928395A JPH0946678A JP H0946678 A JPH0946678 A JP H0946678A JP 7189283 A JP7189283 A JP 7189283A JP 18928395 A JP18928395 A JP 18928395A JP H0946678 A JPH0946678 A JP H0946678A
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- charging
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 情報の種類や質を考慮した課金を行うことが
できるようにすることを目的とする。 【解決手段】 画像情報の解像度に応じた課金を行う課
金手段100を、課金処理部101および記憶部102
により構成し、提供した画像の料金を解像度毎に課すこ
とができるようにして、情報の種類や質を考慮して情報
に対する課金を適切に行うことができるようにする。
できるようにすることを目的とする。 【解決手段】 画像情報の解像度に応じた課金を行う課
金手段100を、課金処理部101および記憶部102
により構成し、提供した画像の料金を解像度毎に課すこ
とができるようにして、情報の種類や質を考慮して情報
に対する課金を適切に行うことができるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動画像データ、静
止画像データ、音声データ、コンピュータデータ等の情
報を伝送するマルチメディアネットワークにおける情報
の提供とそれに対する画像伝送装置および画像伝送シス
テム並びに通信装置に関するものである。
止画像データ、音声データ、コンピュータデータ等の情
報を伝送するマルチメディアネットワークにおける情報
の提供とそれに対する画像伝送装置および画像伝送シス
テム並びに通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、幹線通信網における光ファイバネ
ットワークの装備、ケーブルテレビシステムの普及、衛
星通信の実用化、ローカルエリアネットワークの普及等
に伴い、いわゆる情報サービス産業が増大している。
ットワークの装備、ケーブルテレビシステムの普及、衛
星通信の実用化、ローカルエリアネットワークの普及等
に伴い、いわゆる情報サービス産業が増大している。
【0003】上記情報サービス産業は、上述したような
通信網を利用して様々な情報を提供し、その情報の内容
および情報の量に応じて料金を徴収するようにしてい
る。このような情報サービス産業においては、提供した
情報に対する課金を適切に行うことが重要な問題であ
る。
通信網を利用して様々な情報を提供し、その情報の内容
および情報の量に応じて料金を徴収するようにしてい
る。このような情報サービス産業においては、提供した
情報に対する課金を適切に行うことが重要な問題であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
情報サービス産業において行われていた課金方式は、例
えば、ケーブルテレビシステムや衛星放送のように、使
用頻度に無関係な月極の課金方式であったり、またはコ
ンピュータの利用サービスのように、情報の種類や質に
無関係な使用頻度(または使用時間)のみを計数した課
金方式であったりすることが多かった。
情報サービス産業において行われていた課金方式は、例
えば、ケーブルテレビシステムや衛星放送のように、使
用頻度に無関係な月極の課金方式であったり、またはコ
ンピュータの利用サービスのように、情報の種類や質に
無関係な使用頻度(または使用時間)のみを計数した課
金方式であったりすることが多かった。
【0005】本発明は上述の問題点に鑑み、情報の種類
や質を考慮した課金を行うことができるようにすること
を第1の目的とする。また、画像伝送システムにおいて
送受信される情報に対する不正行為が行われるのを防止
することを第2の目的とする。
や質を考慮した課金を行うことができるようにすること
を第1の目的とする。また、画像伝送システムにおいて
送受信される情報に対する不正行為が行われるのを防止
することを第2の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の画像伝送装置
は、階層符号化された画像情報を扱うようにした画像伝
送装置において、上記画像情報の解像度に応じた課金を
行う課金手段を具備することを特徴としている。
は、階層符号化された画像情報を扱うようにした画像伝
送装置において、上記画像情報の解像度に応じた課金を
行う課金手段を具備することを特徴としている。
【0007】また、本発明の他の特徴とするところは、
階層符号化された画像情報を扱うようにした画像伝送装
置において、上記画像情報の解像度に応じた課金処理を
行う課金手段と、上記課金手段によって求められた画像
の料金を記憶するための料金記憶手段とを具備してい
る。
階層符号化された画像情報を扱うようにした画像伝送装
置において、上記画像情報の解像度に応じた課金処理を
行う課金手段と、上記課金手段によって求められた画像
の料金を記憶するための料金記憶手段とを具備してい
る。
【0008】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、階層符号化された画像情報を扱うようにした画像伝
送装置において、上記画像情報の解像度、および上記画
像情報の量に応じた課金を行う課金手段を具備してい
る。
は、階層符号化された画像情報を扱うようにした画像伝
送装置において、上記画像情報の解像度、および上記画
像情報の量に応じた課金を行う課金手段を具備してい
る。
【0009】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、階層符号化された画像情報を扱うようにした画像伝
送装置において、上記画像情報の解像度に応じた課金処
理を行う課金手段と、上記画像の情報量を計測する情報
量計測手段と、上記課金手段によって求められた画像の
料金を記憶するための料金記憶手段とを具備しているこ
とを特徴としている。
は、階層符号化された画像情報を扱うようにした画像伝
送装置において、上記画像情報の解像度に応じた課金処
理を行う課金手段と、上記画像の情報量を計測する情報
量計測手段と、上記課金手段によって求められた画像の
料金を記憶するための料金記憶手段とを具備しているこ
とを特徴としている。
【0010】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、上記画像の料金を一定期間毎に支払う支払い手段を
具備することを特徴としている。
は、上記画像の料金を一定期間毎に支払う支払い手段を
具備することを特徴としている。
【0011】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、階層符号化された画像情報を扱うようにした画像伝
送装置において、上記画像情報の解像度に応じた課金処
理を行う課金手段と、上記課金手段によって求められた
画像の料金を記憶するための料金記憶手段と、上記画像
の料金を一定期間毎に支払う支払い手段とを具備するこ
とを特徴としている。
は、階層符号化された画像情報を扱うようにした画像伝
送装置において、上記画像情報の解像度に応じた課金処
理を行う課金手段と、上記課金手段によって求められた
画像の料金を記憶するための料金記憶手段と、上記画像
の料金を一定期間毎に支払う支払い手段とを具備するこ
とを特徴としている。
【0012】また、本発明の他の特徴とするところは、
上記課金手段を送信側に設けられていることを特徴とし
ている。
上記課金手段を送信側に設けられていることを特徴とし
ている。
【0013】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、上記課金手段が受信側に設けられていることを特徴
としている。
は、上記課金手段が受信側に設けられていることを特徴
としている。
【0014】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、上記課金手段を送信側と受信側の双方にに設けられ
ていることを特徴としている。
は、上記課金手段を送信側と受信側の双方にに設けられ
ていることを特徴としている。
【0015】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、画像の送信先を任意の画像受信装置に指定して画像
提供者に画像の送信を要求する画像送信先指定手段と、
上記画像送信先指定手段によって指定された画像受信装
置に画像を送信する画像送信手段と、上記画像の送信先
指定者または上記画像を受信した利用者に対して課金を
行うように処理する課金手段とを具備している。
は、画像の送信先を任意の画像受信装置に指定して画像
提供者に画像の送信を要求する画像送信先指定手段と、
上記画像送信先指定手段によって指定された画像受信装
置に画像を送信する画像送信手段と、上記画像の送信先
指定者または上記画像を受信した利用者に対して課金を
行うように処理する課金手段とを具備している。
【0016】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、上記伝送される情報に対して、少なくとも暗号化ま
たディジタル署名を行う暗号化手段を具備している。
は、上記伝送される情報に対して、少なくとも暗号化ま
たディジタル署名を行う暗号化手段を具備している。
【0017】また、本発明の画像伝送システムは、階層
符号化された画像情報を扱うようにした画像伝送システ
ムにおいて、上記画像情報の解像度および上記画像情報
の量に応じた課金処理を行う課金手段と、上記画像の情
報量を計測する情報量計測手段と、上記課金手段によっ
て求められた画像の料金を記憶するための料金記憶手段
とを備えた送信装置と、上記画像の料金を一定期間毎に
支払う支払い手段を備えた受信装置とから成ることを特
徴としている。
符号化された画像情報を扱うようにした画像伝送システ
ムにおいて、上記画像情報の解像度および上記画像情報
の量に応じた課金処理を行う課金手段と、上記画像の情
報量を計測する情報量計測手段と、上記課金手段によっ
て求められた画像の料金を記憶するための料金記憶手段
とを備えた送信装置と、上記画像の料金を一定期間毎に
支払う支払い手段を備えた受信装置とから成ることを特
徴としている。
【0018】また、本発明の通信装置は、ネットワーク
を介してデータを受信する通信装置であって、上記ネッ
トワークのトラフィック状態を検出する検出手段と、上
記検出手段の検出結果に応じて上記データの伝送形態を
指定する指定手段とを備えることを特徴としている。
を介してデータを受信する通信装置であって、上記ネッ
トワークのトラフィック状態を検出する検出手段と、上
記検出手段の検出結果に応じて上記データの伝送形態を
指定する指定手段とを備えることを特徴としている。
【0019】また、本発明の他の特徴とするところは、
上記指定手段は上記ネットワークを介して送信側端末に
対して伝送形態を指定することを特徴としている。
上記指定手段は上記ネットワークを介して送信側端末に
対して伝送形態を指定することを特徴としている。
【0020】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、上記伝送形態は階層符号化における階層であること
を特徴としている。
は、上記伝送形態は階層符号化における階層であること
を特徴としている。
【0021】
【作用】本発明は上記技術手段を有するので、画像の料
金を解像度毎に課すことができるようになる。
金を解像度毎に課すことができるようになる。
【0022】また、本発明の他の特徴によれば、上記画
像情報の解像度および情報量に応じた課金を行うように
したので、画像の料金を解像度毎に課すことができると
ともに、情報量も考慮した料金を行うことができるよう
になる。
像情報の解像度および情報量に応じた課金を行うように
したので、画像の料金を解像度毎に課すことができると
ともに、情報量も考慮した料金を行うことができるよう
になる。
【0023】また、本発明のその他の特徴によれば、料
金を一定期間毎に支払う支払い手段を設けたので、累積
料金の計算を行うことにより、一定期間毎の料金精算を
可能となる。
金を一定期間毎に支払う支払い手段を設けたので、累積
料金の計算を行うことにより、一定期間毎の料金精算を
可能となる。
【0024】また、本発明のその他の特徴によれば、階
層符号化技術に対応した課金を行うことが可能となる。
層符号化技術に対応した課金を行うことが可能となる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の画像伝送システム
の実施の形態を図面を参照して説明する。なお、以下に
示す実施の形態は、階層符号化された画像情報を伝送路
を介して伝送する画像伝送システムにおいて、階層符号
化を考慮し、解像度(階層)に応じて画像の料金を課す
ことを可能とする課金手段に適用するものである。
の実施の形態を図面を参照して説明する。なお、以下に
示す実施の形態は、階層符号化された画像情報を伝送路
を介して伝送する画像伝送システムにおいて、階層符号
化を考慮し、解像度(階層)に応じて画像の料金を課す
ことを可能とする課金手段に適用するものである。
【0026】特に、第1の実施の形態では階層(解像
度)毎に一律な料金体系としたときの課金手段について
説明する。
度)毎に一律な料金体系としたときの課金手段について
説明する。
【0027】第2の実施の形態では、階層(解像度)の
他に情報量も考慮した料金体系としたときの課金手段に
ついて説明する。
他に情報量も考慮した料金体系としたときの課金手段に
ついて説明する。
【0028】第3の実施の形態では、第1の実施の形態
および第2の実施の形態において、一定期間毎に料金の
精算を行う場合の課金手段について説明する。
および第2の実施の形態において、一定期間毎に料金の
精算を行う場合の課金手段について説明する。
【0029】第4の実施の形態では、画像提供側が、第
1の実施の形態〜第3の実施の形態に示した課金手段を
有する場合について説明する。
1の実施の形態〜第3の実施の形態に示した課金手段を
有する場合について説明する。
【0030】第5の実施の形態では、画像受信側が第1
の実施の形態〜第3の実施の形態に示した課金手段を有
する場合について説明する。
の実施の形態〜第3の実施の形態に示した課金手段を有
する場合について説明する。
【0031】第6の実施の形態では、画像提供側と受信
側の双方が第1の実施の形態〜第3の実施の形態に示し
た課金手段を有する場合について説明する。
側の双方が第1の実施の形態〜第3の実施の形態に示し
た課金手段を有する場合について説明する。
【0032】第7の実施の形態では、上記第1の実施の
形態から第6の実施の形態に示した課金手段を、ローカ
ルエリアネットワークに接続された機器同士の通信に適
用した場合について説明する。
形態から第6の実施の形態に示した課金手段を、ローカ
ルエリアネットワークに接続された機器同士の通信に適
用した場合について説明する。
【0033】第8の実施の形態では、上記第1の実施の
形態から第6の実施の形態に示した課金手段を、ワイド
エリアネットワークに接続された機器同士の通信に適用
した場合について説明する。
形態から第6の実施の形態に示した課金手段を、ワイド
エリアネットワークに接続された機器同士の通信に適用
した場合について説明する。
【0034】第9の実施の形態では、盗聴や改ざんから
情報を守って公正な課金を行うために、上記第4の実施
の形態から第8の実施の形態に示した課金手段に対して
暗号化手段を組み合わせた場合について説明する。
情報を守って公正な課金を行うために、上記第4の実施
の形態から第8の実施の形態に示した課金手段に対して
暗号化手段を組み合わせた場合について説明する。
【0035】以下、本発明に係わる画像伝送システムの
第1の実施の形態を図を参照して説明する。本実施の形
態は、階層符号化された画像情報を伝送路を介して伝送
する画像伝送システムにおいて、階層符号化を考慮し、
各画像毎に解像度(階層)に応じて料金を定めた料金体
系の課金手段を実現するために適用するものである。
第1の実施の形態を図を参照して説明する。本実施の形
態は、階層符号化された画像情報を伝送路を介して伝送
する画像伝送システムにおいて、階層符号化を考慮し、
各画像毎に解像度(階層)に応じて料金を定めた料金体
系の課金手段を実現するために適用するものである。
【0036】まず最初に、階層符号化についてその概要
を説明する。画像情報の符号化において、異なる解像度
を持つ画像処理装置に効率的に対応したり、画像データ
ベースでの画像検索に適した符号化方式として階層符号
化がある。
を説明する。画像情報の符号化において、異なる解像度
を持つ画像処理装置に効率的に対応したり、画像データ
ベースでの画像検索に適した符号化方式として階層符号
化がある。
【0037】以下の説明では、最初に全体を大まかに表
す縮小された画像が符号化され、続いて縮小画像を順次
拡大するための差分情報が符号化される。その結果、異
なる解像度、例えば画素数の少ない縮小された画像をモ
ニター表示などに用いて、印刷には全ての情報を用いて
画素数の多い詳細な画像を用いるなど、ある程度スケー
ラブルな符号化が実現可能となる。
す縮小された画像が符号化され、続いて縮小画像を順次
拡大するための差分情報が符号化される。その結果、異
なる解像度、例えば画素数の少ない縮小された画像をモ
ニター表示などに用いて、印刷には全ての情報を用いて
画素数の多い詳細な画像を用いるなど、ある程度スケー
ラブルな符号化が実現可能となる。
【0038】図22に、階層符号化データの一般的な概
念図を示す。図22において、イメージの先頭は一つの
画像情報全体の始まりを示すヘッダを示している。そし
て、フレーム1のヘッダは、フレーム1の始まりを示す
ビットパターンであり、フレーム1は原画像の最も縮小
された画像を符号化した階層1の情報である。
念図を示す。図22において、イメージの先頭は一つの
画像情報全体の始まりを示すヘッダを示している。そし
て、フレーム1のヘッダは、フレーム1の始まりを示す
ビットパターンであり、フレーム1は原画像の最も縮小
された画像を符号化した階層1の情報である。
【0039】フレーム2のヘッダはフレーム2の始まり
を示すビットパターンであり、フレーム2は階層1の画
像を拡大するための差分情報である階層2の情報であ
る。
を示すビットパターンであり、フレーム2は階層1の画
像を拡大するための差分情報である階層2の情報であ
る。
【0040】以下、フレームnのヘッダはフレームnの
始まりを示すビットパターンであり、フレームnは階層
n−1の画像を拡大するための差分情報である階層nの
情報である。
始まりを示すビットパターンであり、フレームnは階層
n−1の画像を拡大するための差分情報である階層nの
情報である。
【0041】ところで、代表的な符号化方式として、J
PEGの階層符号化方式が行われている。上記JPEG
については、ISO/IEC 10918−1,109
18−2もしくはITU−T T.81,T.83を参
照されたい。このような符号化技術は、マルチメディア
ネットワークにおいてよく用いられる技術である。
PEGの階層符号化方式が行われている。上記JPEG
については、ISO/IEC 10918−1,109
18−2もしくはITU−T T.81,T.83を参
照されたい。このような符号化技術は、マルチメディア
ネットワークにおいてよく用いられる技術である。
【0042】図1は、本実施の形態の課金手段の機能構
成を示すブロック図である。図1において、100は本
実施の形態の画像伝送システムが具備する課金手段、1
01は上記画像伝送システム内で送受信される利用者の
画像送信要求を取り込み、記憶部102から課金情報の
取得・通知を行うための課金処理部である。
成を示すブロック図である。図1において、100は本
実施の形態の画像伝送システムが具備する課金手段、1
01は上記画像伝送システム内で送受信される利用者の
画像送信要求を取り込み、記憶部102から課金情報の
取得・通知を行うための課金処理部である。
【0043】102は、課金処理部101が参照する料
金情報や利用情報を記憶するための記憶部である。11
0は、本実施の形態の画像伝送システムであり、ネット
ワークおよびネットワークに有線または無線で接続され
たコンピュータ、受信機、プリンタ、モニタ等の端末に
よって構成される。
金情報や利用情報を記憶するための記憶部である。11
0は、本実施の形態の画像伝送システムであり、ネット
ワークおよびネットワークに有線または無線で接続され
たコンピュータ、受信機、プリンタ、モニタ等の端末に
よって構成される。
【0044】図3は、上記記憶部102に記憶される料
金テーブルの一例を示している。図3の料金テーブルに
おいて、例えばInfo 1という情報は解像度1で提
供した場合の料金が料金11、解像度2で提供した場合
の料金が料金12、・・・であることを意味している。
金テーブルの一例を示している。図3の料金テーブルに
おいて、例えばInfo 1という情報は解像度1で提
供した場合の料金が料金11、解像度2で提供した場合
の料金が料金12、・・・であることを意味している。
【0045】以下に、本実施の形態の課金手段により、
解像度毎に料金を定めた料金体系で課金を行うときの動
作を、利用者(または利用者の利用端末)が画像Inf
o1を解像度3で提供者に要求している場合を例として
示す。
解像度毎に料金を定めた料金体系で課金を行うときの動
作を、利用者(または利用者の利用端末)が画像Inf
o1を解像度3で提供者に要求している場合を例として
示す。
【0046】まず、第1の動作手順において、課金処理
部101で画像伝送システムで送受信されているメッセ
ージを監視するか、画像伝送システムからメッセージを
受け取ることにより、画像Info 1を解像度3で送
信することを要求するための情報を取り込む。
部101で画像伝送システムで送受信されているメッセ
ージを監視するか、画像伝送システムからメッセージを
受け取ることにより、画像Info 1を解像度3で送
信することを要求するための情報を取り込む。
【0047】次に、第2の動作手順において、課金処理
部101は記憶部102に記憶されている料金テーブル
(図3)から画像Info 1を解像度3で提供すると
きの料金13を読み出す。
部101は記憶部102に記憶されている料金テーブル
(図3)から画像Info 1を解像度3で提供すると
きの料金13を読み出す。
【0048】次に、第3の動作手順において、料金13
を画像伝送システムに対して出力する。
を画像伝送システムに対して出力する。
【0049】図2は、課金処理部101の一構成例を示
す図である。図2に示す201は、ROM204または
RAM203に格納されているプログラムに従い、I/
Oインタフェース202からの入力を処理したり外部装
置への命令を発するためのCPUである。
す図である。図2に示す201は、ROM204または
RAM203に格納されているプログラムに従い、I/
Oインタフェース202からの入力を処理したり外部装
置への命令を発するためのCPUである。
【0050】202は、画像伝送システムとの情報のや
りとりや記憶部との入出力を行うためのI/Oインタフ
ェースである。203はRAMであり、上記CPU20
1が一時メモリとして用いたり、プログラムを記憶した
りするためのものである。
りとりや記憶部との入出力を行うためのI/Oインタフ
ェースである。203はRAMであり、上記CPU20
1が一時メモリとして用いたり、プログラムを記憶した
りするためのものである。
【0051】204は、上記CPU201で実行するた
めのプログラムを記憶しているROMである。ただし、
課金手段の外部からプログラムを読み込んだり、上記R
AM203にプログラムを記憶させたりする場合には、
上記ROM204を省略してもよい。
めのプログラムを記憶しているROMである。ただし、
課金手段の外部からプログラムを読み込んだり、上記R
AM203にプログラムを記憶させたりする場合には、
上記ROM204を省略してもよい。
【0052】205は、上記CPU201〜ROM20
4がデータのやりとりを行うためのバスである。なお、
上記記憶部102は、磁気、光、半導体素子などの記憶
装置を用いて実現できる。
4がデータのやりとりを行うためのバスである。なお、
上記記憶部102は、磁気、光、半導体素子などの記憶
装置を用いて実現できる。
【0053】以下、本発明に係わる第2の実施の形態を
図を参照して説明する。本実施の形態は、階層符号化さ
れた画像情報を伝送路を介して伝送する画像伝送システ
ムにおいて、階層符号化を考慮し、各画像毎に解像度
(階層)に応じて単位情報量あたりの料金を定め、上記
単位料金と伝送した画像の情報量とから料金を得る料金
体系の課金手段を実現するために適用するものである。
図を参照して説明する。本実施の形態は、階層符号化さ
れた画像情報を伝送路を介して伝送する画像伝送システ
ムにおいて、階層符号化を考慮し、各画像毎に解像度
(階層)に応じて単位情報量あたりの料金を定め、上記
単位料金と伝送した画像の情報量とから料金を得る料金
体系の課金手段を実現するために適用するものである。
【0054】図4は、本実施の形態に係わる課金手段の
機能ブロック図である。図4において、400は本実施
の形態の画像伝送システムが具備する課金手段、401
は画像伝送システムから上記画像伝送システム内で送受
信される利用者の画像送信要求を取り込み、記憶部40
2から課金情報の取得・計算・通知を行うための課金処
理部である。
機能ブロック図である。図4において、400は本実施
の形態の画像伝送システムが具備する課金手段、401
は画像伝送システムから上記画像伝送システム内で送受
信される利用者の画像送信要求を取り込み、記憶部40
2から課金情報の取得・計算・通知を行うための課金処
理部である。
【0055】402は、課金処理部401が参照する料
金情報や利用情報を記憶するための記憶部である。41
0は本実施の形態の画像伝送システムであり、ネットワ
ークおよびネットワークに有線または無線で接続された
コンピュータ、受信機、プリンタ、モニタ等の端末によ
って構成される。
金情報や利用情報を記憶するための記憶部である。41
0は本実施の形態の画像伝送システムであり、ネットワ
ークおよびネットワークに有線または無線で接続された
コンピュータ、受信機、プリンタ、モニタ等の端末によ
って構成される。
【0056】図6は、上記記憶部402に記憶される料
金テーブルの一例を示している。図6の料金テーブルに
おいて、例えばInfo 1という情報は、解像度1で
提供した場合の単位情報量あたりの料金が単位料金1
1、解像度2で提供した場合の単位情報量あたりの料金
が単位料金12、・・・であることを意味している。
金テーブルの一例を示している。図6の料金テーブルに
おいて、例えばInfo 1という情報は、解像度1で
提供した場合の単位情報量あたりの料金が単位料金1
1、解像度2で提供した場合の単位情報量あたりの料金
が単位料金12、・・・であることを意味している。
【0057】以下に、本実施の形態の課金手段により、
解像度毎に単位情報量あたりの料金(単位料金)を定
め、単位料金と伝送した画像の情報量との積を料金とす
る料金体系で課金を行う動作を、利用者(または利用者
の利用端末)が画像Info1を解像度3で提供者に要
求している場合を例として示す。
解像度毎に単位情報量あたりの料金(単位料金)を定
め、単位料金と伝送した画像の情報量との積を料金とす
る料金体系で課金を行う動作を、利用者(または利用者
の利用端末)が画像Info1を解像度3で提供者に要
求している場合を例として示す。
【0058】まず、第1の動作手順において、課金処理
部401は画像伝送システムで送受信されているメッセ
ージを監視するか、画像伝送システムからメッセージを
受け取ることにより、画像Info 1を解像度3で送
信することを要求するための情報を取り込む。
部401は画像伝送システムで送受信されているメッセ
ージを監視するか、画像伝送システムからメッセージを
受け取ることにより、画像Info 1を解像度3で送
信することを要求するための情報を取り込む。
【0059】次に、第2の動作手順において、課金処理
部401は記憶部402に記憶されている料金テーブル
(図6)から画像Info 1を解像度3で提供すると
きの単位情報量あたりの料金である単位料金13を読み
出す。
部401は記憶部402に記憶されている料金テーブル
(図6)から画像Info 1を解像度3で提供すると
きの単位情報量あたりの料金である単位料金13を読み
出す。
【0060】次に、第3の動作手順において、課金処理
部401は送信中の画像Info1の情報量を計測す
る。
部401は送信中の画像Info1の情報量を計測す
る。
【0061】次に、第4の動作手順において、画像In
fo 1の伝送が終了する際、課金処理部401は第1
の動作手順と同様の方法でUser Lに対して送信さ
れている画像Info 1の終端を検出する。
fo 1の伝送が終了する際、課金処理部401は第1
の動作手順と同様の方法でUser Lに対して送信さ
れている画像Info 1の終端を検出する。
【0062】次に、第5の動作手順において、課金処理
部401は単位料金13と計測した情報量から料金の計
算を行う。
部401は単位料金13と計測した情報量から料金の計
算を行う。
【0063】次に、第6の動作手順において、課金処理
部401は上記第5の動作手順で算出した料金を画像伝
送システム410に通知する。ただし、上記動作の他、
画像伝送中の任意のタイミングで、上記第5の動作手順
から第6の動作手順の動作が行われてもよい。また、図
5に示す構成とした場合、単純に単位料金と情報量との
積を料金とする以外の料金体系としてもよい。
部401は上記第5の動作手順で算出した料金を画像伝
送システム410に通知する。ただし、上記動作の他、
画像伝送中の任意のタイミングで、上記第5の動作手順
から第6の動作手順の動作が行われてもよい。また、図
5に示す構成とした場合、単純に単位料金と情報量との
積を料金とする以外の料金体系としてもよい。
【0064】図5は、図4における課金処理部401の
具体的な一構成例である。図5に示す501はCPUで
あり、ROM504またはRAM503に格納されてい
るプログラムに従いI/Oインタフェース502からの
入力を処理したり外部装置への命令を発するためのもの
である。
具体的な一構成例である。図5に示す501はCPUで
あり、ROM504またはRAM503に格納されてい
るプログラムに従いI/Oインタフェース502からの
入力を処理したり外部装置への命令を発するためのもの
である。
【0065】502は、本実施の形態の画像伝送システ
ム410における通信の相手との情報のやりとりや、記
憶装置との入出力を行うためのI/Oインタフェースで
ある。503は、上記CPU501が一時メモリとして
用いたり、プログラムを記憶したりするためのRAMで
ある。
ム410における通信の相手との情報のやりとりや、記
憶装置との入出力を行うためのI/Oインタフェースで
ある。503は、上記CPU501が一時メモリとして
用いたり、プログラムを記憶したりするためのRAMで
ある。
【0066】504は、上記CPU501で実行するた
めのプログラムを記憶しているROMである。ただし、
上記ROM504は、課金手段の外部からプログラムを
読み込んだり、RAM503にプログラムを記憶させる
たりする場合には省略してもよい。
めのプログラムを記憶しているROMである。ただし、
上記ROM504は、課金手段の外部からプログラムを
読み込んだり、RAM503にプログラムを記憶させる
たりする場合には省略してもよい。
【0067】505は、CPU501〜ROM504が
データのやりとりを行うためのバスである。506は、
画像伝送システム410において送受信される画像情報
の量を計測するための計測器であり、カウンタ等により
構成されている。
データのやりとりを行うためのバスである。506は、
画像伝送システム410において送受信される画像情報
の量を計測するための計測器であり、カウンタ等により
構成されている。
【0068】図5の構成において、例えば料金計算など
はCPU501で行われ、そのための動作手順や料金計
算方法などはRAM503やROM504に記憶されて
おり、上記メッセージの課金手段内部への取り込みや料
金通知、記憶装置へのアクセスなどはI/Oインタフェ
ース502を介して行われ、画像伝送システムにおいて
伝送されている画像の情報量の計測は、計測器506で
行われる。
はCPU501で行われ、そのための動作手順や料金計
算方法などはRAM503やROM504に記憶されて
おり、上記メッセージの課金手段内部への取り込みや料
金通知、記憶装置へのアクセスなどはI/Oインタフェ
ース502を介して行われ、画像伝送システムにおいて
伝送されている画像の情報量の計測は、計測器506で
行われる。
【0069】ただし、情報量の代わりに時間を計測し、
単位料金と時間とから料金を求める場合には、CPU5
01で計測を行い、計測器506は省略してもよい。
単位料金と時間とから料金を求める場合には、CPU5
01で計測を行い、計測器506は省略してもよい。
【0070】また、図4における課金処理部401は、
図7に示す構成としてもよい。図7に示す701はI/
Oインタフェースであり、画像伝送システムにおいて送
受信される画像要求信号を取り込み、記憶装置にアクセ
スして料金テーブル(図6)から単位料金を読み出し、
上記読み出した料金を乗算器702に入力し、乗算器7
02によって計算された料金を画像伝送システムに対し
て出力するためのものである。
図7に示す構成としてもよい。図7に示す701はI/
Oインタフェースであり、画像伝送システムにおいて送
受信される画像要求信号を取り込み、記憶装置にアクセ
スして料金テーブル(図6)から単位料金を読み出し、
上記読み出した料金を乗算器702に入力し、乗算器7
02によって計算された料金を画像伝送システムに対し
て出力するためのものである。
【0071】702は、I/Oインタフェース701か
ら入力される画像の単位料金と、計測器703で計測さ
れる情報量との積を計算し、その値(積)を料金として
I/Oインタフェース701に対して出力する乗算器で
ある。703は、画像伝送システムにおいて送受信され
る画像情報の量を計測するカウンタ、タイマ等の計測器
である。
ら入力される画像の単位料金と、計測器703で計測さ
れる情報量との積を計算し、その値(積)を料金として
I/Oインタフェース701に対して出力する乗算器で
ある。703は、画像伝送システムにおいて送受信され
る画像情報の量を計測するカウンタ、タイマ等の計測器
である。
【0072】図7の構成において、例えば料金計算は乗
算器702で行われ、利用者が画像を要求するためのメ
ッセージの取り込みや料金の通知はI/Oインタフェー
ス701を介して行われる。
算器702で行われ、利用者が画像を要求するためのメ
ッセージの取り込みや料金の通知はI/Oインタフェー
ス701を介して行われる。
【0073】そして、画像伝送システムにおいて伝送さ
れている画像の情報量の計測は計測器703で行われ
る。ただし、図7のような構成は単位料金と情報量の積
を料金とする場合の構成である。
れている画像の情報量の計測は計測器703で行われ
る。ただし、図7のような構成は単位料金と情報量の積
を料金とする場合の構成である。
【0074】なお、図4の課金処理部を実現する構成
は、図6と図7に限ったものではなく、例えば、図7に
おいて乗算器702を乗算器、除算器、加算器、減算器
などの任意の組み合わせに置き換えたり、課金処理部全
体を1個の装置として構成したりしてもよい。
は、図6と図7に限ったものではなく、例えば、図7に
おいて乗算器702を乗算器、除算器、加算器、減算器
などの任意の組み合わせに置き換えたり、課金処理部全
体を1個の装置として構成したりしてもよい。
【0075】以下、本発明に係わる第3の実施の形態を
図を参照して説明する。本実施の形態は、上述した第1
の実施の形態および第2の実施の形態において、累積料
金の計算を行うことにより、一定期間毎の料金精算を可
能とするために適用するものである。
図を参照して説明する。本実施の形態は、上述した第1
の実施の形態および第2の実施の形態において、累積料
金の計算を行うことにより、一定期間毎の料金精算を可
能とするために適用するものである。
【0076】図8は、課金手段の要部構成を示す機能ブ
ロック図である。図8に示す800は、本実施の形態の
画像伝送システムが具備する課金手段である。
ロック図である。図8に示す800は、本実施の形態の
画像伝送システムが具備する課金手段である。
【0077】801は、本実施の形態の画像伝送システ
ム内で送受信される利用者の画像送信要求を取り込み、
記憶部802から課金情報の取得・計算・通知を行うた
めの課金処理部である。802は、上記課金処理部80
1が参照する料金情報や利用情報を記憶するための記憶
部である。810は画像伝送システムであり、ネットワ
ークおよびネットワークに有線または無線で接続された
コンピュータ、受信機、プリンタ、モニタ等の端末によ
って構成される。
ム内で送受信される利用者の画像送信要求を取り込み、
記憶部802から課金情報の取得・計算・通知を行うた
めの課金処理部である。802は、上記課金処理部80
1が参照する料金情報や利用情報を記憶するための記憶
部である。810は画像伝送システムであり、ネットワ
ークおよびネットワークに有線または無線で接続された
コンピュータ、受信機、プリンタ、モニタ等の端末によ
って構成される。
【0078】図10は、上記記憶部802に記憶される
累積金額テーブルの一例を示している。例えば、図10
(a)は上記課金手段が画像提供者側の端末に具備され
た場合の累積金額テーブルを示しており、User L
という利用者に提供した画像の料金のうちCharge
Aだけが未精算であり、User Bという利用者に
提供した画像の料金のうち料金Charge Bだけが
未精算であり、・・・ということを意味している。
累積金額テーブルの一例を示している。例えば、図10
(a)は上記課金手段が画像提供者側の端末に具備され
た場合の累積金額テーブルを示しており、User L
という利用者に提供した画像の料金のうちCharge
Aだけが未精算であり、User Bという利用者に
提供した画像の料金のうち料金Charge Bだけが
未精算であり、・・・ということを意味している。
【0079】また、例えば図10(b)は、上記課金手
段が利用者側の端末に具備された場合の累積金額テーブ
ルを示しており、提供者Aから提供された画像の料金の
うち、料金Charge Aだけが未精算であり、提供
者Bから提供された画像の料金のうち、料金Charg
e Bだけが未精算であり、・・・ということを意味し
ている。
段が利用者側の端末に具備された場合の累積金額テーブ
ルを示しており、提供者Aから提供された画像の料金の
うち、料金Charge Aだけが未精算であり、提供
者Bから提供された画像の料金のうち、料金Charg
e Bだけが未精算であり、・・・ということを意味し
ている。
【0080】以下に、本実施の形態の課金手段により、
単位料金情報量とから求めた料金の累積料金を求める手
順を利用者(または利用者の利用端末)User Lが
画像Info 1を解像度3で提供者Aに要求している
場合を例として示す。
単位料金情報量とから求めた料金の累積料金を求める手
順を利用者(または利用者の利用端末)User Lが
画像Info 1を解像度3で提供者Aに要求している
場合を例として示す。
【0081】まず、第1の動作手順において、課金処理
部801は画像伝送システムで送受信されているメッセ
ージを監視するか、画像伝送システムからメッセージを
受け取ることにより、画像Info 1を解像度3で送
信することを要求するための情報を取り込む。
部801は画像伝送システムで送受信されているメッセ
ージを監視するか、画像伝送システムからメッセージを
受け取ることにより、画像Info 1を解像度3で送
信することを要求するための情報を取り込む。
【0082】次に、第2の動作手順において、記憶部8
02に記憶されている料金テーブル(図6)から画像I
nfo 1を解像度3で提供するときの単位情報量あた
りの料金である単位料金13を読み出す。
02に記憶されている料金テーブル(図6)から画像I
nfo 1を解像度3で提供するときの単位情報量あた
りの料金である単位料金13を読み出す。
【0083】次に、第3の動作手順において、課金処理
部801は送信中の画像Info1の情報量を計測す
る。
部801は送信中の画像Info1の情報量を計測す
る。
【0084】次に、第4の動作手順において、画像In
fo 1の伝送が終了される際、課金処理部801は本
動作例の第1の動作手順と同様の方法でUser Lに
対して送信されている画像Info 1の終端を検出す
る。
fo 1の伝送が終了される際、課金処理部801は本
動作例の第1の動作手順と同様の方法でUser Lに
対して送信されている画像Info 1の終端を検出す
る。
【0085】次に、第5の動作手順において、課金処理
部802は単位料金13と情報量から料金の計算を行
う。
部802は単位料金13と情報量から料金の計算を行
う。
【0086】次に、第6の動作手順において、課金処理
部802は料金を画像伝送システム810に通知する。
部802は料金を画像伝送システム810に通知する。
【0087】次に、第7の動作手順において、課金処理
部801は記憶部802または画像伝送システム810
で管理している累積料金テーブルからUser L(ま
たは提供者A)の累積料金を読み出す。
部801は記憶部802または画像伝送システム810
で管理している累積料金テーブルからUser L(ま
たは提供者A)の累積料金を読み出す。
【0088】次に、第8の動作手順において、課金処理
部802は上記累積料金と新たに提供した画像の料金と
の和を新たな累積料金として計算する。
部802は上記累積料金と新たに提供した画像の料金と
の和を新たな累積料金として計算する。
【0089】次に、第9の動作手順において、課金処理
部802は累積料金テーブル(図10)に記録されてい
るUser L(または提供者A)に対する累積料金を
上記第8の動作手順で求めた累積料金に更新する。ただ
し、上記動作例は提供する画像の解像度と情報量とから
料金を決定する場合を示した。
部802は累積料金テーブル(図10)に記録されてい
るUser L(または提供者A)に対する累積料金を
上記第8の動作手順で求めた累積料金に更新する。ただ
し、上記動作例は提供する画像の解像度と情報量とから
料金を決定する場合を示した。
【0090】なお、以下のような場合も本実施の形態に
含む。すなわち、料金テーブルを図6から図3のものに
変更し、第2の動作手順において、単位料金でなく画像
毎の均一料金を読み出し、第3の動作手順、第5の動作
手順を行わず、第8の動作手順において、第7の動作手
順で読み出した累積料金と料金13との和を新たな累積
料金とする。
含む。すなわち、料金テーブルを図6から図3のものに
変更し、第2の動作手順において、単位料金でなく画像
毎の均一料金を読み出し、第3の動作手順、第5の動作
手順を行わず、第8の動作手順において、第7の動作手
順で読み出した累積料金と料金13との和を新たな累積
料金とする。
【0091】また、第5の動作手順、第6の動作手順を
第3の動作手順と並行して行うようにすること。
第3の動作手順と並行して行うようにすること。
【0092】また、第7の動作手順から第9の動作手順
のうちの一部または全てを第2の動作手順から第6の動
作手順と並行して行うようにすること。
のうちの一部または全てを第2の動作手順から第6の動
作手順と並行して行うようにすること。
【0093】また、第6の動作手順と第9の動作手順の
どちらか一方のみを行うようにすること。
どちらか一方のみを行うようにすること。
【0094】また、第9の動作手順において、課金処理
部802は第8の動作手順で計算された累積料金を画像
伝送システムに対して出力すること等である。
部802は第8の動作手順で計算された累積料金を画像
伝送システムに対して出力すること等である。
【0095】図9は、課金処理部801を実現するため
の具体的な一構成例である。図9に示す901はCPU
であり、ROM904またはRAM903に格納されて
いるプログラムに従いI/Oインタフェース902から
の入力を処理したり外部装置への命令を発するためのも
のである。
の具体的な一構成例である。図9に示す901はCPU
であり、ROM904またはRAM903に格納されて
いるプログラムに従いI/Oインタフェース902から
の入力を処理したり外部装置への命令を発するためのも
のである。
【0096】902は、画像伝送システムとの情報のや
りとりや記憶装置との入出力を行うためのI/Oインタ
フェースである。903は、上記CPU901が一時メ
モリとして用いたり、プログラムを記憶するためのRA
Mである。
りとりや記憶装置との入出力を行うためのI/Oインタ
フェースである。903は、上記CPU901が一時メ
モリとして用いたり、プログラムを記憶するためのRA
Mである。
【0097】904は、上記CPU901で実行するた
めのプログラムを記憶しているROMである。ただし、
上記ROM904は、課金手段の外部からプログラムを
読み込んだり、RAM903にプログラムを記憶させる
場合には省略してもよい。
めのプログラムを記憶しているROMである。ただし、
上記ROM904は、課金手段の外部からプログラムを
読み込んだり、RAM903にプログラムを記憶させる
場合には省略してもよい。
【0098】905は、CPU901〜ROM904が
データのやりとりを行うためのバスである。906は、
画像伝送システム810で送受信される画像情報の量を
計測するための計測器であり、カウンタ等によって構成
される。
データのやりとりを行うためのバスである。906は、
画像伝送システム810で送受信される画像情報の量を
計測するための計測器であり、カウンタ等によって構成
される。
【0099】図9の構成において、例えば料金計算など
はCPU901で行われ、そのための動作手順や料金計
算方法などは、RAM903やROM904に記憶され
ている。
はCPU901で行われ、そのための動作手順や料金計
算方法などは、RAM903やROM904に記憶され
ている。
【0100】また、上記メッセージの課金手段内部への
取り込みや料金通知、記憶装置へのアクセスなどはI/
Oインタフェース902を介して行われ、本実施の形態
の画像伝送システムにおいて伝送されている画像の情報
量の計測は、計測器906で行われる。ただし、本実施
の形態の場合も、情報量の代わりに時間を計測し、単位
料金と時間とから料金を求める場合や、情報量を考慮し
ない料金体系の場合には、計測器906を省略してもよ
い。
取り込みや料金通知、記憶装置へのアクセスなどはI/
Oインタフェース902を介して行われ、本実施の形態
の画像伝送システムにおいて伝送されている画像の情報
量の計測は、計測器906で行われる。ただし、本実施
の形態の場合も、情報量の代わりに時間を計測し、単位
料金と時間とから料金を求める場合や、情報量を考慮し
ない料金体系の場合には、計測器906を省略してもよ
い。
【0101】また、図8における課金処理部801は、
図11に示す構成としてもよい。図11(a)に示す1
101はI/Oインタフェースである。上記I/Oイン
タフェース1101は、本実施の形態の画像伝送システ
ム810で送受信される画像要求信号を取り込み、記憶
部802にアクセスして料金テーブル(図3)から料金
を読み出す際に用いられる。
図11に示す構成としてもよい。図11(a)に示す1
101はI/Oインタフェースである。上記I/Oイン
タフェース1101は、本実施の形態の画像伝送システ
ム810で送受信される画像要求信号を取り込み、記憶
部802にアクセスして料金テーブル(図3)から料金
を読み出す際に用いられる。
【0102】また、記憶部802または画像伝送システ
ム810で管理されている累積料金テーブル(図10)
から累積料金を読み出し、上記読み出した料金と累積料
金を加算器1103に入力し、上記読み出した料金また
は加算器1103によって計算された料金を画像伝送シ
ステム810に対して出力する際にも用いられる。
ム810で管理されている累積料金テーブル(図10)
から累積料金を読み出し、上記読み出した料金と累積料
金を加算器1103に入力し、上記読み出した料金また
は加算器1103によって計算された料金を画像伝送シ
ステム810に対して出力する際にも用いられる。
【0103】1103は加算器であり、I/Oインタフ
ェース1101から入力される画像の料金と累積料金と
の和を計算し、その値(和)を料金としてI/Oインタ
フェース1101に対して出力するためのものである。
ェース1101から入力される画像の料金と累積料金と
の和を計算し、その値(和)を料金としてI/Oインタ
フェース1101に対して出力するためのものである。
【0104】図11(b)に示す1111はI/Oイン
タフェースである。上記I/Oインタフェース1111
は、画像伝送システム810で送受信される画像要求信
号を取り込み、記憶部802にアクセスして料金テーブ
ル(図6)から単位料金を読み出したり、上記読み出し
た料金を乗算器1112に入力したりするのに用いられ
る。
タフェースである。上記I/Oインタフェース1111
は、画像伝送システム810で送受信される画像要求信
号を取り込み、記憶部802にアクセスして料金テーブ
ル(図6)から単位料金を読み出したり、上記読み出し
た料金を乗算器1112に入力したりするのに用いられ
る。
【0105】また、累積料金テーブル(図10)から累
積料金を読み出し、上記読み出した料金と累積料金を加
算器1103に入力し、乗算器1112によって計算さ
れた料金を画像伝送システム810に対して出力した
り、加算器1113によって計算された料金を画像伝送
システム810に対して出力するために用いられてい
る。
積料金を読み出し、上記読み出した料金と累積料金を加
算器1103に入力し、乗算器1112によって計算さ
れた料金を画像伝送システム810に対して出力した
り、加算器1113によって計算された料金を画像伝送
システム810に対して出力するために用いられてい
る。
【0106】1112は、上記I/Oインタフェース1
111から入力される画像の単位料金と計測器1114
で計測される情報量との積を計算し、その値(積)を料
金としてI/Oインタフェース1111、または加算器
1113に対して出力する乗算器である。
111から入力される画像の単位料金と計測器1114
で計測される情報量との積を計算し、その値(積)を料
金としてI/Oインタフェース1111、または加算器
1113に対して出力する乗算器である。
【0107】1113は、I/Oインタフェース111
1から入力された累積料金と乗算器1112から渡され
た料金との和を新たな累積料金として計算し、I/Oイ
ンタフェース1111に対して出力する加算器である。
また、1114は、本実施の形態の画像伝送システム8
10において送受信される画像情報の量を計測するカウ
ンタ等の計測器である。
1から入力された累積料金と乗算器1112から渡され
た料金との和を新たな累積料金として計算し、I/Oイ
ンタフェース1111に対して出力する加算器である。
また、1114は、本実施の形態の画像伝送システム8
10において送受信される画像情報の量を計測するカウ
ンタ等の計測器である。
【0108】図11の構成において、例えば料金計算は
乗算器1112および加算器1113で行われ、利用者
が画像を要求するためのメッセージの取り込みや料金の
通知はI/Oインタフェース1111を介して行われ
る。
乗算器1112および加算器1113で行われ、利用者
が画像を要求するためのメッセージの取り込みや料金の
通知はI/Oインタフェース1111を介して行われ
る。
【0109】また、本実施の形態の画像伝送システムに
おいて伝送されている画像の情報量の計測は、計測器1
114で行われる。ただし、図11(a)のような構成
は、情報量を考慮しない場合の構成であり、図11
(b)のような構成は単位料金と情報量の積を料金とす
る場合の構成である。
おいて伝送されている画像の情報量の計測は、計測器1
114で行われる。ただし、図11(a)のような構成
は、情報量を考慮しない場合の構成であり、図11
(b)のような構成は単位料金と情報量の積を料金とす
る場合の構成である。
【0110】なお、図8の課金処理部801を実現する
構成は、図9および図11の構成に限ったものではな
く、種々の変形例が考慮される。例えば、図11におい
て乗算器1112および加算器1113の部分を乗算
器、除算器、加算器、減算器などの任意の組合せに置き
換えたり、課金処理部801全体を1個の装置として構
成したりしてもよい。
構成は、図9および図11の構成に限ったものではな
く、種々の変形例が考慮される。例えば、図11におい
て乗算器1112および加算器1113の部分を乗算
器、除算器、加算器、減算器などの任意の組合せに置き
換えたり、課金処理部801全体を1個の装置として構
成したりしてもよい。
【0111】次に、本発明の画像伝送システムに係わる
第4の実施の形態を図を参照して説明する。図12は、
第1の実施の形態〜第3の実施の形態に示した課金手段
を、画像提供者(またはその端末装置)が有する場合を
示している。
第4の実施の形態を図を参照して説明する。図12は、
第1の実施の形態〜第3の実施の形態に示した課金手段
を、画像提供者(またはその端末装置)が有する場合を
示している。
【0112】図12において、1201は送信端末装置
であり、課金手段を具備する画像提供者側のパソコン、
ワークステーション、その他のコンピュータや画像送信
器などで構成されるものである。
であり、課金手段を具備する画像提供者側のパソコン、
ワークステーション、その他のコンピュータや画像送信
器などで構成されるものである。
【0113】1202は、第1の実施の形態〜第3の実
施の形態に示した課金手段であり、1203は利用者側
のパソコン、ワークステーション、その他のコンピュー
タや画像受信器などの受信端末装置である。
施の形態に示した課金手段であり、1203は利用者側
のパソコン、ワークステーション、その他のコンピュー
タや画像受信器などの受信端末装置である。
【0114】以下に、図13に従って、第2の実施の形
態の課金手段を適用したときに、User L(受信端
末装置1203)が画像Info 1を解像度3で提供
者A(送信端末装置1201)に要求している場合を例
として、本実施の形態の動作を説明する。
態の課金手段を適用したときに、User L(受信端
末装置1203)が画像Info 1を解像度3で提供
者A(送信端末装置1201)に要求している場合を例
として、本実施の形態の動作を説明する。
【0115】まず、第1の動作手順〔S1〕において、
User Lは提供者Aに画像Info 1を解像度3
で送信することを要求するメッセージを伝送路を介して
提供者Aに送信する(以降、上記メッセージを画像送信
要求メッセージと呼ぶ)。上記画像送信要求メッセージ
が提供者Aの端末装置1201において受信されると、
課金手段1202は上記画像送信要求メッセージを送信
端末装置1201から取り込む。
User Lは提供者Aに画像Info 1を解像度3
で送信することを要求するメッセージを伝送路を介して
提供者Aに送信する(以降、上記メッセージを画像送信
要求メッセージと呼ぶ)。上記画像送信要求メッセージ
が提供者Aの端末装置1201において受信されると、
課金手段1202は上記画像送信要求メッセージを送信
端末装置1201から取り込む。
【0116】次に、第2の動作手順〔S2〕において、
課金手段1202は画像Info1を解像度3で提供す
るときの単位料金13を料金テーブル(図6)から読み
出す。
課金手段1202は画像Info1を解像度3で提供す
るときの単位料金13を料金テーブル(図6)から読み
出す。
【0117】次に、第3の動作手順〔S3〕において、
送信端末装置1201は伝送路を介して階層符号化した
Info 1を解像度3でUser Lに送信する。ま
た、これと同時に課金手段1202では、送信している
Info 1の情報量を計測する。
送信端末装置1201は伝送路を介して階層符号化した
Info 1を解像度3でUser Lに送信する。ま
た、これと同時に課金手段1202では、送信している
Info 1の情報量を計測する。
【0118】次に、第4の動作手順〔S4〕において、
課金手段1202は送信中のInfo 1を監視し、画
像の終端を示すビットパターンを検出するか、または送
信端末1201からUser LへのInfo 1の送
信が終了したことを示すメッセージを受けて、User
LへのInfo 1の送信が終了したことを認識する
と、User Lに提供したInfo 1の情報量と単
位料金13とからUser Lに課する料金を計算す
る。
課金手段1202は送信中のInfo 1を監視し、画
像の終端を示すビットパターンを検出するか、または送
信端末1201からUser LへのInfo 1の送
信が終了したことを示すメッセージを受けて、User
LへのInfo 1の送信が終了したことを認識する
と、User Lに提供したInfo 1の情報量と単
位料金13とからUser Lに課する料金を計算す
る。
【0119】次に、第5の動作手順〔S5〕において、
課金手段1202は第4の動作手順〔S4〕で求めた料
金情報を送信端末装置1201に対して出力する。ま
た、送信端末装置1201はUser Lに上記料金を
伝送路を介して知らせる。
課金手段1202は第4の動作手順〔S4〕で求めた料
金情報を送信端末装置1201に対して出力する。ま
た、送信端末装置1201はUser Lに上記料金を
伝送路を介して知らせる。
【0120】次に、第6の動作手順〔S6〕において、
料金の支払を行う。
料金の支払を行う。
【0121】なお、以下のような場合も本実施の形態に
含む。すなわち、第1の動作手順〔S1〕において、利
用者は画像提供者に画像を要求する際に、画像の出力先
の端末装置(または画像処理装置)も指定し、提供者A
は指定された出力先に画像情報を送信すること。
含む。すなわち、第1の動作手順〔S1〕において、利
用者は画像提供者に画像を要求する際に、画像の出力先
の端末装置(または画像処理装置)も指定し、提供者A
は指定された出力先に画像情報を送信すること。
【0122】また、第2の動作手順〔S2〕において、
単位料金13を読み出した後に、送信端末装置1201
に出力し送信端末装置1201から伝送路を介してUs
erLに送信すること。
単位料金13を読み出した後に、送信端末装置1201
に出力し送信端末装置1201から伝送路を介してUs
erLに送信すること。
【0123】また、第3の動作手順〔S3〕において、
単位料金13とその時点での情報量からその時点までの
料金を計算し、上記料金を送信端末装置1201に出力
し、提供者AやUser Lなどに知らせること。
単位料金13とその時点での情報量からその時点までの
料金を計算し、上記料金を送信端末装置1201に出力
し、提供者AやUser Lなどに知らせること。
【0124】また、課金手段1202を、送信端末装置
1201が有するCPU、メモリ、記憶装置などを利用
して実現すること。
1201が有するCPU、メモリ、記憶装置などを利用
して実現すること。
【0125】また、第1の実施の形態の課金手段を適用
することや、第3の実施の形態の課金手段を適用するこ
と等である。
することや、第3の実施の形態の課金手段を適用するこ
と等である。
【0126】以下、本発明に係わる第5の実施の形態を
図を参照して説明する。図14は、第1の実施の形態〜
第3の実施の形態に示した課金手段を利用者(またはそ
の端末装置)が有する場合を示している。
図を参照して説明する。図14は、第1の実施の形態〜
第3の実施の形態に示した課金手段を利用者(またはそ
の端末装置)が有する場合を示している。
【0127】図14において、1401は、課金手段を
具備する画像提供者側のパソコン、ワークステーショ
ン、その他のコンピュータや画像送信器などの送信端末
装置である。
具備する画像提供者側のパソコン、ワークステーショ
ン、その他のコンピュータや画像送信器などの送信端末
装置である。
【0128】1402は、上述した第1の実施の形態〜
第3の実施の形態に示した課金手段、1403は受信者
側のパソコン、ワークステーション、その他のコンピュ
ータ、画像受信器などの受信端末装置である。
第3の実施の形態に示した課金手段、1403は受信者
側のパソコン、ワークステーション、その他のコンピュ
ータ、画像受信器などの受信端末装置である。
【0129】以下に、図15に従って、第2の実施の形
態の課金手段を適用したときに、User L(受信端
末装置1403)が画像Info 1を解像度3で提供
者A(送信端末装置1401)に要求している場合を例
として、本実施の形態の動作を説明する。
態の課金手段を適用したときに、User L(受信端
末装置1403)が画像Info 1を解像度3で提供
者A(送信端末装置1401)に要求している場合を例
として、本実施の形態の動作を説明する。
【0130】まず、第1の動作手順〔S1〕において、
User Lは提供者Aに画像Info 1を解像度3
で送信することを要求するメッセージを伝送路を介して
提供者Aに送信する(以降、上記メッセージを画像送信
要求メッセージと呼ぶ)。課金手段1402は受信端末
装置1403から上記画像送信要求メッセージを取り込
む。
User Lは提供者Aに画像Info 1を解像度3
で送信することを要求するメッセージを伝送路を介して
提供者Aに送信する(以降、上記メッセージを画像送信
要求メッセージと呼ぶ)。課金手段1402は受信端末
装置1403から上記画像送信要求メッセージを取り込
む。
【0131】次に、第2の動作手順〔S2〕において、
課金手段1402は、課金手段1402内の記憶部に記
憶しておいた料金テーブル(図6)を参照して、画像I
nfo 1を解像度3で提供するときの単位料金13を
得る。
課金手段1402は、課金手段1402内の記憶部に記
憶しておいた料金テーブル(図6)を参照して、画像I
nfo 1を解像度3で提供するときの単位料金13を
得る。
【0132】次に、第3の動作手順〔S3〕において、
送信端末装置1401は階層符号化されたInfo 1
を解像度3で送信し、受信端末装置1403はこのIn
fo1を受信する。課金手段1402は、受信している
Info 1の情報量を計測する。
送信端末装置1401は階層符号化されたInfo 1
を解像度3で送信し、受信端末装置1403はこのIn
fo1を受信する。課金手段1402は、受信している
Info 1の情報量を計測する。
【0133】次に、第4の動作手順〔S4〕において、
課金手段1402は受信中のInfo 1を監視し、画
像の終端を示すビットパターンを検出するか、または、
受信端末装置1403から提供者AからのInfo 1
の受信が終了したことを示すメッセージを受けて提供者
AからのInfo 1の受信が終了したことを認識す
る。すると、提供者Aから受信したInfo 1の情報
量と単位料金13とから、提供者Aから課せられる料金
を計算する。
課金手段1402は受信中のInfo 1を監視し、画
像の終端を示すビットパターンを検出するか、または、
受信端末装置1403から提供者AからのInfo 1
の受信が終了したことを示すメッセージを受けて提供者
AからのInfo 1の受信が終了したことを認識す
る。すると、提供者Aから受信したInfo 1の情報
量と単位料金13とから、提供者Aから課せられる料金
を計算する。
【0134】次に、第5の動作手順〔S5〕において、
上述の第4の動作手順〔S4〕で求めた料金情報を受信
端末装置1403に対して出力する。
上述の第4の動作手順〔S4〕で求めた料金情報を受信
端末装置1403に対して出力する。
【0135】次に、第6の動作手順〔S6〕において、
料金の支払を行う。
料金の支払を行う。
【0136】なお、以下のような場合も本実施の形態に
含む。すなわち、第1の動作手順〔S1〕において、利
用者は画像提供者に画像を要求する際、画像の出力先の
端末装置(または画像処理装置)を指定し、提供者Aは
指定された出力先に画像情報を送信する。このとき、以
下の2通りを含む。
含む。すなわち、第1の動作手順〔S1〕において、利
用者は画像提供者に画像を要求する際、画像の出力先の
端末装置(または画像処理装置)を指定し、提供者Aは
指定された出力先に画像情報を送信する。このとき、以
下の2通りを含む。
【0137】まず、利用者が課金手段を有する場合であ
る。この場合には、利用者(または利用者が有する課金
手段)は出力先、または画像提供者から画像提供開始時
(第2の動作手順〔S2〕)の前に画像の送信を開始し
たことを通知してもらい、課金動作を開始し、画像提供
終了時(第4の動作手順〔S4〕)では画像の送信を終
了したことを通知してもらい、課金動作を終了する。ま
た、情報量に関しても利用者は出力先または提供者から
通知してもらう。
る。この場合には、利用者(または利用者が有する課金
手段)は出力先、または画像提供者から画像提供開始時
(第2の動作手順〔S2〕)の前に画像の送信を開始し
たことを通知してもらい、課金動作を開始し、画像提供
終了時(第4の動作手順〔S4〕)では画像の送信を終
了したことを通知してもらい、課金動作を終了する。ま
た、情報量に関しても利用者は出力先または提供者から
通知してもらう。
【0138】また、利用者が指定する出力先が課金手段
を有する場合である。この場合、利用者は第1の動作手
順〔S1〕で画像送信要求メッセージを出力先にも送信
し、出力先の課金手段が上記画像送信要求メッセージを
取り込む。また、出力先の課金手段は第5の動作手順
〔S5〕において料金を提供者または利用者に通知す
る。
を有する場合である。この場合、利用者は第1の動作手
順〔S1〕で画像送信要求メッセージを出力先にも送信
し、出力先の課金手段が上記画像送信要求メッセージを
取り込む。また、出力先の課金手段は第5の動作手順
〔S5〕において料金を提供者または利用者に通知す
る。
【0139】また、第2の動作手順〔S2〕において、
単位料金13を読み出した後に受信端末装置1403に
出力し、受信端末装置1403で表示し、User L
に知らせる。
単位料金13を読み出した後に受信端末装置1403に
出力し、受信端末装置1403で表示し、User L
に知らせる。
【0140】また、第3の動作手順〔S3〕において、
単位料金13とその時点までに受信済みのInfo 1
の情報量からその時点までの料金を計算し、上記料金を
受信端末装置1403に出力、表示、User Lに知
らせる。
単位料金13とその時点までに受信済みのInfo 1
の情報量からその時点までの料金を計算し、上記料金を
受信端末装置1403に出力、表示、User Lに知
らせる。
【0141】また、課金手段1402を、受信端末装置
1403が有するCPU、メモリ、記憶装置などを利用
して実現する。 さらに、第1の実施の形態の課金手段
を適用したり、第3の実施の形態の課金手段を適用した
りするようにしてもよい。
1403が有するCPU、メモリ、記憶装置などを利用
して実現する。 さらに、第1の実施の形態の課金手段
を適用したり、第3の実施の形態の課金手段を適用した
りするようにしてもよい。
【0142】以下、本発明に係わる第6の実施の形態を
図を参照して説明する。図16は、第1の実施の形態〜
第3の実施の形態に示した課金手段を、画像提供者(ま
たはその端末装置)と利用者(またはその端末装置)と
の双方で有する場合を示している。
図を参照して説明する。図16は、第1の実施の形態〜
第3の実施の形態に示した課金手段を、画像提供者(ま
たはその端末装置)と利用者(またはその端末装置)と
の双方で有する場合を示している。
【0143】図16において、1601は課金手段を具
備する画像提供者側のパソコン、ワークステーション、
その他のコンピュータや画像送信器などの送信端末装置
である。
備する画像提供者側のパソコン、ワークステーション、
その他のコンピュータや画像送信器などの送信端末装置
である。
【0144】1602は、第1の実施の形態〜第3の実
施の形態に示した課金手段であり、1603は課金手段
を具備する利用者側のパソコン、ワークステーション、
その他のコンピュータや画像受信器などの画像受信器な
どの受信端末装置である。また、1604は第1の実施
の形態〜第3の実施の形態に示した課金手段である。
施の形態に示した課金手段であり、1603は課金手段
を具備する利用者側のパソコン、ワークステーション、
その他のコンピュータや画像受信器などの画像受信器な
どの受信端末装置である。また、1604は第1の実施
の形態〜第3の実施の形態に示した課金手段である。
【0145】以下に、図17に従って、第2の実施の形
態の課金手段を適用したときに、User L(受信端
末装置1603)が画像Info 1を解像度3で提供
者A(送信端末装置1601)に要求している場合を例
として、本実施の形態の動作を説明する。
態の課金手段を適用したときに、User L(受信端
末装置1603)が画像Info 1を解像度3で提供
者A(送信端末装置1601)に要求している場合を例
として、本実施の形態の動作を説明する。
【0146】まず、第1の動作手順〔S1〕において、
User Lは提供者Aに画像Info 1を解像度3
で送信することを要求するメッセージを伝送路を介して
提供者Aに送信する(以降上記メッセージを画像送信要
求メッセージと呼ぶ)。
User Lは提供者Aに画像Info 1を解像度3
で送信することを要求するメッセージを伝送路を介して
提供者Aに送信する(以降上記メッセージを画像送信要
求メッセージと呼ぶ)。
【0147】上記画像送信要求メッセージが提供者Aの
送信端末装置1601において受信されると、課金手段
1603は送信端末装置1601から上記画像送信要求
メッセージを取り込む。また、User L側の課金手
段1604は、受信端末装置1603から上記画像送信
要求メッセージを取り込む。
送信端末装置1601において受信されると、課金手段
1603は送信端末装置1601から上記画像送信要求
メッセージを取り込む。また、User L側の課金手
段1604は、受信端末装置1603から上記画像送信
要求メッセージを取り込む。
【0148】次に、第2の動作手順〔S2〕において、
提供者A側の課金手段1602は画像Info 1を解
像度3で提供するときの単位料金13を料金テーブル
(図6)から読み出す。User L側の課金手段16
04も同様に料金テーブル(図6)を参照して単位料金
13を得る。
提供者A側の課金手段1602は画像Info 1を解
像度3で提供するときの単位料金13を料金テーブル
(図6)から読み出す。User L側の課金手段16
04も同様に料金テーブル(図6)を参照して単位料金
13を得る。
【0149】次に、第3の動作手順〔S3〕において、
送信端末装置1601は階層符号化したInfo 1を
解像度3で読み出し、伝送路を介してUser Lに送
信する。課金手段1602は、送信しているInfo
1の情報量を計測する。受信端末装置1603は、In
fo 1を受信する。課金手段1604は、受信してい
るInfo 1の情報量を計測する。
送信端末装置1601は階層符号化したInfo 1を
解像度3で読み出し、伝送路を介してUser Lに送
信する。課金手段1602は、送信しているInfo
1の情報量を計測する。受信端末装置1603は、In
fo 1を受信する。課金手段1604は、受信してい
るInfo 1の情報量を計測する。
【0150】次に、第4の動作手順〔S4〕において、
課金手段1602は、送信中のInfo 1を監視し、
画像の終端を示すビットパターンを検出するか、または
送信端末1601からUser LへのInfo 1の
送信が終了したことを示すメッセージを受けてUser
LへのInfo 1の送信が終了したことを認識する
と、User Lに提供したInfo 1の情報量と単
位料金13とからUser Lに課する料金を計算す
る。
課金手段1602は、送信中のInfo 1を監視し、
画像の終端を示すビットパターンを検出するか、または
送信端末1601からUser LへのInfo 1の
送信が終了したことを示すメッセージを受けてUser
LへのInfo 1の送信が終了したことを認識する
と、User Lに提供したInfo 1の情報量と単
位料金13とからUser Lに課する料金を計算す
る。
【0151】課金手段1604は、受信中のInfo
1を監視し画像の終端を示すビットパターンを検出する
か、または受信端末1603から提供者AからのInf
o1の受信が終了したことを示すメッセージを受けて提
供者AからのInfo 1の受信が終了したことを認識
すると、提供者Aから受信したInfo 1の情報量と
単位料金13とから提供者Aから課せられる料金を計算
する。
1を監視し画像の終端を示すビットパターンを検出する
か、または受信端末1603から提供者AからのInf
o1の受信が終了したことを示すメッセージを受けて提
供者AからのInfo 1の受信が終了したことを認識
すると、提供者Aから受信したInfo 1の情報量と
単位料金13とから提供者Aから課せられる料金を計算
する。
【0152】次に、第5の動作手順〔S5〕において、
課金手段1602は上述の第4の動作手順〔S4〕で求
めた料金を送信端末装置1601に対して出力する。送
信端末装置1601は伝送路を介してUser Lに上
記料金を知らせる。
課金手段1602は上述の第4の動作手順〔S4〕で求
めた料金を送信端末装置1601に対して出力する。送
信端末装置1601は伝送路を介してUser Lに上
記料金を知らせる。
【0153】課金手段1604は、上述の第4の動作手
順〔S4〕で求めた料金を受信端末装置1603に対し
て出力する。受信端末装置1603では、上記料金を表
示してUser Lに知らせる。
順〔S4〕で求めた料金を受信端末装置1603に対し
て出力する。受信端末装置1603では、上記料金を表
示してUser Lに知らせる。
【0154】次に、第6の動作手順〔S6〕において、
料金の支払を行う。
料金の支払を行う。
【0155】なお、以下のような場合も本実施の形態に
含む。第1の動作手順〔S1〕において、利用者は画像
提供者に画像を要求する際、画像の出力先の端末装置
(または、画像処理装置)を指定し、提供者Aは指定さ
れた出力先に画像情報を送信する。このとき、以下の2
通りを含む。
含む。第1の動作手順〔S1〕において、利用者は画像
提供者に画像を要求する際、画像の出力先の端末装置
(または、画像処理装置)を指定し、提供者Aは指定さ
れた出力先に画像情報を送信する。このとき、以下の2
通りを含む。
【0156】すなわち、まず、第1の場合は提供者と利
用者が課金手段を有する場合である。この場合には、利
用者(または利用者が有する課金手段)は、出力先また
は画像提供者から画像提供開始時(第2の動作手順〔S
2〕)の前に、画像の送信を開始したことを通知しても
らい、課金動作を開始する。さらに、画像提供終了時
(第4の動作手順〔S4〕)では、画像の送信を終了し
たことを通知してもらい、課金動作を終了する。また、
情報量に関しても利用者は出力先または提供者から通知
してもらう。
用者が課金手段を有する場合である。この場合には、利
用者(または利用者が有する課金手段)は、出力先また
は画像提供者から画像提供開始時(第2の動作手順〔S
2〕)の前に、画像の送信を開始したことを通知しても
らい、課金動作を開始する。さらに、画像提供終了時
(第4の動作手順〔S4〕)では、画像の送信を終了し
たことを通知してもらい、課金動作を終了する。また、
情報量に関しても利用者は出力先または提供者から通知
してもらう。
【0157】第2の場合は、提供者と利用者が指定する
出力先が課金手段を有する場合である。この場合には、
利用者は第1の動作手順〔S1〕で画像送信要求メッセ
ージを出力先にも送信し、出力先の課金手段が上記画像
送信要求メッセージを取り込む。また、出力先の課金手
段は第5の動作手順〔S5〕において料金を利用者に通
知してもよい。
出力先が課金手段を有する場合である。この場合には、
利用者は第1の動作手順〔S1〕で画像送信要求メッセ
ージを出力先にも送信し、出力先の課金手段が上記画像
送信要求メッセージを取り込む。また、出力先の課金手
段は第5の動作手順〔S5〕において料金を利用者に通
知してもよい。
【0158】また、第2の動作手順〔S2〕において、
課金手段1604は単位料金13を読み出した後に受信
端末装置1603に出力し、受信端末装置1603で表
示しUser Lに知らせる。
課金手段1604は単位料金13を読み出した後に受信
端末装置1603に出力し、受信端末装置1603で表
示しUser Lに知らせる。
【0159】また、第3の動作手順〔S3〕において、
課金手段1604は単位料金13とその時点で受信済み
のInfo 1の情報量からその時点までの料金を計算
し、上記料金を受信端末装置1603に出力、表示し、
User Lに知らせる。
課金手段1604は単位料金13とその時点で受信済み
のInfo 1の情報量からその時点までの料金を計算
し、上記料金を受信端末装置1603に出力、表示し、
User Lに知らせる。
【0160】また、第5の動作手順〔S5〕において、
提供者A(送信端末装置1601)からUser L
(利用者)への料金の通知を省略する。
提供者A(送信端末装置1601)からUser L
(利用者)への料金の通知を省略する。
【0161】また、課金手段1602を、送信端末装置
1601が有するCPU、メモリ、記憶装置などを利用
して実現する。
1601が有するCPU、メモリ、記憶装置などを利用
して実現する。
【0162】また、課金手段1604を、受信端末装置
1603が有するCPU、メモリ、記憶装置などを利用
して実現する。
1603が有するCPU、メモリ、記憶装置などを利用
して実現する。
【0163】また、第1の実施の形態の課金手段を適用
したり、第3の実施の形態の課金手段を適用したりす
る。
したり、第3の実施の形態の課金手段を適用したりす
る。
【0164】以上、説明した課金手段を用いるネットワ
ークは全て本発明に係わる実施の形態であるが、特に、
本実施の形態の課金手段を用いた好適な実施の形態を以
下に示す。
ークは全て本発明に係わる実施の形態であるが、特に、
本実施の形態の課金手段を用いた好適な実施の形態を以
下に示す。
【0165】以下、本発明に係わる第7の実施の形態を
図を参照して説明する。図18は、本実施の形態のネッ
トワーク全体を示すブロック図である。図18におい
て、1801は後述するATM(Asynchrono
us Transfer Mode: 非同期転送モー
ド)にて伝送を転送するATMネットワークである。
図を参照して説明する。図18は、本実施の形態のネッ
トワーク全体を示すブロック図である。図18におい
て、1801は後述するATM(Asynchrono
us Transfer Mode: 非同期転送モー
ド)にて伝送を転送するATMネットワークである。
【0166】1802および1803は、ATM以外の
モードにてデータを転送するイーサネット等を用いたロ
ーカルエリアネットワーク(LAN)である。これらの
ネットワークには、例えば、以下のような各種装置が接
続されている。
モードにてデータを転送するイーサネット等を用いたロ
ーカルエリアネットワーク(LAN)である。これらの
ネットワークには、例えば、以下のような各種装置が接
続されている。
【0167】1804はファクシミリ装置、1805は
内部にページメモリを有するカラープリンタ、1806
はカラースキャナ、カラープリンタを含むカラー複写機
であり、カラースキャナで読み取った原稿の画像データ
が書き込まれるページメモリ、ページメモリに書き込ま
れたデータを読み出してプリンタに供給する回路を含
む。
内部にページメモリを有するカラープリンタ、1806
はカラースキャナ、カラープリンタを含むカラー複写機
であり、カラースキャナで読み取った原稿の画像データ
が書き込まれるページメモリ、ページメモリに書き込ま
れたデータを読み出してプリンタに供給する回路を含
む。
【0168】1807は、ATMネットワークを介して
入力される画像データを一旦蓄えるファイルサーバ、1
808はこのファイルサーバにデータを入出力するため
のワークステーション、1809はATMネットワーク
と接続される端末装置であり、この端末装置1809は
上述のローカルエリアネットワークとの間でもデータの
授受を行い、各種画像データの編集等の各種処理を行
う。
入力される画像データを一旦蓄えるファイルサーバ、1
808はこのファイルサーバにデータを入出力するため
のワークステーション、1809はATMネットワーク
と接続される端末装置であり、この端末装置1809は
上述のローカルエリアネットワークとの間でもデータの
授受を行い、各種画像データの編集等の各種処理を行
う。
【0169】また、この端末装置1809は、上記プリ
ンタ1805等と上記ネットワーク回線1803または
専用線を介して接続されている。1810は、ファイル
サーバ1807と同様の構成のサーバである。
ンタ1805等と上記ネットワーク回線1803または
専用線を介して接続されている。1810は、ファイル
サーバ1807と同様の構成のサーバである。
【0170】上記サーバ1810は、上述のカラー複写
機1806と同様のカラー複写機1811と接続されて
いる。1812は、ATMネットワークに接続されてい
るデジタルテレビであり、このデジタルテレビ1812
はATMネットワークを介してデータを受信し、これを
可視像としてディスプレイ装置に表示する。
機1806と同様のカラー複写機1811と接続されて
いる。1812は、ATMネットワークに接続されてい
るデジタルテレビであり、このデジタルテレビ1812
はATMネットワークを介してデータを受信し、これを
可視像としてディスプレイ装置に表示する。
【0171】1813は、ATMネットワークを介して
画像データを受信するためのVTRである。1814
は、ATMネットワークに各種ソフトデータや画像デー
タを送出するCATV局などのセンタ局である。
画像データを受信するためのVTRである。1814
は、ATMネットワークに各種ソフトデータや画像デー
タを送出するCATV局などのセンタ局である。
【0172】1815は、ATMネットワークに他のA
TMネットワークを接続するための第1のルータであ
り、1816は他のローカルエリアネットワークと接続
するための第2のルータである。
TMネットワークを接続するための第1のルータであ
り、1816は他のローカルエリアネットワークと接続
するための第2のルータである。
【0173】また、ファクシミリ装置1804やプリン
タ1805やカラー複写機1807等のATMネットワ
ークに接続されている機器とATMネットワークとの間
には、不図示のATMネットワークスイッチが設けられ
ている。なお、これらの機器には、必要に応じて第1の
実施の形態〜第3の実施の形態に示したような課金手段
が具備されている。
タ1805やカラー複写機1807等のATMネットワ
ークに接続されている機器とATMネットワークとの間
には、不図示のATMネットワークスイッチが設けられ
ている。なお、これらの機器には、必要に応じて第1の
実施の形態〜第3の実施の形態に示したような課金手段
が具備されている。
【0174】以上の構成における課金動作を説明するた
めに、センタ局1814が課金手段を有しており(第4
の実施の形態)、利用者であるところの端末装置180
9が、画像出力先としてディジタルテレビ1812を指
定して、送信側であるところのセンタ局1814に要求
を出す場合を一例として、図19に示す。
めに、センタ局1814が課金手段を有しており(第4
の実施の形態)、利用者であるところの端末装置180
9が、画像出力先としてディジタルテレビ1812を指
定して、送信側であるところのセンタ局1814に要求
を出す場合を一例として、図19に示す。
【0175】まず、第1の動作手順〔S1〕において、
端末装置1809はセンタ局1814に送信要求を行
い、要求する画像とその解像度および出力先としてディ
ジタルテレビ1812を指定する。このとき、課金手段
は上記送信要求を受信したセンタ局1814から上記送
信要求を取り込む。
端末装置1809はセンタ局1814に送信要求を行
い、要求する画像とその解像度および出力先としてディ
ジタルテレビ1812を指定する。このとき、課金手段
は上記送信要求を受信したセンタ局1814から上記送
信要求を取り込む。
【0176】次に、第2の動作手順〔S2〕において、
センタ局1814は画像データをディジタルテレビ18
12に対して送信し、ディジタルテレビ1812は画像
データを受信する。このとき、第4の実施の形態に示し
たように課金動作が実行され、端末装置1809(また
はその利用者)がセンタ局1814に支払うべき料金の
導出が進行する。
センタ局1814は画像データをディジタルテレビ18
12に対して送信し、ディジタルテレビ1812は画像
データを受信する。このとき、第4の実施の形態に示し
たように課金動作が実行され、端末装置1809(また
はその利用者)がセンタ局1814に支払うべき料金の
導出が進行する。
【0177】次に、第3の動作手順〔S3〕において、
端末装置1809またはディジタルテレビ1812は、
データの受信を途中で終了したいときセンタ局1814
に送信終了要求を送る。
端末装置1809またはディジタルテレビ1812は、
データの受信を途中で終了したいときセンタ局1814
に送信終了要求を送る。
【0178】次に、第4の動作手順〔S4〕において、
センタ局1814は上記送信終了要求に応じて画像デー
タの供給を終了する。また、課金手段はそれを検知して
課金動作を終了する。
センタ局1814は上記送信終了要求に応じて画像デー
タの供給を終了する。また、課金手段はそれを検知して
課金動作を終了する。
【0179】次に、第5の動作手順〔S5〕において、
センタ局1814は課金手段を用いて導出した料金を端
末装置1809に通知する。
センタ局1814は課金手段を用いて導出した料金を端
末装置1809に通知する。
【0180】次に、第6の動作手順〔S6〕において、
センタ局1814と端末装置1809との間で料金の支
払を行う。なお、双方向のデータ転送がある場合は、送
受信が逆転した形で同様の課金が行われる。
センタ局1814と端末装置1809との間で料金の支
払を行う。なお、双方向のデータ転送がある場合は、送
受信が逆転した形で同様の課金が行われる。
【0181】また、以下の場合も本実施の形態に含む。
すなわち、センタ局1814に課金手段を設けずに、端
末装置1809に課金手段を設ける場合、第1の動作手
順〔S1〕において、課金手段は送信要求を端末装置1
809から取り込む場合。
すなわち、センタ局1814に課金手段を設けずに、端
末装置1809に課金手段を設ける場合、第1の動作手
順〔S1〕において、課金手段は送信要求を端末装置1
809から取り込む場合。
【0182】また、画像の提供を開始する際に、センタ
局1814またはディジタルテレビ1812から画像提
供開始を知らせるメッセージを端末装置1809に通知
し、画像の提供を終了する際には、センタ局1814ま
たはディジタルテレビ1812から画像提供終了を知ら
せるメッセージを端末装置1809に通知する。
局1814またはディジタルテレビ1812から画像提
供開始を知らせるメッセージを端末装置1809に通知
し、画像の提供を終了する際には、センタ局1814ま
たはディジタルテレビ1812から画像提供終了を知ら
せるメッセージを端末装置1809に通知する。
【0183】課金手段は、画像提供開始のメッセージを
検出すると、第4の実施の形態に示したような課金動作
を開始し、画像提供終了のメッセージを検出すると課金
動作を終了する。なお、この場合、本実施の形態の第5
の動作手順〔S5〕は省略される。
検出すると、第4の実施の形態に示したような課金動作
を開始し、画像提供終了のメッセージを検出すると課金
動作を終了する。なお、この場合、本実施の形態の第5
の動作手順〔S5〕は省略される。
【0184】また、センタ局1814、端末装置180
9に課金手段を設けず、ディジタルテレビ1812に課
金手段を設ける場合、第1の動作手順〔S1〕におい
て、課金手段は送信要求をディジタルテレビ1812か
ら取り込む。また、課金動作は第5の実施の形態に示し
たようになり、本実施の形態の第5の動作手順〔S5〕
においては、ディジタルテレビ1812からセンタ局1
814、または端末装置1809、またはセンタ局18
14と端末装置1809双方に料金が通知される。
9に課金手段を設けず、ディジタルテレビ1812に課
金手段を設ける場合、第1の動作手順〔S1〕におい
て、課金手段は送信要求をディジタルテレビ1812か
ら取り込む。また、課金動作は第5の実施の形態に示し
たようになり、本実施の形態の第5の動作手順〔S5〕
においては、ディジタルテレビ1812からセンタ局1
814、または端末装置1809、またはセンタ局18
14と端末装置1809双方に料金が通知される。
【0185】また、少なくともセンタ局1814と端末
装置1809の双方が課金手段を有する場合の動作は、
第6の実施の形態に示した動作例から明らかである。こ
れがセンタ局とディジタルテレビのみならず、他の端末
同士でもデータのやりとりに課金できることは明らかで
ある。
装置1809の双方が課金手段を有する場合の動作は、
第6の実施の形態に示した動作例から明らかである。こ
れがセンタ局とディジタルテレビのみならず、他の端末
同士でもデータのやりとりに課金できることは明らかで
ある。
【0186】次に、本発明の第8の実施の形態を説明す
る。図20は、本発明が適用されるマルチメディアネッ
トワークシステムの概念の一例を示す図である。図20
において、2001は高速公衆回線を用いたB−ISD
N網、2002はケーブルテレビ(CATV)網であ
る。
る。図20は、本発明が適用されるマルチメディアネッ
トワークシステムの概念の一例を示す図である。図20
において、2001は高速公衆回線を用いたB−ISD
N網、2002はケーブルテレビ(CATV)網であ
る。
【0187】2003および2004は、ローカルエリ
アネットワーク(LAN)、2005は通信衛星、20
11と2012は通信衛星を介して情報通信を行う地上
局、2021と2022は、これらの通信網を利用して
映像情報、音声情報、その他様々なマルチメディア情報
を提供してその対価を受け取る情報提供者である。ま
た、2031〜2039は、情報提供者から提供される
情報を利用して対価を支払う利用者である。
アネットワーク(LAN)、2005は通信衛星、20
11と2012は通信衛星を介して情報通信を行う地上
局、2021と2022は、これらの通信網を利用して
映像情報、音声情報、その他様々なマルチメディア情報
を提供してその対価を受け取る情報提供者である。ま
た、2031〜2039は、情報提供者から提供される
情報を利用して対価を支払う利用者である。
【0188】B−ISDN網2001、CATV網20
02、LAN2003および2004、通信衛星200
5は互いに接続され、相互に情報のやり取り(双方向通
信)が可能である。また、情報提供者2021と202
2、利用者2031〜2039は、これらの通信網のい
ずれかに接続されている。
02、LAN2003および2004、通信衛星200
5は互いに接続され、相互に情報のやり取り(双方向通
信)が可能である。また、情報提供者2021と202
2、利用者2031〜2039は、これらの通信網のい
ずれかに接続されている。
【0189】情報提供者2021および2022は、第
1の実施の形態〜第3の実施の形態に示した課金手段を
有している。ただし、双方向通信が可能であるので、情
報提供者と利用者が共に課金手段を有していれば情報提
供者が利用者になったり、利用者が情報提供者となった
りすることができる。
1の実施の形態〜第3の実施の形態に示した課金手段を
有している。ただし、双方向通信が可能であるので、情
報提供者と利用者が共に課金手段を有していれば情報提
供者が利用者になったり、利用者が情報提供者となった
りすることができる。
【0190】この課金手段は、各装置に内蔵されていた
り、各装置とネットワークの間に挿入する形で設置され
ていたり、各装置の外付け装置として各装置に接続され
ていたりする。
り、各装置とネットワークの間に挿入する形で設置され
ていたり、各装置の外付け装置として各装置に接続され
ていたりする。
【0191】以下に、利用者2039が情報提供者20
22に対して利用の申し込みを行い、2022の情報提
供者が提供した情報に応じて、2039の利用者から課
金する動作を例に取り、提供者のみが課金手段を有する
場合について、図21を用いて説明する。なお、以下の
説明において伝送路は、第2のLAN2004、B−I
SDN網2001、CATV網2002、第1のLAN
2003を指す。
22に対して利用の申し込みを行い、2022の情報提
供者が提供した情報に応じて、2039の利用者から課
金する動作を例に取り、提供者のみが課金手段を有する
場合について、図21を用いて説明する。なお、以下の
説明において伝送路は、第2のLAN2004、B−I
SDN網2001、CATV網2002、第1のLAN
2003を指す。
【0192】まず、第1の動作手順〔S1〕において、
利用者2039は情報提供者2022に対して画像を送
信してもらうための要求を伝送路を介して送る。
利用者2039は情報提供者2022に対して画像を送
信してもらうための要求を伝送路を介して送る。
【0193】次に、第2の動作手順〔S2〕において、
情報提供者2022は利用者2039からの要求に従っ
て、階層符号化された画像情報を伝送路を介して利用者
2039に提供する。この間、第4の実施の形態に示し
たような課金動作が実行される。
情報提供者2022は利用者2039からの要求に従っ
て、階層符号化された画像情報を伝送路を介して利用者
2039に提供する。この間、第4の実施の形態に示し
たような課金動作が実行される。
【0194】次に、第3の動作手順〔S3〕において、
利用者2039は途中で画像の送信を終了してもらいた
いときには送信終了要求を送る。
利用者2039は途中で画像の送信を終了してもらいた
いときには送信終了要求を送る。
【0195】次に、第4の動作手順〔S4〕において、
情報提供者は送信終了要求に応じて画像の送信を終了す
る。また、課金手段も上述の課金動作を終了する。
情報提供者は送信終了要求に応じて画像の送信を終了す
る。また、課金手段も上述の課金動作を終了する。
【0196】次に、第5の動作手順〔S5〕において、
料金の支払が行われる。
料金の支払が行われる。
【0197】上述のネットワークにおいて課金手段を利
用者が有している場合には、第5の実施の形態に示した
課金手段が動作する。また、課金手段を提供者と利用者
の双方が有している場合には、第6の実施の形態に示し
た課金手段が動作する。以上から明らかなように、他の
利用者、他の情報提供者に対しても同様の課金が可能で
ある。
用者が有している場合には、第5の実施の形態に示した
課金手段が動作する。また、課金手段を提供者と利用者
の双方が有している場合には、第6の実施の形態に示し
た課金手段が動作する。以上から明らかなように、他の
利用者、他の情報提供者に対しても同様の課金が可能で
ある。
【0198】次に、本発明の第9の実施の形態を説明す
る。本実施の形態の画像伝送システムにおいて、送信局
と受信局との間で伝送路を介して情報(画像を要求する
信号、画像情報、課金に関する情報等)の伝送を行う場
合、 1.第3者が対価を支払わずに、画像情報を傍受する。 2.第3者が他の受信局を偽装して情報の要求と受信を
行う。 3.受信局が情報受信後、料金請求の情報を改ざんす
る。 4.受信局が、対価を支払わずに領収情報を偽造する。 などの不正行為が行われる恐れがある。
る。本実施の形態の画像伝送システムにおいて、送信局
と受信局との間で伝送路を介して情報(画像を要求する
信号、画像情報、課金に関する情報等)の伝送を行う場
合、 1.第3者が対価を支払わずに、画像情報を傍受する。 2.第3者が他の受信局を偽装して情報の要求と受信を
行う。 3.受信局が情報受信後、料金請求の情報を改ざんす
る。 4.受信局が、対価を支払わずに領収情報を偽造する。 などの不正行為が行われる恐れがある。
【0199】このような不正行為に対する対策として、
第1の実施の形態から第8の実施の形態に示した課金手
段に、以下に示すような暗号化手段を組み合わせること
もできる。この場合、図12、図14および図16にお
いて、送信端末装置および受信端末装置が以下に示すよ
うな暗号化手段を具備すればよい。また、画像データに
階層別に暗号化手段を割り当て、上記暗号化手段の動作
時間や上記暗号化手段で処理した情報量などを料金計算
のための一要素としてもよい。
第1の実施の形態から第8の実施の形態に示した課金手
段に、以下に示すような暗号化手段を組み合わせること
もできる。この場合、図12、図14および図16にお
いて、送信端末装置および受信端末装置が以下に示すよ
うな暗号化手段を具備すればよい。また、画像データに
階層別に暗号化手段を割り当て、上記暗号化手段の動作
時間や上記暗号化手段で処理した情報量などを料金計算
のための一要素としてもよい。
【0200】以下に、暗号技術について説明する。暗号
技術は、以下の共通鍵暗号方式と公開鍵暗号方式に大別
できる。以下に、共通鍵暗号と公開鍵暗号について述べ
る。まず、共通鍵暗号方式について述べる。共通鍵暗号
方式は、送信者と受信者とで同一の暗号鍵を秘密に共有
する暗号方式(秘密鍵暗号方式、対称暗号方式、慣用暗
号方式とも呼ばれる)である。
技術は、以下の共通鍵暗号方式と公開鍵暗号方式に大別
できる。以下に、共通鍵暗号と公開鍵暗号について述べ
る。まず、共通鍵暗号方式について述べる。共通鍵暗号
方式は、送信者と受信者とで同一の暗号鍵を秘密に共有
する暗号方式(秘密鍵暗号方式、対称暗号方式、慣用暗
号方式とも呼ばれる)である。
【0201】上記共通鍵暗号方式は、適当な長さの文字
列(ブロック)ごとに同じ鍵で暗号化するブロック暗号
と文字列またはビットごとに鍵を変えていくストリーム
暗号に分けることができる。
列(ブロック)ごとに同じ鍵で暗号化するブロック暗号
と文字列またはビットごとに鍵を変えていくストリーム
暗号に分けることができる。
【0202】上記ブロック暗号には、文字の順序を置き
換えて暗号化する転置式暗号や、文字を他の文字に換え
る換字式暗号等がある。この場合、転置や換字の対応表
が暗号鍵となる。ストリーム暗号には多表を用いるビジ
ネル暗号や1回限りの使い捨ての鍵を用いるバーナム暗
号等が知られている(各暗号の詳細は池野,小山著「現
代暗号理論」電子情報通信学会,1986.の第2章お
よび第4章参照)。
換えて暗号化する転置式暗号や、文字を他の文字に換え
る換字式暗号等がある。この場合、転置や換字の対応表
が暗号鍵となる。ストリーム暗号には多表を用いるビジ
ネル暗号や1回限りの使い捨ての鍵を用いるバーナム暗
号等が知られている(各暗号の詳細は池野,小山著「現
代暗号理論」電子情報通信学会,1986.の第2章お
よび第4章参照)。
【0203】また、上記ブロック暗号のなかでもアルゴ
リズムが公開されているDES(Data Encry
ption Standard)や、FEAL(Fas
tdata Encipherment ALgori
thm)といった暗号(詳細は辻井,笠原著「暗号と情
報セキュリティ」昭晃堂,1990.の第2章参照)が
商用暗号として広く用いられている。
リズムが公開されているDES(Data Encry
ption Standard)や、FEAL(Fas
tdata Encipherment ALgori
thm)といった暗号(詳細は辻井,笠原著「暗号と情
報セキュリティ」昭晃堂,1990.の第2章参照)が
商用暗号として広く用いられている。
【0204】次に、公開鍵暗号について説明する。公開
鍵暗号方式は、暗号鍵と復号鍵とが異なり、暗号鍵を公
開、復号鍵を秘密に保持する暗号方式である。公開鍵暗
号の特徴は以下の(1)、(2)、(3)に述べる通り
である。
鍵暗号方式は、暗号鍵と復号鍵とが異なり、暗号鍵を公
開、復号鍵を秘密に保持する暗号方式である。公開鍵暗
号の特徴は以下の(1)、(2)、(3)に述べる通り
である。
【0205】(1)暗号鍵と復号鍵とが異なり暗号鍵あ
を公開できるため、暗号鍵を秘密に配送する必要がな
く、鍵配送が容易である。
を公開できるため、暗号鍵を秘密に配送する必要がな
く、鍵配送が容易である。
【0206】(2)各利用者の暗号鍵は公開されている
ので、利用者は各自の復号鍵のみ秘密に記憶しておけば
よい。
ので、利用者は各自の復号鍵のみ秘密に記憶しておけば
よい。
【0207】(3)送られてきた通信文の送信者が偽者
でないこと、およびその通信文が改ざんされていないこ
とを受信者が確認するための認証機能を実現できる。こ
の機能のことをディジタル署名ともいう。代表的な方式
として以下に挙げるようなものが提案されている。
でないこと、およびその通信文が改ざんされていないこ
とを受信者が確認するための認証機能を実現できる。こ
の機能のことをディジタル署名ともいう。代表的な方式
として以下に挙げるようなものが提案されている。
【0208】すなわち、RSA暗号、R暗号、W暗号、
MI暗号、MH暗号、GS暗号、CR暗号、M暗号、E
暗号、T暗号、S暗号、L暗号、GMY暗号、GMR暗
号、OSS暗号、OS暗号等である。(各暗号の詳細は
池野,小山著「現代暗号理論」電子情報通信学会,19
86.の第5章〜第8章参照)。
MI暗号、MH暗号、GS暗号、CR暗号、M暗号、E
暗号、T暗号、S暗号、L暗号、GMY暗号、GMR暗
号、OSS暗号、OS暗号等である。(各暗号の詳細は
池野,小山著「現代暗号理論」電子情報通信学会,19
86.の第5章〜第8章参照)。
【0209】
【発明の効果】本発明は上述したように、本発明によれ
ば、画像情報の解像度に応じた課金を行うことができる
ので、情報やサービスの種類および質といった特徴を生
かした課金方式を実現することができ、これにより、多
様な情報やサービスに対応することができる。
ば、画像情報の解像度に応じた課金を行うことができる
ので、情報やサービスの種類および質といった特徴を生
かした課金方式を実現することができ、これにより、多
様な情報やサービスに対応することができる。
【0210】また、本発明の他の特徴によれば、階層符
号化技術に対応した課金を行うことができる。
号化技術に対応した課金を行うことができる。
【0211】また、本発明のその他の特徴によれば、画
像伝送システムにおいて送受信される情報に対して不正
行為が行われるのを防止することができる。
像伝送システムにおいて送受信される情報に対して不正
行為が行われるのを防止することができる。
【0212】また、本発明のその他の特徴によれば、ネ
ットワークのトラフィック状態に応じてデータの伝送形
態を指定することができる。
ットワークのトラフィック状態に応じてデータの伝送形
態を指定することができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態の課金手段の機能構
成図である。
成図である。
【図2】第1の実施の形態の課金手段における課金処理
部の構成例を示すブロック図である。
部の構成例を示すブロック図である。
【図3】第1の実施の形態の課金手段が用いる料金テー
ブルを示す図である。
ブルを示す図である。
【図4】第2の実施の形態の課金手段の機能構成図であ
る。
る。
【図5】第2の実施の形態の課金手段における課金処理
部の構成例を示すブロック図である。
部の構成例を示すブロック図である。
【図6】第2の実施の形態の課金手段が用いる料金テー
ブルを示す図である。
ブルを示す図である。
【図7】第2の実施の形態の課金手段における課金処理
部の他の構成例を示すブロック図である。
部の他の構成例を示すブロック図である。
【図8】第3の実施の形態の課金手段の機能構成図であ
る。
る。
【図9】第3の実施の形態の課金手段における課金処理
部の構成例を示すブロック図である。
部の構成例を示すブロック図である。
【図10】第3の実施の形態の課金手段が用いる累積料
金テーブルを示す図である。
金テーブルを示す図である。
【図11】第3の実施の形態の課金手段における課金処
理部の他の構成例を示すブロック図である。
理部の他の構成例を示すブロック図である。
【図12】第4の実施の形態の画像伝送システムの全体
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図13】第4の実施の形態の画像伝送システムの動作
手順を説明する図である。
手順を説明する図である。
【図14】第5の実施の形態の画像伝送システムの全体
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図15】第5の実施の形態の画像伝送システムの動作
手順を説明する図である。
手順を説明する図である。
【図16】第6の実施の形態の画像伝送システムの全体
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図17】第6の実施の形態の画像伝送システムの動作
手順を説明する図である。
手順を説明する図である。
【図18】第7の実施の形態のネットワーク全体を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図19】第7の実施の形態のシステムにおける課金手
順を説明する図である。
順を説明する図である。
【図20】本発明が適用されるマルチメディアネットワ
ークシステムの概念の一例を示す図である。
ークシステムの概念の一例を示す図である。
【図21】第8の実施の形態のシステムにおける課金手
順を説明する図である。
順を説明する図である。
【図22】階層符号化データの一般的な概念を示す図で
ある。
ある。
100 課金手段 101 課金処理部 102 記憶部 110 画像伝送システム
Claims (15)
- 【請求項1】 階層符号化された画像情報を扱うように
した画像伝送装置において、 上記画像情報の解像度に応じた課金を行う課金手段を具
備することを特徴とする画像伝送装置。 - 【請求項2】 階層符号化された画像情報を扱うように
した画像伝送装置において、 上記画像情報の解像度に応じた課金処理を行う課金手段
と、 上記課金手段によって求められた画像の料金を記憶する
ための料金記憶手段とを具備することを特徴とする画像
伝送装置。 - 【請求項3】 階層符号化された画像情報を扱うように
した画像伝送装置において、 上記画像情報の解像度、および上記画像情報の量に応じ
た課金を行う課金手段を具備することを特徴とする画像
伝送装置。 - 【請求項4】 階層符号化された画像情報を扱うように
した画像伝送装置において、 上記画像情報の解像度に応じた課金処理を行う課金手段
と、 上記画像の情報量を計測する情報量計測手段と、 上記課金手段によって求められた画像の料金を記憶する
ための料金記憶手段とを具備することを特徴とする画像
伝送装置。 - 【請求項5】 上記画像の料金を一定期間毎に支払う支
払い手段を具備することを特徴とする請求項1〜4のい
ずれか1項に記載の画像伝送装置。 - 【請求項6】 階層符号化された画像情報を扱うように
した画像伝送装置において、 上記画像情報の解像度に応じた課金処理を行う課金手段
と、 上記課金手段によって求められた画像の料金を記憶する
ための料金記憶手段と、 上記画像の料金を一定期間毎に支払う支払い手段とを具
備することを特徴とする画像伝送装置。 - 【請求項7】 上記請求項1〜請求項6のいずれか1項
に記載の課金手段を送信側に有することを特徴とする画
像伝送装置。 - 【請求項8】 上記請求項1〜請求項6のいずれか1項
に記載の課金手段を受信側に有することを特徴とする画
像伝送装置。 - 【請求項9】 上記請求項1〜請求項6のいずれか1項
に記載の課金手段を送信側と受信側の双方に有すること
を特徴とする画像伝送装置。 - 【請求項10】 画像の送信先を任意の画像受信装置に
指定して画像提供者に画像の送信を要求する画像送信先
指定手段と、 上記画像送信先指定手段によって指定された画像受信装
置に画像を送信する画像送信手段と、 上記画像の送信先指定者または上記画像を受信した利用
者に対して課金を行うように処理する課金手段とを具備
することを特徴とする画像伝送装置。 - 【請求項11】 上記伝送される情報に対して、少なく
とも暗号化またディジタル署名を行う暗号化手段を具備
することを特徴とする請求項7〜10のいずれか1項に
記載の画像伝送装置。 - 【請求項12】 階層符号化された画像情報を扱うよう
にした画像伝送システムにおいて、 上記画像情報の解像度および上記画像情報の量に応じた
課金処理を行う課金手段と、 上記画像の情報量を計測する情報量計測手段と、 上記課金手段によって求められた画像の料金を記憶する
ための料金記憶手段とを備えた送信装置と、 上記画像の料金を一定期間毎に支払う支払い手段を備え
た受信装置とから成ることを特徴とする画像伝送システ
ム。 - 【請求項13】 ネットワークを介してデータを受信す
る通信装置であって、 上記ネットワークのトラフィック状態を検出する検出手
段と、 上記検出手段の検出結果に応じて上記データの伝送形態
を指定する指定手段とを備えることを特徴とする通信装
置。 - 【請求項14】 請求項13に記載の通信装置におい
て、上記指定手段は上記ネットワークを介して送信側端
末に対して伝送形態を指定することを特徴とする通信装
置。 - 【請求項15】 請求項13に記載の通信装置におい
て、上記伝送形態は階層符号化における階層であること
を特徴とする通信装置。
Priority Applications (14)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7189283A JPH0946678A (ja) | 1995-07-25 | 1995-07-25 | 画像伝送装置および画像伝送システム並びに通信装置 |
US08/672,023 US6275988B1 (en) | 1995-06-30 | 1996-06-26 | Image transmission apparatus, image transmission system, and communication apparatus |
CA002179973A CA2179973C (en) | 1995-06-30 | 1996-06-26 | Image transmission apparatus, image transmission system, and communication apparatus |
CA002365268A CA2365268C (en) | 1995-06-30 | 1996-06-26 | Image transmission apparatus, image transmission system, and communication apparatus |
AU56292/96A AU726870B2 (en) | 1995-06-30 | 1996-06-27 | Image transmission apparatus, image transmission system, and communication apparatus |
EP96304826A EP0751685B1 (en) | 1995-06-30 | 1996-06-28 | Image data transmission and reception system and method, and accounting apparatus and method |
DE69622326T DE69622326T2 (de) | 1995-06-30 | 1996-06-28 | Bildübertragungs- und Empfangssystem und -verfahren, sowie Gerät und Verfahren zum Berechnen von Gebühren |
CN96110958A CN1112000C (zh) | 1995-06-30 | 1996-06-28 | 图像传输装置、图像传输系统以及通信装置 |
CNB021272255A CN100452754C (zh) | 1995-06-30 | 1996-06-28 | 经网络从传输终端接收图像数据的通信装置及其控制方法 |
SG9704453A SG96178A1 (en) | 1995-06-30 | 1996-07-01 | Image transmission apparatus, image transmission system, and communication apparatus |
SG1997004452A SG54610A1 (en) | 1995-06-30 | 1996-07-01 | Image transmission apparatus image transmission system and communication apparatus |
SG1997004454A SG53134A1 (en) | 1995-06-30 | 1996-07-01 | Image transmission apparatus image transmission system and communication apparatus |
HK98112714A HK1011814A1 (en) | 1995-06-30 | 1998-12-02 | Image data transmission and reception system and method, and accounting apparatus and method |
US09/874,285 US7155736B2 (en) | 1995-06-30 | 2001-06-06 | Image transmission apparatus, image transmission system, and communication apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7189283A JPH0946678A (ja) | 1995-07-25 | 1995-07-25 | 画像伝送装置および画像伝送システム並びに通信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0946678A true JPH0946678A (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=16238736
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7189283A Pending JPH0946678A (ja) | 1995-06-30 | 1995-07-25 | 画像伝送装置および画像伝送システム並びに通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0946678A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1188866A (ja) * | 1997-07-18 | 1999-03-30 | Pfu Ltd | 高精細画像表示装置及びそのプログラム記憶媒体 |
US7263189B2 (en) | 2000-04-20 | 2007-08-28 | Hitachi, Ltd. | Data transmission and receiving apparatus for digital broadcast signals which include control information |
-
1995
- 1995-07-25 JP JP7189283A patent/JPH0946678A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1188866A (ja) * | 1997-07-18 | 1999-03-30 | Pfu Ltd | 高精細画像表示装置及びそのプログラム記憶媒体 |
US7263189B2 (en) | 2000-04-20 | 2007-08-28 | Hitachi, Ltd. | Data transmission and receiving apparatus for digital broadcast signals which include control information |
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