JP2001148740A - 位置情報サービスシステム及び方法及び位置情報サービスプログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

位置情報サービスシステム及び方法及び位置情報サービスプログラムを格納した記憶媒体

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JP2001148740A
JP2001148740A JP2000083042A JP2000083042A JP2001148740A JP 2001148740 A JP2001148740 A JP 2001148740A JP 2000083042 A JP2000083042 A JP 2000083042A JP 2000083042 A JP2000083042 A JP 2000083042A JP 2001148740 A JP2001148740 A JP 2001148740A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 データの再利用を可能とすると共に、未契約
者からのリクエストを防止することが可能な位置情報サ
ービスシステム及び記憶媒体を提供する。 【解決手段】 発信端末100において、位置情報管理
センタから配送される鍵により、鍵を更新する鍵更新手
段と、暗号化位置情報を生成する暗号化手段と、着信端
末に送信する発信端末通信手段とを有し、着信端末30
0は、位置情報要求を行い、位置情報取得手段と、位置
情報を表示する表示手段と、記憶手段に格納しておく格
納手段と、位置情報を取得する検索手段とを有し、位置
情報管理センタ400は、定期契約の更新日時に、復号
化のための鍵を定期的に更新する鍵更新手段と、鍵を発
信端末に配送する鍵配送手段と、該着信端末の契約期限
を検証し、契約期限内である場合に、発信端末の鍵を用
いて、該暗号化位置情報を復号化して、センタ通信手段
を介して該着信端末に提供する復号化手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、位置情報サービス
システム及び方法及び位置情報サービスプログラムを格
納した記憶媒体に係り、特に、公衆電話機における発呼
者の位置情報提供及び位置情報提供時の課金やセキュリ
ティの遂行にする際に、テレホンカードを利用した、タ
クシー配車・ロードサービス・迷子/徘徊老人探索・周
辺情報案内等への位置情報提供サービス及び、それらへ
の課金処理に供される位置情報サービスシステム及び方
法及び位置情報サービスプログラムを格納した記憶媒体
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の発呼端末の位置情報を提供するシ
ステムにおいては、着呼端末で発信者番号通知機能によ
り得た発呼端末の電話番号から位置情報を検索するか、
発呼端末からの発呼を一度受けてから着呼端末に中継を
行う中継サーバ内で、発呼端末の電話番号等から位置情
報を検索して着呼端末に位置情報を提供する。
【0003】また、着呼者(位置情報受信者)の要求に
応じた位置情報の提供と、位置情報の提供に対する課金
を行う仕組みはない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の着呼端末で位置情報を検索するシステムでは、発呼
端末の電話番号が非公開・非通知の場合には、位置情報
を検索するために電話番号を利用することができないと
いう問題がある。
【0005】また、中継サーバで位置情報を検索するシ
ステムでは、中継サーバには通信呼を中継する機能が必
要であり、また、通話呼が2つ必要となる。
【0006】また、契約された着信端末であるかを確認
するために、従来の認証処理では、着信端末と位置情報
管理センタ間の認証を行うための手順が、着信端末と位
置情報管理センタの双方に必要となる。
【0007】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、発信者側や着信者に対して発信側の電話番号を秘匿
すると共に、位置情報データの管理者が定期契約期間内
の利用者に対してのみ位置情報の提供を行うことが可能
な位置情報サービスシステム及び方法及び位置情報サー
ビスプログラムを格納した記憶媒体を提供することであ
る。
【0008】また、本発明の目的は、着信端末に位置情
報を提供する際に、正当な着信端末であるかの認証が可
能な位置情報サービスシステム及び方法及び位置情報サ
ービスプログラムを格納した記憶媒体を提供することで
ある。
【0009】更なる、本発明の目的は、着信端末及び位
置情報管理センタの双方に認証機能を必要としない位置
情報サービスシステム及び方法及び位置情報サービスプ
ログラムを格納した記憶媒体を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理構
成図である。
【0011】本発明(請求項1)は、発信端末100
と、着信端末300と、端末間の通信手段間に呼を設定
する交換網200と、該交換網200に接続された該発
信端末の所在を表す位置情報を該着信端末300に提供
する位置情報管理センタ400からなる位置情報サービ
スシステムであって、発信端末100は、位置情報管理
センタから配送される鍵により、自装置内の鍵を更新す
る鍵更新手段130と、鍵を用いて位置情報を暗号化し
て暗号化位置情報を生成する暗号化手段110と、暗号
化手段110で暗号化された暗号化位置情報を交換網を
介して、着信端末300に送信する発信端末通信手段1
20とを有し、着信端末300は、発信端末100及び
位置情報管理センタ400との通信を行う着信端末通信
手段310と、発信端末100から受信した暗号化位置
情報を位置情報管理センタ400に転送することにより
位置情報要求を行い、該位置情報管理センタ400から
復号化された位置情報を取得する位置情報取得手段32
0と、位置情報取得手段320で取得した位置情報を表
示する表示手段360と、発信端末100から受信した
暗号化位置情報と、位置情報管理センタ400から取得
した位置情報とを組にして記憶手段360に格納してお
く格納手段340と、契約期間内において、記憶手段3
60を暗号化位置情報に基づいて検索し、位置情報を取
得する検索手段350とを有し、位置情報管理センタ4
00は、発信端末100及び着信端末300との間で通
信を行うセンタ通信手段401と、定期契約の更新日時
に、復号化のための鍵を定期的に更新する鍵更新手段4
50と、鍵更新手段450で更新された鍵を発信端末に
配送する鍵配送手段430と、着信端末300から暗号
化位置情報の復号化の要求を取得し、該着信端末300
の契約期限を検証し、契約期限内である場合に、発信端
末の鍵を用いて、該暗号化位置情報を復号化して、位置
情報を生成し、センタ通信手段401を介して該着信端
末300に提供する復号化手段410とを有する。
【0012】本発明(請求項2)は、発信端末と、着信
端末と、端末間の通信手段間に呼を設定する交換網と、
該交換網に接続された該発信端末の所在を表す位置情報
を該着信端末に提供する位置情報管理センタからなる位
置情報サービスシステムであって、発信端末は、定期契
約における更新日時に、位置情報管理センタと同期し
て、自装置内の鍵を定期的に更新する鍵更新手段と、鍵
を用いて位置情報を暗号化して暗号化位置情報を生成す
る暗号化手段と、暗号化手段で暗号化された暗号化位置
情報を交換網を介して、着信端末に送信する発信端末通
信手段とを有し、着信端末は、発信端末及び位置情報管
理センタとの通信を行う着信端末通信手段と、発信端末
から受信した暗号化位置情報を位置情報管理センタに転
送することにより位置情報要求を行い、該位置情報管理
センタから復号化された位置情報を取得する位置情報取
得手段と、位置情報取得手段で取得した位置情報を表示
する表示手段と、発信端末から受信した暗号化位置情報
と、位置情報管理センタから取得した位置情報とを組に
して記憶手段に格納しておく格納手段と、契約期間内に
おいて、記憶手段を暗号化位置情報に基づいて検索し、
位置情報を取得する検索手段とを有し、位置情報管理セ
ンタは、発信端末及び着信端末との間で通信を行うセン
タ通信手段と、定期契約における更新日時に、発信端末
と同期して、自装置内の鍵を定期的に更新する鍵更新手
段と、着信端末から暗号化位置情報の復号化の要求を取
得し、該着信端末の契約期限を検証し、契約期限内であ
る場合に、発信端末の鍵を用いて、該暗号化位置情報を
復号化して、位置情報を生成し、センタ通信手段を介し
て該着信端末に提供する復号化手段とを有する。
【0013】本発明(請求項3)は、発信端末と、着信
端末と、端末間の通信手段間に呼を設定する交換網と、
該交換網に接続された該発信端末の所在を表す位置情報
を該着信端末に提供する位置情報管理センタからなる位
置情報サービスシステムであって、発信端末は、位置情
報管理センタから配送されるIDにより、自装置内のI
Dを更新するID更新手段と、IDを交換網を介して、
着信端末に送信するID送信手段とを有し、着信端末
は、発信端末及び位置情報管理センタとの通信を行う着
信端末通信手段と、発信端末から受信したIDと自端末
の電話番号を位置情報管理センタに転送することにより
位置情報要求を行い、該位置情報管理センタから位置情
報を取得する位置情報取得手段と、位置情報取得手段で
取得した位置情報を表示する表示手段と、発信端末から
受信したIDと、位置情報管理センタから取得した位置
情報とを組にして記憶手段に格納しておく格納手段と、
契約期間内において、記憶手段をIDに基づいて検索
し、位置情報を取得する検索手段とを有し、位置情報管
理センタは、発信端末及び着信端末との間で通信を行う
センタ通信手段と、定期契約の更新日時に発信端末のI
Dを定期的に更新し、ID記憶手段に格納しておくID
更新手段と、ID更新手段で更新されたIDを発信端末
に配送するID配送手段と、着信端末から位置情報提供
の要求を取得し、着信端末の電話番号から該着信端末の
契約期限を検証し、契約期限内である場合に、発信端末
のIDとID記憶手段に格納されているIDとを比較す
ることにより検証し、検証結果が正しければ、位置情報
をセンタ通信手段を介して該着信端末に提供する位置情
報提供手段とを有する。
【0014】本発明(請求項4)は、発信端末と、着信
端末と、端末間の通信手段間に呼を設定する交換網と、
該交換網に接続された該発信端末の所在を表す位置情報
を該着信端末に提供する位置情報管理センタからなる位
置情報サービスシステムであって、発信端末は、定期契
約における更新日時に、位置情報管理センタと同期し
て、自装置内のIDを定期的に更新するID更新手段
と、IDを交換網を介して、着信端末に送信するID送
信手段とを有し、着信端末は、発信端末及び位置情報管
理センタとの通信を行う着信端末通信手段と、発信端末
から受信したIDと自端末の電話番号を位置情報管理セ
ンタに転送することにより位置情報要求を行い、該位置
情報管理センタから位置情報を取得する位置情報取得手
段と、位置情報を表示する表示手段と、発信端末から受
信したIDと、位置情報管理センタから取得した位置情
報とを組にして記憶手段に格納しておく格納手段と、契
約期間内において、記憶手段をIDに基づいて検索し、
位置情報を取得して、表示手段に渡す検索手段とを有
し、位置情報管理センタは、発信端末及び着信端末との
間で通信を行うセンタ通信手段と、定期契約の更新日時
に発信端末と同期して該発信端末のIDを定期的に更新
し、ID記憶手段に格納しておくID更新手段と、着信
端末から位置情報提供の要求を取得し、該着信端末の電
話番号により該着信端末の契約期限を検証し、契約期限
内である場合に、発信端末のIDとID記憶手段に格納
されているIDとを比較することにより検証し、検証結
果が正しければ、位置情報をセンタ通信手段を介して該
着信端末に提供する位置情報提供手段とを有する。
【0015】本発明(請求項5)は、発信端末と、着信
端末と、端末間の通信手段間に呼を設定する交換網と、
該交換網に接続された該発信端末の所在を表す位置情報
を該着信端末に提供する位置情報管理センタからなるシ
ステムにおいて、位置情報を提供する位置情報サービス
方法において、位置情報管理において契約期間の更新日
時に鍵を定期的に更新し、更新された鍵を発信端末に送
信し、発信端末では、位置情報管理センタから配送され
た鍵により、自装置内の鍵を更新し、鍵を用いて位置情
報を暗号化して暗号化位置情報を生成し、暗号化された
暗号化位置情報を交換網を介して、着信端末に送信し、
着信端末において、発信端末から暗号化位置情報を受信
し、前回受信した暗号化位置情報と該暗号化位置情報に
対応する位置情報管理センタから取得した位置情報が記
憶されている位置情報記憶手段を、今回受信した暗号化
位置情報に基づいて検索し、位置情報が検索できた場合
には、該位置情報を表示し、位置情報が検索できない場
合には、暗号化位置情報と自端末の電話番号を位置情報
管理センタに転送することにより位置情報要求を行い、
位置情報センタにおいて、着信端末から暗号化位置情報
の復号化の要求を取得し、該着信端末の電話番号で該着
信端末の契約期限を検証し、契約期限内である場合に、
発信端末の鍵を用いて、該暗号化位置情報を復号化し
て、位置情報を生成して該着信端末に送信し、着信端末
では、位置情報管理センタから復号化された位置情報を
取得し、位置情報取得手段で取得した位置情報を表示
し、発信端末から受信した暗号化位置情報と、位置情報
管理センタから取得した位置情報とを組にして位置情報
記憶手段に格納する。
【0016】本発明(請求項6)は、発信端末と、着信
端末と、端末間の通信手段間に呼を設定する交換網と、
該交換網に接続された該発信端末の所在を表す位置情報
を該着信端末に提供する位置情報管理センタからなるシ
ステムにおいて、位置情報を提供する位置情報サービス
方法において、位置情報管理センタと発信端末におい
て、同期して契約期間の更新日時に定期的に鍵を更新
し、発信端末では、位置情報管理センタから配送された
鍵により、自装置内の鍵を更新し、鍵を用いて位置情報
を暗号化して暗号化位置情報を生成し、暗号化された暗
号化位置情報を交換網を介して、着信端末に送信し、着
信端末において、発信端末から暗号化位置情報を受信
し、前回受信した暗号化位置情報と該暗号化位置情報に
対応する位置情報管理センタから取得した位置情報が記
憶されている位置情報記憶手段を、今回受信した暗号化
位置情報に基づいて検索し、位置情報が検索できた場合
には、該位置情報を表示し、位置情報が検索できない場
合には、暗号化位置情報と自端末の電話番号を位置情報
管理センタに転送することにより位置情報要求を行い、
位置情報センタにおいて、着信端末から暗号化位置情報
の復号化の要求を取得し、該着信端末の電話番号に基づ
いて着信端末の契約期限を検証し、契約期限内である場
合に、発信端末の鍵を用いて、該暗号化位置情報を復号
化して、位置情報を生成して該着信端末に送信し、着信
端末では、位置情報管理センタから復号化された位置情
報を取得し、位置情報取得手段で取得した位置情報を表
示し、発信端末から受信した暗号化位置情報と、位置情
報管理センタから取得した位置情報とを組にして位置情
報記憶手段に格納する。
【0017】本発明(請求項7)は、発信端末と、着信
端末と、端末間の通信手段間に呼を設定する交換網と、
該交換網に接続された該発信端末の所在を表す位置情報
を該着信端末に提供する位置情報管理センタからなるシ
ステムにおける位置情報サービス方法において、位置情
報管理において契約期間の更新日時にIDを定期的に更
新し、ID記憶手段に格納しておき、更新されたIDを
発信端末に送信し、発信端末では、位置情報管理センタ
から配送されたIDにより、自装置内のIDを更新し、
IDを交換網を介して、着信端末に送信し、着信端末に
おいて、発信端末からIDを受信し、前回受信したID
と該IDに対応する位置情報管理センタから取得した位
置情報が記憶されている位置情報記憶手段を、今回受信
したIDに基づいて検索し、位置情報が検索できた場合
には、該位置情報を表示し、位置情報が検索できない場
合には、IDと自端末の電話番号を位置情報管理センタ
に転送することにより位置情報要求を行い、位置情報セ
ンタにおいて、着信端末からIDと電話番号を取得し、
該電話番号に基づいて該着信端末の契約期限を検証し、
契約期限内である場合に、取得した端末のIDとID記
憶手段に格納されているIDとを比較することにより検
証して、検証結果が正しい場合に、位置情報を該着信端
末に送信し、着信端末では、位置情報管理センタから位
置情報を取得して表示し、発信端末から受信したID
と、位置情報管理センタから取得した位置情報とを組に
して位置情報記憶手段に格納する。
【0018】本発明(請求項8)は、発信端末と、着信
端末と、端末間の通信手段間に呼を設定する交換網と、
該交換網に接続された該発信端末の所在を表す位置情報
を該着信端末に提供する位置情報管理センタからなるシ
ステムにおいて、位置情報を提供する位置情報サービス
方法において、位置情報管理センタと発信端末におい
て、同期して契約期間の更新日時にIDを定期的に更新
し、発信端末では、IDを交換網を介して、着信端末に
送信し、着信端末において、発信端末からIDを受信
し、前回受信したIDと該IDに対応する位置情報管理
センタから取得した位置情報が記憶されている位置情報
記憶手段を、今回受信したIDに基づいて検索し、位置
情報が検索できた場合には、該位置情報を表示し、位置
情報が検索できない場合には、IDと自端末の電話番号
を位置情報管理センタに転送することにより位置情報要
求を行い、位置情報センタにおいて、着信端末からID
と電話番号を取得し、該電話番号に基づいて該着信端末
の契約期限を検証し、契約期限内である場合に、取得し
た端末のIDとID記憶手段に格納されているIDとを
比較することにより検証して、検証結果が正しい場合
に、位置情報を該着信端末に送信し、着信端末では、位
置情報管理センタから位置情報を取得して表示し、発信
端末から受信したIDと、位置情報管理センタから取得
した位置情報とを組にして位置情報記憶手段に格納す
る。
【0019】本発明(請求項9)は、発信端末と、着信
端末と、端末間の間に呼を設定する交換網と、該交換網
に接続された該発信端末の所在を表す位置情報を該着信
端末に提供する位置情報管理センタからなるシステムに
おいて、該発信端末に搭載される位置情報サービスプロ
グラムを格納した記憶媒体であって、位置情報管理セン
タから配送される鍵により、自装置内の鍵を更新する鍵
更新プロセスと、鍵を用いて位置情報を暗号化して暗号
化位置情報を生成する暗号化プロセスと、暗号化プロセ
スで暗号化された暗号化位置情報を交換網を介して、着
信端末に送信する発信端末通信プロセスとを有する。
【0020】本発明(請求項10)は、発信端末と、着
信端末と、端末間の間に呼を設定する交換網と、該交換
網に接続された該発信端末の所在を表す位置情報を該着
信端末に提供する位置情報管理センタからなるシステム
において、該発信端末に搭載される位置情報サービスプ
ログラムを格納した記憶媒体であって、定期契約におけ
る更新日時に、位置情報管理センタと同期して、自装置
内の鍵を定期的に更新する鍵更新プロセスと、鍵を用い
て位置情報を暗号化して暗号化位置情報を生成する暗号
化プロセスと、暗号化プロセスで暗号化された暗号化位
置情報を交換網を介して、着信端末に送信する発信端末
通信プロセスとを有する。
【0021】本発明(請求項11)は、発信端末と、着
信端末と、端末間の間に呼を設定する交換網と、該交換
網に接続された該発信端末の所在を表す位置情報を該着
信端末に提供する位置情報管理センタからなるシステム
において、該発信端末に搭載される位置情報サービスプ
ログラムを格納した記憶媒体であって、位置情報管理セ
ンタから配送されるIDにより、自装置内のIDを更新
するID更新プロセスと、IDを交換網を介して、着信
端末に送信するID送信プロセスとを有する。
【0022】本発明(請求項12)は、発信端末と、着
信端末と、端末間の間に呼を設定する交換網と、該交換
網に接続された該発信端末の所在を表す位置情報を該着
信端末に提供する位置情報管理センタからなるシステム
において、該発信端末に搭載される位置情報サービスプ
ログラムを格納した記憶媒体であって、定期契約におけ
る更新日時に、位置情報管理センタと同期して、自装置
内のIDを定期的に更新するID更新プロセスと、ID
を交換網を介して、着信端末に送信するID送信プロセ
スとを有する。
【0023】本発明(請求項13)は、発信端末と、着
信端末と、端末間の間に呼を設定する交換網と、該交換
網に接続された該発信端末の所在を表す位置情報を該着
信端末に提供する位置情報管理センタからなるシステム
において、該着信端末に搭載される位置情報サービスプ
ログラムを格納した記憶媒体であって、発信端末及び位
置情報管理センタとの通信を行う着信端末通信プロセス
と、発信端末から受信した暗号化位置情報を位置情報管
理センタに転送することにより位置情報要求を行い、該
位置情報管理センタから復号化された位置情報を取得す
る位置情報取得プロセスと、位置情報取得プロセスで取
得した位置情報を表示する表示プロセスと、発信端末か
ら受信した暗号化位置情報と、位置情報管理センタから
取得した位置情報とを組にして記憶手段に格納しておく
格納プロセスと、契約期間内において、記憶手段を暗号
化位置情報に基づいて検索し、位置情報を取得する検索
プロセスとを有する。
【0024】本発明(請求項14)は、発信端末と、着
信端末と、端末間の間に呼を設定する交換網と、該交換
網に接続された該発信端末の所在を表す位置情報を該着
信端末に提供する位置情報管理センタからなるシステム
において、該着信端末に搭載される位置情報サービスプ
ログラムを格納した記憶媒体であって、発信端末及び位
置情報管理センタとの通信を行う着信端末通信プロセス
と、発信端末から受信したIDと自端末の電話番号を位
置情報管理センタに転送することにより位置情報要求を
行い、該位置情報管理センタから位置情報を取得する位
置情報取得プロセスと、位置情報取得プロセスで取得し
た位置情報を表示する表示プロセスと、発信端末から受
信したIDと、位置情報管理センタから取得した位置情
報とを組にして記憶手段に格納しておく格納プロセス
と、契約期間内において、記憶手段をIDに基づいて検
索し、位置情報を取得する検索プロセスとを有する。
【0025】本発明(請求項15)は、発信端末と、着
信端末と、端末間の間に呼を設定する交換網と、該交換
網に接続された該発信端末の所在を表す位置情報を該着
信端末に提供する位置情報管理センタからなるシステム
において、該着信端末に搭載される位置情報サービスプ
ログラムを格納した記憶媒体であって、発信端末及び位
置情報管理センタとの通信を行う着信端末通信プロセス
と、発信端末から受信したIDと自端末の電話番号を位
置情報管理センタに転送することにより位置情報要求を
行い、該位置情報管理センタから位置情報を取得する位
置情報取得プロセスと、位置情報を表示する表示プロセ
スと、発信端末から受信したIDと、位置情報管理セン
タから取得した位置情報とを組にして記憶手段に格納し
ておく格納プロセスと、契約期間内において、記憶手段
をIDに基づいて検索し、位置情報を取得して、表示プ
ロセスに渡す検索プロセスとを有する。
【0026】本発明(請求項16)は、発信端末と、着
信端末と、端末間の間に呼を設定する交換網と、該交換
網に接続された該発信端末の所在を表す位置情報を該着
信端末に提供する位置情報管理センタからなるシステム
において、該位置情報管理センタの装置に搭載される位
置情報サービスプログラムを格納した記憶媒体であっ
て、発信端末及び着信端末との間で通信を行うセンタ通
信プロセスと、定期契約の更新日時に、復号化のための
鍵を定期的に更新する鍵更新プロセスと、鍵更新プロセ
スで更新された鍵を発信端末に配送する鍵配送プロセス
と、着信端末から暗号化位置情報の復号化の要求を取得
し、該着信端末の契約期限を検証し、契約期限内である
場合に、発信端末の鍵を用いて、該暗号化位置情報を復
号化して、位置情報を生成し、センタ通信プロセスを介
して該着信端末に提供する復号化プロセスとを有する。
【0027】本発明(請求項17)は、発信端末と、着
信端末と、端末間の間に呼を設定する交換網と、該交換
網に接続された該発信端末の所在を表す位置情報を該着
信端末に提供する位置情報管理センタからなるシステム
において、該位置情報管理センタの装置に搭載される位
置情報サービスプログラムを格納した記憶媒体であっ
て、着信端末との間で通信を行うセンタ通信プロセス
と、定期契約における更新日時に、発信端末と同期し
て、自装置内の鍵を定期的に更新する鍵更新プロセス
と、着信端末から暗号化位置情報の復号化の要求を取得
し、該着信端末の契約期限を検証し、契約期限内である
場合に、発信端末の鍵を用いて、該暗号化位置情報を復
号化して、位置情報を生成し、センタ通信プロセスを介
して該着信端末に提供する復号化プロセスとを有する。
【0028】本発明(請求項18)は、発信端末と、着
信端末と、端末間の間に呼を設定する交換網と、該交換
網に接続された該発信端末の所在を表す位置情報を該着
信端末に提供する位置情報管理センタからなるシステム
において、該位置情報管理センタの装置に搭載される位
置情報サービスプログラムを格納した記憶媒体であっ
て、発信端末及び着信端末との間で通信を行うセンタ通
信プロセスと、定期契約の更新日時に発信端末のIDを
定期的に更新し、ID記憶手段に格納しておくID更新
プロセスと、ID更新プロセスで更新されたIDを発信
端末に配送するID配送プロセスと、着信端末から位置
情報提供の要求を取得し、着信端末の電話番号から該着
信端末の契約期限を検証し、契約期限内である場合に、
発信端末のIDとID記憶手段に格納されているIDと
を比較することにより検証し、検証結果が正しければ、
位置情報をセンタ通信プロセスを介して該着信端末に提
供する位置情報提供プロセスとを有する。
【0029】本発明(請求項19)は、発信端末と、着
信端末と、端末間の間に呼を設定する交換網と、該交換
網に接続された該発信端末の所在を表す位置情報を該着
信端末に提供する位置情報管理センタからなるシステム
において、該位置情報管理センタの装置に搭載される位
置情報サービスプログラムを格納した記憶媒体であっ
て、発信端末及び着信端末との間で通信を行うセンタ通
信プロセスと、定期契約の更新日時に発信端末と同期し
て該発信端末のIDを定期的に更新し、ID記憶手段に
格納しておくID更新プロセスと、着信端末から位置情
報提供の要求を取得し、該着信端末の電話番号により該
着信端末の契約期限を検証し、契約期限内である場合
に、発信端末のIDとID記憶手段に格納されているI
Dとを比較することにより検証し、検証結果が正しけれ
ば、位置情報をセンタ通信プロセスを介して該着信端末
に提供する位置情報提供プロセスとを有する。
【0030】上記のように、本発明では、発信側(公衆
電話機)の電話番号が発信者または、着信者に対して秘
匿されると共に、定期契約している着信者のみに位置情
報(サービス)を提供できる。
【0031】また、位置情報サービスシステムでは、発
信端末に暗号化を行う手段を有し、位置情報を定期的に
(契約期限時には必ず)更新される鍵または、発信端末
のIDを使って暗号して着信端末に送信し、着信端末で
は位置情報管理センタに復号化依頼することで位置情報
を取得する。更に、位置情報管理センタが復号化依頼に
対する認証、期限確認の手段を有することにより、契約
期間以降のデータの再利用が不可能となるため、契約期
限以降は確実に位置情報取得が不可能となる。また、着
信端末に一度取得した位置情報と復号化前の暗号化位置
情報をペアにしてキャッシュに蓄える手段を有し、受け
取った暗号化位置情報がキャッシュにヒットした時にペ
アの位置情報を使用する(鍵更新のタイミングでキャッ
シュをクリアする)。このようにキャッシュを利用する
ことで、鍵更新の期間内でデータの再利用が可能とな
り、位置情報管理センタとの通信コストの削減が図れ
る。また、着信端末に一度取得した位置情報と発信端末
IDをペアにしてキャッシュに蓄える手段を有し、受け
取った発信端末IDがキャッシュにヒットした時にペア
の位置情報を使用する(発信端末ID更新のタイミング
でキャッシュをクリアする)。このようにキャッシュを
利用することで、発信端末ID更新の期間内でデータの
再利用が可能となり、発信端末に暗号化手段が不要とな
ると共に、位置情報管理センタとの通信コストの削減が
図れる。
【0032】また、認証課金を位置情報管理センタと着
信端末との間で行うため、網サービスを利用しないた
め、位置情報取得用のネットワークが限定されない。ま
た、位置情報管理センタへの未契約者からのリクエスト
が防止できる。
【0033】
【発明の実施の形態】本発明は、公衆電話機に蓄えられ
ているIDまたは、位置情報をサービス装置に暗号化し
て送付し、当該サービス装置が位置情報管理センタに対
して復号化を依頼することで、電話番号が非公開・非通
知の公衆電話機からの通話において、サービス装置に対
して位置情報の提供を行い、サービス装置による位置情
報を使用したサービス提供を可能にするものである。
【0034】また、位置情報を使用したサービスの利用
時に、着信端末(利用者)に対する課金を可能にするも
のである。
【0035】また、位置情報管理センタにおいて、着信
者と定期契約を締結し、契約している着信端末にのみ位
置情報を提供するものである。そのための方法として
は、以下の方法がある。
【0036】(1) 発信端末において位置情報をワン
タイム暗号化して、着信端末に送信し、着信端末では、
位置情報管理センタに復号化依頼することで位置情報を
得る。
【0037】(2) 位置情報管理センタが復号依頼に
対する認証・期限確認を行う。
【0038】(3) 認証課金を位置情報管理センタと
着信端末間で行う。
【0039】(4) ワンタイム暗号化の鍵を自動生成
し、発信端末でワンタイム暗号化じに着信端末電話番号
を使用し、位置情報センタで復号化時に着信端末電話番
号の検査を行うことで、着信端末を特定する。
【0040】(5) 発信端末において、定期的に更新
される鍵を用いて位置情報を暗号化して、着信端末に送
信し、着信端末で位置情報管理センタに復号化を依頼
し、位置情報管理センタが復号化依頼に対する認証・期
限確認を行い、正当であれば、位置情報を着信端末に提
供する。
【0041】(6) 発信端末において、定期的に更新
される発信端末IDを用いて位置情報を暗号化して、着
信端末に送信し、着信端末で位置情報管理センタに復号
化を依頼し、位置情報管理センタが復号化依頼に対する
認証・期限確認を行い、正当であれば、位置情報を着信
端末に提供する。
【0042】(7) 着信端末に一度取得した位置情報
と復号化前の暗号化位置情報をペアにしてキャシュに蓄
積し、受け取った暗号化位置情報がキャシュの内容にヒ
ットした場合にペアの位置情報を使用する(鍵更新のタ
イミングでキャッシュをクリアする)。
【0043】(8) 着信端末に一度取得した位置情報
と発信端末IDをペアにしてキャシュに蓄積し、受け取
った発信端末IDがキャシュの内容にヒットした場合に
ペアの位置情報を使用する(発信端末ID更新のタイミ
ングでキャッシュをクリアする)。
【0044】(9) 網サービスを利用せずに認証課金
を位置情報管理センタと着信端末の間で行う。
【0045】
【実施例】以下、図面と共に、本発明の実施例を説明す
る。
【0046】[第1の実施例]本実施例では、定期契約
による位置情報を提供する場合において、位置情報管理
センタで、着信端末のユーザが期限内のユーザであるか
を確認すると共に、位置情報管理センタ及び発信端末で
定期的に鍵の更新を行う例を説明する。また、本実施例
では、着信端末にキャッシュを設け、位置情報管理セン
タから取得した位置情報と鍵をペアにして格納してお
き、鍵の更新期間内においてデータの再利用を可能した
例を示す。
【0047】図2は、本発明の第1の実施例のシステム
構成を示す。同図に示すシステムは、発信端末100、
電話交換網200(以下、交換網と記す)、着信端末3
00及び位置情報管理センタ400から構成される。
【0048】発信端末100は、位置情報と暗号化のた
めのマスタ鍵を隠匿して保持し、発信時に位置情報を暗
号化して送信する機能を有し、マスタ鍵を位置情報管理
センタ400から送られる鍵に更新する機能を有する電
話機である。
【0049】発信端末100は、暗号化部110、通信
部120、及び鍵更新部130から構成される。
【0050】暗号化部110は、マスタ鍵(鍵更新部1
30で更新された最新の鍵)を用いて、位置情報を暗号
化する。
【0051】通信部120は、通常の電話機の機能に加
え、発信時に暗号化部110で暗号化された暗号化位置
情報を送信する。また、位置情報管理センタ400から
の着信を識別して着信したデータを鍵更新部130に渡
す。
【0052】鍵更新部130は、位置情報管理センタ4
00から受信した鍵をマスタ鍵として登録することでマ
スタ鍵の更新を行う。
【0053】電話交換網200は、ユーザ間の情報伝送
を行うネットワークである。
【0054】着信端末300は、通常の電話機機能に加
え、送られてきた暗号化位置情報を位置情報管理センタ
400に復号化を依頼し、復号化された位置情報を表示
する機能を有する。
【0055】着信端末300は、通信部310、位置情
報取得部320、表示部330、格納部340、検索部
350、及びキャッシュ360を有する。
【0056】通信部310は、通常の電話機の通信手段
に加え、暗号化位置情報を受信した時に、暗号化位置情
報を位置情報取得部320に渡す。
【0057】位置情報取得部320は、通信部310か
ら暗号化位置情報を受け取ると、ダイヤルボタン入力等
により、ユーザに復号化の意思確認を行い、意思が確認
されると、キャッシュに暗号化位置情報があるかどうか
を検索する。暗号化位置情報が存在している場合には、
それに対になっている位置情報を取得する。また、暗号
化位置情報が存在しない場合には位置情報管理センタ4
00に接続し、暗号化位置情報を送り、位置情報を取得
し、格納部340に渡す。また、位置情報を取得した後
に、位置情報フォーマットに従って、表示可能な形式に
変換し、表示部330に渡す。なお、位置情報管理セン
タ400との接続手段は、電話網やインターネットや専
用線等なんでもよい。
【0058】表示部330は、位置情報取得部320か
ら受け取った位置情報や意思確認メッセージを表示する
ディスプレイ等である。
【0059】格納部340は、位置情報取得部320か
ら受け取った暗号化位置情報と位置情報を対にしてキャ
ッシュ360に格納する。
【0060】検索部350は、位置情報取得部320か
ら受け取った暗号化位置情報を元にキャッシュ360の
中の位置情報を検索する。
【0061】キャッシュ360は、暗号化位置情報と位
置情報を対にして登録されているデータベースである。
【0062】位置情報管理センタ400は、ある一定期
間(定期契約の期限毎)にマスタ鍵を更新して、すべて
の発信端末へ配送し、着信端末300から配送された暗
号化位置情報を復号化し、着信端末300へ位置情報を
提供する。
【0063】位置情報管理センタ400は、復号化部4
10、契約者DB420、鍵配送部430、鍵更新部4
50、発信端末電話番号DB460から構成される。
【0064】復号化部410は、契約者DB420から
の情報を基に、着信端末300の電話番号の確認や「Ch
allenge&Response」等による着信端末の認証や、要求者
ID/パスワードの確認等を行うことで、要求者の識別
を行い、さらに、要求者の契約有効期限のチェックを実
施し、成功すると、保存してあるマスタ鍵を用いて受け
取った暗号化位置情報を復号化し、得られた位置情報を
返却する。
【0065】契約者DB420は、位置情報を取得する
ことができる契約者のデータベースであり、定期契約を
端末固定にする場合には、契約者の名前や端末電話番
号、契約期間などを登録しているデータベースとし、定
期契約をカードID固定にする場合には、カード認証に
関わるデータと契約期間などを登録しているデータベー
スとする。
【0066】鍵配送部430は、鍵更新部450で更新
された鍵を発信端末電話番号DB460を参照して、全
ての発信端末100の電話番号に発呼・配送する(但
し、鍵の配送は、電話交換網200ではなくてもよく、
インターネットや専用線等でもよい)。
【0067】鍵更新部440は、一定期間毎に乱数発生
関数等で発生した乱数をマスタ鍵として登録すると共
に、鍵配送部430に更新後のマスタ鍵を渡す。
【0068】発信端末電話番号DB460は、発信端末
毎の電話番号を保持する。
【0069】次に、上記の構成における各装置の動作を
説明する。なお、以下のフーチャートによる各ステップ
を各装置に搭載されるプログラムとして構築し、各装置
に接続されるディスク装置、内蔵されるメモリ、また
は、フロッピー(登録商標)ディスクや、CD−ROM
等の可搬記憶媒体に格納しておき、本発明を実施する際
にインストールすることにより、容易に本発明を実現で
きる。
【0070】最初に、発信端末100の動作について説
明する。
【0071】図3は、本発明の第1の実施例の発信端末
の動作を示すフローチャートである。
【0072】ステップ501) オフフックされた場合
にはステップ502に移行し、そうでない場合にはステ
ップ510に移行する。
【0073】ステップ502) 着信先の電話番号をダ
イヤル入力する。
【0074】ステップ503) 暗号化部110で位置
情報をマスタ鍵を用いて暗号化し、暗号化位置情報とし
て通信部120に送る。
【0075】ステップ504) 通信部120は、ダイ
ヤルされた着信先電話番号に発呼して暗号化位置情報を
送信する。
【0076】ステップ505) 接続に成功した場合に
はステップ506に移行し、そうでない場合にはステッ
プ509に移行する。
【0077】ステップ506) 着信端末300との通
話を開始する。
【0078】ステップ507) 着信端末から切断また
は、自端末でオンフックした場合にはステップ508に
移行し、そうでない場合には、切断要求または、オンフ
ックを待機する。
【0079】ステップ508) 切断処理を行う。
【0080】ステップ509) 接続に失敗した場合い
はエラー処理を行う。
【0081】ステップ510) ステップ501におい
てオフフックされない場合において、着信があった場合
には、ステップ511に移行し、そうでない場合にはス
テップ501に移行する。
【0082】ステップ511) 位置情報管理センタ4
00からの着信の場合にはステップ512に移行し、そ
うでない場合にはステップ515に移行する。当該判定
は、発信者番号通知などで位置情報管理センタ400か
らの着信であるかを判定するものとする。
【0083】ステップ512) 位置情報管理センタ4
00から送付された情報からマスタ鍵を取り出す。な
お、UUI送信の場合には、セットアップデータ中のU
UIからマスタ鍵を取り出す。
【0084】ステップ513) 鍵更新部130は、送
付されたマスタ鍵で、自端末内のマスタ鍵を更新する。
【0085】ステップ514) 位置情報管理センタ4
00との接続を切断する。
【0086】ステップ515) 位置情報管理センタ4
00以外からの着信の場合には、通常の電話機の着信動
作を行う。
【0087】次に、着信端末300の動作について説明
する。
【0088】図4は、本発明の第1の実施例の着信端末
の動作を示すフローチャートである。
【0089】ステップ601) 着信があった場合には
ステップ602に移行し、そうでない場合には待機す
る。
【0090】ステップ602) 着信の鳴動がある。
【0091】ステップ603) 接続が成功した場合に
はステップ605に移行し、そうでない場合にはステッ
プ604に移行する。
【0092】ステップ604) エラー処理を行い、当
該処理を終了する。
【0093】ステップ605) 通話を開始する。
【0094】ステップ606) 発信端末100からの
暗号化位置情報を受信した場合には、ステップ607に
移行し、そうでない場合にはステップ617に移行す
る。
【0095】ステップ607) UUIで送信された場
合には、セットアップデータのUUIを解釈して暗号化
位置情報を抽出する。
【0096】ステップ608) 位置情報の取得には課
金されるため、着信者に位置情報取得の意思を確認する
ための表示を行う。但し、デフォルトの設定が有る場合
には当該処理は行わない。なお、当該処理は省略しても
よい。
【0097】ステップ609) 位置情報の取得の意思
が着信者に有る場合にはステップ610に移行し、そう
でない場合にはステップ617に移行する。
【0098】ステップ610) 検索部350におい
て、キャッシュ360に暗号化位置情報が格納されてい
るかを判定し、格納されている場合には、ステップ61
6に移行する。格納されていない場合には、ステップ6
11に移行する。
【0099】ステップ611) 位置情報管理センタ4
00へ暗号化位置情報及び着信端末電話番号を送信す
る。
【0100】ステップ612) 位置情報管理センタ4
00から復号化ができない旨の通知があった場合(エラ
ー通知)には、ステップ613に移行し、そうでに場合
にはステップ614に移行する。
【0101】ステップ613) エラー処理を行いステ
ップ617に移行する。
【0102】ステップ614) 位置情報取得部320
は、位置情報管理センタ400から位置情報を受信す
る。
【0103】ステップ615) 格納部340におい
て、位置情報及びステップ606で受信した暗号化位置
情報をキャッシュ360に格納する。
【0104】ステップ616) 表示部330におい
て、位置情報を表示する。
【0105】ステップ617) 発信端末100から切
断された場合、または、自端末でオンフックにした場合
には、ステップ618に移行し、そうでない場合には、
切断要求または、オンフックを待機する。
【0106】ステップ618) 切断処理を行い、当該
処理を終了する。
【0107】次に、位置情報管理センタ400における
動作を説明する。
【0108】まず、鍵更新・鍵配送の処理について説明
する。
【0109】図5は、本発明の第1の実施例の位置情報
管理センタにおける鍵更新処理のフローチャートであ
る。
【0110】ステップ701) 鍵更新部450は、計
時手段から更新日時が到来したかを取得し、更新日時に
なった場合にはステップ702に移行し、そうでない場
合には、それまで待機する。
【0111】ステップ702) 鍵更新部450は、乱
数を発生させる。
【0112】ステップ703) 生成された乱数を用い
て、新マスタ鍵を生成し、メモリ内に格納する。
【0113】ステップ704) 鍵配信部430は、発
信端末電話番号DB460を参照して、発信端末100
の電話番号を取り出す。
【0114】ステップ705) 各発信端末100へ新
マスタ鍵を配送する。
【0115】ステップ706) 全ての発信端末100
への鍵配送が終了したら、当該処理を終了し、終了しな
い場合にはステップ704に移行する。
【0116】次に、復号化の処理について説明する。
【0117】図6は、本発明の第1の実施例の位置情報
管理センタにおける復号化処理のフローチャートであ
る。
【0118】ステップ801) 着信端末300から暗
号化位置情報と着信端末電話をデータとして受信する。
【0119】ステップ802) 復号化部410は、着
信端末の電話番号で、契約者DB420を検索し、当該
着信者が契約期限内であるかを判定し、期限ないである
場合には、ステップ803に移行し、そうでない場合に
は、復号化を行わずに、ステップ806に移行する。
【0120】ステップ803) 期限内である着信者か
らの暗号化位置情報を復号化する。 ステップ804) 復号化の正当性の検証を行い、復号
化が成功している場合にはステップ805に移行し、そ
うでない場合にはステップ806に移行する。なお、復
号化の正当性のチェックのついては後述する。
【0121】ステップ805) 位置情報を着信端末3
00に送信する。
【0122】ステップ806) エラー処理を行う。
【0123】次に、上記のステップ804における復号
化の正当性のチェックについて説明する。図7は、本発
明の第1の実施例の復号化の正当性をチェックを説明す
るための図である。同図中の○内の数字と、以下の説明
の数字は対応するものとする。
【0124】発信端末100において、マスタ鍵で位
置情報及び検証用データ(または、着信電話番号)を暗
号化して、位置情報管理センタ400に着信端末300
を経由して送信すると、位置情報管理センタ400で
は、マスタ鍵を用いて暗号化位置情報を復号化し、位置
情報と検証用データを得る。位置情報管理センタ40
0では、予め自装置内にある検証用データと復号化され
た検証用データの同一性を判定し、同一である場合に
は、当該復号化が正当であると判断する。
【0125】次に、本実施例におけるシステムにおける
一連の動作について説明する。
【0126】図8は、本発明の第1の実施例のシステム
におけるシーケンスチャートである。
【0127】発信端末100において、着信電話番号を
ダイヤルする(ステップ901)。次に、暗号化部11
0でマスタ鍵及び着信電話番号を用いて位置情報を暗号
化し、暗号化位置情報を生成する(ステップ902)。
通信部120は、発呼時に、暗号化位置情報をUUIで
送信する(ステップ903)。
【0128】交換網200は、当該発呼を着信端末30
0にUUIで転送する(ステップ904)。
【0129】着信端末300は、オフフックし、暗号化
位置情報を受信し(ステップ905)、応答信号を交換
網200に返却する(ステップ906)。これにより、
交換網200は、発信端末100と着信端末300を呼
接続する(ステップ907)。
【0130】着信端末300の位置情報取得部320に
おいて、着信者に対して位置情報の取得を希望するかの
意思確認を行い(ステップ908)、取得希望の場合に
は、検索部350において、キャッシュ360を検索
し、受信した暗号化位置情報と同じ情報が格納されてい
るかを判定し、格納されている場合には、期限内である
ことから、格納されている位置情報を再利用して表示部
330に表示する(ステップ917)。キャッシュ36
0に同じ暗号化位置情報がない場合には、位置情報管理
センタ400に接続し、(ステップ911)、暗号化位
置情報と自端末の電話番号を位置情報管理センタ400
に送信する(ステップ912)。
【0131】位置情報管理センタ400では、復号化部
410において暗号化位置情報を復号し(ステップ91
3)、前述の復号化の正当性の検証を行い(ステップ9
14)、正当であった場合には位置情報を着信端末30
0に送信する(ステップ915)。
【0132】着信端末300に位置情報取得部320で
は、取得した位置情報を格納部340に転送し、格納部
340において、先に受信した暗号化位置情報と共に、
当該位置情報をキャッシュ360に格納する。さらに、
表示部330において、取得した位置情報を表示する
(ステップ917)。
【0133】[第2の実施例]本実施例では、着信端末
300において、キャッシュを用いずに、ICカードを
利用する場合について説明する。
【0134】なお、位置情報管理センタ400及び発信
端末100におけるマスタ鍵の更新処理、発信端末10
0での暗号化の処理、復号化の正当性のチェックについ
ては、前述の第1の実施例と同様である。
【0135】図9は、本発明の第2の実施例のシステム
構成を示す。同図中の構成において、前述の第1の実施
例の図2と同一構成部分には、同一符号を付し、その説
明を省略する。
【0136】本実施例では、図9に示すシステムにおい
て、着信端末300の構成のみが異なる。着信端末30
0は、通信部310、位置情報取得部320、表示部3
30、カード制御部380からなり、当該着信端末30
0には、ICカード370が挿入されるものとする。
【0137】本実施例における着信端末300の動作を
説明する。
【0138】図10は、本発明の第2の実施例の着信端
末の処理のフローチャートである。なお、以下のフーチ
ャートによる各ステップを各装置に搭載されるプログラ
ムとして構築し、各装置に接続されるディスク装置、内
蔵されるメモリ、または、フロッピーディスクや、CD
−ROM等の可搬記憶媒体に格納しておき、本発明を実
施する際にインストールすることにより、容易に本発明
を実現できる。
【0139】ステップ1001) 着信端末300の通
信部310に着信があった場合には、ステップ1002
に移行し、そうでない場合には待機する。
【0140】ステップ1002) 着信があると鳴動が
ある。
【0141】ステップ1003) 発信端末100との
接続が成功した場合にはステップ1005に移行し、そ
うでない場合にはステップ1004に移行する。
【0142】ステップ1004) エラー処理を行い、
当該処理を終了する。
【0143】ステップ1005) 発信端末100の通
話を開始する。
【0144】ステップ1006) 発信端末100から
の暗号化位置情報を受信した場合には、ステップ100
7に移行し、そうでない場合にはステップ1015に移
行する。
【0145】ステップ1007) UUIで送信された
場合には、セットアップデータのUUIを解釈して暗号
化位置情報を抽出する。
【0146】ステップ1008) 位置情報の取得には
課金されるため、着信者に位置情報取得の意思を確認す
るための表示を行う。但し、デフォルトの設定が有る場
合には当該処理は行わない。なお、当該処理は省略して
もよい。
【0147】ステップ1009) 位置情報の取得の意
思が着信者に有る場合にはステップ1010に移行し、
そうでない場合にはステップ1015に移行する。
【0148】ステップ1010) カード制御部380
において、位置情報管理センタ400に暗号化位置情報
とカードIDを送信し、位置情報管理センタ400から
の応答を取得する。ICカード370に暗号化位置情報
が格納されている場合には、位置情報管理センタ400
に対して暗号化位置情報は送信せずに、ステップ101
4において、ICカードから位置情報を読み出して表示
部330に表示する。 ステップ1011) 位置情報管理センタ400から復
号化ができない旨の通知があった場合(エラー通知)に
は、ステップ1012に移行し、そうでに場合にはステ
ップ1013に移行する。
【0149】ステップ1012) エラー処理を行いス
テップ1015に移行する。
【0150】ステップ1013) 位置情報取得部32
0は、位置情報管理センタ400から位置情報を受信す
る。
【0151】ステップ1014) 表示部330におい
て、位置情報を表示する。
【0152】ステップ1015) 発信端末100から
切断された場合、または、自端末でオンフックにした場
合には、ステップ1015に移行し、そうでない場合に
は、切断要求または、オンフックを待機する。
【0153】ステップ1016) 切断処理を行い、当
該処理を終了する。
【0154】次に、位置情報管理センタ400における
動作を説明する。
【0155】図11は、本発明の第2の実施例の位置情
報管理センタにおける復号化処理のフローチャートであ
る。
【0156】ステップ1101) 着信端末300から
暗号化位置情報を受信した場合には、ステップ1102
に移行し、そうでない場合には、受信を待機する。
【0157】ステップ1102) 着信端末300から
暗号化位置情報とカードIDを取得すると、当該IDに
基づいてカード認証を行い、認証が成功した場合にはス
テップ1103に移行し、そうでない場合にはステップ
1105に移行する。なお、カード認証は、既存の認証
方法を用いるものとし、特に認証方法は限定しない。 ステップ1103) カードIDの認証に成功した場合
において、暗号化位置情報をマスタ鍵で復号化する。
【0158】ステップ1104) 復号化された位置情
報を着信端末300に送信する。
【0159】次に、本実施例のシステムにおける一連の
動作を説明する。
【0160】図12は、本発明の第2の実施例のシステ
ムにおけるシーケンスチャートである。
【0161】発信端末100において、着信電話番号を
ダイヤルする(ステップ1201)。次に、暗号化部1
10でマスタ鍵及び着信電話番号を用いて位置情報を暗
号化し、暗号化0置情報を生成する(ステップ120
2)。通信部120は、発呼時に、暗号化位置情報をU
UIで送信する(ステップ1203)。
【0162】交換網200は、当該発呼を着信端末30
0にUUIで転送する(ステップ1204)。
【0163】着信端末300は、オフフックし、暗号化
位置情報を受信し(ステップ1205)、応答信号を交
換網200に返却する(ステップ1206)。これによ
り、交換網200は、発信端末100と着信端末300
を呼接続する(ステップ1207)。
【0164】着信端末300の位置情報取得部320に
おいて、着信者に対して位置情報の取得を希望するかの
意思確認を行い(ステップ1208)、取得希望の場合
には、ICカード制御部380においてICカード37
0を検索し、受信した暗号化位置情報と同じ情報が格納
されているかを判定し、格納されている場合には、期限
内であることから、格納されている位置情報を再利用し
て表示部330に表示する(ステップ1209)。キャ
ッシュ360に同じ暗号化位置情報がない場合には、位
置情報管理センタ400に接続し、(ステップ120
9)、ICカード370からカードIDを読み取り(ス
テップ1210)、暗号化位置情報とカードIDを位置
情報管理センタ400に送信する(ステップ121
1)。
【0165】位置情報管理センタ400では、復号化部
410において認証のためのChallenge データを生成し
(ステップ1212)、当該データを着信端末300に
送信し(ステップ1213)、ICカード370内にで
認証演算を行い(ステップ1214)、認証応答を位置
情報管理センタ400に返却する(ステップ121
5)。位置情報管理センタ400では、カード認証を行
い(ステップ1216)、カードが正当なものであれ
ば、暗号化位置情報を復号し(ステップ1217)、
(前述の復号化の正当性の検証を行い、正当であった場
合には)位置情報を着信端末300に送信する(ステッ
プ1218)。
【0166】着信端末300に位置情報取得部320で
は、カード制御部380を介して取得した位置情報を先
に受信した暗号化位置情報と共にICカード370に書
き込むと共に、表示部330において、取得した位置情
報を表示する(ステップ1219)。
【0167】[第3の実施例]本実施例は、前述の第1
の実施例において、位置情報管理センタ400から鍵配
送を行わず、位置情報管理センタ400及び発信端末1
00において単独で定期的(同期して)に鍵を更新する
例である。
【0168】これは、着信者の契約内容により何等かの
方法により位置情報管理センタ400から発信端末10
0に対して定期更新日等を通知しておき、同じタイミン
グでマスタ鍵を更新するものである。
【0169】図13は、本発明の第3の実施例のシステ
ム構成を示す。同図において、図2と同一構成部分には
同一符号を付し、その説明を省略する。
【0170】位置情報管理センタ400は、図2の構成
より鍵配送部430と発信端末電話番号DB460とを
取り除いたものであり、他の構成は、図2と同様であ
る。
【0171】但し、定期的に、位置情報管理センタ40
0の鍵更新部450と、発信端末100の鍵更新部13
0においてマスタ鍵を更新する点において異なる。
【0172】[第4の実施例]本実施例は、前述の第2
の実施例において、位置情報管理センタ400から鍵配
送を行わず、位置情報管理センタ400及び発信端末1
00において単独で定期的(同期して)に鍵を更新する
例である。
【0173】これは、着信者の契約内容により何等かの
方法により位置情報管理センタ400から発信端末10
0に対して定期更新日等を通知しておき、同じタイミン
グでマスタ鍵を更新するものである。
【0174】図14は、本発明の第4の実施例のシステ
ム構成を示す。同図において、図9と同一構成部分には
同一符号を付し、その説明を省略する。
【0175】位置情報管理センタ400は、図9の構成
より鍵配送部430と発信端末電話番号DB460とを
取り除いたものであり、他の構成は、図9と同様であ
る。
【0176】つまり、位置情報管理センタ400から交
換網200を介して発信端末100に鍵を送信するので
はなく、定期的に、位置情報管理センタ400の鍵更新
部450と、発信端末100の鍵更新部130におい
て、独立して、双方と同期をとって(予め決められた更
新日時に)マスタ鍵を更新する点において異なる。
【0177】この同期を用いる方法は、送信側と受信側
とが、例えば、時刻などの同期したデータを『種』とし
て、生成した乱数を暗号化(ワーク鍵)として用いる。
乱数を生成する種のデータが同期しているので、送信側
のワーク鍵と受信側のワーク鍵は同じである。送信側
は、送信データをワーク鍵を用いて暗号化して受信側に
送る。受信側は、受け取った暗号化された送信データを
ワーク鍵を用いて復号化し、受信データを獲得する。こ
の場合、同期したデータを毎回変えることによって暗号
化のたびに異なる暗号結果を得ることができる。
【0178】また、鍵の更新方法として、あるデータを
暗号化して送信する際に、復号可能で毎回異なる暗号化
結果を得るワンタイム暗号化を行う方法がある。
【0179】このワンタイム暗号化は、乱数により生成
した毎回異なる暗号化鍵(ワーク鍵)を用いてデータの
暗号化を行うことで、毎回異なる暗号化結果が得られ
る。復号化は、鍵配送方式と知られる方法(“暗号理論
入門”岡本英治著、共立出版、「公衆電話機位置情報利
用システム装置」特願平11−253640号)で、送
信側で別の鍵(マスタ鍵)を用いて暗号化鍵(ワーク
鍵)を暗号化して受信側に配送し、受信側は、送信側の
暗号化用マスタ鍵に対応した復号化用マスタ鍵を用い
て、暗号化されたワーク鍵を元のワーク鍵に復号化す
る。次に、受信側は、得られた元のワーク鍵を用いて、
受け取った暗号化された送信データを復号化して受信デ
ータを取得する。送信側と受信側のそれぞれのマスタ鍵
は、ワーク鍵の暗号化を対象暗号化方式で行う場合に
は、共通の鍵が使用されるが、非対象暗号化方式に従っ
て行う場合には、暗号化マスタ鍵と、この暗号化マスタ
鍵に対応した復号化用マスタ鍵が使用される。
【0180】[第5の実施例]本実施例は、前述の第1
の実施例において、位置情報管理センタ400と発信端
末100で、マスタ鍵更新する処理を説明したが、本実
施例では、鍵の代わりに発信端末のIDを用いる点で異
なる。
【0181】図15は、本発明の第5の実施例のシステ
ム構成を示す。同図において、図2と同一構成部分に
は、同一符号を付し、その説明を省略する。
【0182】図15において、発信端末100において
は、図2の鍵更新部130の代わりにID更新部150
が設けられ、図2に示すマスタ鍵、位置情報、及び暗号
化部110が不要となり、暗号化位置情報を着信端末3
00に送る処理の代わりに、単に、発信端末100のI
Dを送信する。
【0183】位置情報センタ400においては、図2の
鍵更新部470の代わりにID更新部490が、復号化
部410の代わりに提供部440が具備される。
【0184】図15に示すシステム構成において、位置
情報管理センタ400は、定期的に発信端末100に対
してIDの更新をID配送部470を介して通知する。
これにより、発信端末100では、位置情報管理センタ
400と同期してIDを更新する。これにより、発信端
末100では、位置情報の暗号化を行わずに、発信端末
100のIDのみを着信端末300に送信する。
【0185】着信端末300では、IDを受け取ると、
当該IDを位置情報要求として位置情報管理センタ40
0に送信する。
【0186】位置情報管理センタ400では、IDを受
け取ると、提供部440において、ID/DB480と
契約者DB420を検索し、位置情報要求に対する着信
端末の認証と期限確認を行う。なお、このとき、第1の
実施例と同様に、着信端末300にキャッシュ360を
有することで、位置情報と発信端末のIDをペアにして
格納しておくことにより、契約期限内であれば、位置情
報管理センタ400に位置情報要求を発行する必要がな
い。
【0187】図16は、本発明の第5の実施例の発信端
末の動作を示すフローチャートである。
【0188】ステップ1301) オフフックされた場
合にはステップ1302に移行し、そうでない場合には
ステップ1309に移行する。
【0189】ステップ1302) 着信先の電話番号を
ダイヤル入力する。
【0190】ステップ1303) 通信部120は、ダ
イヤルされた着信先電話番号に発呼して自端末のIDを
送信する。
【0191】ステップ1304) 接続に成功した場合
にはステップ1305に移行し、そうでない場合にはス
テップ1308に移行する。
【0192】ステップ1305) 着信端末300との
通話を開始する。
【0193】ステップ1306) 着信端末から切断ま
たは、自端末でオンフックした場合にはステップ130
7に移行し、そうでない場合には、切断要求または、オ
ンフックを待機する。
【0194】ステップ1307) 切断処理を行う。
【0195】ステップ1308) 接続に失敗した場合
いはエラー処理を行う。
【0196】ステップ1309) ステップ1301に
おいてオフフックされない場合において、着信があった
場合には、ステップ1316に移行し、そうでない場合
にはステップ1301に移行する。
【0197】ステップ1310) 位置情報管理センタ
400からの着信の場合にはステップ1311に移行
し、そうでない場合にはステップ1314に移行する。
当該判定は、発信者番号通知などで位置情報管理センタ
400からの着信であるかを判定するものとする。
【0198】ステップ1311) 位置情報管理センタ
400から送付された情報からIDを取り出す。なお、
UUI送信の場合には、セットアップデータ中のUUI
からIDを取り出す。
【0199】ステップ1312) ID更新部150
は、送付されたIDで、自端末内のIDを更新する。
【0200】ステップ1313) 位置情報管理センタ
400との接続を切断する。
【0201】ステップ1314) 位置情報管理センタ
400以外からの着信の場合には、通常の電話機の着信
動作を行う。
【0202】次に、着信端末300の動作について説明
する。
【0203】図17は、本発明の第5の実施例の着信端
末の動作を示すフローチャートである。
【0204】ステップ1401) 着信があった場合に
はステップ1402に移行し、そうでない場合には待機
する。
【0205】ステップ1402) 着信の鳴動がある。
【0206】ステップ1403) 接続が成功した場合
にはステップ1405に移行し、そうでない場合にはス
テップ1404に移行する。
【0207】ステップ1404) エラー処理を行い、
当該処理を終了する。
【0208】ステップ1405) 通話を開始する。
【0209】ステップ1406) 発信端末100から
のIDを受信した場合には、ステップ1407に移行
し、そうでない場合にはステップ1417に移行する。
【0210】ステップ1407) UUIで送信された
場合には、セットアップデータのUUIを解釈してID
を抽出する。
【0211】ステップ1408) 位置情報の取得には
課金されるため、着信者に位置情報取得の意思を確認す
るための表示を行う。但し、デフォルトの設定が有る場
合には当該処理は行わない。なお、当該処理は省略して
もよい。
【0212】ステップ1409) 位置情報の取得の意
思が着信者に有る場合にはステップ1410に移行し、
そうでない場合にはステップ1417に移行する。
【0213】ステップ1410) 検索部350におい
て、キャッシュ360にIDが格納されているかを判定
し、格納されている場合には、ステップ1416に移行
する。格納されていない場合には、ステップ1411に
移行する。
【0214】ステップ1411) 位置情報管理センタ
400へID及び着信端末電話番号を送信する。
【0215】ステップ1412) 位置情報管理センタ
400から認証できない旨の通知があった場合(エラー
通知)には、ステップ1413に移行し、そうでに場合
にはステップ1414に移行する。
【0216】ステップ1413) エラー処理を行い、
ステップ1417に移行する。
【0217】ステップ1414) 位置情報取得部32
0は、位置情報管理センタ400から位置情報を受信す
る。
【0218】ステップ1415) 格納部340におい
て、位置情報及びIDをキャッシュ360に格納する。
【0219】ステップ1416) 表示部330におい
て、位置情報を表示する。
【0220】ステップ1417) 発信端末100から
切断された場合、または、自端末でオンフックにした場
合には、ステップ1418に移行し、そうでない場合に
は、切断要求または、オンフックを待機する。
【0221】ステップ1418) 切断処理を行い、当
該処理を終了する。
【0222】次に、位置情報管理センタ400における
動作を説明する。
【0223】まず、ID更新・ID配送の処理について
説明する。
【0224】図18は、本発明の第5の実施例の位置情
報管理センタにおけるID更新処理のフローチャートで
ある。
【0225】ステップ1501) ID更新部490
は、計時手段から更新日時が到来したかを取得し、更新
日時になった場合にはステップ1502に移行し、そう
でない場合には、それまで待機する。
【0226】ステップ1502) ID更新部490
は、乱数を発生させる。
【0227】ステップ1503) 生成された乱数を用
いて、新IDを生成し、メモリ内に格納する。
【0228】ステップ1504) ID配送部470
は、発信端末電話番号DB460を参照して、発信端末
100の電話番号を取り出す。
【0229】ステップ1505) 各発信端末100へ
新IDを配送する。
【0230】ステップ1506) 全ての発信端末10
0へのID配送が終了したら、当該処理を終了し、終了
しない場合にはステップ1504に移行する。
【0231】次に、復号化の処理について説明する。
【0232】図19は、本発明の第5の実施例の位置情
報管理センタにおける位置情報提供処理のフローチャー
トである。
【0233】ステップ1601) 着信端末300から
IDと着信端末電話をデータとして受信する。
【0234】ステップ1602) 提供部440は、着
信端末の電話番号で、契約者DB420を検索し、当該
着信者が契約期限内であるかを判定し、期限ないである
場合には、ステップ1603に移行し、そうでない場合
には、位置情報の提供を行わずに、ステップ1606に
移行する。
【0235】ステップ1603) 期限内である着信者
からの着信者を認証する。
【0236】ステップ1604) 認証の正当性の検証
を行い、着信者の認証が成功している場合にはステップ
1605に移行し、そうでない場合にはステップ160
6に移行する。
【0237】ステップ1605) 位置情報を着信端末
300に送信する。
【0238】ステップ1606) エラー処理を行う。
【0239】なお、上記の図16〜図19までの各フロ
ーチャートの処理の各ステップを各装置に搭載されるプ
ログラムとして構築し、各装置に接続されるディスク装
置、内蔵されるメモリ、または、フロッピーディスク
や、CD−ROM等の可搬記憶媒体に格納しておき、本
発明を実施する際にインストールすることにより、容易
に本発明を実現できる。
【0240】[第6の実施例]本実施例では、前述の第
5の実施例では、位置情報管理センタ400から定期的
に発信端末100にIDを配送する例を示したが、本実
施例では、位置情報蟹センタ400からのIDの配送な
しに、発信端末100において位置情報管理センタ40
0と同期してIDを更新する。
【0241】図20は、本発明の第6の実施例のシステ
ム構成を示す。同図では、位置情報管理センタ400に
おけるID配送部470と発信端末電話番号DB460
が不要となる。
【0242】同図の構成において、発信端末100と位
置情報管理センタ400は何等かの方法(所定の更新
日)により同期してIDを更新するものとする。
【0243】本実施例のシステムにおける動作は、第5
の実施例での位置情報管理センタ400からIDの配送
を行わず、定期的に所定の日時に、位置情報管理センタ
400と発信端末100においてIDを更新する処理以
外は、前述の第5の実施例と同様である。
【0244】上述のように、代表的な実施例を説明した
が、本発明は、上記の実施例に限定されることなく、特
許請求の範囲内において、種々変更・応用が可能であ
る。
【0245】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、発信端
末及び位置情報管理センタにおいて、位置情報を定期的
に(契約期限時は必ず)更新される鍵または、発信端末
IDを使って暗号化して着信端末に送信し、着信端末で
は、位置情報センタに復号化依頼することで位置情報を
得ることにより、契約期間以降のデータの再利用が不可
能となる。また、位置情報管理センタが復号化依頼に対
する認証・期限確認を行うことにより、不正使用ができ
なくなる。
【0246】また、位置情報管理センタが復号化依頼に
対する認証・期限確認を行うことにより、位置情報管理
センタへの未契約者からのリクエストが防止できる。
【0247】また、キャッシュを利用することにで、鍵
更新または、ID更新期間内でデータの再利用が可能で
あり、位置情報管理センタと着信端末の通信コストが削
減できる。
【0248】また、位置情報管理センタより発信端末に
更新されたIDを送り、発信端末において当該IDのみ
を着信端末に送ることにより、発信端末に暗号化の手段
が不要となり、発信端末のコストが削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の第1の実施例のシステム構成図であ
る。
【図3】本発明の第1の実施例の発信端末の動作を示す
フローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施例の着信端末の動作を示す
フローチャートである。
【図5】本発明の第1の実施例の位置情報管理センタに
おける鍵更新処理のフローチャートである。
【図6】本発明の第1の実施例の位置情報管理センタに
おける復号化処理のフローチャートである。
【図7】本発明の第1の実施例の復号化の正当性チェッ
クを説明するための図である。
【図8】本発明の第1の実施例のシステムにおけるシー
ケンスチャートである。
【図9】本発明の第2の実施例のシステム構成図であ
る。
【図10】本発明の第2の実施例の着信端末の処理のフ
ローチャートである。
【図11】本発明の第2の実施例の位置情報管理センタ
における復号化処理のフローチャートである。
【図12】本発明の第2の実施例のシステムにおけるシ
ーケンスチャートである。
【図13】本発明の第3の実施例のシステム構成図であ
る。
【図14】本発明の第4の実施例のシステム構成図であ
る。
【図15】本発明の第5の実施例のシステム構成図であ
る。
【図16】本発明の第5の実施例の発信端末の動作を示
すフローチャートである。
【図17】本発明の第5の実施例の着信端末の動作を示
すフローチャートである。
【図18】本発明の第5の実施例の位置情報管理センタ
におけるID更新処理のフローチャートである。
【図19】本発明の第5の実施例の位置情報管理センタ
における位置情報提供処理のフローチャートである。
【図20】本発明の第6の実施例のシステム構成図であ
る。
【符号の説明】
100 発信端末 110 暗号化手段、暗号化部 120 発信端末通信手段、通信部 130 鍵更新手段、鍵更新部 150 ID更新部 200 交換網 300 着信端末 310 着信端末通信手段、通信部 320 位置情報取得手段、位置情報取得部 330 表示手段、表示部 340 格納手段、格納部 350 検索手段、検索部 360 キャッシュ 370 ICカード 380 カード制御部 400 位置情報管理センタ 401 センタ通信手段 410 復号化手段、復号化部 420 契約者DB 430 鍵配送手段、鍵配送部 440 提供部 450 鍵更新手段、鍵更新部 460 発信端末電話番号DB 470 ID配送部 480 ID/DB 490 ID更新部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09C 1/00 660 G09C 1/00 660F H04L 9/08 H04M 1/57 9/14 11/00 302 9/32 17/00 H04M 1/57 H04L 9/00 601B 11/00 302 601E 17/00 641 673B (72)発明者 安永 健治 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 嶺 真一 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5J104 AA01 AA07 AA16 BA01 EA06 EA18 EA26 KA02 KA03 KA04 KA06 NA02 NA03 NA05 NA35 PA11 5K024 AA61 AA71 BB00 BB04 CC01 DD01 DD02 DD04 DD05 DD06 EE08 FF03 GG00 GG01 GG10 HH00 5K036 AA09 BB04 BB18 EE01 EE11 JJ04 5K040 AA01 BB05 EE01 EE06 5K101 KK08 KK13 KK16 KK17 KK19 KK20 LL01 LL03 MM07 NN18 NN21 NN48 PP03

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発信端末と、着信端末と、端末間の通信
    手段間に呼を設定する交換網と、該交換網に接続された
    該発信端末の所在を表す位置情報を該着信端末に提供す
    る位置情報管理センタからなる位置情報サービスシステ
    ムであって、 前記発信端末は、 前記位置情報管理センタから配送される鍵により、自装
    置内の鍵を更新する鍵更新手段と、 前記鍵を用いて位置情報を暗号化して暗号化位置情報を
    生成する暗号化手段と、 前記暗号化手段で暗号化された前記暗号化位置情報を前
    記交換網を介して、前記着信端末に送信する発信端末通
    信手段とを有し、 前記着信端末は、 前記発信端末及び前記位置情報管理センタとの通信を行
    う着信端末通信手段と、 前記発信端末から受信した前記暗号化位置情報を前記位
    置情報管理センタに転送することにより位置情報要求を
    行い、該位置情報管理センタから復号化された位置情報
    を取得する位置情報取得手段と、 前記位置情報取得手段で取得した前記位置情報を表示す
    る表示手段と、 前記発信端末から受信した前記暗号化位置情報と、前記
    位置情報管理センタから取得した前記位置情報とを組に
    して記憶手段に格納しておく格納手段と、 契約期間内において、前記記憶手段を前記暗号化位置情
    報に基づいて検索し、位置情報を取得する検索手段とを
    有し、 前記位置情報管理センタは、 前記発信端末及び前記着信端末との間で通信を行うセン
    タ通信手段と、 定期契約の更新日時に、復号化のための鍵を定期的に更
    新する鍵更新手段と、 前記鍵更新手段で更新された前記鍵を前記発信端末に配
    送する鍵配送手段と、 前記着信端末から前記暗号化位置情報の復号化の要求を
    取得し、該着信端末の契約期限を検証し、契約期限内で
    ある場合に、前記発信端末の前記鍵を用いて、該暗号化
    位置情報を復号化して、位置情報を生成し、前記センタ
    通信手段を介して該着信端末に提供する復号化手段とを
    有することを特徴とする位置情報サービスシステム。
  2. 【請求項2】 発信端末と、着信端末と、端末間の通信
    手段間に呼を設定する交換網と、該交換網に接続された
    該発信端末の所在を表す位置情報を該着信端末に提供す
    る位置情報管理センタからなる位置情報サービスシステ
    ムであって、 前記発信端末は、 定期契約における更新日時に、前記位置情報管理センタ
    と同期して、自装置内の鍵を定期的に更新する鍵更新手
    段と、 前記鍵を用いて位置情報を暗号化して暗号化位置情報を
    生成する暗号化手段と、 前記暗号化手段で暗号化された前記暗号化位置情報を前
    記交換網を介して、前記着信端末に送信する発信端末通
    信手段とを有し、 前記着信端末は、 前記発信端末及び前記位置情報管理センタとの通信を行
    う着信端末通信手段と、 前記発信端末から受信した前記暗号化位置情報を前記位
    置情報管理センタに転送することにより位置情報要求を
    行い、該位置情報管理センタから復号化された位置情報
    を取得する位置情報取得手段と、 前記位置情報取得手段で取得した前記位置情報を表示す
    る表示手段と、 前記発信端末から受信した前記暗号化位置情報と、前記
    位置情報管理センタから取得した前記位置情報とを組に
    して記憶手段に格納しておく格納手段と、 契約期間内において、前記記憶手段を前記暗号化位置情
    報に基づいて検索し、位置情報を取得する検索手段とを
    有し、 前記位置情報管理センタは、 前記発信端末及び前記着信端末との間で通信を行うセン
    タ通信手段と、 定期契約における更新日時に、前記発信端末と同期し
    て、自装置内の鍵を定期的に更新する鍵更新手段と、 前記着信端末から前記暗号化位置情報の復号化の要求を
    取得し、該着信端末の契約期限を検証し、契約期限内で
    ある場合に、前記発信端末の前記鍵を用いて、該暗号化
    位置情報を復号化して、位置情報を生成し、前記センタ
    通信手段を介して該着信端末に提供する復号化手段とを
    有することを特徴とする位置情報サービスシステム。
  3. 【請求項3】 発信端末と、着信端末と、端末間の通信
    手段間に呼を設定する交換網と、該交換網に接続された
    該発信端末の所在を表す位置情報を該着信端末に提供す
    る位置情報管理センタからなる位置情報サービスシステ
    ムであって、 前記発信端末は、 前記位置情報管理センタから配送されるIDにより、自
    装置内のIDを更新するID更新手段と、 前記IDを前記交換網を介して、前記着信端末に送信す
    るID送信手段とを有し、 前記着信端末は、 前記発信端末及び前記位置情報管理センタとの通信を行
    う着信端末通信手段と、 前記発信端末から受信した前記IDと自端末の電話番号
    を前記位置情報管理センタに転送することにより位置情
    報要求を行い、該位置情報管理センタから位置情報を取
    得する位置情報取得手段と、 前記位置情報取得手段で取得した前記位置情報を表示す
    る表示手段と、 前記発信端末から受信した前記IDと、前記位置情報管
    理センタから取得した前記位置情報とを組にして記憶手
    段に格納しておく格納手段と、 契約期間内において、前記記憶手段を前記IDに基づい
    て検索し、位置情報を取得する検索手段とを有し、 前記位置情報管理センタは、 前記発信端末及び前記着信端末との間で通信を行うセン
    タ通信手段と、 定期契約の更新日時に前記発信端末のIDを定期的に更
    新し、ID記憶手段に格納しておくID更新手段と、 前記ID更新手段で更新された前記IDを前記発信端末
    に配送するID配送手段と、 前記着信端末から前記位置情報提供の要求を取得し、着
    信端末の電話番号から該着信端末の契約期限を検証し、
    契約期限内である場合に、前記発信端末の前記IDと前
    記ID記憶手段に格納されているIDとを比較すること
    により検証し、検証結果が正しければ、位置情報を前記
    センタ通信手段を介して該着信端末に提供する位置情報
    提供手段とを有することを特徴とする位置情報サービス
    システム。
  4. 【請求項4】 発信端末と、着信端末と、端末間の通信
    手段間に呼を設定する交換網と、該交換網に接続された
    該発信端末の所在を表す位置情報を該着信端末に提供す
    る位置情報管理センタからなる位置情報サービスシステ
    ムであって、 前記発信端末は、 定期契約における更新日時に、前記位置情報管理センタ
    と同期して、自装置内のIDを定期的に更新するID更
    新手段と、 前記IDを前記交換網を介して、前記着信端末に送信す
    るID送信手段とを有し、 前記着信端末は、 前記発信端末及び前記位置情報管理センタとの通信を行
    う着信端末通信手段と、 前記発信端末から受信した前記IDと自端末の電話番号
    を前記位置情報管理センタに転送することにより位置情
    報要求を行い、該位置情報管理センタから位置情報を取
    得する位置情報取得手段と、 前記位置情報を表示する表示手段と、 前記発信端末から受信した前記IDと、前記位置情報管
    理センタから取得した前記位置情報とを組にして記憶手
    段に格納しておく格納手段と、 契約期間内において、前記記憶手段を前記IDに基づい
    て検索し、位置情報を取得して、前記表示手段に渡す検
    索手段とを有し、 前記位置情報管理センタは、 前記発信端末及び前記着信端末との間で通信を行うセン
    タ通信手段と、 定期契約の更新日時に前記発信端末と同期して該発信端
    末のIDを定期的に更新し、ID記憶手段に格納してお
    くID更新手段と、 前記着信端末から前記位置情報提供の要求を取得し、該
    着信端末の電話番号により該着信端末の契約期限を検証
    し、契約期限内である場合に、前記発信端末の前記ID
    と前記ID記憶手段に格納されているIDとを比較する
    ことにより検証し、検証結果が正しければ、位置情報を
    前記センタ通信手段を介して該着信端末に提供する位置
    情報提供手段とを有することを特徴とする位置情報サー
    ビスシステム。
  5. 【請求項5】 発信端末と、着信端末と、端末間の通信
    手段間に呼を設定する交換網と、該交換網に接続された
    該発信端末の所在を表す位置情報を該着信端末に提供す
    る位置情報管理センタからなるシステムにおいて、位置
    情報を提供する位置情報サービス方法において、 前記位置情報管理センタにおいて契約期間の更新日時に
    鍵を定期的に更新し、 更新された前記鍵を前記発信端末に送信し、 前記発信端末では、 前記位置情報管理センタから配送された鍵により、自装
    置内の鍵を更新し、 前記鍵を用いて位置情報を暗号化して暗号化位置情報を
    生成し、 暗号化された前記暗号化位置情報を前記交換網を介し
    て、前記着信端末に送信し、 前記着信端末において、 前記発信端末から前記暗号化位置情報を受信し、 前回受信した前記暗号化位置情報と該暗号化位置情報に
    対応する前記位置情報管理センタから取得した位置情報
    が記憶されている位置情報記憶手段を、今回受信した前
    記暗号化位置情報に基づいて検索し、 位置情報が検索できた場合には、該位置情報を表示し、 位置情報が検索できない場合には、前記暗号化位置情報
    と自端末の電話番号を前記位置情報管理センタに転送す
    ることにより位置情報要求を行い、 前記位置情報センタにおいて、 前記着信端末から前記暗号化位置情報の復号化の要求を
    取得し、該着信端末の電話番号で該着信端末の契約期限
    を検証し、契約期限内である場合に、前記発信端末の前
    記鍵を用いて、該暗号化位置情報を復号化して、位置情
    報を生成して該着信端末に送信し、 前記着信端末では、 前記位置情報管理センタから復号化された位置情報を取
    得し、 前記位置情報取得手段で取得した前記位置情報を表示
    し、 前記発信端末から受信した前記暗号化位置情報と、前記
    位置情報管理センタから取得した前記位置情報とを組に
    して前記位置情報記憶手段に格納することを特徴とする
    位置情報サービス方法。
  6. 【請求項6】 発信端末と、着信端末と、端末間の通信
    手段間に呼を設定する交換網と、該交換網に接続された
    該発信端末の所在を表す位置情報を該着信端末に提供す
    る位置情報管理センタからなるシステムにおいて、位置
    情報を提供する位置情報サービス方法において、 前記位置情報管理センタと前記発信端末において、同期
    して契約期間の更新日時に定期的に鍵を更新し、 前記発信端末では、 前記位置情報管理センタから配送された鍵により、自装
    置内の鍵を更新し、 前記鍵を用いて位置情報を暗号化して暗号化位置情報を
    生成し、 暗号化された前記暗号化位置情報を前記交換網を介し
    て、前記着信端末に送信し、 前記着信端末において、 前記発信端末から前記暗号化位置情報を受信し、 前回受信した前記暗号化位置情報と該暗号化位置情報に
    対応する前記位置情報管理センタから取得した位置情報
    が記憶されている位置情報記憶手段を、今回受信した前
    記暗号化位置情報に基づいて検索し、 位置情報が検索できた場合には、該位置情報を表示し、 位置情報が検索できない場合には、前記暗号化位置情報
    と自端末の電話番号を前記位置情報管理センタに転送す
    ることにより位置情報要求を行い、 前記位置情報センタにおいて、 前記着信端末から前記暗号化位置情報の復号化の要求を
    取得し、該着信端末の電話番号に基づいて着信端末の契
    約期限を検証し、契約期限内である場合に、前記発信端
    末の前記鍵を用いて、該暗号化位置情報を復号化して、
    位置情報を生成して該着信端末に送信し、 前記着信端末では、 前記位置情報管理センタから復号化された位置情報を取
    得し、 前記位置情報取得手段で取得した前記位置情報を表示
    し、 前記発信端末から受信した前記暗号化位置情報と、前記
    位置情報管理センタから取得した前記位置情報とを組に
    して前記位置情報記憶手段に格納することを特徴とする
    位置情報サービス方法。
  7. 【請求項7】 発信端末と、着信端末と、端末間の通信
    手段間に呼を設定する交換網と、該交換網に接続された
    該発信端末の所在を表す位置情報を該着信端末に提供す
    る位置情報管理センタからなるシステムにおける位置情
    報サービス方法において、 前記位置情報管理センタにおいて契約期間の更新日時に
    IDを定期的に更新し、ID記憶手段に格納しておき、 更新された前記IDを前記発信端末に送信し、 前記発信端末では、 前記位置情報管理センタから配送されたIDにより、自
    装置内のIDを更新し、 前記IDを前記交換網を介して、前記着信端末に送信
    し、 前記着信端末において、 前記発信端末から前記IDを受信し、 前回受信したIDと該IDに対応する前記位置情報管理
    センタから取得した位置情報が記憶されている位置情報
    記憶手段を、今回受信した前記IDに基づいて検索し、 位置情報が検索できた場合には、該位置情報を表示し、 位置情報が検索できない場合には、前記IDと自端末の
    電話番号を前記位置情報管理センタに転送することによ
    り位置情報要求を行い、 前記位置情報センタにおいて、 前記着信端末から前記IDと前記電話番号を取得し、該
    電話番号に基づいて該着信端末の契約期限を検証し、契
    約期限内である場合に、取得した端末の前記IDと前記
    ID記憶手段に格納されているIDとを比較することに
    より検証して、検証結果が正しい場合に、位置情報を該
    着信端末に送信し、 前記着信端末では、 前記位置情報管理センタから位置情報を取得して表示
    し、 前記発信端末から受信した前記IDと、前記位置情報管
    理センタから取得した前記位置情報とを組にして前記位
    置情報記憶手段に格納することを特徴とする位置情報サ
    ービス方法。
  8. 【請求項8】 発信端末と、着信端末と、端末間の通信
    手段間に呼を設定する交換網と、該交換網に接続された
    該発信端末の所在を表す位置情報を該着信端末に提供す
    る位置情報管理センタからなるシステムにおいて、位置
    情報を提供する位置情報サービス方法において、 前記位置情報管理センタと前記発信端末において、同期
    して契約期間の更新日時にIDを定期的に更新し、 前記発信端末では、 前記IDを前記交換網を介して、前記着信端末に送信
    し、 前記着信端末において、 前記発信端末から前記IDを受信し、 前回受信したIDと該IDに対応する前記位置情報管理
    センタから取得した位置情報が記憶されている位置情報
    記憶手段を、今回受信した前記IDに基づいて検索し、 位置情報が検索できた場合には、該位置情報を表示し、 位置情報が検索できない場合には、前記IDと自端末の
    電話番号を前記位置情報管理センタに転送することによ
    り位置情報要求を行い、 前記位置情報センタにおいて、 前記着信端末から前記IDと前記電話番号を取得し、該
    電話番号に基づいて該着信端末の契約期限を検証し、契
    約期限内である場合に、取得した端末の前記IDと前記
    ID記憶手段に格納されているIDとを比較することに
    より検証して、検証結果が正しい場合に、位置情報を該
    着信端末に送信し、 前記着信端末では、 前記位置情報管理センタから位置情報を取得して表示
    し、 前記発信端末から受信した前記IDと、前記位置情報管
    理センタから取得した前記位置情報とを組にして前記位
    置情報記憶手段に格納することを特徴とする位置情報サ
    ービス方法。
  9. 【請求項9】 発信端末と、着信端末と、端末間の間に
    呼を設定する交換網と、該交換網に接続された該発信端
    末の所在を表す位置情報を該着信端末に提供する位置情
    報管理センタからなるシステムにおいて、該発信端末に
    搭載される位置情報サービスプログラムを格納した記憶
    媒体であって、 前記位置情報管理センタから配送される鍵により、自装
    置内の鍵を更新する鍵更新プロセスと、 前記鍵を用いて位置情報を暗号化して暗号化位置情報を
    生成する暗号化プロセスと、 前記暗号化プロセスで暗号化された前記暗号化位置情報
    を前記交換網を介して 、前記着信端末に送信する発信端末通信プロセスとを有
    することを特徴とする位置情報サービスプログラムを格
    納した記憶媒体。
  10. 【請求項10】 発信端末と、着信端末と、端末間の間
    に呼を設定する交換網と、該交換網に接続された該発信
    端末の所在を表す位置情報を該着信端末に提供する位置
    情報管理センタからなるシステムにおいて、該発信端末
    に搭載される位置情報サービスプログラムを格納した記
    憶媒体であって、 定期契約における更新日時に、前記位置情報管理センタ
    と同期して、自装置内の鍵を定期的に更新する鍵更新プ
    ロセスと、 前記鍵を用いて位置情報を暗号化して暗号化位置情報を
    生成する暗号化プロセスと、 前記暗号化プロセスで暗号化された前記暗号化位置情報
    を前記交換網を介して、前記着信端末に送信する発信端
    末通信プロセスとを有することを特徴とする位置情報サ
    ービスプログラムを格納した記憶媒体。
  11. 【請求項11】 発信端末と、着信端末と、端末間の間
    に呼を設定する交換網と、該交換網に接続された該発信
    端末の所在を表す位置情報を該着信端末に提供する位置
    情報管理センタからなるシステムにおいて、該発信端末
    に搭載される位置情報サービスプログラムを格納した記
    憶媒体であって、 前記位置情報管理センタから配送されるIDにより、自
    装置内のIDを更新するID更新プロセスと、 前記IDを前記交換網を介して、前記着信端末に送信す
    るID送信プロセスとを有することを特徴とする位置情
    報サービスプログラムを格納した記憶媒体。
  12. 【請求項12】 発信端末と、着信端末と、端末間の間
    に呼を設定する交換網と、該交換網に接続された該発信
    端末の所在を表す位置情報を該着信端末に提供する位置
    情報管理センタからなるシステムにおいて、該発信端末
    に搭載される位置情報サービスプログラムを格納した記
    憶媒体であって、 定期契約における更新日時に、前記位置情報管理センタ
    と同期して、自装置内のIDを定期的に更新するID更
    新プロセスと、 前記IDを前記交換網を介して、前記着信端末に送信す
    るID送信プロセスとを有することを特徴とする位置情
    報サービスプログラムを格納した記憶媒体。
  13. 【請求項13】 発信端末と、着信端末と、端末間の間
    に呼を設定する交換網と、該交換網に接続された該発信
    端末の所在を表す位置情報を該着信端末に提供する位置
    情報管理センタからなるシステムにおいて、該着信端末
    に搭載される位置情報サービスプログラムを格納した記
    憶媒体であって、 前記発信端末及び前記位置情報管理センタとの通信を行
    う着信端末通信プロセスと、 前記発信端末から受信した前記暗号化位置情報を前記位
    置情報管理センタに転送することにより位置情報要求を
    行い、該位置情報管理センタから復号化された位置情報
    を取得する位置情報取得プロセスと、 前記位置情報取得プロセスで取得した前記位置情報を表
    示する表示プロセスと、 前記発信端末から受信した前記暗号化位置情報と、前記
    位置情報管理センタから取得した前記位置情報とを組に
    して記憶手段に格納しておく格納プロセスと、 契約期間内において、前記記憶手段を前記暗号化位置情
    報に基づいて検索し、位置情報を取得する検索プロセス
    とを有することを特徴とする位置情報サービスプログラ
    ムを格納した記憶媒体。
  14. 【請求項14】 発信端末と、着信端末と、端末間の間
    に呼を設定する交換網と、該交換網に接続された該発信
    端末の所在を表す位置情報を該着信端末に提供する位置
    情報管理センタからなるシステムにおいて、該着信端末
    に搭載される位置情報サービスプログラムを格納した記
    憶媒体であって、 前記発信端末及び前記位置情報管理センタとの通信を行
    う着信端末通信プロセスと、 前記発信端末から受信した前記IDと自端末の電話番号
    を前記位置情報管理センタに転送することにより位置情
    報要求を行い、該位置情報管理センタから位置情報を取
    得する位置情報取得プロセスと、 前記位置情報取得プロセスで取得した前記位置情報を表
    示する表示プロセスと、 前記発信端末から受信した前記IDと、前記位置情報管
    理センタから取得した前記位置情報とを組にして記憶手
    段に格納しておく格納プロセスと、 契約期間内において、前記記憶手段を前記IDに基づい
    て検索し、位置情報を取得する検索プロセスとを有する
    ことを特徴とする位置情報サービスプログラムを格納し
    た記憶媒体。
  15. 【請求項15】 発信端末と、着信端末と、端末間の間
    に呼を設定する交換網と、該交換網に接続された該発信
    端末の所在を表す位置情報を該着信端末に提供する位置
    情報管理センタからなるシステムにおいて、該着信端末
    に搭載される位置情報サービスプログラムを格納した記
    憶媒体であって、 前記発信端末及び前記位置情報管理センタとの通信を行
    う着信端末通信プロセスと、 前記発信端末から受信した前記IDと自端末の電話番号
    を前記位置情報管理センタに転送することにより位置情
    報要求を行い、該位置情報管理センタから位置情報を取
    得する位置情報取得プロセスと、 前記位置情報を表示する表示プロセスと、 前記発信端末から受信した前記IDと、前記位置情報管
    理センタから取得した前記位置情報とを組にして記憶手
    段に格納しておく格納プロセスと、 契約期間内において、前記記憶手段を前記IDに基づい
    て検索し、位置情報を取得して、前記表示プロセスに渡
    す検索プロセスとを有することを特徴とする位置情報サ
    ービスプログラムを格納した記憶媒体。
  16. 【請求項16】 発信端末と、着信端末と、端末間の間
    に呼を設定する交換網と、該交換網に接続された該発信
    端末の所在を表す位置情報を該着信端末に提供する位置
    情報管理センタからなるシステムにおいて、該位置情報
    管理センタの装置に搭載される位置情報サービスプログ
    ラムを格納した記憶媒体であって、 前記発信端末及び前記着信端末との間で通信を行うセン
    タ通信プロセスと、 定期契約の更新日時に、復号化のための鍵を定期的に更
    新する鍵更新プロセスと、 前記鍵更新プロセスで更新された前記鍵を前記発信端末
    に配送する鍵配送プロセスと、 前記着信端末から前記暗号化位置情報の復号化の要求を
    取得し、該着信端末の契約期限を検証し、契約期限内で
    ある場合に、前記発信端末の前記鍵を用いて、該暗号化
    位置情報を復号化して、位置情報を生成し、前記センタ
    通信プロセスを介して該着信端末に提供する復号化プロ
    セスとを有することを特徴とする位置情報サービスプロ
    グラムを格納した記憶媒体。
  17. 【請求項17】 発信端末と、着信端末と、端末間の間
    に呼を設定する交換網と、該交換網に接続された該発信
    端末の所在を表す位置情報を該着信端末に提供する位置
    情報管理センタからなるシステムにおいて、該位置情報
    管理センタの装置に搭載される位置情報サービスプログ
    ラムを格納した記憶媒体であって、 前記着信端末との間で通信を行うセンタ通信プロセス
    と、 定期契約における更新日時に、前記発信端末と同期し
    て、自装置内の鍵を定期的に更新する鍵更新プロセス
    と、 前記着信端末から前記暗号化位置情報の復号化の要求を
    取得し、該着信端末の契約期限を検証し、契約期限内で
    ある場合に、前記発信端末の前記鍵を用いて、該暗号化
    位置情報を復号化して、位置情報を生成し、前記センタ
    通信プロセスを介して該着信端末に提供する復号化プロ
    セスとを有することを特徴とする位置情報サービスプロ
    グラムを格納した記憶媒体。
  18. 【請求項18】 発信端末と、着信端末と、端末間の間
    に呼を設定する交換網と、該交換網に接続された該発信
    端末の所在を表す位置情報を該着信端末に提供する位置
    情報管理センタからなるシステムにおいて、該位置情報
    管理センタの装置に搭載される位置情報サービスプログ
    ラムを格納した記憶媒体であって、 前記発信端末及び前記着信端末との間で通信を行うセン
    タ通信プロセスと、 定期契約の更新日時に前記発信端末のIDを定期的に更
    新し、ID記憶手段に格納しておくID更新プロセス
    と、 前記ID更新プロセスで更新された前記IDを前記発信
    端末に配送するID配送プロセスと、 前記着信端末から前記位置情報提供の要求を取得し、着
    信端末の電話番号から該着信端末の契約期限を検証し、
    契約期限内である場合に、前記発信端末の前記IDと前
    記ID記憶手段に格納されているIDとを比較すること
    により検証し、検証結果が正しければ、位置情報を前記
    センタ通信プロセスを介して該着信端末に提供する位置
    情報提供プロセスとを有することを特徴とする位置情報
    サービスプログラムを格納した記憶媒体。
  19. 【請求項19】 発信端末と、着信端末と、端末間の間
    に呼を設定する交換網と、該交換網に接続された該発信
    端末の所在を表す位置情報を該着信端末に提供する位置
    情報管理センタからなるシステムにおいて、該位置情報
    管理センタの装置に搭載される位置情報サービスプログ
    ラムを格納した記憶媒体であって、 前記発信端末及び前記着信端末との間で通信を行うセン
    タ通信プロセスと、 定期契約の更新日時に前記発信端末と同期して該発信端
    末のIDを定期的に更新し、ID記憶手段に格納してお
    くID更新プロセスと、 前記着信端末から前記位置情報提供の要求を取得し、該
    着信端末の電話番号により該着信端末の契約期限を検証
    し、契約期限内である場合に、前記発信端末の前記ID
    と前記ID記憶手段に格納されているIDとを比較する
    ことにより検証し、検証結果が正しければ、位置情報を
    前記センタ通信プロセスを介して該着信端末に提供する
    位置情報提供プロセスとを有することを特徴とする位置
    情報サービスプログラムを格納した記憶媒体。
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