JP3761070B2 - パネル可動装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば車載用の電子機器のようにパネルが筐体に可動状態に支持されているパネル可動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5は従来の車載用電子機器のパネル可動装置を示す側面図である。
【0003】
車載用電子機器の筐体側には金属製の支持板52が設けられ、ノーズ部と称される液晶パネルなどの表示部材や各種操作釦を有するパネルの両側部にはガイド駆動板51が固定されている。前記ガイド駆動板51が前記支持板52内を移動可能に支持されていることにより、前記筐体の前方でパネルが移動できるようになっている。
【0004】
ガイド駆動板51には支持板52側に向く金属製のピン53が突設されている。前記ピン53は前記支持板52に形成された案内長穴54内を摺動可能とされている。ガイド駆動板51には円弧状の摺動穴56が形成され、この摺動穴56に支持板52に設けられた摺動ピン58が摺動自在に挿入されている。ガイド駆動板51の曲線部分にはギヤ歯55が形成されており、このギヤ歯55は筐体側に設けられたピニオン歯車57と噛み合っている。
【0005】
図5の状態では、前記ガイド駆動板51に固定されたパネルがほぼ垂直姿勢で筐体の前方に位置している。前記ピニオン歯車57に図示しないモータからの回転駆動力が与えられ、ギヤ歯55に移動力が与えられると、摺動穴56が摺動ピン58に案内されてガイド駆動板51およびパネルに反時計方向への回動力が与えられるとともにピン53が案内長穴54内を下方へ移動して、ガイド駆動板51とこれに固定されたパネルの下端が前方へ移動するように、前記ガイド駆動板51が動作する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来例では、金属板で形成された支持板52に形成された案内長穴54内をピン53が移動できるようにするために、案内長穴54とピン53との間に摺動のための若干の隙間を形成しておくことが必要である。そのため、車体振動などが与えられたときに、前記隙間内でピン53ががたついて機械的なノイズが発生しやすい。
【0007】
また、ガイド駆動板51とパネルとが回動し、ピン53が案内長穴54の上端または下端に当るときにも金属音が生じる問題がある。特に、ガイド駆動板51が反時計方向へ回動してピン53がパネルに作用する重力方向である下方へ移動し、ピン53が案内長穴54の下端に当たるときの金属音が大きくなる。
【0008】
またピン53が金属製の場合には、ガイド駆動板51が回動するときに、ピン53と案内長穴54の内縁との間の機械的摺動音も大きくなる。また前記ピン53を樹脂などで形成すると、ピン53の断面積が小さいため、ピン53の表面が摩耗したときに、ピン53が破断しやすくなる。
【0009】
本発明は上記課題を解決するものであり、パネルが移動するときに、ピンと案内長穴とのがたつき音や摺動音および、ピンが案内長穴の端部に当たるときの当接音も生じ難いパネル可動装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、筐体側の支持部と、前記支持部に案内される突部が設けられたパネルとを有し、前記パネルが前記筐体に対して可動状態に支持されたパネル可動装置において、
前記支持部には、前記突部を案内する案内長穴を有する案内部材が支持されており、前記案内部材は、少なくとも前記突部が前記案内長穴の端部に移動したときに前記案内長穴で前記突部を弾性的に挟圧するものであることを特徴とするものである。
【0011】
すなわち、少なくとも、前記パネルが重力方向へ移動し、前記突部が前記案内長穴の下方端部に移動したときに、前記案内長穴で前記突部を弾性的に挟圧するものである。
【0012】
例えば、前記案内部材は、全体が弾性変形可能な材料で形成されており、前記案内長穴の内幅寸法が、前記突部の外径寸法よりも小さく形成されており、前記案内長穴の全長にわたって、前記突部が前記案内長穴で弾性的に挟圧されるものである。
【0013】
本発明では、パネルに直接にまたは他の部材を介して設けられた突部が、案内長穴を摺動し、少なくともその端部に移動するときに、突部が案内長穴で挟圧されるため、突部が案内長穴の端部に当たる衝撃を緩和でき、突部が案内長穴の前記端部に当たるときの音を減少させることができる。また案内長穴の全長に渡って突部を挟圧できるようにすると、突部が案内長穴を摺動するときのがたつき音や摺動音を低減できる。
【0014】
また、前記案内部材には、前記案内長穴の端部に連続する切欠部が形成されていると、案内長穴の端部での前記突部に対する挟圧弾性力を前記切欠部により調整でき、前記挟圧弾性力を適度なものにできる。
【0015】
例えば、前記支持部には支持長穴が形成され、前記案内部材は前記支持長穴に挿入されるものであり、前記案内部材には前記支持長穴の内縁に当たる小突起が複数設けられて、前記小突起が設けられていない部分で、前記支持長穴内で前記案内部材が弾性変形可能に支持されているものとして構成できる。
【0016】
上記構造では、案内部材が支持部の支持長穴に支持されるため、案内部材を確実に支持でき、しかも前記案内長穴で突部を挟圧するように案内部材が弾性変形可能となる。
【0017】
この場合、前記小突起は、前記案内長穴の長手方向の中心部よりも案内長穴の端部側に位置して、前記端部側での前記案内長穴の幅の広がり方向の変形が、前記中心部よりも抑制されていると、前記小突起の位置によって突部に対する挟圧弾性力を調整でき、突部が案内長穴の端部に移動したときに、突部に対する挟圧力を大きくでき、パネルにブレーキ力を与えて、突部が案内長穴の端部に当たる衝撃音を低減できる。
【0018】
この場合も、前記小突起は、前記案内長穴の下方端部側に位置していることが好ましい。
【0019】
また、例えば、前記パネルは、前記突部が前記案内長穴を下方へ移動するに伴って、パネル下端が筐体の前方へ移動するように他の案内手段により案内されているものであり、さらに前記突部が前記案内長穴を移動するように前記パネルに移動力を与えるモータを用いた駆動手段が設けられているものとすることが可能である。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1及び図2は本発明のパネル可動装置を動作別に示す側面図、図3は突部と案内長穴との摺動状態を示す拡大側面図、図4(A)(B)(C)は案内部材の平面図、側面図、背面図である。
【0021】
図1及び図2に示すパネル可動装置が設けられた電子機器は車載用であり、筐体の前方に設けられた支持部20にノーズ部と称されるパネル30が設けられている。例えば前記筐体は、自動車内のフロントパネル内に埋設され、前記パネル30が前記フロントパネルに位置する。
【0022】
前記パネル30の前面30aは、操作面および/または表示面であり、各種操作釦が配置され、あるいは表示画面が設けられている。前記表示画面は操作釦による操作内容を表示するものであってもよいし、TV映像やカーナビゲーション用の映像を表示する比較的大型の液晶表示素子などで形成されていてもよい。
【0023】
前記パネル30の幅方向の側方にはガイド駆動板10が固定されている。ガイド駆動板10は、ほぼ半円形状の金属板により形成され、その曲線状の縁部にはギヤ歯11が形成されている。筐体内にはモータを有する駆動手段が内蔵され、この駆動手段によりピニオン歯車21が回転駆動される。このピニオン歯車21は前記ギヤ歯11に噛み合っている。
【0024】
前記ガイド駆動板10には曲線状の摺動穴12が形成されている。摺動穴12は前記ギヤ歯11とその曲率中心が若干ずれて形成されている。一方、前記支持部20の内面には摺動ピン13が固定されており、前記摺動穴12が前記摺動ピン13を摺動できるようになっている。またガイド駆動板10の上端部分には、金属製で円柱状に形成された突部としてのピン14が固定されている。
【0025】
前記支持部20は、金属板により形成されたものであり、支持部20の上側から下側に向けて斜めに延びる直線状の支持長穴23が形成されている。前記支持部20の支持長穴23には、合成樹脂製の案内部材1が嵌め込まれている。
【0026】
前記案内部材1は、図4に示すように、細長の薄板状の案内本体1aの中央に長手方向に沿って細長状の案内長穴2が形成されている。案内本体1aの裏面には前記支持長穴23内に挿入される段差部3が突出して形成されている。前記案内長穴2は前記段差部3に囲まれた領域内に形成され、前記案内長穴2の周囲部分が弾性変形可能とされている。また、案内長穴2の内幅寸法は、案内長穴2の全長に渡って一定であり、この内幅寸法Wは、前記ピン14の外径寸法Dよりもわずかに小さく形成されている。
【0027】
案内長穴2の長手方向の両端には、前記案内長穴2と連続し前記案内長穴2よりも内幅寸法が小さい(ピン14が入り込まない内幅寸法の)切欠部5,5が形成されている。また段差部3の外側面には、長手方向の両側に小突起4a,4b,4cが一体に突出形成されている。前記小突起4a,4b,4cは案内長穴2を挟んで同じ位置に対向しないように配置されており、段差部3の一方の側面には、案内長穴2の長手方向の中心に小突起4bが設けられ、段差部3の他方の側面では、前記中心よりも案内長穴2の両端部側に片寄った位置に前記小突起4aと4cが配置されている。
【0028】
図4に示すように、前記案内本体1aの長手方向の両端部および一方の側部には、U字状に折り曲げられた支持片6,6,6が一体に形成されている。前記支持片6,6,6の先端には外側に向けられた係止部6a,6a,6aが一体に形成されている。
【0029】
前記支持片6,6,6は、前記支持部20の支持長穴23の周囲に形成された係止穴24,24,24に挿入されて掛止される。このときの掛止弾性力により、案内本体1aの前記段差部3の外周部分の面が、前記支持部20に密着させられるとともに、前記小突起4a,4b,4cが前記支持長穴23の内縁に当たる。
【0030】
よって、図3に示すように、前記段差部3の側面と前記支持長穴23の内縁との間には、前記小突起4a,4b,4cが設けられた部分を除いて隙間Sが形成されている。小突起4a,4b,4cの先端が支持長穴23の内縁に当接することで、案内本体1aが支持長穴23内で動くことなく保持される。
【0031】
また図3に示すように、前記案内部材1に形成された案内長穴2にガイド駆動板10に形成されたピン14が挿入される。前記のようにピン14の外径寸法Dよりも案内長穴2の内幅寸法Wの方が小さいため、ピン14が案内長穴2内に挿入された状態で、前記案内長穴2の前記内幅寸法Wが若干広がるように、前記案内部材1の案内本体1aが前記隙間Sの範囲内で弾性変形する。また、前記小突起4a,4b,4cは案内長穴2を挟んで図3の左右両側に対向しないように配置されているため、ピン14が前記案内長穴2内を摺動するときに、ピン14が案内長穴2のどの位置にあっても、案内本体1aが弾性変形可能である。
【0032】
上記構造のパネル可動装置は、図1に示すように、ガイド駆動板10が時計方向へ回動したときに、パネル30が筐体の前方でほぼ垂直姿勢となる。図2に示すようにガイド駆動板10が反時計方向へ回動すると、パネル30の下端部分が前方へ突出し、パネル30が斜めの姿勢となる。
【0033】
このパネル可動装置では、ピニオン歯車21がモータの動力により駆動されると、ガイド駆動板10のギヤ歯11に駆動力が与えられる。そしてピン14が案内長穴2内を摺動し、さらに他の案内手段として機能する摺動穴12が摺動ピン13を摺動することにより、ガイド駆動板10およびこれに固定されたパネル30が図1と図2の姿勢との間で回動しながら移動する。
【0034】
図1では、ピン14が案内長穴2の上端に位置し、摺動穴12の下端が摺動ピン13に当たる位置にある。前記ピニオン歯車21が時計方向へ回動すると、ガイド駆動板10のギヤ歯11がa方向へ送り出される。このときガイド駆動板10に形成された摺動穴12が摺動ピン13を摺動すると同時に、前記ピン14が案内長穴2内を上端から下端へと直線状に摺動し、前記パネル30の下部が前方へ突出するようにガイド駆動板10およびパネル30が回動させられる。逆に、図2の状態から前記ピニオン歯車21が反時計方向へ回動すると、ガイド駆動板10のギヤ歯11がb方向へ送られ、摺動穴12が摺動ピン13を摺動するとともに前記ピン14が案内長穴2内を下端から上端へと摺動して、パネル30の下端が後退して図1に示す垂直姿勢に戻る。
【0035】
パネル30が図1に示す垂直姿勢から図2に示す傾斜姿勢へ至る過程において、ピン14は案内長穴2内を上端から下端へと摺動する。このとき、案内部材1が弾性変形してピン14は案内長穴2を若干押し広げながら移動する。
【0036】
前記のように小突起4a,4b,4cが案内長穴2を挟んで対向しないように配置されているので、ピン14が案内長穴2内を摺動するときに、案内長穴2のどの部分にピン14が位置しても、案内長穴2がピン14に合わせて広がるように弾性変形できる。
【0037】
案内長穴2が弾性的に若干広がることで、ピン14は、案内長穴2で軽く挟圧されながら移動する。よって、ピン14と案内長穴2の内縁との間にがたつきが生じることがない。また、案内部材1は、小突起4a,4b,4cが支持長穴23の内縁に嵌合されているので、支持部20に対して案内部材1が動くことがない。よってピン14の移動軌跡がぶれることもない。さらに案内部材1は合成樹脂製であるため、ピン14と案内長穴2の摺動抵抗が小さく、また摺動音も小さい。
【0038】
また前記案内長穴2の上下端部には、前記案内長穴2に連続する切欠部5,5が形成されているため、ピン14が案内長穴2の上下端部に移動したときも、この部分で案内長穴2が弾性的に広がることができる。案内長穴2の両側部がピン14により広げられるときの戻り弾性力は、案内長穴2の長手方向の中心部で弱く、両端部に向うにしたがって強くなる。ここで、前記切欠部5,5の長さにより、案内長穴2の端部に移動したピン14に対する案内長穴2による挟圧弾性力を調整することが可能である。
【0039】
ピン14が案内長穴2の上下端部に移動したときに案内長穴2による挟圧力が強くなるため、ピン14が案内長穴2の上下の端部に到達するときに、ピン14にブレーキ力が作用する。さらに、前記小突起4aと4cが、案内長穴2の上下端部寄りの位置に設けられているが、前記小突起が設けられている部分では、案内長穴2の拡張に対しやや抵抗力が発揮される。したがってこの小突起4a,4bが上下端部側に片寄った位置に配置されていると、これによっても、ピン14が案内長穴2の上限端部に移動したときにブレーキ力が与えられることになる。
【0040】
よって、ピン14が案内長穴2内を移動するときに、案内長穴2の上端や下端に衝撃的に当たることがなく、衝撃音を緩和できる。特に、パネル30が図1から図2に示す状態に移動するときには、パネル30が重力の作用方向へ移動するため、ピン14が重力を受けて大きな力で下方へ向って移動する。しかし前記のようにブレーキが掛けられることにより、ピン14が案内長穴2の下端に衝撃的に当たるのを防止できる。
【0041】
また、ピン14が上端または下端に到達する前でピン14にブレーキ力が作用するため、このときにガイド駆動板10を駆動するピニオン歯車21に作用する負荷が大きくなり、ピニオン歯車21を駆動するモータの音が変化する。このモータ音の変化によって、操作者は移動しているパネル30が停止に近い状態になったことを認識することができる。また図1に示す垂直姿勢や、図2に示す傾斜姿勢のときに、ピン14が案内長穴2により確実に保持されるため、図1と図2の状態でパネル30にがたつきが生じることがない。
【0042】
図1と図2に示す実施の形態では、ガイド駆動板10およびパネル30が単純な直線運動ではなく、ピン14が下降するときにパネル30の下部が前方へ突出する動作を行なう。よって、ピニオン歯車21に作用する負荷は、パネルの姿勢の変化に応じて変動し、またピン14が案内長穴2の縁部に与える圧力および、前記押圧力の作用する向きを変化させる。
【0043】
しかし、前記案内部材1に設けられた前記小突起4a,4b,4cの配置位置や数を変更することで、前記ピン14が案内長穴2に与える圧力の変化を調整することができる。
【0044】
【発明の効果】
以上説明した本発明では、支持部に設けられた案内部材に案内されてパネルが移動する際に、少なくとも突部が案内長穴の端部に移動したときに案内長穴の挟圧力でブレーキが作用し、よって突部が案内長穴の端部に当たるときの衝撃音を緩和できる。また突部が案内長穴を摺動する全行程において案内長穴で挟圧されるようにすると、突部と案内長穴のがたつき音を完全に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパネル可動装置においてパネルが垂直姿勢の状態を示す側面図、
【図2】本発明のパネル可動装置においてパネルが傾斜姿勢の状態を示す側面図、
【図3】案内部材と突部との摺動状態を説明する拡大側面図、
【図4】(A)(B)(C)は案内部材の平面図、側面図、背面図、
【図5】従来のパネル可動装置の側面図、
【符号の説明】
1 案内部材
1a 案内本体
2 案内長穴
3 段差部
4a,4b,4c 小突起
5 切欠部
6 支持片
6a 係止部
10 ガイド駆動板
11 ギヤ歯
12 摺動穴
13 摺動ピン
14 ピン(突部)
20 支持部
21 ピニオン歯車
23 支持長穴
24 係止穴
30 パネル

Claims (9)

  1. 筐体側の支持部と、前記支持部に案内される突部が設けられたパネルとを有し、前記パネルが前記筐体に対して可動状態に支持されたパネル可動装置において、
    前記支持部には、前記突部を案内する案内長穴を有する案内部材が支持されており、前記案内部材は、少なくとも前記突部が前記案内長穴の端部に移動したときに前記案内長穴で前記突部を弾性的に挟圧するものであることを特徴とするパネル可動装置。
  2. 少なくとも、前記パネルが重力方向へ移動し、前記突部が前記案内長穴の下方端部に移動したときに、前記案内長穴で前記突部を弾性的に挟圧する請求項1記載のパネル可動装置。
  3. 前記案内部材は、全体が弾性変形可能な材料で形成されており、前記案内長穴の内幅寸法が、前記突部の外径寸法よりも小さく形成されており、前記案内長穴の全長にわたって、前記突部が前記案内長穴で弾性的に挟圧される請求項1または2記載のパネル可動装置。
  4. 前記案内部材には、前記案内長穴の端部に連続する切欠部が形成されている請求項3記載のパネル可動装置。
  5. 前記支持部には支持長穴が形成され、前記案内部材は前記支持長穴に挿入されるものであり、前記案内部材には前記支持長穴の内縁に当たる小突起が複数設けられて、前記小突起が設けられていない部分で、前記支持長穴内で前記案内部材が弾性変形可能に支持されている請求項3または4記載のパネル可動装置。
  6. 前記小突起は、前記案内長穴の長手方向の中心部よりも案内長穴の端部側に位置して、前記端部側での前記案内長穴の幅の広がり方向の変形が、前記中心部よりも抑制されている請求項5記載のパネル可動装置。
  7. 前記小突起は、前記案内長穴の下方端部側に位置している請求項6記載のパネル可動装置。
  8. 前記パネルは、前記突部が前記案内長穴を下方へ移動するに伴って、パネル下端が筐体の前方へ移動するように他の案内手段により案内されている請求項1ないし7のいずれかに記載のパネル可動装置。
  9. 前記突部が前記案内長穴を移動するように前記パネルに移動力を与えるモータを用いた駆動手段が設けられている請求項1ないし8のいずれかに記載のパネル可動装置。
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