JP3760655B2 - エージング装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電解コンデンサのエージング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種エージング装置は、保護抵抗を介してコンデンサにエージング電圧を印加する印加手段と、前記コンデンサへのエージング電圧の印加経路を検査する検査手段とを備え、前記検査手段は保護抵抗とコンデンサのエージング電圧印加経路を介して交流電流を流す交流手段と、前記保護抵抗の両端の交流電圧を検出する交流検出手段とを備えた構成となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来例においては保護抵抗が断線あるいは接続不良が生じていた場合にはエージング電圧の印加経路における不良と判定することができなかった。
【0004】
すなわちこの場合でも保護抵抗の両端からは交流電圧を検出することができ、これによって誤判定をしてしまうものであった。
【0005】
そこで本発明はエージング電圧の印加経路不良を確実に検出することができるようにすることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本発明のエージング装置は、保護抵抗を介しコンデンサにエージング電圧を印加する印加手段と、エージング電圧の印加経路の検査手段として、保護抵抗とコンデンサのエージング電圧印加経路を介して交流電流を流す交流手段と、保護抵抗とコンデンサの接続点に抵抗を介して直流電流を流す直流手段と、前記保護抵抗の両端の交流電圧を検出する交流検出手段と、前記抵抗の両端の直流電圧を検出する直流検出手段とを有し、前記抵抗の抵抗値を保護抵抗よりも大きくした構成としたものであって、コンデンサへのエージング電圧印加経路の断線や接続不良を正しく検出することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1の発明は、保護抵抗を介してコンデンサにエージング電圧を印加する印加手段と、前記コンデンサへのエージング電圧の印加経路を検査する検査手段とを備え、前記検査手段は保護抵抗とコンデンサのエージング電圧印加経路を介して交流電流を流す交流手段と、保護抵抗とコンデンサの接続点に抵抗を介して直流電流を流す直流手段と、前記保護抵抗の両端の交流電圧を検出する交流検出手段と、前記抵抗の両端の直流電圧を検出する直流検出手段とを有し、前記抵抗の抵抗値を保護抵抗よりも大きくしたエージング装置としたものであって、コンデンサへのエージング電圧印加経路の断線や接続不良を正しく検出することができるという作用を奏する。
【0008】
本発明の請求項2の発明は、保護抵抗とコンデンサ間に給電端子を設け、この給電端子には保護抵抗とコンデンサを接続するための接点レバーと、検出端子とを所定間隔において当接させる構成とし、前記検出端子には交流検出手段と直流手段の少なくとも一方を接続した請求項1に記載のエージング装置としたものであって、エージング電圧経路の検査のために検出端子を給電端子に接続することにより、本来はエージング電圧経路が不完全であったものを正常と誤判定することがなくなるという作用を奏する。すなわち保護抵抗を接点レバーを介してコンデンサに接続することによりそのエージング電圧の印加経路を形成する場合において、その接点レバーを給電端子に当接させようとしていた場合にその当接不良が生じていたものを、後のエージング電圧経路の検査のために検出端子を給電端子に当接させる場合に、この検出端子が接点レバーを押して給電端子に当接させてしまった場合には、エージングが行えていないにもかかわらず、エージングで電圧が印加されるようになっていてエージングが行えたものと誤判定してしまう。
【0009】
そこで検出端子は給電端子の接点レバーより離れた場所に当接させることにして上記誤判定を防止するものである。
【0010】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
【0011】
図8はフープ状リードフレームを使用したチップ型コンデンサの斜視図であり、1はチップ型コンデンサであり、アルミやタンタル材あるいは機能性高分子材料などの素体からなり絶縁樹脂などにより外装されている。
【0012】
2はサイドフレームであり、フープ状の鉄や黄銅などの金属材でなり所定長さの短冊状に切断されたリードフレームの片側帯である。そして、3は前記リードフレームのもう一方のサイドフレームを切断分離して形成されたチップ型コンデンサ1の片方のリード端子であり、以上により製品一体リードコム4を形成している。
【0013】
すなわち、フープ状のリードフレームの両サイドフレームの間に、定間隔で複数のチップ型コンデンサ1を、一体的に連結した状態で製作したものである。
【0014】
図1〜図5において、11は本体フレームであり、鉄、黄銅などの金属板を切断、打抜き、穴あけ、曲げ加工などを行って所定形状に形成している。12は本体フレーム11の上面に密着して載置された保持板であり、例えば100〜150℃以上の耐熱性のある絶縁樹脂板材でなっている。
【0015】
本体フレーム11の上面の長手方向の片側側端部には、製品一体リードコム4のサイドフレーム2の両端直下の位置に2個の給電端子ランド16と、複数個の各チップ型コンデンサ1のリード端子3に対応した位置に、それぞれ個別で複数の導電性金属材の箔などでなる配線パターン(図示せず)に連結した給電端子ランド15が形成されている。
【0016】
そして、給電端子ランド15および16の表面には耐蝕性、耐磨耗性のあるメッキが施されている。
【0017】
保持板12におけるサイドフレーム2側の2個の前記給電端子ランド16は、導電性金属材である銅材の箔などでなる導体パターン28を経由して保持板12の他方の端部において接続ランド28aとしてまとめられ、エージング治具に給電するためのコネクタ(図示せず)に挿入して接続される。
【0018】
複数個(本実施の形態では35個)の各チップ型コンデンサ1のリード端子3に対応した位置における給電端子ランド15は、配線パターンにより導電パターン27と連結され、保持板12の裏面に取付けたそれぞれの保護抵抗26の一端に電気的に接続されている。
【0019】
保護抵抗26の他端は、保持板12の絶縁部における2個所の導体パターン29に接続して2個の接続ランド29aとしてまとめられ、エージング治具に給電するためのコネクタ(図示せず)に接続される。
【0020】
13はレバーであり、鉄、黄銅などの金属板を切断、穴あけ、コ字状の曲げ加工を行って所定形状に形成されており、その両側の曲げ加工部の一方の端部が、本体フレーム11の両側の曲げ加工部でピン14により矢印A方向に回動自在に支持され組合わされている。
【0021】
ピン14が取付けられていないレバー13の他方の両側の端部と、本体フレーム11に対応した位置には引張りバネ25が張架されており、保持板12側にレバー13をピン14を支点にして付勢している。
【0022】
レバー13の中央部分の上面には、100〜150℃の耐熱性のある絶縁樹脂材などでなる伏せたコ字状断面の接点ホルダー18が、同じく伏せたコ字状断面の鉄や黄銅などの金属材でなる補強バー19の内に挟持されて取付けられている。
【0023】
給電端子ランド16の位置付近のレバー13の上面の両端部には、100〜150℃の耐熱性のある絶縁樹脂材などでなる中央部に切込み溝を設けた接点ホルダー21が、同じく伏せたコ字状断面で水平の裾をもつ鉄や黄銅などの金属材でなる取付板22の内に挟持されて、それぞれ取付けられている。
【0024】
接点ホルダー18には、保持板12に形成された複数の給電端子ランド15に対応して、保持のための伏せたコ字状加工部、先端がリード端子3の片面に押圧し当接する第1の曲げ加工部、前記第1の曲げ加工部先端を保持板12の上面、すなわちリード端子3の片面に付勢する圧縮バネ23の一端を先端に挿入する第2の曲げ加工部を設けた、リン青銅、黄銅などの導電性金属材料でなる複数の接点レバー17が装着されている。
【0025】
そして、複数の接点レバー17の一方の端部には、100〜150℃の耐熱性絶縁材で被覆された導電性配線材24の一端が接続され、その他端は、一端にそれぞれ対応した保護抵抗26が接続された導体パターン27の他端に電気的に接続されている。
【0026】
接点ホルダー21には、保持板12に形成された2個の給電端子ランド16に対応して、接点レバー17と同じ構造の接点レバー17aが取り付けられ、その接点レバー17aの一方の端部には100〜150℃の耐熱性絶縁材で被覆された導電性配線材24aの一端が接続され、その他端は、一端にそれぞれ対応した導体パターン28の一端に電気的に接続されており、また、前記のように第2の曲げ加工部に先端を挿入した圧縮バネ20により、第1の曲げ加工部先端は保持板12の上面すなわちサイドフレーム2の片面に付勢されている。
【0027】
次にエージングのための製品一体リードコム4の装着の操作について説明する。レバー13を矢印A方向に駆動して(駆動機構は図示せず)開放とし、続いて2個の接点レバー17aの第1の曲げ加工部の先端と、対応する保持板12に形成された2個所の給電端子ランド16の間で、製品一体リードコム4のサイドフレーム2の両端を押圧し挟持するとともに、複数の接点レバー17の第1の曲げ加工部の先端と、対応する保持板12に形成された複数の給電端子ランド15の間で、複数個の各チップ型コンデンサ1のリード端子3を、それぞれ押圧し挟持して製品一体リードコム4の保持を行う。
【0028】
すると、製品一体リードコム4のサイドフレーム2の両端と、複数個のリード端子3の下面がそれぞれ保持板12の給電端子ランド16および給電端子ランド15の上面に当接して接続され、エージングのための給電回路の一部を構成するとともに、2個の接点レバー17aの先端がサイドフレーム2の両端の上面と、複数の接点レバー17の先端が複数個のリード端子3の上面に当接することにより、前記給電回路の一部と並列となるもう一つの回路を構成することになる。
【0029】
以上のように、サイドフレーム2を共通端子とし、各々のチップ型コンデンサ1におけるリード端子3との間に保護抵抗26を介して給電することができる構成としたものであり、チップ型コンデンサ1の端子の極性をそろえて整列させる必要がないためエージング治具に装着するための機構を簡素化することができる。
【0030】
また、チップ型コンデンサ1の端子であるリード端子3やサイドフレーム2に給電するための給電端子である接点レバー17,17aとの接触が確実となり、さらに、チップ型コンデンサ1の樹脂材などでなる外装部分に対する接点レバー17,17aの当接や接触によるキズなどの損傷の心配がなく、給電のための電気的接続の回路数も2系統になり、給電端子の接続すなわち給電の信頼性が向上する。
【0031】
図6は導電性配線材としてのフレキシブル基板の要部平面図であり、所定形状で定間隔に配設された銅箔などの導電性材料でなる複数の導電体51bを、両面から高耐熱性のポリアミド樹脂などの絶縁体51aで積層したフレキシブル基板51としている。
【0032】
そして、他の実施の形態としては、導電性配線材24,24aに代えて、前記の図6に示すフレキシブル基板51により、複数の接点レバー17,17aと、それぞれ対応した給電端子ランド15,16の導体パターン27,28との電気的接続を行うものである。
【0033】
以上のように、2個の接点レバー17a、複数の接点レバー17と、それぞれ対応した給電端子ランド16および給電端子ランド15の導体パターン27,28との電気的接続をフレキシブル基板51にて一括して行うことにより、導電性配線材の整列と規制化ができ、エージング治具製作の作業の軽減、およびエージング治具の構成をシンプルにすることができる。
【0034】
図7は他の構造による保持板の要部平面図であり、61は給電あるいは検査チェックのための検査ランドであり、製品一体リードコム4におけるサイドフレーム2の両端に対応した保持板12の給電端子ランド16の外側スペースに、2個所の導体パターン29の端部と保持板12の他端の裏面に取付けられた保護抵抗62と電気的に接続した導体パターン63を経由して連結した構造で形成されている。
【0035】
以上のように、複数の接点レバー17a,17の先端と、保持板12に形成された複数の給電端子ランド16,15とで、製品一体リードコム4におけるサイドフレーム2の両端と、複数個の各チップ型コンデンサ1におけるリード端子3を圧接し保持した状態で所定の直流電圧の印加給電、およびチップ型コンデンサ1の良否や給電経路の状態の検査チェックを行う。
【0036】
すなわち、図1に示すチップ型コンデンサ1を載置したエージング治具でエージングする時は、所定の雰囲気例えば、85℃の周囲温度に製品一体リードコム4を装着したエージング治具を放置し、直流電源(図示せず)の出力端子の+側をコネクタを経由して2個所の接続ランド29aを経て導体パターン29に、同じく−側を接続ランド28aを経て導体パターン28に接続し、規定の直流電圧例えば定格電圧値を、そして規定の時間例えば3時間印加し給電するのである。
【0037】
エージングの終了した前記エージング治具は図9のごとく常温の雰囲気に放置し、直流電源に代えて検査チェック用交流1kHzの信号源64の出力端子を、2個所の導体パターン29と導体パターン28間に接続して信号を印加する。
【0038】
そして、各保護抵抗26の両端すなわち、導体パターン29と各導体パターン27あるいは各給電端子ランド15間に、検出器として用いた交流電圧計65の検出端子65a,65bを当接し、各チップ型コンデンサ1と保護抵抗26のインピーダンスで分割した所定の交流出力電圧が検出できれば、エージング治具および給電経路の接触あるいは接続も異常無いと判断するのである。
【0039】
なお以上の検査はエージングの前でも後でも行うことができるのであるが、本実施形態ではエージング後に行った。この検査について今少し説明すると、図9のごとく信号源64は1kHz,0.5Vの出力を行うものであり、これは並列接続された抵抗66とともにこの検査の時に、それより前のエージング時には直流電源が接続されていた導体パターン28,29間にその直流電源と交換するごとく新たに接続されるものである。
【0040】
つまりこの検査回路はエージング回路と同じ回路となるので、この検査が良好であれば、エージングも良好に行われたものとなるのである。
【0041】
具体的にはこの検査時には交流電流が、信号源64、導体パターン29、チップ型コンデンサ1、給電端子ランド15、導体パターン27、保護抵抗26、導体パターン28へ流れることになる。そしてこの状態で図9,図10のごとく交流電圧計65で保護抵抗26の電圧を検出し、この電圧が図13に示す判定部67で良好と判定されれば、そのデータがコントロール部68に伝達され、記憶保持される。また判定部67で不良と判定されれば、そのデータがコントロール部68に伝達され、記憶、保持され、以後の工程で図8に示す製品一体リードコム4が取出されるようになっている。
【0042】
なお以上の検査は保護抵抗26の両側のエージング回路が導通状態にあることが判定出来ないので、次に保護抵抗26部の断線等がないのか検査が行われる。
【0043】
すなわち以上の検査において保護抵抗26が断線したとしても、ここの抵抗は無限大を示すので、非断線時と同様に交流電圧計65は所定値以上の出力を示し、この保護抵抗26が断線してエージング回路が非導通となっていたことは判定することができない。
【0044】
そこで上述のごとく次の検査として保護抵抗26部の断線等がないかを検査するのである。
【0045】
この時は図9の例えば信号源64をOFFあるいは開放にし、別個の直流電源69による規定の直流電圧を、抵抗70を介して給電端子ランド15に印加する。
【0046】
そして、所定の直流電圧を直流電圧計71を介して判定部72で検出すれば交流の信号源64では検出できない保護抵抗26の断線を検出し、これによってエージング電圧の給電経路の接続あるいは接触などの異常が無いと判断できるものである。
【0047】
すなわち図11は図9において直流電源69を使用した場合の検査回路を示しており、保護抵抗26が断線していない時には、検出端子65a部分の電圧は、保護抵抗26、抵抗66と、抵抗70との分割電圧となり、この場合抵抗70の抵抗値は100kΩで、前者の10kΩ+47Ωよりは大きいので、直流電圧計71によって所定の電圧を検出することができる。
【0048】
しかしながら保護抵抗26が切断していた場合(この時にはエージング電圧は印加されない。)にはチップ型コンデンサ1が充電された後はこのチップ型コンデンサ1の抵抗値の方が抵抗70よりもはるかに大きくなるので、直流電圧計71は所定電圧を検出することはできなくなるのである。
【0049】
なお、図7,図9の保護抵抗62は製品一体リードコム4のエージング治具へのセットあるいは取出し時などに、サイドフレーム2と検査ランド61とのショート、あるいはサイドフレーム2と給電端子ランド15,16との短絡により、直流電源や信号源のレベルの変動あるいはその機器の損傷や破壊を防止するために用いたものである。
【0050】
図12は保護抵抗26とチップ型コンデンサ1間の給電端子ランド15を示し、この給電端子ランド15には保護抵抗26とチップ型コンデンサ1を接続するための接点レバー17と、検出端子65aとを所定間隔をおいて当接させる構成としている。つまり、エージング電圧経路の検査のために検出端子65aを給電端子ランド15に接続することにより、本来はエージング電圧経路が不完全であったものを正常と誤判定することがなくなるようにしたものである。さらに詳述すると、保護抵抗26を接点レバー17を介してチップ型コンデンサ1に接続することによりそのエージング電圧の印加経路を形成する場合において、その接点レバー17を給電端子ランド15に当接させようとしていた場合にその当接不良が生じていたものを、後のエージング電圧経路の検査のために検出端子65aを給電端子ランド15に当接させる場合に、この検出端子65aが接点レバー17を押して給電端子ランド15に当接させてしまった場合には、エージングが行えていないにもかかわらず、エージング電圧が印加されるようになっていてエージングが行えたものと誤判定してしまう。
【0051】
そこで検出端子65aは給電端子ランド15の接点レバー17より離れた場所に当接させることにして上記誤判定を防止するようにしたのである。
【0052】
【発明の効果】
以上のように本発明は、保護抵抗を介してコンデンサにエージング電圧を印加する印加手段と、前記コンデンサへのエージング電圧の印加経路を検査する検査手段とを備え、前記検査手段は保護抵抗とコンデンサのエージング電圧印加経路を介して交流電流を流す交流手段と、保護抵抗とコンデンサの接続点に抵抗を介して直流電流を流す直流手段と、前記保護抵抗の両端の交流電圧を検出する交流検出手段と、前記抵抗の両端の直流電圧を検出する直流検出手段とを有し、前記抵抗の抵抗値を保護抵抗よりも大きくした構成のものであって、コンデンサへのエージング電圧印加経路の断線や接続不良を正しく検出することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の実施の形態におけるチップ型コンデンサ用エージング治具の要部を示す平面図
(b)同側断面図
【図2】同要部の正面図
【図3】同接点レバーの要部の平面図
【図4】同接点レバーの要部の正面断面図
【図5】同接点レバーの要部の側断面図
【図6】導電性配線材としてのフレキシブル基板の要部の平面図
【図7】他の保持板の要部の平面図
【図8】フープ状リードフレームを使用したチップ型コンデンサの斜視図
【図9】同検査手段を示す回路図
【図10】同要部の等価回路図
【図11】同要部の等価回路図
【図12】同要部の斜視図
【図13】同要部のブロック図
【符号の説明】
1 チップ型コンデンサ
2 サイドフレーム
3 リード端子
4 製品一体リードコム
11 本体フレーム
12 保持板
13 レバー
14 ピン
15,16 給電端子ランド
17,17a 接点レバー
18 接点ホルダー
19 補強バー
20 圧縮バネ
21 接点ホルダー
22 取付板
23 圧縮バネ
24,24a 導電性配線材
25 引張りバネ
26 保護抵抗
27,28,29,63 導体パターン
28a,29a 接続ランド
51 フレキシブル基板
51a 絶縁体
51b 導電体
61 検査ランド
62 保護抵抗
64 信号源
65 交流電圧計
65a,65b 検出端子
66 抵抗
67 判定部
68 コントロール部
69 直流電源
70 抵抗
71 直流電圧計
72 判定部

Claims (2)

  1. 保護抵抗を介してコンデンサにエージング電圧を印加する印加手段と、前記コンデンサへのエージング電圧の印加経路を検査する検査手段とを備え、前記検査手段は保護抵抗とコンデンサのエージング電圧印加経路を介して交流電流を流す交流手段と、保護抵抗とコンデンサの接続点に抵抗を介して直流電流を流す直流手段と、前記保護抵抗の両端の交流電圧を検出する交流検出手段と、前記抵抗の両端の直流電圧を検出する直流検出手段とを有し、前記抵抗の抵抗値を保護抵抗よりも大きくしたエージング装置。
  2. 保護抵抗とコンデンサ間に給電端子を設け、この給電端子には保護抵抗とコンデンサを接続するための接点レバーと、検出端子とを所定間隔をおいて当接させる構成とし、前記検出端子には交流検出手段と直流手段の少なくとも一方を接続した請求項1に記載のエージング装置。
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