JP3760463B2 - スクリュープレスにおけるケーキ排出口の圧力調整方法並びに圧力調整装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、汚泥等の脱水に用いるスクリュープレスの改良に関し、特に、スクリュープレスの均一なケーキ水分を得るためにケーキ排出部の圧力を制御する方法並びにその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来技術において、外筒内にスクリュー軸を設け、これらの間に原液を供給し、スクリュー軸を回転させて原液を脱水及び圧縮して固液分離を行い、これにより生じたスラッジ即ちケーキを排出するスクリュープレスは一般に知られている。そして、ケーキの排出口の開口率が設定した下限開口率よりも小さくならないように制御する装置も例えば、特開平6−23590号公報に記載してあるように公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の装置にあっては、開口率が極端に小さくなることがなく圧搾物の共回り現象は発生せず安定した運転がおこなえるものであるが、均一な水分のケーキを得るためには信頼性に欠けるため、スクリュー軸に加わるスラスト荷重を検出し、スクリューの送りを調節してケーキ排出口の開口率を制御する必要があった。この発明は、スクリュープレスの排出ケーキの水分を均一にするために、シリンダーのピストンの摺動位置により、シリンダーへの圧入圧を段階的に調整する方法とその装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明の要旨は、スクリュープレスのケーキ排出口の昇圧制御方法が、スクリーンを張設した外筒にスクリュー軸を内設し、外筒に供給した汚泥をスクリュー軸を回転させながらスクリュー軸の延伸方向に汚泥の搬送加圧を行い、排出口に対設した押圧板をシリンダーで移動させ、ケーキ排出部の圧力を調節するスクリュープレスにおいて、スクリュープレスの運転を開始させるに当たり、先ず、第二段階のシリンダーへの供給圧で押圧板を排出口に移動させ、次に、第一段階の弱い圧力で排出口を設定時間押圧し、この押圧板の押圧を設定時間ごとに順次昇圧し、排出口の適正開口率に対する供給圧より大きい上限圧力まで昇圧させ、最後に、予め排出口の適正クリアランスを予測した適正供給圧まで降圧させるものである。そして、ケーキ排出口のクリアランス保持方法が、上記シリンダーのピストンの摺動位置を検知して、このピストンの摺動位置に対応して排出口のクリアランスを導き出し、その予測した排出口のクリアランスに応じてシリンダーのシリンダー室への供給圧を予め設定し、その開口率が予測適正クリアランスより小さい時には、供給圧を一段階低下させて押圧板を保持させ、その開口率が適正クリアランスより大きくなった時には、排出口の適性クリアランスに対する供給圧より大きい圧力をシリンダーに供給し、その開口率が適正クリアランスになった時、その高圧空気の供給を密閉状に遮断するものである。
【0005】
また、スクリュープレスのケーキ排出口の制御方法を実施する装置が、スクリーンを張設した外筒にスクリュー軸を内設し、外筒に供給した汚泥をスクリュー軸を回転させながらスクリュー軸の延伸方向に汚泥の搬送加圧を行い、排出口に対設した押圧板をシリンダーで移動させ、ケーキ排出部の圧力を調節するスクリュープレスにおいて、上記押圧板に連結した移動用のシリンダーにそのピストンの摺動位置を検知させる複数個の位置検出器を設け、このピストンの摺動位置に対応して排出口のクリアランスを予測し、その予測した排出口のクリアランスに応じてシリンダーのシリンダー室への圧入圧を予め設定した四種類の供給圧を有する圧力調整弁を設け、この圧力調整弁を多段圧力制御装置に接続させると共に、ピストンの摺動位置を検知してこの検知信号による開口率を算出させる算出器と、この算出した開口率と設定した供給圧を比較する比較器と、決定した供給圧の指令信号を伝達する供給圧制御器とを設け、検知スイッチの検知信号により複数の圧力調整弁を切替えて、圧縮空気をシリンダー室に供給して押圧板を移動させ、排出口のクリアランスを調節する。
【0006】
【発明の実施の形態】
この発明は上記のように構成してあり、スクリュープレスの排出口の押圧板に連結したシリンダーのピストンの摺動位置を検知して、この検知信号による開口率を算出させ 、この算出した開口率と設定した供給圧を比較して、決定した供給圧の指令信号により複数の圧力調整弁を切替えて、圧縮空気をシリンダー室に供給して押圧板を移動させるものであって、スクリュープレスのケーキ排出口の昇圧制御とケーキ排出口のクリアランス保持をおこなって、ケーキ排出口のクリアランスを調節して均一なケーキ水分を得るようにしたものである。
【0007】
【実施例】
この発明の実施例を図面に基づき詳述すると、先ず、図1において、符号1はスクリュープレスであって、架台2の前後のフレーム3、4に設置されている。このスクリュープレス1は、スクリーン5を周部に張設した外筒6と、外筒6の内部に配設されたスクリュー軸7とからなっている。外筒6の内部に配設したスクリュー軸7は始端側から終端側に向かってテーパー状にその径を増大させ、外筒6とスクリュー軸7を延伸方向に向かって相対的な間隔を減少させるようにしてある。そして、スクリュー軸7の前端部には汚泥の供給管8が連結してあり、供給管8は外筒6の始端側に開孔したスクリュー軸7の供給孔9に連通させてある。スクリュー軸7の後端部には駆動軸10が連結してあり、駆動軸10には駆動用のスプロケット11が嵌着してある。このスプロケット11を駆動機(図示せず)で駆動させ、スクリュー軸7を回転させて、供給された汚泥が、外筒のスクリーンからろ液を分離させながら始端側から終端側に向かって移送されながら濃縮するようになっている。
【0008】
外筒6とスクリュー軸7の後端のケーキ排出口12には図1及び図2に示すように、押圧板13が対設してあり、フレーム4に水平状に支持されたガイド軸14に、押圧板13に連結した支持杆15が摺動自在に支架されている。そして、フレーム4に取り付けたシリンダー16のピストン17が押圧板13に連結した支持杆14に枢着されており、ピストン17を伸縮して押圧板13を移動させ、外筒6と押圧板13の間にある排出口12のクリアランスαを調整して、スクリュープレス1の排出部のケーキに背圧を加えるようにしてある。シリンダー16の周部には、ピストン17の摺動位置の検出器18が設けてあり、図2に示すように、この検出器18はシリンダー16の軸線方向に取り付けた複数個の近接スイッチLS1、LS2、LS3、LS4から構成されており、ピストン17を摺動させた時には、ピストン17に取り付けた磁性体を近接スイッチLS1、LS2、LS3、LS4が感知して、その摺動位置が分かるようにしてある。
【0009】
そして、ピストン17の摺動位置を検知する近接スイッチLS1は、図2に示す、排出口12のクリアランスαが0〜5mmとなる位置に配設してあり、この位置に押圧板13が移動している時は、汚泥濃度が薄くなり、あるいは、凝集固さが弱く、ケーキの固化強度が低下して設定圧力に耐えられずに押圧板13が前進し、排出口12がほとんど閉塞された異常位置と判断される。また、近接スイッチLS2は、排出口12のクリアランスαが10mmとなるピストン17の摺動位置に配設してあり、ケーキの排出する強度が若干強く、押圧板13が押し戻された状態である。近接スイッチLS3は、排出口12のクリアランスαが20mmとなる位置に配設してあり、ケーキの固さと排出量がバランスした適正状態である。そして、近接スイッチLS4は、排出口12のクリアランスαが30mmとなる位置に配設してあり、脱水ケーキの含水率が非常に低下して排出性が良くなった状態にあると考えられる。
【0010】
符号19は排出口12のクリアランスαに対して予め設定した圧力調整弁であって、図3に示すように、0.5kg/cm2に設定した減圧弁L1を設けた電磁弁P1と、1.5kg/cm2に設定した減圧弁L2を設けた電磁弁P2と、2.5kg/m2に設定した減圧弁L3を設けた電磁弁P3と、3.5kg/cm2に設定した減圧弁L4を設けた電磁弁P4の四種類の供給圧を有する圧力調整弁19が配管を分岐させて連結されており、流量を調整した多段圧力制御装置であるレギュレーターバルブLVから供給された高圧空気をそれぞれの電磁弁P1、P2、P3、P4の開閉を切替えることにより設定した圧力の空気が供給できるようにしてある。レギュレーターバルブLVはソレノイドバルブSV1、SV2を介してシリンダー16のシリンダー室20とピストン室21に高圧空気を供給できるようにしてある。そして、すべての電磁弁P1、P2、P3、P4を閉塞した時には、レギュレーターバルブLVはシリンダー16のシリンダー室20に供給していた高圧空気の排気を遮断して、供給してある圧力の低下を阻止するようにしてある。スクリュープレス1には制御装置22が配設してあり、この制御装置22はピストン17の摺動位置を検知した位置検知信号から排出口12と押圧板13のクリアランスαを算出する開口率の算出器22と、この算出した開口率と設定した供給圧を比較する比較器23と、決定した供給圧の指令信号を伝達する供給圧の制御器23とからなっている。
【0011】
この発明は上記のように構成してあり、スクリュープレスの運転を開始させるに当たり、図4に示すように、近接スイッチLS1、LS2の検知信号の回路が最初の2時間は遮断されており、
(1)先ず、電磁弁P2を開き、高圧空気を第二段階の1.5kg/cm2の供給圧でシリンダー16のシリンダー室20に15秒間供給して、押圧板13を排出口12に移動させ、スクリュープレス1に汚泥の供給を開始する。
(2)次に、電磁弁P2を閉じ、電磁弁P1を開き、第一段階の0.5kg/cm2の弱い圧力で排出口12を20分間押圧する。スクリュープレス1に供給された汚泥は、外筒6のスクリーン5からろ液が分離され、排出口12に向って濃縮されながら移送される。
(3)電磁弁P1を閉じ、電磁弁P2を開き、第二段階の1.5kg/cm2の供給圧でシリンダー16のシリンダー室20に20分間供給する。やがて、濃縮汚泥は排出口12に到達し、外筒6内に充満される。
(4)電磁弁P2を閉じ、電磁弁P3を開き、第三段階の2.5kg/cm2の圧力で排出口12を20分間押圧する。外筒6内に充満された濃縮汚泥は、排出口12の押圧板13で背圧が加えられ、更に脱水されて、ケーキが押圧板13を後退させ排出される。
(5)電磁弁P3を閉じ、電磁弁P4を開き、第三段階の3.5kg/cm2の圧力で排出口12を15秒間押圧力を強めた後、電磁弁P4を閉塞する。そして、レギュレーターバルブLVは、シリンダー室20に供給された3.5kg/cm2の高圧空気の排気を遮断して、シリンダー室20の内圧の急激な低下を阻止させる。この段階を経て、押圧板13の段階昇圧制御は完了する。
【0012】
押圧板13の段階昇圧制御は完了すると、図4及び図5示すクリアランスαは保持制御に入る。
(6)ケーキの固化強度が弱くなり、押圧板13が排出口12に移動して近接スイッチLS1或いはLS2がONしていれば、この検知信号により、排出口12のクリアランスαを算出し、このクリアランスαと適正値を比較して、電磁弁P2を開放させる指令信号を発信させ、供給圧を一段階低下させて押圧板13を保持させる。例えば、現在の供給圧が2.5kg/m2に設定してあれば、1.5kg/m2に減圧し、その減圧した高圧空気をシリンダー室20に供給し、スクリュープレス1の排出部に背圧を加える。
(7)ケーキの固さと排出量がバランスして、ピストン17が摺動して近接スイッチがLS2からLS3となった時、その検知信号により指令信号を発信させ、電磁弁P3を閉塞して電磁弁P4を開放する。そして、3.5kg/cm2に設定した加圧空気をシリンダー室20に供給して、排出口12のケーキに圧力を高めた背圧を加え、その圧力を保持させる。
(8)ケーキの排出量が多くなり、近接スイッチがLS4、または、全ての近接スイッチLS1、LS2、LS3、LS4がOFFならば、やはり、電磁弁P4を開放して、3.5kg/cm2に設定した加圧空気をシリンダー室20に供給し、排出口12のケーキに圧力を高めた背圧を加え、その圧力を保持させる。
(9)3.5kg/cm2の背圧を保持させて、近接スイッチがLS4からLS3となった時、電磁弁P4を閉塞して電磁弁P3を開放して、2.5kg/cm2に設定した加圧空気をシリンダー室20に供給して、ケーキの固さと排出量がバランスした適正状態であると判断し、その状態を継続する。
【0013】
【発明の効果】
この発明は上記のように構成してあり、シリンダーにそのピストンの摺動位置を検知させる複数個の検知スイッチを設けたので、スクリュープレスの排出口のクリアランスに合せて押圧板の移動が調節でき、均一な水分のケーキを得ることができる。即ち、従来装置にあっては、開口率が設定した下限より小さくならないように、スクリュー軸の回転を調節してケーキ排出口の開口率を制御する必要があったものであるが、この発明にあっては、上記押圧板を移動させるピストンの摺動位置に対応して排出口のクリアランスを予測し、その予測した排出口のクリアランスに応じて複数の圧力調整弁を切替えて、圧縮空気をシリンダー室に供給して押圧板を移動させ、排出口のクリアランスを調節するもので、ケーキの強度と排出量がバランスした状態に制御できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係るスクリュープレスの縦断側面図である。
【図2】 この発明に係るスクリュープレスの押圧板の移動装置の拡大図である。
【図3】 この発明に係るケーキ排出口調整装置のフローチャートである。
【図4】 同じく、背圧板の圧力段階制御のタイムチャートである。
【図5】 同じく、クリアランス保持制御のブロック図である。
【符号の説明】
5 スクリーン
6 外筒
7 スクリュー軸
12 排出口
13 押圧板
16 シリンダー
17 ピストン
18 検出器
19 圧力調整弁
20 シリンダー室
23 算出器
24 比較器
25 制御器
LV 多段圧力制御装置
Claims (4)
- スクリーン(5)を張設した外筒6にスクリュー軸(7)を内設し、外筒(6)に供給した汚泥をスクリュー軸(7)を回転させながらスクリュー軸(7)の延伸方向に汚泥の搬送加圧を行い、排出口(12)に対設した押圧板(13)をシリンダー(16)で移動させ、ケーキ排出部の圧力を調節するスクリュープレスにおいて、スクリュープレス(1)の運転を開始させるに当たり、先ず、排出口(12)に対設した押圧板(13)の押圧を、四種類の供給圧を有する圧力調整弁(19)を接続した多段圧力制御装置(LV)で設定時間ごとに順次昇圧し、予め排出口(12)の適正クリアランスを予測した適正供給圧まで降圧させると共に、上記シリンダー(16)のピストン(17)の摺動位置から排出口(12)のクリアランスを導き出し、その予測した排出口(12)のクリアランスに応じてシリンダー(16)のシリンダー室(20)への供給圧を予め設定し、その開口率が予測適正クリアランスより小さい時には、供給圧を一段階低下させて押圧板(13)を保持させ、その開口率が適正クリアランスより大きい時には、排出口(12)の適性クリアランスに対する供給圧より大きい圧力をシリンダー(16)に供給させ、ケーキの強度と排出量がバランスした状態に制御することを特徴とするスクリュープレスにおけるケーキ排出口の圧力調整方法。
- 請求項1記載の排出口(12)の昇圧制御方法が、スクリュープレス(1)の運転を開始させるに当たり、先ず、第二段階のシリンダーへの供給圧で押圧板(13)を排出口(12)に移動させ、次に、第一段階の弱い圧力で排出口(12)を設定時間押圧し、この押圧板(13)の押圧を設定時間ごとに順次昇圧し、排出口(12)の適正開口率に対する供給圧より大きい上限圧力まで昇圧させ、最後に、予め排出口(12)の適正クリアランスを予測した適正供給圧まで降圧させることを特徴とする請求項1記載のスクリュープレスにおけるケーキ排出口の圧力調整方法。
- 請求項1記載の排出口(12)のクリアランス保持方法が、上記シリンダー(16)のピストン(17)の摺動位置を検知して、このピストン(17)の摺動位置に対応して排出口(12)のクリアランスを導き出し、その予測した排出口(12)のクリアランスに応じてシリンダー(16)のシリンダー室(20)への供給圧を予め設定し、その開口率が予測適正クリアランスより小さい時には、供給圧を一段階低下させて押圧板(13)を保持させ、その開口率が適正クリアランスより大きくなった時には、排出口(12)の適性クリアランスに対する供給圧より大きい圧力をシリンダー(16)に供給し、その開口率が適正クリアランスになった時、高圧空気の供給を停止し、シリンダー室(20)に供給している高圧空気の排気を阻止することを特徴とする請求項1記載のスクリュープレスにおけるケーキ排出口の圧力調整方法。
- スクリーン(5)を張設した外筒(6)にスクリュー軸(7)を内設し、外筒(6)に供給した汚泥をスクリュー軸(7)を回転させながらスクリュー軸(7)の延伸方向に汚泥の搬送加圧を行い、排出口(12)に対設した押圧板(13)をシリンダー(16)で移動させ、ケーキ排出部の圧力を調節するスクリュープレスにおいて、上記押圧板(13)に連結した移動用のシリンダー(16)にそのピストン(17)の摺動位置を検知させる複数個の摺動位置の検出器(18)を設け、このピストン(17)の摺動位置に対応して排出口(12)のクリアランスを予測し、その予測した排出口(12)のクリアランスに応じてシリンダー(16)のシリンダー室(20)への圧入圧を予め設定した四種類の供給圧を有する圧力調整弁(19)を設け、この圧力調整弁(19)を多段圧力制御装置(LV)に接続させると共に、ピストン(17)の摺動位置を検知してこの検知信号による開口率を算出させる算出器(23)と、この算出した開口率と設定した供給圧を比較する比較器(24)と、決定した供給圧の指令信号を伝達する供給圧の制御器(25)とを設け、検出器(18)の検知信号によりこの圧力調整弁(19)を切替えて、圧縮空気をシリンダー室(20)に供給して押圧板(13)を移動させ、排出口(12)のクリアランスを調節し、ケーキの強度と排出量がバランスした状態に制御することを特徴とするスクリュープレスにおけるケーキ排出口の圧力調整装置。
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