JP3760311B2 - トンネル掘削機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、トンネル掘削機に係わり、特に、コスト高を招くことなく、施工サイクルを短くできて工期の短縮化が図れるトンネル掘削機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、山岳トンネルのような岩盤を対象とするトンネル掘削機として、いわゆるNATM工法が実施可能なTBM(Tunnel Boring Machine)が広く採用されている。TBMとしては種々の形式のものがあるが、基本的には、メインビームの先端部に岩盤を掘削可能なカッタとその駆動機構を装備するとともに、メインビームの基部側に地山をグリップするメイングリッパを装備し、そのメイングリッパにメインビームを前方へ押し出すためのスラストジャッキを設け、カッターにより岩盤を掘削してメイングリッパを介して地山から反力をとってスラストジャッキによりメインビームを前進させることで掘進を行う構成のTBM本体を前部に備えるものが一般的である。
【0003】
そして、TBM本体の後方には、削孔機ユニット、吹付機ユニット、並びにマンケージユニットを備え、削孔機ユニットによってフォアパイリングやロックボルト打設を行ない、吹付機ユニットによって吹付けコンクリート施工を行い、マンケージユニットによってそれらの施工状況を間近で作業員が直接目視によって確認できるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、トンネル掘削後の覆工処理はいくつかの工程に分かれるが、これらの処理をTBMの前後両部分、つまり、切羽直後の部分とメイングリッパよりも後方の部分との2箇所で同時に進めることができれば、施工サイクルを短くでき、結果的に工期が短縮できる。
しかし、それを実行しようとすると、切羽直後の位置とメイングリッパ後方位置との2箇所に、削孔機ユニット、吹付機ユニット、マンケージユニットをそれぞれ配置しなければならず、コスト高を招いたり、装置が大型化する等の不具合が生じる。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、コストの上昇および装置の大型化を防ぎながら、同時に施工サイクルの短縮化によって工期を短縮できるトンネル掘削機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための本願の請求項1にかかる発明は、岩盤を掘削可能なカッターとその駆動機構をメインビームの先端部に装備し、メインビームの基端側に装備したメイングリッパを介して地山から反力をとってスラストジャッキにより掘進を行い、かつ、前記メインビームの架台上に削孔機ユニット、マンケージユニット、吹付機ユニットからなる台車ユニットを備えるトンネル掘削機において、前記台車ユニットを構成する削孔機ユニット、マンケージユニット、吹付機ユニットがともに前後方向へ移動可能とされ、それら各ユニットが前記台車ユニットの前部に位置する状態と前記台車ユニットの後部に位置する状態のいずれかを選択可能とし、前記台車ユニットを構成する削孔機ユニット、マンケージユニット、吹付機ユニットはそれぞれ共通の主レールに沿って前後方向へ移動可能とされ、該主レールの側方には副レールが配置され、前記主レールと前記副レールとの間には、それら両レール間で前記削孔機ユニット、マンケージユニット、吹付機ユニットの乗り移しが可能なトラバーサが設けられていることを特徴とする。
【0009】
本発明によれば、削孔機ユニット、マンケージユニット、吹付機ユニットが前後方向へ移動可能とされて、台車ユニットの前部に位置する状態と台車ユニットの後部に位置する状態のいずれかを選択可能となっているから、それらユニットを必要に応じて、メイングリッパよりも前方の切羽直後位置とメイングリッパよりも後方位置のいずれでも自由に配置することができる。したがって、それらの組み合わせによって、削孔機ユニットを前方に配置しかつ吹付機ユニットを後方に配置する態様、吹付機ユニットを前方に配置しかつ削孔機ユニットを後方に配置する態様、また、吹付機ユニットを前方に配置しかつマンケージユニットを後方に配置する態様等自由に選択することができ、それらユニットの数を増やすことなく、台車ユニットの前後の両位置で覆工に関する処理を並行して同時に行うことができ、これによって施工サイクルの短縮化が実現できる。
また、主レールと副レールとの間で、削孔機ユニット、マンケージユニット、吹付機ユニットをそれぞれ乗り移すトラバーサを設けているから、各ユニットは主レールと副レールのいずれでも乗り入れることが可能であり、レール本数を増やすことなく、ユニット同士の干渉するのを避けてそれら各ユニットのスムーズな前後移動が行える。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき、本発明の実施の形態を説明する。
図1〜図5は本発明の実施の形態のトンネル掘削機を示しており、図1は全体の側面図、図2は同平面図である。
【0011】
図1において符号1はメインビーム、2はメインビームの前部に配置されたTBM本体、3はメインビーム1の基端側に装備されたメイングリッパ、4はメイングリッパ3を介して地山から反力をとってメインビーム2を前進させるスラストジャッキである。
【0012】
前記TBM本体2は、前端に岩盤を掘削するカッター2Aを備えるとともに、その後方に該カッター2Aを回転駆動させる駆動機構を備える。
TBM本体2の後方であって、メインビーム2の架台5上には、2台の削孔機ユニット6(6A、6B)、1台のマンケージユニット7、1台の吹付機ユニット8からなる台車ユニット10が配置されている。前記2台ある削孔機ユニット6の内一台6Aは前後方向へ移動可能な移動式であり(6A)、残る一台の削孔機ユニット6Bは固定式である。固定式の削孔機ユニット6Bは前記架台5の後端部に配置される。また、前記マンケージユニット7および吹付機ユニット8もそれぞれ前後方向へ移動可能な移動式である。
【0013】
削孔機ユニット6(6A、6B)は、削孔機11によってトンネル内周面の岩盤に所定径の孔を所定深さまであけるものであり、前記架台5上に載せられる台車13に搭載されて削孔機11を支持するアーム14が、それぞれ互い直交する3方向(X,Y,Z方向)に旋回可能かつそれら3軸方向にもそれぞれ回転可能な複数の関節を備えることで、削岩機11の位置、向き並びに姿勢を任意に設定できるようになっている。なお、移動式の削孔機ユニット6Aの台車13は、架台5上に設けられた主レール12Aを走行可能とされ、固定式の削孔機ユニット6Bの台車13は、主レール12Aの側方に配置された副レール12B上に載せられる(なお、図2では、削孔機ユニット6A、6Bともに前後の副レール12B上に載せられている)。
【0014】
マンケージユニット7は、人を載せるケージ15をトンネル内周面に沿った任意の位置に配置させるものであり、前記架台5上を主レール12Aに沿って走行する台車16に搭載されてケージ15を支持するアーム17が、それぞれ互い直交する3方向(X,Y,Z方向)に旋回可能かつそれら3軸方向にもそれぞれ回転可能な複数の関節を備えることで、ケージ15の位置、向き並びに姿勢を任意に設定できるようになっている。
【0015】
吹付機ユニット8は、吹付け機19によってトンネル内周面の岩盤に、たとえばファイバ入りモルタルを吹き付けるものであり、前記架台5上を主レール12Aに沿って走行する台車20に搭載されて吹付け機19を支持するアーム21が、それぞれ互い直交する3方向(X,Y,Z方向)に旋回可能かつそれら3軸方向にもそれぞれ回転可能な複数の関節を備えることで、吹付け機19の位置、向き並びに姿勢を任意に設定できるようになっている。
【0016】
前記主レール12Aは架台5の左右方向略中央部分に敷設されるものであって、前記メインクリッパ3を間に挟むよう架台5の前端部から後端部まで達するように敷設されている。主レール12Aの前端部及び後端部には、副レール12Bが主レール12Aの左右両側方にそれぞれ等間隔をあけて敷設されている。なお、この明細書において左右は、TBMの進行方向前方を基準として決定するものとする。
【0017】
ここで、主レール12A及び副レール12Bはともに、互いに対をなす左右のレール本体からなるものであって、それら主レール12A及び副レール12Bは、ともに同じ構造(レール幅を含む)であって長さのみが異なるものである。したがって、削孔機ユニット6、マンケージユニット7、吹付機ユニット8の台車は、それら主レール12Aと副レール12Bの何れでも乗り入れることが可能である。
【0018】
また、主レール12Aと副レール12Bとの間には、それら両レール12A、12B間で前記削孔機ユニット6、マンケージユニット7、吹付機ユニット8の台車の乗り移しが可能なトラバーサ23が、台車ユニット10の中央部と後部に設けられている(図5参照)。
【0019】
トラバーサ23は、前記主レール12A及び副レール12Bの離間距離と同じ値だけ離間されるとともにそれら主レール12A、副レール12Bと上面高さを揃えて配置された左右の移動レール24A、24Bが、移動板25上に固定されてなるものであり、移動板25が油圧シリンダ等の適宜駆動手段26Aによってサイドレール26に沿って左右方向へ移動されることにより、左右の移動レール24A、24Bが中央の主レール12Aと右側の副レール12Bに合致する形態と、左側の副レール12Bと主レール12Aに合致する形態とのいずれかを選択できるようになっている。そして、これにより、削孔機ユニット6、マンケージユニット7あるいは吹付機ユニット8を、移動レール24A、24B上に一旦載せ、主レール12Aから右側の副レール12Bへ、主レール12Aから左側の副レール12Bへ、あるいはそれらの逆方向へ削孔機ユニット6等を乗り移すことができるようになっている。
なお、図4中30は支保工31を支持するための台車を示す。
【0020】
次に、上記構成のトンネル掘削機の作用について説明する。
掘削後の覆工処理はいくつかの工程に分かれるが、このトンネル掘削機では、これらの処理をTBMの前後両部分、つまり、切羽直後の部分とメイングリッパ3より後方の部分との2箇所で同時に進めることができる。
【0021】
<フォアパイリング、側壁吹付けコンクリート施工>
図6、図7で示すように、切羽直後の部分でフォアパイリングを行いながら、同時にメイングリッパ後方の部分で側壁吹き付けコンクリート施工を行う。
【0022】
すなわち、台車ユニット10の前部では、例えば、図7に示すように右側の副レール12Bの前端に移動式の削孔機ユニット6Aを配置し、主レール12Aの前端にマンゲージユニット7を配置する。そして、このように配置した削孔機ユニット6Aによってフォアパイリングを行いながら、同時に、マンゲージユニット7によって削孔現場の間近に配置されたケージ15上に作業員が乗って、目視によりフォアパイリングの状況を確認する(図8参照)。
【0023】
一方、台車ユニット10の後部では、吹付機ユニット8を主レール12Aの後端まで移動させ、このように配置した吹付機ユニット8によって、一度吹き付け施工を行った後メイングリッパ3により損傷した坑壁箇所を補修するための吹き付け作業を行なう(図9参照)。
【0024】
<下半吹付けコンクリート施工、目視確認>
図10〜図13に示すように、切羽直後の部分で坑壁の下半分について吹き付けコンクリート施工を行いながら、同時にメイングリッパ3の後方の部分で切羽直後の部分の吹付けコンクリート施工の目視確認を行なう。
【0025】
すなわち、台車ユニット10の前部では、主レール12Aの前端に吹付機ユニット8を配置し、台車ユニット10の後部では主レール12Aの後端にマンケージユニット7を配置する。そして、主レール12Aの前端に配置した削孔機ユニット8によって坑壁の下半分について吹き付けコンクリート施工を行いながら、同時に、主レール12Bの後端に配置したマンゲージユニット7のケージ15に乗った作業員が、目視により同吹き付けコンクリート施工の状況を確認する(図12、13参照)。
なお、このとき、移動式の削孔機ユニット6Aは前側の副レール12B上に配置し、固定式の削孔機ユニット6Bは後側の副レール12B上に配置する。
【0026】
また、削孔機ユニット6、マンケージユニット7及び吹付機ユニット8を図6、図7に示す位置から図10、図11に示す位置に移行させるには、前後のトラバーサ23を用いる。つまり、主レール12A上にある吹付機ユニット8を台車ユニット10の中央付近まで移動させ、この移動させた吹付機ユニット8をトラバーサ23を用いて前部左側の副レール12B上に乗り移す。この状態で、主レール12Aの前部に位置しているマンケージユニット7を主レール12の後部まで移動させる。その後、前記前部左側の副レール12B上に乗り移した吹付機ユニット8をトラバーサ23を利用して再び主レール12上に乗り移し、この乗り移した吹付機ユニット8を主レール12の前部にまで移動させる。
【0027】
<目視確認>
図14〜図16に示すように、切羽直後部分で作業員がマンケージユニット7のケージ15に乗り、切羽の作業捕助を行なう。
すなわち、台車ユニット10の前部では、主レール12Aの前端にマンゲージユニット7を配置する。そして、このマンケージユニット7のケージ15に乗った作業員が、切羽の切削状況や支保工の組付状況を目視により確認する(図16参照)。
なお、このとき、移動式の削孔機ユニット6Aは前側の副レール12B上に配置し、吹付機ユニット8は主レール12Aの後端に配置し、固定式の削孔機ユニット6Bは後側の副レール12B上に配置する。
【0028】
<上半吹付けコンクリート施工、ロックボルト施工>
図17〜図20に示すように、切羽直後の部分で坑壁の上半分について吹付けコンクリート施工を行いながら、同時にメイングリッパ3の後方の部分でロックボルト施工を行なう。
【0029】
すなわち、台車ユニット10の前部では、主レール12Aの前端に吹付機ユニット8を配置し、台車ユニット10の後部では主レール12Aの後端に固定式の削孔機ユニット6Bを配置する。そして、主レール12Aの前端に配置した吹付機ユニット8によって坑壁の上半分について吹き付けコンクリート施工を行いながら、同時に、主レール12Bの後端に配置した固定式の削孔機ユニット6Bによって、ロックボルト施工を行う。
なお、このとき、移動式の削孔機ユニット6Aは前側の副レール12B上に配置させ、マンケージユニット7は後側の副レール12B上に配置させる。
【0030】
また、上記ロックボルト施工は、一台の削孔機ユニット6Bによって行っているが、これに限られることなく、後側の副レール12Bと主レール12Aの後端に移動式の削孔機ユニット6Aと固定式の削孔機ユニット6Bとをそれぞれ配置し、これら双方の削孔機ユニット6A、6Bによってロックボルト施工を行ってもよい(図21(a)、(b)参照)。
【0031】
上述のしたように本発明のトンネル掘削機を用いた施工方法によれば、削孔機ユニット6、マンケージユニット7、吹付機ユニット8がそれぞれ前後方向へ移動可能とされて、台車ユニット10の前部に位置する状態と台車ユニット10の後部に位置する状態のいずれかを選択可能となっているから、それらユニット6、7、8を必要に応じて、メイングリッパ3よりも前方の切羽直後位置とメイングリッパ3よりも後方位置に自由に配置することができる。
【0032】
したがって、それらの組み合わせによって、削孔機ユニット6を前方に配置するとともに吹付機ユニット8を後方に配置する態様、逆に吹付機ユニット8を前方に配置するとともに削孔機ユニット6を後方に配置する態様、また、吹付機ユニットを前方に配置するとともにマンケージユニット7を後方に配置する態様等自由に選択することができ、それらユニット6、7、8の数を増やすことなく、メイングリッパ3よりも前方の切羽直後位置とメイングリッパ3よりも後方位置に自由に配置して、それら2箇所で任意の組み合わせの処理を並行して行うことができ、これによって施工サイクルの短縮化が実現できる。
【0033】
加えて、この実施形態では、削孔機ユニットを2台設け、本数の多い切羽へのロックボルト施工を、それら2台の削孔機ユニット6A、6Bによって行なうため、ロックボルト施工を能率的にかつ短時間で行うことができる。
【0034】
なお、上述の実施の形態はあくまで本発明の例示であり、実施のあたり発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜設計変更可能である。
【0035】
【発明の効果】
請求項1にかかる発明によれば、削孔機ユニット、マンケージユニット、吹付機ユニットがともに前後方向へ移動可能とされて、台車ユニットの前部に位置する状態と台車ユニットの後部に位置する状態のいずれかを選択可能となっているから、それらユニットの台数を増やすことなく、台車ユニットの前後の両位置で自由に使用することができ、それらユニットをその状況にあった最適位置で使用することができ、これによって施工サイクルの短縮化が実現できる。
また、主レールと副レールとの間で、削孔機ユニット、マンケージユニット、吹付機ユニットをそれぞれ乗り移すトラバーサを設けているから、各ユニットは主レールと副レールのいずれでも乗り入れることが可能であり、レール本数を増やすことなく、ユニット同士の干渉するのを避けてそれら各ユニットのスムーズな前後移動が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態のトンネル掘削機を示す側面図である。
【図2】 本発明の実施の形態のトンネル掘削機を示す平面図である。
【図3】 図1のIIIーIII線に沿う断面図である。
【図4】 図1のIVーIV線に沿う断面図である。
【図5】 トラバーサを説明する正面図である。
【図6】 本発明の実施の形態のトンネル掘削機の使用状態を説明する側面図である。
【図7】 本発明の実施の形態のトンネル掘削機の使用状態を説明する平面図である。
【図8】 本発明の実施の形態のトンネル掘削機の使用状態を説明する断面図である。
【図9】 本発明の実施の形態のトンネル掘削機の使用状態を説明する断面図である。
【図10】 本発明の実施の形態のトンネル掘削機の使用状態を説明する側面図である。
【図11】 本発明の実施の形態のトンネル掘削機の使用状態を説明する平面図である。
【図12】 本発明の実施の形態のトンネル掘削機の使用状態を説明する断面図である。
【図13】 本発明の実施の形態のトンネル掘削機の使用状態を説明する断面図である。
【図14】 本発明の実施の形態のトンネル掘削機の使用状態を説明する側面図である。
【図15】 本発明の実施の形態のトンネル掘削機の使用状態を説明する平面図である。
【図16】 本発明の実施の形態のトンネル掘削機の使用状態を説明する断面図である。
【図17】 本発明の実施の形態のトンネル掘削機の使用状態を説明する側面図である。
【図18】 本発明の実施の形態のトンネル掘削機の使用状態を説明する平面図である。
【図19】 本発明の実施の形態のトンネル掘削機の使用状態を説明する断面図である。
【図20】 本発明の実施の形態のトンネル掘削機の使用状態を説明する断面図である。
【図21】 本発明の実施の形態のトンネル掘削機の使用状態を説明する断面図である。
【符号の説明】
1 メインビーム
2 TBM本体
2A カッター
3 メイングリッパ
6(6A) 移動式の削孔機ユニット
6(6B) 固定式の削孔機ユニット
7 マンケージユニット
8 吹付機ユニット
10 台車ユニット
11 削孔機
12A 主レール
12B 副レール
14、17、 アーム
15 ケージ
19 吹付機
23 トラバーサ
24A 移動レール
24B 移動レール
Claims (1)
- 岩盤を掘削可能なカッターとその駆動機構をメインビームの先端部に装備し、メインビームの基端側に装備したメイングリッパを介して地山から反力をとってスラストジャッキにより掘進を行い、かつ、前記メインビームの基端部から後方へ延びる架台上に削孔機ユニット、マンケージユニット、吹付機ユニットが装備されてなる台車ユニットを備えるトンネル掘削機において、
前記台車ユニットを構成する削孔機ユニット、マンケージユニット、吹付機ユニットがともに前後方向へ移動可能とされ、それら各ユニットが前記台車ユニットの前部に位置する状態と前記台車ユニットの後部に位置する状態のいずれかを選択可能とし、
前記台車ユニットを構成する削孔機ユニット、マンケージユニット、吹付機ユニットはそれぞれ共通の主レールに沿って前後方向へ移動可能とされ、該主レールの側方には副レールが配置され、前記主レールと前記副レールとの間には、それら両レール間で前記削孔機ユニット、マンケージユニット、吹付機ユニットの乗り移しが可能なトラバーサが設けられていることを特徴とするトンネル掘削機。
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