JP3760061B2 - 同軸ケーブルの取付構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、CATV用の送信機等に使用して好適な同軸ケーブルの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の同軸ケーブルの取付構造を、CATV用の送信機に使用したものを例にして図3に基づいて説明すると、送信機の金属製のシャーシ21内には、RF回路を含む電子回路が設けられた回路基板22を収納した金属製の枠体23が取り付けられている。
また、同軸ケーブル24は、中心導体25と、中心導体25の外周を被覆する絶縁被覆26と、この絶縁被覆26上に設けられた網目状の外部導体27で構成されている。
【0003】
この同軸ケーブル24の一端には、同軸コネクタ28が取り付けられており、同軸コネクタ28を取り付けた同軸ケーブル24は、他端部が枠体23の孔23aに挿通されている。
そして、中心導体25が回路基板22の配線パターン22aに半田付けされ、また、外部導体27が回路基板22のアース用パターン22bに半田付けされると共に、外部導体27が枠体23の孔23aの位置で、枠体23に半田付けされて、外部導体27を接地するようになっている。
このような状態で、同軸コネクタ28とシャーシ21の孔21aが合うように、同軸ケーブル24を折り曲げながら同軸コネクタ28の位置決めを行った後、同軸コネクタ28を孔21aに挿通して、同軸コネクタ28をシャーシ21に取り付けるようになっている。
【0004】
そして、枠体21に半田付けされた網目状の外部導体27は、半田付けされた部分が固くなり、外部導体27の柔軟性が損なわれて脆くなる。
このため、位置合わせ等のために同軸ケーブル24を折り曲げると、半田付け部と非半田付け部の境目において、外部導体27が折れるものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の同軸ケーブルの取付構造において、同軸ケーブル24の外部導体27が枠体23に半田付けされるものであるため、位置合わせ等のために同軸ケーブル24を折り曲げると、半田付け部と非半田付け部の境目において、外部導体27が折れるという問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための第1の解決手段として、金属製の枠体と、該枠体に取り付けられた回路基板と、中心部に中心導体を取り付けた絶縁被覆上に外部導体を設けた同軸ケーブルとを備え、前記外部導体の一部を覆うように、金属からなる筒状部材を設け、該筒状部材を前記枠体の孔に挿通して、前記筒状部材の外周部と前記枠体を半田付けした構成とした。
【0007】
また、第2の解決手段として、前記筒状部材の外周部と前記外部導体の外周部に跨って、熱収縮チューブを取り付けた構成とした。
また、第3の解決手段として、前記回路基板にはアース用パターンを有し、このアース用パターンに前記外部導体と前記筒状部材とを半田付けした構成とした。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の同軸ケーブルの取付構造を図1,図2に基づいて説明すると、図1は本発明の同軸ケーブルの取付構造を示す説明図、図2は本発明の同軸ケーブルの取付構造を示す要部の断面図である。
【0009】
次に、本発明の同軸ケーブルの取付構造を、CATV用の送信機に使用したものを例にして図1,図2に基づいて説明すると、送信機の金属製のシャーシ1内には、RF回路を含む電子回路が設けられた回路基板2を収納した金属製の箱形の枠体3が取り付けられている。
また、同軸ケーブル4は、中心導体5と、中心導体5の外周を被覆する絶縁被覆6と、この絶縁被覆6上に設けられ、金属線を網目状に形成した外部導体7で構成されている。
【0010】
また、外部導体7の外周の一部には、金属からなる筒状部材8が設けられると共に、合成樹脂からなる熱収縮チューブ9が筒状部材9と外部導体7とに跨って配設され、熱収縮チューブ9を熱によって収縮して、外部導体7の外周に筒状部材8が取り付けられている。
そして、この同軸ケーブル4の一端には、同軸コネクタ10が取り付けられており、同軸コネクタ10を取り付けた同軸ケーブ4は、同軸ケーブル4の他端部と共に筒状部材8が枠体3の孔3aに挿通されている。
【0011】
そして、中心導体5が回路基板2の配線パターン2aに半田付けされ、また、外部導体7が回路基板2のアース用パターン2bに半田付けされると共に、筒状部材8の外周部が枠体3の孔3aの位置で、枠体3に半田付けされて、筒状部材8が接地されると共に、筒状部材8を介して外部導体7が枠体3に接地されるようになっている。
【0012】
このような状態で、同軸コネクタ10とシャーシ1の孔1aが合うように、同軸ケーブル4を折り曲げながら同軸コネクタ10の位置決めを行った後、同軸コネクタ10を孔1aに挿通して、同軸コネクタ10をシャーシ1に取り付けるようになっている。
【0013】
このように、筒状部材8を枠体3に半田付けすると、外部導体7は半田付けによる柔軟性が損なわれず、このため、位置合わせ等のために同軸ケーブル4を折り曲げても、外部導体7が折れることがない。
【0014】
なお、この実施例では、筒状部材8の取付のために熱収縮チューブ9を用いたもので説明したが、熱収縮チューブ9を用いず、筒状部材8の一部を外周から凹まして、筒状部材8を外部導体7上に取り付けるようにしても良い。
【0015】
【発明の効果】
本発明の同軸ケーブルの取付構造において、同軸ケーブル4の外部導体7の一部を覆うように、金属からなる筒状部材8を設け、該筒状部材8を枠体3の孔3aに挿通して、筒状部材8の外周部と枠体3を半田付けしたため、外部導体7は半田付けによる柔軟性が損なわれず、外部導体7の折れの無い同軸ケーブルの取付構造を提供できる。
従って、同軸ケーブル4の取り扱いが自由となり、折れを気にするこなく組み込みできて、生産性が良好となる。
【0016】
また、筒状部材8の外周部と外部導体7の外周部に跨って、熱収縮チューブ9を取り付けたため、筒状部材8の取付を行うことができるばかりか、熱収縮チューブ9は柔軟性があり、同軸ケーブル4に折り曲げも容易となる。
また、回路基板2にはアース用パターン2bを有し、このアース用パターン2bに外部導体7と筒状部材8とを半田付けしたため、この半田によって筒状部材8の接地を良好にできると共に、この半田が筒状部材8の他端部まで至ることが無く、筒状部材8の他端部での外部導体7の柔軟性が保て、外部導体7の破損のない同軸ケーブルの取付構造を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の同軸ケーブルの取付構造を示す説明図。
【図2】本発明の同軸ケーブルの取付構造を示す要部の断面図。
【図3】従来の同軸ケーブルの取付構造を示す説明図。
【符号の説明】
1 シャーシ
1a 孔
2 回路基板
2a 配線パターン
2b アース用パターン
3 枠体
3a 孔
4 同軸ケーブル
5 中心導体
6 絶縁被覆
7 外部導体
8 筒状部材
9 熱収縮チューブ
10 同軸コネクタ

Claims (3)

  1. 金属製の枠体と、該枠体に取り付けられた回路基板と、中心部に中心導体を取り付けた絶縁被覆上に外部導体を設けた同軸ケーブルとを備え、前記外部導体の一部を覆うように、金属からなる筒状部材を設け、該筒状部材を前記枠体の孔に挿通して、前記筒状部材の外周部と前記枠体を半田付けしたことを特徴とする同軸ケーブルの取付構造。
  2. 前記筒状部材の外周部と前記外部導体の外周部に跨って、熱収縮チューブを取り付けたことを特徴とする請求項1記載の同軸ケーブルの取付構造。
  3. 前記回路基板にはアース用パターンを有し、このアース用パターンに前記外部導体と前記筒状部材とを半田付けしたことを特徴とする請求項1、又は2記載の同軸ケーブルの取付構造。
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