JP3759570B2 - スピニングリールの釣り糸案内機構 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、釣り糸案内機構、特に、第1及び第2ロータアームの先端に糸案内姿勢と糸開放姿勢とに揺動自在に装着され釣り糸をスプールに案内するスピニングリールの釣り糸案内機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
スピニングリールには釣り糸をスプールに案内する釣り糸案内機構が設けられている。釣り糸案内機構は、第1及び第2ロータアームの先端に装着され、ロータとともに回転しかつ糸開放姿勢と糸巻き取り姿勢との間で揺動自在に設けられている。この釣り糸案内機構は、第1及び第2ベール支持部材と、第1ベール支持部材の先端に一端が固定された固定軸と、固定軸の他端に固定された固定軸カバーと、固定軸カバーに一端が取り付けられたベールと、ラインローラとを備えている。ベールの他端は第2ベール支持部材の先端に取り付けられている。このベールの一端は固定軸カバーに挿入固定されており、固定軸カバーとベールとの接合部には段差が生じている。
【0003】
このような釣り糸案内機構を有するスピニングリールでは、釣り糸をスプールに巻き取る際に、ベールを糸巻き取り姿勢側に揺動させハンドルを回す。すると、釣り糸はベールに誘導されて固定軸カバーを介してラインローラの外周面に案内されて接触する。そして、釣り糸は、ラインローラに案内されて方向が変えられ、スプール外周に巻き取られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の釣り糸案内機構では、特に軽量のルアーをキャスティングした後にハンドルを回すと、弛んだ釣り糸が固定軸カバーとベールとの接合部の段差に引っ掛かり、さらにこの釣り糸が接合部と第1ベール支持部材の外周部との間に巻きついて糸絡みを起こしてしまうことがある。このように、固定軸カバー及びベールの接合部と第1支持部材の外周部との2箇所で釣り糸が引っ掛かると、釣り糸を巻き取ろうとした時その2点間にテンションが加わり、より強固に絡んでしまい、ついには釣り糸を巻き取ることが不可能となってしまう。
【0005】
本発明の課題は、釣り糸案内機構において、糸絡みを容易に解消できるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
発明1に係るスピニングリールの釣り糸案内機構は、第1及び第2ロータアームの先端に糸案内姿勢と糸開放姿勢とに揺動自在に装着され釣り糸をスプールに案内するスピニングリールの釣り糸案内機構であって、第1及び第2ロータアームの先端にそれぞれ揺動自在に装着された第1及び第2ベール支持部材と、第1ベール支持部材に一端が固定された固定軸と、固定軸の他端に第1ベール支持部材と間隔を隔てて設けられた固定軸カバーと、固定軸に回動自在に支持され周面に釣り糸を案内する案内部が形成されたラインローラと、第2ベール支持部材と少なくとも固定軸及び固定軸カバーのいずれかとに両端が固定されスプールの周方向外方に湾曲して配置され釣り糸を固定軸カバーを介してラインローラに導くベールとを備えている。第1ベール支持部材の外周部は、外周部と所定の基準点との距離が最大となる第1距離を半径とする球体内部に設けられ、かつ外周部と基準点との距離が外方に向けて第1距離より徐々に小さくなるような曲面形状に形成されている。さらに、基準点は、固定軸カバーとベールとの接合点である。
【0007】
この釣り糸案内機構では、たとえば糸絡みを起こす可能性のある任意の位置を所定の基準点として定め、この基準点から第1ベール支持部材の外周部までの間の最大距離を半径とする球体を定義し、この球体内に第1ベール支持部材の外周部が配置されている。そして、第1ベール支持部材の外周部は、釣り糸が案内可能な外方に向けて、基準点と外周部との間の距離が徐々に小さくなるような曲面形状に形成されている。ここでは、たとえば所定の基準点で糸絡みを起こし、第1ベール支持部材の外周部で釣り糸が引っ掛かった場合でも、巻き取り動作によって第1ベール支持部材の外周部の引っ掛かり位置が基準点を中心に外方に移動し、ついには抜けきり、それと同時に基準点での糸絡みも解消される。したがって、糸絡みの解消が容易になる。さらに、この場合は、糸絡みを起こしやすい固定軸カバーとベールとの接合点を基準点と定めることで、基準点で糸絡みを起こした場合でも、糸絡みの解消が容易になる。
【0008】
発明2に係る釣り糸案内機構は、発明1の釣り糸案内機構において、基準点は第1ベール支持部材の内周部側に配置されている。この場合は、たとえば第1ベール支持部材の外周部をこの基準点を中心に円弧状又は滑らかな凸形状に形成することができるので、第1ベール支持部材の外周部に釣り糸が引っ掛かりにくくなる
【0009】
発明に係る釣り糸案内機構は、発明1又は2の釣り糸案内機構において、第1ベール支持部材の側部は、側部と基準点との距離が最大となる第2距離を半径とする球体内部に設けられ、かつ側部と基準点との距離が外方に向けて第2距離より徐々に小さくなるような曲面形状に形成されている。この場合は、第1ベール支持部材の外周部と同様に、第1ベール支持部材の側部においても釣り糸の引っ掛かりを防止することができる。
【0010】
発明に係る釣り糸案内機構は、発明の釣り糸案内機構において、第2距離は第1距離より短い。この場合は、たとえば第1ベール支持部材の外周部において釣り糸の引っ掛かりを防ぐことができれば、最大距離の短い第1ベール支持部材の側部においても同様に糸絡みを防ぐことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
〔全体構成及びリール本体の構成〕
本発明の一実施形態を採用したスピニングリールは、図1及び図2に示すように、ハンドル1と、ハンドル1を回転自在に支持するリール本体2と、ロータ3と、スプール4とを主に備えている。ロータ3はリール本体2の前部に回転自在に支持されている。スプール4は、釣り糸を外周面に巻き取るものであり、ロータ3の前部に前後移動自在に配置されている。
【0012】
ハンドル1は、T字状の把手部1aと、先端に把手部1aが回転自在に装着されたL字状のクランクアーム1bとを有している。リール本体2は、図1及び図2に示すように、側部に開口を有するリールボディ2aと、リールボディ2aから斜め上前方に一体で延びるT字状の竿取付脚2bとを有している。リールボディ2aは、図2に示すように、内部に機構装着用の空間を有しており、その空間内には、ロータ3をハンドル1の回転に連動して回転させるロータ駆動機構5と、スプール4を前後移動させて釣り糸を均一に巻き取るためのオシレーティング機構6とが設けられている。
【0013】
スプール4は、図1及び図2に示すように、後述するロータ3の第1ロータアーム31及び第2ロータアーム32の間に配置されており、スプール軸15の先端部にスプール4の中心部がドラグ機構60(図2R>2参照)を介して連結されている。ロータ駆動機構5は、図2に示すように、ハンドル1が回転不能に装着されたハンドル軸10と、ハンドル軸10とともに回転するマスターギア11と、このマスターギア11に噛み合うピニオンギア12とを有している。ハンドル軸10の両端は軸受を介してリール本体2に回転自在に支持されている。ハンドル軸10の両端にはネジ方向及び径が異なる雌ネジ部がそれぞれ形成されており、両雌ネジ部にハンドル1が回転不能に装着可能である。
【0014】
ピニオンギア12は筒状に形成されており、ピニオンギア12の前部はロータ3の中心部を貫通しており、ナット33によりロータ3と固定されている。そして、ピニオンギア12の軸方向の中間部と後端部とが、それぞれ軸受を介してリール本体2に回転自在に支持されている。オシレーティング機構6はスプール4を前後方向に移動させるための機構である。オシレーティング機構6は、図2に示すように、スプール軸15の略直下方に平行に配置された螺軸21と、螺軸21に沿って前後方向に移動するスライダ22と、螺軸21の先端に固定された中間ギア23とを有している。スライダ22にはスプール軸15の後端が回転不能に固定されている。中間ギア23はピニオンギア12に噛み合っている。
【0015】
〔ロータの構成〕
ロータ3は、図2に示すように、ピニオンギア12に固定された円筒部30と、円筒部30の側方に互いに対向して設けられた第1ロータアーム31及び第2ロータアーム32と、釣り糸をスプール4に案内するための釣り糸案内機構としてのベールアーム34とを有している。円筒部30と第1ロータアーム31及び第2ロータアーム32とは、たとえばアルミニウム合金製であり、一体成形されている。円筒部30の先端中心部分が前述したようにナット33によりピニオンギア12の先端部に回転不能に固定されている。
【0016】
〔ベールアームの構成〕
ベールアーム34は、第1ロータアーム31及び第2ロータアーム32の先端に、糸案内姿勢と糸開放姿勢との間で揺動自在に装着されている。ベールアーム34は、第1ロータアーム31及び第2ロータアーム32の先端にそれぞれ揺動自在に装着された第1ベール支持部材40及び第2ベール支持部材42を有している。第1ベール支持部材40は第1ロータアーム31の外側に揺動自在に装着され、第2ベール支持部材42は第2ロータアーム32の内側に装着されている。ベールアーム34は、図3から図5に示すように、第1ベール支持部材40及び第2ベール支持部材42を連結するベール41と、第1ベール支持部材40に先端が固定された固定軸43(図5参照)と、固定軸43に支持されたラインローラ44と、固定軸43を覆う固定軸カバー46とを有している。
【0017】
第1ベール支持部材40は、図4及び図5に示すように、第1ロータアーム31に揺動自在に装着されたアーム部40aと、アーム部40aの先端に一体成形されたリング状の装着部40bとを有している。装着部40bには段付きの貫通孔40c(図5参照)が形成されており、貫通孔40cには固定軸43を第1ベール支持部材40に固定するための固定ボルト52が貫通している。
【0018】
第1ベール支持部材40のアーム部40aは、図4に示すように、固定軸カバー46とベール41との接合点(段差が生じている点)である基準点Pからアーム部40a外周部までの最大距離である第1距離R1を半径とする球体内に配置されている。基準点Pからアーム部40a外周部までの距離R1a、R1bは外方に向けて第1距離R1より徐々に短くなるように形成されている。すなわち、距離R1bは距離R1aより短くなるように形成されている。また、アーム部40aは、図5に示すように、基準点Pからアーム部40a側部(上方視断面における外周部)までの最大距離である第2距離R2を半径とする球体内に配置されている。基準点Pからアーム部40a側部までの距離R2aは外方に向けて第2距離R2より徐々に短くなるように形成されている。なお、第2距離R2と第1距離R1とは同一の長さである。
【0019】
ベール41は、図3に示すように、第2ベール支持部材42及び固定軸カバー46に両端がかしめ固定された針金状の部材であり、スプール4の周方向外方に凸に湾曲して配置されている。ベール41は、ベールアーム34が糸開放姿勢から糸案内姿勢に復帰したときに釣り糸を固定軸カバー46を介してラインローラ44に導くためのものである。
【0020】
固定軸43は、図5に示すように、固定軸カバー46と一体で切削加工により形成された部材である。固定軸43は、固定軸カバー46と一体の基端から第1ベール支持部材40に向かって延びており、先端が固定ボルト52により固定されている。ラインローラ44は、図5に示すように、外周面に釣り糸を案内する溝が形成された筒状の案内部44aと、案内部44aの内周側に軸方向に間隔を隔てて配置された2つの転がり軸受44b、44cとを有している。案内部44aは、この2つの軸受44b、44cを介して固定軸43に回動自在に支持されている。
【0021】
固定軸カバー46は、固定軸43の基端に第1ベール支持部材40の装着部40bと間隔を隔てて設けられている。固定軸カバー46は、頂点が中心からずれた略円錐形状の部材であり、固定軸43の中心を基準にしてリールの後方でかつスプール4の径方向外方に頂点が向いている。固定軸カバー46の頂点より釣り糸案内側に偏倚してベール41がかしめ固定されている。
【0022】
〔リールの操作及び動作〕
このスピニングリールでは、キャスティング時等の糸繰り出し時には、ベールアーム34を糸開放姿勢に倒す。これにより第1ベール支持部材40及び第2ベール支持部材42は揺動する。この結果、釣り糸は仕掛けの自重によりスプール4の先端側から順に繰り出される。
【0023】
糸巻き取り時にはベールアーム34を糸巻き取り姿勢側に戻す。これは、ハンドル1を糸巻き取り方向に回転させると、図示しないベール反転機構の働きにより自動的に行われる。ハンドル1の回転力はハンドル軸10及びマスターギア11を介してピニオンギア12に伝達される。ピニオンギア12に伝達された回転力は、ピニオンギア12の前部からロータ3に伝達されるとともに、ピニオンギア12に噛み合う中間ギア23によりオシレーティング機構6に伝達される。この結果、ロータ3が糸巻き取り方向に回転するとともにスプール4が前後に往復移動する。
【0024】
この巻き初めのときにベール41に接触した釣り糸は、ベール41により固定軸カバー46に案内される。固定軸カバー46に案内された釣り糸は、ラインローラ44に案内され、さらにラインローラ44で方向が変えられスプール4外周に巻き取られる。このスピニングリールでは、第1ベール支持部材40のアーム部40aは、釣り糸の絡みやすい固定軸カバー46とベール41との接合点を基準点Pと定め、この基準点Pからアーム部40a外周部及び側部までの最大距離である第1距離R1及び第2距離R2を半径とする球体内に配置されている。そして、基準点Pからアーム部40a外周部及び側部までの距離R1a、R1b及びR2aは、外方に向けて第1距離R1及び第2距離R2より徐々に短くなっている。このため、基準点Pで糸絡みを起こし、アーム部40a外周部及び側部で釣り糸が引っ掛かった場合でも、巻き取り動作によってアーム部40a外周部及び側部の引っ掛かり位置が基準点Pを中心に外方に移動し、ついには抜けきり、それと同時に基準点Pでの糸絡みも解消される。したがって、巻き取り動作を行うだけで容易に糸絡みを解消できる。
【0025】
〔他の実施形態〕
(a) 前記実施形態では、フロントドラグ型のスピニングリールを例に説明したが、リアドラグ型のスピニングリールやドラグを有さないスピニングリールやレバードラグ型のスピニングリール等の任意のスピニングリールに本発明を適用できる。
【0026】
(b) 前記実施形態では、固定軸43と固定軸カバー46とは一体成形されていたが、固定軸43と固定軸カバー46とを別体で形成してもよい。また、ベール41は固定軸カバー46に固定されていたが、これに限定されるものではなく、ベール41を固定軸43に固定してもよい。
【0027】
(c) 前記実施形態では、第2距離R2と第1距離R1とは同一の長さであったが、第2距離R2が第1距離R1より短くなるようにしてもよい。また、距離R1a、R1b及びR2aを、第1距離R1及び第2距離R2と同一にして、アーム部40a外周部及び側部が同一球面上に配置されるようにしてもよい。
【0028】
【発明の効果】
本発明によれば、第1ベール支持部材の外周部は、外周部と所定の基準点と最大距離を半径とする球体内部に設けられている。そして、外方に向けて外周部と基準点との距離が最大距離より徐々に小さくなるような形状に形成されている。このため、巻き取り動作を行うだけで、第1ベール支持部材の外周部での引っ掛かり位置が基準点を中心に外方に移動し、ついには抜けきり、それと同時に基準点での糸絡みも解消することができる。したがって、糸絡みの解消が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を採用したスピニングリールの右側面図。
【図2】 前記スピニングリールの左側面断面図。
【図3】 前記スピニングリールの正面図。
【図4】 ベールアームの要部斜視図。
【図5】 ベールアームの要部断面図。
【符号の説明】
3 ロータ
4 スプール
31 第1ロータアーム
32 第2ロータアーム
34 ベールアーム
40 第1ベール支持部材
42 第2ベール支持部材
41 ベール
43 固定軸
44 ラインローラ
46 固定軸カバー
P 基準点
R1 第1距離
R2 第2距離

Claims (4)

  1. 第1及び第2ロータアームの先端に糸案内姿勢と糸開放姿勢とに揺動自在に装着され釣り糸をスプールに案内するスピニングリールの釣り糸案内機構であって、
    前記第1及び第2ロータアームの先端にそれぞれ揺動自在に装着された第1及び第2ベール支持部材と、
    前記第1ベール支持部材に一端が固定された固定軸と、前記固定軸の他端に前記第1ベール支持部材と間隔を隔てて設けられた固定軸カバーと、
    前記固定軸に回動自在に支持され、周面に前記釣り糸を案内する案内部が形成されたラインローラと、
    前記第2ベール支持部材と少なくとも前記固定軸及び前記固定軸カバーのいずれかとに両端が固定され、前記スプールの周方向外方に湾曲して配置され、前記釣り糸を前記固定軸カバーを介して前記ラインローラに導くベールとを備え、
    前記第1ベール支持部材の外周部は、前記外周部と所定の基準点との距離が最大となる第1距離を半径とする球体内部に設けられ、かつ前記外周部と前記基準点との距離が外方に向けて前記第1距離より徐々に小さくなるような曲面形状に形成されており、
    前記基準点は前記固定軸カバーと前記ベールとの接合点である、スピニングリールの釣り糸案内機構。
  2. 前記基準点は前記第1ベール支持部材の内周部側に配置される、請求項1に記載のスピニングリールの釣り糸案内機構
  3. 前記第1ベール支持部材の側部は、前記側部と前記基準点との距離が最大となる第2距離を半径とする球体内部に設けられ、かつ前記側部と前記基準点との距離が外方に向けて前記第2距離より徐々に小さくなるような曲面形状に形成されている、請求項1又は2に記載のスピニングリールの釣り糸案内機構。
  4. 前記第2距離は前記第1距離より短い、請求項に記載のスピニングリールの釣り糸案内機構。
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