JP3758742B2 - 微粉炭バーナの濃度調整リング - Google Patents

微粉炭バーナの濃度調整リング Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、微粉炭を燃焼する時の微粉炭濃度を調整する為に設けてある微粉炭バーナの濃度調整リングに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ミルで粉砕した石炭の微粉を一次空気と混合して微粉炭バーナへ供給し該微粉炭バーナから噴出させて浮遊燃焼させる微粉炭燃焼は、従来から広く一般に用いられている石炭の燃焼方式である。
【0003】
微粉炭燃焼方式の火炉に使用されている微粉炭バーナの一例を図3によって説明すると、火炉1の側壁の所定位置にはスロート2が形成されており、スロート2付近の火炉1の外部にはウインドボックス3が配置されていて、ウインドボックス3から火炉1へ燃焼用の二次空気4を供給するようになっている。
【0004】
スロート2の中心にはウインドボックス3を貫通する微粉炭バーナ5が設けられていて、微粉炭バーナ5の中心部には、略円筒状で先端開口部に先端に向かって直径が急減する絞り部を有するバーナ内筒6が配置され、バーナ内筒6の軸心位置にはオイルバーナ7が挿入されている。
【0005】
バーナ内筒6の外側にはバーナ外筒8がバーナ内筒6と同心状に配設されていて、バーナ外筒8は後端部分が略円筒状で、中間部分から先端に向かって直径が漸減する中空円筒状になっている。
【0006】
バーナ外筒8の先端開口部には、先端に向かって直径が急減するバーナノズル9が取り付けられていて、バーナノズル9の内部には、微粉炭10と一次空気11との濃度を変化させる分離筒12が設けられている。
【0007】
バーナ外筒8の後端部には接線方向へ向けて微粉炭入口13が設けられていて、図示しないミルから一次空気11と共に供給される微粉炭10をバーナ外筒8内へ導くようにされている。
【0008】
前記バーナ内筒6の長手方向適宜位置には濃度調整リング14が外嵌されており、バーナ外筒8の内部を一次空気11に搬送されて流動する微粉炭10が前記濃度調整リング14を迂回して流動するようにしてある。
【0009】
更に、二次空気4の旋回力を調整する為に、前記のスロート2とウインドボックス3との間に形成された空間にスロート2の周りを円形に囲うようにエアレジスタ15を配設し、二次空気4を内側と外側とに分離する為に、エアレジスタ15の内側の周方向に複数のインナベーン16を配設し、三次空気17をバーナ内筒6へ導く為に、ウインドボックス3とバーナ内筒6の後端部とを三次空気管18によって連通している。
【0010】
而して、微粉炭入口13からバーナ外筒8の内部へ一次空気11と共に供給される微粉炭10は、バーナ外筒8の後端部において周回して周方向に均等化された後にバーナ外筒8の先端側へ流動し、濃度調整リング14を乗り越えて迂回する。
【0011】
このとき、微粉炭10は濃度調整リング14の外周面に沿ってバーナ外筒8内部の外側へ導かれ、流路断面積を狭められることにより流速を高められて濃度調整リング14の位置する部分を通過する。
【0012】
濃度調整リング14の位置する部分を通過した直後において、一次空気11は再びバーナ外筒8の内部全体に拡散するが、空気に比べて比重の大きな微粉炭10の粒子は慣性力によってそのままバーナ外筒8の外側を流動し、微粉炭10の大部分は分離筒12の外側を濃縮された状態で通り、主としてウインドボックス3から供給される二次空気4と混合して燃焼することになるので、図示しないミルの低負荷時においても安定燃焼を確保することができる。
【0013】
従来から使用されている濃度調整リング14は、図4に拡大して示すように、微粉炭10の流れ方向に向け徐々に直径が増加するよう上流側に形成された流路収縮斜面19と、該流路収縮斜面19の終端部から微粉炭10の流れ方向に向け略同等の直径のまま所要長さ延びる整流面20と、該整流面20の終端部から微粉炭10の流れ方向に向け徐々に直径が減少するよう下流側に形成された流路拡張斜面21とを備えており、斯かる濃度調整リング14の断面形状は略台形となっていた。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このように断面形状を略台形とした従来の濃度調整リング14においては、流路収縮斜面19と整流面20との境界部、及び該整流面20と流路拡張斜面21との境界部の夫々にエッジ22,23が形成されていた為、該各エッジ22,23の直後で渦xが発生して気流の乱れが生じ、微粉炭10のうちの慣性力の小さな微粒子がバーナ内筒6側に移動してしまう現象が起こり、バーナ外筒8内部の外側への微粉炭濃縮効果が悪化するという不具合があった。
【0015】
また、バーナ内筒6の外周面に対する流路収縮斜面19の傾斜角αが略45゜程度の比較的大きな角度となっていた為、一次空気11の流れが急激に屈曲されることになり、微粉炭10のうちの慣性力の大きな粗粒子が、図4中に二点鎖線で示す如く流路収縮斜面19に激しく衝突して該流路収縮斜面19を摩耗し、しかも、前記流路収縮斜面19に衝突して跳ね返った微粉炭10の粗粒子がバーナ外筒8の内周面にも再び衝突して該バーナ外筒8の内周面も摩耗し、更には、バーナ外筒8の内周面に衝突して跳ね返った微粉炭10の粗粒子がバーナ内筒6側に移動してしまい、バーナ外筒8内部の外側への微粉炭濃縮効果が悪化するという不具合もあった。
【0016】
更に、前述した如く、バーナ内筒6の外周面に対する流路収縮斜面19の傾斜角αが略45゜程度の比較的大きな角度となっており、また、これと同様にバーナ内筒6の外周面に対する流路拡張斜面21の傾斜角βも略45゜程度の比較的大きな角度となっていた為、前記流路収縮斜面19及び流路拡張斜面21の夫々の下側部分で一次空気11の流れが淀んでしまい、ここに微粉炭堆積層24,25が形成されてしまうという不具合もあった。
【0017】
即ち、このような微粉炭堆積層24,25が形成されると、輻射熱等により微粉炭堆積層24,25が自然発火する虞れがある為、バーナ内筒6を二重管構造として、その外側流路に冷却空気を供給する等の手段を講じなければならなかった。
【0018】
本発明は、上述の実情に鑑みて成したもので、バーナ外筒内部の外側への微粉炭濃縮効果を従来より向上すると共に、濃度調整リング自体及びバーナ外筒の内周面における摩耗を防止し、且つ微粉炭堆積層の形成を防止することを目的とするものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本発明は、微粉炭を搬送して流れる一次空気をバーナ外筒内部の外側へ迂回させて前記微粉炭を外側へ濃縮し得るようバーナ内筒に外嵌された微粉炭バーナの濃度調整リングであって、
微粉炭の流れ方向に向け徐々に直径が増加するよう上流側に形成された流路収縮斜面と、微粉炭の流れ方向に向け徐々に直径が減少するよう下流側に形成された流路拡張斜面とを備え、
前記流路収縮斜面を、バーナ内筒の外周面に対し少くとも20゜以下の小さな第一の傾斜角で立ち上げ且つ途中から緩やかに反らせながら前記第一の傾斜角より大きな第二の傾斜角で立ち上げ、その頂部の外形が緩やかな曲線を描いて一次空気の流れ方向に沿うよう形成し、
更に、前記流路拡張斜面を、迂回する一次空気の乱流化や渦形成が起こらないよう前記流路収縮斜面の頂部に連続する流線形状としたことを特徴とするものである。
【0020】
従って、本発明では、濃度調整リングの表面に従来の如きエッジが形成されず、一次空気が前記濃度調整リングの表面に沿って滑らかに迂回し、一次空気の乱流化や渦の形成が防止されるので、微粉炭のうちの慣性力の小さな微粒子がバーナ内筒側に移動してしまう現象が大幅に低減される。
【0021】
また、一次空気の流れが急激に屈曲されることなく滑らかに濃度調整リングに乗り上がるので、微粉炭のうちの慣性力の大きな粗粒子が流路収縮斜面に激しく衝突することがなくなり、しかも、前記流路収縮斜面に衝突して跳ね返った微粉炭の粗粒子は、バーナ外筒の内周面に衝突することなくバーナ外筒側へと導かれるので、バーナ外筒の内周面に衝突してバーナ内筒側に跳ね返るといった現象が大幅に低減される。
【0022】
更に、一次空気が流路収縮斜面により滑らかに濃度調整リングに乗り上がり、該流路収縮斜面の頂部を迂回した一次空気が、流路拡張斜面の流線形状により乱流化や渦形成を防止されて円滑に拡散されるので、流路収縮斜面及び流路拡張斜面の何れの下側部分にも一次空気の流れが淀むことがなくなる。
【0023】
尚、バーナ内筒の外周面に対する流路収縮斜面頂部の最大高さ寸法は、バーナ内筒の外周面からバーナ外筒の内周面までの距離の略二分の一とすれば良く、このようにすれば、圧力損失を極端に増加させることなく、良好なバーナ外筒内部の外側への微粉炭濃縮効果を得られる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図を参照しつつ説明する。
【0025】
図1は本発明を実施する形態の一例を示すもので、図中26は従来と同様にバーナ内筒6の長手方向適宜位置に外嵌された濃度調整リングを示し、該濃度調整リング26は、微粉炭10の流れ方向に向け徐々に直径が増加するよう上流側に形成された流路収縮斜面27と、微粉炭10の流れ方向に向け徐々に直径が減少するよう下流側に形成された流路拡張斜面28とを備えている。
【0026】
前記流路収縮斜面27は、バーナ内筒6の外周面に対し少くとも20゜以下の小さな第一の傾斜角α1(図示する例では約12゜)で立ち上がり且つ途中から緩やかに反りながら前記第一の傾斜角α1より大きな第二の傾斜角α2(図示する例では約34゜)で立ち上がり、その頂部の外形が緩やかな曲線を描いて一次空気11の流れ方向に沿うよう形成されている。
【0027】
更に、前記流路拡張斜面28は、迂回する一次空気11の乱流化や渦形成が起こらないよう前記流路収縮斜面27の頂部に連続する流線形状に形成されている。
【0028】
また、本形態例においては、バーナ内筒6の外周面に対する流路収縮斜面27頂部の最大高さ寸法Hが、バーナ内筒6の外周面からバーナ外筒8の内周面までの距離Lの略二分の一としている。
【0029】
而して、このような断面形状とした濃度調整リング26によれば、該濃度調整リング26の表面に従来の如きエッジが形成されず、一次空気11が前記濃度調整リング26の表面に沿って滑らかに迂回し、一次空気11の乱流化や渦の形成が防止されるので、微粉炭10のうちの慣性力の小さな微粒子がバーナ内筒6側に移動してしまう現象が大幅に低減される。
【0030】
また、一次空気11の流れが急激に屈曲されることなく滑らかに濃度調整リング26に乗り上がるので、微粉炭10のうちの慣性力の大きな粗粒子が流路収縮斜面27に激しく衝突することがなくなり、しかも、前記流路収縮斜面27に衝突して跳ね返った微粉炭10の粗粒子は、図1に二点鎖線で示す如くバーナ外筒8の内周面に衝突することなくバーナ外筒8側へと導かれるので、バーナ内筒6側に跳ね返るといった現象が大幅に低減される。
【0031】
従って、微粉炭10のうちの微粒子及び粗粒子の何れについてもバーナ内筒6側に移動してしまう現象を大幅に低減することができるので、バーナ外筒8内部の外側への微粉炭濃縮効果を従来より大幅に向上することができる。
【0032】
事実、バーナ外筒8内部の外側における微粉炭濃度に関し、濃度調整リング26下流の濃縮後の微粉炭濃度を、濃度調整リング26上流の濃縮前の微粉炭濃度で除した濃縮率を数値解析により求めたところ、図2に示す如く、本形態例の濃度調整リング26の濃縮率(図2中における曲線A)の方が、従来の濃度調整リング14(図4参照)の濃縮率(図2中における曲線B)よりも良好となるという結果が得られ、しかも、実際にコールドフロー試験を行ってみても、本形態例の濃度調整リング26の濃縮率(図2中における曲線A’)の方が、従来の濃度調整リング14(図4参照)の濃縮率(図2中における曲線B’)よりも良好となるという結果が得られた。
【0033】
尚、コールドフロー試験結果を示す曲線A’,曲線B’は、濃度調整リング26,14の下流側における複数箇所で計測した濃縮率を結んで近似曲線としたものである。
【0034】
また、微粉炭10のうちの慣性力の大きな粗粒子が流路収縮斜面27に激しく衝突することがなくなれば、該流路収縮斜面27自体及びバーナ外筒8の内周面における摩耗を防止することも可能となる。
【0035】
更に、一次空気11が流路収縮斜面27により滑らかに濃度調整リング26に乗り上がり、該流路収縮斜面27の頂部を迂回する一次空気11は、流路拡張斜面28の流線形状により乱流化や渦形成を防止されて円滑に拡散されるので、流路収縮斜面27及び流路拡張斜面28の何れの下側部分にも一次空気11の流れが淀むことがなくなり、ここに微粉炭堆積層が形成されてしまう不具合を解消することができ、更には、このような微粉炭堆積層の自然発火を防止する為に、バーナ内筒6を二重管構造として、その外側流路に冷却空気を供給する等の手段を講じる必要がなくなる。
【0036】
また、本形態例に示した如く、バーナ内筒6の外周面に対する流路収縮斜面27頂部の最大高さ寸法Hを、バーナ内筒6の外周面からバーナ外筒8の内周面までの距離Lの略二分の一とすれば、圧力損失を極端に増加させることなく、良好なバーナ外筒8内部の外側への微粉炭濃縮効果を得られる。
【0037】
尚、本発明の微粉炭バーナの濃度調整リングは、上述の形態例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0038】
【発明の効果】
上記した本発明の微粉炭バーナの濃度調整リングによれば、下記の如き種々の優れた効果を奏し得る。
【0039】
(I)微粉炭のうちの慣性力の小さな微粒子がバーナ内筒側に移動してしまう現象を大幅に低減することができると共に、微粉炭のうちの慣性力の大きな粗粒子が流路収縮斜面に激しく衝突した後にバーナ外筒の内周面に衝突してバーナ内筒側に跳ね返るといった現象を大幅に低減することもできるので、バーナ外筒内部の外側への微粉炭濃縮効果を従来より大幅に向上することができる。
【0040】
(II)微粉炭のうちの慣性力の大きな粗粒子が流路収縮斜面に激しく衝突することがなくなり、該流路収縮斜面に衝突して跳ね返った微粉炭の粗粒子がバーナ外筒の内周面に衝突することもなくなるので、該流路収縮斜面自体及びバーナ外筒の内周面における摩耗を防止することができる。
【0041】
(III)流路収縮斜面及び流路拡張斜面の何れの下側部分にも一次空気の流れが淀むことがなくなり、ここに微粉炭堆積層が形成されてしまう不具合を解消することができるので、このような微粉炭堆積層の自然発火を防止する為に、バーナ内筒を二重管構造として、その外側流路に冷却空気を供給する等の手段を講じる必要がなくなる。
【0042】
(IV)バーナ内筒の外周面に対する流路収縮斜面頂部の最大高さ寸法を、バーナ内筒の外周面からバーナ外筒の内周面までの距離の略二分の一とすれば、圧力損失を極端に増加させることなく、良好なバーナ外筒内部の外側への微粉炭濃縮効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する形態の一例を示す断面図である。
【図2】図1の濃度調整リングによる微粉炭濃縮効果を説明するグラフである。
【図3】微粉炭バーナの概略を表す断面図である。
【図4】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
5 微粉炭バーナ
6 バーナ内筒
8 バーナ外筒
10 微粉炭
11 一次空気
26 濃度調整リング
27 流路収縮斜面
28 流路拡張斜面
α1 傾斜角
α2 傾斜角
H 流路収縮斜面頂部の最大高さ寸法
L バーナ内筒の外周面からバーナ外筒の内周面までの距離

Claims (2)

  1. 微粉炭を搬送して流れる一次空気をバーナ外筒内部の外側へ迂回させて前記微粉炭を外側へ濃縮し得るようバーナ内筒に外嵌された微粉炭バーナの濃度調整リングであって、
    微粉炭の流れ方向に向け徐々に直径が増加するよう上流側に形成された流路収縮斜面と、微粉炭の流れ方向に向け徐々に直径が減少するよう下流側に形成された流路拡張斜面とを備え、
    前記流路収縮斜面を、バーナ内筒の外周面に対し少くとも20゜以下の小さな第一の傾斜角で立ち上げ且つ途中から緩やかに反らせながら前記第一の傾斜角より大きな第二の傾斜角で立ち上げ、その頂部の外形が緩やかな曲線を描いて一次空気の流れ方向に沿うよう形成し、
    更に、前記流路拡張斜面を、迂回する一次空気の乱流化や渦形成が起こらないよう前記流路収縮斜面の頂部に連続する流線形状としたことを特徴とする微粉炭バーナの濃度調整リング。
  2. バーナ内筒の外周面に対する流路収縮斜面頂部の最大高さ寸法を、バーナ内筒の外周面からバーナ外筒の内周面までの距離の略二分の一としたことを特徴とする請求項1に記載の微粉炭バーナの濃度調整リング。
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