JP3758174B2 - 非接触型位置センサ - Google Patents

非接触型位置センサ Download PDF

Info

Publication number
JP3758174B2
JP3758174B2 JP2003353392A JP2003353392A JP3758174B2 JP 3758174 B2 JP3758174 B2 JP 3758174B2 JP 2003353392 A JP2003353392 A JP 2003353392A JP 2003353392 A JP2003353392 A JP 2003353392A JP 3758174 B2 JP3758174 B2 JP 3758174B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnets
movable body
contact type
position sensor
pair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003353392A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005121378A (ja
Inventor
学 市倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Cosmos Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Cosmos Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Cosmos Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Cosmos Electric Co Ltd
Priority to JP2003353392A priority Critical patent/JP3758174B2/ja
Publication of JP2005121378A publication Critical patent/JP2005121378A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3758174B2 publication Critical patent/JP3758174B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

この発明は回転変位を非接触で検出する非接触型位置センサに関する。
図6Aはこの種の非接触型位置センサの従来構成例を示したものであり、この例では回転変位する可動体(図示せず)にロータ11と一対の磁石(永久磁石)12,13が取り付けられ、可動体に対する固定側に一対のステータ14,15と磁気センサ16とが配置されている。
ロータ11は可動体の回転軸心を中心とするリング状とされ、このロータ11の内周面に一対の半円弧状をなす磁石12,13が全体としてリングを構成するように配置されている。これら磁石12,13は円弧の径方向に互いに逆向きに着磁されている。なお、ロータ11及び一対の磁石12,13は取り付け部材(取り付け板)等を介して可動体に取り付けられる。
ステータ14,15は磁石12,13がなす円筒内に位置され、それぞれ半円柱状とされて、その周面と磁石12,13の内周面との間には所定の間隙17が設けられている。これらステータ14,15は径方向に伸びる空隙18を介して互いに対向されており、この空隙18に磁気センサ16が位置されている。
磁気センサ16は例えばホール素子を用いて構成されたホールICとされ、空隙18内においてステータ14,15間の磁界の強さを検出するものとされる。ロータ11及びステータ14,15は共に軟磁性材料よりなるものとされる。
上記のような構成とされた非接触型位置センサ19によれば、可動体の回転に伴い、ロータ11と磁石12,13とがステータ14,15の回りを回転して磁界が回転し、この磁界の回転により磁気センサ16を通過する磁束が変化する。従って、磁気センサ16の出力電圧の変化によって可動体の回転変位位置を検出することができるものとなっている(例えば、特許文献1参照)。
特許第2920179号公報
上述したように、従来の非接触型位置センサは可動体の回転変位を磁界の変化によって検出することにより、非接触で可動体の回転変位位置を検出することができるものとなっているものの、構成上、検出可能な変位量(回転角)に限界があり、検出範囲を大きく取ることができないといった問題があった。
即ち、上述した非接触型位置センサ19では両磁石12,13の境界線と空隙18の伸長方向とがちょうど直交している状態からロータ11が時計回りに(右へ)回転するに従い、磁気センサ16を通過する磁束は0から徐々に増加し、両磁石12,13の境界線が空隙18の位置にくると、磁束が最大となる。一方、ロータ11がこれとは逆に反時計回りに(左へ)回転すると、磁気センサ16を通過する磁束の向きは時計回りに回転した場合と逆向きになり、回転するに従い、磁気センサ16を通過する磁束は徐々に増加し、両磁石12,13の境界線が空隙18の位置にくると、磁束が最大となる。
図6Bはこのような磁束の変化による非接触型位置センサ19の出力と変位量(回転角)の関係を示したものであり、検出可能な回転角は最大で180°(−90°〜+90°)となる。
この発明の目的はこのような状況に鑑み、従来より検出範囲を大きく取れるようにし、240°近辺まで回転変位検出が可能な非接触型位置センサを提供することにある。
請求項1の発明によれば、回転変位する可動体の回転変位位置を検出する非接触型位置センサは、可動体の回転軸心を中心とするリング状とされて可動体に取り付けられた軟磁性材料よりなるロータと、そのロータの外周面にその周方向に配列されて隣接固定された一対の円弧状をなす磁石と、可動体に対する固定側に上記回転変位方向に配列されて配置され、一対の磁石の外周面を所定の間隙を介して囲む円筒面に内周面がそれぞれ位置された軟磁性材料よりなる第1及び第2の円弧状をなすステータと、磁気センサとよりなり、一対の磁石はその円弧の中心角がそれぞれほぼ120°とされて、径方向に互いに逆向きに着磁され、第1及び第2のステータのなす円弧の中心角はそれぞれほぼ240°及びほぼ120°とされて、それらステータの互いに対向する端面間には空隙がそれぞれ設けられており、それら2つの空隙のうち、少なくとも一方に磁気センサが配置されているものとされる。
請求項2の発明によれば、回転変位する可動体の回転変位位置を検出する非接触型位置センサは、可動体の回転軸心を中心とするリング状とされて可動体に取り付けられた軟磁性材料よりなるロータと、そのロータの内周面にその周方向に配列されて隣接固定された一対の円弧状をなす磁石と、可動体に対する固定側に上記回転変位方向に配列されて配置され、一対の磁石の内周面と所定の間隙を介して対向する円筒面に外周面がそれぞれ位置された軟磁性材料よりなる第1及び第2の円弧状をなすステータと、磁気センサとよりなり、一対の磁石はその円弧の中心角がそれぞれほぼ120°とされて、径方向に互いに逆向きに着磁され、第1及び第2のステータのなす円弧の中心角はそれぞれほぼ240°及びほぼ120°とされて、それらステータの互いに対向する端面間には空隙がそれぞれ設けられており、それら2つの空隙のうち、少なくとも一方に磁気センサが配置されているものとされる。
請求項3の発明によれば、回転変位する可動体の回転変位位置を検出する非接触型位置センサは、可動体に取り付けられた軟磁性材料よりなるロータと、可動体の回転軸心を中心とする円弧状をなし、ロータの上記回転軸心と垂直な平面上に上記回転変位方向に配列されて隣接固定された一対の磁石と、上記回転軸心を中心とする円弧状をなし、可動体に対する固定側に上記回転変位方向に配列されて配置され、上記回転軸心方向において一対の磁石と所定の間隙を介して対向された軟磁性材料よりなる第1及び第2のステータと、磁気センサとよりなり、一対の磁石はその円弧の中心角がそれぞれほぼ120°とされて、上記回転軸心方向に互いに逆向きに着磁され、第1及び第2のステータのなす円弧の中心角はそれぞれほぼ240°及びほぼ120°とされて、それらステータの互いに対向する端面間には空隙がそれぞれ設けられており、それら2つの空隙のうち、少なくとも一方に磁気センサが配置されているものとされる。
請求項4の発明では請求項3の発明において、ロータがリング状をなすものとされる。
請求項5の発明では請求項1乃至4のいずれかの発明において、一対の磁石は着磁方向が途中で変えられた一個の磁石よりなるものとされる。
この発明によれば、回転変位を磁界の変化によって検出する非接触型位置センサにおいて、従来より検出範囲を大きく取ることができ、最大で240°まで回転変位検出が可能となる。
この発明を実施するための最良の形態を図面を参照して実施例により説明する。
図1はこの発明による非接触型位置センサの一実施例を示したものであり、この例では非接触型位置センサ20はロータ21と一対の磁石22,23と第1のステータ24と第2のステータ25と磁気センサ26とによって構成されている。なお、回転変位する可動体の図示は省略している。
ロータ21は可動体の回転軸心を中心とするリング状とされて可動体に取り付けられ、このロータ21の外周面に円弧状をなし、厚さが均一な一対の磁石22,23が周方向に配列され、互いに隣接されて固定されている。これら円弧状をなす磁石22,23は、その円弧の中心角がそれぞれ120°とされており、径方向に互いに逆向きに着磁されている。
ステータ24,25は円弧状をなし、可動体に対する固定側に可動体の回転変位方向に配列されて配置され、それらの内周面は一対の磁石22,23の外周面を所定の間隙27を介して囲む円筒面に位置されている。これらステータ24,25の互いに対向する端面間には空隙28がそれぞれ設けられており、この空隙28に磁気センサ26が配置されている。磁気センサ26はこの例では2つの空隙28にそれぞれ配置されており、空隙28の幅(間隔)は磁気センサ26が収容できるだけの幅とされ、つまり磁気センサ26の厚みに相当する最小幅とされている。
2つの空隙28はステータ24,25によって構成される円周の互いに120°をなす位置に位置されており、即ちステータ24のなす円弧の中心角は約240°(240°弱)とされ、ステータ25のなす円弧の中心角は約120°(120°弱)とされている。
上記のような構造において、ロータ21及びステータ24,25は共に軟磁性材料よりなるものとされ、その材料にはけい素鋼等が使用される。磁石22,23には例えばボンド磁石が用いられ、樹脂に混合される永久磁石の粉末にはサマリウムコバルトやフェライトなどの粉末が使用される。磁気センサ26は例えばホール素子を用いて構成されたホールICとされ、空隙28においてステータ24,25間の磁界の変化を検出するものとされる。図1中、26aは磁気センサ26の端子を示す。
なお、ロータ21、磁石22,23及びステータ24,25の幅(回転軸心方向の長さ)はこの例では図1Aに示したように同一幅とされている。ロータ21は取り付け部材(取り付け板)等を介して例えば回転軸といったような可動体に取り付けられる。
図2A〜Cは磁石22,23によって構成される磁束線(点線で示す)がロータ21の回転によって変化する様子を示したものであり、両磁石22,23の境界線がステータ24の中心線と一致して両磁石22,23がステータ24とちょうど対向している図2Bの状態が回転変位位置の検出範囲の中心となり、この時、ほとんど全ての磁束が図に示したようにステータ24を通り、空隙28−1,28−2を通過する磁束は0となる。
これに対し、図2Bの状態からロータ21が回転すると、回転に従い、磁束が空隙28−1,28−2を徐々に通過するようになり、ロータ21が例えば時計回りにθ/2(=120°)回転して図2Aに示したように両磁石22,23の境界線が空隙28−1の位置にくると、空隙28−1,28−2を通過する磁束は最大となる。
一方、ロータ21がこれとは逆に図2Bの状態から反時計回りに回転すると、空隙28−1,28−2を通過する磁束の向きは時計回りに回転した場合と逆向きになり、θ/2回転して両磁石22,23の境界線が図2Cに示したように空隙28−2の位置にくると、空隙28−1,28−2を通過する磁束が最大となる。
このようにロータ21の回転に伴い、空隙28−1,28−2を通過する磁束密度及び磁束の方向は変化し、磁気センサ26−1,26−2はこの磁界の変化に応じた電圧を出力するものとなる。なお、この例では2つの磁気センサ26−1,26−2を有するものとなっているが、磁気センサはどちらか1つあればよく、その1つの磁気センサの出力電圧の変化によってロータ21が取り付けられている可動体の回転変位位置を検出することができる。但し、この例のように2つの空隙28(28−1,28−2)にそれぞれ磁気センサ26(26−1,26−2)を配置しておくことにより、例えば一方の磁気センサが故障しても残りの磁気センサ出力を使用して回転変位位置を検出することができるといった利点がある。
図3は上述したような非接触型位置センサ20の出力と変位量(回転角)の関係を示したものであり、検出可能な回転角は最大で240°(−120°〜+120°)となる。なお、実際には空隙28の存在等により、−120°及び+120°近辺では出力勾配のなまりが生じるため、この部分を引いた240°弱が直線性に優れた検出範囲となる。
以上、説明したように、この例によれば、検出可能な回転角は最大で240°となり、最大で180°であった図6Aに示した従来の非接触型位置センサ19と比べ、検出範囲を大幅に大きくすることができる。
なお、この例のように空隙28の幅を磁気センサ26を配置できるだけの最小幅とすることにより、外部への磁束の漏れを抑え、かつ空隙28を通過する磁束量を大きくすることができ、よってダイナミックレンジが向上し、その分外乱の影響(外部からの磁気の影響)を受けにくいものとすることができる。
また、ロータ21をこの例のようにリング状とし、つまり磁石22,23のなす円弧と対応する円弧状ではなくリング状とすることにより、例えば磁石22,23がステータ24と対向している図2Bの状態でも他方のステータ25はロータ21の磁石22,23が配置されていない部分と対向して磁気的結合をし、よって外部からの磁気シールド効果が得られるものとなる。加えて、ロータ21はこの部分が存在する分、磁気飽和しにくいものとなり、かつこのようにリング状とすることで、例えば質量的な不均衡による回転変位時(高速回転変位時)の振れを低減することができる。
なお、磁石22,23のなす円弧の中心角はこの例では共に120°に設定されているが、例えば磁石端部の着磁の乱れによる出力の直線性の悪化や磁束がステータ24,25を介さず、直接磁気センサ26を通過するといった影響による出力の直線性の悪化がある場合には、それを補うために数度の補正をすることが好ましく、そのような補正をすることで、より高精度な位置検出が可能となる。
図4は上述した非接触型位置センサ20と異なり、磁石22,23が取り付けられたロータ21の内側にステータ24,25が位置された非接触型位置センサ30を示したものであり、このようにロータ21(変位側)とステータ24,25(固定側)とを反対に配置することもできる。
この例では可動体の回転軸心を中心とするリング状とされて可動体に取り付けられるロータ21の内周面に一対の円弧状をなす磁石22,23が周方向に配列されて隣接固定され、これら磁石22,23の内側に、可動体に対する固定側に配置されたステータ24,25が位置される。
円弧状をなすステータ24,25は可動体の回転変位方向に配列され、それらの外周面は径方向に互いに逆向きに着磁されている磁石22,23の内周面と所定の間隙27を介して対向する円筒面に位置されている。なお、磁石22,23のなす円弧の中心角は図1と同様、それぞれ120°とされ、またステータ24,25のなす円弧の中心角はそれぞれ240°弱、120°弱とされ、ステータ24,25の互いに対向する端面間に設けられている2つの空隙28には磁気センサ26がそれぞれ配置されている。
この図4に示した非接触型位置センサ30においてもロータ21の回転に伴い、磁気センサ26を通過する磁束は前述の非接触型位置センサ20の場合と同様に変化し、検出可能な回転角は最大で240°となる。
次に、ロータ21と磁石22,23とステータ24,25とが可動体の回転軸心方向に配列対向されているこの発明による非接触型位置センサの構成を図5を参照して説明する。
この例では可動体に取り付けられるロータ21はリング状とされ、このロータ21の可動体の回転軸心と垂直な平面上に一対の磁石22,23が取り付けられる。両磁石22,23は可動体の回転軸心を中心とする円弧状をなし、可動体の回転変位方向に配列されて隣接固定される。
一方、可動体に対する固定側に配置されるステータ24,25は可動体の回転軸心方向において磁石22,23と所定の間隙27を介して対向するものとされ、これらステータ24,25は可動体の回転軸心を中心とする円弧状とされて可動体の回転変位方向に配列されている。
上記のような構造において、磁石22,23はその円弧の中心角がそれぞれ120°とされ、またステータ24,25のなす円弧の中心角はそれぞれ240°弱、120°弱とされ、ステータ24,25の互いに対向する端面間には空隙28がそれぞれ設けられて、それら空隙28に磁気センサ26が配置される。なお、磁石22,23はこの例では可動体の回転軸心方向に、つまりステータ24,25と対向する方向に互いに逆向きに着磁されており、またこの例ではロータ21、磁石22,23及びステータ24,25の内外径は互いに一致されている。
この図5に示した構造の非接触型位置センサ40においても、ロータ21の回転に伴い、磁気センサ26を通過する磁束は前述の非接触型位置センサ20,30と同様に変化し、つまり変位量(回転角)と磁気センサ26の出力の関係は図3に示したような関係となり、検出可能な回転角は最大で240°となる。
なお、ロータ21はリング状をなすものとされているが、この図5に示した非接触型位置センサ40ではリング状に限らず、他の形状とすることもでき、例えば円板状としてもよい。
また、上述した各実施例ではいずれも着磁方向が異なる2つの磁石22,23を用いるものとなっているが、例えばこれら磁石22,23を着磁方向が途中で変えられた一個の磁石によって構成するようにしてもよい。
Aは請求項1の発明による非接触型位置センサの一実施例を示す斜視図、Bはその断面図。 図1に示した非接触型位置センサにおいて、ロータの回転により磁束線が変化する様子を示す図。 図1に示した非接触型位置センサの変位量(回転角)と出力の関係を示すグラフ。 請求項2の発明による非接触型位置センサの一実施例を示す斜視図。 請求項3の発明による非接触型位置センサの一実施例を示す斜視図。 Aは従来の非接触型位置センサを示す斜視図、Bはその変位量(回転角)と出力の関係を示すグラフ。

Claims (5)

  1. 回転変位する可動体の回転変位位置を検出する非接触型位置センサであって、
    上記可動体の回転軸心を中心とするリング状とされて可動体に取り付けられた軟磁性材料よりなるロータと、
    そのロータの外周面に、その周方向に配列されて隣接固定された一対の円弧状をなす磁石と、
    上記可動体に対する固定側に上記回転変位方向に配列されて配置され、上記一対の磁石の外周面を所定の間隙を介して囲む円筒面に内周面がそれぞれ位置された軟磁性材料よりなる第1及び第2の円弧状をなすステータと、
    磁気センサとよりなり、
    上記一対の磁石は、その円弧の中心角がそれぞれほぼ120°とされて、径方向に互いに逆向きに着磁され、
    上記第1及び第2のステータのなす円弧の中心角はそれぞれほぼ240°及びほぼ120°とされて、それらステータの互いに対向する端面間には空隙がそれぞれ設けられており、
    それら2つの空隙のうち、少なくとも一方に上記磁気センサが配置されていることを特徴とする非接触型位置センサ。
  2. 回転変位する可動体の回転変位位置を検出する非接触型位置センサであって、
    上記可動体の回転軸心を中心とするリング状とされて可動体に取り付けられた軟磁性材料よりなるロータと、
    そのロータの内周面に、その周方向に配列されて隣接固定された一対の円弧状をなす磁石と、
    上記可動体に対する固定側に上記回転変位方向に配列されて配置され、上記一対の磁石の内周面と所定の間隙を介して対向する円筒面に外周面がそれぞれ位置された軟磁性材料よりなる第1及び第2の円弧状をなすステータと、
    磁気センサとよりなり、
    上記一対の磁石は、その円弧の中心角がそれぞれほぼ120°とされて、径方向に互いに逆向きに着磁され、
    上記第1及び第2のステータのなす円弧の中心角はそれぞれほぼ240°及びほぼ120°とされて、それらステータの互いに対向する端面間には空隙がそれぞれ設けられており、
    それら2つの空隙のうち、少なくとも一方に上記磁気センサが配置されていることを特徴とする非接触型位置センサ。
  3. 回転変位する可動体の回転変位位置を検出する非接触型位置センサであって、
    上記可動体に取り付けられた軟磁性材料よりなるロータと、
    上記可動体の回転軸心を中心とする円弧状をなし、上記ロータの上記回転軸心と垂直な平面上に上記回転変位方向に配列されて隣接固定された一対の磁石と、
    上記回転軸心を中心とする円弧状をなし、上記可動体に対する固定側に上記回転変位方向に配列されて配置され、上記回転軸心方向において上記一対の磁石と所定の間隙を介して対向された軟磁性材料よりなる第1及び第2のステータと、
    磁気センサとよりなり、
    上記一対の磁石は、その円弧の中心角がそれぞれほぼ120°とされて、上記回転軸心方向に互いに逆向きに着磁され、
    上記第1及び第2のステータのなす円弧の中心角はそれぞれほぼ240°及びほぼ120°とされて、それらステータの互いに対向する端面間には空隙がそれぞれ設けられており、
    それら2つの空隙のうち、少なくとも一方に上記磁気センサが配置されていることを特徴とする非接触型位置センサ。
  4. 請求項3記載の非接触型位置センサにおいて、
    上記ロータがリング状をなすものとされていることを特徴とする非接触型位置センサ。
  5. 請求項1乃至4記載のいずれかの非接触型位置センサにおいて、
    上記一対の磁石は着磁方向が途中で変えられた一個の磁石よりなることを特徴とする非接触型位置センサ。
JP2003353392A 2003-10-14 2003-10-14 非接触型位置センサ Expired - Fee Related JP3758174B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003353392A JP3758174B2 (ja) 2003-10-14 2003-10-14 非接触型位置センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003353392A JP3758174B2 (ja) 2003-10-14 2003-10-14 非接触型位置センサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005121378A JP2005121378A (ja) 2005-05-12
JP3758174B2 true JP3758174B2 (ja) 2006-03-22

Family

ID=34611690

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003353392A Expired - Fee Related JP3758174B2 (ja) 2003-10-14 2003-10-14 非接触型位置センサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3758174B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4891855B2 (ja) * 2007-07-30 2012-03-07 東京コスモス電機株式会社 非接触角度センサ
KR100985934B1 (ko) 2008-09-08 2010-10-06 대성전기공업 주식회사 회동 각도 검출을 위한 마그네틱 위치 센서
KR100986007B1 (ko) 2008-10-13 2010-10-06 대성전기공업 주식회사 회동 각도 검출을 위한 마그네틱 위치 센서
US8424941B2 (en) * 2009-09-22 2013-04-23 GM Global Technology Operations LLC Robotic thumb assembly

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005121378A (ja) 2005-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6501265B2 (en) Angular position detection device having linear output characteristics
JP2536566Y2 (ja) 回転センサ
JP4819943B2 (ja) 磁気的な回転角度発生器
JP4169536B2 (ja) アクチュエータ
JP4204294B2 (ja) 回転角検出装置
JP4045230B2 (ja) 非接触式回転角度検出装置
JP2019022393A (ja) モータ
US7023202B2 (en) Magnetic rotary position sensor
JP3758174B2 (ja) 非接触型位置センサ
JP2002310609A (ja) 回転角度検出装置
JP4233920B2 (ja) 回転角度検出装置
WO2023276488A1 (ja) 回転検出器
JP4383231B2 (ja) 非接触型位置センサ
JP4159930B2 (ja) 非接触型位置センサ
JP4001849B2 (ja) 磁気式ロータリポジションセンサ
WO2024166621A1 (ja) 発電装置、回転角度検出器、及び発電装置の製造方法
JP4252868B2 (ja) 非接触型位置センサ
WO2023223389A1 (ja) 回転数検出器
JP4476614B2 (ja) 磁気式ロータリポジションセンサ
JP2005091013A (ja) 磁気式ロータリポジションセンサ
JP3422184B2 (ja) 磁気式回転角度センサ
JP2008039673A (ja) 磁気式エンコーダ装置
WO2019188570A1 (ja) 回転角度検出装置
JP2023101216A (ja) 回転角度検出装置
JP2007139644A (ja) 磁気式回転変位センサ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051110

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051206

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20051222

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051222

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090113

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100113

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100113

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110113

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120113

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130113

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140113

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees