JP4001849B2 - 磁気式ロータリポジションセンサ - Google Patents

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Description

本発明は磁束の変化を電圧に変換する磁電変換素子を用いて非接触で回転角の絶対位置を電気的な出力として検出する磁気式ロータリポジションセンサに関するものである。
従来、回転角の絶対位置を電気的な出力として検出するロータリポジションセンサとしては、ポテンショメータを使用した接触式ロータリポジションセンサが知られている。このポテンショメータは抵抗素子上でワイパーを摺動させて、電気抵抗値の変化として回転角の絶対位置を検出するもので、ワイパの機械的回転角と抵抗値の変化との関係は直線的に変化するものが一般的である。
しかし、抵抗素子とワイパとの機械的摺動接触部では摩耗が発生し、抵抗値の変化や摩耗粉による接触不良等が発生しやすく、最終的には断線に至るので、信頼性の低さや寿命的な限界などの問題があった。
そこで、接触式ロータリポジションセンサの不具合を解消するため、摺動接触部を持たずに非接触で回転角の絶対位置を検出するものとして、磁気式ロータリポジションセンサがこれまでにいくつか提案されている。これらの代表的な方式は、機械的な回転角の変化を磁界の変化に置き換え、ホール効果センサ等の磁電変換素子を用いた磁気センサと組み合わせて、電気的出力を非接触で取り出すものである。
図8は特許文献1に示された従来の磁気式ロータリポジションセンサの一部を示す斜視図、図9は図8に示した磁気式ロータリポジションセンサの一部を示す平面図である。図に示すように、軟質磁性材料からなる円筒状のヨーク1の中に半円筒状のマグネット2a、2bが対向して配置され、マグネット2a、2bによって発生する磁界の中央部に2個の磁気センサ(ホール効果センサ)3a、3bが近接して配置されている。
この磁気式ロータリポジションセンサにおいては、磁気センサ3a、3bを固定した状態で、ヨーク1、マグネット2a、2bを磁気センサ3a、3bの周りに回転させた場合には、磁極Nと磁極Sとによって発生する磁界の方向と磁気センサ3a、3bの感磁面とのなす角度すなわち回転角をθとし、あらかじめ定められた定数をVAとしたとき、磁気センサ3a、3bの出力電圧VHは次式で表される。
VH=VAsinθ (1)
すなわち、円筒内の磁界は平行な磁界とはならず、中心から遠ざかるにつれて若干湾曲した形状となるが、中心部の磁束密度は一定の値なので、円筒の中心に磁気センサ3a、3bの感磁部を置いた場合、中心の磁束密度をBとすると、回転角θの変化に対して磁気センサ3a、3bが感知する磁束密度Bcの値は次式で表される。
Bc=Bsinθ (2)
このように、回転角θの変化に対して、磁束密度Bが変化しないで一定の値の場合は、磁束密度Bcは回転角θの変化に対して正弦波状に変化することになり、磁気センサ3a、3bの出力電圧VHも当然正弦波状に変化することになる。したがって、磁気センサ3a、3bの出力電圧VHは図10に示すように、回転角θに対して正弦波状に変化することになる。そして、回転角θが小さい範囲では、出力電圧VHは回転角θに対してほぼ直線的に変化すると近似できる。
図11は特許文献2に示された従来の他の磁気式ロータリポジションセンサの一部を示す図である。図に示すように、回転軸11に軟質磁性材料からなる円筒状のヨーク12が固定され、ヨーク12の内周に円筒状のマグネット13が固定され、マグネット13は内周にN、S2極が対向するように着磁されている。また、マグネット13の内周側には、主空隙を介して軟質磁性材料からなる半円筒状の固定子ヨーク14a、14bが配置され、固定子ヨーク14a、14bには穴15が設けられ、穴15にピン(図示せず)が挿入されて、固定子ヨーク14a、14bが位置決めされている。また、固定子ヨーク14aと固定子ヨーク14bとの間には空隙16が設けられ、空隙16の中に磁気センサ(ホール効果センサ)17が組み込まれている。
図12は図11に示した磁気式ロータリポジションセンサの磁束線の様子を図形化した図である。この磁気式ロータリポジションセンサにおいては、原理的には回転角に対して出力電圧を直線的に変化させることができる。
米国特許第5544000号明細書 米国特許第5789917号明細書
特許文献1に示された磁気式ロータリポジションセンサにおいては、回転角θと出力電圧VHとの関係が原理的に正弦波状になるので、回転角θに対して出力電圧VHが直線的に変化すると近似できる角度は、誤差を小さく抑える必要があるときには、表1に示すように、非常に狭い角度範囲に限られる。たとえば、最大誤差を1%以下に抑えようとすると、回転角θは±22.5°(全ストロークで45°)以下に制限される。これより広い角度で使用するとストロークの両端の誤差が益々大きくなるので、その誤差が許容されない場合は、何らかの補正を加える必要があり使用方法が複雑になる。
Figure 0004001849
また、特許文献2に示された磁気式ロータリポジションセンサにおいては、軟質磁性材料からなる半円筒状の固定子ヨーク14a、14bを使用しているから、図12に示したように、固定子ヨーク14a、14bの中を磁束線が通り、外側のマグネット13の回転に伴い磁束線の方向はNとSの両極性にまたがって変化する。そのため、固定子ヨーク14a、14bの軟質磁性材料の磁化特性によりヒステリシス現象が発生する。その値は軟質磁性材料として電磁軟鉄を使用したとき0.5%程度、高級ケイ素鋼板で0.2%程度、パーマロイ等のさらに高級な材料を使用しても0.1%程度のヒステリシスが残り、この構成でヒステリシスを無くすことは非常に難しい。そして、ヒステリシスを小さく抑えるために、高級な材料を使用したり焼鈍処理を加えたりすると、磁気式ロータリポジションセンサ全体の価格が高価となる。また、磁気式ロータリポジションセンサへの要求特性として、検出値の再現性を重視する用途の場合、たとえ0.1%オーダーのヒステリシスであっても無視できるレベルではなく、精度上大きな値として問題になることが多く、原理的にヒステリシスの発生しない構造が望ましい。
本発明は上述の課題を解決するためになされたもので、原理的にヒステリシスの発生がなく、かつ回転角の広い範囲に亘って検出誤差の小さい磁気式ロータリポジションセンサを提供することを目的とする。
この目的を達成するため、本発明においては、円筒状のヨークの内面に半円筒状で内周面にN、S極が対向するように着磁された第1、第2のマグネットを対向させて配置し、上記第1、第2のマグネットによって発生する磁界中に上記第1、第2のマグネットに対して回転する磁電変換素子を配置し、上記ヨークの中心を中心としかつ上記磁電変換素子の外形寸法幅の1/2以上の値を半径とする円を考えたときに上記円の円周の接線方向の磁界成分を検出する位置に上記磁電変換素子を配置する。
この場合、円周上360/n度の間隔でn個の上記磁電変換素子を配置してもよい。
この場合、円周上180度の間隔で2個の上記磁電変換素子を配置してもよい。
また、円周上90度の間隔で2個の上記磁電変換素子を配置してもよい。
これらの場合、上記磁電変換素子として、プログラマブルホールICを用いてもよい。
これらの場合、上記第1、第2のマグネットとして、シート成形タイプのものを使用してもよい。
この場合、上記第1、第2のマグネットとして、SmFeN系希土類ボンド磁石のシート成形タイプを使用してもよい。
本発明に係る磁気式ロータリポジションセンサにおいては、マグネットによって形成された空間には磁性材料はないから、原理的にヒステリシスが発生することがなく、またヨークの中心を中心としかつ磁電変換素子の外形寸法幅の1/2以上の値を半径とする円を考えたときに上記円の円周の接線方向の磁界成分を検出する位置に磁電変換素子を配置しているから、回転角の広い範囲に亘って検出誤差が小さくなる。
また、円周上360/n度の間隔でn個の磁電変換素子を配置したときには、多相出力が容易に得られる。
また、円周上180度の間隔で2個の磁電変換素子を配置したときには、磁電変換素子が正常に機能していることを確認することができる。
また、円周上90度の間隔で2個の上記磁電変換素子を配置したときには、検出誤差を小さくしかつ検出範囲を360度まで拡大することができる。
また、磁電変換素子として、プログラマブルホールICを用いたときには、ゲイン設定やマグネットの温度補正を簡単に行なうことができる。
また、第1、第2のマグネットとして、シート成形タイプのものを使用したときには、磁気式ロータリポジションセンサを安価に製造することができる。
また、第1、第2のマグネットとして、SmFeN系希土類ボンド磁石のシート成形タイプを使用したときには、耐熱性が良好である。
図1は本発明に係る磁気式ロータリポジションセンサの基本構成を示す図である。図に示すように、軟質磁性材料からなる円筒状ヨーク21の中に円弧角α(α≦180度)の半円筒状の第1、第2のマグネット22a、22bが対向して配置され、各々のマグネット22a、22bは内周面にN、S極が対向するように着磁されている。また、マグネット22a、22bによって形成された空間内に2つの磁気センサ23a、23bが配置され、磁気センサ23a、23bはヨーク1の中心Oを中心としかつ半径rの円を考えたとき、その円の円周の接線方向の磁界成分を検出する位置に配置されており、磁気センサ23aの中心線と磁気センサ23bの中心線とは一致しており、磁気センサ23a、23bの中心線は中心Oを通る。すなわち、円周上180度の間隔で2個の磁気センサ23a、23bが配置されている。また、半径rは磁気センサ23a、23bの外形寸法幅wの1/2以上である。
図2は図1に示した磁気式ロータリポジションセンサのマグネットによって発生する磁界の様子を示す図である。図2(a)に示すように、マグネット22aの中心とマグネット22bの中心とを結ぶ線(図2紙面上下方向線)と磁気センサ23a、23bの感磁面(図2(a)紙面左右方向面)とが直角のときには、磁気センサ23aの検出磁束密度は最大(正で絶対値が最大)であり、図2(a)に示す状態からマグネット22a、22bに対してセンサ23a、23bを90度回転した状態すなわち図2(b)に示す状態のときには、磁気センサ23aの検出磁束密度は0であり、図2(b)に示す状態からマグネット22a、22bに対してセンサ23a、23bをさらに90度回転した状態すなわち図2(c)に示す状態のときには、磁気センサ23aの検出磁束密度は最小(負で絶対値が最大)である。すなわち、図2(b)に示す状態のときには、磁気センサ23a、23bの感磁面に直角に交わる磁束の成分はなく、図2(a)、(c)に示す状態のときには、磁気センサ23a、23bの感磁面に直角に交わる磁束成分がもっとも大きくなる。すなわち円筒内の磁界が平行な磁界とならず、中心から遠ざかるにつれて若干湾曲した形状になることを積極的に利用すると、半径r、円弧角αを適当に選ぶことにより、磁気回路の構造で決まる定数をKとすると、磁気センサ23a、23bの磁束密度Brは次式のように直線近似できる。
Br=K・θ (3)
そして、ヨーク21の外径を20mm、ヨーク21の内径を17mm、マグネット22a、22bの厚さを1.5mmとしたときには、半径rが2〜3mmのとき、特に半径rが2.52mmのときに回転角θに対して磁気センサ23a、23b部の磁束密度が広い角度範囲で直線的に変化する。
図3(a)、(b)はそれぞれ円弧角αを180度としたときの回転角θと検出磁束密度、直線性誤差との関係を示すグラフである。これらのグラフから明らかなように、回転角θが中心部120度の範囲では±2%以内の誤差であり、回転角θが180度でも±約3%の誤差で、直線的な変化が得られている。すなわち約±3%の誤差を許容すれば、回転角θが180度のときにも直線的な出力の得られる磁気式ロータリポジションセンサが実現できることが分かる。
一方、回転角θは狭くてもよいが直線性誤差はもっと小さくしたい用途に対しては、たとえば円弧角αを小さくすると、回転角θの狭い範囲の直線性を改善することができる。図4(a)、(b)はそれぞれ円弧角αを139度としたときの回転角θと検出磁束密度、直線性誤差との関係を示すグラフである。これらのグラフから明らかなように、回転角θが中心部120度の範囲(30〜150度の範囲)では、直線性誤差が±0.5%以内に改善されていることが分かる。しかし、回転角θが両端の180度では、逆に誤差が増えて約10%と大きくなるので、回転角θの小さな用途に適している。
図5は円弧角αが139度の場合の半径rが2.52mmのとき(実線)と半径rが0mmのとき(破線)の回転角θと検出磁束密度との関係を示すグラフである。このグラフから明らかなように、磁気センサ23a、23bを中心部(r=0mm)に配置すると、磁束密度変化が正弦波状になってしまうのに対して、半径rを大きくすることにより中心部の直線範囲を広くすることができる。
図6は図1に示した磁気式ロータリポジションセンサの両磁気センサの回転角θと検出磁束密度との関係を示すグラフであり、線aは磁気センサ23aの検出磁束密度を示し、線bは磁気センサ23bの検出磁束密度を示す。このグラフから明らかなように、回転角θに対する磁気センサ23a、23bの検出磁束密度変化が互いに逆になるから、磁気センサ23a、23bの出力の和が一定であることを監視して、磁気センサ23a、23bが正常に機能していることを確認することができる。
このように、図1に示した磁気式ロータリポジションセンサにおいては、マグネット22a、22bによって形成された空間には磁性材料はなく、空気だけなので、ヒステリシス現象は発生しない。また、ヨーク21の中心を中心としかつ磁気センサ23a、23bの外形寸法幅wの1/2以上の値を半径rとする円を考えたときに上記円の円周の接線方向の磁界成分を検出する位置に磁気センサ23a、23bを配置しているから、回転角θの広い範囲に亘って検出誤差が小さくなる。また、円周上180度の間隔で2個の磁気センサ23a、23bが配置されているから、磁気センサ23a、23bの出力の和が一定であることを監視して、磁気センサ23a、23bが正常に機能していることを確認することができる。
図7は本発明に係る他の磁気式ロータリポジションセンサの基本構成を示す図である。図に示すように、マグネット22a、22bによって形成された空間内に磁気センサ31a、31bが設けられ、磁気センサ31a、31bはヨーク1の中心Oを中心としかつ半径rの円を考えたとき、その円の円周の接線方向の磁界成分を検出する位置に配置されており、磁気センサ31aの中心線と磁気センサ31bの中心線とは直角であり、磁気センサ31a、31bの中心線は中心Oを通る。すなわち、円周上90度の間隔で2個の磁気センサ31a、31bが配置されている。また、半径rは磁気センサ31a、31bの外形寸法幅wの1/2以上である。
この磁気式ロータリポジションセンサにおいては、たとえば回転角θが45〜135度のときには磁気センサ31aの出力を使用し、回転角θが135〜225度のときには磁気センサ31bを使用するというように、回転角θが90度ごとに磁気センサ31a、31bの出力を交互に使用することにより、検出誤差を小さくしかつ検出範囲を360度まで拡大することができる。
なお、磁気センサ23a、23b、磁気センサ31a、31bとしてはホール効果センサや磁気抵抗効果センサ、MI(Magneto-impedance)センサ等の磁電変換素子を用いることができる。そして、感磁部にホール素子を使用し、AD変換、DSP、DA変換回路等を一体化した構造のプログラマブルホールICが、このような用途のために開発されており、磁束密度と出力電圧との関係を決めるゲイン調整や、磁界の極性と出力電圧の極性を変える機能、あるいは温度変化によるマグネットの磁気特性の変化をキャンセルする温度補償機能等を内蔵しており、かつそれらがプログラマブルとなっているので、現状では最も使いやすいものとなっており、ゲイン設定やマグネットの温度補正を簡単に行なうことができる。
また、上述のように、具体的な磁気回路として、ヨーク21の外径を20mm、ヨーク21の内径を17mmとして、厚さが1.5mmのマグネット22a、22bを使用しているが、このような簡単な形状で厚さの薄いマグネット22a、22bとしてはシート成形タイプのマグネットが適している。そして、0.5mm程度の厚さのシート成形タイプのマグネットも製造可能であり、均一な薄板形状に圧延成形された材料から、センサ用のマグネットが容易に切り出して製作できるので、高価な金型を必要としないため、磁気式ロータリポジションセンサを安価に製造することができる。また、SmFeN系希土類ボンド磁石のシート成形タイプは温度係数が小さく、耐熱性も150℃と高いので、このポジションセンサを自動車用等に用いるときは最適の材料である。
また、磁気センサ23a、23bとマグネット22a、22bとの間の相対角度、磁気センサ31a、31bとマグネット22a、23bとの間の相対角度を変えるためには、磁気センサ23a、23b側、磁気センサ31a、31b側を固定し、マグネット22a、22b側をロータとして回転軸に結合して回転角θを入力するのが普通であるが、マグネット22a、22b側を固定して、磁気センサ23a、23b側、磁気センサ31a、31b側を回転しても差し支えない。
また、上述実施の形態においては、円周上180度の間隔で2個の磁気センサ23a、23bを配置したが、円周上360/n度の間隔でn個の磁電変換素子を配置してもよく、この場合には多相出力が容易に得られる。
本発明に係る磁気式ロータリポジションセンサの基本構成を示す図である。 図1に示した磁気式ロータリポジションセンサのマグネットによって発生する磁界の様子を示す図である。 図1に示した磁気式ロータリポジションセンサの円弧角αを180度としたときの回転角θと検出磁束密度、直線性誤差との関係を示すグラフである。 図1に示した磁気式ロータリポジションセンサの円弧角αを139度としたときの回転角θと検出磁束密度、直線性誤差との関係を示すグラフである。 半径rが2.52mmのときと半径rが0mmのときの回転角θと検出磁束密度との関係を示すグラフである。 図1に示した磁気式ロータリポジションセンサの両磁気センサの回転角θと検出磁束密度との関係を示すグラフである。 本発明に係る他の磁気式ロータリポジションセンサの基本構成を示す図である。 従来の磁気式ロータリポジションセンサの一部を示す斜視図である。 図8に示した磁気式ロータリポジションセンサの一部を示す平面図である。 図8に示した磁気式ロータリポジションセンサの磁気センサの出力電圧VHの変化を示すグラフである。 従来の他の磁気式ロータリポジションセンサの一部を示す図である。 図11に示した磁気式ロータリポジションセンサの磁束線の様子を図形化した図である。
符号の説明
21…ヨーク
22a…第1のマグネット
22b…第2のマグネット
23a…磁気センサ
23b…磁気センサ
31a…磁気センサ
31b…磁気センサ





Claims (7)

  1. 円筒状のヨークの内面に半円筒状で内周面にN、S極が対向するように着磁された第1、第2のマグネットを対向させて配置し、上記第1、第2のマグネットによって発生する磁界中に上記第1、第2のマグネットに対して回転する磁電変換素子を配置し、上記ヨークの中心を中心としかつ上記磁電変換素子の外形寸法幅の1/2以上の値を半径とする円を考えたときに上記円の円周の接線方向の磁界成分を検出する位置に上記磁電変換素子を配置したことを特徴とする磁気式ロータリポジションセンサ。
  2. 円周上360/n度の間隔でn個の上記磁電変換素子を配置したことを特徴とする請求項1に記載の磁気式ロータリポジションセンサ。
  3. 円周上180度の間隔で2個の上記磁電変換素子を配置したことを特徴とする請求項2に記載の磁気式ロータリポジションセンサ。
  4. 円周上90度の間隔で2個の上記磁電変換素子を配置したことを特徴とする請求項1に記載の磁気式ロータリポジションセンサ。
  5. 上記磁電変換素子として、プログラマブルホールICを用いたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の磁気式ロータリポジションセンサ。
  6. 上記第1、第2のマグネットとして、シート成形タイプのものを使用したことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の磁気式ロータリポジションセンサ。
  7. 上記第1、第2のマグネットとして、SmFeN系希土類ボンド磁石のシート成形タイプを使用したことを特徴とする請求項6に記載の磁気式ロータリポジションセンサ。
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