JP3755711B2 - 吸引処理装置の冷却方法及び吸引処理装置 - Google Patents

吸引処理装置の冷却方法及び吸引処理装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は吸引処理装置の冷却方法及び吸引処理装置に係り、その目的は吸引処理装置に使用される真空発生装置を効率良く冷却し、高度の減圧状態を長時間にわたって維持することができる吸引処理装置を提供することにある。
【0002】
【従来の技術】
吸引処理装置における吸引機構(真空発生装置)を冷却する方法は従来より種々の方法が創出されており、例えば本願出願人が先に提案した特公昭61−26407号の開示技術もその一例である。
この特公昭61−26407号の開示技術は、吸引管と、湿式集塵槽と、吸引機構と、大気中に開放された出口を有するミストキャッチャー兼消音水槽とを順次連通させてなる吸引処理装置において、湿式集塵槽に冷却機構を配設し、この冷却機構の一端部を吸引機構の入口に、他端部をミストキャッチャー兼消音水槽にそれぞれ連通させたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この開示技術は、湿式集塵槽に配設された冷却機構からの冷却水を真空発生装置内に導入することによって、真空発生装置を効率良く冷却することができ、これによって減圧状態を保つことができる点で優れた技術であったが、以下に述べるような課題が存在していた。
すなわち、吸引処理装置を長時間連続運転した場合、湿式集塵槽の温度が上昇するため、冷却水の温度が上がって真空発生装置が効率良く冷却されず、高度な減圧状態を維持することができなくなっていた。高度な減圧状態が維持されない場合、例えば土砂の地下から地上への吸引移送や、粘度が高い物質の吸引移送等の作業において、作業効率が大きく低下してしまう。
また、冷却水は真空発生装置内を流れる空気流にのって冷却機構内を循環するが、真空発生装置を2台以上使用した場合や、1台でも強力な真空発生装置を使用した場合には、真空発生装置内の空気圧が低くなるため、管内の空気流速が低下し冷却水は空気流に乗らなくなって冷却機構内を循環しにくくなって冷却効率が下がり、また循環せずに経路内に溜まった冷却水のために真空発生装置に過大な負担がかかるという欠点があった。
従来はこの欠点を緩和するため、真空発生装置の吐出口側に設けられる吐出経路の高低差をできるだけ少なくする等の手段が採られていたが、この場合、吐出経路の形状が制限されるため吸引処理機構を任意の形状とすることが難しかった。
更には、冷却手段が冷却水のみであるため、水を大量に使用できない状況においてはこの吸引処理装置の使用が制限されてしまうという課題もあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、請求項1に係る発明は、真空発生装置と、該真空発生装置の吐出口に入口が連結され出口が開放されたミストキャッチャー兼消音水槽と、前記真空発生装置の吸引口に出口が連結された湿式集塵槽とを備えた吸引処理装置において、真空発生装置のケーシング内部に吸引口から吐出口に向かって空気と共に冷却水を流すとともに、真空発生装置のケーシングに空気導入口を設け、該空気導入口及び前記ミストキャッチャー兼消音水槽の内部に空気調節装置から吐出される冷却空気を導入することを特徴とする吸引処理装置の冷却方法に関する。
請求項2に係る発明は、吸引管と、集塵槽と、1台の真空発生装置と、ミストキャッチャー兼消音水槽と、排気管と、冷水パイプとを有する吸引処理装置であって、吸引管は一端が集塵槽の入口と連通連結され他端は被吸引物を吸引するために開口された遊端とされており、集塵槽の出口は第1送気パイプを介して真空発生装置の吸引口と連通連結されており、前記真空発生装置の吐出口は第2送気パイプを介してミストキャッチャー兼消音水槽の入口と連通連結され、ミストキャッチャー兼消音水槽の出口には排気管が設けられ、冷水パイプは直接もしくは第1送気パイプを介して真空発生装置のケーシングに連通連結され、冷水パイプからは冷却水が供給され、前記真空発生装置のケーシングには外部からケーシング内に空気を導入するための空気導入口が設けられており、前記空気導入口及び前記ミストキャッチャー兼消音水槽の内部に空気調節装置から吐出される冷却空気を導入し、該ミストキャッチャー兼消音水槽内の水を前記真空発生装置のケーシング内に供給するように構成されていることを特徴とする吸引処理装置に関する。
【0005】
請求項3に係る発明は、吸引管と、集塵槽と、1台の真空発生装置と、ミストキャッチャー兼消音水槽と、排気管と、冷水パイプとを有する吸引処理装置であって、吸引管は一端が集塵槽の入口と連通連結され他端は被吸引物を吸引するために開口された遊端とされており、集塵槽の出口は第1送気パイプを介して真空発生装置の吸引口と連通連結されており、前記真空発生装置はケーシング内空間を2つ以上有しており、これらのケーシング内空間は接続管を介して直列に接続されており、真空発生装置の吐出口は第2送気パイプを介してミストキャッチャー兼消音水槽の入口と連通連結され、ミストキャッチャー兼消音水槽の出口には排気管が設けられ、冷水パイプは直接もしくは第1送気パイプを介して真空発生装置のケーシングに連通連結され、冷水パイプからは冷却水が供給され、前記真空発生装置のケーシングには外部からケーシング内に空気を導入するための空気導入口が設けられており、前記空気導入口及び前記ミストキャッチャー兼消音水槽の内部に空気調節装置から吐出される冷却空気を導入し、該ミストキャッチャー兼消音水槽内の水を前記真空発生装置のケーシング内に供給するように構成されていることを特徴とする吸引処理装置に関する。
請求項4に係る発明は、吸引管と、集塵槽と、2台以上の真空発生装置と、ミストキャッチャー兼消音水槽と、排気管と、冷水パイプとを有する吸引処理装置であって、吸引管は一端が集塵槽の入口と連通連結され他端は被吸引物を吸引するために開口された遊端とされており、集塵槽の出口は第1送気パイプを介して真空発生装置の吸引口と連通連結されており、前記2台以上の真空発生装置は接続管を介して直列に接続されており、最後の真空発生装置の吐出口は第2送気パイプを介してミストキャッチャー兼消音水槽の入口と連通連結され、ミストキャッチャー兼消音水槽の出口には排気管が設けられ、冷水パイプは直接もしくは第1送気パイプを介して真空発生装置のケーシングに連通連結され、冷水パイプからは冷却水が供給され、最後の真空発生装置のケーシングには外部からケーシング内に空気を導入するための空気導入口が設けられており、前記空気導入口及び前記ミストキャッチャー兼消音水槽の内部に空気調節装置から吐出される冷却空気を導入し、該ミストキャッチャー兼消音水槽内の水を前記真空発生装置のケーシング内に供給するように構成されていることを特徴とする吸引処理装置に関する。
【0006】
請求項5に係る発明は、吸引管と、湿式集塵槽と、1台の真空発生装置と、ミストキャッチャー兼消音水槽と、排気管と、冷水パイプとを有する吸引処理装置であって、吸引管は一端が湿式集塵槽の入口と連通連結され他端は被吸引物を吸引するために開口された遊端とされており、湿式集塵槽の出口は第1送気パイプを介して真空発生装置の吸引口と連通連結されており、真空発生装置の吐出口は第2送気パイプを介してミストキャッチャー兼消音水槽の入口と連通連結され、ミストキャッチャー兼消音水槽の出口には排気管が設けられ、湿式集塵槽内には前記冷却水の冷却装置が設けられており、該冷却水冷却装置の温水入口は温水パイプを介してミストキャッチャー兼消音水槽の出水口と連通連結されており、冷却水冷却装置の冷水出口は冷水パイプを介して第1送気パイプの冷却水入口と連通連結されており、前記真空発生装置のケーシングには外部からケーシング内に空気を導入するための空気導入口が設けられており、前記空気導入口及び前記ミストキャッチャー兼消音水槽の内部に空気調節装置から吐出される冷却空気を導入し、該ミストキャッチャー兼消音水槽内の水を前記真空発生装置のケーシング内に供給するように構成されていることを特徴とする吸引処理装置に関する。
【0007】
請求項6に係る発明は、吸引管と、湿式集塵槽と、1台の真空発生装置と、ミストキャッチャー兼消音水槽と、排気管と、冷水パイプとを有する吸引処理装置であって、吸引管は一端が湿式集塵槽の入口と連通連結され他端は被吸引物を吸引するために開口された遊端とされており、湿式集塵槽の出口は第1送気パイプを介して真空発生装置の吸引口と連通連結されており、前記真空発生装置はケーシング内空間を2つ以上有しており、これらのケーシング内空間は接続管を介して直列に接続されており、真空発生装置の吐出口は第2送気パイプを介してミストキャッチャー兼消音水槽の入口と連通連結され、ミストキャッチャー兼消音水槽の出口には排気管が設けられ、湿式集塵槽内には前記冷却水の冷却装置が設けられており、該冷却水冷却装置の温水入口は温水パイプを介してミストキャッチャー兼消音水槽の出水口と連通連結されており、冷却水冷却装置の冷水出口は冷水パイプを介して第1送気パイプの冷却水入口と連通連結されており、前記真空発生装置のケーシングには外部からケーシング内に空気を導入するための空気導入口が設けられており、前記空気導入口及び前記ミストキャッチャー兼消音水槽の内部に空気調節装置から吐出される冷却空気を導入し、該ミストキャッチャー兼消音水槽内の水を前記真空発生装置のケーシング内に供給するように構成されていることを特徴とする吸引処理装置に関する。
【0008】
請求項7に係る発明は、吸引管と、湿式集塵槽と、2台以上の真空発生装置と、ミストキャッチャー兼消音水槽と、排気管と、冷水パイプとを有する吸引処理装置であって、吸引管は一端が湿式集塵槽の入口と連通連結され他端は被吸引物を吸引するために開口された遊端とされており、湿式集塵槽の出口は第1送気パイプを介して真空発生装置の吸引口と連通連結されており、前記2台以上の真空発生装置は接続管を介して直列に接続されており、最後の真空発生装置の吐出口は第2送気パイプを介してミストキャッチャー兼消音水槽の入口と連通連結され、ミストキャッチャー兼消音水槽の出口には排気管が設けられ、湿式集塵槽内には前記冷却水の冷却装置が設けられており、該冷却水冷却装置の温水入口は温水パイプを介してミストキャッチャー兼消音水槽の出水口と連通連結されており、冷却水冷却装置の冷水出口は冷水パイプを介して第1送気パイプの冷却水入口と連通連結されており、最後の真空発生装置のケーシングには外部からケーシング内に空気を導入するための空気導入口が設けられており、前記空気導入口及び前記ミストキャッチャー兼消音水槽の内部に空気調節装置から吐出される冷却空気を導入し、該ミストキャッチャー兼消音水槽内の水を前記真空発生装置のケーシング内に供給するように構成されていることを特徴とする吸引処理装置に関する。
請求項8に係る発明は、前記吸引処理装置及び空気調節装置が車両に搭載されていることを特徴とする請求項2乃至7いずれかに記載の吸引処理装置に関する。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る吸引処理装置の冷却方法及び吸引処理装置の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明に係る吸引処理装置(1)の好適な実施形態を示す模式図であり、真空発生装置(2)を1台使用して吸引移送する装置である。
この実施形態の吸引処置装置(1)は、吸引管(10)と、湿式集塵槽(11)と、1台の真空発生装置(2)と、ミストキャッチャー兼消音水槽(12)と、排気管(13)と、冷却水冷却装置(18)を有している。
【0010】
尚、図示例では真空発生装置(2)としてルーツブロワーが示されているが、本発明においては、ルーツブロワーの代わりにスクリューブロワー、ナッシュポンプ等を使用してもよい。
【0011】
吸引管(10)の中途部には、貯槽(23)及びサイクロン集塵器(24)が取り付けられている。
貯槽(23)及びサイクロン集塵器(24)を吸引管(10)に取り付けることによって、吸引管(10)に吸入された被吸入物のうち、比重の大きい水や湿潤物などは貯槽(23)内に貯留され、比重の小さい粉塵などはサイクロン集塵器(24)内に捕捉される。
【0012】
吸引管(10)は一端が湿式集塵槽(11)の入口と連通連結されており、吸引管(10)の他端から空気と共に吸引された粉塵等の被吸引物は、湿式集塵槽(11)内にて捕捉されて沈殿するようになっている。
湿式集塵槽(11)の出口は第1送気パイプ(14)を介して真空発生装置(2)の吸引口(4)と連通連結されており、湿式集塵槽(11)で除塵された空気は真空発生装置(2)の吸引力により真空発生装置(2)内に導入されるようになっている。
【0013】
真空発生装置(2)を作動させると、湿式集塵槽(11)内の空気は第1送気パイプ(14)を経て真空発生装置(2)の吸引口(4)に至るが、第1送気パイプ(14)は冷水パイプ(22)を介して冷却水冷却装置(18)と連通連結されているため、冷水パイプ(22)から冷却水がミスト状水滴として真空発生装置(2)に供給される。
【0014】
湿式集塵槽(11)内には冷却水冷却装置(18)が設けられており、ミストキャッチャー兼消音水槽(12)内の水がこの冷却水冷却装置(18)で冷却され、真空発生装置(2)の冷却水として使用されるようになっている。
冷却水冷却装置(18)は、温水入口(19)と冷水出口(20)を有しており、温水入口(19)は温水パイプ(21)を介してミストキャッチャー兼消音水槽(12)と連通連結され、冷水出口(20)は冷却パイプ(22)を介して第1送気パイプ(14)と連通連結されている。
【0015】
真空発生装置(2)の冷却時に60℃前後に昇温した冷却水は、真空発生装置(2)の吐出口(5)から吐出される空気に乗ってミストキャッチャー兼消音水槽(12)から温水パイプ(21)を介して真空発生装置(2)による吸引力により湿式集塵槽(11)内に設置された冷却水冷却装置(18)に移送される。
【0016】
湿式集塵槽(11)は真空発生装置(2)の吸引力により減圧状態となり、槽内の水は断熱膨張して常に外水温よりも冷却されている。
冷却水冷却装置(18)は湿式集塵槽(11)内に設置されており、湿式集塵槽(11)は外気温度よりも低温であるから、真空発生装置(2)を冷却水で効果的に冷却することができる。
【0017】
本発明においては、真空発生装置(2)のケーシング(3)に、ケーシング(3)の内部に外気を導入して冷却するための空気導入口(6)が設けられている。
この空気導入口(6)から空気が導入されると、ケーシング(3)内の空気圧が上昇するため、この空気の移動により冷却水がミストキャッチャー兼消音水槽(12)まで良好に移送される。このため、第2送気パイプ(15)に冷却水が溜まることがなくなり、真空発生装置(2)に余計な負担がかからなくなる。
【0018】
図2乃至図5は、真空発生装置(2)への空気導入口(6)の設け方の例を示しており、図2は3葉ルーツブロワーの場合、図3は2葉ルーツブロワーの場合、図4はスクリューポンプの場合、図5はナッシュポンプの場合をそれぞれ示している。
尚、(25)は空気導入口(6)に取り付けられた消音装置であり、図示していないが、スクリューポンプやナッシュポンプの場合にも空気導入口(6)に消音装置(25)を取り付けることが好ましい。
【0019】
図4示のスクリューポンプは、2つのスクリューを備えた、いわゆる2本ねじポンプであり、(27)は上部スクリューの回転軸、(28)は上部スクリューに噛み合う下部スクリューの回転軸の支承部である。
尚、スクリューポンプとして、2本ねじポンプに代えて1本ねじポンプや3本ねじポンプを使用してもよい。
また、図5示のナッシュポンプにおいて(29)は羽根車の回転軸である。
【0020】
これらの真空発生装置(1)において、空気導入口(6)への空気導入手段は特に限定されず、単に空気導入口(6)を外部に向けて開口して外気を導入する構成としてもよいし、ポンプ等で圧搾空気を送り込む構成としてもよいが、図1に示す如く空気調節装置(30)の送気パイプ(35)を空気導入口(6)に接続し、空気調節装置(30)から吐出される冷却空気を導入する構成とすると、ケーシング(3)内を効率的に冷却することができるため最も好ましい。
【0021】
尚、本発明に係る吸引処理装置(1)は、トラック等の車両上に載置する構成とすると吸引作業を所要場所に移動して行うことが可能となるため好ましい。
吸引処理装置(1)を車両上に載置する場合には、空気調節装置(30)は車両に架設されたものをそのまま使用することが可能となり、操作性に優れたものとなる。但し、空気調節装置(30)を車両の外部に別に配置する構成を採用してもよい。
【0022】
図6は本発明に係る吸引処理装置(1)の別の実施形態を示す図である。
この実施形態では、真空発生装置(2)としてナッシュポンプが使用されており、真空発生装置(2)を作動させることによって、吸引管(10)の先端に吸引力を生じさせて被吸引物を吸引し、吸引された被吸引物のうち、汚泥等の重量物については貯槽(23)内に貯留し、粉塵等の軽量不純物は分離タンク(31)にて捕捉する。
【0023】
真空発生装置(2)の吐出口(5)はミストキャッチャー兼消音水槽(12)と連通連結されており、ミストキャッチャー兼消音水槽(12)に導入された空気は安全弁(32)又は4方弁(33)を介して大気中に放出される。
また、ミストキャッチャー兼消音水槽(12)と真空発生装置(2)とは冷水パイプ(22)によって連通連結されており、ミストキャッチャー兼消音水槽(12)内の水は、冷水パイプ(22)を通って真空発生装置(2)のケーシング内に供給される。尚、ミストキャッチャー兼消音水槽(12)内に冷却水冷却装置を配設してこの冷却水冷却装置によって冷却された水を供給する構成としてもよい。
【0024】
真空発生装置(2)のケーシングには空気導入口(6)が設けられており、ケーシング(3)の内部に外気を導入して冷却することが可能とされている。
尚、図示例においては、空気導入口(6)を単に外部に向けて開口した構成を示したが、この例においてもポンプ等で空気を送り込む構成としてもよく、好ましくは図1に示す如く空気調節装置(30)の送気パイプ(35)を空気導入口(6)に接続し、空気調節装置(30)から吐出される冷却空気を導入する構成とされる。
【0025】
図7は本発明に係る吸引処理装置(1)の別の実施形態を示す図である。
この実施形態では、ミストキャッチャー兼消音水槽(12)に空気調節装置(30)の送気パイプ(35)が連結されており、ミストキャッチャー兼消音水槽(12)の内部に空気調節装置(30)から吐出される冷却空気を導入することが可能とされている。
このように、ミストキャッチャー兼消音水槽(12)の内部に冷却空気を導入することによって、ミストキャッチャー兼消音水槽(12)内の水が冷却されることとなり、真空発生装置(2)をより効果的に冷却することができる。
【0026】
図8は、図7の実施形態におけるミストキャッチャー兼消音水槽(12)への空気調節装置(30)の送気パイプ(35)の連結方法を示す図であり、図示の如く、送気パイプ(35)の中途部に逆流防止弁(36)を、先端にフィルター(37)を設けて、水の逆流と水槽内への塵埃の侵入を防止するように構成される。
【0027】
また、本発明においては、空気調節装置(30)からの冷却空気を、ミストキャッチャー兼消音水槽(12)に導入する構成としてもよいし、真空発生装置(2)とミストキャッチャー兼消音水槽(12)の両方に導入する構成としてもよい。
これらの構成を採用することによって、より一層冷却効果を高めることが可能となる。
【0028】
本発明においては、直列に連通連結された2台以上の真空発生装置あるいは直列に連通連結された2つ以上のケーシング内空間を有する真空発生装置を備えた吸引処理装置としてもよい。
図9は2台の真空発生装置(2)を備えた吸引処理装置(1)の例を示す図であり、このような場合、最後の(吸引側から最も遠い位置にある)真空発生装置(2a)のケーシングに空気導入口(6)を設け、この空気導入口(6)を介して外部からケーシング内に空気を導入するようにすればよい。
【0029】
尚、空気導入口(6)を設けるのは最後の真空発生装置(2a)に限定される。これは、最後の真空発生装置(2a)以外のケーシングに空気導入口(6)を設けると、真空発生装置(2)同士の接続部における空気圧が上がってしまい、実質上1台の真空発生装置(2)を使用した場合の真空度と大差がなくなるためである。
【0030】
尚、直列に連通連結された2台以上の真空発生装置あるいは直列に連通連結された2つ以上のケーシング内空間を有する真空発生装置を備えた吸引処理装置とする場合にも、空気調節装置(30)からの冷却空気を、真空発生装置(2)、ミストキャッチャー兼消音水槽(12)のいずれか、或いは両方に導入する構成とすると冷却効果を高めることができるため好ましいのは勿論である。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る吸引処理装置の冷却方法及び吸引処理装置によれば、真空発生装置のケーシングに空気導入口を設け、該空気導入口を介して外部からケーシング内に空気を導入するので、真空発生装置を効率的に冷却することができ、これによって高度な減圧状態を長時間保つことができて効率的な吸引作業を行うことができる。
また、真空発生装置に設けられた空気導入口や、ミストキャッチャー兼消音水槽の内部に、空気調節装置から吐出される冷却空気を導入することによって、真空発生装置をより一層効率的に冷却することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る吸引処理装置の好適な実施形態を示す模式図である。
【図2】真空発生装置への空気導入口の設け方の例を示す模式図である。
【図3】真空発生装置への空気導入口の設け方の例を示す模式図である。
【図4】真空発生装置への空気導入口の設け方の例を示す模式図である。
【図5】真空発生装置への空気導入口の設け方の例を示す模式図である。
【図6】本発明に係る吸引処理装置の別の実施形態を示す図である。
【図7】本発明に係る吸引処理装置の別の実施形態を示す図である。
【図8】図7の実施形態におけるミストキャッチャー兼消音水槽への空気調節装置の送気パイプの連結方法を示す図である。
【図9】2台の真空発生装置を備えた吸引処理装置の例を示す図である。
【符号の説明】
1 吸引処理装置
2 真空発生装置
2a 最後の真空発生装置
3 ケーシング
4 吸引口
5 吐出口
6 空気導入口
10 吸引管
11 湿式集塵槽
12 ミストキャッチャー兼消音水槽
13 排気管
14 第1送気パイプ
15 第2送気パイプ
16 接続管
18 冷却水冷却装置
19 温水入口
20 冷水出口
21 温水パイプ
22 冷水パイプ

Claims (8)

  1. 真空発生装置と、該真空発生装置の吐出口に入口が連結され出口が開放されたミストキャッチャー兼消音水槽と、前記真空発生装置の吸引口に出口が連結された湿式集塵槽とを備えた吸引処理装置において、真空発生装置のケーシング内部に吸引口から吐出口に向かって空気と共に冷却水を流すとともに、真空発生装置のケーシングに空気導入口を設け、該空気導入口及び前記ミストキャッチャー兼消音水槽の内部に空気調節装置から吐出される冷却空気を導入し、該ミストキャッチャー兼消音水槽内の水を前記真空発生装置のケーシング内に供給することを特徴とする吸引処理装置の冷却方法。
  2. 吸引管と、集塵槽と、1台の真空発生装置と、ミストキャッチャー兼消音水槽と、排気管と、冷水パイプとを有する吸引処理装置であって、吸引管は一端が集塵槽の入口と連通連結され他端は被吸引物を吸引するために開口された遊端とされており、集塵槽の出口は第1送気パイプを介して真空発生装置の吸引口と連通連結されており、前記真空発生装置の吐出口は第2送気パイプを介してミストキャッチャー兼消音水槽の入口と連通連結され、ミストキャッチャー兼消音水槽の出口には排気管が設けられ、冷水パイプは直接もしくは第1送気パイプを介して真空発生装置のケーシングに連通連結され、冷水パイプからは冷却水が供給され、前記真空発生装置のケーシングには外部からケーシング内に空気を導入するための空気導入口が設けられており、前記空気導入口及び前記ミストキャッチャー兼消音水槽の内部に空気調節装置から吐出される冷却空気を導入し、該ミストキャッチャー兼消音水槽内の水を前記真空発生装置のケーシング内に供給するように構成されていることを特徴とする吸引処理装置。
  3. 吸引管と、集塵槽と、1台の真空発生装置と、ミストキャッチャー兼消音水槽と、排気管と、冷水パイプとを有する吸引処理装置であって、吸引管は一端が集塵槽の入口と連通連結され他端は被吸引物を吸引するために開口された遊端とされており、集塵槽の出口は第1送気パイプを介して真空発生装置の吸引口と連通連結されており、前記真空発生装置はケーシング内空間を2つ以上有しており、これらのケーシング内空間は接続管を介して直列に接続されており、真空発生装置の吐出口は第2送気パイプを介してミストキャッチャー兼消音水槽の入口と連通連結され、ミストキャッチャー兼消音水槽の出口には排気管が設けられ、冷水パイプは直接もしくは第1送気パイプを介して真空発生装置のケーシングに連通連結され、冷水パイプからは冷却水が供給され、前記真空発生装置のケーシングには外部からケーシング内に空気を導入するための空気導入口が設けられており、前記空気導入口及び前記ミストキャッチャー兼消音水槽の内部に空気調節装置から吐出される冷却空気を導入し、該ミストキャッチャー兼消音水槽内の水を前記真空発生装置のケーシング内に供給するように構成されていることを特徴とする吸引処理装置。
  4. 吸引管と、集塵槽と、2台以上の真空発生装置と、ミストキャッチャー兼消音水槽と、排気管と、冷水パイプとを有する吸引処理装置であって、吸引管は一端が集塵槽の入口と連通連結され他端は被吸引物を吸引するために開口された遊端とされており、集塵槽の出口は第1送気パイプを介して真空発生装置の吸引口と連通連結されており、前記2台以上の真空発生装置は接続管を介して直列に接続されており、最後の真空発生装置の吐出口は第2送気パイプを介してミストキャッチャー兼消音水槽の入口と連通連結され、ミストキャッチャー兼消音水槽の出口には排気管が設けられ、冷水パイプは直接もしくは第1送気パイプを介して真空発生装置のケーシングに連通連結され、冷水パイプからは冷却水が供給され、最後の真空発生装置のケーシングには外部からケーシング内に空気を導入するための空気導入口が設けられており、前記空気導入口及び前記ミストキャッチャー兼消音水槽の内部に空気調節装置から吐出される冷却空気を導入し、該ミストキャッチャー兼消音水槽内の水を前記真空発生装置のケーシング内に供給するように構成されていることを特徴とする吸引処理装置。
  5. 吸引管と、湿式集塵槽と、1台の真空発生装置と、ミストキャッチャー兼消音水槽と、排気管と、冷水パイプとを有する吸引処理装置であって、吸引管は一端が湿式集塵槽の入口と連通連結され他端は被吸引物を吸引するために開口された遊端とされており、湿式集塵槽の出口は第1送気パイプを介して真空発生装置の吸引口と連通連結されており、真空発生装置の吐出口は第2送気パイプを介してミストキャッチャー兼消音水槽の入口と連通連結され、ミストキャッチャー兼消音水槽の出口には排気管が設けられ、湿式集塵槽内には前記冷却水の冷却装置が設けられており、該冷却水冷却装置の温水入口は温水パイプを介してミストキャッチャー兼消音水槽の出水口と連通連結されており、冷却水冷却装置の冷水出口は冷水パイプを介して第1送気パイプの冷却水入口と連通連結されており、前記真空発生装置のケーシングには外部からケーシング内に空気を導入するための空気導入口が設けられており、前記空気導入口及び前記ミストキャッチャー兼消音水槽の内部に空気調節装置から吐出される冷却空気を導入し、該ミストキャッチャー兼消音水槽内の水を前記真空発生装置のケーシング内に供給するように構成されていることを特徴とする吸引処理装置。
  6. 吸引管と、湿式集塵槽と、1台の真空発生装置と、ミストキャッチャー兼消音水槽と、排気管と、冷水パイプとを有する吸引処理装置であって、吸引管は一端が湿式集塵槽の入口と連通連結され他端は被吸引物を吸引するために開口された遊端とされており、湿式集塵槽の出口は第1送気パイプを介して真空発生装置の吸引口と連通連結されており、前記真空発生装置はケーシング内空間を2つ以上有しており、これらのケーシング内空間は接続管を介して直列に接続されており、真空発生装置の吐出口は第2送気パイプを介してミストキャッチャー兼消音水槽の入口と連通連結され、ミストキャッチャー兼消音水槽の出口には排気管が設けられ、湿式集塵槽内には前記冷却水の冷却装置が設けられており、該冷却水冷却装置の温水入口は温水パイプを介してミストキャッチャー兼消音水槽の出水口と連通連結されており、冷却水冷却装置の冷水出口は冷水パイプを介して第1送気パイプの冷却水入口と連通連結されており、前記真空発生装置のケーシングには外部からケーシング内に空気を導入するための空気導入口が設けられており、前記空気導入口及び前記ミストキャッチャー兼消音水槽の内部に空気調節装置から吐出される冷却空気を導入し、該ミストキャッチャー兼消音水槽内の水を前記真空発生装置のケーシング内に供給するように構成されていることを特徴とする吸引処理装置。
  7. 吸引管と、湿式集塵槽と、2台以上の真空発生装置と、ミストキャッチャー兼消音水槽と、排気管と、冷水パイプとを有する吸引処理装置であって、吸引管は一端が湿式集塵槽の入口と連通連結され他端は被吸引物を吸引するために開口された遊端とされており、湿式集塵槽の出口は第1送気パイプを介して真空発生装置の吸引口と連通連結されており、前記2台以上の真空発生装置は接続管を介して直列に接続されており、最後の真空発生装置の吐出口は第2送気パイプを介してミストキャッチャー兼消音水槽の入口と連通連結され、ミストキャッチャー兼消音水槽の出口には排気管が設けられ、湿式集塵槽内には前記冷却水の冷却装置が設けられており、該冷却水冷却装置の温水入口は温水パイプを介してミストキャッチャー兼消音水槽の出水口と連通連結されており、冷却水冷却装置の冷水出口は冷水パイプを介して第1送気パイプの冷却水入口と連通連結されており、最後の真空発生装置のケーシングには外部からケーシング内に空気を導入するための空気導入口が設けられており、前記空気導入口及び前記ミストキャッチャー兼消音水槽の内部に空気調節装置から吐出される冷却空気を導入し、該ミストキャッチャー兼消音水槽内の水を前記真空発生装置のケーシング内に供給するように構成されていることを特徴とする吸引処理装置。
  8. 前記吸引処理装置及び空気調節装置が車両に搭載されていることを特徴とする請求項2乃至7いずれかに記載の吸引処理装置。
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