JP3754581B2 - 多成分有機溶液の分析方法 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は多成分有機溶液の分析方法に係り、詳しくは多成分有機溶液として、水溶性の有機溶液と酸・アルカリなどの水溶液との混合液を用い、測定で得られた近赤外吸収スペクトルの多変量データから各成分の濃度を求めるための分析方法に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
水溶性の有機溶液と酸・アルカリなどの水溶液との混合液中に含まれる各成分の濃度を求めるのに、従来では屈折率法や導電率法が採用されていたけれども、各成分のそれぞれの濃度を分離して測定することが難しい上に、導電率法のように混合液に電極を接触させないと測定できないなどの問題があった。
また、特開平6−66718号公報には、200nm〜2500nmの波長範囲での吸収スペクトルを測定するとともに、主成分回帰法の多変量解析法を化学計量のために応用した手法により混合液中に含まれる各成分の濃度を求めることが開示されているけれども、この混合液の主要成分、つまり溶媒は水である。
【0003】
この発明は、上述の事柄に留意してなされたもので、その目的は、水溶性の有機溶液であるエチレングリコールと近赤外で吸収のある結合基を持っていない成分であるフッ化水素酸との混合液中に含まれる各成分の濃度をそれぞれ分離して非接触で求めることのできる多成分有機溶液の分析方法を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この発明に係る多成分有機溶液の分析方法は、所望の波長間を反復走査させた単色光を、水の濃度が50[wt%]以下であって、エチレングリコールと近赤外で吸収のある結合基を持っていない成分であるフッ化水素酸との混合液からなる多成分有機溶液である被検液および標準液に透過させて前記多成分有機溶液の吸収スペクトルを測定し、その吸収スペクトルの多変量データから前記多成分有機溶液中の各成分の濃度値を求めるにあたり、前記吸収スペクトルとして、1800nm〜2600nmの波長範囲での近赤外吸収スペクトルを測定することを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の多成分有機溶液の分析方法の好ましい実施形態について説明する。
この発明の実施形態では、多成分有機溶液である被検液として、例えばエチレングリコール溶液(水溶性の有機溶液)とフッ化水素酸との混合液を採用している。すなわち、この実施形態では、混合液の組成を、エチレングリコール(以下、EGという)、フッ化水素(HF)、水(以下、watという)としている。すなわち、この発明の多成分有機溶液は、前記特開平6−66718号公報のように、水をメインとするものではなく、多成分有機溶液中の水の濃度を50[wt%]以下としている。なお、この発明の実施形態では、多成分有機溶液中の水の濃度を10[wt%]以下としている(図2、図3、図4参照)。
【0006】
図1は分析装置の構成図を示す。図1において、符号1は光源で、例えばハロゲン・タングステン光源である。2はレンズ、3は入射スリット、4は第1凹球面鏡、5は回動操作される回折格子、6は第2凹球面鏡、7は出射スリット、8は回動操作される平面鏡、9は固定平面鏡、10はフローセル、12は補償板、13は組み合わせレンズ、15は検出器で、これらで近赤外分光・検出手段100が構成されている。なお、前記フローセル10の厚みD(図1参照)は0.5mm〜1.0mmである。
【0007】
また、前記回折格子5は、例えば400本/mmの平面回折格子であり、回折格子5、第1凹球面鏡4、第2凹球面鏡6から分光器が構成される。この分光器は、焦点距離が例えば150mmの非対称ツェルニ・ターナ型の分光器である。
【0008】
前記平面鏡8は光路切替鏡として機能する。前記フローセル10は、例えば石英製である。
【0009】
更に、前記検出器15としては、1800nm〜2600nmの波長範囲で高感度を呈する半導体検出器が好ましく、例えばInGaAsまたはPbS検出器を挙げることができる。
【0010】
前記近赤外分光・検出手段100では、フローセル10中に取り入れた標準液、被検液(多成分有機溶液)と補償板12とに、所望の波長間(1800nm〜2600nm)を反復走査させた単色光を選択的に透過させ、検出器15でその光強度を検出する。そして、その検出信号が信号処理部に入る。この信号処理部は、増幅器20、AD変換器25、演算手段(CPU)30よりなり、測光値を吸光度〔実サンプル(未知のサンプル)の吸光度〕に変換し、この吸光度と、予め作成してあるHF,EG,watの各濃度回帰係数テーブル(校正係数テーブル)(後述する)とからそれぞれEGの濃度[単位:wt%]、HFの濃度[単位:wt%]およびwatの濃度[単位:wt%]が求まる。この濃度はディスプレイ45より表示される。なお、回折格子5と平面鏡8はインターフェイス35を介して演算手段30からの指令によって回動操作される。
【0011】
以下、分析方法について説明する。
【0012】
まず、前記混合液について13個の標準試料(既知濃度)を用意し、各標準試料について1800nm〜2600nmにおける近赤外吸収スペクトルを測定し、13個の近赤外吸収スペクトルAを得る(図2参照)。用いた各標準試料の組成比(濃度比)は以下の通りである。
標準試料(1) HF:EG:wat= 0:100: 0
標準試料(2) HF:EG:wat= 0: 90:10
標準試料(3) HF:EG:wat= 0: 95: 5
標準試料(4) HF:EG:wat= 0: 98: 2
標準試料(5) HF:EG:wat=10: 80:10
標準試料(6) HF:EG:wat= 5: 90: 5
標準試料(7) HF:EG:wat= 2: 96: 2
標準試料(8) HF:EG:wat= 5: 85:10
標準試料(9) HF:EG:wat= 2: 93: 5
標準試料(10) HF:EG:wat= 1: 97: 2
標準試料(11) HF:EG:wat= 2: 88:10
標準試料(12) HF:EG:wat= 1: 94: 5
標準試料(13) HF:EG:wat=0.5:98:1.5
【0013】
なお、図2において、wat(水)の近赤外吸収スペクトルは符号Bで示されており、1950nm付近に水の吸収が現れていることが分かる。また、標準試料(1),(2),(3),(4)から得られる近赤外吸収スペクトルは、後述する図3にも示されている。
【0014】
そして、この実施形態では、1800nmから2600nmまで測定波長λi を1nm毎に変化させ、その都度、13個の近赤外吸収スペクトルAそれぞれにおいて測定した吸光度を含む多数の近赤外吸収スペクトルデータとHF、EG、watの検量線(後述する)に基づいてHF、EG、wat毎に濃度回帰係数テーブル(校正係数テーブル)(後述する)を作成する。
要するに、この発明では、13個の標準試料について図2で測定した近赤外吸収スペクトルAを用い、多変量解析法における例えばPLS法(あるいはPCR法などの多変量解析法を化学計量のために応用した手法)により濃度回帰係数を求め、この濃度回帰係数を用い、実サンプル(未知のサンプル)での近赤外吸収スペクトルから、濃度を算出する。
【0015】
すなわち、この発明で採用している多変量解析法の解明過程は以下の通りである。つまり、図2の例えば標準試料(5)における近赤外吸収スペクトルは、1800nm(=λ0 ),1801nm(=λ1 ),1802nm(=λ2 ),…,2598nm,2599nm(=λ799 ),2600nm(=λ800 )の測定波長λi (i=0〜800)の数(=801)に等しい個数の変数(変量)からなる多変量と捉える。そして、例えばHFの濃度Cを1つの特性とすると、この特性により多変量データがいかに変化するかが分かれば、新たに測定された多変量から、その原因となった特性、すなわち、未知のサンプルのHF、EG、wat濃度を求める(予測する)ことができる。
【0016】
例えばHFの検量線は以下の式で表せる。
Cconc. =a0 ×f0 +a1 ×f1 +a2 ×f2 〜+a800 ×f800 +B…(1)
ここで、Cconc. :HFの濃度、
0 :測定波長λ0 における吸光度
0:測定波長λ0 に対する濃度回帰係数

800 :測定波長λ800 における吸光度
800 :測定波長λ800 に対する濃度回帰係数
B:定数項
更に、一般式は以下の式で表せる。
Figure 0003754581
【0017】
そこで、例えばHFについての13個の近赤外吸収スペクトルAから得られる(13×801)個のデータと、前記(1)式とから、各濃度回帰係数f0 ,f1 ,f2 〜f800 が求まる。
Figure 0003754581
【0018】
したがって、この濃度回帰係数テーブルから、未知のサンプルのHF濃度を求める(予測する)ことができる。
【0019】
また、EG、watについても同様の式が成立する。
【0020】
図3は、HF濃度を0[wt%]に固定した場合、EGに水(wat)を10[wt%]、5[wt%]、2[wt%]のように添加したときの、1800nmから2600nmにおける近赤外吸収スペクトルa,b,c,dの変化を示している。ここで、近赤外吸収スペクトルaは、0[wt%]のwatの標準試料(1)から得られたスペクトルである。近赤外吸収スペクトルbは、2[wt%]のwatの標準試料(4)から得られたスペクトルである。近赤外吸収スペクトルcは、5[wt%]のwatの標準試料(3)から得られたスペクトルである。近赤外吸収スペクトルdは、10[wt%]のwatの標準試料(2)から得られたスペクトルである。
【0021】
図3から、以下のことが分かる。
1.1950nm付近に水(wat)の吸収が現れている。
2.水(wat)が増えると、1950nm付近での吸収ピークが上昇する。
3.EGは1950nm付近に吸収は無い。
4.2100nm付近より長波長側には、EGに起因する吸収が2300nm付近と2500nm付近に現れ、2300nm付近の吸収よりも、2500nm付近の吸収が増加する
5.2100nm付近より長波長側では、EGの吸収は、水(wat)による干渉を受けている。よって、単純に2300nm付近あるいは2500nm付近の吸光度を測定するだけでは精度のよい測定ができない。
【0022】
図4は、水(wat)濃度を10[wt%]に固定し、HFとEGの濃度を変化させたときの、1800nmから2600nmにおける近赤外吸収スペクトルの変化を示している。ここで、近赤外吸収スペクトルeは、標準試料(11)から得られたスペクトルである。近赤外吸収スペクトルfは、標準試料(8)から得られたスペクトルである。近赤外吸収スペクトルgは、標準試料(5)から得られたスペクトルである。
【0023】
図4から、以下のことが分かる。
1.HFの挙動に注目する。HFの濃度が増加すると、1800nmから2600nmにわたり吸収が増加している。つまり、水溶性の有機溶液であるエチレングリコール溶液中にHFが添加され、添加量が多くなる程ベースラインが上昇する。更に詳しくは、溶媒が水の場合、HFの溶ける量に応じた水のエネルギの横シフトがあるだけで、水にHFが溶けてもHFによる近赤外吸収はなく、そのため吸収ピークが現れない。一方、EGは−OH基を持っており近赤外吸収特性はあるが、8(=88−80)[wt%]程度の少しの濃度変化では近赤外吸収スペクトルe,f,gの変化は無いはずである。したがって、ベースラインの上昇は、エチレングリコールのような有機溶液へのHFの添加に起因するものと推測される。
【0024】
以上のことから明らかであるが、まとめの意味で、この発明の測定波長として1800nm〜2600nmの波長範囲の近赤外線を用いたのは理由について以下に説明する。
【0025】
1.EGに起因する吸収ピークの数が他の波長範囲、すなわち、1800nm未満及び2600nmを超える範囲の近赤外線を用いたときよりも多いこと。
2.吸収ピークがシャープであること。
3.吸収量が大であること。
4.水、EG、HF以外の他の物質の干渉が少ないこと。
以上のように、この発明では、目的とする物質の吸収が明確な測定波長(1800nm〜2600nm)が選ばれている。
【0026】
この発明では、以下の利点を有する。
1.吸収量が大であることからフローセル10のセル長を短くできる。そのため、S/N比を上げることができる上に、混合液の液量が少なくてすむ。
【0027】
2.そして、液量が少なくてすむことから、有機溶液の粘性作用によりフローセル10に付着する有機物の量が少なくてすみ、フローセル10をパージする際に、有機物が洗い流しにくいという事態を回避できる。
【0028】
図5は、この発明の多成分有機溶液の分析方法を実施する前記分析装置の目盛精度を示す。
【0029】
図5(A)は、前記濃度回帰係数を用い、実サンプル(未知のサンプル)での近赤外吸収スペクトルから算出された実際のHF濃度値(予測値)(wt%)と、HF調製濃度(wt%)との相関を示す。ここで、実サンプルは、重量を測定することで調製する。図5(B)はEGの相関を示す。図5(C)は水(wat)の相関を示す。
【0030】
図5から、HF、EG、水(wat)の各成分とも非常によい相関を示すことが分かる。すなわち、この発明は、高い測定精度を有する。
【0031】
以上、この発明は、各成分がそれぞれ固有の波長の光を吸収する性質を利用して、例えば13個のサンプリングを行って、多数の多変量データから各成分の濃度を計測するものである。光源を出射した光を分光器で広い波長範囲にわたり分光した後、試料測定部に導入する。この試料測定部に入射した光は、多成分有機溶液(サンプル)側と標準液(レファレンス)側とに一定周期で切り替えられ、それぞれの透過量を検出器で検出する。これにより、安定した吸収スペクトルを得ることができ、得られた多変量データから各成分の濃度を求めることができる。
【0032】
なお、この発明の実施の形態では、水の濃度を10[wt%]以下したもので説明したが、50[wt%]以下であればよい。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したようにこの発明は、水の濃度が50[wt%]以下で、エチレングリコールと近赤外で吸収のある結合基を持っていない成分であるフッ化水素酸との混合液からなる多成分有機溶液を1800nm〜2600nmの波長範囲での近赤外吸収スペクトルを測定し、その吸収スペクトルの多変量データから前記多成分有機溶液中の各成分の濃度値を算出することによって、エチレングリコールとフッ化水素酸の水溶液との混合液中に含まれる各成分の濃度をそれぞれ分離して非接触で求めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態に用いる分析装置を示す構成説明図である。
【図2】 上記実施形態において、多成分有機溶液の組成を変えたときの1800nm〜2600nmの波長範囲における近赤外吸収スペクトルを示す特性図である。
【図3】 上記実施形態において、エチレングリコールに水を添加したときの1800nmから2600nmの波長範囲における近赤外吸収スペクトルを示す特性図である。
【図4】 上記実施形態において、水の濃度を固定し、フッ化水素酸とエチレングリコールの濃度を変化させたときの、1800nmから2600nmの波長範囲における近赤外吸収スペクトルを示す特性図である。
【図5】 (A)は、上記実施形態におけるフッ化水素酸の実際の濃度値(予測値)と、調製濃度との相関を示す図である。
(B)は、上記実施形態におけるエチレングリコールの実際の濃度値(予測値)と、調製濃度との相関を示す図である。
(C)は、上記実施形態における水の実際の濃度値(予測値)と、調製濃度との相関を示す図である。
【符号の説明】
A…標準試料から得た複数個の近赤外吸収スペクトル、B…水の近赤外吸収スペクトル、a,b,c,d、e,f,g…近赤外吸収スペクトル。

Claims (3)

  1. 所望の波長間を反復走査させた単色光を、水の濃度が50[wt%]以下であって、エチレングリコールと近赤外で吸収のある結合基を持っていない成分であるフッ化水素酸との混合液からなる多成分有機溶液である被検液および標準液に透過させて前記多成分有機溶液の吸収スペクトルを測定し、その吸収スペクトルの多変量データから前記多成分有機溶液中の各成分の濃度値を求めるにあたり、前記吸収スペクトルとして、1800nm〜2600nmの波長範囲での近赤外吸収スペクトルを測定することを特徴とする多成分有機溶液の分析方法。
  2. 前記多成分有機溶液中の各成分の濃度値を、前記多成分有機溶液中の既知の各成分の近赤外吸収スペクトルから得られる複数個のデータと、検量線の式
    Figure 0003754581
    (ここで、Cconc. :濃度、ai :測定波長λi における吸光度、fi :測定波長λi に対する濃度回帰係数、B:定数項)
    からなる各濃度回帰係数を求め、これらよりなる回帰係数テーブルから未知の多成分有機溶液中の各成分の濃度を求める請求項1に記載の多成分有機溶液の分析方法。
  3. 分析に用いるフローセルが、0.5mm〜1.0mmの厚みを有する請求項1または2に記載の多成分有機溶液の分析方法。
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