JP3753228B2 - 止水機能付き流量調整弁 - Google Patents

止水機能付き流量調整弁 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、止水機能付き流量調整弁に関し、特に弁体の内側の圧力キャンセル室に入水通路から入水圧を導入するようにした弁における圧力導入通路の構造を改良したものに関する。
【0002】
従来、給湯機などに組み込まれる止水機能付き流量調整弁は、実施形態に係る図1に示すように、弁ケース11と、弁室12と、弁室12に通ずる入水通路21及び出水通路22と、弁室12内に配設された略円筒形の弁体13と、弁ケース11側に設けられた弁座23と、弁体13を駆動する駆動軸14等を有し、弁体13を軸心方向へ移動駆動して弁座23との離間距離を制御することにより流量の調整と止水を行うように構成され、弁体13はバネ部材16で弁座23の方へ弾性付勢され且つ駆動軸に止め輪にて位置規制されている。
【0003】
そして、バネ部材16の小形化を図る為に入水通路21から弁体13の内側の圧力キャンセル室32へ入水圧(1次側圧力)を導入するように構成されている。最近の止水機能付き流量調整弁では、駆動軸を除いて、弁ケースや弁体などの殆どの部品が合成樹脂製の部品が採用されている。
ここで、入水通路から弁体の内側の圧力キャンセル室へ入水圧を導入する為に、図7に示すように、駆動軸100に圧力導入通路100aを形成しこの圧力導入通路100aから圧力キャンセル室に入水圧を導入するのが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の止水機能付き流量調整弁のように、駆動軸に圧力導入孔を形成する場合には、金属製の駆動軸に圧力導入溝や圧力導入通路を形成しなければならないため、機械加工の工程が増え製作コストが高くなる。そこで、図に示すように、駆動軸100の表面に溝状の1対の圧力導入通路101を形成したり、図に示すように、駆動軸100の両面を面取りして1対の圧力導入通路102を形成することも考えられる。しかし、この構造では、金属製の駆動軸に圧力導入溝や圧力導入通路を形成しなければならないため、前記の圧力導入孔を形成する場合と同様に、機械加工の工程が増え製作コストが高くなる。
【0005】
また、圧力導入通路100a,101,102では通路面積が比較的小さくなるため、それら圧力導入通路に異物が目詰まりを起こして入水圧を圧力キャンセル室内へ導入できなくなる虞もあり、異物の目詰まりによって駆動軸と弁体との間が固着すると止水時に弁座と弁体との間に回転による摩耗が発生するためにシール部の耐久性の面で不十分である。しかも、図7、図8に示すものでは駆動軸に弁体を位置決めする止め輪により圧力導入通路が塞がれる虞もある。
本発明の目的は、簡単な構造で製作面で有利な目詰まりしにくい耐久性に優れる圧力導入通路を形成した止水機能付き流量調整弁を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の止水機能付き流量調整弁は、弁ケースと、弁室と、弁室に通ずる入水通路及び出水通路と、弁室内に配設された略円筒形の弁体と、弁ケース側に設けられた弁座と、弁体を駆動する駆動軸とを有し、弁体を軸心方向へ移動駆動して弁座との離間距離を制御することにより流量の調整と止水を行う止水機能付き流量調整弁であって、前記弁体はバネ部材で弁座の方へ弾性付勢され且つ駆動軸に止め輪にて位置決めされた止水機能付き流量調整弁において、前記駆動軸が挿通する弁体の軸孔の内径側には複数のリブが形成され、これら複数のリブによって弁体は駆動軸に対して同心状に支えられ、前記リブの周方向幅は駆動軸に設けられる前記止め輪の開口部の幅よりも小さく設定され、前記駆動軸の外周側にかつ複数のリブ間に入水通路から弁体の内側の圧力キャンセル室に入水圧を導入する圧力導入通路を形成し、前記止め輪の外周側外形線が前記圧力導入通路の外周側外形線よりも僅かに外側に位置するように、リブの半径方向の幅が設定されているものである。
【0007】
駆動軸を弁座の方へ駆動して弁座と弁体間の離間距離を小さく調整すると流量が少なく調整され、前記離間距離を大きく調整すると流量が多く調整され、前記弁体を弁座に当接させると閉弁状態となる。
前記駆動軸が挿通する弁体の軸孔の内径側には複数のリブが形成され、これら複数のリブによって弁体は駆動軸に対して同心状に支えられているため、駆動軸と弁体との同心度を高く維持しながら、駆動軸との接触面積を減少させることにより弁体と駆動軸との固着を防止することができる。また、駆動軸の外周側にかつ複数のリブ間に入水通路から弁体の内側の圧力キャンセル室に入水圧を導入する圧力導通路を形成し、圧力キャンセル室に入水圧を導入するため、弁体を付勢するバネ部材の小形化を図ることができる。また、前記リブの周方向幅は駆動軸に設けられる前記止め輪の開口部の幅よりも小さく設定されているので、止め輪の開口部がリブで封鎖されることがないから、圧力導入通路の少なくとも一部は必ず開口状態に維持される。また、前記止め輪の外周側外形線が前記圧力導入通路の外周側外形線よりも僅かに外側に位置するように、リブの半径方向の幅が設定されているので、駆動軸に弁体を位置規制する止め輪の機能を確保することができる。
【0008】
請求項2の止水機能付き流量調整弁は、請求項1の発明において、前記リブは少なくとも3本以上設けられていることを特徴とするものである。前記リブは3本以上設けるため、弁体を駆動軸に同心状に支える同心度を安定させることができる。但し、リブの数を余り多くすると、圧力導入通路の幅が小さくなり過ぎ、異物が詰まり易くなるので好ましくない。
【0009】
【0010】
請求項の止水機能付き流量調整弁は、請求項1又は2の発明において、前記リブの半径方向高さは、前記止め輪の軸表面からの突出高さよりも大きく設定されていることを特徴とするものである。そのため、圧力導入通路が止め輪で全面的に塞がれることがないから、圧力キャンセル室へ入水圧を確実に導入することができる。
【0011】
請求項の止水機能付き流量調整弁は、請求項1〜の何れかに記載の発明において、前記止め輪がEリングであることを特徴とするものである。Eリングの場合、3つの脚部を駆動軸のリング溝に装着した状態において、駆動軸の外周側かつEリングの内径側に隙間が残るため、圧力導入通路の上流端がEリングで封鎖されにくくなる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1に示すように、止水機能付き流量調整弁1は、大別すると弁本体部10と、この弁本体部10の駆動軸14を回転駆動して流量調整や止水(閉弁)を行う駆動部40とからなる。
前記弁本体部10は、弁ケース11、この弁ケース11内の弁室12、この弁室12内に収容された弁体13、この弁体13を移動駆動する駆動軸14、弁ケース11に内嵌された軸保持部材15、弁体13を閉弁側へ弾性付勢するバネ部材16、リング部材17、連結板18,19などを備えている。尚、前記弁ケース11、弁体13、軸保持部材15、リング部材16、連結板18,19等は合成樹脂製のものであり、駆動軸14は金属製のものである。
【0013】
駆動部40は、図示外の制御装置に接続されたステッピングモータ41とケース42の内部のギヤ系を有し、この駆動部40の出力ギヤ43に、駆動軸14のスプライン軸部20が挿入係合され、駆動部40によって駆動軸14が回転駆動される。
次に、弁本体部10について詳細に説明する。
弁ケース11の左端部には弁室12に通ずる入水通路21が形成され、弁ケース11の長さ方向途中部の下部には弁室12に通ずる出水通路22が形成されている。弁室12の上流端において弁ケース11の内面には弁室12内へ突出した環状の弁座23が形成されている。
【0014】
弁体13は横向き姿勢にした略円筒形のもので、弁室12の左半部内に配設されている。弁体13は左端部の端壁部13aとこの端壁部13aと一体の円筒壁部13bとを有し、端壁部13aの左端面に形成した環状溝にはゴム製のシール部材24が装着され、弁体13が左方へ移動駆動されると、このシール部材24が弁座23に密着して閉弁状態となる(図3参照)。駆動軸14で弁体13を移動駆動して、弁座23と弁体13間の離間距離を制御することにより流量が調整される。
【0015】
尚、弁座23と弁体13の間の通路形状に関して、図5に示すように、弁座23の上流側近傍において弁ケース11には弁座23の頂部側へ向かうように傾斜した環状テーパ部25が形成され、シール部材24の上流側近傍において弁体13の端壁部13aには環状テーパ部25と同方向へ傾斜した環状傾斜部26が形成されているため、弁座23と弁体13の間の通路抵抗が小さくなっている。
【0016】
軸保持部材15は、弁室12側へ伸びる筒部15aと、これと一体の大径基部15bを有し、軸保持部材15は駆動軸14に外嵌され、大径基部15bはリング部材17と共に弁ケース11に内嵌され、弁ケース11とリング部材17と連結板18,19は相対回転不能に固定されている。尚、連結板18,19を介して弁本体部10に駆動部40が固定されている。
駆動軸14の右端側部分のネジ部26が大径基部15bのネジ穴27に螺合され、駆動部40によりスプライン軸部20を回転駆動すると、ネジ部26とネジ穴27を介して駆動軸14が大径基部15bに対して軸心方向(左方又は右方)へ移動し、弁体13と弁座23間の離間距離が変化する。
【0017】
弁体13とリング部材17間に弁体13を閉弁方向へ付勢する圧縮コイルバネからなるバネ部材16が介装され、このバネ部材16の左端部は金属薄板製のバネ受けを介して弁体13で受け止められ、バネ部材16の右端部は金属薄板製のリング状のバネ受け28を介してリング部材17で受け止められている。弁体13はその左側において駆動軸14に外嵌させたEリング29(これが止め輪に相当する)により、駆動軸14に対して位置決めされている。
【0018】
弁体13の内側にはシリンダ穴30が形成され、このシリンダ穴30に駆動軸14のピストン部31が水密に相対移動可能に装着され、弁体13とピストン部31との間に入水通路21の入水圧(1次圧)を導入する圧力キャンセル室32が形成されている。尚、駆動軸14には、封止用のOリング33〜35が装着され、リング部材17と軸保持部材15の間にも封止用のOリング36が装着されている。
【0019】
次に、前記圧力キャンセル室32に入水圧を導入する圧力導入通路38とその周辺構造について、図1〜図4に基づいて説明する。駆動軸14の先端側軸部14aが挿通する弁体13の軸孔の内径側には3本のリブ37が周方向3等分位置に形成され、これら3本のリブ37によって弁体13は駆動軸14に対して同心状に支えられている。リブ37は駆動軸14の軸心側ほど狭幅となる断面ほぼ台形状のものである。リブ37の周方向幅の軸心に対する開角は約30度であり、この周方向幅に限定されないが、各リブ37の周方向幅はEリング29の開口部の幅Bよりも小さく設定される(図4参照)。
【0020】
駆動軸14の先端側軸部14aの外周側に且つ3つのリブ37間には入水通路21から圧力キャンセル室32に入水圧を導入する3本の圧力導入通路38が形成されている。リブ37の半径方向の幅に関して、この半径方向幅は、図4に示すように、Eリング29の軸表面外への突出幅とほぼ等しく設定するものとするが、Eリング29の外周側外形線が圧力導入通路38の外周側外形線よりも僅かに外側に位置するように、リブ3の半径方向の幅を設定するのが望ましい。
【0021】
そうすれば、駆動軸14に弁体13を位置規制するEリング29の機能を確保することができるうえ、Eリング29の内側の隙間29aの少なくとも一部が圧力導入通路38に連通状態となる。尚、前記のリブ37の数に関しては、3本に限るものではなく、2本のリブ37を形成してもよいし、4本〜6本程度のリブ37を形成してもよい。但し、リブ37をあまり多くすると、圧力導入通路38の周方向幅が狭くなるので、最大6本位のリブ37とするのが望ましい。
【0022】
次に、以上説明した止水機能付き流量調整弁1の作用について説明する。
駆動部40により駆動軸14を左方へ移動させて、弁座23と弁体13間の離間距離を小さくすると流量が少なくなり、弁座23をシール部材24に密着させると流量がゼロとなり止水状態になる。駆動軸14を右方へ移動させて弁座23と弁体13間の離間距離を大きくすると流量が多くなる。
【0023】
入水通路21から圧力導入通路38を経て圧力キャンセル室32に入水圧を導入するため、バネ部材16の小型化を図ることができる。3本のリブ37により駆動軸14に対して弁体13を同心状に支持するため、同心度を高く維持することができるし、3本のリブ37が周方向3等分位置にあるから、前記同心度を安定させることができる。リブ37の周方向幅は駆動軸14に設けられるEリング29の開口部の幅Bよりも小さく設定されているため、Eリング29の開口部がリブで封鎖されることがないから、圧力導入通路38の少なくとも一部は必ず開口状態に維持される。
【0024】
弁体13をEリング29により抜け止めしているため、Eリング29の3つの脚部を駆動軸14のリング溝に装着した状態において、駆動軸14の外周側かつEリング29の内径側に隙間29aが残るため、圧力導入通路38の上流端がEリング29で封鎖されにくくなる。3本の圧力導入通路38の断面積が大きく形成されているため、異物などが目詰まりにくく、長期にわたって安定した圧力導入機能が得られる。
【0025】
次に、前記実施形態を部分的に変更する例について説明する。
1)図6に示すように、弁体13Aと圧力導入通路38Aに変更を加えて、圧力導入通路38Aの半径方向の高さを、Eリング29の軸表面からの突出高さよりも大きく形成してもよい。この構造では、圧力導入通路38Aの開口された有効面積が一層大きくなるので圧力導入に有利である。尚、リブ37の周方向幅を図示のものより大きく形成してもよく、リブ37の数を4本以上にしてもよい。
【0026】
2)弁本体部10の内部の構造は一例を示すものに過ぎず、種々の変更を付加することができる。弁ケース11や弁体13として金属製のものを適用する場合もある。Eリング29の代わりにEリング以外の止め輪を採用することもある。その他、当業者ならば、本発明の趣旨を逸脱することなく、前記実施形態に種々の変更を付加して実施することができる。
【0027】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、弁体はバネ部材で弁座の方へ弾性付勢され且つ駆動軸に止め輪にて抜け止めされた止水機能付き流量調整弁において、駆動軸が挿通する弁体の軸孔の内径側には複数のリブを形成し、これら複数のリブによって弁体を駆動軸に対して同心状に支えるので、駆動軸と弁体との同心度を高く維持しながら、駆動軸との接触面積を減少させることにより弁体と駆動軸との固着を防止することができる。
また、駆動軸の外周側にかつ複数のリブ間に入水通路から弁体の内側の圧力キャンセル室に入水圧を導入する圧力導入通路を形成したので、圧力キャンセル室に入水圧を導入することで弁体を付勢するバネ部材の小形化を図ることができるだけでなく、複数のリブを介して断面積の大きな圧力導入通路にして目詰まりを防止し、耐久性に優れる圧力導入通路とすることができる。しかも、弁体を合成樹脂製とする場合、弁体の成形時に複数のリブと圧力導入通路を形成できるため、簡単かつ安価に形成でき、製作面で有利である。
また、リブの周方向幅は駆動軸に設けられる止め輪の開口部の幅よりも小さく設定されているので、止め輪の開口部がリブで封鎖されることがないから、圧力導入通路の少なくとも一部は必ず開口状態に維持される。
また、止め輪の外周側外形線が圧力導入通路の外周側外形線よりも僅かに外側に位置するように、リブの半径方向の幅が設定されているので、駆動軸に弁体を位置規制する止め輪の機能を確保することができる。
【0028】
請求項2の発明によれば、前記リブは少なくとも3本以上設けたので、弁体を駆動軸に同心状に支える同心度を安定させることができる。その他請求項1と同様の効果を奏する
【0029】
請求項の発明によれば、前記リブの半径方向高さは、前記止め輪の軸表面からの突出高さよりも大きく設定されているため、圧力導入通路が止め輪で全面的に塞がれることがないから、圧力キャンセル室へ入水圧を確実に導入することができる。その他請求項1又は2と同様の効果を奏する。
【0030】
請求項の発明によれば、前記止め輪がEリングであるため、そのEリングの3つの脚部を駆動軸のリング溝に装着した状態において、駆動軸の外周側かつEリングの内径側に隙間があるため、圧力導入通路の上流端がEリングで封鎖されにくくなる。その他請求項1〜と同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る止水機能付き流量調整弁の要部切欠き縦断正面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】弁本体部(閉弁状態)の要部縦断正面図である。
【図4】弁体と駆動軸を左方から視た側面図である。
【図5】弁ケースの弁座と弁体のシール部を拡大した縦断正面図である。
【図6】変更形態に係る図4相当図である。
【図7】先行技術に係る圧力導入通路の構成を示す図である。
【図8】先行技術に係る別の圧力導入通路の構成を示す図である。
【図9】先行技術に係る別の圧力導入通路の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 止水機能付き流量調整弁
10 弁本体部
11 弁ケース
12 弁室
13,13A 弁体
14 駆動軸
16 バネ部材
23 弁座
29 Eリング
37 リブ
38,38A 圧力導入通路

Claims (4)

  1. 弁ケースと、弁室と、弁室に通ずる入水通路及び出水通路と、弁室内に配設された略円筒形の弁体と、弁ケース側に設けられた弁座と、弁体を駆動する駆動軸とを有し、弁体を軸心方向へ移動駆動して弁座との離間距離を制御することにより流量の調整と止水を行う止水機能付き流量調整弁であって、前記弁体はバネ部材で弁座の方へ弾性付勢され且つ駆動軸に止め輪にて位置決めされた止水機能付き流量調整弁において、
    前記駆動軸が挿通する弁体の軸孔の内径側には複数のリブが形成され、これら複数のリブによって弁体は駆動軸に対して同心状に支えられ、
    前記リブの周方向幅は駆動軸に設けられる前記止め輪の開口部の幅よりも小さく設定され、
    前記駆動軸の外周側にかつ複数のリブ間に入水通路から弁体の内側の圧力キャンセル室に入水圧を導入する圧力導入通路を形成し、前記止め輪の外周側外形線が前記圧力導入通路の外周側外形線よりも僅かに外側に位置するように、リブの半径方向の幅が設定されていることを特徴とする止水機能付き流量調整弁。
  2. 前記リブは少なくとも3本以上設けられていることを特徴とする請求項1に記載の止水機能付き流量調整弁。
  3. 前記リブの半径方向高さは、前記止め輪の軸表面からの突出高さよりも大きく設定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の止水機能付き流量調整弁。
  4. 前記止め輪がEリングであることを特徴とする請求項1〜の何れかに記載の止水機能付き流量調整弁。
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