JPH0743047B2 - 電動3方弁 - Google Patents

電動3方弁

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JPH0743047B2
JPH0743047B2 JP2079380A JP7938090A JPH0743047B2 JP H0743047 B2 JPH0743047 B2 JP H0743047B2 JP 2079380 A JP2079380 A JP 2079380A JP 7938090 A JP7938090 A JP 7938090A JP H0743047 B2 JPH0743047 B2 JP H0743047B2
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valve
opening
valve opening
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要 安藤
安雄 木村
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シーケーデイ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、1個の電動アクチユエータの駆動により2つ
の流出口の流量を各別に制御し得るようにした電動3方
弁に関する。
従来の技術 例えば、ガス瞬間湯沸器で浴槽の自動給湯とカランまた
はシヤワーへの給湯を行う場合に、従来は第3図に示す
ように、流量計a、熱交換器b、電動流量制御弁c及び
電動開閉弁dが浴槽eに直列に接続されていて、浴槽e
へ自動給湯するときは、電動開閉弁dが開くとともに所
定の湯温で給湯されるように電動流量制御弁cが作動し
て流量を調節し、給湯能力に見合つた湯量を出湯するよ
うになつており、浴槽eへの給湯量は流量計aにより積
算されて設定値に達すると電動開閉弁dが閉じて給湯が
停止する。一方、カランまたはシヤワーfへの配管は電
動流量制御弁cと電動開閉弁dの間から分岐されてい
て、手動開閉弁を開くと出湯し、この場合も所定の湯温
で給湯されるように電動流量制御弁cが作動するように
なつている。ここで、浴槽eへの給湯の停止は電動開閉
弁dにより、また、カランまたはシヤワーfからの出湯
の停止は手動開閉弁により、夫々、行われるから、電動
流量制御弁cは閉止機能を持つ必要はない。
発明が解決しようとする問題点 上記給湯システムにおいて、電動流量制御弁c及び電動
開閉弁dは、夫々、弁体を駆動する弁棒をOリングでシ
ールするようになつており、しかも、そのOリングには
水道水の圧力が直に、かつ、常時作用するようになつて
いるため、Oリングが水圧により弁棒に強く押し付けら
れて摩耗し易く、また、Oリングが永久ひずみを生じて
シール性が低下するおそれがあり、特に高水圧地域では
そのおそれが高かつた。さらに、上記給湯システムでは
2つの弁が用いられているため、漏水の確率が高い欠点
があつた。
問題点を解決するための手段 本出願の第1の発明はこのような問題点を解決するため
の手段として、ボデイの流入口と第1の流出口の間に第
1の弁口を設けるとともに、前記流入口と第2の流出口
の間に第2の弁口を設け、1個の電動アクチユエータに
より、1つの弁棒により第1の弁口が閉弁の状態で第2
の弁口の開度を調節し、かつ、前記第2の弁口が開弁の
状態で第1の弁口の開度を調節する構成とし、また、第
2の発明は、ボデイに形成した弁室に第1の流出口に連
通する第1の弁口と、第2の流出口に連通する第2の弁
口とを同心に形成し、その第1の弁口と第2の弁口の間
において弁室に開口する流入口をボデイに形成するとと
もに、ボデイの第1の弁口側に外部と連通する摺動孔を
その第1の弁口及び第2の弁口と同心に形成し、その摺
動孔に緊密に嵌合して弁室内に挿入した弁棒に、第1の
弁口に対応する第1の弁体を摺動自由に嵌装してその第
1の弁体を閉弁方向に付勢するばねを装着し、かつ、そ
の第1の弁体の閉弁方向の動きを規制する突起を弁棒に
形成し、さらに、その弁棒に第2の弁口に対応する第2
の弁体を取り付け、その弁棒を軸方向に摺動させる電動
アクチユエータをボデイに取り付けてその弁棒の軸方向
の摺動により第1の弁体が第1の弁口の弁座に接触して
閉弁した状態で第2の弁体の第2の弁口との距離を変更
させてその第2の弁口の開度を調節し、かつ、その第2
の弁口が開弁した状態で第1の弁体の第1の弁口との距
離を変更させてその第1の弁口の開度を調節する構成と
した。
作用及び効果 本出願の電動3方弁は上記構成になり、第1の発明は従
来2つの弁が必要であつたのを1つの弁で済むようにし
たから配管が短くなる効果があり、また、第2の発明
は、第1の弁口が閉じている場合には流入口から流入す
る圧力は摺動孔と弁棒の隙間には作用せず、第1の弁口
が開いてもその隙間に作用する圧力は弁口を通ることに
より減圧された二次圧であるから、上記隙間をOリング
によつてシールしても摩耗や永久ひずみの生ずるおそれ
は小さく、また、1つの弁棒により、第1の弁口が閉弁
の状態で第2の弁口の開度を調節し、かつ、第2の弁口
が開弁の状態で第1の弁口の開度を調節することができ
るから、漏水の確率が低くなる効果がある。
実施例 以下、本出願の発明の一実施例を第1図及び第2図に基
づいて説明する。
第1図は本発明の電動3方弁2をガス瞬間湯沸器に使用
した一例を示し、流入口4は流量計a、熱交換器bが介
設された出湯管に接続され、第1の流出口6は浴槽e
に、また、第2の流出口8はカランまたはシヤワーf
に、夫々、接続されている。
第2図は本発明の電動3方弁2の構造と作動を示すもの
であつて、ボデイ10の下面から上方へ向かつて3段階に
縮径した弁室12が形成され、上段の小径部に第1の流出
口6が、中段の中径部に流入口4が、また、下段の大径
部に第2の流出口8が、夫々、形成されていて、上段の
小径部と中段の中径部の間の段部が第1の弁口14、中段
の中径部と下段の大径部との間が第1の弁口14と同心の
第2の弁口16となつており、第1の弁口14の角部は斜め
に面取りされて弁座18が形成されている。ボデイ10の下
面には底板20が固着されて弁室12が閉塞されている。ボ
デイ10の上部には第1と第2の弁口14、16と同心の小径
の摺動孔22が形成されていて、外周に2個のOリング2
4、24が嵌着された弁棒26が水密に、かつ、上下摺動自
由に嵌合されており、その下方部は弁室12内に挿入され
ている。この弁棒26の中間部と下端部には鍔28、30が形
成され、それらの鍔28、30の間に上側の第1の弁体32と
下側の第2の弁体34が摺動自由に嵌装され、両弁体32、
34の間にはコイルばね36が弾縮された状態で装着されて
いる。弁棒26の第1の弁体32と嵌合する部分にはOリン
グ38が嵌着されている。ボデイ10の上面には内部構造を
省略して示した電動アクチユエータ40が取り付けられて
いて、その正逆回転により弁棒26が上下動するようにな
つている。
そして、第1の弁口14と第1の弁体32によつて第1の流
量制御弁Aが、また、第2の弁口16と第2の弁体34によ
つて第2の流量制御弁Bが、夫々、構成されている。
次に本実施例の作動を説明する。第2図(I)は弁棒10
が中間位置にある状態を示し、第1の弁体32はコイルば
ね36の弾力により第1の弁口14の弁座18に押し付けられ
て第1の流量制御弁Aを閉弁しており、第2の弁体34は
コイルばね36の弾力により鍔30に押し付けられて第2の
流量制御弁Bの開度が最大となる位置にある。この状態
においては浴槽eへの給湯は遮断されており、カランま
たはシヤワーfへの給湯量は最大となつている。第2図
(II)は電動アクチユエータ40の正転により弁棒26が最
上方位置へ引き上げられ、第2の弁体34が上昇して第2
の流量制御弁Bの開度が最小となつている。このとき、
第1の流量制御弁Aは閉塞されている。上記した第2図
(I)から第2図(II)の間において第2の弁口16の開
度が調節されてカランまたはシヤワーfへの給湯量が制
御され、所定の湯温に保たれるようになつている。第2
図(III)は電動アクチユエータ40の逆転により弁棒26
が最下方位置へ押し下げられ、第1の弁体32が鍔28によ
り押されて第1の流量制御弁Aの開度が最大となつてい
る。このとき、第2の弁体34は第2図(I)の位置より
下方にあるが第2の弁口16の開度としては実質的に同一
である。この第2図(III)と第2図(I)の間におい
て第1の流量制御弁Aが全開から全閉まで制御され、浴
槽eへの給湯量が制御されて所定の湯温に保たれるよう
になつている。
このように、本実施例の電動3方弁は1本の弁棒26で2
つの流量制御弁A、Bの開度を制御することができ、し
かも、ボデイ10の摺動孔22と弁棒26の間隙をシールする
Oリング24には第1の流量制御弁Aが開いたときに、そ
の弁口14を通つて減圧された二次圧が作用するだけであ
るから、Oリング24の摩耗や変形が小さく、水漏れのお
それが極めて小さい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の電動3方弁2を用いた給湯
システムの概要を示す説明図、第2図はその電動3方弁
2の作動を示す断面図である。第3図は従来の給湯シス
テムの概要を示す説明図である。 2:電動3方弁、4:流入口、6:第1の流出口、8:第2の流
出口、10:ボデイ、12:弁室、14:第1の弁口、16:第2の
弁口、18:弁座、22:摺動孔、24:Oリング、26:弁棒、28:
鍔(突起)、32:第1の弁体、34:第2の弁体、36:コイ
ルばね、40:電動アクチユエータ、A:第1の流量制御
弁、B:第2の流量制御弁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボデイの流入口と第1の流出口の間に第1
    の弁口を設けるとともに、前記流入口と第2の流出口の
    間に第2の弁口を設け、1個の電動アクチユエータによ
    り、1つの弁棒により前記第1の弁口が閉弁の状態で前
    記第2の弁口の開度を調節し、かつ、前記第2の弁口が
    開弁の状態で前記第1の弁口の開度を調節する構成とし
    たことを特徴とする電動3方弁
  2. 【請求項2】ボデイに形成した弁室に第1の流出口に連
    通する第1の弁口と、第2の流出口に連通する第2の弁
    口とを同心に形成し、該第1の弁口と第2の弁口の間に
    おいて前記弁室に開口する流入口を前記ボデイに形成す
    るとともに、該ボデイの前記第1の弁口側に外部と連通
    する摺動孔を該第1の弁口及び第2の弁口と同心に形成
    し、該摺動孔に緊密に嵌合して前記弁室内に挿入した弁
    棒に、前記第1の弁口に対応する第1の弁体を摺動自由
    に嵌装して該第1の弁体を閉弁方向に付勢するばねを装
    着し、かつ、該第1の弁体の閉弁方向の動きを規制する
    突起を前記弁棒に形成し、さらに、該弁棒に前記第2の
    弁口に対応する第2の弁体を取り付け、該弁棒を軸方向
    に摺動させる電動アクチユエータを前記ボデイに取り付
    けて該弁棒の軸方向の摺動により前記第1の弁体が前記
    第1の弁口の弁座に接触して閉弁した状態で前記第2の
    弁体の前記第2の弁口との距離を変更させて該第2の弁
    口の開度を調節し、かつ、該第2の弁口が開弁した状態
    で前記第1の弁体の前記第1の弁口との距離を変更させ
    て該第1の弁口の開度を調節する構成としたことを特徴
    とする電動3方弁
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