JP3752702B2 - 包装材料 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、石鹸などの被包装物を包装するための包装材料に関する。より詳しくは、包装材料を三つ折りにして形成した収納部に被包装体を収納するとともに外側の折り返し片を蓋部とし、該蓋部を容易に剥がすことができる開封容易な包装体に使用される包装材料であって、包装機による高速での包装適性を有する包装材料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、石鹸などの包装体9は、図3に示すような、被包装物8をピロー包装(図3(A))もしくは上包み包装(図3(B))した包装体9が一般的であった。しかし、ピロー包装された包装体9は、一般にヒートシール部91が強くシールされているため、開封するには包装材料を切り裂くしかなかった。また、上包み包装による包装体9は、開封が困難であるといった問題があった。そのため、図4に示すような、長方形の包装材料を三つ折りにして形成した収納部51に被包装物8を収納するとともに外側の折り返し片を蓋部52とし、該蓋部52を容易に剥がすことができるようにヒートシールして、被包装物8を容易に取り出せるようにした包装体9が提案されている。
【0003】
上述したような包装体9において使用される包装材料としては、高級感を出すために、パール調の外観を有するとともに、手触り、風合いを持った、発泡ポリプロピレンなどの発泡シートが採用されている。このようなパール調の発泡シートとしては、三井東圧株式会社製の発泡ポリプロピレンシート「サニパール」(商品名)が、上記点で優れた材料として知られ、広く採用されている。
【0004】
この「サニパール」(商品名)は、高い発泡倍率で発泡されたポリプロピレンシートであり、シート内に多くの気泡を含んでおり、この気泡と、ポリプロピレン自体の艶、および添加されているパール顔料により上記パール調、マット調、および風合いを実現しているものである。
このほか発泡ポリプロピレンとしては東セロ株式会社製の「N−2」(商品名)などが知られている。
【0005】
そして、前記包装体9の包装材料としては、具体的には上記発泡ポリプロピレンシートの片面に、ヒートシールのためのホットメルト系接着剤を塗布し、他方の面には、絵柄印刷層と、必要に応じてオーバーコートニス層を形成した包装材料が使用されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前述した発泡ポリプロピレンシートを使用した包装材料は、折れジワが発生しやすいという、問題があった。また、包装時のヒートシールの熱が発泡シートに遮断されてしまい、高速包装が困難であるという問題があった。
【0007】
そこで本発明は、上記発泡ポリプロピレンシートを使用せずに、従来と同様の高級感を備え、しかも高速の自動包装適性に優れる包装材料を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
すなわち本発明は、略長方形の包装材料を長手方向に三つ折りにし、内側に折り重なる折り返し片の幅方向の両端をヒートシールして収納部を形成し、該収納部に被包装物を収納するとともに、外側に折り重なる折り返し片を蓋部とし、その幅方向の両端を剥離容易にヒートシールした包装体に使用される包装材料であって、前記被包装物に接する側から、線状低密度ポリエチレン、中間フィルムとして延伸ポリプロピレンフィルム、マット化ポリエチレンテレフタレートを順に積層してなる、フィルム流れ方向のループスティフネスが4〜7である積層材料に、さらに該積層材料のマット化ポリエチレンテレフタレートの外面にヒートシールニス層を、蓋部がヒートシールされる位置に部分的に形成したものであることを特徴とする包装材料である。
【0009】
上記中間フィルムとしては、延伸ポリプロピレンフィルム以外に、ポリエチレンフィルム、グラシン紙が採用できる。この包装材料のマット化ポリエチレンテレフタレートの外面側には、必要に応じて印刷層および/またはマットニス層を設けることができる。さらに、本発明においては、収納部を形成するヒートシールの位置と蓋部のヒートシール位置とが一致していることが好ましい。
【0010】
【作用】
本発明の包装材料は、上記中間フィルムおよびマット化ポリエチレンテレフタレート、さらに必要に応じて設けられる印刷層およびマットニス層により、高級感に優れたマット調の外観と、さらに線状低密度ポリエチレンを用いたことにより優れた風合いを呈する。そして、被包装物と接することとなる側の線状低密度ポリエチレンが、高温時においても優れたホットタック性を示して高速での包装を実現するるとともに、最外面に形成したヒートシールニス層が、該層が重ねられることとなる、場合により印刷層および/またはマットマットニス層を形成したマット化ポリエチレンテレフタレートとの間に、剥離が容易なヒートシールを与える。
【0011】
そして、収納部を形成するヒートシールの位置と蓋部のヒートシール位置とを一致させることにより、被包装物の包装と包装材料の収納部形成を行うヒートシールと同時に、蓋部のヒートシールを行うことができる。
【0012】
【実施例】
次に、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1は本発明の包装材料の一実施例を示す断面図、図2は本発明に係る包装体の説明図であり、図2(A)は斜視図、図2(B)は図2(A)のB−B線における断面図、図2(C)は図2(A)のC−C線における断面図である。
【0013】
図1に示した本発明の包装材料は、線状低密度ポリエチレン1、中間フィルム2、マット化ポリエチレンテレフタレート3、印刷層4およびマットニス層5を順次形成し、さらにヒートシールニス層6を部分的に形成したものである。
そして、本発明においては上記線状低密度ポリエチレン1をヒートシール層として位置させる。
【0014】
上記線状低密度ポリエチレン1は、包装材料を図2のように三つ折りにした際に、内側に重なる折り曲げ片75の幅方向の両端92をヒートシールする際に、この対向する線状低密度ポリエチレン1同士をヒートシールすることにより、完全な、強度の強いヒートシールを実現するものである。そして、該ヒートシールにより、被包装物8の収納部71を形成するものである。また、この線状低密度ポリエチレン1は、ホットタック性に優れているので、高速での包装作業に適している。さらに、ヒートシール層の樹脂として一般に使用されているエチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)系樹脂に比べて臭気の点でも優れているので好ましい。
【0015】
本発明においては、包装材料の腰を向上させるために中間フィルム2を用いる。中間フィルム2としては、ある程度の腰のある、延伸ポリプロピレンフィルム、ポリエチレンフィルム、グラシン紙が採用できる。
中間フィルム2には、必要であれば、内容物が透けて見えないようにするために、白色顔料等を添加して隠蔽性を付与することができる。
【0016】
マット化ポリエチレンテレフタレート3は、包装材料に耐熱性および強度を付与するために積層されるものであるが、さらにマット化されているので包装材料に高級感を付与するためにも役立っている。ポリエチレンテレフタレートフィルムとしては通常の2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムでよく、好ましい厚さは約12μmである。また、マット化する方法は、シリカ微粉末等の無機質の体質顔料を樹脂に練り込み、製膜する方法が例示できる。
【0017】
上記線状低密度ポリエチレン1、中間フィルム2、マット化ポリエチレンテレフタレート3は、それぞれ接着剤を用いたドライラミネートなどの方法により積層してもよく、また、線状低密度ポリエチレン1については中間フィルム2上に押し出しコーティングにより形成してもよい。なお、上記マット化ポリエチレンテレフタレート3のマット化面は、外面側となるように積層することが必要である。
【0018】
以上の構成からなる積層材料は、そのフィルム流れ方向のループスティフネスが4〜7、好ましくは6〜6.5となるように、各層の材質および厚さが考慮される。ループスティフネスが上述の範囲よりも小さいと、得られる包装材料の腰がなく、包装機での充填適性に劣る。他方、上記数値よりも大きいと、腰がありすぎて風合いが損なわれる。
【0019】
なお、上記ループスティフネスは、15mm幅、10cmの長さに調整した試料の中央部分を直径約10mmのループ状にして、その頂部に、感圧センサを備えた測定器(ループスティフネステスター:東洋精機株式会社製)を接触させて測定したものである。
【0020】
本発明の包装材料は、上記積層材料のマット化ポリエチレンテレフタレート3上に、さらに印刷層4、マットニス層5が必要に応じて形成される。両層は全面に形成されるが、意匠上の必要があれば部分的に設けるようにしてもよい。
【0021】
マットニス層5は、ニスにマット剤を0.5〜10重量%添加してなるマットインキを、0.5〜2g/m2 の塗布量で形成したものである。塗布方法は周知の方法が採用できる。一般的にはグラビアコーティングである。
【0022】
本発明の包装材料は、さらにヒートシールニス層6を、部分的に形成したものである。このヒートシールニス層6は、図2に示すように、三つ折りにされた際に蓋部72となる外側の折り返し片76を、その内側に位置する折り曲げ片75から、容易に剥がすことができるようにヒートシールするためのものであり、ヒートシールニス層6が重ねられることとなる、蓋部72の線状低密度ポリエチレン1との間に、剥離が容易なヒートシールを与えるものである。このヒートシールニス層6のニスとしては、エチレン−酢酸ビニル共重合体を主成分とするニスを使用することができる。そして、このヒートシールニスとしては、ホットタック性が必要であり、耐熱性を有する、重合度の高いエチレン−酢酸ビニル共重合体であることが好ましい。上記要求品質を満たすヒートシールニスとしては、具体的には、大日本インキ株式会社製の「ディックシールM−720AH」(商品名、EVA系ヒートシールニス)が好適に使用できる。このヒートシールニスの塗布量は、1.5〜5g/m2 とすることが好ましい。
【0023】
前記収納部71を形成するヒートシールの位置と蓋部72のヒートシール位置とを一致させるように設計し、このヒートシールニス層6を塗布形成すれば、被包装物8の包装と包装材料の収納部71形成を行うヒートシールと同時に、蓋部72のヒートシールを行うことができる。
【0024】
上記包装材料を用いた被包装物8の包装は、以下のように行われる。
被包装物8を包装材料のほぼ中央に載置する。次に、包装材料の長手方向の一端を被包装物を覆うように折り曲げ(折り曲げ片75)、次いで包装材料の長手方向の他端(折り返し片76)を、前記折り曲げ片75上に、蓋部72として折り返し重ねる。その後、包装材料の幅方向の両端92をヒートシールする。これにより、包装材料の内側に折り重ねられた部分は線状低密度ポリエチレン1同士がヒートシールされ、収納部71が形成される。そして、これと同時に、外側に折り重ねられた折り返し片76(すなわち蓋部72)が、ヒートシールニス層6によりヒートシールされる。そして、この蓋部72は、剥離容易となる。
【0025】
以上、本発明を詳細に説明したが、本発明の包装材料には本発明の目的を損なわない範囲で種々の改変を行うことができる。例えば、本発明の包装材料には、意匠性を付与するためのホットスタンプ等を設けることができる。
【0026】
次に、本発明の具体的な実施例および比較例を説明する。
【0027】
<実施例1>
厚さ12μmのマット化ポリエチレンテレフタレートフィルム(ユニチカ株式会社製、「PTHZ」(商品名)、両面コロナ放電処理済み)の片面に、隠蔽性付与のための白色インキ層、および、絵柄印刷層、マットニス層を順次、グラビア印刷法にて形成した。ここで、白色インキ層および絵柄印刷層のインキは、東洋インキ製造株式会社製「パイロエース」(商品名、ニトロセルロース/ポリアミド系)を使用した。また、マットニス層は、東洋インキ製造株式会社製「JS1144OPニス」(商品名、ニトロセルロース系樹脂/エチルセルロース系樹脂)にマット剤500(シリカ微粉末)を3%添加したものを使用して、塗布量1g/m2 に形成した。
さらに、マットニス層上に、ヒートシールニス(大日本インキ化学工業株式会社製、「ディックシールM−720AH」(商品名)、EVA系)を、包装材料の蓋部となる部分の幅方向の両端に部分的に、塗布量0.5〜1.0g/m2 に形成した。
【0028】
次いで、マット化ポリエチレンテレフタレートフィルムの他方の面に、中間フィルムとして厚さ40μmの二軸延伸ポリプロピレンフィルム(東洋紡績株式会社製、商品名:P2261)をウレタン系ドライラミネート用接着剤(武田薬品工業株式会社製、タケラックA−610(商品名)、塗布量2g/m2 )を用いてドライラミネートし、さらに二軸延伸ポリプロピレンフィルム上に厚さ40μmの線状低密度ポリエチレンフィルム(東セロ株式会社製、商品名:TUX−VC)を、2液硬化型ウレタン系無溶剤型ラミネート用接着剤(東洋モートン株式会社製、AD−N369A/B(商品名)、塗布量2g/m2 )を用いてラミネートして、本発明の包装材料を得た。
【0029】
得られた包装材料のループスティフネスを測定したところ、フィルム流れ方向で6.4、幅方向で8.5であった。
得られた包装材料は、マット調のきわめて優れた意匠性を有する包装材料であり、手触り、風合いも優れたものであった。
【0030】
また、以上のようにして得た包装材料を、所定寸法に打ち抜き、前述した包装方法にて石鹸を包装したところ、ヒートシール温度を200℃(?)まで上昇させてもヒートシール時のトラブル(シールバーへのとられ、包装材料の収縮等)が発生しなかった。そして、上記構成の包装材料によれば、180ショット/分の自動高速包装が可能であった。
得られた包装体のヒートシール部分を検査したところ、内側の(すなわち収納部を形成する)ヒートシール部分のヒートシール強度は1500g/15mm幅であり十分に強いものであった。また、蓋部のヒートシールは、ヒートシール強度が300g/15mm幅であり、容易に剥離させることができ、開封が容易であった。
【0031】
<実施例2>
中間フィルムとして厚さ30μmの二軸延伸ポリプロピレンフィルム(東洋紡績株式会社製、商品名:P2261)を用いた以外は実施例1と同様にして、本発明の包装材料を得た。得られた包装材料のループスティフネスを測定したところ、フィルム流れ方向で4.0、幅方向で5.4であった。
得られた包装材料は、意匠性、手触り、風合いに優れたものであり、充填包装適性も問題がなかった。
【0032】
<実施例3>
中間フィルムとして坪量30.5g/m2 のグラシン紙を用いた以外は実施例1と同様にして、本発明の包装材料を得た。得られた包装材料のループスティフネスを測定したところ、フィルム流れ方向で4.7、幅方向で4.7であった。得られた包装材料は、意匠性、手触り、風合いに優れたものであり、充填包装適性も問題がなかった。
【0033】
<実施例4>
中間フィルムとして厚さ50μmの乳白ポリエチレン(低密度ポリエチレンにチタンホワイトを10重量%添加したフィルム;タマポリ株式会社製、商品名:M−10白)を用い、該フィルムと線状低密度ポリエチレンとの積層を、厚さ15μmの溶融ポリエチレンを用いたサンドラミネート法にて行った以外は実施例1と同様にして、本発明の包装材料を得た。得られた包装材料のループスティフネスを測定したところ、フィルム流れ方向で4.9、幅方向で5.9であった。得られた包装材料は、意匠性、手触り、風合いに優れたものであり、充填包装適性も問題がなかった。
【0034】
<比較例1>
実施例1で用いたマット化ポリエチレンテレフタレートフィルム(白色インキ層、絵柄印刷層、マットニス層およびヒートシールニス層を設けたもの)と線状低密度ポリエチレンとを、低密度ポリエチレンを膜状に溶融押し出して積層する、サンドラミネート法にて積層し、比較の包装材料を得た。低密度ポリエチレンの厚さは15μmであった。
この包装材料のループスティフネスを測定したところ、フィルム流れ方向で1.2、幅方向で1.3であった。
得られた包装材料は、意匠性の点では問題なかったが、腰がなさ過ぎて充填包装適性に劣るものであった。
【0035】
<比較例2>
実施例1で用いたマット化ポリエチレンテレフタレートフィルム(絵柄印刷層、マットニス層およびヒートシールニス層を設けたが白色インキ層は設けなかったもの)、発泡ポリプロピレン(商品名:N−2、東セロ株式会社製、厚さ35μm、両面コロナ放電処理済み)、および無延伸ポリプロピレンフィルムを、それぞれウレタン系ドライラミネート用接着剤(武田薬品工業株式会社製、タケラックA−610(商品名)、塗布量2g/m2 )を用いてドライラミネート法により積層し、包装材料を得た。
この包装材料のループスティフネスを測定したところ、フィルム流れ方向で7.9、幅方向で9.0であった。
得られた包装材料は、意匠性、充填包装適性の点では問題なかったが、発泡ポリプロピレンを用いているため腰が強すぎ、折れジワが容易についてしまうものであった。
【0036】
【発明の効果】
本発明の包装材料は以上述べた構成からなるので、発泡ポリプロピレンシートを使用せずに、従来と同様の高級感を備えた包装材料を提供することができた。また、本発明の包装材料は、高温のヒートシールが可能であり、従って高速の自動包装適性にも優れる包装材料である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の包装材料の一実施例を示す断面図である。
【図2】本発明に係る包装体の説明図であり、図2(A)は斜視図、図2(B)は図2(A)のB−B線における断面図、図2(C)は図2(A)のC−C線における断面図である。
【図3】従来の包装体を示す説明図であり、図3(A)はピロー包装体を示す斜視図、図3(B)は上包み包装体を示す斜視図である。
【図4】従来の他の包装体を示す説明図である。
【符号の説明】
1……線状低密度ポリエチレン
2……中間フィルム
3……マット化ポリエチレンテレフタレート
4……印刷層
5……マットニス層
6……ヒートシールニス層
8……被包装物
9……包装体
71…収納部
72…蓋部

Claims (6)

  1. 略長方形の包装材料を長手方向に三つ折りにし、内側に折り重なる折り返し片の幅方向の両端をヒートシールして収納部を形成し、該収納部に被包装物を収納するとともに、外側に折り重なる折り返し片を蓋部とし、その幅方向の両端を剥離容易にヒートシールした包装体に使用される包装材料であって、前記被包装物に接する側から、線状低密度ポリエチレン、中間フィルムとして延伸ポリプロピレンフィルム、マット化ポリエチレンテレフタレートを順に積層してなる、フィルム流れ方向のループスティフネスが4〜7である積層材料に、さらに該積層材料のマット化ポリエチレンテレフタレートの外面にヒートシールニス層を、蓋部がヒートシールされる位置に部分的に形成したものであることを特徴とする、包装材料。
  2. 中間フィルムとして延伸ポリプロピレンフィルムに代えてポリエチレンフィルムを使用したことを特徴とする請求項1に記載の包装材料。
  3. 中間フィルムとして延伸ポリプロピレンフィルムに代えてグラシン紙を使用したことを特徴とする請求項1に記載の包装材料。
  4. マット化ポリエチレンテレフタレートの外面側にマットニス層が設けられている、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の包装材料。
  5. マット化ポリエチレンテレフタレートの外面側に、印刷層、マットニス層が順次設けられている、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の包装材料。
  6. 収納部を形成するヒートシールの位置と、蓋部のヒートシール位置とが一致していることを特徴とする、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の包装材料。
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