JP3752671B2 - 木造建物における板壁の施工方法 - Google Patents

木造建物における板壁の施工方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、伝統的な木造軸組による木造建物に適用する板壁の施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、寺社建築に代表される我国の伝統的な木造建物は、釘等の金物を用いない木造軸組によるものであり、図8にその典型的な一例を示す。図8において符号1は柱、2は柱脚に設けた足固貫、3は柱頭に設けた丸桁(がぎょう)、4は柱の中間部に設けた貫、5は貫4の両側に取り付けた長押、6は貫よりも上部において左右の柱1間に設けられた板壁である。
【0003】
板壁6は、図9に示すように力板7と力貫8とを交互に多段に重ねたもので、柱1に設けた縦溝9に力板7の両端部を差し込み、かつ力貫8を下げ鎌により係止し(すなわち、縦溝9に設けたほぞ穴10に力貫8の端部に設けた蟻8aを差し込んで楔11により固定する)、力板7と力貫8どうしを多数のダボ12により連結するようにしたものである。このような伝統的な木造軸組は、柱1を建て込みつつ板壁6を施工した後、丸桁3を架設することで施工されるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のような木造軸組による既存の木造建物を対象としてその補強や保存を目的とする改修を行う場合、従来においては必要箇所を一旦解体し、所望の改修を行った後に当初の状態どうりに復元するようにしており、したがって改修工事に際しては大がかりな解体作業と復元作業が不可欠である。たとえば図9に示した構造の板壁6に対する補強や補修を行うには、少なくとも丸桁3の解体が必要であり、そのためには屋根小屋組の解体も必要となるから、実質的に既存建物の全体に及ぶような大がかりな解体と復元作業が必要となり、したがってそのような改修は必ずしも簡易に行い得るものではなかった。
【0005】
また、寺社等の木造建物を上記のような伝統的な木造軸組により新築しようとする場合、伝統的な手法を完全にそのまま踏襲することは技術的にも経済的にも多くの困難を伴い、必ずしも現実的ではない。
【0006】
上記事情に鑑み、本発明は、伝統的な木造軸組による板壁を対象とする改修を行うに際して大がかりな解体と復元を必要とせず、またそのような板壁を効率的に新築することを可能とする有効適切な施工方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、木造建物の柱間に板壁を形成するための力貫を取り付けるに当たり、力貫を左右の部材に2分割しておき、それら部材の先端をそれぞれ柱に対して係止するとともにそれらの基端どうしを木組による継手である金輪継ぎにより互いに接合することを特徴とする。
【0008】
請求項2の発明は、木造建物の柱間に板壁を形成するための力板を取り付けるに当たり、柱に力板の両端部を係合させる縦溝を形成するとともに、柱の上部に縦溝に通じる切込部を形成し、力板の両端部を切込部を通過させて縦溝に導いて縦溝内において取付位置まで落とし込むことを特徴とする。
【0009】
請求項3の発明は、木造建物の柱間に板壁を形成するための力貫および力板を組み合わせて取り付けるに当たり、柱に力板の両端部を係合させる縦溝を形成するとともに、柱の上部に縦溝に通じる切込部を形成し、かつ縦溝には力貫の両端部を係止するためのほぞ穴を形成しておき、力貫を取り付けるに当たっては、その力貫を左右の部材に2分割しておいて、それら部材の先端部をそれぞれほぞ穴に係止するとともにそれらの基端どうしを金輪継ぎ等の木組による継手により互いに接合し、力板を取り付けるに当たっては、力板の両端部を切込部を通過させて縦溝に導いて縦溝内において取付位置まで落とし込むことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1〜図5を参照して本発明の実施形態である板壁の施工方法を説明する。図1は本実施形態の施工方法により施工された板壁6を示すものであって、これは図1に示した従来のものと同様に貫4の上部において柱1間に力板7と力貫8を多段に重ねたものであるが、図示例の板壁6は全7段で形成され、最下段、中段、最上段に計3段の力貫8が配され、それらの間に2段ずつ計4段の力板7が配されたものとなっている。また、板壁6の最上部には、最上段の力貫8の取り付けのために丸桁3との間に若干のクリアランス15を確保したものとなっている。
【0011】
本実施形態では力板7としては従来と同様の単なる1枚板を用いるが、力貫8としては図3に示すように左右の部材に2分割したものを採用して、それら部材の基端どうしを伝統的な木組による継手20により互いに接合するものとしている。図示例の力貫8における継手20は、双方の部材の基端部を相互に嵌合する同一形状に加工してダボ栓21および込栓22を打ち込んで締め付けることで強固に一体化するいわゆる金輪継ぎを採用している。
【0012】
また、本実施形態では、従来と同様に(図2(b)参照)力板7の両端部が係合する縦溝9を柱に形成するとともに、各力貫8の取付位置には縦溝9をさらに彫り込むことでほぞ穴10を形成しておくが、それに加えて、柱1の上部には力板7が通過可能な切込部25を縦溝9に通じるように形成しておく。なお、本実施形態では板壁6の最下段に力貫8を配することから、縦溝9は2段目の力板7の取付位置まで形成しておけば良い。
【0013】
本実施形態の施工方法では、まず図4に示すように貫4上に最下段の力貫8を取り付ける。すなわち、2分割されている双方の部材の先端部の蟻8aをほぞ穴10に差し込みつつそれらの基端部どうしを重ね合わせ、ダボ栓21および込栓22を打ち込んで双方の部材を継手20により一体化し、ほぞ穴10に楔11を打ち込んで、これを力貫8として柱1間に強固に固定する。
【0014】
次に、図5に示すように、2段目に取り付ける力板7の両端部を、柱1の上端部に設けた切込部25を通過させて縦溝9内に導き、縦溝9内において落とし込んで最下段の力貫8上に取り付ける。その際、双方の間にダボ12を介装してそれらを連結する。同様にして3段目の力板7を落とし込んで2段目の力板7に連結し、さらに4段目の力貫8を最下段の力貫8と同様にして取り付け、以上のようにして最上段の力貫8まで取り付けた後、図2(a)に示すように切込部25を埋木補修すれば板壁6の施工が完了する。
【0015】
上記方法を既存の板壁6を改修する際に適用すれば、既存の木造軸組における丸桁3や柱1を解体することなく板壁6の改修を簡易に行うことが可能となる。また、上記方法を木造建物を新築する際に適用すれば、その板壁6の施工を柱1および丸桁3を施工した後に行うことができ、したがって伝統的な施工方法のように柱1を建て込みながら同時に板壁6を組み立て、その後に丸桁3を架設するといった錯綜した作業を回避でき、施工性を改善することができる。
【0016】
また、上記方法で施工される板壁6は、力貫8が柱1に対して下げ鎌等により強固に係止されるのみならず、力板7を縦溝9に対して遊びなくきっちりと嵌合させることが可能であるので、この板壁6を耐震要素として機能させて建物の耐震性能を向上させることができる。勿論、力貫8を左右に分割しておいて接合するとはいえ、伝統的な金輪継ぎ等の木組による継手20により確実強固に一体化できるし、力貫8の中央部にはさして応力が生じないので構造的に問題はなく、表面を塗装することで継手20が目立つこともない。同様に、柱1の頂部に設ける切込部25も、埋木補修することで目立つことなく隠すことができるし断面欠損も支障なく補償できる。
【0017】
なお、上記実施形態はあくまで一例であって、本発明は上記実施形態に限定されるものでは勿論なく、たとえば以下に列挙するような適宜の設計的変更が可能である。
【0018】
本発明においては力貫8を左右の部材に分割しておいてそれらを木組による継手20により接合するものであれば良く、その限りにおいて継手20の形式は任意であって、たとえば図6に示すような形式の木組による継手20も好適に採用可能である。
【0019】
上記実施形態では3段の力貫8と4段の力板7による全7段の板壁6を構成する場合の適用例であるが、力貫8と力板7の組み合わせ方や段数、配列順序等は任意に変更して良いことは言うまでもない。そして、上記実施形態のように力貫8と力板7とを適宜組み合わせて板壁6を形成することが現実的であり、そのようにすることが好ましいが、必ずしも力貫8と力板7とを組み合わせることはなく、力貫8のみ、あるいは力板7のみで板壁6を構成することでも良い。
【0020】
上記実施形態では板壁6の最上段を力貫8として、その取り付けのために板壁6の最上部には丸桁3との間に若干のクリアランス15を確保するものとしたが、板壁6の最上部の構成およびその施工手順の他の例のとして、たとえば図7に示すものも考えられる。図7は最上段の2段をともに力板7により構成することとして、まず(a)に示すように最上段の力板7を先行して切込部25から縦溝9に導いて押し上げることで最上部に取り付けた後、(b)に示すようにその下段の力板7を取り付けるようにしたものである。この場合、最後の力板7を取り付ける際にはその上下にダボ12を直接的には介装できないので、ダボ12の介装位置を予め切り欠いておき、力板7を取り付けた後に、(c)に示すようにダボ12を後付けして埋木補修を行えば良い。なお、必要に応じて最上段の力板7と丸桁3との間にもダボを介装しても良く、同様に最下段の力貫8(あるいは力板7)と貫4との間にもダボを介装しても良い。
【0021】
【発明の効果】
請求項1の発明は、力貫を左右の部材に2分割しておいてそれを木組による継手である金輪継ぎにより互いに接合することで柱間に取り付けるので、力貫による板壁を容易に施工することが可能であり、特に既存木造建物における板壁を改修する際に適用すれば、丸桁や柱を解体する必要がないので改修作業を簡易に実施することが可能となる。
【0022】
請求項2の発明は、縦溝に通じる切込部を柱の上部に形成しておき、力板を切込部から縦溝に導いて取付位置まで落とし込むので、柱間への力板の取り付け作業を極めて簡単に行うことができ、特に既存木造建物における板壁を改修する際に適用すれば、切込部を設けるのみで丸桁を解体する必要がないので改修作業を簡易に実施することが可能となる。
【0023】
請求項3の発明は、力貫と力板とを組み合わせて採用し、力貫を左右の部材に2分割しておいてそれを木組による継手により接合して柱間に取り付け、力板は切込部から縦溝に導いて落とし込むことで柱間に取り付けるので、伝統的な木造軸組による板壁を簡易に施工できるとともに、その耐震性能を十分に確保することができ、特に既存木造建物の板壁を対象として補強を目的とする改修を行う際に適用して最適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態である施工方法により施工した板壁の完成状態を示す正面図である。
【図2】 同、板壁の構造を示す要部斜視図である。
【図3】 同、力貫の継手を示す図である。
【図4】 同、施工手順を示す図であり、最下段の力貫を取り付けている状態を示す図である。
【図5】 同、力板を落とし込んで取り付けている状態を示す図である。
【図6】 同、力貫の継手の他の例を示す図である。
【図7】 同、板壁の上部の他の構成例とその施工手順を示す図である。
【図8】 伝統的な木造軸組の一例を示す図である。
【図9】 同、板壁の構造を示す図である。
【符号の説明】
1 柱
3 丸桁
4 貫
6 板壁
7 力板
8 力貫
8a 蟻
9 縦溝
10 ほぞ穴
20 継手
21 ダボ栓
22 込栓
25 切込部

Claims (3)

  1. 木造建物の柱間に板壁を形成するための力貫を取り付けるに当たり、力貫を左右の部材に2分割しておき、それら部材の先端をそれぞれ柱に対して係止するとともにそれらの基端どうしを木組による継手である金輪継ぎにより互いに接合することを特徴とする木造建物における板壁の施工方法。
  2. 木造建物の柱間に板壁を形成するための力板を取り付けるに当たり、柱に力板の両端部を係合させる縦溝を形成するとともに、柱の上部に縦溝に通じる切込部を形成し、力板の両端部を切込部を通過させて縦溝に導いて縦溝内において取付位置まで落とし込むことを特徴とする木造建物における板壁の施工方法。
  3. 木造建物の柱間に板壁を形成するための力貫および力板を組み合わせて取り付けるに当たり、柱に力板の両端部を係合させる縦溝を形成するとともに、柱の上部に縦溝に通じる切込部を形成し、かつ縦溝には力貫の両端部を係止するためのほぞ穴を形成しておき、
    力貫を取り付けるに当たっては、その力貫を左右の部材に2分割しておいて、それら部材の先端部をそれぞれほぞ穴に係止するとともにそれらの基端どうしを金輪継ぎ等の木組による継手により互いに接合し、
    力板を取り付けるに当たっては、力板の両端部を切込部を通過させて縦溝に導いて縦溝内において取付位置まで落とし込むことを特徴とする木造建物における板壁の施工方法。
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