JP3752651B2 - 棒状ガラス素子の成形方法及びその装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、fθレンズや細長いプリズムなどの棒状ガラス素子の成形方法及びその装置に係り、特に棒状ガラス素子を高精度で能率的に製造するための成形方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、パーソナルコンピュータの普及により、それに付随したプリンタも広く普及しつつある。特に最近は、高画質、高速のレーザープリンタが重要視され、さらなる小型化、高精細化、低価格化が必要とされている。
【0003】
fθレンズは、レーザープリンタには必要不可欠なものであり、プリンタの小型化、高精細化、低価格化に対応するために、非球面化、形状及び面粗度の高精度化が要求されている。
【0004】
fθレンズは、プラスチックにより製造する場合には、射出成形法または射出圧縮成形法などにより比較的精度の高いものが得られる。しかし、プラスチックでは、fθレンズ内の密度・屈折率を均一にすることが困難である上、温度・湿度などの使用環境によりレンズ性能が変化するなどの問題がある。
【0005】
他方、ガラスの場合には、レンズ性能は安定しているが、溶融したガラス素材を型に入れてプレスにより概略のfθレンズ形状に成形した後、粗研削、精研削、研磨及びアニールなどの工程により製造する方法や、円板状のガラス素材の一部を切断し、研削、研磨等の加工を行って製造する方法が行われており、製造工程が複雑であった。特に非球面fθレンズは、研削、研磨が困難なため、高価であり、ガラスの非球面fθレンズは工業的に広く使用されていない。
【0006】
ところで特開平9ー19971号公報に記載されているように、従来の研削、研磨やダイレクトプレス等により、目的とするfθレンズの最終形状ではなく、これに近い形状・曲率のガラス素材を少ない工数で安価に製造し、このガラス素材を高精度に加工された一対の型間に配置し、型及びガラス素材を加熱してプレス成形することにより目的とするfθレンズを製造する、いわゆるリヒートプレスによるfθレンズの成形方法が開発されつつある。
【0007】
このリヒートプレスによれば、非球面fθレンズであっても、複雑な曲面形成に必要な工程は最終のプレス工程の一工程のみであるという利点があり、また、型を一度製作すれば、型の精度に準じた非球面fθレンズを多数製造することができる利点がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら近年におけるレーザープリンタのカラー化、高精度化に伴い、高精度かつ大形のfθレンズの生産が必要となっている。大形のfθレンズを成形する場合、問題となるのが、プレス成形時の型及びガラス素材の温度の均一性(均熱性)である。均熱性が悪いと、成形した際の形状精度が悪くなる。
【0009】
また、上記リヒートプレスは、現在、主に丸物のレンズの成形に用いられている方法であり、図6に示すように、型111及びその加熱源である赤外線ランプ120の形状は円形である。なお、図6において、121は反射ミラー、130は成形されたfθレンズ、116は透明石英管、117は成形室である。
【0010】
ところで型の均熱性は、加熱源と型中心の距離が大きくなる程、悪化する。fθレンズなどの棒状のガラス素子の成形では、ガラス素子の全長が長くなれば、円形の型の直径が大きくなり、加熱源と型中心との距離が遠くなり、均熱性が悪くなる。さらに、棒状のものを円形の型内に配置すると、多くのデッドスペースを生じ、生産効率が悪い。
【0011】
本発明は、fθレンズや細長いプリズムなどの棒状ガラス素子を高精度で能率的に製造する方法及びその装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明による棒状ガラス素子の成形方法は、
一対の型間にガラス素材を配置し、前記型及びガラス素材を加熱してこのガラス素材をプレスすることにより棒状ガラス素子を成形する方法において、
成形する棒状ガラス素子の形状に近似した棒状のガラス素材を製作する工程と、
この棒状のガラス素材を、このガラス素材及び成形する棒状ガラス素子の形状に対応しこれらを包含する長方形をした一対の型間に配置する工程と、
前記型及びガラス素材を、前記一対の型の側面のうち前記ガラス素材と平行な両側面に沿ってそれぞれ配置された複数の直管型の赤外線ランプにより加熱する工程と、
前記型及びガラス素材を所望の温度に加熱したところでプレスを行ってガラス素材から棒状ガラス素子を成形する工程と、
を有するものである。
【0013】
すなわち本発明は、リヒートプレスにより棒状ガラス素子を製造するものであり、型及び棒状のガラス素材を、一対の型のガラス素材と平行な両側面に沿って配置された複数の直管型の赤外線ランプにより加熱することにより、加熱源である赤外線ランプとガラス素材の各部分との距離を一定にして加熱することができ、これにより型及びガラス素材の均熱性を高めると同時に効率的な加熱ができ、より高精度の棒状ガラス素子を能率的に製造することができる。
【0014】
なお、複数のガラス素材を一対の型間に平行に配置して同時にプレス成形すれば、より能率的な製造が可能になり、さらに、複数対の型をこれらの間に配置されるガラス素材が互いに平行になるように並列に配置すると共に、これらの型の間及びこの間を挟んで前記複数対の型の両側に配置された複数の直管型の赤外線ランプにより型及びガラス素材を加熱して、複数対の型により複数のガラス素材を同時にプレス成形すれば、さらに能率的な製造が可能になる。
【0015】
また、上記目的を達成するための本発明による棒状ガラス素子の成形装置は、一対の型間にガラス素材を配置し、前記型及びガラス素材を加熱してこのガラス素材をプレスすることにより棒状ガラス素子を成形する装置において、
ガラス素材及び成形する棒状ガラス素子の形状に対応しこれらを包含する長方形をした一対の型と、
この型の棒状ガラス素子に対応したキャビティと平行な両側面に沿って配置された複数の直管型の赤外線ランプを有する加熱手段と、
前記一対の型の少なくとも一方を他方に対して移動及び押圧するためのプレス手段と、
前記加熱手段およびプレス手段を予め定められたプログラムに従って作動させるための制御手段と、
を有するものである。
【0016】
なお、前記一対の型は、それぞれ平行に配置された複数の前記キャビティを有していてもよく、さらに、前記一対の型は、前記キャビティがそれぞれ平行になるように並列に複数配置され、前記加熱手段は、複数対の型の間及びこの間を挟んで複数対の型の両側にそれぞれ配置された複数の直管型の赤外線ランプを有していてもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態について図1ないし図3を参照して説明する。図1において、フレーム1の上部から固定軸2が下方に向かって伸びており、その下端にセラミック製の断熱筒3を介して上型組立4が図示しないボルト等により取り付けられている。上型組立4は、金属製のダイプレート5、セラミックや超硬合金等で作られた上型6、及びこの上型6をダイプレート5に取り付けると共に型の一部を形成する固定ダイ7からなっている。
【0018】
フレーム1の下部には、サーボモータ8aを駆動源とし、サーボモータ8aの回転運動を直線運動推力に変換するスクリュージャッキ等の駆動装置8が設けられ、駆動装置8には荷重検出装置8bを介して移動軸9が取り付けられている。移動軸9は、固定軸2と対向して上方に向かって伸びており、制御装置26に設定されているプログラムにより、速度、位置及びトルク(推力)を必要に応じてそれぞれ制御されつつ上下動するように構成されている。
【0019】
移動軸9の上端には、断熱筒3と同様の断熱筒10を介して下型組立11が取り付けられている。下型組立11は、上型組立4と同様に、ダイプレート12、下型13及び移動ダイ14からなっている。
【0020】
下型組立11(上型組立4側も同じ)は、図1において上から見た形状が、図2に示すように、長方形をしており、断熱筒10もダイプレート12に対応した長方形となっている。移動軸9は、断熱筒10を取り付ける図1において上端部分が断熱筒10に対応した長方形となっており、他は円柱状である。
【0021】
上下の型組立4、11中の型6、13は、固定及び移動の両ダイ7、14とにより、成形品であるところの後述するfθレンズ30(図3参照)に対応したキャビティ30a(図2参照)をそれぞれ平行に複数形成するようになっている。
【0022】
固定軸2には、ブラケット15が図示しない駆動装置により上下動可能に組み付けられている。ブラケット15には、対をなす型組立4、11の周囲を囲む透明石英管16が取り付けられている。この透明石英管16の上端は、ブラケット15に気密に取り付けられ、下端は、フレーム1の中間プレート1aに取り付けられたシールブロック1bに気密に当接される。透明石英管16は、図2に示すように、断面形状がほぼ長方形であり、対をなす型組立4、11の周囲に大気から遮断された成形室17を形成する。
【0023】
固定軸2及び移動軸9には、成形室17内を不活性ガス雰囲気にするため及び型組立4、11を冷却するためのガス供給路22、23が設けられ、これらのガス供給路22、23には図示しない流量コントロール計を介して不活性ガスが所定流量で供給される。また、ダイプレート5、12には、ガス通路27、28が設けられ、ガス供給路22、23から供給された不活性ガスを成形室17へ供給するようになっている。成形室17へ供給された不活性ガスは、シールブロック1bに設けられている排気口24から排気される。
【0024】
ブラケット15には、透明石英管16を囲む外筒18が取り付けられている。この外筒18も、図2に示すように、断面形状がほぼ長方形であり、キャビティ30aと平行な相対する内壁面には、それぞれ直管型の赤外線ランプ20と反射ミラー21からなる加熱手段としてのランプユニット19が取り付けられている。これらの直管型の赤外線ランプ20は、上下の型組立4、11をキャビティ30aと平行な相対する2つの側面から加熱するように配置されている。
【0025】
下型組立11には、上下の型組立4、11の温度を代表して検出するための熱電対25が取り付けられている。この熱電対25の検出出力は、制御装置26に取り込まれ、制御装置26に予め入力されている加熱用のプログラムに従って赤外線ランプ20の出力を制御して型組立4、11の温度を所定の温度に制御するようになっている。
【0026】
次いで本装置の作用について説明する。図示しない駆動装置によりブラケット15を固定軸2に沿って上昇させて透明石英管16及びランプユニット19を上昇させ、成形室17を開く。図1に示すように、型開き状態にある下型組立11のキャビティ30a内に棒状のガラス素材29を置き、ブラケット15を下降させて成形室17を閉じる。
【0027】
次いで、ガス供給路22、23から不活性ガスを供給し、成形室17内を不活性ガス雰囲気とし、赤外線ランプ20により上下の型組立4、11及びガラス素材29を加熱する。このとき、ガラス素材29を全体的に均一な温度で加熱するため、型組立4、11を接近すなわちほぼ閉じた状態にすることが好ましい。
【0028】
赤外線ランプ20による型組立4、11の加熱は、図2に示すように、長方形をした型組立11(型組立4も同じ)の、図2において左右の側面、すなわちガラス素材29と平行な両側面から行われる。そこで、ガラス素材29の各部分から加熱源である赤外線ランプ20までの距離は、すべて一定である。このため、ガラス素材29の長手方向の温度分布は、均一になる。
【0029】
また、図2から明かなように、型組立11のデッドスペースが少ない。このため、型組立4、11及びガラス素材29の加熱が効率的に行われる。
【0030】
熱電対25により検出されている下型組立11の温度が、予め定められているプレス温度に到達したところで、所定時間この温度に保って型組立4、11及びガラス素材29の全体がプレス温度となるようにした後、駆動装置8を作動させて移動軸9を上昇させると共に所定のプレス力を与えてプレス成形を行う。
【0031】
次いで、プレス力を与えたまま赤外線ランプ20をOFFにするか、または出力を制御しつつ低下させると共に、ガス供給路22、23からの不活性ガスの供給量を制御して所定の温度勾配で型組立4、11及びプレス成形されて成形品となったfθレンズ30を冷却する。こうして型組立11の温度が所定の温度まで低下したならば、移動軸9を下降させて、型開きを行うと共に、成形室17を開いてfθレンズ30を取り出す。
【0032】
図4は、本発明の他の実施形態の要部を示すもので、対をなす型組立を符号11a、11bで示すように、2組設けたものである。2組の型組立11a、11bはキャビティ30aがそれぞれ平行になるように並列に配置され、これらの型組立11a、11bの間に直管型の赤外線ランプ20が配置されている。また、型組立11a、11bの上記間を挟む両側にもそれぞれ直管型の赤外線ランプ20が配置されている。なお、2組の型組立11a、11bは、1つの移動軸9のみからなる1つのプレス手段で駆動するようにしてもよく、また、別々のプレス手段で駆動するようにしてもよい。
【0033】
図5は、本発明のさらに他の実施形態の要部を示すもので、図4に示した装置の各型組立11a、11bに対し、各型組立11c、11dがそれぞれ複数のfθレンズ30を成形する点が異なっている。
【0034】
実施例
図3に示すように、長さ120mm、幅10mm、高さ20mmのfθレンズ30を、図2、図4及び図5に示した本発明による装置と、比較のため図6に示した従来装置とにより成形した例を示す。使用したガラス素材は、SFー10(転移点466℃、屈伏点511℃)である。
【0035】
図2の型組立11(型組立4も同じ)は、縦150mm、横90mmで3個取り、図4の型組立11a、11b(図示しない対応する型組立4a、4bも同じ)は、縦150mm、横40mmでそれぞれ1個取り、図5の型組立11c、11d(図示しない対応する型組立4c、4dも同じ)は、縦150mm、横65mmでそれぞれ2個取りである。また、図6の従来装置は、直径150mmで1個取りの円形の型組立111を用いた。
【0036】
それぞれの型組立を用いた装置において、各型組立を570℃に加熱した状態で、各図に示す型組立上の中央位置Aと、端部寄り位置Bの2点の温度を測定したところ、A、B両者の温度差は、図2では4℃、図4では2℃、図5では4℃であったのに対し、図6の従来装置では8℃の温度差があった。このように本発明によれば、均熱性が大幅に向上することが確認された。
【0037】
また、成形されたfθレンズ30、130を検査したところ、図2、図4及び図5の本発明によるfθレンズ30は、いずれも上下の型6、13の光学面が高精度に転写されていることが確認された。これに対し、図6に示した従来装置により成形されたfθレンズ130の精度は本発明によるものより劣っていた。
【0038】
なお、図2及び図5では、図6と概ね等しい約30分の成形時間を要したが、図4の1個取りの型組立11a、11bの場合は、約15分とほぼ半分の時間で成形することができた。
【0039】
前述した実施の形態では、型組立4、11、11a〜11dのうち、キャビティ30aと平行な両側面に沿ってのみ直管型の赤外線ランプ20を配置した例を示したが、特に図2及び図5に示すように、1つの型組立で複数のfθレンズ30を形成する場合には、型の幅が大きくなるため、上記側面と直角な側面に対しても直管型の赤外線ランプを配置することが好ましい。また、本発明は、fθレンズ30に限らず、細長いプリズムなど断面積に対して長さが長い種々の棒状ガラス素子に適用できる。
【0040】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、棒状ガラス素子の製造において、型及びガラス素材の均熱性を高めてより高精度の棒状ガラス素子を製造することができ、また、1つの棒状ガラス素子の成形に必要な型組立すなわち型の大きさを小さくでき、昇温及び冷却を短時間で行うことが可能であり、1つの棒状ガラス素子当たりの成形時間を大幅に短縮することができ、棒状ガラス素子を能率的に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による棒状ガラス素子の成形装置の実施の形態を示す概要断面図。
【図2】図1のIーI線による部分拡大断面図。
【図3】本発明により成形する棒状ガラス素子の一例であるfθレンズの斜視図。
【図4】本発明の他の実施の形態を示す図2に対応した部分拡大断面図。
【図5】本発明のさらに他の実施の形態を示す図2に対応した部分拡大断面図。
【図6】従来装置の図2に対応した部分拡大断面図。
【符号の説明】
2 固定軸
3 断熱筒
4 上型組立
5 固定ダイプレート
6 上型
7 固定ダイ
8 駆動装置
8a サーボモータ
8b 荷重検出装置
9 移動軸
10 断熱筒
11、11a〜11d 下型組立
12 移動ダイプレート
13 下型
14 移動ダイ
16 透明石英管
17 成形室
19 ランプユニット
20 赤外線ランプ
25 熱電対
26 制御装置
29 ガラス素材
30 fθレンズ(棒状ガラス素子)
30a キャビティ
111 下型組立
116 透明石英管
120 赤外線ランプ
129 ガラス素材
130 fθレンズ(棒状ガラス素子)

Claims (6)

  1. 一対の型間にガラス素材を配置し、前記型及びガラス素材を加熱してこのガラス素材をプレスすることにより棒状ガラス素子を成形する方法において、
    成形する棒状ガラス素子の形状に近似した棒状のガラス素材を製作する工程と、
    この棒状のガラス素材を、このガラス素材及び成形する棒状ガラス素子の形状に対応しこれらを包含する長方形をした一対の型間に配置する工程と、
    前記型及びガラス素材を、前記一対の型の側面のうち前記ガラス素材と平行な両側面に沿ってそれぞれ配置された複数の直管型の赤外線ランプにより加熱する工程と、
    前記型及びガラス素材を所望の温度に加熱したところでプレスを行ってガラス素材から棒状ガラス素子を成形する工程と、
    を有することを特徴とする棒状ガラス素子の成形方法。
  2. 一対の型間に複数のガラス素材を平行に配置して同時にプレス成形することを特徴とする請求項1に記載の棒状ガラス素子の成形方法。
  3. 複数対の型をこれらの間に配置されるガラス素材が互いに平行になるように並列に配置すると共に、これらの型の間及びこの間を挟んで前記複数対の型の両側に配置された複数の直管型の赤外線ランプにより型及びガラス素材を加熱して、複数対の型により複数のガラス素材を同時にプレス成形することを特徴とする請求項1または2に記載の棒状ガラス素子の成形方法。
  4. 一対の型間にガラス素材を配置し、前記型及びガラス素材を加熱してこのガラス素材をプレスすることにより棒状ガラス素子を成形する装置において、
    ガラス素材及び成形する棒状ガラス素子の形状に対応しこれらを包含する長方形をした一対の型と、
    この型の棒状ガラス素子に対応したキャビティと平行な両側面に沿って配置された複数の直管型の赤外線ランプを有する加熱手段と、
    前記一対の型の少なくとも一方を他方に対して移動及び押圧するためのプレス手段と、
    前記加熱手段およびプレス手段を予め定められたプログラムに従って作動させるための制御手段と、
    を有することを特徴とする棒状ガラス素子の成形装置。
  5. 前記一対の型が、それぞれ平行に配置された複数の前記キャビティを有していることを特徴とする請求項4に記載の棒状ガラス素子の成形装置。
  6. 前記一対の型が、前記キャビティがそれぞれ平行になるように並列に複数配置され、前記加熱手段が、複数対の型の間及びこの間を挟んで複数対の型の両側にそれぞれ配置された複数の直管型の赤外線ランプを有していることを特徴とする請求項4または5に記載の棒状ガラス素子の成形装置。
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