JP2002012432A - ガラス製光学素子の成形装置 - Google Patents

ガラス製光学素子の成形装置

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JP2002012432A
JP2002012432A JP2000192841A JP2000192841A JP2002012432A JP 2002012432 A JP2002012432 A JP 2002012432A JP 2000192841 A JP2000192841 A JP 2000192841A JP 2000192841 A JP2000192841 A JP 2000192841A JP 2002012432 A JP2002012432 A JP 2002012432A
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molding
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Satoshi Fukuyama
聡 福山
Isao Shogetsu
功 松月
Hiroaki Fujii
博章 藤井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の装置と比べて、加熱される型の温度均
一性に優れ、且つ製作コストが低いガラス製光学素子の
成形装置を提供する。 【解決手段】 固定軸1の下端には上型16が固定さ
れ、移動軸7の上端には下型17が固定されている。上
型16、下型17は、石英管20の中に収容され、石英
管20の内部に雰囲気調整が可能な成形室13が形成さ
れている。石英管20に周囲を取り囲むように、赤外線
ランプユニット23が配置されている。赤外線ランプユ
ニット23は、縦方向の軸を有する複数の直管状の赤外
線ランプ21により構成され、各赤外線ランプ21の後
方には、それぞれ反射ミラー22が配置されている。な
お、この例では、赤外線ランプユニット23に12本の
直管状の赤外線ランプ21が使用されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学レンズやプリ
ズムなどのガラス製光学素子をプレス成形法によって製
造するための光学素子の成形装置に係る。
【0002】
【従来の技術】ガラス製光学素子の成形装置において
は、型及びガラス素材を加熱した後、型を用いてガラス
素材のプレス成形を行っている。型及びガラス素材を加
熱する際、一般的に使用されている方法は、大きく二つ
に分類することができる。その一方は、高周波誘導加熱
(RF誘導加熱)であり、例えば、特開昭64−457
34号公報、特開昭63−170228号公報などに記
載されている。もう一方は、赤外線ランプを用いた放射
加熱で、例えば、特開平5−186230号公報に記載
されている。
【0003】この内、高周波誘導加熱は、浸透深さの問
題があり、型の金属部分を均一に加熱することが容易で
はない。これに対して、赤外線ランプを用いた放射加熱
は、均一な加熱状態を実現し易く、高い精度を備えた光
学素子を成形することができる。
【0004】図3に、特開平5−186230号公報に
記載されている成形装置の赤外線ランプユニットの概要
(横方向断面図)を示す。この赤外線ランプユニット4
3は、半円弧状の赤外線ランプ41及び反射ミラー42
を各々二つ組み合わせて略環状としたものを、更に、上
下方向に複数段積み重ねることによって構成されてい
る。赤外線ランプユニット43をこの様に構成した場
合、図3中で矢印Zに示すように、赤外線ランプ41の
円周方向の付き合せ部に隙間が生ずる。
【0005】そのため、一般的な光学素子を成形する場
合には、十分な形状精度が得られるが、より高い形状精
度が要求される場合には、円周方向の温度分布に起因す
る非点収差が問題になる。また、赤外線ランプの封体を
半円弧状に加工しなければならないので、ランプユニッ
トの製作に高いコストがかかる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
なガラス製光学素子の成形装置における従来の加熱方法
の問題点に鑑み成されたもので、本発明の目的は、加熱
される型の温度均一性に優れ、しかも、従来の円弧状の
赤外線ランプユニットを用いた装置と比べて製作コスト
が低い成形装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のガラス製光学素
子の成形装置は、上下一対の型と、型の周囲に配置され
た赤外線ランプユニットとを備え、型の間にガラス素材
を配置し、赤外線ランプユニットにより型及びガラス素
材を加熱してプレス成形を行うガラス製光学素子の成形
装置において、前記赤外線ランプユニットを、縦方向の
軸を有し前記型の回りに円周方向に配列された複数の直
管状の赤外線ランプによって構成したことを特徴とす
る。
【0008】本発明のガラス製光学素子の成形装置によ
れば、上記のように前記赤外線ランプユニットを複数の
直管状の赤外線ランプによって構成したので、従来の半
円弧形状の赤外線ランプ等を二つ組み合わせて略環状と
したものを更に上下方向に複数段積み重ねることによっ
て構成したものと比べて、加熱される型の円周方向の温
度均一性に優れている。その結果、高い形状精度を備え
たガラス製光学素子を製造することが可能になる。ま
た、直管状の赤外線ランプを使用しているので、従来の
半円弧形状の赤外線ランプと比べて製作コストを低く抑
えることができる。
【0009】好ましくは、本発明のガラス製光学素子の
成形装置において、前記直管状の赤外線ランプの端子部
分を冷却するため、当該端子部分に空気または不活性ガ
スを直接吹き付けるノズルを設ける。
【0010】好ましくは、前記直管状の赤外線ランプの
封体にディンプル加工を施す。これによって、加熱時に
フィラメントのたるみを防止することができ、赤外線ラ
ンプの寿命を延ばすことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1に、本発明によるガラス製光
学素子の成形装置の全体構成の一例を示す。図中、12
はプリフォーム(ガラス素材)、16は上型、17は下
型、21は直管状の赤外線ランプ、22は反射ミラー、
23は赤外線ランプユニット、24は赤外線ランプの端
子部分、28はディンプルを表す。
【0012】固定軸1は、装置のフレーム2の天井部の
梁31に固定され、下に向かって伸びている。移動軸7
は、装置のベースプレート32の下に収容された駆動装
置14の上に接続され、ベースプレート32を貫通し、
固定軸1に対向して上に向かって伸びている固定軸1の
下端には、断熱筒3を介して上型16が固定されてい
る。上型16は、固定ダイプレート4、固定ダイ5及び
上キャビティダイ6から構成されている。固定ダイプレ
ート4は断熱筒3の下端に取り付けられ、上キャビティ
ダイ6は固定ダイプレート4の下面に取り付けられ、固
定ダイ5は、その外周を取り囲む上キャビティダイ6に
よって固定ダイプレート4の下面に固定されている。
【0013】同様に、移動軸7の上端には、断熱筒8を
介して下型17が固定されている。下型17は、移動ダ
イプレート9、移動ダイ10及び下キャビティダイ11
から構成されている。移動ダイプレート9は断熱筒8の
上端に取り付けられ、下キャビティダイ11は移動ダイ
プレート9の上面に取り付けられ、移動ダイ10は、そ
の外周を取り囲む下キャビティダイ11によって移動ダ
イプレート9の上面に固定されている。下型17には、
熱電対26が取り付けられ、この熱電対26は、断熱筒
8及び移動軸7の内部を通って、外部に引き出されてい
る。
【0014】なお、この例では、断熱筒3、8はセラミ
ックス製(Si)であり、固定ダイ5及び移動ダ
イ10はタングステン合金製であり、上キャビティダイ
6及び下キャビティダイ11は超硬合金製であり、固定
ダイプレート4及び移動ダイプレート9は超硬合金製で
ある。
【0015】なお、上下のキャビティダイ6、11に
は、超硬合金の他に、TiC、Si、TiNなど
のセラミックス、あるいは、これらのセラミックスの表
面に更に他のセラミックスや貴金属等のコーティングを
したものを使用することができる。同様に、上下のダイ
プレート4、9にも、これらのセラミックスを使用する
ことができる。
【0016】上型16、下型17及び上下の断熱筒3、
8は、石英管20の中に収容されている。固定軸1の下
端部近傍の周囲には上部プレート19が取り付けられ、
移動軸7の上端部近傍の周囲には下部プレート18が取
り付けられている。下部プレート18は、ベースプレー
ト32の上に支持されている。石英管20の上端面と上
部プレート19との接触面にはOリングが装着され、こ
のOリングによって接触面がシールされている。同様
に、石英管20の下端面と下部プレート18との接触面
にもOリングが装着され、このOリングによって接触面
がシールされている。これらによって、石英管20の内
部に、雰囲気調整が可能な成形室13が形成されてい
る。
【0017】石英管20の周囲を取り囲むように、赤外
線ランプユニット23が配置されている。赤外線ランプ
ユニット23は、縦方向(固定軸1及び移動軸7の軸心
の方向)の軸を有する複数の直管状の赤外線ランプ21
と、各赤外線ランプ21の後方にそれぞれ配置された反
射ミラー22などから構成されている。
【0018】この例では、赤外線ランプ21は、夕ング
ステンのコイル状フィラメントを用いたハロゲンランプ
である。赤外線ランプ21の波長範囲は、種々あるが、
この例では、ピーク波長が1.2μm〜1.8μm程度
の一般的な赤外線ランプを使用している。
【0019】赤外線ランプ21の封体部には、ディンプ
ル加工28が施されている。これによって、ランプ加熱
時にフィラメントの自重によるたわみを防止している。
【0020】反射ミラー22は、アルミニウム板を曲面
状に成形し、表面を研磨した後、金メッキを施したもの
であり、各赤外線ランプ21を後方から囲むように配置
されている。これにより、赤外線ランプ21から石英管
20を介して上型16及び下型17に赤外線を照射し、
上型16及び下型17を加熱するようになっている。な
お、反射ミラー22の内部には、水冷パイプを配置した
冷却ユニット(図示せず)が設けられており、反射ミラ
ー22の過熱による損傷を防止するようになっている。
【0021】直管状の赤外線ランプ21の上下の端部に
隣接して、それぞれ、エアーバッファ27が設けられて
いる。エアーバッファ27には、各端子部分24に臨む
個所にそれぞれノズルが形成され、これらのノズルから
各端子部分24に直接、空気を吹き付けることによっ
て、各端子部分24を冷却する。
【0022】上部プレート19には、不活性ガス(この
例では窒素ガス)の供給ポート33が設けられ、下部プ
レート18には、不活性ガスの排出ポート34が設けら
れている。固定軸1の中心部には、不活性ガス導入用の
貫通孔が設けられ、同様に、移動軸7の中心部にも、不
活性ガス導入用の貫通孔が設けられている。固定ダイプ
レート4には、上端面から外周面につながる貫通孔が形
成され、同様に、移動ダイプレート9には、下端面から
外周面につながる貫通孔が形成されている。
【0023】不活性ガス(矢印A)は、供給ポート33
を介して成形室13内に直接導入され、成形室内の雰囲
気調整に使用される。更に、不活性ガス(矢印B)は、
固定軸1、断熱筒3及び固定ダイプレート4の内部を通
って、成形室13内に導入される。この不活性ガス(矢
印B)は、固定軸1の冷却及びプレス成形後の上型16
の冷却に使用される。同様に、不活性ガス(矢印C)
は、移動軸7、断熱筒8及び移動ダイプレート9の内部
を通って、成形室13内に導入される。この不活性ガス
(矢印B)は、移動軸7の冷却及びプレス成形後の下型
17の冷却に使用される。
【0024】成形室13内の雰囲気を調整した後、赤外
線ランプユニット23を用いて上型16及び下型17を
加熱することによって、これらを介してプリフォーム1
2を所定の成形温度まで加熱する。次いで、移動軸7を
上方へ駆動し、プリフォーム12を上下の型16、17
の間でプレス成形する。プレス成形後、成形品を上下の
型16、17の間に保持したままの状態で、不活性ガス
を流して、所定の型開き温度まで上下の型16、17及
び成形品を冷却する。
【0025】なお、赤外線ランプユニット23、石英管
20及びそれらの付帯設備は、上部プレート19の下側
に固定され、駆動装置(図示せず)によって一体的に上
方に引き上げることができる。従って、下型17に対す
るプリフォーム12の装填、及びプレス成形後の成形品
の回収の際には、赤外線ランプユニット23及び石英管
20を上方に退避させることによって、成形室13内を
開放することができる。
【0026】図2に、赤外線ランプユニット23の横方
向断面図を示す。赤外線ランプユニット23は、縦方向
の軸を有する複数の直管状の赤外線ランプ21を、石英
管20の回りに円周方向に等間隔に配列することによっ
て構成されている。この例では、放射されるエネルギー
の円周方向の均一性を確保すべく、12本の直管ランプ
が使用されている。各赤外線ランプ21の後方には、そ
れぞれ反射ミラー22が配置されている。このように赤
外線ランプユニット23を構成することによって、上型
16及び下型17の円周方向の温度均一性を高めること
ができる。
【0027】本発明の成形装置は、上型16及び下型1
7の温度均一性に優れているので、高い面精度及び組み
合わせ精度を備えた固定ダイ5、移動ダイ10、上キャ
ビティダイ6及び下キャビティダイ11を使用すれば、
それらの形状を忠実に成形品に転写することができる。
その結果、研摩工程を採用せずに、高い形状精度を備え
た光学素子を製造することができる。
【0028】次に、本発明の成形装置と従来の成形装置
とを比較した結果について説明する。
【0029】プレス成形法を用いて製造されたレンズに
アス(非点収差)が発生する主な原因は、一般的に、プ
レス力の不均一性、不均一な加熱に起因する型内部の熱
膨張量の差、及び冷却の際の熱収縮量の差などによるも
のと考えられる。
【0030】従来の成形装置では、微小なアスが発生す
る。その理由は、従来の成形装置では、図3に示したよ
うに、赤外線ランプ41の付き合わせ部(矢印Z)があ
るので、この付き合わせ部に面した部分に入射する放射
エネルギー量が相対的に少なくなり、型が均一に加熱さ
れないことにあると考えられる。これに対して、本発明
の成形装置によれば、十分な数の直管状の赤外線ランプ
を使用するとともに、反射ミラーの形状を適切に選定す
ることによって、型に入射する放射エネルギー量の円周
方向の均一性を高めることができる。その結果、アスの
発生を抑えることができる。
【0031】先ず、従来の成形装置において型の内部の
温度分布を測定した。図3に示すように、上型16の中
心を通り、赤外線ランプ41の付き合わせ部を通る方向
(Y軸方向)に対して垂直方向(X軸方向)に、等間隔
に5個所の測温点(E、F、G、H、I)を設けるとと
もに、赤外線ランプ41の付き合わせ部の近傍に1箇所
の測温点(J)を設けた。なお、上型16の直径は60
mmであった。
【0032】上型16を800℃まで加熱した後、30
秒間保持し、温度が安定した後、各測温点の温度を測定
した。その結果、測温点E、F、G、H、Iの温度は、
外周に行くほど高く、測温点Iと測温点Eの差は約2℃
となった。一方、測温点Jの温度は、測温点Iと比べて
約10℃低くなった。この結果から、X軸方向に型が伸
びていることが確認された。
【0033】次いで、本発明による成形装置において型
の内部の温度分布を測定した。上記の従来の装置の場合
と同一の型を用い、同一の個所に測温点(E、F、G、
H、I、J)を設け、各測温点の温度を測定した。その
結果、測温点E、F、G、H、Iの温度は、外周に行く
ほど高く、測温点Iと測温点Eの差は約2℃となった。
一方、測温点Jの温度は、測温点Iに比べて約2℃低く
なった。
【0034】更に、図2に示すように、円周方向に沿っ
て赤外線ランプ21に対する相対位置が異なる3箇所の
測温点(K、L、M)を設け、上型16の内部の温度分
布を測定した。このうち、測温点Mは赤外線ランプ21
の正面に位置し、測温点Kは互いに隣接する赤外線ラン
プ21の中央の正面に位置し、測温点Lは測温点Mと測
温点Kの中間に位置している。その結果、測温点K、
L、Mの間の温度差は1℃以下に収まり、型の温度が赤
外線ランプ21に対する相対位置の相違に影響されない
ことが確認された。
【0035】本発明による成形装置(図1及び図2)を
用いて、屈伏点約650℃の光学ガラスを用い、直径3
0mmの光学レンズを、温度640℃、プレス力120
0kgfで成形したところ、アスがほとんどない良好な
ガラス素子が得られた。
【0036】
【発明の効果】本発明のガラス製光学素子の成形装置に
よれば、加熱源として従来の半円弧形状の赤外線ランプ
を使用したものと比べて、加熱される型の温度均一性に
優れている。その結果、高い形状精度を備えたガラス製
光学素子を製造することができ。また、直管状の赤外線
ランプを使用しているので、従来の半円弧形状の赤外線
ランプと比べて製作コストを低く抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光学素子の成形装置の一例を示す
全体構成図。
【図2】本発明による光学素子の成形装置に使用される
赤外線ランプユニットの横方向断面図。
【図3】従来の光学素子の成形装置に使用される赤外線
ランプユニットの横方向断面図。
【符号の説明】
1・・・固定軸、 2・・・フレーム、 3・・・断熱筒、 4・・・固定ダイプレート、 5・・・固定ダイ、 6・・・上キャビティダイ、 7・・・移動軸、 8・・・断熱筒、 9・・・移動ダイプレート、 10・・・移動ダイ、 11・・・下キャビティダイ、 12・・・プリフォーム(ガラス素材)、 13・・・成形室、 14・・・駆動装置、 16・・・上型、 17・・・下型、 18・・・下部プレート、 19・・・上部プレート、 20・・・石英管、 21・・・直管状の赤外線ランプ、 22・・・反射ミラー、 23・・・赤外線ランプユニット、 24・・・赤外線ランプの端子部分、 26・・・熱電対、 27・・・端子冷却用のエアーバッファ、 28・・・ディンプル、 31・・・梁、 32・・・ベースプレート、 33・・・供給ポート、 34・・・排出ポート、 41・・・半円弧状の赤外線ランプ。 42・・・反射ミラー、 43・・・赤外線ランプユニット。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下一対の型と、 型の周囲に配置された赤外線ランプユニットとを備え、 型の間にガラス素材を配置し、赤外線ランプユニットに
    より型及びガラス素材を加熱してプレス成形を行うガラ
    ス製光学素子の成形装置において、 前記赤外線ランプユニットを、縦方向の軸を有し前記型
    の回りに円周方向に配列された複数の直管状の赤外線ラ
    ンプによって構成したことを特徴とするガラス製光学素
    子の成形装置。
  2. 【請求項2】 前記直管状の赤外線ランプの端子部分に
    空気または不活性ガスを直接吹き付けるノズルを設けた
    ことを特徴とする請求項1のガラス製光学素子の成形装
    置。
  3. 【請求項3】 前記直管状の赤外線ランプの封体にディ
    ンプル加工を施したことを特徴とする請求項1のガラス
    素子成形装置。
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