JP2003146674A - プレス成形装置およびガラス光学素子の製造方法 - Google Patents

プレス成形装置およびガラス光学素子の製造方法

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JP2003146674A
JP2003146674A JP2002220260A JP2002220260A JP2003146674A JP 2003146674 A JP2003146674 A JP 2003146674A JP 2002220260 A JP2002220260 A JP 2002220260A JP 2002220260 A JP2002220260 A JP 2002220260A JP 2003146674 A JP2003146674 A JP 2003146674A
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molding
lower mold
die
optical element
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JP2002220260A
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English (en)
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Kishio Sugawara
紀士男 菅原
Shinichiro Hirota
慎一郎 広田
Hiroyuki Sakai
裕之 坂井
Hidemi Tajima
英身 田島
Tadayuki Fujimoto
忠幸 藤本
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Hoya Corp
Original Assignee
Hoya Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 成形型の加熱および均熱化を促進することが
できるプレス成形装置およびガラス光学素子の製造方法
を提供する。 【解決手段】 プレス成形装置は、上型102及び下型
104よりなる成形型と、これらをそれぞれ誘導加熱す
る誘導加熱コイル114,116とを備えている。上型
102および/または下型104には、高周波誘導加熱
の際の加熱を促進するための多数の孔部130および/
または切り欠きが形成されている。これら孔部130に
おける加熱促進効果により、上型102及び下型104
の昇温速度が向上する。また、上型102及び下型10
4における比較的加熱されにくい領域に孔部130や切
り欠きを形成することにより、成形型の均熱化が可能に
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学レンズ等の製
造工程において、予め予備成形したガラス素材(プリフ
ォーム)を、加熱軟化させた状態でプレス成形して所定
の形状を付与するプレス成形装置およびガラス光学素子
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光学レンズ等の製造分野では、表
面研磨を行わずに高精度のレンズ形状を得るため、ガラ
ス素材を予め目的形状に近い形状に予備成形したプリフ
ォームを用意し、このプリフォームを加熱軟化させたの
ち、高精度なプレス面を持つ成形型を用いてプレス加工
する方法が提案されている(特開2001−10829
号等)。
【0003】この種のプレス成形装置は、上型および下
型よりなる成形型を用いて複数(例えば4個)のプリフ
ォームを同時にプレスするよう構成されている。上型お
よび下型の周囲には誘導加熱コイルが設けられており、
上型および下型を所定の温度に高周波誘導加熱しておく
ようになっている。これら上型および下型は、予め加熱
軟化されたプリフォームを挟み込んでプレスすることに
より、プリフォームに高精度の加工面を形成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
プレス成形装置においては、生産効率を高めるため、サ
イクルタイムの短縮と、(複数のプリフォームを同時に
プレスする上で必要な)成形型における均熱性の向上が
求められている。そのため、プレスに先立つ成形型の加
熱を短時間で行う必要があり、成形型の昇温速度の向上
が強く望まれている。また、成形型における均熱性の向
上のため、成形型において温度の上昇しにくい部分を局
所的に加熱することも望まれている。
【0005】従って本発明の目的は、成形型の昇温速度
を向上することができるプレス成形装置およびガラス光
学素子の製造方法を提供すること、および、成形型にお
ける均熱性を向上することができるプレス成形装置およ
びガラス光学素子の製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、それぞれ複数
の成形面を有する上型および下型を含む成形型で複数の
ガラス素材をプレス成形することにより複数の光学素子
を得るプレス成形装置であって、前記上型および/また
は前記下型を巻回し、該上型および/または該下型を高
周波誘導加熱する誘導加熱コイルを備えると共に、前記
上型および/または下型は、高周波誘導を受けると発熱
し、かつ温度分布を調節するための発熱調節部を有する
発熱体を有しており、前記誘導加熱コイルにより前記上
型および/または前記下型を高周波誘導加熱することに
より、前記上型の複数の成形面および/または前記下型
の複数の成形面が、それぞれ所定の温度に昇温すること
を特徴とする。
【0007】このように構成すれば、誘導加熱コイルに
より各成形面を一括して所望の温度に加熱することがで
きると共に、昇温速度の向上を図ることができる。尚、
ここで発熱体とは、高周波誘導を受けて発熱するもので
あり、上型および/または下型の母型が発熱体からなっ
ていてもよく、また、前記母型がその一部に発熱体を有
しているものであってもよい。この発熱体としては、タ
ングステン合金あるいはその他の導電体を用いることが
できる。
【0008】本発明においては、前記発熱調節部が、高
周波誘導加熱を受けると局所的に多く発熱する構成とし
てあることが好ましい。ここで、前記発熱調節部は、前
記成形型を誘導加熱コイルにより高周波誘導加熱すると
きに前記複数の成形面の温度が互いに近づくように形成
されていることが好ましい。このようにすれば、上型お
よび/または下型の内部における温度分布の均一化が可
能になる。
【0009】更に、本発明においては、前記上型および
前記下型が長尺形状であり、その長手方向に沿って前記
複数の前記成形面が配置されており、前記発熱調節部
が、該上型および/または下型に形成された複数の成形
面のうち隣り合う成形面の間に対応した領域に形成され
ていることが好ましい。この場合、上型および/または
下型の温度分布をより均一化することができる。
【0010】更に、本発明においては、前記発熱調節部
が、前記孔部および/または切欠部からなることが好ま
しい。ここで、発熱調節部とは、発熱体における発熱の
温度分布を調節することができるように加工された部分
をいい、発熱を調節することができる形態であればどの
ような形態でもよいが、例えば、発熱体の表面に形成し
た角や凹凸としたり、孔部および/または切欠部とした
りすることができる。
【0011】本発明は、また、それぞれ複数の成形面を
有する上型および下型を含む成形型で複数のガラス素材
をプレス成形することにより複数のガラス光学素子を得
る製造方法において、高周波誘導されると発熱し、かつ
温度分布を調節するための発熱調節部を有する発熱体を
備えた前記上型および/または前記下型を用い、前記上
型および/または前記下型を誘導加熱することにより、
該上型の複数の成形面と該下型の複数の成形面をそれぞ
れ所望の温度に加熱したのち、前記加熱された上型およ
び/または下型を含む前記成形型により、該成形型に供
給された複数のガラス素材を同時にプレス成形してガラ
ス光学素子を得ることを特徴とする。
【0012】本発明においては、前記発熱調節部が、高
周波誘導を受けると局所的に多く発熱するようにするこ
とが好ましい。そして、発熱調節部によって、前記上型
および/または前記下型を誘導加熱コイルにより高周波
誘導加熱するときに、前記複数の成形面の温度が互いに
近づくように調節することが好ましい。また、前記複数
のガラス素材を、所定の温度に加熱軟化してから前記成
形型に供給することが好ましい。特に、本発明において
は、前記複数のガラス素材を、前記成形面よりも高い温
度に加熱軟化したのち、前記成形型に供給することが好
ましい。
【0013】更に、本発明においては、前記複数のガラ
ス素材を、109ポアズ未満の粘度になる温度まで加熱
軟化することが好ましい。また、前記発熱調節部を、孔
部および/または切欠部で形成し、これらに孔部および
/または切欠部によって温度分布の調節を行うことが好
ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図示した実施形態に基いて
本発明を詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施
の形態に係るプレス成形装置の要部構造を示す断面図で
ある。このプレス成形装置は、扁平球形状に成形したプ
リフォームを用いて、例えば直径17mmの中口径レン
ズを製造するものである。プレス成形装置は、プリフォ
ームを挟み込んで加圧する上型102と下型104とか
らなる成形型を有している。上型102および下型10
4は、いずれも図中左右方向に長い長尺形状を有してお
り、例えばタングステン合金により構成されている。上
型102および下型104の各対向面には、プリフォー
ムに所定の形状を与えるための複数の成形部(後述)が
形成されている。上型102および下型104は、各対
向面と反対の側において、支持体106,108を介し
て上主軸110および下主軸112に取り付けられてい
る。上主軸110は装置フレーム(図示せず)に固定さ
れ、下主軸112は図示しないモータにより鉛直方向に
駆動される。すなわち、下主軸112の駆動により、上
型102および下型104の開閉が行われるようになっ
ている。上型102および下型104の周囲には、これ
らをそれぞれ高周波誘導加熱する誘導加熱コイル11
4,116が設けられている。尚、共通の誘導加熱コイ
ルで上型102および下型104を加熱するようにして
も良い。また、上型102および下型104のいずれか
一方のみに、誘導加熱コイルと発熱体等を設ける構成と
することも可能である。
【0015】図2は、下型104およびその周囲の誘導
加熱コイル116を上方から見た平面形状を示す平面図
である。尚、上型102は、下型104と同様の平面形
状を有しているため、図示を省略する。下型104は、
互いに平行に延びる一対の長辺104aと、これら長辺
104aの両端に位置する一対の半円周状の辺104b
とを有している。半円周状の辺104bは、2つの長辺
104aの間隔(すなわち、上型102の幅)の1/2
と等しい半径を有する半円の円周を構成している。誘導
加熱コイル116は、下型104の周囲に、この下型1
04の外周に倣った形状に巻回されている。尚、下型1
04の長手方向における端部は、誘導加熱コイル116
との距離が大きくなるような形状、あるいは、成形部
(後述)から当該端部までの長手方向距離が短手方向距
離よりも長くなるような形状にすることができる。
【0016】下型104の上面には、プリフォームにガ
ラス製品の形状を与える6個の成形部(凹部)120が
形成されている。これら成形部120は、上型102の
長手方向に沿って一列に配列されている。6個の成形部
120においてプリフォームをプレスする面を、成形面
A,B,C,D,E,Fとする。尚、上型102にも、
下型104の成形部120に対応する位置に6個の成形
部が設けられている。
【0017】下型104の外周に沿った領域には、発熱
調節部としての、多数の孔部130が配列されている。
孔部130は、高周波誘導加熱の際の加熱を促進し、下
型104の昇温速度を向上させるために設けられるもの
である。このような加熱促進効果が得られる理由は、高
周波誘導加熱の際、下型104の外周近傍に集中して電
流が流れる現象(いわゆる表皮効果)が生じ、孔部13
0の存在により電流の流路が狭くなることによって電気
抵抗が増加し、そのジュール熱により温度が上昇するた
めと考えられている。孔部130は、例えば下型104
をそれぞれ厚さ方向に貫通する円形断面の貫通孔であ
る。また、孔部130の内径の好ましい範囲は、0.5
mm〜5.0mmである。孔部130の内径が0.5m
m未満では加熱促進の効果が弱く、5.0mmを超える
と形成可能な孔部の数が減少して効果が低下するからで
ある。
【0018】更に、孔部130を、下型104において
高周波誘導加熱の際に比較的加熱されにくいエリアに対
応する領域に密に配列すれば、下型104の温度分布を
均一にすることができる。加熱され易さの分布は、下型
104の周縁部からの距離、誘導加熱コイル116およ
び下型104の形状・大きさ、下型104内における成
形部120の位置などによって決まるため、これらの条
件を加味して、加熱されにくいエリアに対応する領域に
孔部130を設けることが好ましい。例えば、下型10
4の外周に沿った領域のうち、各成形部120から比較
的離れた領域に孔部130を形成することが好ましい。
より具体的には、下型104の外周に沿った領域であっ
て、成形面A〜Fのうち、隣り合う成形面の間に対応す
る領域(例えば、成形面Aと成形面Bとの間に対応する
領域aや、成形面Bと成形面Cとの間に対応する領域b
など)に、孔部130を配置することが好ましい。この
ような領域を「隣接する成形面の間に対応する領域」と
する。
【0019】尚、上型102にも、下型104と同様の
孔部が形成されており、その配列は下型104における
孔部130の配列と同様である。
【0020】次に、本実施の形態に係るレンズ(ガラス
光学素子)の製造方法について説明する。まず、誘導加
熱コイル114,116の高周波誘導加熱により、上型
102および下型104を加熱する。次いで、予め扁平
球形状に予備成形されたプリフォームを、上型102お
よび下型104の各成形面A〜Fの温度よりも高い温度
に予備加熱した状態で、下型104に供給する。プリフ
ォームを下型104に供給する際には、図示しない位置
決め装置を用いてプリフォームを下型104の成形面A
〜F上に位置決めしつつ落下供給する。そののち、下主
軸112を上昇させて上型102と下型104との間で
6個のプリフォームを加圧して所望の形状のガラス製品
を成形する。尚、上型102および下型104に形成し
た多数の孔部130の加熱促進効果により、上型102
および下型104の昇温速度が向上する。従って、プリ
フォーム供給後に上型102および下型104を更に加
熱する必要がある場合でも、速やかに上型102および
下型104を所望の温度まで加熱することができ、その
結果、プリフォームの温度の低下を最小限に抑えつつ、
速やかにプレスを行うことができる。更に、上型102
および下型104のうち、比較的加熱されにくいエリア
に対応した領域に孔部130が密に配置されているた
め、各型内の温度分布が均一になる。上型102および
下型104によるプリフォームのプレスが完了すると、
下主軸112を下降させ、上型102および下型104
を開放させる。ついで、図示しない取出し装置により、
下型104上に残った6個のガラス光学素子を吸着して
取り出す。これにより、高精度に面加工されたレンズ
(ガラス光学素子)が得られる。
【0021】以上説明したように、本実施の形態に係る
プレス成形装置および製造方法によれば、上型102お
よび下型104に、高周波誘導加熱の際に温度分布を調
節する発熱調節部、具体的には、局所的に多く発熱させ
る孔部130を設けるようにしたので、上型102およ
び下型104の昇温速度が向上する。これにより、サイ
クルタイムを短縮し、生産効率を向上することが可能に
なる。更に、高周波誘導加熱の際に比較的加熱されにく
い領域に対応する領域に孔部130を密に配置するよう
にしたため、型内の温度分布を均一にすることができ
る。
【0022】次に、本実施の形態の第1〜第3の変形例
について説明する。上述した実施の形態では、発熱調節
部として、上型102および下型104に孔部130を
形成することとしたが、孔部130の代わりに、図3
(a)〜(c)に示したような切欠部を形成することも
可能である。切欠部は、上型102および下型104の
各外周端面(側端面)Eに形成されるものである。図3
(a)に示した変形例では、各型の外周端面Eにローレ
ット加工等を施すことにより谷形状の切欠部302を連
続して形成している。図3(b)に示した変形例では、
各型の外周端面Eに多数の切欠部304を一定間隔で形
成しており、切欠部304の底は曲面形状となってい
る。図3(c)に示した変形例では、各型の外周端面E
に多数の切欠部306を一定間隔で形成しており、切欠
部306の底は平面形状となっている。図3(a)〜
(c)に示した各変形例では、高周波誘導加熱の際に切
欠部302〜306の近傍が局所的に多く発熱するた
め、上述した実施の形態と同様、各型の昇温速度を向上
することができる。さらに、各切欠部302〜306
を、上型102および下型104の比較的温度が上昇し
にくい部分に密に形成することにより、各型内の温度分
布を均一化することができる。尚、図示は省略するが、
上型102および下型104の外周端面Eに孔部を穿孔
してもよい。
【0023】発熱調節部としては、上述した実施の形態
における孔部130と、各変形例における切欠部とを組
み合わせて用いることも可能である。また、発熱調節部
は、孔部と切欠部以外の形態としてもよく、これらを適
宜組み合わせて用いることもできる。尚、この発熱調節
部の態様は、以下の実施形態においても同様に採用する
ことができる。
【0024】次に、本実施の形態の第4の変形例につい
て説明する。図4は、本変形例における下型400の平
面形状を示す平面図である。尚、この下型400と対に
なる上型の平面形状は、下型400と同一であるため、
図示を省略する。図4に示したように、下型400は、
長尺形状を有し、その長手方向に沿ってプリフォームに
形状を付与するための6個の成形部420を備えたもの
である。この下型400は、その全周に沿って孔部43
0を有している。但し、この孔部430は、下型400
の周辺領域のうち、各成形部420に近接する領域より
も、各成形部420から比較的離れた領域に、特に密に
形成されている。より具体的には、下型400の外周に
沿った領域であって、成形面A〜Fのうち、隣り合う成
形面の間に対応する領域(例えば、成形面Aと成形面B
との間に対応する領域a)に、孔部430を特に密に配
置されている。本変形例においても、高周波誘導加熱の
際に孔部430の近傍が多く発熱するため、下型400
および上型の昇温速度を向上し、かつ型内の温度分布を
均一化することができる。
【0025】次に、本実施の形態の第5の変形例につい
て説明する。図5は、本変形例における下型500の平
面形状を示す平面図である。尚、この下型500と対に
なる上型の平面形状は、下型500と同一であるため、
図示を省略する。図5に示したように、下型500は円
形であり、その中央部に複数の成形部520を備えてい
る。この下型500は、その外周に沿った領域に、第1
の実施の形態と同様の孔部530を有している。この孔
部530は、下型500の外周の全域に亘って均等に配
列されている。本実施の形態においても、孔部530の
加熱促進効果により、下型500および上型の昇温速度
を向上し、かつ型内の温度分布を均一化することができ
る。
【0026】次に、本発明の第2〜第4の実施の形態に
ついて説明する。これらの実施の形態では、成形型が、
それぞれ成形面を有する複数の下型部材および複数の上
型部材と、これらを支持する母型とを備えて構成される
ものである。母型は誘導加熱され易い素材(高周波誘導
を受けて発熱する発熱体)で構成されており、この母型
からの熱伝導により下型部材および上型部材が加熱され
るようになっている。これら実施の形態における母型
は、本発明における「上型および/または下型」の一具
体例に対応するものである。
【0027】図6は、第2の実施の形態に係るプレス成
形装置の要部構造を示す断面図である。本実施の形態の
プレス装置は、長尺形状の母型600と、この母型60
0により上下動可能に支持された6組の上型部材602
および下型部材604とを備えている。上型部材602
および下型部材604は、超硬合金製であり、成形面
(プリフォームPをプレスする面)には貴金属合金薄膜
が被覆されている。母型600はタングステン合金製で
あり、超硬合金より僅かに大きい熱膨張係数を有する。
母型600、上型部材602および下型部材604は、
トレー606に支持されて成形チャンバ(図示せず)内
に搬送されるようになっている。下型部材604とトレ
ー606との間には、各成形面の高さを調節するための
スペーサ608が設けられている。トレー606は、図
示しないモータ機構により鉛直方向に駆動される下主軸
612上に取り付けられる。下主軸612を上昇させる
ことにより、上型部材602が、装置フレーム(図示せ
ず)に固定された上主軸610のヘッド(下端面)に当
接するようになっている。母型600の周囲には、母型
600並びに上型部材602および下型部材604を高
周波誘導加熱するため、誘導加熱コイル614が設けら
れている。誘導加熱コイル614は、長尺形状の母型6
00の周囲を取り巻く形状で巻回されている。
【0028】図7は、本実施の形態の成形型(母型60
0、上型部材602および下型部材604)を上方から
見た形状を示す平面図である。図7において、6個の下
型部材604の上面を成形面A〜Fとすると、母型60
0の外周に沿う領域のうち、各成形面A〜Fの間に対応
した領域に、母型600の温度分布を調節する孔部63
0が形成されている。
【0029】実施例として、このプレス成形装置によ
り、バリウムホウケイ酸ガラス(転移点512℃、屈伏
点545℃)の球状プリフォームPを用いて、外形15
mmの両凸レンズを成形した。具体的には、球状プリフ
ォームPを、母型600の上型部材602と下型部材6
04との間にセットし、この母型600をトレー606
に載置して、不活性雰囲気に保たれた成形チャンバ(図
示せず)内に入れ、下主軸612(図6)上にトレー6
06を配置した。そののち、下主軸612を上昇させ、
母型600が誘導加熱コイル614の内側に位置するよ
うにし、誘導加熱コイル614に高周波電流を流して母
型600を誘導加熱した。このとき、下側の成形面A〜
F(下型部材604の上面)の温度を、下型部材604
に挿入した型測温用熱電対により測定し、上側の成形面
(上型部材602の下面)の温度を、上型部材602に
挿入した型測温用熱電対により測定した。その結果、下
側の成形面A〜Fおよび上側の成形面の温度偏差は、±
10℃以下であった。次いで、誘導加熱コイル614に
より、プリフォームを596℃(ガラス粘度が109
アズに相当する温度)に加熱したのち、下主軸612を
更に上昇させ、上型部材602の上面を上主軸610の
ヘッドに当接させることにより、軟化したプリフォーム
Pをプレスした。そののち、成形されたレンズの温度が
ガラス転移温度以下になるまで冷却したのち、下主軸6
12を下降させ、成形されたレンズを成形型と共に取り
出した。その結果、偏った伸び方をすることがなく、ア
スの少ない面精度の良好なレンズが得られた。
【0030】図8(a)は、本発明の第3の実施の形態
に係るプレス成形装置の要部構造を示す側断面図であ
る。本実施の形態に係るプレス成形装置は、長尺形状の
上母型802および下母型804が、それぞれ上主軸8
06および下主軸808に取り付けられて構成されてい
る。上母型802および下母型804には、それぞれ4
個の上型部材812および下型部材814が取り付けら
れている。上母型802および下母型804の周囲に
は、誘導加熱コイル822,824がそれぞれ設けられ
ている。更に、上型部材812の外周には、下型部材8
14と狭いクリアランスで嵌合して滑動することにより
レンズの上下面の軸ずれを防止するスリーブ816が設
けられている。上母型802には、ガイドピン818が
突設され、下母型804には、ガイドピン818に係合
するガイド孔820が形成されている。上母型802お
よび下母型804はタングステン合金により構成されて
いる。上型部材812、下型部材814およびスリーブ
816は、焼結炭化ケイ素の表面にCVDにより形成さ
れた炭化ケイ素により構成されている。図8(b)は、
下母型804の平面形状を示す図である。尚、上母型8
02の平面形状は、下母型804と同様であるため、図
示を省略する。下型部材814がプリフォームを加圧す
る面を成形面A〜Dとすると、下母型804の外周に沿
う領域のうち、各成形面A〜Dの間に対応した領域に、
孔部830が形成されている。尚、孔部830の代わり
に、図3(a)〜(c)に示した切欠部を用いてもよい
し、孔部830と切欠部とを組み合わせて用いてもよ
い。
【0031】実施例として、このプレス成形装置によ
り、バリウムホウケイ酸ガラス(転移点512℃、屈伏
点545℃)をプレスして外形15mmの両凸形状のレ
ンズ(1面が球面、他の1面が非球面)を成形した。具
体的には、マーブル形状に熱間成形された表面欠陥の無
いプリフォームを470℃に予熱し、これら4個のプリ
フォームを、約470℃に予熱された下母型804の4
個の下型部材814上に供給した。そののち、直ちに、
下母型804を上昇させて、予め470℃に予熱された
上母型802に組み込んだ。このとき、ガイドピン81
8とガイド孔820とが係合し、各スリーブ816が各
下型部材814に嵌合する。誘導加熱コイル822の高
周波誘導加熱により上下の母型802,804を加熱
し、プリフォームを596℃(プリフォームの粘度が1
8ポアズになる温度)とした。このとき、下側の成形
面A〜D(下型部材814の上面)および上側の成形面
(上型部材812の下面)における温度偏差を型温測定
用熱電対を用いて測定したところ、温度偏差は±10℃
以下であった。そののち、下母型804を上昇させて7
0Kg/cm2の圧力でプレス成形した。プレス完了
後、成形されたレンズの温度がガラス転移点以下になる
まで50℃/分の冷却速度で冷却した。このとき、レン
ズの収縮に対して上型部材812が追随し、上型部材8
12の自重のみがかかった状態で冷却された。すなわ
ち、冷却中はレンズの上面と上型の接触が保たれてい
た。490℃まで降温したところで、下母型804を下
降させて離型し、そのまま下母型804を成形室(図示
せず)の下方まで下降させ、吸着パッドを用いて4個の
レンズを取り出した。尚、取り出したレンズは必要に応
じ、その後、アニ−ルする場合もある。各型(上下の母
型802,804、上型部材812および下型部材81
4)において、ほぼ均等な加熱および冷却が行われた。
得られたレンズは高面精度で、表面品質も良好であり、
心取り加工後の偏心も良好であった。
【0032】次に、本発明の第4の実施の形態について
説明する。図9(a)は、本実施の形態における下母型
の平面形状を示す平面図であり、図10は、本実施の形
態に係るプレス成形装置における要部構成の断面図を示
す。尚、上母型の平面形状は、下母型と同様であるた
め、図示を省略する。本実施形態では、上母型802お
よび下母型804にそれぞれ6個の上型部材812およ
び下型部材814を組み込んであり、上下にコイル82
2,824を設け、上下で離間して予熱が行われる。本
実施の形態においても、下母型804の外周に沿う領域
のうち各成形面A〜Fの間に対応した領域に、孔部83
0が形成されている。尚、孔部830の代わりに、図3
(a)〜(c)に示した切欠部を用いてもよいし、孔部
830と切欠部とを組み合わせて用いてもよい。
【0033】実施例として、このプレス成形装置を用い
て、直径10mmの両凸レンズを成形した。まず、図1
0に示した誘導加熱コイル822,824により上母型
802および下母型804を誘導加熱し、表1に示した
型温度が得られるようにした。尚、型温度は、表1に示
したように3通りに設定した。下側の成形面A〜Fおよ
び上側の成形面(上型部材812の下面)の温度偏差
を、型温測定用熱電対により測定したところ、温度偏差
は±10℃以内であった。
【0034】
【表1】
【0035】型の予熱とは別に、6個のプリフォーム
を、図9(b)に示す開閉可能な支持アーム900上に
おいて上型/下型の配置間隔と等間隔に直列に配列され
た6個の割型式浮上皿902(グラッシーカーボン製)
上で、下方から噴出する気流により浮上させて予熱し
た。そののち、型の昇温とタイミングを取りながら搬送
して、支持アーム900を上下の誘導加熱コイルの間に
挿入し、6個の下型部材814の直上に配置して、支持
アーム900を素早く開くことにより、複数の浮上皿9
02を左右に分割し、プリフォームを成形面A〜F(図
9(a))上に同時に落下供給した。尚、プリフォーム
の予熱温度は、表1に示したように3通りに設定した。
そののち、直ちに支持アーム900を下母型804上か
ら退避させ、誘導加熱コイルの電流を切り、下主軸80
8を上昇させて70kg/cm2の圧力でプレスした。
プレス完了後、成形されたレンズの温度がガラス転移点
以下になるまで冷却した。尚、冷却中、レンズにかかる
圧力は、上型部材812の自重のみとなるようにした。
そののち、下母型804を約20mm下降させて離型
し、吸着パッドを用いてレンズを取り出した。そして、
誘導加熱コイルにより、上下の母型の温度を直ちにプレ
ス開始温度に回復させ、次の成形を同様にして行った。
【0036】その結果、表1に示したいずれの成形条件
においても、品質の良好なレンズが連続して得られた。
すなわち、本実施の形態によると、非常に早い生産速度
で、高い効率で、多量のレンズが連続生産できることが
分かった。
【0037】この第4の実施の形態に対する比較例とし
て、下母型および上母型に孔部が無いことを除き、本実
施の形態と同様に構成されたプレス成形装置を用いて、
6個のレンズのプレス成形を行った。その結果、6つの
成形面においてプレス成形されたレンズは、伸び不良を
発生し、良好な面精度は得られなかった。
【0038】尚、上述した第4の実施の形態に関する実
施例として、孔部が、母型の全周に亘って孔部が形成さ
れ、且つ、隣り合う成形面の間に対応する領域に特に密
に形成されたもの(図4参照)を用いてプレス成形を行
った。その結果、目標とする温度(表1)に到達するま
での時間を短縮することができた。
【0039】以上、本発明の実施形態を図面に沿って説
明した。しかしながら本発明は前記実施形態に示した事
項に限定されず、特許請求の範囲の記載に基いてその変
更、改良等が可能であることは明らかである。上述した
各実施の形態では、上型と下型の両方に孔部(または切
欠部)を設けることとしたが、上型および下型のいずれ
か一方にのみ孔部(または切欠部)を設けてもよい。
【0040】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、誘導加熱コ
イルにより各成形面を一括して所望の温度に加熱するこ
とができ、更に、上型および/または下型に、高周波誘
導加熱の際に局所的に多く発熱させる発熱調節部を設け
たので、上型および下型の昇温速度を向上することがで
きる。
【0041】更に、発熱調節部を、誘導加熱時に複数の
成形面の温度が互いに近づくように形成することによ
り、上型および/または下型の内部における温度分布の
均一化が可能になる。なお、複数の成形面の温度は、誘
導加熱コイルとの位置関係などによって影響を受ける
が、発熱体に設けた発熱調節部によって昇温を促進した
り、温度分布を調節することにより、これらを総合的に
考慮することで、所望の成形温度や均一な熱を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るプレス成形装
置の要部を示す側面図である。
【図2】図1に示したプレス成形装置における下型の平
面形状を示す平面図である。
【図3】第1の実施の形態の第1ないし第3の変形例に
係るプレス成形装置の下型の一部を拡大して示す図であ
る。
【図4】第1の実施の形態の第4の変形例に係るプレス
成形装置の下型の平面形状を示す平面図である。
【図5】第1の実施の形態の第5の変形例に係るプレス
成形装置の下型の平面形状を示す平面図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係るプレス成形装
置の要部を示す側断面図である。
【図7】図6に示したプレス成形装置における下側の下
型の平面形状を示す平面図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態に係るプレス成形装
置の要部を示す側断面図(a)および下型の平面形状を
示す平面図(b)である。
【図9】本発明の第4の実施の形態に係るプレス成形装
置の下型の平面形状を示す平面図(a)および支持アー
ムの平面形状を示す平面図(b)である。
【図10】本発明の第4の実施の形態にかかるプレス成
形装置の要部を示す断面図である。
【符号の説明】
102 上型 104,400,500 下型 114,116,614 誘導加熱コイル 120,420,520 成形部 130,430,530,630,830 孔部 302,304,306 切欠部 600 母型 602 上型部材 604 下型部材 802 上母型 804 下母型 812 上型部材 814 下型部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂井 裕之 東京都新宿区中落合2丁目7番5号 ホー ヤ株式会社内 (72)発明者 田島 英身 東京都新宿区中落合2丁目7番5号 ホー ヤ株式会社内 (72)発明者 藤本 忠幸 東京都新宿区中落合2丁目7番5号 ホー ヤ株式会社内 Fターム(参考) 3K059 AB00 AD02 AD05 CD65

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ複数の成形面を有する上型およ
    び下型を含む成形型で複数のガラス素材をプレス成形す
    ることにより複数の光学素子を得るプレス成形装置であ
    って、 前記上型および/または前記下型を巻回し、該上型およ
    び/または該下型を高周波誘導加熱する誘導加熱コイル
    を備えると共に、 前記上型および/または下型は、高周波誘導を受けると
    発熱し、かつ温度分布を調節するための発熱調節部を有
    する発熱体を有しており、 前記誘導加熱コイルにより前記上型および/または前記
    下型を高周波誘導加熱することにより、前記上型の複数
    の成形面および/または前記下型の複数の成形面が、そ
    れぞれ所定の温度に昇温することを特徴とする光学素子
    のプレス成形装置。
  2. 【請求項2】 前記発熱調節部が、高周波誘導を受ける
    と局所的に多く発熱することを特徴とする請求項1に記
    載の光学素子のプレス成形装置。
  3. 【請求項3】 前記発熱調節部が、前記上型および/ま
    たは前記下型を前記誘導加熱コイルにより高周波誘導加
    熱するときに、前記複数の成形面の温度が互いに近づく
    ように形成されていることを特徴とする請求項1または
    2に記載の光学素子のプレス成形装置。
  4. 【請求項4】 前記上型および前記下型が長尺形状であ
    り、その長手方向に沿って前記複数の前記成形面を備え
    ており、 前記発熱調節部が、前記上型および/または下型に形成
    された複数の成形面のうち、隣り合う成形面の間に対応
    した領域に形成されていることを特徴とする請求項1〜
    3のいずれかに記載の光学素子のプレス成形装置。
  5. 【請求項5】 前記発熱調節部が、孔部および/または
    切欠部からなることを特徴とする請求項1〜4のいずれ
    かに記載の光学素子のプレス成形装置。
  6. 【請求項6】 それぞれ複数の成形面を有する上型およ
    び下型を含む成形型で複数のガラス素材をプレス成形す
    ることにより複数のガラス光学素子を得る製造方法にお
    いて、 高周波誘導を受けると発熱し、かつ温度分布を調節する
    ための発熱調節部を有する発熱体を備えた前記上型およ
    び/または前記下型を用い、 前記上型および/または前記下型を高周波誘導加熱する
    ことにより、該上型および/または下型の複数の成形面
    を所望の温度に加熱したのち、 前記加熱された上型および/または下型を含む前記成形
    型により、該成形型に供給された複数のガラス素材を同
    時にプレス成形してガラス光学素子を得ることを特徴と
    するガラス光学素子の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記発熱調節部が、高周波誘導を受ける
    と局所的に多く発熱することを特徴とする請求項6に記
    載のガラス光学素子の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記発熱調節部によって、前記上型およ
    び/または前記下型を誘導加熱コイルにより高周波誘導
    加熱するときに、前記複数の成形面の温度が互いに近づ
    くように調節することを特徴とする請求項6または7記
    載のガラス光学素子の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記複数のガラス素材を、所定の温度に
    加熱軟化したのち、前記成形型に供給することを特徴と
    する請求項6〜8のいずれかに記載のガラス光学素子の
    製造方法。
  10. 【請求項10】 前記複数のガラス素材を、前記成形面
    よりも高い温度に加熱軟化したのち、前記成形型に供給
    することを特徴とする請求項9に記載のガラス光学素子
    の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記複数のガラス素材を、109ポア
    ズ未満の粘度になる温度まで加熱軟化することを特徴と
    する請求項6〜10のいずれかに記載のガラス光学素子
    の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記発熱調節部が、孔部および/また
    は切欠部により温度分布の調節を行うことを特徴とする
    請求項6〜11のいずれかに記載の光学素子の製造方
    法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100404449C (zh) * 2003-09-25 2008-07-23 Hoya株式会社 铸模加压成形装置及光学元件的制造方法
JP2013520335A (ja) * 2010-02-23 2013-06-06 アペラム 金型、金型を製造する方法、および前記金型を用いてプラスチックまたは複合材料製品を製造する方法

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