JP3752555B2 - アルバム用台紙 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はアルバム用台紙に係り、特に、廃棄処分する際に、ポケット内に収容された写真を容易に取り出すことのできるアルバム用台紙に関する。
【0002】
【従来の技術】
公知のアルバム用台紙としては、例えば、図4に示されるタイプのものが知られている。同図において、アルバム用台紙40は、左右方向一端側に綴じ穴41が形成された平面視略長方形の台紙本体42と、この台紙本体42の表裏各面にフィルムFを配して所定箇所に台紙本体42との接着部43を設けて標準サイズの写真P1を収容可能な上下三段のポケットPK1,PK2,PK3と、いわゆるパノラマサイズの写真P2を収容可能な大ポケットPK4とを備えて構成されている。
【0003】
前記接着部43において、上下三段のポケットPK1〜PK3の出し入れ口45を形成する上下三つの接着部43は、それらの接着代が小さく設定されている一方、各ポケットPK1〜PK3の底部46側及び台紙本体42の下端部側の接着部43の接着代は帯状に長く設定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、アルバムの中には、例えば、工事用写真等を収容する業務用として用いられる場合がある。このような用途での実際の使用状況を考えると、アルバムに綴じられた各台紙上の写真を現場にて頻繁に閲覧することが多く、一般家庭におけるアルバム用台紙とは、比べるまでもなく傷みが激しいものとなる。そのため、アルバム用台紙を新たなものに交換して利用する場合があり、その際に、収容されていた写真を全て抜き出すことが必要となる。この場合、各ポケットPK1〜PK3又はPK4から写真P1又はP2を一枚毎抜き出す作業が必要となり、かかる作業が非常に面倒になるという不都合がある。
【0005】
【発明の目的】
本発明はこのような不都合に着目して案出されたものであり、アルバム用台紙を交換する際の写真取り出し作業を極めて簡単に行うことのできるアルバム用台紙を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明は、台紙本体の少なくとも一方の面にフィルムを配置するとともに、当該フィルムの所定箇所を台紙本体側に接着若しくは溶着して一端側から写真を挿入可能なポケットを台紙本体の面に設けてなるアルバム用台紙において、
前記ポケットを形成するフィルムに、当該ポケットの底部と略平行に延びるミシン目が形成され、ポケットに収容されている写真を取り出す際に、ミシン目より底部の反対側のフィルム領域を剥離することで写真の表面を露出可能に設けられる、という構成を採っている。このような構成によれば、アルバム用台紙を交換若しくは廃棄すべくポケットから写真を取り出す際に、フィルムを台紙本体から捲るように剥離して写真を直接表出させてしまえばよいことになる。この剥離を行う際には、フィルムは破断促進部位置にて切断されるため、底部側接着部の接着力によって剥離が阻害されることはなく、写真を取り出すに足りる面積の剥離を容易に行うことができる。また、その後に、底部側に残っているフィルムを剥離すれば、台紙本体を紙として再生する際にフィルムが混入することもなく、分別廃棄の徹底化を図ることも可能となる。また、意図的に外力を加えない限り、フィルムが破れてしまうことがなく、ポケットの形状を安定的に保つことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明において、前記ポケットを形成する接着部若しくは溶着部を離間させて非固定部が設けられ、前記フィルム破断促進部は、前記非固定部の領域内に設けられる、という構成を採るとよい。
【0009】
なお、本明細書における位置的用語、すなわち、「上」、「下」、「左」、「右」は、図2を基準として用いるものとする。また、「台紙本体の表裏」とは、一枚の台紙本体の表裏各面を意味する他、一枚の台紙本体を二枚厚に折り曲げて重ねた場合の表出面となる表裏各面をも含む。更に、「台紙本体」は紙製の他、樹脂製のものも含む。
【0010】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
【0011】
図1には本実施例に係るアルバム用台紙を表面側から見た概略斜視図が示され、図2には、その正面図が示されている。なお、図1では、発明の内容理解を容易とするため一定の肉厚が示されているが、実際のアルバム用台紙は、全体として略同一平面内に表れる程度のものである。
【0012】
図1及び図2において、アルバム用台紙10は、縦方向に長い平面視略長方形状の台紙本体11と、この台紙本体11の幅方向(左右方向)両側を除く表裏各面に縦長のフィルムFを配置して所定箇所を台紙本体11との接着部12とすることで台紙本体11の領域内に形成された上下三段のポケットPK1,PK2,PK3と、これらポケットPK1〜PK3を貫通して上下方向に跨ぐように設けられた大ポケットPK4とを備えて構成されている。ポケットPK1〜PK3は、標準サイズの写真P1を収容可能な大きさに設けられている一方、ポケットPK4は、パノラマサイズの写真P2を収容可能な大きさに設けられている。
【0013】
前記台紙本体11は硬質な紙によって形成されており、当該台紙本体11の幅方向一端側には、図示しないアルバム本体の綴じ具に綴じ込み可能な綴じ穴15が形成されている。また、台紙本体11の綴じ穴15とは反対側領域には、各ポケットPK1〜PK3又は大ポケットPK4に収容された写真P1,P2の内容等を必要に応じて記入することのできる罫線枠からなるメモ欄16が印刷されている。
【0014】
前記ポケットPK1〜PK3は、綴じ穴15側の縁が出し入れ口18とされる一方、アルバム用台紙10の自由端側が底部19とされている。また、パノラマサイズの写真P2用の大ポケットPK4は、図中上端を出し入れ口20として構成されている。
【0015】
前記ポケットPK1〜PK3を形成するフィルムFにおいて、底部19側には、当該底部19と略平行に上下方向に延びるフィルム破断促進部としてのミシン目22が形成されている。このミシン目22は、アルバム用台紙10を新たなものに交換すべく、収容されている各写真P1又はP2を取り出す際に、図2中ミシン目22より左側のフィルムF領域を剥離して写真P1、P2の表面を露出させてしまうためのものである。
【0016】
前記接着部12のうち、底部19側の接着部12は上下方向に長い接着代となる帯状に設けられているとともに、アルバム用台紙10の下端部の接着部12も左右方向に長い接着代となるように設けられている。この一方、ポケットPK1〜PK3の出し入れ口18側の各上部に設けられた三つの接着部12は、小さな接着代とされ、これにより、底部19側の接着部12との間に隙間を形成してパノラマサイズの写真P2が各ポケットPK1〜KPK3の領域を跨って収容できるようになっている。本実施例では、前記隙間すなわち非固定部にミシン目22が設けられている。
【0017】
以上の構成において、アルバム用台紙10の各ポケットPK1〜PK3又は大ポケットPK4に写真P1又はP2を収容した状態でアルバム用台紙10を交換する場合には、前記ミシン目22位置より左側のフィルムF領域を捲るようにして剥離すればよい。これにより、写真P1又はP2が殆ど表出することとなり、この状態で、各写真P1又はP2を取り出し、新たなアルバム用台紙10に収容すればよい。このフィルムFの剥離に際しては、ミシン目22位置で切断されてしまうため、底部19側の接着力による抵抗を受けることはなく、従って、容易なる剥離が可能となる。
【0018】
なお、廃棄対象となるアルバム用台紙10は、その後に、ミシン目22より右側のフィルムF領域を捲るように剥離することで、フィルムFが残らない状態で台紙本体11を再生処理に付すことが可能となる。この際、底部19に沿って残っているフィルムFの一部を摘んで捲るようにして行う剥離は、接着部12に非常に近い位置となるため、難なく行うことができる。
【0019】
なお、前記実施例では、フィルムFの一部を台紙本体11に接着することによりポケットPK1〜PK3及び大ポケットPK4を形成した場合を図示、説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、台紙本体11を部分的に打ち抜いて、当該打ち抜き領域で表裏のフィルムFを溶着する構成としてもよい。また、ポケットの形成数、大きさも必要に応じて任意に変更することができる。
【0020】
また、図3に示されるように、前記実施例における台紙本体11の平面積の二倍サイズとなる台紙本体110を設けるとともに、この台紙本体110の左右各領域にフィルムFを配置し、台紙本体110の左右方向中心位置Cにて当該台紙本体110を二枚厚に折り曲げる構成としても前記実施例と同様の効果を得ることができる。
【0021】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ポケットの底部側に、当該ポケットの底部と略平行に延びるフィルム破断促進部を形成したから、アルバム用台紙を廃棄すべくポケットから写真を取り出す際に、フィルムを台紙本体から捲るように剥離して写真を直接表出させることで足りる。また、剥離を行う際には、フィルムは破断促進部位置にて切れるため、底部側接着部の接着力によって剥離が阻害されることもなく、写真を取り出すに足りる十分な面積の剥離が可能となる。
【0022】
また、フィルム破断促進部をミシン目により構成した場合には、意図的に外力を加えない限り、フィルムが破れてしまうことがなく、ポケットの形状を安定的に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るアルバム用台紙の表面側を示す概略斜視図。
【図2】前記アルバム用台紙の表面側を示す正面図。
【図3】台紙本体を二枚厚に折り曲げるタイプとした場合の正面図。
【図4】従来のアルバム用台紙の表面側を示す正面図。
【符号の説明】
10 アルバム用台紙
11 台紙本体
12 接着部
18 出し入れ口
19 底部
25 ミシン目(フィルム破断促進部)
110 台紙本体
F フィルム
P1 写真
P2 写真
PK1 ポケット
PK2 ポケット
PK3 ポケット
PK4 ポケット

Claims (2)

  1. 台紙本体の少なくとも一方の面にフィルムを配置するとともに、当該フィルムの所定箇所を台紙本体側に接着若しくは溶着して一端側から写真を挿入可能なポケットを台紙本体の面に設けてなるアルバム用台紙において、
    前記ポケットを形成するフィルムに、当該ポケットの底部と略平行に延びるミシン目が形成され、ポケットに収容されている写真を取り出す際に、ミシン目より底部の反対側のフィルム領域を剥離することで写真の表面を露出可能に設けられていることを特徴とするアルバム用台紙。
  2. 前記ポケットを形成する接着部若しくは溶着部を離間させて非固定部が設けられ、前記ミシン目は、前記非固定部の領域内に設けられていることを特徴とする請求項記載のアルバム用台紙。
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