JP3752406B2

JP3752406B2 - Plant growth aid and growth aid method

Info

Publication number: JP3752406B2
Application number: JP30718199A
Authority: JP
Inventors: 亮一上田; 幸宮川
Original assignee: 株式会社東海有機農産
Priority date: 1999-10-28
Filing date: 1999-10-28
Publication date: 2006-03-08
Anticipated expiration: 2019-10-28
Also published as: JP2001122712A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、植物の生育助成剤、および生育助成方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
植物の生育過程は、種の発芽および発根期、育苗期、成長期、成熟期等に大別され、これらの期間では、栄養源の種類、栄養源の接種の方法、根、茎、葉の生育バランス等がそれぞれ異なるが、これらの期間を通して共通していえることは、培土内の生育環境が植物の生育に最適な状態に保持されることが最も重要なことである。例えば、培土内においては、長期の生育期間を通して水分、温度、酸素、養分バランス等が変化し、また、各期間毎で要求されるこれらの条件が変化する。このため、植物の生育過程では、培土内の生育環境を適正に保持することが要請され、その対策の一手段として、培土に活性炭を散布する手段が採られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、培土に活性炭を散布する手段は経験則に基づくもので、市販の適宜の活性炭を培土に適宜の方法で散布する手段が採られている。本発明は、培土内での植物の生育環境を適正に保持する手段について鋭意検討してなされたもので、その目的とするところは、植物の生育環境を適正に保持し得る生育助成剤、および、生育助成方法を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本発明は、植物の生育助成剤および生育助成方法に関するもので、本発明に係る生育助成剤は多孔質の炭素質物である活性炭からなるもので、炭素化率が９０％以上、比表面積が１１５０ｍ²／ｇ以上で、かつｐＨが９．０〜１１．０であることを特徴とするものである。当該生育助成剤は、粉体または粒体である。
【０００５】
また、本発明に係る植物の生育方法は、植物の生育培土に生育助成剤を散布して植物の生育を助成する方法であって、生育助成剤として、炭素化率が９０％以上、比表面積が１１５０ｍ²／ｇ以上で、かつｐＨが９．０〜１１．０である多孔質の炭素質物である活性炭を採用することを特徴とするものである。
【０００６】
本発明に係る植物の生育助成方法を採用する場合には、生育助成剤を、水に分散させた状態で使用すること、通気性シートに均一に貼着した状態で使用すること、接着剤を介して粒状または塊状に成形した状態で使用すること、無機質または有機質の粉粒体と混合させて接着剤を介して粒状または塊状に成形した状態で使用することができる。また、これらの粒状または塊状の生育助成剤については、さらに、通気性シートに均一に貼着した状態で使用することができる。
【０００７】
【発明の作用・効果】
本発明に係る生育助成剤は、炭素化率が９０％以上、比表面積が１１５０ｍ²／ｇ以上で、かつｐＨが９．０〜１１．０という多孔質の活性炭であって、高炭素化率、高比表面積で、特定された範囲のｐＨを有することから、下記の特性を発揮するものである。すなわち、当該生育助成剤は培土内で電磁場を形成して、その周辺から自由電子（−ｅ）を培土内に誘導し、環境悪化の原因となる陽電子（＋ｅ）を排除して培土内の環境を整える。
【０００８】
この誘導された自由電子（−ｅ）に起因して、植物体では、根からの水や酸素の分圧が高まるとともに吸肥力が高まり、また、植物体内では、ミトコンドリア内の脱水素酵素が活性化し、一次同化作用（光合成による炭酸同化作用を促進して効率化させて炭素固定、澱粉質の蓄積を行う）、二次同化作用（肥料として吸収された硝酸イオンを主体とする植物体内での窒素固定を行う）、および、三次同化作用（燐、カリウム、カルシウム、その他のミネラルや微量要素による細胞形成を行う）がなされる。
【０００９】
この間、当該生育助成剤から発生する輻射波が培土内の空間に存在する水分をクラスター化して、培土内での温度および湿度の急激な変化を緩和するとともに、この水分のクラスター化と電磁場とが相乗して水のポテンシャルパワーを顕在化させる。さらには、培土内の環境が陰イオンの多い状態に保持されることから、病虫害の発生を防止できるとともに、陽イオンの発生が多いホルムアルデヒド、アンモニア、硫化水素が効果的に処理され、培土内の環境が生育に適した良好な環境に保持される。
【００１０】
これにより、植物は病虫害等に強い健全な植物体に生育するとともに、生育過程での培土内の環境が成長期、成熟期を通して生育にとって良好な環境に保持される。このため、少ない肥料で、無農薬または極めて少ない農薬散布で、かつ、高い収穫量で健全な植物を生育することができる。この間、当該生育助剤による環境汚染はなく、むしろ、農薬散布や大量の肥料散布を廃止し得て農薬や過剰の肥料による環境汚染を防止、または抑制することができる。
【００１１】
本発明に係る生育助成剤は、表面積を増大すべく粉状または粒状に生成して使用するものであるが、使用に当たっては、粉状または粒状のそのままの状態で散布することができるが、効率よくかつより均一に散布するには、紛状または粒状の生育助成剤を水に分散させた状態で使用することが好ましく、例えば、大きい面積の水稲栽培の圃場（田圃）や、大きい面積の野菜や花栽培の圃場（畑、ハウス内）等への散布に適している。また、特殊な例として、粉状、粒状、または塊状の生育助成剤を通気性シートに均一に貼着した状態で使用することすることができ、この場合には、苗床や植鉢等の底に敷設して使用するのに適している。
【００１２】
さらに、特殊な例として、粉状または粒状の生育助成剤を接着剤を介して粒状または塊状に成形した状態で、また、無機質または有機質の粉粒体と混合させて接着剤を介して粒状または塊状に成形した状態で使用することができる。この場合は、手で直接散布するのに適している。
【００１３】
【実施例】
（実験１）
本実験では、植物の生育に適した生育助成剤を検討すべく、各種の特性の活性炭を使用してキャベツの生育実験を行った。本実験で生育助成剤として採用した活性炭は、市販の活性炭と、下記の方法で特別に製造した活性炭であり、これらの活性炭の特性を表１に示す。
（活性炭の製造）
ヤシ殻とオガ粉を使用して通常のヤシ殻炭を製造する炭化工程で燻炭を生成し、この燻炭を真空状態で７時間熱処理して活性炭を生成した。この場合、熱処理温度を１０００℃〜１３００℃の範囲で適宜制御することにより、炭素化率８５％〜９６％、比表面積１１５０ｍ²／ｇ〜１２５０ｍ²／ｇ、ｐＨ８．５〜ｐＨ１１．５の範囲で特性を異にする多種類の活性炭を生成した。
【００１４】
【表１】

【００１５】
（栽培）
縦１０穴で横２０穴の合計２００穴のコンテナ１４台のそれぞれにキャベツを播種し（７月２０日）、各コンテナに各生育助成剤の１０００倍液を第１回（７月２５日）、第２回（８月５日）の散布を行って育苗した。その後、各コンテナで育苗された苗を、本圃における１４の区画部にそれぞれ定植（８月１０日）後、各区画部に各生育助成剤の１０００倍液を葉面散布した。なお、生育助成剤の１０００倍液は、平均２００メッシュの生育助成剤を水に分散させた分散液である。
（生育観察）
各種の活性炭を使用したキャベツの生育実験における発芽・発根、定植前、定植後の生育状態を観察して、各種の活性炭のうち、植物の生育助成剤に適する活性炭を選定した。生育状態の観察結果を、最良…○、良…△、普通…×の符号で表１に示す。
【００１６】
キャベツの生育実験における発芽・発根、定植前、定植後の生育状態を観察した結果から、キャベツの生育助成剤としては、炭素化率が９０％以上、比表面積が１２００ｍ²／ｇ以上で、かつｐＨが９．０〜１１．０である活性炭が適していることが確認された。この結果から、その他の植物の生育助成剤としても、炭素化率が９０％以上、比表面積が１２００ｍ²／ｇ以上で、かつｐＨが９．０〜１１．０である活性炭が適しているものと認められる。
（実験２）
本実験では、本発明に係る生育助成剤を使用して水稲（コシヒカリ）の生育実験を行った。生育助成剤は、上記した方法で製造した椰子殻活性炭であって、表１に示す番号４，８，１３に相当するものを採用している。なお、本実験では、本発明に係る生育助成剤の作用効果を示すために、一般に市販されている他の椰子殻活性炭を生育助成剤とする水稲の生育実験（比較実験）を併せて行った。
（生育助成剤）
本実験で採用した生育助成剤は、炭素化率が９５％、比表面積が１２００ｍ²／ｇで、かつｐＨが１０．０である活性炭である。比較実験で採用した生育助成剤は、通常の市販品の活性炭であって、炭素化率が８５％、比表面積が１０５０ｍ²／ｇで、かつｐＨが７．０である活性炭である。
（水稲栽培）
培養地として、コンテナにセットした低肥料タイプの育苗ウレタンマット（新日本製鉄株式会社製）を使用した。このコンテナを３０台づつ２つに区分けして、コンテナ１台当たり３００粒の籾を播種した（４月２０日）。播種後、育苗期間中に、第１区分群（本実験）に対しては生育助成剤（平均２００メッシュ）を水に分散した２０００倍液を第１回（４月２４日）、第２回（５月３日）の２度散布し、第２区分群（比較実験１）に対しては市販の活性炭（平均２００メッシュ）を水に分散した２０００倍液を第１回（４月２４日）、第２回（５月３日）の２度にわたって散布した。第１回の生育助成剤および活性炭の散布量は５ｇ／ｍ²であり、第２回の生育助成剤および活性炭の散布量は５ｇ／ｍ²である。
【００１７】
これらの各区分群で育った苗を、区画された２つの本圃場にそれぞれ植え替えた（５月２０日）。各本圃場の広さは１反で、約３０台のコンテナの苗を田植えした。坪当たりの苗の株数は約９０株であった。なお、各本圃場は、愛知県渥美郡渥美町大字中山地内にあって、元肥施肥を行わずに前年からの残留肥料のみの状態にある圃場を利用した。
【００１８】
田植え後、分けつ期に、第１区分群の苗を植えた第１圃場（本実験）には上記した生育助成剤の１０００倍液を、第２区分群の苗を植えた第２圃場（比較実験１）には上記した市販の活性炭の１０００倍液をそれぞれ散布した（５月３０日）。生育助成剤および活性炭の散布量は、３．３ｇ／ｍ²である。
【００１９】
次いで、幼穂形成期（出穂１週間前）に、第１圃場に対しては生育助成剤と過燐酸石灰を混合した２０００倍液を、第２圃場に対しては市販の活性炭と過燐酸石灰を混合した２０００倍液をそれぞれ葉面散布した（７月２０日）。生育助成剤および活性炭の散布量は、３．３ｇ／ｍ²である。さらに、各圃場には、上記した各倍液を同量あて葉面散布した（８月５日）。
（生育観察）
各区分群における田植え期の苗の生育状態、および各圃場での稲の生育状態を観察すると、苗および稲の生育状態共に、本発明に係る生育助成剤を使用した場合（第１区分群、第１圃場…本実験）は良好であり、市販の活性炭を使用した場合（第２区分群、第２圃場…比較実験）はこれより劣っている。
【００２０】
特に、本発明に係る生育助成剤を使用した場合（第１区分群、第１圃場…本実験）には、田植え期の苗の生育状態では、苗の根の部分は３次根および４次根まで十分に生長していて、根塊等の地下部が茎、葉等の地上部より早く生長していることが認められ、また、田植え後の半日で苗が本圃場に活着していることが認められた。生育途中の稲では、草丈の短さと茎の堅さに起因して根元部分が直立していて、９０株／坪の密度にもかかわらずムレ状態を起こしておらず、また、成熟期には成熟葉の面積が大きくて直立状態にあって、稲全体にバランスよく出穂して稔実に向かって生長していることが認められた。これらの苗および稲の生育状況、稲の穂数、稔実数、予想反収量を表２に示すとともに、当地方の平均実績（１９９６年度）を表２に併せて示す。
【００２１】
【表２】

[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a plant growth aid and a growth aid method.
[0002]
[Prior art]
Plant growth processes are broadly divided into seed germination and rooting, seedling, growth, maturation, etc. In these periods, the type of nutrient source, the method of inoculation of the nutrient source, root, stem, leaf Although the growth balance and the like differ from one another, what can be said in common throughout these periods is that it is most important that the growth environment in the cultivation soil is maintained in an optimum state for the growth of the plant. For example, in the soil, moisture, temperature, oxygen, nutrient balance, etc. change throughout the long growth period, and these required conditions change for each period. For this reason, in the growth process of a plant, it is requested | required that the growth environment in culture medium is hold | maintained appropriately, and the means of spraying activated carbon on culture medium is taken as one means of the countermeasure.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, the means for spraying activated carbon on the cultivation soil is based on a rule of thumb, and means for spreading commercially available activated carbon on the cultivation soil by an appropriate method is employed. The present invention has been made by intensively studying means for appropriately maintaining the growth environment of plants in the cultivation soil, and the object thereof is a growth aid that can appropriately maintain the growth environment of plants, and It is to provide a growth subsidy method.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
The present invention relates to a plant growth aid and a growth aid method. The growth aid according to the present invention is made of activated carbon, which is a porous carbonaceous material, having a carbonization rate of 90% or more and a specific surface area of 1150 m. ² / g or more, and the pH is 9.0 to 11.0. The growth aid is a powder or a granule.
[0005]
Further, the method for growing a plant according to the present invention is a method for supporting the growth of a plant by spraying a growth aid on the growth medium of the plant, and the carbonization rate is 90% or more, the specific surface area as the growth aid. Is activated carbon, which is a porous carbonaceous material having a pH of 9.0 to 11.0 and a pH of 1150 m ² / g or more.
[0006]
When adopting the plant growth promotion method according to the present invention, the growth support agent is used in a state of being dispersed in water, used in a state where the growth support agent is evenly adhered to a breathable sheet, and an adhesive. It can be used in a state in which it is formed into a granular shape or a lump shape through an adhesive, or can be used in a state in which it is mixed with an inorganic or organic powder and formed into a granular shape or a lump shape through an adhesive. Moreover, these granular or lump-shaped growth aids can be used in a state of being evenly adhered to the breathable sheet.
[0007]
[Operation and effect of the invention]
The growth assistant according to the present invention is porous activated carbon having a carbonization rate of 90% or more, a specific surface area of 1150 m ² / g or more, and a pH of 9.0 to 11.0, and has a high carbonization rate. Since it has a high specific surface area and a pH in a specified range, it exhibits the following characteristics. That is, the growth aid forms an electromagnetic field in the cultivation soil, induces free electrons (-e) from the surroundings into the cultivation soil, eliminates positrons (+ e) that cause environmental degradation, and removes the environment in the cultivation soil. To arrange.
[0008]
Due to the induced free electrons (−e), in plants, the partial pressure of water and oxygen from the roots increases and the fertilizer increases, and in the plants, the dehydrogenase in the mitochondria is active. Primary assimilation (accelerating and promoting carbon dioxide assimilation by photosynthesis to fix carbon and accumulate starch), secondary assimilation (in nitrate plants absorbed mainly as fertilizers) Nitrogen fixation) and tertiary assimilation (cell formation with phosphorus, potassium, calcium, other minerals and trace elements).
[0009]
During this time, the radiant waves generated from the growth aids cluster the moisture present in the space within the cultivation soil, and this alleviates rapid changes in temperature and humidity within the cultivation soil. Synergistically reveal the potential power of water. Furthermore, since the environment in the culture soil is maintained in a state with a large amount of anions, the occurrence of pests and insects can be prevented, and formaldehyde, ammonia, and hydrogen sulfide, which generate a large amount of cations, are effectively treated, and The environment is maintained in a good environment suitable for growth.
[0010]
As a result, the plant grows into a healthy plant body that is resistant to pests and the like, and the environment in the soil during the growth process is maintained in a favorable environment for growth throughout the growth and maturation periods. For this reason, it is possible to grow a healthy plant with a small amount of fertilizer, no pesticide, or a very small amount of pesticide, and a high yield. During this time, there is no environmental pollution due to the growth aid, but rather, the application of agricultural chemicals and a large amount of fertilizer can be abolished, and environmental pollution caused by agricultural chemicals and excess fertilizer can be prevented or suppressed.
[0011]
The growth aid according to the present invention is used in the form of powder or granules to increase the surface area, but in use, it can be sprayed as it is in powder or granules, but the efficiency In order to disperse well and more uniformly, it is preferable to use a powdery or granular growth aid dispersed in water. For example, a large area of paddy rice field (rice field) or a large area of vegetable It is suitable for spraying in the fields of farms and flowers (fields, houses). Also, as a special example, it can be used in a state where a powdery, granular, or lump growth aid is evenly adhered to a breathable sheet. In this case, the bottom of a nursery bed, a plant pot, etc. Suitable for laying and using.
[0012]
Furthermore, as a special example, a powdery or granular growth aid is formed into a granular or lump shape via an adhesive, or mixed with an inorganic or organic powder and then granular or granular via an adhesive. It can be used in a state of being formed into a lump shape. In this case, it is suitable for direct spraying by hand.
[0013]
【Example】
(Experiment 1)
In this experiment, cabbage growth experiments were conducted using activated charcoal with various characteristics in order to examine growth aids suitable for plant growth. The activated carbons employed as growth aids in this experiment are commercially available activated carbons and activated carbons specially produced by the following method. Table 1 shows the characteristics of these activated carbons.
(Manufacture of activated carbon)
The charcoal was produced in a carbonization step of producing ordinary coconut shell charcoal using coconut shell and sawdust, and the charcoal was heat-treated in a vacuum state for 7 hours to produce activated carbon. In this case, by appropriately controlling a range of heat treatment temperature 1000 ° C. to 1300 ° C., carbonization of 85% to 96%, a specific surface area of 1150m ² / range g~1250m ² /g,pH8.5~pH11.5 A variety of activated carbons with different characteristics were produced.
[0014]
[Table 1]

[0015]
(Cultivation)
Cabbage is seeded in each of 14 containers with a total length of 10 holes and 20 holes in a total of 200 holes (July 20), and the first 1000 times solution of each growth aid in each container (July 25) The seedlings were grown by spraying the second time (August 5). Thereafter, the seedlings grown in each container were planted in 14 compartments in the main field (August 10), respectively, and then a 1000-fold solution of each growth aid was sprayed onto each compartment. The 1000-fold solution of the growth assistant is a dispersion in which a growth assistant having an average of 200 mesh is dispersed in water.
(Growth observation)
By observing germination and rooting in cabbage growth experiments using various types of activated carbon, before and after planting, and after planting, an activated carbon suitable as a plant growth aid was selected. The observation results of the growth state are shown in Table 1 with the symbols of best ... ○, good ... △, normal ... ×.
[0016]
From the results of observing germination and rooting in the cabbage growth experiment, before planting, and after planting, as a growth aid for cabbage, the carbonization rate is 90% or more, the specific surface area is 1200 m ² / g or more, Moreover, it was confirmed that activated carbon having a pH of 9.0 to 11.0 is suitable. From this result, activated carbon having a carbonization rate of 90% or more, a specific surface area of 1200 m ² / g or more, and a pH of 9.0 to 11.0 is suitable as a growth aid for other plants. It is recognized.
(Experiment 2)
In this experiment, a growth experiment of paddy rice (Koshihikari) was conducted using the growth assistant according to the present invention. The growth aid is coconut shell activated carbon produced by the above-described method, and those corresponding to numbers 4, 8, and 13 shown in Table 1 are employed. In addition, in this experiment, in order to show the effect of the growth aid according to the present invention, a rice rice growth experiment (comparison experiment) using other commercially available coconut shell activated carbon as a growth aid was also conducted. .
(Growth aid)
The growth assistant employed in this experiment is activated carbon having a carbonization rate of 95%, a specific surface area of 1200 m ² / g, and a pH of 10.0. The growth assistant employed in the comparative experiment is a commercially available activated carbon having a carbonization rate of 85%, a specific surface area of 1050 m ² / g, and a pH of 7.0.
(Paddy rice cultivation)
As a culture site, a low fertilizer type nursery urethane mat (manufactured by Nippon Steel Corporation) set in a container was used. This container was divided into two of 30 units, and 300 pods were seeded per container (April 20). After seeding, during the seedling period, the first division group (this experiment) is the first (April 24th), the second with a 2000-fold solution in which a growth aid (average 200 mesh) is dispersed in water. (May 3rd), sprayed twice, and for the second group (Comparative Experiment 1), the first time (April 24th) a 2000-fold solution of commercially available activated carbon (average 200 mesh) dispersed in water ), Sprayed twice (May 3). The application amount of the first growth assistant and activated carbon is 5 g / m ² , and the application amount of the second growth assistant and activated carbon is 5 g / m ² .
[0017]
The seedlings grown in each of these division groups were replanted in two partitioned main fields (May 20). Each main field is one area, and about 30 container seedlings were planted in rice. The number of seedlings per tsubo was about 90. In addition, each main farm was located in Nakayama, Amami-cho, Amami-gun, Aichi Prefecture, and the farm was used only with residual fertilizer from the previous year without applying the original fertilizer.
[0018]
After the rice planting, the first field (this experiment) where the seedlings of the first division group were planted at the time of division, the 1000 times solution of the growth aid described above, and the second field where the seedlings of the second division group were planted (comparison) Experiment 1) was sprayed with a 1000-fold solution of the above-mentioned commercially available activated carbon (May 30). The application amount of the growth assistant and activated carbon is 3.3 g / m ² .
[0019]
Next, during the young panicle formation period (one week before heading), a 2000-fold solution containing a growth aid and lime superphosphate was mixed for the first field, and commercially available activated carbon and lime superphosphate for the second field. The mixed 2000 times solution was sprayed on the leaves (July 20). The application amount of the growth assistant and activated carbon is 3.3 g / m ² . Further, the same amount of each of the above-mentioned doubled solutions was applied to each field, and the leaves were sprayed (August 5).
(Growth observation)
When the growth state of the seedlings at the rice planting stage in each division group and the growth state of the rice in each field were observed, the growth aid according to the present invention was used for both the growth state of the seedlings and rice (first division group, The first field ... this experiment) is good, and when using commercially available activated carbon (second group, second field ... comparative experiment), it is inferior.
[0020]
In particular, when the growth aid according to the present invention is used (the first division group, the first field ... this experiment), the seedling root part is the tertiary root and the fourth order in the growing state of the seedling at the rice planting stage. It is recognized that the roots have grown sufficiently to the roots, and that the underground parts such as root nodules are growing faster than the ground parts such as stems and leaves, and that seedlings have settled in the field half a day after rice planting. It was recognized that In the growing rice, the root part is upright due to the short plant height and the firmness of the stem. It was confirmed that the mature leaf area was large and upright, and the head of the whole rice was well balanced and growing toward the fruit. The growth status of these seedlings and rice, the number of ears of rice, the number of seedlings, and the expected anti-yield are shown in Table 2, and the average results (1996) in this region are also shown in Table 2.
[0021]
[Table 2]

Claims

Growth promotion of plants characterized by comprising activated carbon which is a porous carbonaceous material, having a carbonization rate of 90% or more, a specific surface area of 1150 m ² / g or more, and a pH of 9.0 to 11.0. Agent.

The growth aid according to claim 1, which is a powder or a granule, is a plant growth aid.

It is a growth method in which a growth assistant is sprayed on the growth soil of a plant to promote the growth of the plant. As the growth assistant, the carbonization rate is 90% or more, the specific surface area is 1150 m ² / g or more, and the pH is 9 A method for subsidizing plant growth, which employs activated carbon, which is a porous carbonaceous material having a thickness of 0 to 11.0.

4. The plant growth promotion method according to claim 3, wherein the growth promotion agent is used in a state of being dispersed in water.

4. The plant growth promotion method according to claim 3, wherein the growth promotion agent is used in a state where the growth promotion agent is uniformly attached to a breathable sheet.

4. The plant growth promotion method according to claim 3, wherein the growth promotion agent is used in a state of being formed into a granular shape or a lump shape through an adhesive.

4. The plant growth promotion method according to claim 3, wherein the growth promotion agent is mixed with an inorganic or organic powder and used in a state of being formed into a granular shape or a lump shape through an adhesive. Subsidy for growth.

The plant growth promotion method according to claim 6 or 7, wherein the growth promotion agent in the form of particles or lumps is used in a state of being uniformly attached to a breathable sheet.