JP3752095B2 - 光ファイバ観察用画像処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は光ファイバ融着接続装置にセットされた光ファイバをテレビカメラで撮影して画像処理し、当該光ファイバの自動的な融着接続を可能にする光ファイバ観察用画像処理装置に関するものであり、2台以上のテレビカメラによる高精度な観測を可能としながらも処理速度が高く、回路も簡潔なものである。
【0002】
【従来の技術】
図17はファイバ観察用画像処理装置Sを備えた光ファイバ融着接続装置の従来例であり、画像処理装置Sは光ファイバの接続を高速で行えるように工夫を加えたものである。まず、光ファイバ融着装置はX、Y、Zの各軸方向に移動可能な位置決め部材A、Bを備え、各部材A、Bには互いの端面が突き合わされる光ファイバ(光ファイバ心線)C、Dをセットしてある。この光ファイバC、Dの突き合わせ部の近くには入射光学系Fを取り付けたテレビカメラ(カメラヘッド)Gを設けてあり、同カメラGは照明光源Eで照らされた光ファイバC、Dの像をその光軸と直交する方向から撮影できるようにしてある。このテレビカメラGの画像は、後に説明する画像処理装置Sにより処理され、その処理結果に基づいて同画像処理装置Sから制御回路I及びファイバ位置制御回路Jに信号が送られ、その信号に基づいて位置決め部材A、Bが可動されて光ファイバC、Dが位置決めされ、電極棒Hの間の放電でファイバC、Dが融着接続されるようにしてある。この画像処理装置Sはファイバの位置決め制御の他、ファイバ端面の状態を確認する機能も有している。
【0003】
前記ファイバ観察用画像処理装置Sは、テレビカメラGに同期信号や電力を供給して同テレビカメラGから画像信号を取り出す駆動回路Kを備えている。この駆動回路Kの後段には、同回路Kから出力される画像信号を取り込む取り込み部Lと、取り込んだ画像のデータを記憶するデータメモリMと、画像データを処理してファイバC、D位置決めのための情報を算出するデータ演算部Nとを2つの系統に分けて夫々設けてある。そして、一方の系統では光ファイバCが映る部分の画像処理を行い、他方の系統では光ファイバDが映る部分の画像処理を行って、全体の画像処理の速度を高めている。
【0004】
光ファイバ融着接続装置には、融着接続する光ファイバC、Dを2方向、或いは3方向以上から撮影して3次元的な位置決めを容易にしたものがある。2方向から撮影するものでは、図18(a)に示すように光ファイバC、Dの周囲にミラーRを配置して1台のテレビカメラGで同時に2方向から撮影できるようにしたものと、図18(b)に示すように2台のテレビカメラGを設けて夫々で異なるアングルから光ファイバC、Dを撮影できるようにしたものとがある。後者においては図19(a)に示すようにテレビカメラG毎にA/D変換器TとデータメモリUとを設け、各テレビカメラGの画像信号を並列的に取り込んでデータ演算部Pで処理できるようにしたものと、図19(b)に示すようにビデオスイッチャVを設けて2台のテレビカメラGを交互に切替えながら1セットのA/D変換器TとデータメモリUとで画像信号を取り込み、データ演算部Pで処理できるようにしたものとがある。図19(b)のものは、テレビカメラGの映像が1/30秒毎に更新されるフレーム画像より構成されることから、ビデオスイッチャVで2台のテレビカメラGを1/30秒毎に交互に切替えてそれらの画像データをデータメモリUに取り込み、データ演算器Pで各テレビカメラGについて1/15秒毎に画像処理を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
1.図17のファイバ観察用画像処理装置はテレビカメラGを1台しか備えておらず、高精度の位置決めには不向きである。また、最近のマイクロプロセッサ(データ演算部N)の高速化とメモリの高速化、大容量化の結果、データの転送速度とデータの演算速度は大幅に向上し、テレビカメラGが1台であれば画像データを2系統に分散して処理する必要もなくなってきている。
2.図18(a)の画像処理装置は1台のテレビカメラGで2つの画像をとるため、光学系での拡大率を大きくすることができず、他の撮影方法に比べて解像度が低下するという問題がある。
3.図19(a)の画像処理装置は2台のテレビカメラGで光ファイバC、Dを多方向から撮影するため、位置決め精度を高めることができ、しかも各テレビカメラGの画像データを別々に取り込んで処理するため処理速度にも優れるが、回路が複雑化して装置の値段が高くなるのと、装置が大型化する問題がある。
4.図19(b)の画像処理装置は2台のテレビカメラGの信号を1つの取り込み系で取り込んで処理するため、回路は簡潔化できるが、各テレビカメラGの画像が1/15秒毎の更新になるため、位置決めの高速化が難しくなるという問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は2台以上のテレビカメラに対する画像処理を高速且つ高精度で可能であり、しかも回路は簡潔にすることができるファイバ観察用画像処理装置を提供することにある。
【0007】
本発明のうち請求項1記載の光ファイバ観察用画像処理装置は、テレビカメラで撮影された光ファイバの画像データを取り込んで画像処理することにより、当該光ファイバの光軸や端面の位置合わせを自動制御可能とする光ファイバ観察用画像処理装置であって、入力処理回路により2以上のテレビカメラから画像データを取り込み可能であり、且つ各テレビカメラから夫々所望の画像データだけを取り込んで画像処理することが可能な画像取込手段を備え、前記入力処理回路を備えた画像取込手段は、各テレビカメラからフレーム単位で画像データを取り込み可能であり、且つフレーム単位で順次テレビカメラを切替えて各テレビカメラからの画像データを取り込み可能とする取込モード、各テレビカメラからフィールド単位で画像データを取り込み可能であり、且つフィールド単位で順次テレビカメラを切替えて各テレビカメラからの画像データを取り込み可能とする取込モード、各テレビカメラから画素単位で画像データを取り込み可能であり、且つ画素単位で順次テレビカメラを切替えて各テレビカメラからの画像データを取り込み可能とする取込モード、のうち何れか2以上を持つことを特徴とするものである。
【0009】
本発明のうち請求項2記載の光ファイバ観察用画像処理装置は、請求項1記載の光ファイバ観察用画像処理装置において、入力処理回路は、2以上のテレビカメラからビデオ信号を入力してその中の所望のビデオ信号を切替出力可能なビデオスイッチと、外部から入力されるデータ信号に基づいてセレクト信号を発生し、同セレクト信号により前記ビデオスイッチの切替えを制御するレジスタとを備えた入力処理回路において、外部から入力されるフィールド識別信号を利用してフレーム単位で交番する第2のセレクト信号を発生するフリップフロップ回路と、前記レジスタに入力される外部からのデータ信号で制御されて、レジスタで発生されるセレクト信号と、フリップフロップ回路で発生される第2のセレクト信号とを切替えてビデオスイッチに入力するセレクト信号切替回路を備えたことを特徴とするものである。
【0010】
本発明のうち請求項3記載の光ファイバ観察用画像処理装置は、請求項1記載の光ファイバ観察用画像処理装置において、入力処理回路は、2以上のテレビカメラからビデオ信号を入力してその中の所望のビデオ信号を切替出力可能なビデオスイッチと、外部から入力されるデータ信号に基づいてセレクト信号を発生し、同セレクト信号により前記ビデオスイッチの切替えを制御するレジスタとを備えた入力処理回路において、前記レジスタに入力される外部からのデータ信号で制御されて、レジスタで発生されるセレクト信号と、フィールド識別信号によりフィールド単位で交番する第3のセレクト信号とを切替えてビデオスイッチに入力するセレクト信号切替回路を備えたことを特徴とするものである。
【0011】
本発明のうち請求項4記載の光ファイバ観察用画像処理装置は、請求項1記載の光ファイバ観察用画像処理装置において、入力処理回路は、2以上のテレビカメラからビデオ信号を入力してその中の所望のビデオ信号を切替出力可能なビデオスイッチと、外部から入力されるデータ信号に基づいてセレクト信号を発生し、同セレクト信号により前記ビデオスイッチでのビデオ切替えを制御するレジスタとを備えた入力処理回路において、前記レジスタに入力される外部のデータ信号で制御されて、レジスタで発生されるセレクト信号と、フレームメモリアクセスクロック信号により画素単位で交番する第4のセレクト信号とを切替えてビデオスイッチに入力するセレクト信号切替回路を備えたことを特徴とするものである。
【0012】
本発明のうち請求項5記載の光ファイバ観察用画像処理装置は、請求項1記載の光ファイバ観察用画像処理装置において、入力処理回路は、2以上のテレビカメラからビデオ信号を入力してその中の所望のビデオ信号を切替出力可能なビデオスイッチと、外部から入力されるデータ信号に基づいてセレクト信号を発生し、同セレクト信号により前記ビデオスイッチでのビデオ切替えを制御するレジスタとを備えた入力処理回路において、外部から入力される水平同期信号及び垂直同期信号とレジスタに入力されるデータ信号に基づいて任意の走査ライン走査時点で交番する第5のセレクト信号を発生可能なフィールド分割切替回路と、前記レジスタに入力される外部からのデータ信号で制御されて、レジスタで発生されるセレクト信号と、フィールド分割切替回路で発生される第5のセレクト信号とを切替えてビデオスイッチに入力するセレクト信号切替回路を備えたことを特徴とするものである。
【0013】
本発明のうち請求項6記載の光ファイバ観察用画像処理装置は、請求項1記載の光ファイバ観察用画像処理装置において、入力処理回路は、2以上のテレビカメラからビデオ信号を入力してその中の所望のビデオ信号を切替出力可能なビデオスイッチと、外部から入力されるデータ信号に基づいてセレクト信号を発生し、同セレクト信号により前記ビデオスイッチでのビデオ切替えを制御するレジスタとを備えた入力処理回路において、外部から入力されるフレームメモリアクセスクロック信号及び水平同期信号とレジスタに入力されるデータ信号に基づいて走査ライン上の任意の画素走査時点で交番する第6のセレクト信号を発生可能なライン分割切替回路と、前記レジスタに入力されるデータ信号で制御されてレジスタで発生されるセレクト信号と、ライン分割切替回路で発生される第6のセレクト信号とを切替えてビデオスイッチに入力するセレクト信号切替回路を備えたことを特徴とするものである。
【0014】
本発明のうち請求項7記載の光ファイバ観察用画像処理装置は、請求項1記載の光ファイバ観察用画像処理装置において、入力処理回路が次の(a)〜(e)の入力処理回路の異なるものを2以上組み合わせたものであることを特徴とするものである。
(a)2以上のテレビカメラからビデオ信号を入力してその中の所望のビデオ信号を切替出力可能なビデオスイッチと、外部から入力されるデータ信号に基づいてセレクト信号を発生し、同セレクト信号により前記ビデオスイッチの切替えを制御するレジスタとを備えた入力処理回路において、外部から入力されるフィールド識別信号を利用してフレーム単位で交番する第2のセレクト信号を発生するフリップフロップ回路と、前記レジスタに入力される外部からのデータ信号で制御されて、レジスタで発生されるセレクト信号と、フリップフロップ回路で発生される第2のセレクト信号とを切替えてビデオスイッチに入力するセレクト信号切替回路を備えた入力処理回路。
(b)2以上のテレビカメラからビデオ信号を入力してその中の所望のビデオ信号を切替出力可能なビデオスイッチと、外部から入力されるデータ信号に基づいてセレクト信号を発生し、同セレクト信号により前記ビデオスイッチの切替えを制御するレジスタとを備えた入力処理回路において、前記レジスタに入力される外部からのデータ信号で制御されて、レジスタで発生されるセレクト信号と、フィールド識別信号によりフィールド単位で交番する第3のセレクト信号とを切り替えてビデオスイッチに入力するセレクト信号切替回路を備えた入力処理回路。
(c)2以上のテレビカメラからビデオ信号を入力してその中の所望のビデオ信号を切替出力可能なビデオスイッチと、外部から入力されるデータ信号に基づいてセレクト信号を発生し、同セレクト信号により前記ビデオスイッチでのビデオ切替えを制御するレジスタとを備えた入力処理回路において、前記レジスタに入力される外部のデータ信号で制御されて、レジスタで発生されるセレクト信号と、フレームメモリアクセスクロック信号により画素単位で交番する第4のセレクト信号とを切り替えてビデオスイッチに入力するセレクト信号切替回路を備えた入力処理回路。
(d)2以上のテレビカメラからビデオ信号を入力してその中の所望のビデオ信号を切替出力可能なビデオスイッチと、外部から入力されるデータ信号に基づいてセレクト信号を発生し、同セレクト信号により前記ビデオスイッチでのビデオ切替えを制御するレジスタとを備えた入力処理回路において、外部から入力される水平同期信号及び垂直同期信号とレジスタに入力されるデータ信号に基づいて任意の走査ライン走査時点で交番する第5のセレクト信号を発生可能なフィールド分割切替回路と、前記レジスタに入力される外部からのデータ信号で制御されて、レジスタで発生されるセレクト信号と、フィールド分割切替回路で発生される第5のセレクト信号とを切替えてビデオスイッチに入力するセレクト信号切替回路を備えた入力処理回路。
(e)2以上のテレビカメラからビデオ信号を入力してその中の所望のビデオ信号を切替出力可能なビデオスイッチと、外部から入力されるデータ信号に基づいてセレクト信号を発生し、同セレクト信号により前記ビデオスイッチでのビデオ切替えを制御するレジスタとを備えた入力処理回路において、外部から入力されるフレームメモリアクセスクロック信号及び水平同期信号とレジスタに入力されるデータ信号に基づいて走査ライン上の任意の画素走査時点で交番する第6のセレクト信号を発生可能なライン分割切替回路と、前記レジスタに入力されるデータ信号で制御されてレジスタで発生されるセレクト信号と、ライン分割切替回路で発生される第6のセレクト信号とを切替えてビデオスイッチに入力するセレクト信号切替回路を備えた入力処理回路。
【0015】
【0016】
【0017】
【発明の実施の形態】
(光ファイバ観察用画像処理装置の実施形態)
図1は本発明の光ファイバ観察用画像処理装置27を用いて構成した光ファイバ融着接続装置の全体の概略図、図2は光ファイバ融着接続装置部分の拡大図である。この光ファイバ融着接続装置は図1、2に示すように2本の光ファイバ2、3の突き合わせ部分を第1、第2の2つのテレビカメラ1で撮影できるようにしてあり、夫々光ファイバ2、3の突き合わせ部分を光軸と直交する方向から夫々異なるアングルで撮影できるようにしてある。各テレビカメラ1はCCD等の固体撮像素子(図示されていない)にファイバ2、3を拡大して撮影するための入射光学系10を取り付けたものであり、光ファイバ2、3を挟んで各テレビカメラ1の反対側に設けた照明光源11からのファイバ透過光を受光することにより、光ファイバ2、3のコアやクラッドを正確にとらえることができるようにしたものである。これらのテレビカメラ1はNTSC方式のビデオ信号を出力するものとし、夫々入力処理回路13からの同期信号に基づいて互いに同期のとれたビデオ信号を出力する。
【0018】
前記図1、2の第1、第2のテレビカメラ1から出力されるNTSC方式のビデオ信号は図1に示すように、R/W制御回路12による制御を受ける入力処理回路13により適宜切替えられてA/D変換器22に送出され、A/D変換された画像データがデータメモリ14に書き込まれるようになっている(画像取込手段)。この画像取込手段には以下に説明する5つの異なる取込モードがあり、いずれかの取込モードで画像データをデータメモリ14に書き込むことができるようにしてある。なお、データメモリ14は2画面分の容量を持つものが使用されている。
【0019】
1.取込モード(既存のモード)▲1▼:第1のテレビカメラ1の画像をデータメモリ14に書き込む。
2.取込モード(既存のモード)▲2▼:第2のテレビカメラ1の画像をデータメモリ14に書き込む。
3.取込モード▲3▼:図6に示すように第1と第2のテレビカメラ1を1フレーム単位(1/30秒毎)で交互に切替え、各テレビカメラ1の画像を1フレームづつ交互にデータメモリ14に書き込む。図6に示すようにインターレース方式のテレビカメラ1では、第1のテレビカメラ1から奇数(ODD)フィールドと偶数(EVEN)フィールドの画像を書き込み、続いて第2のテレビカメラ1から奇数フィールドと偶数フィールドの画像を書き込む。
4.取込モード▲4▼:図7に示すように第1と第2のテレビカメラ1を1フィールド単位(1/60秒毎)で交互に切替え、各テレビカメラ1の画像を1フィールドづつ交互にデータメモリ14に書き込む。
5.取込モード▲5▼:図8に示すように第1と第2のテレビカメラ1を1画素単位で切替えると共に、2台のテレビカメラ1の画像を共にデータメモリ14に書き込む。
【0020】
前記データメモリ14(図1)は図5(a)に示すようにテレビカメラ1の1画素分(8bit)の期間内にメモリアクセス1画素分(各8bit)×3回を可能なものを用いてある。アクセスは書き込み(W)のみで3回可能、或いは読み出し(R)のみで3回可能であり、図5(b)に示すように読み出し(R)を2回と書き込み(W)を1回、或いは図5(c)に示すように読み出し(R)を1回と書き込み(W)を2回行うことも可能である。図5(b)のアクセス方法は読み出し(R)2回、書き込み(W)1回のため前記取込モード▲3▼と取込モード▲4▼の画像取込手段に対応し、図5(c)のアクセス方法は読み出し(R)1回、書き込み(W)2回のため前記取込モード▲5▼の画像取込手段に対応する。従って、読み出し(R)を2回行える図5(b)のアクセスは、頻繁に演算を行うときの処理に適しており、ファイバ2、3の移動量が大きいファイバ融着接続の初期段階の画像処理に適している。読み出し(R)を1回しか行えない図5(c)のアクセスは、データの読み出し速度が図5(b)の半分となるが、2台のテレビカメラ1の画像データを取り込むことができるため、ファイバ2、3の微調整が主となる後期段階の画像処理に適する。
【0021】
図1のデータ演算部15はデータメモリ14に記憶された画像データの画像処理を行い、その処理結果に基づいて図1の制御回路16とグラフィック回路17とに信号を出力する。データ演算部15における処理は、データメモリ14から画像データを読み出して画像処理を行い、画像中から光ファイバ2、3の光軸のずれや端面位置、端面状態等に関する情報を算出し、その情報を制御回路16とグラフィック回路17に出力する。制御回路16に出力された信号はファイバ位置制御回路18、19を通じて図2の駆動装置26に出力され、位置決め部材20、21を可動する。この可動と画像処理とは何回か繰り返えされ、位置決め部材20、21にセットされた光ファイバ2、3の光軸を徐々に一致させる。
【0022】
前記グラフィック回路17(図1)は、データ演算部15から画像処理の進行情報や画像処理結果等の情報がデータとして出力されると、このデータに基づいてテキスト(文字)やグラフィックス(図形)等を生成し、これをビデオ信号としてビデオエンコーダ29に出力する。例えば画像処理の内容や状況を示すテキスト情報と、各光ファイバ2、3の計測ラインを表すグラフィック情報を発生する。
【0023】
前記ビデオエンコーダ29(図1)は入力処理回路13から出力される画像信号に、グラフィク回路17からのビデオ信号を合成して1つのビデオ信号を出力するものである。このビデオ信号はテレビモニタ25に入力されるようにしてある。
【0024】
(動作例)
図3は前記光ファイバ融着接続装置の動作概要を、テレビモニタ25に表示される画像と共に示したものであり、図4は動作概要と画像取込モードとの関係を示したものである。以下に動作の概要と各ステップでの取込モードについて説明する。
【0025】
1.被覆除去、整端処理された光ファイバ2、3を融着接続装置の位置決め部材20、21にセットし、図示されていないスタートスイッチを押すと、第1、第2のテレビカメラ1で撮影された画像が取込モード▲4▼でデータメモリ14に取り込まれ、光ファイバ2、3が所定位置まで前進して停止する(図3、4のステップ1〜3)。
【0026】
2.電極棒24による微弱放電が始まり、光ファイバ2、3の端部がクリーニングされる(図3、4のステップ4)。
【0027】
3.第1、第2のテレビカメラ1で撮影された画像が取込モード▲5▼でデータメモリ14に取り込まれ、データ演算部15で画像処理が行われる。この段階では光ファイバ2、3の端面の切断角度が許容値以内であるか、端面に欠けが発生していないか等の端面状態の検査が行われる(図3、4のステップ5)。
【0028】
4.端面に異常がないと、引き続き取込モード▲5▼による画像処理が行われ、光ファイバ2、3の光軸が調べられ、光軸合わせが開始される。具体的には、まず第1テレビカメラ1の画像について調心が行われ、続いて第2テレビカメラ1の画像について調心が行われ、再び第1のテレビカメラ1の画像に切り替わり、軸ズレの検定と、端面間隔検定とが実施される(図3、4のステップ6)。
【0029】
5.放電条件の設定が行われると、強力放電が行われつつ光ファイバ2、3を互いに前進させて融着接続を行う(図3、4のステップ7)。
【0030】
6.接続完了後、光ファイバ2、3の融着点を撮影し、その画像を処理して接続によって生じる光の伝送損失を推定し、その結果をテレビモニタに表示する(図3、4のステップ8)。
【0031】
7.光ファイバ2、3の融着接続部に補強部材(熱収縮性を有するチューブと棒状の補強材を主体としたものが良く使われる)を被せ、図示されていない加熱装置により加熱して補強部材を収縮させると光ファイバ2、3の接続が完了する(図3、4のステップ9〜11)。
【0032】
本発明の光ファイバ観察用画像処理装置27においては先の5つの取込モードに加え、次の2つの取込モードを用いることができる。
取込モード▲6▼:2台のテレビカメラ1の画像を夫々所定の走査ラインのところで切替えて図9に示すようにフレームメモリ14に分割して書き込む。この場合、画像データを読み出してテレビモニタに表示すると第1、第2のテレビカメラ1の画像が上下に分割表示される。
取込モード▲7▼:2台のテレビカメラ1の画像を夫々走査ラインの所定画素のところで切替えて図10に示すようにフレームメモリ14に分割して書き込む。この場合、画像データを読み出してテレビモニタに表示すると第1、第2のテレビカメラ1の画像が左右に分割表示される。
【0033】
本発明では次のような光ファイバ観察用画像処理装置も可能であり、本発明に含まれる。
1.テレビカメラ1はNTSC方式の他、PAL 方式、SECAM方式等、各種方式のものを使うことができる。
2.図7に示す取込モード▲4▼はインターレース方式に限られるが、取込モード▲3▼や取込モード▲5▼はノンインターレース方式でも使うことができる。
3.テレビカメラ1の台数は3台、4台と2台以上であっても良い。
4.データメモリ14のアクセス回数は1画素当たり3回以上でも良い。
5.本発明の光ファイバ観察用画像処理装置27はデジタルシグナルプロセッサ(DSP)とソフトウエアプログラムを用いて構成することができる。
【0034】
(光ファイバ観察用画像処理装置における入力処理回路の実施形態1)
図11は前記図1の光ファイバ観察用画像処理装置27における入力処理回路13の第1の実施形態であり、第1のテレビカメラ1の画像を取り込む取込モード▲1▼と、第2のテレビカメラ1の画像を取り込む取込モード▲2▼、両テレビカメラ1の画像をフレーム単位で交互に取り込む取込モード▲3▼とを切替可能とするものである。この入力処理回路13はビデオスイッチ30、ビデオアンプ31、レジスタ32からなる回路(従来回路では取込モード▲1▼と取込モード▲2▼の切替えが可能)に、フリップフロップ回路33、3ステートバスドライバ(セレクト信号切替回路)34(34a、34b)を設けてなる。
【0035】
図11のビデオスイッチ30は2つの入力端子A、Bをセレクト端子Sに入力するセレクト信号で切替え可能としたものであり、入力端子A、Bには第1、第2のテレビカメラ1からビデオ信号が入力され、セレクト端子Sには3ステートバスドライバ34a、34bからセレクト信号が入力される。このビデオスイッチ30ではセレクト信号によって選択された入力端子A、Bの入力が出力端子Yに出力され、後段のビデオアンプ31で増幅される。
【0036】
図11のフリップフロップ回路33はクロック端子CLKにフィールド識別信号FLDが入力され、データ入力端子Dに出力Qバーの出力が入力される。フィールド識別信号FLDはODDフィールドのとき状態が“1”であり、EVENフィールドのとき状態が“0”であり、またクロック入力は立上がりエッジで働くため、出力Qはフィールド識別信号FLDがEVENフィールドからODDフィールドへ切り替わったときにレベルが切り替わる。
【0037】
図11のレジスタ32はデータバス(DATA BUS)を通してデータ演算部15(図1)やR/W制御回路12(図1)と接続されており、データD0〜D7が入力される。ここでデータD0は取込モード▲1▼と取込モード▲2▼との切替えに使われ、データD1は取込モード▲3▼をON/OFFするために使われるものとする。レジスタ32はこのデータD0〜D7のうちデータD0を3ステートバスドライバ34aに入力し、データD1を3ステートバスドライバ34a、34bに夫々コントロール用として入力する。データD1は2つの3ステートバスドライバ34a、34bに互いに反転されて入力され、2つの3ステートバスドライバ34a、34bの出力を交互にON/OFFする。第1の3ステートバスドライバ34aにはレジスタ32からデータD0が入力されており、この第1の3ステートバスドライバ34aがONされると同データD0がセレクト信号としてビデオスイッチ30のセレクト端子Sに入力される。一方、第2の3ステートバスドライバ34bにはフリップフロップ回路33の出力Qが入力されており、この第2の3ステートバスドライバ34bがONされると出力Qがセレクト信号としてビデオスイッチ30のセレクト端子Sに入力される。従って、データD1により第1の3ステートバスドライバ34aがONされてその出力であるデータD0がビデオスイッチ30に入力されると、ビデオスイッチ30はデータD0に基づいて入力端子A、Bのどちらか一方を選択し(取込モード▲1▼と取込モード▲2▼とのどちらか一方を選択する)、データD1により第2の3ステートバスドライバ34bがONされてその出力であるフリップフロップ回路33の出力Qがビデオスイッチ30に入力されると、ビデオスイッチ30は入力端子A、Bをフレーム単位で交互に選択する(取込モード▲3▼を選択する)。
【0038】
(光ファイバ観察用画像処理装置における入力処理回路の実施形態2)
図12は図1の光ファイバ観察用画像処理装置27における入力処理回路13の第2の実施形態であり、第1のテレビカメラ1の画像を取り込む取込モード▲1▼と、第2のテレビカメラ1の画像を取り込む取込モード▲2▼、両テレビカメラ1の画像をフィールド単位で交互に取り込む取込モード▲4▼とを切替えできるようにしたものである。この入力処理回路13はビデオスイッチ30、ビデオアンプ31、レジスタ32に、3ステートバスドライバ34(34a、34b)を設けてなる。
【0039】
図12の入力処理回路13は、図11の入力処理回路13からフリップフロップ回路33を省き、フィールド識別信号FLDを3ステートバスドライバ34bに直接入力し、フィールド単位で交番する交番信号をセレクト信号としてビデオスイッチ30のセレクト端子Sに入力できるようにしたものである。従って、レジスタ32にデータD0〜D7が入力されると、データD1により3ステートバスドライバ34a、34bが交互にON/OFF制御される。第1の3ステートバスドライバ34aにはレジスタ32からデータD0が入力されており、この第1の3ステートバスドライバ34aがONされると同データD0がセレクト信号としてビデオスイッチ30のセレクト端子Sに入力され、前記データD0に基づいてビデオスイッチ30では入力端子A、Bのどちらかが選択される(取込モード▲1▼か取込モード▲2▼が選択される)。一方、第2の3ステートバスドライバ34bにはフィールド識別信号FLDが入力されており、この第2の3ステートバスドライバ34bがONされるとフィールド識別信号FLDがセレクト信号としてビデオスイッチ30のセレクト端子Sに入力され、ビデオスイッチ30では入力端子A、Bがフィールド単位で交互に選択される(取込モード▲4▼が選択される)。
【0040】
(光ファイバ観察用画像処理装置における入力処理回路の実施形態3)
図13は前記図1の光ファイバ観察用画像処理装置27における入力処理回路13の第3の実施形態であり、第1のテレビカメラ1の画像と取り込む取込モード▲1▼と、第2のテレビカメラ1の画像を取り込む取込モード▲2▼、両テレビカメラ1の画像を画素単位で切替えてそれぞれを取り込む取込モード▲5▼とを切替えできるようにしたものである。この入力処理回路13はビデオスイッチ30、ビデオアンプ31、レジスタ32に、3ステートバスドライバ34(34a、34b)を設けてなる。
【0041】
この入力処理回路13は、図12の3ステートバスドライバ34bにフィールド識別信号FLDに代えてフレームメモリアクセスクロック信号FCLKを入力するようにしたものであり、この画素単位で交番する交番信号をセレクト信号としてビデオスイッチ30のセレクト端子Sに入力できるようにしたものである。この場合、データD1により3ステートバスドライバ34aがONされるとデータD0がセレクト信号としてビデオスイッチ30のセレクト端子Sに入力され、データD0に基づいてビデオスイッチ30では入力端子A、Bのどちらかが選択され(取込モード▲1▼か取込モード▲2▼が選択され)、データD1により第2の3ステートバスドライバ34bがONされるとフレームメモリアクセスクロック信号FCLKがセレクト信号としてビデオスイッチ30のセレクト端子Sに入力され、ビデオスイッチ30では入力端子A、Bが画素単位で交互に選択される(取込モード▲5▼が選択される)。
【0042】
(光ファイバ観察用画像処理装置における入力処理回路の実施形態4)
図14は前記図1の光ファイバ観察用画像処理装置27における入力処理回路13の第4の実施形態であり、第1のテレビカメラ1の画像を取り込む取込モード▲1▼と、第2のテレビカメラ1の画像を取り込む取込モード▲2▼、両テレビカメラ1の画像を任意走査ラインのところで上下に切り分けて複数画像を取り込む取込モード▲6▼とを切替えできるようにしたものである。この入力処理回路13はビデオスイッチ30、ビデオアンプ31、レジスタ32に、3ステートバスドライバ34(34a、34b)、カウンタ37、コンパレータ38、レジスタ39を設けてなる。カウンタ37とコンパレータ38、レジスタ39でフィールド分割切替回路35を構成する。
【0043】
図14のカウンタ37はクロック端子CLK に水平同期信号HSYNCが入力され、クリア端子CLR に垂直同期信号VSYNCが入力される。カウンタ37は水平同期信号HSYNCをカウントし、これをコンパレータ38に出力し、一方、垂直同期信号VSYNCが入力される度にカウンタをリセットする。
【0044】
図14のレジスタ39はレジスタ32と同様にデータD0〜D7が入力される。レジスタ39はこのうちのあるデータDi(切り分ける走査ラインを指定するデータ)をコンパレータ38へ出力する。
【0045】
図14のコンパレータ38はレジスタ39から入力される走査ラインの数とカウンタ37から入力される走査ラインの数とを比較し、カウンタ37の数がレジスタ39の数より大きくなると第2の3ステートバスドライバ34bにセレクト信号となる信号を出力する。従って、データDiにより第2の3ステートバスドライバ34bがONされてコンパレータ38から信号が入力されるとそれがセレクト信号としてビデオスイッチ30のセレクト端子Sに入力され、データDiで指定される所定の走査ラインのところでビデオスイッチ30の入力端子A、Bが切り替わるようになっている。即ち、データDiにより所定の走査ラインまでは第1(又は第2)のテレビカメラ1のビデオ信号がビデオスイッチ30で選択され、所定の走査ラインを超えると第2(又は第1)のテレビカメラ1のビデオ信号がビデオスイッチ30で選択される。
【0046】
(光ファイバ観察用画像処理装置における入力処理回路の実施形態5)
図15は前記図1の光ファイバ観察用画像処理装置27における入力処理回路13の第5の実施形態であり、第1のテレビカメラ1の画像を取り込む取込モード▲1▼と、第2のテレビカメラ1の画像を取り込む取込モード▲2▼、両テレビカメラ1の画像を走査ライン上の任意画素のところで左右に切り分けて複数画像を取り込む取込モード▲7▼とを切替えできるようにしたものである。この入力処理回路13では、カウンタ37のクロック端子CLKにフレームメモリアクセスクロック信号FCLKが入力され、クリア端子CLRに水平同期信号HSYNCが入力されるようにしてある。カウンタ37は走査ライン上の画素数をカウントし、これをコンパレータ38に出力し、一方、水平同期信号HSYNCが入力される度にカウンタをリセットする。この場合、カウンタ37とコンパレータ38、レジスタ39はライン分割切替回路36を構成する。
【0047】
図15のレジスタ39はレジスタ32と同様にデータ演算部15からデータD0〜D7が入力される。レジスタ39はこのうちのあるデータD j (走査ライン上の画素を指定するデータ)をコンパレータ38へ出力する。
【0048】
図15のコンパレータ38はレジスタ39から入力される走査ライン上の画素数とカウンタ37から入力される走査ライン上の画素番号とを比較し、カウンタ37の数がレジスタ39の数より大きくなると信号(セレクト信号)を3ステートバスドライバ34bに出力する。この3ステートバスドライバ34bに入力されるセレクト信号と3ステートバスドライバ34aに入力されるセレクト信号は、そのどちらかがレジスタ32のデータD1で選択されてビデオスイッチ30のセレクト端子Sに入力される。3ステートバスドライバ34aのセレクト信号が有効であるときは、データD0により2つのテレビカメラ1のどちらか一方が選択され、3ステートバスドライバ34bのセレクト信号が有効であるときは、あるデータD j により走査ライン上の所定の画素数までは第1(又は第2)のテレビカメラ1のビデオ信号がビデオスイッチ30で選択され、同走査ライン上で前記画素数を超えると第2(又は第1)のテレビカメラ1のビデオ信号がビデオスイッチ30で選択される。
【0049】
(光ファイバ観察用画像処理装置における入力処理回路の実施形態6)
図16は前記図1の光ファイバ観察用画像処理装置27における入力処理回路13の第6の実施形態であり、第1のテレビカメラ1の画像を取り込む取込モード▲1▼と、第2のテレビカメラ1の画像を取り込む取込モード▲2▼、両テレビカメラ1の画像をフィールド単位で交互に取り込む取込モード▲4▼と、両テレビカメラ1の画像を任意の走査ラインのところで上下に切り分けて複数画像撮影する取込モード▲6▼とを切替えできるようにしたものである。この入力処理回路13は図12の入力処理回路と図14の入力処理回路の組み合わせたものである。
【0050】
図16の入力処理回路13では取込モード▲1▼及び取込モード▲2▼を選択するモードと、取込モード▲4▼を選択するモードと、取込モード▲6▼を選択するモードとを切替えできるように3つの3ステートバスドライバ34(34a、34b、34c )を設け、さらにデータD1、D2をデコードするためのデコーダ40を設けてある。デコーダ40はデータD1、D2に基づいて3ステートバスドライバ34a、34b、34cのうちの一つを選択する。3ステートバスドライバ34aが選択されると、データD0により2つのテレビカメラ1のうちのどちらか一方を選択でき、3ステートバスドライバ34bが選択されると両テレビカメラ1のフィールド単位の交互撮影となり、3ステートバスドライバ34cが選択されると両テレビカメラ1のフィールド分割撮影となる。
【0051】
本発明の入力処理回路では図16に示す組み合わせ例の他にも様々な組み合わせが可能であり、例えば、図11〜図15までをすべて組み合わせるものなども可能である。
【0052】
前記ビデオアンプ31はビデオスイッチ30の出力がA/D変換器に入力するのに十分なレベルが得られているときには省略することができる。
【0053】
【発明の効果】
本発明の光ファイバ観察用画像処理装置によれば次のような効果がある。
1.2台以上のテレビカメラを用いて多方向から光ファイバを撮影できるため、高精度の画像処理を行うことができ、位置決め精度が高い。
2.画像取込手段に複数の異なる取込モードを用意してそれらを切替えて画像処理することができるため、例えば、解像度が高い取込モードと解像度は低くても高速処理が可能なデータ取込モードとを適切に切替えて画像処理を行うことにより、融着接続のプロセス全体の処理速度を高めることができる。
3.複数の異なる取込モードを切替え可能であるため、画像取り込みのための回路が1系統しかなくても所定の画像処理性能を達成することが可能となり、画像処理装置のコスト低減と小型化が可能となる。
4.フレーム単位でテレビカメラを切替える取込モードと、フィールド単位でテレビカメラを切替える取込モード、画素単位でテレビカメラを切替える取込モードの複数の取込モードを有し、それらを切替え可能であるため、複数の処理ステップがある光ファイバの融着接続においても適切な取込モード選択により高速且つ高精度の作業が可能となる。
【0054】
本発明の光ファイバ観察用画像処理装置によればさらに次のような効果もある。
1.フリップフロップ回路により発生したフレーム単位で交番する第2のセレクト信号をセレクト信号切替回路により切り替えてビデオスイッチに入力可能とし、ビデオスイッチの入力をフレーム単位で切替えて出力できるようにしたため、本入力処理回路を用いることにより複数のテレビカメラの画像をフレーム単位で交番しながら取り込むことが可能となる。
【0055】
2.フィールド識別信号によりフィールド単位で交番する第3のセレクト信号をセレクト信号切替回路により切り替えてビデオスイッチに入力可能とし、ビデオスイッチの入力をフィールド単位で切替えて出力できるようにしたため、本入力処理回路を用いることにより複数のテレビカメラの画像をフィールド単位で交番しながら取り込むことが可能となる。
【0056】
3.フレームメモリアクセスクロック信号により画素単位で交番する第4のセレクト信号をセレクト信号切替回路により切り替えてビデオスイッチに入力可能とし、ビデオスイッチの入力を画素単位で切替えて出力できるようにしたため、本入力処理回路を用いることにより複数のテレビカメラの画像を画素単位で交番しながら取り込むことが可能となる。
【0057】
4.水平同期信号及び垂直同期信号とレジスタに入力されるデータ信号に基づいて任意の走査ライン走査時点で交番する第5のセレクト信号を発生し、これをセレクト信号切替回路により切り替えてビデオスイッチに入力可能とし、ビデオスイッチの入力を所望走査ラインのところで切替えて出力できるようにしたため、本入力処理回路を用いることにより複数のテレビカメラの画像をつのフィールドに分割多重して取り込むことができる。
【0058】
5.フレームメモリアクセスクロック信号及び水平同期信号とレジスタに入力されるデータ信号に基づいて走査ライン上の任意の画素走査時点で交番する第6のセレクト信号を発生し、これをセレクト信号切替回路により切り替えてビデオスイッチに入力可能とし、ビデオスイッチの入力を所望画素のところで切替えて出力できるようにしたため、本入力処理回路を用いることにより複数のテレビカメラの画像をつのフィールドに分割多重して取り込むことができる。
【0059】
6.前記1〜5に記載の入力処理回路を組み合わせることにより2以上の取込モードを設定し、それらを切替えながら画像の取り込みが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ファイバ観察用画像処理装置を用いた光ファイバ融着接続装置の全体を示した概略図。
【図2】図の光ファイバ融着接続部を拡大して示した概略図。
【図3】図の光ファイバ融着接続装置の動作例であり、各ステップでのファイバの様子を示したもの。
【図4】図の光ファイバ融着接続装置の動作例であり、各ステップでの取込モードを示したもの。
【図5】(a)〜(c)はデータメモリのアクセス方法の異なる例を示した説明図。
【図6】画像取込手段における取込モード▲3▼の説明図。
【図7】画像取込手段における取込モード▲4▼の説明図。
【図8】画像取込手段における取込モード▲5▼の説明図。
【図9】画像取込手段における取込モード▲6▼の説明図。
【図10】画像取込手段における取込モード▲7▼の説明図。
【図11】本発明の光ファイバ観察用画像処理装置における入力処理回路の第1例を示した回路図であり、フレーム単位でテレビカメラを切替えて画像の取り込みをできるようにしたもの。
【図12】本発明の光ファイバ観察用画像処理装置における入力処理回路の第2例を示した回路図であり、フィールド単位でテレビカメラを切替えて画像の取り込みをできるようにしたもの。
【図13】本発明の光ファイバ観察用画像処理装置における入力処理回路の第3例を示した回路図であり、画素単位でテレビカメラを切替えて画像の取り込みができるようにしたもの。
【図14】本発明の光ファイバ観察用画像処理装置における入力処理回路の第4例を示した回路図であり、テレビカメラの画像を任意の走査ライン単位で切り分けて取り込みできるようにしたもの。
【図15】本発明の光ファイバ観察用画像処理装置における入力処理回路の第5例を示した回路図であり、テレビカメラの画像を走査ライン上の任意画素のところで切り分けて取り込みできるようにしたもの。
【図16】本発明の光ファイバ観察用画像処理装置における入力処理回路の第6例を示した回路図であり、フィールド単位の取り込みと走査ラインを切り分けた取り込みをできるようにしたもの。
【図17】従来の光ファイバ融着接続装置の一例を示した概略図。
【図18】(a)は台のカメラで2方向から撮影する場合の説明図、(b)は2台のカメラで撮影する場合の説明図。
【図19】(a)はカメラ毎に画像取り込み系を設けた画像処理装置の概略図、(b)は2つの画像取り込み系で2台のカメラからの画像を取り込む画像処理装置の概略図。
【符号の説明】
1 テレビカメラ
2 光ファイバ
3 光ファイバ
30 ビデオスイッチ
32 レジスタ
33 フリップフロップ回路
34 セレクト信号切替回路
35 フィールド分割切替回路
36 ライン分割切替回路
Claims (7)
- テレビカメラ(1)で撮影された光ファイバ(2、3)の画像データを取り込んで画像処理することにより、当該光ファイバ(2、3)の光軸や端面の位置合わせを自動制御可能とする光ファイバ観察用画像処理装置であって、入力処理回路(13)により2以上のテレビカメラ(1)から画像データを取り込み可能であり、且つ各テレビカメラ(1)から夫々所望の画像データだけを取り込んで画像処理することが可能な画像取込手段を備え、前記入力処理回路(13)を備えた画像取込手段は、各テレビカメラ(1)からフレーム単位で画像データを取り込み可能であり、且つフレーム単位で順次テレビカメラ(1)を切替えて各テレビカメラ(1)からの画像データを取り込み可能とする取込モード、各テレビカメラ(1)からフィールド単位で画像データを取り込み可能であり、且つフィールド単位で順次テレビカメラ(1)を切替えて各テレビカメラ(1)からの画像データを取り込み可能とする取込モード、各テレビカメラ(1)から画素単位で画像データを取り込み可能であり、且つ画素単位で順次テレビカメラ(1)を切替えて各テレビカメラ(1)からの画像データを取り込み可能とする取込モード、のうち何れか2以上を持つことを特徴とする光ファイバ観察用画像処理装置。
- 請求項1記載の光ファイバ観察用画像処理装置において、入力処理回路(13)は、2以上のテレビカメラ(1)からビデオ信号を入力してその中の所望のビデオ信号を切替出力可能なビデオスイッチ(30)と、外部から入力されるデータ信号に基づいてセレクト信号を発生し、同セレクト信号により前記ビデオスイッチ(30)の切替えを制御するレジスタ(32)とを備えた入力処理回路において、外部から入力されるフィールド識別信号を利用してフレーム単位で交番する第2のセレクト信号を発生するフリップフロップ回路(33)と、前記レジスタ(32)に入力される外部からのデータ信号で制御されて、レジスタ(32)で発生されるセレクト信号と、フリップフロップ回路(33)で発生される第2のセレクト信号とを切替えてビデオスイッチ(30)に入力するセレクト信号切替回路(34)を備えたことを特徴とする光ファイバ観察用画像処理装置。
- 請求項1記載の光ファイバ観察用画像処理装置において、入力処理回路(13)は、2以上のテレビカメラ(1)からビデオ信号を入力してその中の所望のビデオ信号を切替出力可能なビデオスイッチ(30)と、外部から入力されるデータ信号に基づいてセレクト信号を発生し、同セレクト信号により前記ビデオスイッチ(30)の切替えを制御するレジスタ(32)とを備えた入力処理回路において、前記レジスタ(32)に入力される外部からのデータ信号で制御されて、レジスタ(32)で発生されるセレクト信号と、フィールド識別信号によりフィールド単位で交番する第3のセレクト信号とを切替えてビデオスイッチ(30)に入力するセレクト信号切替回路(34)を備えたことを特徴とする光ファイバ観察用画像処理装置。
- 請求項1記載の光ファイバ観察用画像処理装置において、入力処理回路(13)は、2以上のテレビカメラ(1)からビデオ信号を入力してその中の所望のビデオ信号を切替出力可能なビデオスイッチ(30)と、外部から入力されるデータ信号に基づいてセレクト信号を発生し、同セレクト信号により前記ビデオスイッチ(30)でのビデオ切替えを制御するレジスタ(32)とを備えた入力処理回路において、前記レジスタ(32)に入力される外部のデータ信号で制御されて、レジスタ(32)で発生されるセレクト信号と、フレームメモリアクセスクロック信号により画素単位で交番する第4のセレクト信号とを切替えてビデオスイッチ(30)に入力するセレクト信号切替回路(34)を備えたことを特徴とする光ファイバ観察用画像処理装置。
- 請求項1記載の光ファイバ観察用画像処理装置において、入力処理回路(13)は、2以上のテレビカメラ(1)からビデオ信号を入力してその中の所望のビデオ信号を切替出力可能なビデオスイッチ(30)と、外部から入力されるデータ信号に基づいてセレクト信号を発生し、同セレクト信号により前記ビデオスイッチ(30)でのビデオ切替えを制御するレジスタ(32)とを備えた入力処理回路において、外部から入力される水平同期信号及び垂直同期信号とレジスタ(32)に入力されるデータ信号に基づいて任意の走査ライン走査時点で交番する第5のセレクト信号を発生可能なフィールド分割切替回路(35)と、前記レジスタ(32)に入力される外部からのデータ信号で制御されて、レジスタ(32)で発生されるセレクト信号と、フィールド分割切替回路(35)で発生される第5のセレクト信号とを切替えてビデオスイッチ(30)に入力するセレクト信号切替回路(34)を備えたことを特徴とする光ファイバ観察用画像処理装置。
- 請求項1記載の光ファイバ観察用画像処理装置において、入力処理回路(13)は、2以上のテレビカメラ(1)からビデオ信号を入力してその中の所望のビデオ信号を切替出力可能なビデオスイッチ(30)と、外部から入力されるデータ信号に基づいてセレクト信号を発生し、同セレクト信号により前記ビデオスイッチ(30)でのビデオ切替えを制御するレジスタ(32)とを備えた入力処理回路において、外部から入力されるフレームメモリアクセスクロック信号及び水平同期信号とレジスタ(32)に入力されるデータ信号に基づいて走査ライン上の任意の画素走査時点で交番する第6のセレクト信号を発生可能なライン分割切替回路(36)と、前記レジスタ(32)に入力されるデータ信号で制御されてレジスタ(32)で発生されるセレクト信号と、ライン分割切替回路(36)で発生される第6のセレクト信号とを切替えてビデオスイッチ(30)に入力するセレクト信号切替回路(34)を備えたことを特徴とする光ファイバ観察用画像処理装置。
- 請求項1記載の光ファイバ観察用画像処理装置において、入力処理回路(13)が次の(a)〜(e)の入力処理回路(13)の異なるものを2以上組み合わせたものであることを特徴とする光ファイバ観察用画像処理装置。
(a)2以上のテレビカメラ(1)からビデオ信号を入力してその中の所望のビデオ信号を切替出力可能なビデオスイッチ(30)と、外部から入力されるデータ信号に基づいてセレクト信号を発生し、同セレクト信号により前記ビデオスイッチ(30)の切替えを制御するレジスタ(32)とを備えた入力処理回路において、外部から入力されるフィールド識別信号を利用してフレーム単位で交番する第2のセレクト信号を発生するフリップフロップ回路(33)と、前記レジスタ(32)に入力される外部からのデータ信号で制御されて、レジスタ(32)で発生されるセレクト信号と、フリップフロップ回路(33)で発生される第2のセレクト信号とを切替えてビデオスイッチ(30)に入力するセレクト信号切替回路(34)を備えた入力処理回路。
(b)2以上のテレビカメラ(1)からビデオ信号を入力してその中の所望のビデオ信号を切替出力可能なビデオスイッチ(30)と、外部から入力されるデータ信号に基づいてセレクト信号を発生し、同セレクト信号により前記ビデオスイッチ(30)の切替えを制御するレジスタ(32)とを備えた入力処理回路において、前記レジスタ(32)に入力される外部からのデータ信号で制御されて、レジスタ(32)で発生されるセレクト信号と、フィールド識別信号によりフィールド単位で交番する第3のセレクト信号とを切り替えてビデオスイッチ(30)に入力するセレクト信号切替回路(34)を備えた入力処理回路。
(c)2以上のテレビカメラ(1)からビデオ信号を入力してその中の所望のビデオ信号を切替出力可能なビデオスイッチ(30)と、外部から入力されるデータ信号に基づいてセレクト信号を発生し、同セレクト信号により前記ビデオスイッチ(30)でのビデオ切替えを制御するレジスタ(32)とを備えた入力処理回路において、前記レジスタ(32)に入力される外部のデータ信号で制御されて、レジスタ(32)で発生されるセレクト信号と、フレームメモリアクセスクロック信号により画素単位で交番する第4のセレクト信号とを切り替えてビデオスイッチ(30)に入力するセレクト信号切替回路(34)を備えた入力処理回路。
(d)2以上のテレビカメラ(1)からビデオ信号を入力してその中の所望のビデオ信号を切替出力可能なビデオスイッチ(30)と、外部から入力されるデータ信号に基づいてセレクト信号を発生し、同セレクト信号により前記ビデオスイッチ(30)でのビデオ切替えを制御するレジスタ(32)とを備えた入力処理回路において、外部から入力される水平同期信号及び垂直同期信号とレジスタ(32)に入力されるデータ信号に基づいて任意の走査ライン走査時点で交番する第5のセレクト信号を発生可能なフィールド分割切替回路(35)と、前記レジスタ(32)に入力される外部からのデータ信号で制御されて、レジスタ(32)で発生されるセレクト信号と、フィールド分割切替回路(35)で発生される第5のセレクト信号とを切替えてビデオスイッチ(30)に入力するセレクト信号切替回路(34)を備えた入力処理回路。
(e)2以上のテレビカメラ(1)からビデオ信号を入力してその中の所望のビデオ信号を切替出力可能なビデオスイッチ(30)と、外部から入力されるデータ信号に基づいてセレクト信号を発生し、同セレクト信号により前記ビデオスイッチ(30)でのビデオ切替えを制御するレジスタ(32)とを備えた入力処理回路において、外部から入力されるフレームメモリアクセスクロック信号及び水平同期信号とレジスタ(32)に入力されるデータ信号に基づいて走査ライン上の任意の画素走査時点で交番する第6のセレクト信号を発生可能なライン分割切替回路(36)と、前記レジスタ(32)に入力されるデータ信号で制御されてレジスタ(32)で発生されるセレクト信号と、ライン分割切替回路(36)で発生される第6のセレクト信号とを切替えてビデオスイッチ(30)に入力するセレクト信号切替回路(34)を備えた入力処理回路。
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