JP2012099887A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画角も中心もことなる二つの種類の画像を同時撮影可能な撮像装置で、撮影を行う場合、2つフレーミングを撮影者が同時に行うことは実質不可能である。
【解決手段】 広角の画角は撮像装置の光軸中心を中心としたフレーミングで撮影し、望遠画角の撮影の中心は、予め設定したフレーミング内に入った被写体を認識し、次以降の撮影にも反映する。撮像装置の光学中心を大きく変更する場合は、加速度センサの出力も併用し予測演算に加算する。
【選択図】 図1(a)

Description

本発明は、撮像装置に関し、特に2種類の画像を同時に取得できる撮像装置に関するものである。
従来からも動画と静止画を撮影できるカメラが数多く開発されている。これらのカメラは、複数の撮像素子を持った物や、動画像撮影と、静止画撮影とを切り替えて記録する物などが提案されている。
従来、一連の動画撮影を行い、撮影中に切り出しタイミングを指定したり、撮影後に切り出しタイミングを指定したりすることで、指定した部分の静止画を切り出すタイプの静止画、動画同時撮影カメラが提案されている。このシステムであれば動画撮影と静止画撮影が同時におこなえる。しかし、このタイプのカメラでは、一度記録された静止画を切り出す元の動画の画像解像度が荒いために、本来必要とされている静止画の画質にはほど遠かった。
さらには、スポーツ撮影等をする際、選手などの被写体の動きを撮影する動画撮影では被写体の動きを表現するために広角での撮影を行う必要がある。一方、一瞬を切り取って撮影する静止画撮影では、選手をズームアップし高解像度で視線や表情を表現するために望遠で撮影を行う必要がある。このように静止画画像は、動画の画角と異なることが多い。とくに望遠画角の静止画ともすると、先の画像から更にトリミングなどの処理をおこなわねばならず実用に耐えうるものではなかった。
例えば、特許文献1では、動画撮影中に静止画を撮影する場合は、動画撮影の画角を記憶しておき、動画撮影を一旦終了する。その後、画角のことなる静止画撮影を行う。静止画撮影が終了すると、記憶されていた元の動画の画角に戻り、動画撮影を再開できるような装置が開示されている。しかし、そういったシステムでは、動画と静止画の同時撮影は行えない。
そこで、本出願人から提案の特許文献2では、動画撮影は、撮像素子の広域の画素範囲を間引いて読み出し、静止画撮影領域は、撮像素子の部分領域を広分解で読み出す撮像装置を開示している。この発明で開示した撮像装置であれば、広角の画角の動画と、望遠画角で高解像度の静止画を同時に撮影でき、動画撮影中も画像がとぎれること無く撮影できる。
特許04337757号明細書
しかしながら、上述の特許文献2に開示された従来技術では、広角の画角が固定であれば撮影者は、望遠画角のフレーミングのみに集中できるが、実際の撮影では、広角の画角の撮影であってもフレーミングを変更せねばならないことがおおい。例えば広角の画角が動画撮影であり、望遠の画角が静止画撮影であると、その中心の動きは全くことなるものとなる。この二つを同時に操作することは実質不可能であった。
上記目的を達成するために、
1つの撮像素子内の、
第一の撮影と第二の撮影とで、異なる画素範囲を読み出す撮影モードを持ち
前記第一の撮影と前記第二の撮影に必要な範囲のみを読み出す同時読み出し可能な撮像装置において、
第一の撮影に必要なフレーミングは、撮像装置の光学撮影中心に追随し
第二の撮影に必要なフレーミングは、画像処理による演算によって追随する。
前記請求項1の撮像装置において
前記画像処理による演算は、被写体認識である撮像装置。
前記請求項1の撮像装置において
前記画像処理による演算は、顔認識である撮像装置。
前記請求項1〜3の撮像装置において
前記第二の撮影の2回以上の画像取り込みにおいて、
2回目以降の前記フレーム位置が変更となった場合、
被写体の動きベクトルを演算し、
次のフレーム位置を予測する撮像装置。
前記請求項1〜4の撮像装置において
方向情報入力手段をもち
連続撮影中に、前記方向情報入力手段に入力があった場合
次以降の取り込み画像に対し、演算結果に補正を加える
撮像装置。
前記請求項1〜5の撮像装置において
倍率変更入力手段をもち
連続撮影中に、前記倍率変更入力手段に入力があった場合
次以降の取り込み画像の取り込み範囲を変更可能な
撮像装置。
前記請求項1〜6の撮像装置において
撮像装置の光軸の姿勢角の変化を監視する変位認識手段をもち
前記変位認識手段は、姿勢角の変化を演算する変位補正値を出力し、
前記演算結果と、前記変位補正値より、
次以降の取り込み画像の取り込み範囲を変更可能な
撮像装置。
前記請求項1〜7の発明において前記第二の撮影の前記演算結果が、撮像装置の撮影範囲外になった時は、
撮像装置の撮影範囲内に納めるよう制限する。
前記請求項1〜8の撮像装置において
前記第一の撮影は、動画撮影であり、
前記第二の撮影は、静止画撮影である
撮像装置。
前記請求項1〜9の撮像装置において
静止画撮影開始手段をもち
前記の動画撮影中、
前記の静止画撮影の開始と中止をリアルタイムで設定できる
撮像装置。
前記請求項1〜10の撮像装置において
モニタ表示手段を持ち
前記の第一の撮影の様子と第二の撮影の様子をリアルタイムにモニタできる
撮像装置。
本発明によれば広角の画像のフレーミングとは別に、予め決めておいた画角および中心位置から、望遠の画角のフレーミングは撮像装置まかせで、撮影可能となり撮影者は主に広角画角の撮影に集中していれば、望遠画角の撮影は、確認する程度ですませることができる。さらに、撮像装置の演算結果によるフレーミングが、撮影者の意図したものとはことなり始めたとしても、撮影者はすぐにそれを確認でき、直ちに補正できる。
本撮像装置を使えば、同時に2つの画角の中心のことなる画像を容易に取得するようにすることができる。
本実施例の第一実施形態における撮像装置におけるフレーミングを示した撮影例の図である。 本実施例の第一実施形態における撮像装置におけるフレーミングを示した撮影例の図である。 本実施例の第一実施形態における撮像装置におけるフレーミングを示した撮影例の図である。 本実施例の第一実施形態における撮像装置におけるフレーミングを示した撮影例の図である。 本実施例の第一実施形態における撮像装置におけるシステム図である。 本実施例の第一実施形態における撮像装置におけるフレーミングを示した撮影例の図である。 本実施例の第一実施形態における撮像装置におけるフレーミングを示した撮影例の図である。 本実施例の第一実施形態における撮像装置におけるフレーミングを示した撮影例の図である。 本発明の第一実施形態における、デジタルカメラにおける固体撮像装置の配置と読み出し画素を示した図である。 本発明の第一実施形態における、デジタルカメラにおける固体撮像装置の配置と読み出し画素を示した図である。 本発明の第一実施形態における、デジタルカメラにおける固体撮像装置の配置と読み出し画素を示した図である。 本発明の第一実施形態における、デジタルカメラにおける固体撮像装置の配置と読み出し画素を示した図である。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態にかかわる撮影画像の作図例を示した図である。
[実施例1]
以下、図を参照して、本発明の第1の実施例による、撮像装置であるデジタルカメラについて説明する。
図1(a)は、スキー大会など撮影の様に、主被写体に動きが有る場合の撮影の様子を示している。
動画撮影に必要な映像としては、選手であるところの主被写体がobject1の位置からobject2の位置、object3の位置へ移動する動きを捉えたい。大会会場での選手の動きを捉えたいため、動画撮影ではフレーミングはあまり変えず被写体の動きがわかる撮影の方が、動画像を視聴する視聴者にとって観やすい映像となる。そのため、実施例1では、Mframe1が固定して撮影する説明とする。
一方、静止画撮影は、動画とは画角も、フレーミングも異なった画像が必要となる。静止画撮影では、選手であるところの主被写体がobject1の位置にある時は、object1を中心にズームアップし、さらに高精細な画像で捉えたい。object2の位置にある時は、object2を中心にズームアップし、高精細な画像で捉えたい。object3の位置にある時は、object3を中心にズームアップし、高精細な画像で捉えたい。このように撮影すると、フレーミング枠が次々と変化することになる。このように実施例1では、静止画のフレーミングが変化する。
次に、図2を用いて第一の実施例のシステム構成を説明する。
101はデジタルカメラ全般を制御する制御CPU,102はレリーズスイッチ、103は動画撮影開始スイッチ。104は十字キーや、回転ダイヤルなどによって実現される方向指示スイッチ。105は倍率変更スイッチ。106はその他の各種スイッチ。
110はレンズ、112はタイミングジェネレータ等で構成される撮像ドライバーで、固体撮像素子113や撮像信号処理回路114に各種タイミング信号を出力する。113は固体撮像素子。114は固体撮像素子113より出力される画像信号に各種の補正、A/D変換、画像データに各種の補正を行う撮像信号処理回路。115は画像データを一時的に記憶したり、制御CPU101の演算結果を一時的に記憶したりするためのメモリ部。116は、撮影画像の確認や、メニュー画面などを表示するTFT等のモニター装置。
117は、画像データの記録または読み出しを行うための半導体メモリやHDD等の記録媒体。
さて、撮影の手順についてさらに図1を使って説明する。
object1の位置に選手であるところの主被写体がある時の本撮像装置の撮影の様子を図1(b)に示す。Mframe1は動画撮影の撮影枠。pframe1wが静止画撮影の撮影枠である。もし、撮影者が静止画の撮影枠をよりズームしたい場合は、倍率変更スイッチ105を操作する。図1(c)は静止画を大きくズームした場合の動画撮影枠Mframe1と、静止画撮影枠pframe1zである。
さらに撮影者が、静止画の撮影枠を、pframe1zよりは大きくしたいと判断した場合は、倍率変更スイッチ105を操作して、ややパーンした撮影範囲としていできる。図1(d)は、そのときの、動画撮影策Mframe1と、静止画撮影枠pframe1である。
もし、撮影者が、静止画の画角を図1(d)の状態で良いと判断すれば、その画角での撮影を開始する。なお、この説明では、選手であるところの主被写体が撮影枠内に存在している場合で説明したが、選手であるところの主被写体が無い状態でこの設定を行うことも考えられるので捕捉する。
図3は実際に撮影が始まった場合のオートフォーカスの被写体認識の様子である。
図1(d)の位置に主被写体である選手object1があいると、本カメラの制御CPU101は主被写体を認識する。その様子は図3(a)であり、捉えられた主被写体は枠AFframe1として捕捉される。モニタ表示装置116には図3(a)のMframe1内の様子が表示され、制御CPUが主被写体を捉えていることが撮影者にモニタされる。
次に、図1(a)でobject1にあった主被写体が、object2に移動したときの本カメラの動作を説明する。
制御CPUは、図3(a)で捉えた主被写体が、object2の位置に移動したことを演算し、捕捉する。その様子が図3(b)であり、捉えられた主被写体は、AFframe2として捕捉される。モニタ表示装置116には図3(b)のMframe1内の様子が表示され、制御CPUが主被写体を捉えていることが撮影者にモニタされる。
ついで、object2、object3の位置に選手であるところの主被写体が移動した時の本撮像装置の撮影の様子の移り変わりを図3(c)に示す。
今回の説明では、動画撮影範囲は変更しないので、Mframe1の動画撮影の撮影枠には変更がない。静止画撮影の撮影枠が、object1の撮影時は、pframe1、object2の撮影時は、pframe2、object3の撮影時は、pframe3と、時刻が進むことによって変化している。
このときのの撮像素子113の動作を説明するのが図4である。
図4(a)は、本実施形態のデジタルカメラに用いられるCMOSイメージセンサなどの固体撮像素子113の画素の構成を示した例である。電気的な動作は特許文献2の図2に詳しく説明されているので省略し、その動作について説明する。
なお、本説明では、説明の簡単化のために画素を少ない例で説明するが、実用ではさらに高解像度の固体撮像素子が扱われることが考えられる。
さらに、実際の固体撮像素子113の画素配列は、R(赤)、G(緑)、B(青)の各画素が周期的に並んだベイヤ配列にて構成されているが、これも説明の簡単化の為ベイヤ配列の4画素を1画素として扱い、色フィルタなどの概念を省くこととする。
図4(a)の固体撮像素子の全画素は、水平64画素、垂直36画素に配置されている。
これら全部の画素を読み出した場合の広角の画角とする。
図4(b)は、この固体撮像素子を「間引き読み出し」する場合の動作例である。この固体撮像素子の広角の画角において、全画素を読み出すと、読み出しに時間もかかる。撮影したデータに必要とされる解像度が、全画素を読み出した場合より低い場合は、間引き読み出しをすればよい。そこで、黒く塗りつぶした正方形部分の画素のみを読み出す間引き読み出しを行う。ここでは、水平方向垂直方向とも4画素について3画素を読み飛ばしているので1/4の間引き率となっている。
この読み出し方法は、撮像ドライバー112によって、間引き読み出しのタイミングを作り、固体撮像素子の任意の画素のみを読み出す。画像データは、水平方向、垂直方向とも1/4であるので、総読み出し量はその二乗の1/16となり、読み出し時間も1/16となる。
Mframe1は、この部分を読み出しており、固体撮像素子全体を読み出すよりも高速に読み出しを完了させている。
図4(c)は、図1あるいは図3(a)のPfame1の部分の撮影のため、本固体撮像素子を「部分詳細読み出し」する場合の動作例である。本発明では、広角画角の撮影時は、画像データの必要部分のみの画像情報を読み出すように撮像ドライバー112を駆動することで部分読み出しを行う。
図2(c)では、総画素の水平方向に22、垂直方向に9の位置から読み出しを開始する例で示している。この座標を(22,9)とする。そこから読み出す情報量は、水平方向では24個分である(45,9)まで読み出した後は改行し(22,10)から読み出しを再開している。以降、水平読み出しは、毎行22列目から45列目まで読み出してから改行を行い最終行である24行目まで読み出しを繰り返している。最後の画素は(45,24)となる。
これら3つの種類の読み出し方法による撮影を実際の撮影の例で示したのが図3である。図3(a)は本発明のデジタルカメラのレンズ110を通して、固体撮像素子113全体に投影されている画像データである。図3(b)は、図2(b)で示した広角の画角と、図2(c)を使って示した望遠の画角を示している。広角の画角がFrameAであり、望遠の画角がFrameBである。
object1の位置に選手であるところの主被写体がある時の固体撮像素子113における読み出し範囲を示した図が図4(c)である。動画撮影枠であるMframe1は、全画素範囲となっており、64×36ピクセルの範囲が割り当てられている。静止画撮影枠であるpframe1は、(22,9)−(45,24)となっている。動画撮影枠内であるMram1内は、1/4間引き読み出しとなっており図中の黒く塗りつぶした正方形部分のみ読み出す事になる。よって、動画撮影の読み出しピクセル数は16×9=144ピクセルとなる。静止画撮影枠であるpframe1内は、全画素読み出しとなっており、24×16=384ピクセルと、動画よりも多い画素数を使用して撮影されている。
object2の位置に選手であるところの主被写体がある時の固体撮像素子113における読み出し範囲を示した図が図4(d)である。動画撮影枠であるMframe1は、全フレームと変わらず全画素範囲の1/4間引き読み出しとなっており16×9=144ピクセルを読み出していることは変わらない。静止画撮影枠であるpframe2は、図3(b)でしめしたAFframe2を中心とした位置へ移動するため、pframe1(22,9)−(45,24)に対し、水平方向で15、垂直方向に4移動した(37,13)−(60,28)となっている。
この様にして、動画と静止画のシームレスな撮影を示すことができた。
また、これらの撮影中に、レリーズスイッチ102か動画撮影開始スイッチ103がONからOFFに変わればどちらかの撮影のみを中止することも可能である。たとえば、f3までに水平方向の移動を指定するH4、垂直方向の移動を指示するV4が方向指示スイッチより入力され、pframe4に相当する位置が確定していたとしても。動画撮影取得作業中のM4の時間が終了するまでに、レリーズスイッチ102がOFFにされると次の静止画撮影を中止することができる。静止画画像の読み出し作業P4は中止され、静止画撮影は行われない。そのためf4の時間までに動画撮影は完了しているので、動画撮影は継続されobject4の位置の被写体までを捉えた動画撮影は行われるが、静止画撮影の画像は無いこととなる。
以上の様に図6の撮影方法で取得できた静止画画像はobject1の位置の静止画が図4(d)−1、動画像は、図4(e)−1。object2の位置の静止画が図4(d)−2、動画像は、図4(e)−2。object3の位置の静止画が図4(d)−3動画像は、図4(e)−3。object4の位置の静止画像は無く動画像は図4(e)−4。となる。
ここでは、静止画を中止したが、動画のみを中止したり、両方を中止したあとに静止画のみを撮影したりすることも可能である。
本発明の様に、高精細な固体撮像素子113を使った動画と静止画の同時撮影の場合、全ての画素を読み出すと動画の規格に入ることができずシームレスな撮影ができないおそれがあったが、動画に必要な情報量に最適化させた間引き率で、広い範囲の画素を読み出し、静止画に必要とされる情報量にあわせた高精細な読み出しを行うことでどちらの撮影も必要画素数を取得しつつシームレスに撮影できることが可能となった。
[実施例2]
以下、図等を参照して、本発明の第2の実施例による、撮像装置について説明する。
システム構成としては実施例1の図1の構成と同じである。
実施例1での図3(d)の画像では、画角が狭く、やや広角に設定しようとした場合の動作を説明する。
本撮像装置であるデジタルカメラのモニタ装置116には、図3(b)のような画面が表示されている。撮影者がこの倍率を変更しようとする時は、倍率変更手段であるところの倍率変更スイッチ105を操作する。例えば図3(d)よりも1.5倍程広角側に広げたい場合、倍率変更スイッチ105によって望遠側に1.5倍広げることを選択する。
この操作がされた時の画像情報の範囲を示した物が図3(f)である。1.5倍となった範囲の位置指定については、全体制御CPU101内のプログラム方法によって異なる形態となる。例えば、撮影枠の位置を左上位置基準で考えた場合(5,21)の座標基準で1.5倍の範囲を取得したいが、(5,21)基準で1.5倍の範囲であるとFrameB‘のように右下側の座標は(40,44)となってしまい、本実施例の固体撮像素子の画素範囲外となってしまう。そこで、全体制御CPU101の制御プログラムにより自動的に位置補正が行われ(5,13)−(40,44)の範囲のFrameB“が指定される。
もしこのとき、撮影者の意図した構図とならなかった場合は、第二の撮影範囲の位置を変更することが可能である。この場合、位置設定手段であるところの方向指示スイッチ104により、枠位置の変更を行う。
もし3画素分上方向に移動したい場合、撮影者は方向指示スイッチ104により3個上方向であることを指定する。
それによって得られた枠は、(5,10)−(36,44)の範囲のFrameCとなる。
撮影された第二の画像は、固体撮像素子113のFrameC内の画素で取り込まれた画像データとなり、図3(g)の画像データとなる。
このとき、1.5倍間引きを行って読み取れば、画像データは実施例1の図3(d)と同等の画像情報量となる。
なお、構図確認や、画角確認として、本実施例では、モニタ装置116を用いて説明したが、光学ファインダー上等に第一の撮影範囲を表示し、望遠画角の画像は、スーパーインポーズ表示して撮影者に示してもよい。
次に第一の撮影である広角の画角の撮影枠であるFrameAも変更する場合を説明する。撮影者は、その他各種スイッチ106を操作し、サイズ変更や移動する枠をFrameBからFrameAへと変更する。その後、サイズを変更するために倍率変更スイッチ105を操作し、位置を変更するために方向指示スイッチ104を操作する。そのようにして指定された範囲が図3(h)のFrameDである。
この状態で、撮影するとFrameBで撮影された画像は図3(g)であり、FrameDで撮影された画像は図3(i)である。ここでは、2つの画像が同じ画像情報量となるように、FrameB、FrameD枠内とも同じ間引き率での例で示したが、その他各種スイッチ106各々別の間引き率に設定することも可能である。
[実施例3]
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
101 制御CPU
102 レリーズスイッチ
103 動画撮影開始スイッチ
104 方向指示スイッチ
105 倍率変更スイッチ
106 その他の各種スイッチ
110 レンズ
112 撮像ドライバー
113 固体撮像素子
114 撮像信号処理回路
115 メモリ部
116 モニター装置。
117 記録媒体。
FrameA 第一の撮影時のフレーム
FrameB 第二の撮影時のフレーム
FrameB‘ 第二の撮影時のフレーム
FrameB“ 第二の撮影時のフレーム
FrameC 第二の撮影時のフレーム
object1 被写体1
object2 被写体2
object3 被写体3
object4 被写体4
Mframe1 動画時のフレーム1
pframe1 静止画のフレーム1
pframe2 静止画のフレーム2
pframe3 静止画のフレーム3

Claims (11)

  1. 1つの撮像素子内の、
    第一の撮影と第二の撮影とで、異なる画素範囲を読み出す撮影モードを持ち
    前記第一の撮影と前記第二の撮影に必要な範囲のみを読み出す同時読み出し可能な撮像装置において、
    第一の撮影に必要なフレーミングは、撮像装置の光学撮影中心に追随し
    第二の撮影に必要なフレーミングは、画像処理による演算によって追随する
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記画像処理による演算は、被写体認識であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記画像処理による演算は、顔認識であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記第二の撮影の2回以上の画像取り込みにおいて、
    2回目以降の前記フレーム位置が変更となった場合、
    被写体の動きベクトルを演算し、
    次のフレーム位置を予測することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の撮像装置。
  5. 方向情報入力手段をもち
    連続撮影中に、前記方向情報入力手段に入力があった場合
    次以降の取り込み画像に対し、演算結果に補正を加えることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の撮像装置。
  6. 倍率変更入力手段をもち
    連続撮影中に、前記倍率変更入力手段に入力があった場合
    次以降の取り込み画像の取り込み範囲を変更可能なことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の撮像装置。
  7. 撮像装置の光軸の姿勢角の変化を監視する変位認識手段をもち
    前記変位認識手段は、姿勢角の変化を演算する変位補正値を出力し、
    前記演算結果と、前記変位補正値より、
    次以降の取り込み画像の取り込み範囲を変更可能なことを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記第二の撮影の前記演算結果が、撮像装置の撮影範囲外になった時は、
    撮像装置の撮影範囲内に納めるよう制限することを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載の撮像装置。
  9. 前記第一の撮影は、動画撮影であり、
    前記第二の撮影は、静止画撮影であることを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れか1項に記載の撮像装置。
  10. 静止画撮影開始手段をもち
    前記の動画撮影中、
    前記の静止画撮影の開始と中止をリアルタイムで設定できる
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項9の何れか1項に記載の撮像装置。
  11. モニタ表示手段を持ち
    前記の第一の撮影の様子と第二の撮影の様子をリアルタイムにモニタできる
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項10の何れか1項に記載の撮像装置。
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